JP4615109B2 - 集合住宅セキュリティインターホン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
発明は、集合住宅インターホン装置にセキュリティ機能を組み込ませた集合住宅セキュリティインターホン装置に関し、特に、各種集合住宅インターホン装置に対応可能な集合住宅セキュリティインターホン装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来から、集合住宅の管理人室に設けられる管理室親機と、共同玄関に設けられる集合玄関機と、各住戸にそれぞれ設けられる室内機とを備え、管理室親機、集合玄関機、室内機間で通話を行う集合住宅インターホン装置に、各住戸に設けられる火災センサ、ガス漏れセンサ、防犯センサ等により異常を検知し警報を発するセキュリティ装置を組み込ませた集合住宅セキュリティインターホン装置があった。
【0003】
集合住宅セキュリティインターホン装置は、図6(a)に示すように、管理人室に設置される管理室親機101と、共同玄関に設置される集合玄関機102とが集合インターホン制御装置103に接続されると共に、各住戸室内に設置されるセキュリティインターホン104a、104b、・・・が伝送線L3、L4を介して集合インターホン制御装置103に接続され、これらが集合インターホン制御装置103により制御され、管理室親機101、集合玄関機102、セキュリティインターホン104a、104b、・・・間で通話を行うことができる。各セキュリティインターホン104a、104b、・・・には、各住戸玄関に設置される玄関子機105と、セキュリティセンサ、例えば、火災センサ106a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ106c等とが接続され、各セキュリティインターホン104a、104b、・・・において、玄関子機105と通話を行うことができると共に、火災センサ106a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ106cから検知信号が出力され各セキュリティインターホン104a、104b、・・・に入力されると、検知信号に基づいて音声による警報音や、表示灯の点灯により居住者に異常の発生を報知するようになっている。更に、検知信号は集合インターホン制御装置103を介して管理室親機101に伝送され、管理室親機101において異常の発生が管理人にも報知されるようになっている。
【0004】
また、他の集合住宅セキュリティインターホン装置として、図6(b)に示すように、共同玄関に設置される集合玄関機107が管理人室に設置される住棟受信機109に接続されると共に、各住戸に設置されるセキュリティインターホン108a、108b、・・・が伝送線L5、L6を介して住棟受信機109に接続されたものがあった。セキュリティインターホン108a、108b、・・・には各住戸玄関に設置される玄関子機105と、セキュリティセンサ、例えば、火災センサ106a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ106cとが接続される。住棟受信機109は、図6(a)に示す集合住宅セキュリティインターホン装置の管理室親機101と、集合インターホン制御装置103とを合わせた機能を有するものであり、住棟受信機109、集合玄関機107、セキュリティインターホン108a、108b、・・・間で通話を可能とし、火災センサ106a、ガス漏れセンサ106b、防犯センサ106cからの検知信号に基づいて、各住戸において警報音の鳴動、表示灯による表示を行うと共に、住棟受信機109においても警報を発し、管理人に異常の発生を報知する。また、火災センサ106aからの検知信号が住棟受信機109に入力された場合、住棟受信機109から、検知信号を出力したセキュリティインターホン108aが設置される住戸の近隣の住戸(例えば、隣合う住戸や、直上階の住戸)のセキュリティインターホン108b、・・・に対し、警報音の鳴動、表示灯による表示のコマンドを発して、近隣の住居人に対しても報知し、迅速に避難できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような集合住宅セキュリティインターホン装置においては、集合インターホン制御装置103に接続されるセキュリティインターホン104a、104b、・・・と、住棟受信機109に接続されるセキュリティインターホン108a、108b、・・・とは、伝送線L3、L4またはL5、L6を介して送受される伝送信号に差異があり、集合インターホン制御装置103と、住棟受信機109とから同じ伝送信号が制御信号としてセキュリティインターホン104a、104b、・・・または108a、108b、・・・、へ出力された場合であっても、セキュリティインターホン104a、104b、・・・またはセキュリティインターホン108a、108b、・・・において警報音の鳴動や、表示灯の表示等の動作を異ならせる必要がある他、接続用のジャンパスイッチ等の使用部品等も、機種に対応して個別に製造しなければならなかった。このため、集合住宅セキュリティインターホン装置に対応した各種のセキュリティインターホンを製造しなければならず、多品種の製造を余儀なくされていた。
【0006】
