JP2002111885A - 集合住宅セキュリティインターホン装置 - Google Patents

集合住宅セキュリティインターホン装置

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JP2002111885A JP2000300788A JP2000300788A JP2002111885A JP 2002111885 A JP2002111885 A JP 2002111885A JP 2000300788 A JP2000300788 A JP 2000300788A JP 2000300788 A JP2000300788 A JP 2000300788A JP 2002111885 A JP2002111885 A JP 2002111885A
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晋之 伴野
Hidetsugu Kito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種の制御装置を使用する集合住宅セキュリテ
ィインターホン装置の何れの機種にも適用できるセキュ
リティインターホンとする。 【解決手段】共同玄関に設置される集合玄関機2及び管
理人室に設置される管理室親機1に接続される集合イン
ターホン制御装置3と、管理室親機及び集合インターホ
ン制御装置の機能を抱合し集合玄関機に接続された住棟
受信機7との一方にデータ線L1、通話線L2で接続さ
れ、かつ住戸に設置され異常を検出するために1以上の
セキュリティセンサ6a〜6cに接続されるセキュリテ
ィインターホン4a、4bを備え、セキュリティインタ
ーホンは、集合インターホン制御装置に専用に用いられ
る信号、住棟受信機に専用に用いられる信号、双方に共
通で用いられセキュリティインターホンが同じ動作をす
る信号、双方に共通で用いられセキュリティインターホ
ンが異なる動作をする信号を含む伝送信号に応じた動作
区分情報を記憶する記憶部と、集合インターホン制御装
置及び住棟受信機に対して記憶された動作区分情報に基
づく動作を行なわせるCPUとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅インター
ホン装置にセキュリティ機能を組み込ませた集合住宅セ
キュリティインターホン装置に関し、特に、各種集合住
宅インターホン装置に対応可能な集合住宅セキュリティ
インターホン装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、集合住宅の管理人室に設けら
れる管理室親機と、共同玄関に設けられる集合玄関機
と、各住戸にそれぞれ設けられる室内機とを備え、管理
室親機、集合玄関機、室内機間で通話を行う集合住宅イ
ンターホン装置に、各住戸に設けられる火災センサ、ガ
ス漏れセンサ、防犯センサ等により異常を検知し警報を
発するセキュリティ装置を組み込ませた集合住宅セキュ
リティインターホン装置があった。
【0003】集合住宅セキュリティインターホン装置
は、図6(a)に示すように、管理人室に設置される管
理室親機101と、共同玄関に設置される集合玄関機1
02とが集合インターホン制御装置103に接続される
と共に、各住戸室内に設置されるセキュリティインター
ホン104a、104b、・・・が伝送線L3、L4を
介して集合インターホン制御装置103に接続され、こ
れらが集合インターホン制御装置103により制御さ
れ、管理室親機101、集合玄関機102、セキュリテ
ィインターホン104a、104b、・・・間で通話を
行うことができる。各セキュリティインターホン104
a、104b、・・・には、各住戸玄関に設置される玄
関子機105と、セキュリティセンサ、例えば、火災セ
ンサ106a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ1
06c等とが接続され、各セキュリティインターホン1
04a、104b、・・・において、玄関子機105と
通話を行うことができると共に、火災センサ106a、
ガス漏れセンサ106b、防犯センサ106cから検知
信号が出力され各セキュリティインターホン104a、
104b、・・・に入力されると、検知信号に基づいて
音声による警報音や、表示灯の点灯により居住者に異常
の発生を報知するようになっている。更に、検知信号は
集合インターホン制御装置103を介して管理室親機1
01に伝送され、管理室親機101において異常の発生
が管理人にも報知されるようになっている。
【0004】また、他の集合住宅セキュリティインター
ホン装置として、図6(b)に示すように、共同玄関に
設置される集合玄関機107が管理人室に設置される住
棟受信機109に接続されると共に、各住戸に設置され
るセキュリティインターホン108a、108b、・・
・が伝送線L5、L6を介して住棟受信機109に接続
されたものがあった。セキュリティインターホン108
a、108b、・・・には各住戸玄関に設置される玄関