本発明は、このような難点を解消するためになされたものであり、各集合住宅セキュリティインターホン装置の機種によらず一律に適用できるセキュリティインターホンを使用することができる集合住宅セキュリティインターホン装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置は、共同玄関に設置される集合玄関機及び管理人室に設置される管理室親機に接続される集合インターホン制御装置と、管理室親機及び集合インターホン制御装置の機能を抱合し集合玄関機に接続された住棟受信機との一方にデータ線、通話線で接続され、かつ住戸に設置され異常を検出するために1以上のセキュリティセンサに接続されるセキュリティインターホンを備え、セキュリティインターホンは、集合インターホン制御装置または住棟受信機からデータ線を介して伝送される伝送信号である、集合インターホン制御装置に専用に用いられる信号、住棟受信機に専用に用いられる信号、双方に共通で用いられセキュリティインターホンが同じ動作をする信号、双方に共通で用いられセキュリティインターホンが異なる動作をする信号にそれぞれ応じて割当てられる区分を動作区分情報として記憶する記憶部と、集合インターホン制御装置及び住棟受信機に対して記憶された動作区分情報に基づく動作を行なわせるCPUとを備えたものである。
【0008】
また、本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置は、記憶部は、データ線を通じて集合インターホン制御装置若しくは住棟受信機より伝送された動作区分情報を記憶するものである。
【0009】
本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置によれば、管理室親機、集合玄関機、各住戸に設置されるセキュリティインターホン間の通話を制御する装置として、集合インターホン制御装置または住棟受信機の何れを使用した場合であっても、集合インターホン制御装置または住棟受信機からセキュリティインターホンに伝送される伝送信号に応じた動作区分情報を記憶する記憶部を設けたため、セキュリティインターホンに設けられるセキュリティセンサからの異常の検出を、集合インターホン制御装置または住棟受信機において受信し、他のセキュリティインターホンへ伝送し、他のセキュリティインターホンにおいて警報を行うことができる。このため、何れの制御装置を使用する集合住宅セキュリティインターホン装置であっても、1種のセキュリティインターホンを適用することができる。また、伝送信号の相違による誤動作、機能不完全等のトラブルを生じないため、安全で安定した集合住宅セキュリティインターホン装置とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置を適用した好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
【0011】
集合住宅セキュリティインターホン装置は、図1(a)に示すように、管理人室に設置される管理室親機1と、共同玄関に設置される集合玄関機2とが集合インターホン制御装置3に接続されると共に、各住戸室内に設置されるセキュリティインターホン4a、4b、・・・がデータ線L1、通話線L2を介して集合インターホン制御装置3に接続される。また、各セキュリティインターホン4a、4b、・・・には、各住戸玄関に設置される玄関子機5と、セキュリティセンサ6a、6b、6c、例えば、火災センサ、ガス漏れセンサ、防犯センサ、心臓発作等の緊急事態を報知するためのトイレコール、バスコール等とが接続される。
【0012】
また、集合住宅セキュリティインターホン装置は、図1(b)に示すように、共同玄関に設置される集合玄関機2が管理人室に設置される住棟受信機7に接続されると共に、各住戸に設置されるセキュリティインターホン4a、4b、・・・がデータ線L1及び通話線L2を介して住棟受信機7に接続されたものである。住棟受信機7は、図1(a)に示す管理室親機1と、集合インターホン制御装置3とを抱合した機能を持つものであり、また、セキュリティインターホン4a、4b、・・・は、図1(a)に示すセキュリティインターホンと全く同様のものであり、図1(a)に示すものと同様の玄関子機5と、セキュリティセンサ6a、6b、6c等とが接続される。
【0013】
このような集合住宅インターホン装置のセキュリティインターホン4a、4b、・・・は、図2に示すように、セキュリティセンサの設定等を行うボタン操作、スイッチ設定に基づく操作キー入力部11と、操作キー入力部11からの設定信号に基づいて制御を行うCPU12と、セキュリティセンサ6a、6b、6cからの検知信号が入力されるとCPU12へ異常信号を出力するセンサ入力部12aが備えられる。CPU12には、表示部13と、音響部14とが接続され、センサ入力部12aからの異常信号が入力されたCPU12から設定信号に基づいて出力される駆動信号により、表示部13において表示灯の点滅等により異常の発生を報知し、音響部14から警報音発生信号をスピーカ15へ出力し、警報音が放音されるようになっている。
【0014】
また、表示部13においては、玄関子機5、集合玄関機2、管理室親機1あるいは住棟受信機7から通話のための呼出があった場合に、呼出表示が行われると共に、音響部14からスピーカ15へ呼出音発生信号が出力され、スピーカ15から呼出音が放音されるものである。
【0015】