子機105と、セキュリティセンサ、例えば、火災セン
サ106a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ10
6cとが接続される。住棟受信機109は、図6(a)
に示す集合住宅セキュリティインターホン装置の管理室
親機101と、集合インターホン制御装置103とを合
わせた機能を有するものであり、住棟受信機109、集
合玄関機107、セキュリティインターホン108a、
108b、・・・間で通話を可能とし、火災センサ10
6a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ106cか
らの検知信号に基づいて、各住戸において警報音の鳴
動、表示灯による表示を行うと共に、住棟受信機109
においても警報を発し、管理人に異常の発生を報知す
る。また、火災センサ106aからの検知信号が住棟受
信機109に入力された場合、住棟受信機109から、
検知信号を出力したセキュリティインターホン108a
が設置される住戸の近隣の住戸(例えば、隣合う住戸
や、直上階の住戸)のセキュリティインターホン108
b、・・・に対し、警報音の鳴動、表示灯による表示の
コマンドを発して、近隣の住居人に対しても報知し、迅
速に避難できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな集合住宅セキュリティインターホン装置において
は、集合インターホン制御装置103に接続されるセキ
ュリティインターホン104a、104b、・・・と、
住棟受信機109に接続されるセキュリティインターホ
ン108a、108b、・・・とは、伝送線L3、L4
またはL5、L6を介して送受される伝送信号に差異が
あり、集合インターホン制御装置103と、住棟受信機
109とから同じ伝送信号が制御信号としてセキュリテ
ィインターホン104a、104b、・・・または10
8a、108b、・・・へ出力された場合であっても、
セキュリティインターホン104a、104b、・・・
またはセキュリティインターホン108a、108b、
・・・において警報音の鳴動や、表示灯の表示等の動作
を異ならせる必要がある他、接続用のジャンパスイッチ
等の使用部品等も、機種に対応して個別に製造しなけれ
ばならなかった。このため、集合住宅セキュリティイン
ターホン装置に対応した各種のセキュリティインターホ
ンを製造しなければならず、多品種の製造を余儀なくさ
れていた。
【0006】本発明は、このような難点を解消するため
になされたものであり、各集合住宅セキュリティインタ
ーホン装置の機種によらず一律に適用できるセキュリテ
ィインターホンを使用することができる集合住宅セキュ
リティインターホン装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置
は、共同玄関に設置される集合玄関機及び管理人室に設
置される管理室親機に接続される集合インターホン制御
装置と、管理室親機及び集合インターホン制御装置の機
能を抱合し集合玄関機に接続された住棟受信機との一方
にデータ線、通話線で接続され、かつ住戸に設置され異
常を検出するために1以上のセキュリティセンサに接続
されるセキュリティインターホンを備え、セキュリティ
インターホンは、集合インターホン制御装置に専用に用
いられる信号、住棟受信機に専用に用いられる信号、双
方に共通で用いられセキュリティインターホンが同じ動
作をする信号、双方に共通で用いられセキュリティイン
ターホンが異なる動作をする信号を含む伝送信号に応じ
た動作区分情報を記憶する記憶部と、集合インターホン
制御装置及び住棟受信機に対して記憶された動作区分情
報に基づく動作を行なわせるCPUとを備えたものであ
る。
【0008】また、本発明の集合住宅セキュリティイン
ターホン装置は、記憶部は、データ線を通じて集合イン
ターホン制御装置若しくは住棟受信機より伝送された動
作区分情報を記憶するものである。
【0009】本発明の集合住宅セキュリティインターホ
ン装置によれば、管理室親機、集合玄関機、各住戸に設
置されるセキュリティインターホン間の通話を制御する
装置として、集合インターホン制御装置または住棟受信
機の何れを使用した場合であっても、集合インターホン
制御装置または住棟受信機からセキュリティインターホ
ンに伝送される伝送信号に応じた動作区分情報を記憶す
る記憶部を設けたため、セキュリティインターホンに設
けられるセキュリティセンサからの異常の検出を、集合
インターホン制御装置または住棟受信機において受信
し、他のセキュリティインターホンへ伝送し、他のセキ
ュリティインターホンにおいて警報を行うことができ
る。このため、何れの制御装置を使用する集合住宅セキ
ュリティインターホン装置であっても、1種のセキュリ
ティインターホンを適用することができる。また、伝送
信号の相違による誤動作、機能不完全等のトラブルを生
じないため、安全で安定した集合住宅セキュリティイン
ターホン装置とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の集合住宅セキュリ
ティインターホン装置を適用した好ましい実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0011】集合住宅セキュリティインターホン装置
は、図1(a)に示すように、管理人室に設置される管
理室親機1と、共同玄関に設置される集合玄関機2とが
集合インターホン制御装置3に接続されると共に、各住
戸室内に設置されるセキュリティインターホン4a、4
b、・・・がデータ線L1、通話線L2を介して集合イ
ンターホン制御装置3に接続される。また、各セキュリ
ティインターホン4a、4b、・・・には、各住戸玄関
に設置される玄関子機5と、セキュリティセンサ6a、
6b、6c、例えば、火災センサ、ガス漏れセンサ、防
犯センサ、心臓発作等の緊急事態を報知するためのトイ
レコール、バスコール等とが接続される。
【0012】また、集合住宅セキュリティインターホン
装置は、図1(b)に示すように、共同玄関に設置され
る集合玄関機2が管理人室に設置される住棟受信機7に
接続されると共に、各住戸に設置されるセキュリティイ
ンターホン4a、4b、・・・がデータ線L1及び通話
線L2を介して住棟受信機7に接続されたものである。
住棟受信機7は、図1(a)に示す管理室親機1と、集
合インターホン制御装置3とを抱合した機能を持つもの
であり、また、セキュリティインターホン4a、4b、
・・・は、図1(a)に示すセキュリティインターホン
と全く同様のものであり、図1(a)に示すものと同様
の玄関子機5と、セキュリティセンサ6a、6b、6c
等とが接続される。
【0013】このような集合住宅インターホン装置のセ
キュリティインターホン4a、4b、・・・は、図2に
示すように、セキュリティセンサの設定等を行うボタン
操作、スイッチ設定に基づく操作キー入力部11と、操
作キー入力部11からの設定信号に基づいて制御を行う
CPU12と、セキュリティセンサ6a、6b、6cか
らの検知信号が入力されるとCPU12へ異常信号を出
力するセンサ入力部12aが備えられる。CPU12に
は、表示部13と、音響部14とが接続され、センサ入
力部12aからの異常信号が入力されたCPU12から
設定信号に基づいて出力される駆動信号により、表示部
13において表示灯の点滅等により異常の発生を報知
し、音響部14から警報音発生信号をスピーカ15へ出
力し、警報音が放音されるようになっている。
【0014】また、表示部13においては、玄関子機
5、集合玄関機2、管理室親機1あるいは住棟受信機7
から通話のための呼出があった場合に、呼出表示が行わ
れると共に、音響部14からスピーカ15へ呼出音発生
信号が出力され、スピーカ15から呼出音が放音される
ものである。
【0015】また、CPU12には、データ線L1を介
して集合インターホン制御装置3または住棟受信機7へ
データを多重化して伝送する多重伝送部16と、通話線
L2を介して集合インターホン制御装置3または住棟受
信機7と通話信号の送受を行う通話部17と、玄関子機
5間の通話信号を送受する子機通話部18とが接続さ
れ、通話部17及び子機通話部18には玄関子機5、管
理室親機1または住棟受信機7、集合玄関機2と通話を
送受するための送受器19が接続される。尚、セキュリ
ティインターホン4a、4b、・・・には、これらの装
置を駆動させる電源を供給する電源部20が設けられ
る。
【0016】このようなセキュリティインターホン4
a、4b、・・・のCPU12には、記憶部21が接続
される。記憶部21は、セキュリティインターホン4
a、4b、・・・が、集合インターホン制御装置3また
は住棟受信機7の何れとも信号の送受を可能とし、集合
インターホン制御装置3または住棟受信機7を選ばずに
同一の構造をもって適用可能とするものであり、集合イ
ンターホン制御装置3または住棟受信機7からデータ線
L1を介して伝送される伝送信号に応じた動作区分情報
を記憶するものである。図3は伝送信号の割付表を示
し、例えば、区分21a、21b、21c、21dと4
つの区分とするものである。区分21aは集合インター
ホン制御装置3から送信される専用の集合インターホン
制御信号を示し、区分21bは住棟受信機7から送信さ
れる専用の住棟受信機制御信号を示し、区分21cは集
合インターホン制御装置3と住棟受信機7から同一の信
号であって、セキュリティインターホン4a、4b、・
・・が同一の動作を行う共通動作制御信号を示し、区分
21dは集合インターホン制御装置3と住棟受信機7と
から同一の信号であって、セキュリティインターホン4
a、4b、・・・が異なる動作を行う異動作制御信号を
示す。
【0017】このように区分された動作区分情報を記憶
部21において記憶、読み出しの動作について説明す
る。
【0018】集合インターホン制御装置3が設けられ
る場合 集合インターホン制御装置3からセキュリティインター
ホン4aに対し、動作区分情報として集合インターホン
制御信号が送出され、セキュリティインターホン4aに