また、CPU12には、データ線L1を介して集合インターホン制御装置3または住棟受信機7へデータを多重化して伝送する多重伝送部16と、通話線L2を介して集合インターホン制御装置3または住棟受信機7と通話信号の送受を行う通話部17と、玄関子機5間の通話信号を送受する子機通話部18とが接続され、通話部17及び子機通話部18には玄関子機5、管理室親機1または住棟受信機7、集合玄関機2と通話を送受するための送受器19が接続される。尚、セキュリティインターホン4a、4b、・・・には、これらの装置を駆動させる電源を供給する電源部20が設けられる。
【0016】
このようなセキュリティインターホン4a、4b、・・・のCPU12には、記憶部21が接続される。記憶部21は、セキュリティインターホン4a、4b、・・・が、集合インターホン制御装置3または住棟受信機7の何れとも信号の送受を可能とし、集合インターホン制御装置3または住棟受信機7を選ばずに同一の構造をもって適用可能とするものであり、集合インターホン制御装置3または住棟受信機7からデータ線L1を介して伝送される伝送信号に応じた動作区分情報を記憶するものである。図3は伝送信号の割付表を示し、例えば、区分21a、21b、21c、21dと4つの区分とするものである。区分21aは集合インターホン制御装置3から送信される専用の集合インターホン制御信号を示し、区分21bは住棟受信機7から送信される専用の住棟受信機制御信号を示し、区分21cは集合インターホン制御装置3と住棟受信機7から同一の信号であって、セキュリティインターホン4a、4b、・・・が同一の動作を行う共通動作制御信号を示し、区分21dは集合インターホン制御装置3と住棟受信機7とから同一の信号であって、セキュリティインターホン4a、4b、・・・が異なる動作を行う異動作制御信号を示す。
【0017】
このように区分された動作区分情報を記憶部21において記憶、読み出しの動作について説明する。
【0018】
(1)集合インターホン制御装置3が設けられる場合
集合インターホン制御装置3からセキュリティインターホン4aに対し、動作区分情報として集合インターホン制御信号が送出され、セキュリティインターホン4aにおいて、多重伝送部14を介してCPU12に集合インターホン制御信号が入力されると、自己が集合インターホン制御装置3と接続されていると判断される。そして、集合インターホン制御信号は、CPU12の制御により動作区分情報として記憶部21に記憶される。
【0019】
セキュリティインターホン4aが集合インターホン制御装置3に接続されている場合は、セキュリティインターホン4aにおいて、住棟受信機制御信号を受取ることはない。
【0020】
集合インターホン制御装置3から、共通動作制御信号がセキュリティインターホン4aのCPU12に入力されると、区分21cの、例えば、上位0−下位8に示される信号となる。共通動作制御信号は、集合インターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送される伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン4aにおいて同一の動作が行われることを示す信号、例えば、集合玄関機2からの呼出信号であって、スピーカ15から同一の呼出音を鳴動させることを示すものである。上位0−下位8に共通動作制御信号が割当てられているとき、集合玄関機2からの呼出信号がデータ線L1、多重伝送部16を介してCPU12に入力されると、CPU12の制御によって区分21cに割当てられている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ15から呼出音が放音される。
【0021】
集合インターホン制御装置3から、異動作制御信号がセキュリティインターホン4aのCPU12に入力されると、区分21dの、例えば、上位8−下位8に示される信号となる。異動作制御信号は、集合インターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送される伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン4aにおいて異なる動作が行われることを示す信号、例えば、管理室親機7からの呼出信号であって、スピーカ15から異なる呼出音を鳴動させることを示すものである。上位8−下位8に異動作制御信号が割当てられているとき、管理室親機7からの呼出信号がデータ線L1、多重伝送部16を介してCPU12に入力されると、CPU12の制御によって区分21dに割当てられている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ15から集合インターホン制御装置3として設定されている呼出音が放音される。
【0022】
(2)住棟受信機7が設けられる場合
住棟受信機7からセキュリティインターホン4aに対し、動作区分情報として住棟受信機制御信号が送出され、セキュリティインターホン4aにおいて、多重伝送部14を介してCPU12に住棟受信機制御信号が入力されると、自己が住棟受信機7と接続されていると判断される。そして、住棟受信機制御信号は、CPU12の制御により動作区分情報として記憶部21に記憶される。
【0023】
セキュリティインターホン4aが住棟受信機7に接続されている場合は、セキュリティインターホン4aにおいて、集合インターホン制御信号を受取ることはい。
【0024】
住棟受信機7から、共通動作制御信号がセキュリティインターホン4aのCPU12に入力されると、区分21cの、例えば、上位0−下位8に示される信号となる。共通動作制御信号は、上述のように、集合インターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送される伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン4aにおいて同一の動作が行われることを示す信号、例えば、集合玄関機2からの呼出信号であって、スピーカ15から同一の呼出音を鳴動させることを示すものである。上位0−下位8に共通動作制御信号が割当てられているとき、集合玄関機2からの呼出信号がデータ線L1、多重伝送部16を介してCPU12に入力されると、CPU12の制御によって区分21cに割当てられている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ15から呼出音が放音される。
【0025】
住棟受信機7から、異動作制御信号がセキュリティインターホン4aのCPU12に入力されると、区分21dの、例えば、上位8−下位9に示される信号となる。異動作制御信号は、上述のように、集合インターホン制御装置3と、住棟受信機7から伝送される伝送信号が同一であって、セキュリティインターホン4aにおいて異なる動作が行われることを示す信号、例えば、管理室親機7からの呼出信号であって、スピーカ15から異なる呼出音を鳴動させることを示すものである。上位8−下位9に異動作制御信号が割当てられているとき、管理室親機7からの呼出信号がデータ線L1、多重伝送部16を介してCPU12に入力されると、CPU12の制御によって区分21dに割当てられている呼出信号に基づく動作が行われ、音響部14から呼出音発生信号がスピーカ15に送出され、スピーカ15から住棟受信機7として設定されている呼出音が放音される。
【0026】
このような集合住宅セキュリティインターホン装置において、セキュリティ機能について説明する。
【0027】
集合インターホン制御装置3または住棟受信機7から、データ線L1、セキュリティインターホン4a、4b、・・・の多重伝送部16、CPU12を介して記憶部21へ共通動作制御信号としてセンサ割付信号が送出され、記憶部21に区分21cの動作区分情報信号として記憶される。センサ割付信号は、図4(a)に示すように、割当てられる区分21cの上位−下位の位置、例えば、区分21cの上位2−下位Aの場合は「2A」として、各セキュリティセンサ6a、6b、6cを示す8ビットの信号が割当てられている信号である。このようなセンサ割付信号が記憶部21に記憶されている場合、例えば図4(b)に示すように、セキュリティセンサ6aが火災センサ、セキュリティセンサ6bがガス漏れセンサ、セキュリティセンサ6cが非常センサを指定している。セキュリティインターホン4aにおいて、セキュリティセンサ6aから検知信号が出力されると、火災センサからの入力としてCPU12の制御により図5(a)に従い表示部13において火災発生表示されると共に、音響部14から火災警報音発生信号が出力され、スピーカ15から「火事です、火事です」という警報音が放音され、セキュリティインターホン4aが設置される住戸において火災警報がなされる。更に、集合インターホン制御装置3に接続される管理室親機1または住棟受信機7において警報表示、警報音の放音がなされる。
【0028】
また、セキュリティセンサ6b、6cから検知信号が出力されると、セキュリティセンサ6aと同様にセキュリティセンサ6b、6cからのセンサ入力はCPU12の制御により表示部13においてガス漏れ、非常発生表示されると共に、音響部14からガス漏れ警報音発生信号、非常警報音発生信号が出力され、スピーカ15から「ガス漏れです」、「緊急事態発生」といった警報音が放音され、セキュリティインターホン4aが設置される住戸においてガス漏れ警報、非常発生警報の放音がなされる。更に、集合インターホン制御装置3に接続される管理室親機1または住棟受信機7においてガス漏れ、非常発生の警報表示、警報音の放音がなされる。
【0029】
また、他の実施例として、図4(c)に示すようにセキュリティセンサ6aがトイレコール、セキュリティセンサ6bがバスコール、セキュリティセンサ6cが非常センサに指定された場合、各セキュリティセンサの入力によりセキュリティインターホン4aにおいて、CPU12の制御により図5(b)に従い表示部13において、トイレ緊急事態発生、バス緊急事態発生、非常発生表示されると共に、音響部14からトイレ緊急事態警報音発生信号、バス緊急事態警報音発生信号、非常警報音発生信号が出力され、スピーカ15から「トイレで緊急事態発生」、「お風呂で緊急事態発生」、「緊急事態発生」といった警報音が放音され、セキュリティインターホン4aが設置される住戸においてトイレ緊急事態発生、バス緊急事態発生、非常発生警報がなされる。更に、集合インターホン制御装置3に接続される管理室親機1または住棟受信機7においてトイレ緊急事態発生、バス緊急事態発生、非常発生の警報表示、警報音の放音がなされる。
【0030】