おいて、多重伝送部14を介してCPU12に集合イン
ターホン制御信号が入力されると、自己が集合インター
ホン制御装置3と接続されていると判断される。そし
て、集合インターホン制御信号は、CPU12の制御に
より動作区分情報として記憶部21に記憶される。
【0019】セキュリティインターホン4aが集合イン
ターホン制御装置3に接続されている場合は、セキュリ
ティインターホン4aにおいて、住棟受信機制御信号を
受取ることはない。
【0020】集合インターホン制御装置3から、共通動
作制御信号がセキュリティインターホン4aのCPU1
2に入力されると、区分21cの、例えば、上位0−下
位8に示される信号となる。共通動作制御信号は、集合
インターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送され
る伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン
4aにおいて同一の動作が行われることを示す信号、例
えば、集合玄関機2からの呼出信号であって、スピーカ
15から同一の呼出音を鳴動させることを示すものであ
る。上位0−下位8に共通動作制御信号が割当てられて
いるとき、集合玄関機2からの呼出信号がデータ線L
1、多重伝送部16を介してCPU12に入力される
と、CPU12の制御によって区分21cに割当てられ
ている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から
呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ1
5から呼出音が放音される。
【0021】集合インターホン制御装置3から、異動作
制御信号がセキュリティインターホン4aのCPU12
に入力されると、区分21dの、例えば、上位8−下位
8に示される信号となる。異動作制御信号は、集合イン
ターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送される伝
送信号が同一であって、セキュリティインターホン4a
において異なる動作が行われることを示す信号、例え
ば、管理室親機7からの呼出信号であって、スピーカ1
5から異なる呼出音を鳴動させることを示すものであ
る。上位8−下位8に異動作制御信号が割当てられてい
るとき、管理室親機7からの呼出信号がデータ線L1、
多重伝送部16を介してCPU12に入力されると、C
PU12の制御によって区分21dに割当てられている
呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から呼出音
発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ15から
集合インターホン制御装置3として設定されている呼出
音が放音される。
【0022】住棟受信機7が設けられる場合 住棟受信機7からセキュリティインターホン4aに対
し、動作区分情報として住棟受信機制御信号が送出さ
れ、セキュリティインターホン4aにおいて、多重伝送
部14を介してCPU12に住棟受信機制御信号が入力
されると、自己が住棟受信機7と接続されていると判断
される。そして、住棟受信機制御信号は、CPU12の
制御により動作区分情報として記憶部21に記憶され
る。
【0023】セキュリティインターホン4aが住棟受信
機7に接続されている場合は、セキュリティインターホ
ン4aにおいて、集合インターホン制御信号を受取るこ
とはい。
【0024】住棟受信機7から、共通動作制御信号がセ
キュリティインターホン4aのCPU12に入力される
と、区分21cの、例えば、上位0−下位8に示される
信号となる。共通動作制御信号は、上述のように、集合
インターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送され
る伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン
4aにおいて同一の動作が行われることを示す信号、例
えば、集合玄関機2からの呼出信号であって、スピーカ
15から同一の呼出音を鳴動させることを示すものであ
る。上位0−下位8に共通動作制御信号が割当てられて
いるとき、集合玄関機2からの呼出信号がデータ線L
1、多重伝送部16を介してCPU12に入力される
と、CPU12の制御によって区分21cに割当てられ
ている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から
呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ1
5から呼出音が放音される。
【0025】住棟受信機7から、異動作制御信号がセキ
ュリティインターホン4aのCPU12に入力される
と、区分21dの、例えば、上位8−下位9に示される
信号となる。異動作制御信号は、上述のように、集合イ
ンターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送される
伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン4
aにおいて異なる動作が行われることことを示す信号、
例えば、管理室親機7からの呼出信号であって、スピー
カ15から異なる呼出音を鳴動させることを示すもので
ある。上位8−下位9に異動作制御信号が割当てられて
いるとき、管理室親機7からの呼出信号がデータ線L
1、多重伝送部16を介してCPU12に入力される
と、CPU12の制御によって区分21dに割当てられ
ている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から
呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ1
5から住棟受信機7として設定されている呼出音が放音
される。
【0026】このような集合住宅セキュリティインター
ホン装置において、セキュリティ機能について説明す
る。
【0027】集合インターホン制御装置3または住棟受
信機7から、データ線L1、セキュリティインターホン
4a、4b、・・・の多重伝送部16、CPU12を介
して記憶部21へ共通動作制御信号としてセンサ割付信
号が送出され、記憶部21に区分21cの動作区分情報
信号として記憶される。センサ割付信号は、図4(a)
に示すように、割当てられる区分21cの上位−下位の
位置、例えば、区分21cの上位2−下位Aの場合は
「2A」として、各セキュリティセンサ6a、6b、6
cを示す8ビットの信号が割当てられている信号であ
る。このようなセンサ割付信号が記憶部21に記憶され
ている場合、例えば図4(b)に示すように、セキュリ
ティセンサ6aが火災センサ、セキュリティセンサ6b
がガス漏れセンサ、セキュリティセンサ6cが非常セン
サを指定している。セキュリティインターホン4aにお
いて、セキュリティセンサ6aから検知信号が出力され
ると、火災センサからの入力としてCPU12の制御に
より図5(a)に従い表示部13において火災発生表示
されると共に、音響部14から火災警報音発生信号が出
力され、スピーカ15から「火事です、火事です」とい
う警報音が放音され、セキュリティインターホン4aが
設置される住戸において火災警報がなされる。更に、集
合インターホン制御装置3に接続される管理室親機1ま
たは住棟受信機7において警報表示、警報音の放音がな
される。
【0028】また、セキュリティセンサ6b、6cから
検知信号が出力されると、セキュリティセンサ6aと同
様にセキュリティセンサ6b、6cからのセンサ入力は
CPU12の制御により表示部13においてガス漏れ、
非常発生表示されると共に、音響部14からガス漏れ警
報音発生信号、非常警報音発生信号が出力され、スピー
カ15から「ガス漏れです」、「緊急事態発生」といっ
た警報音が放音され、セキュリティインターホン4aが
設置される住戸においてガス漏れ警報、非常発生警報の
放音がなされる。更に、集合インターホン制御装置3に
接続される管理室親機1または住棟受信機7においてガ
ス漏れ、非常発生の警報表示、警報音の放音がなされ
る。
【0029】また、他の実施例として、図4(c)に示
すようにセキュリティセンサ6aがトイレコール、セキ
ュリティセンサ6bがバスコール、セキュリティセンサ
6cが非常センサに指定された場合、各セキュリティセ
ンサの入力によりセキュリティインターホン4aにおい
て、CPU12の制御により図5(b)に従い表示部1
3において、トイレ緊急事態発生、バス緊急事態発生、
非常発生表示されると共に、音響部14からトイレ緊急
事態警報音発生信号、バス緊急事態警報音発生信号、非
常警報音発生信号が出力され、スピーカ15から「トイ
レで緊急事態発生」、「お風呂で緊急事態発生」、「緊
急事態発生」といった警報音が放音され、セキュリティ
インターホン4aが設置される住戸においてトイレ緊急
事態発生、バス緊急事態発生、非常発生警報がなされ
る。更に、集合インターホン制御装置3に接続される管
理室親機1または住棟受信機7においてトイレ緊急事態
発生、バス緊急事態発生、非常発生の警報表示、警報音
の放音がなされる。
【0030】また、記憶部21で記憶する動作区分情報
が何らかの外乱により誤った情報となっても、集合イン
ターホン制御装置3または住棟受信機7から任意の時間
間隔で繰返し伝送信号をセキュリティインターホン4
a、4b、・・・へ伝送することにより、記憶部21の
動作区分情報は最新の情報に置き換わるため、誤動作の
要因を減らすことができる。
【0031】上記説明は本発明の集合住宅セキュリティ
インターホン装置の一実施態様であって、本発明はこれ
に限定されない。即ち、記憶部はCPUの外に設けたも
のでなくとも、CPUに内蔵される記憶機能を用いても
よい。また、音響部は、センサの種別により予め定めた
警報音をスピーカから報音させるものとせずに、集合イ
ンターホン制御装置または住棟受信機の音源を用い通話