また、記憶部21で記憶する動作区分情報が何らかの外乱により誤った情報となっても、集合インターホン制御装置3または住棟受信機7から任意の時間間隔で繰返し伝送信号をセキュリティインターホン4a、4b、・・・へ伝送することにより、記憶部21の動作区分情報は最新の情報に置き換わるため、誤動作の要因を減らすことができる。
【0031】
上記説明は本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置の一実施態様であって、本発明はこれに限定されない。即ち、記憶部はCPUの外に設けたものでなくとも、CPUに内蔵される記憶機能を用いてもよい。また、音響部は、センサの種別により予め定めた警報音をスピーカから報音させるものとせずに、集合インターホン制御装置または住棟受信機の音源を用い通話線L2を介して伝送される音声信号をスピーカから放音させるものであってもよい。
【0032】
また、セキュリティインターホンがデータ線、通話線を介して接続されるのは、集合インターホン制御装置と、住棟受信機に限定されるものではなく、また、記憶部において伝送信号が記憶される領域の区分も4区分に限定するものではなく、セキュリティインターホンの接続先を3個以上とし、接続先に応じて記憶部の区分を4個以上としてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置によれば、管理室親機、集合玄関機、各住戸に設置されるセキュリティインターホン間の通話を制御する装置として、集合インターホン制御装置または住棟受信機の何れを使用した場合であっても、集合インターホン制御装置または住棟受信機からセキュリティインターホンに伝送されるデータを、領域を区分した記憶部に記憶するようにしたため、セキュリティインターホンに設けられるセキュリティセンサからの異常の検出を、集合インターホン制御装置または住棟受信機において受信し、他のセキュリティインターホンへ伝送し、他のセキュリティインターホンにおいて警報を行うことができる。このため、何れの制御装置を使用する集合住宅セキュリティインターホン装置であっても、1種のセキュリティインターホンを適用することができ、まとめて製造することができる。また、伝送信号の相違による誤動作、機能不完全等のトラブルを生じないため、安全で安定した集合住宅セキュリティインターホン装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明における集合インターホン制御装置を用いた集合住宅セキュリティインターホン装置の一実施例を示す構成図。
(b)は本発明における住棟受信機を用いた集合住宅セキュリティインターホン装置の一実施例を示す構成図。
【図2】 本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置のセキュリティインターホンを示す構成図。
【図3】 本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置における伝送信号の割付表を示す説明図。
【図4】 本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置のセンサ割付信号を示す説明図。
【図5】 本発明の集合住宅セキュリティインターホン装置の動作を示す説明図。
【図6】 (a)は従来の集合住宅セキュリティインターホン装置を示す構成図。
(b)は従来の集合住宅セキュリティインターホン装置を示す構成図。
【符号の説明】
1・・・・・・管理室親機
2・・・・・・集合玄関機
3・・・・・・集合インターホン制御装置
4a、4b、・・・ ・・・・・・セキュリティインターホン
6a、6b、6c・・・・・・セキュリティセンサ
7・・・・・・住棟受信機
12・・・・・・CPU
21・・・・・・記憶部
L1・・・・・・データ線
L2・・・・・・通話線

Claims (2)

  1. 共同玄関に設置される集合玄関機(2)及び管理人室に設置される管理室親機(1)に接続される集合インターホン制御装置(3)と、前記管理室親機及び前記集合インターホン制御装置の機能を抱合し前記集合玄関機に接続された住棟受信機(7)との一方にデータ線(L1)、通話線(L2)で接続され、かつ住戸に設置され異常を検出するために1以上のセキュリティセンサ(6a〜6c)に接続されるセキュリティインターホン(4a、4b、・・・)を備え、
    前記セキュリティインターホンは、前記集合インターホン制御装置または前記住棟受信機から前記データ線を介して伝送される伝送信号である、前記集合インターホン制御装置に専用に用いられる信号、前記住棟受信機に専用に用いられる信号、双方に共通で用いられ前記セキュリティインターホンが同じ動作をする信号、双方に共通で用いられ前記セキュリティインターホンが異なる動作をする信号にそれぞれ応じて割当てられる区分を動作区分情報として記憶する記憶部(21)と、前記集合インターホン制御装置及び前記住棟受信機に対して記憶された動作区分情報に基づく動作を行なわせるCPU(12)とを備えた集合住宅セキュリティインターホン装置。
  2. 前記記憶部は、前記データ線を通じて前記集合インターホン制御装置若しくは前記住棟受信機より伝送された動作区分情報を記憶するものである請求項1記載の集合住宅セキュリティインターホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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