線L2を介して伝送される音声信号をスピーカから放音
させるものであってもよい。
【0032】また、セキュリティインターホンがデータ
線、通話線を介して接続されるのは、集合インターホン
制御装置と、住棟受信機に限定されるものではなく、ま
た、記憶部において伝送信号が記憶される領域の区分も
4区分に限定するものではなく、セキュリティインター
ホンの接続先を3個以上とし、接続先に応じて記憶部の
区分を4個以上としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅セキュリティインターホン装置によれば、管
理室親機、集合玄関機、各住戸に設置されるセキュリテ
ィインターホン間の通話を制御する装置として、集合イ
ンターホン制御装置または住棟受信機の何れを使用した
場合であっても、集合インターホン制御装置または住棟
受信機からセキュリティインターホンに伝送されるデー
タを、領域を区分した記憶部に記憶するようにしたた
め、セキュリティインターホンに設けられるセキュリテ
ィセンサからの異常の検出を、集合インターホン制御装
置または住棟受信機において受信し、他のセキュリティ
インターホンへ伝送し、他のセキュリティインターホン
において警報を行うことができる。このため、何れの制
御装置を使用する集合住宅セキュリティインターホン装
置であっても、1種のセキュリティインターホンを適用
することができ、まとめて製造することができる。ま
た、伝送信号の相違による誤動作、機能不完全等のトラ
ブルを生じないため、安全で安定した集合住宅セキュリ
ティインターホン装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明における集合インターホン制御
装置を用いた集合住宅セキュリティインターホン装置の
一実施例を示す構成図。(b)は本発明における住棟受
信機を用いた集合住宅セキュリティインターホン装置の
一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の集合住宅セキュリティインターホン装
置のセキュリティインターホンを示す構成図。
【図3】本発明の集合住宅セキュリティインターホン装
置における伝送信号の割付表を示す説明図。
【図4】本発明の集合住宅セキュリティインターホン装
置のセンサ割付信号を示す説明図。
【図5】本発明の集合住宅セキュリティインターホン装
置の動作を示す説明図。
【図6】(a)は従来の集合住宅セキュリティインター
ホン装置を示す構成図。(b)は従来の集合住宅セキュ
リティインターホン装置を示す構成図。
【符号の説明】
1・・・・・・管理室親機 2・・・・・・集合玄関機 3・・・・・・集合インターホン制御装置 4a、4b・・・・・・セキュリティインターホン 6a、6b、6c・・・・・・セキュリティセンサ 7・・・・・・住棟受信機 12・・・・・・CPU 21・・・・・・記憶部 L1・・・・・・データ線 L2・・・・・・通話線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA37 AA44 BB03 BB74 DD05 DD26 EE04 FF01 FF04 GG19 GG23 GG66 GG70 GG83 5K038 AA05 CC12 DD18 EE02 FF01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共同玄関に設置される集合玄関機(2)及
    び管理人室に設置される管理室親機(1)に接続される
    集合インターホン制御装置(3)と、前記管理室親機及
    び前記集合インターホン制御装置の機能を抱合し前記集
    合玄関機に接続された住棟受信機(7)との一方にデー
    タ線(L1)、通話線(L2)で接続され、かつ住戸に
    設置され異常を検出するために1以上のセキュリティセ
    ンサ(6a〜6c)に接続されるセキュリティインター
    ホン(4a、4b)を備え、前記セキュリティインター
    ホンは、前記集合インターホン制御装置に専用に用いら
    れる信号、前記住棟受信機に専用に用いられる信号、双
    方に共通で用いられ前記セキュリティインターホンが同
    じ動作をする信号、双方に共通で用いられ前記セキュリ
    ティインターホンが異なる動作をする信号を含む伝送信
    号に応じた動作区分情報を記憶する記憶部(21)と、
    前記集合インターホン制御装置及び前記住棟受信機に対
    して記憶された動作区分情報に基づく動作を行なわせる
    CPU(12)とを備えた集合住宅セキュリティインタ
    ーホン装置。
  2. 【請求項2】前記記憶部は、前記データ線を通じて前記
    集合インターホン制御装置若しくは前記住棟受信機より
    伝送された動作区分情報を記憶するものである請求項1
    記載の集合住宅セキュリティインターホン装置。
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