JP2002111757A - 変調器 - Google Patents

変調器

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JP2002111757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンチップマイクロコンピュータ内に標準的
に具備する機能とソフトウェアにより、特別なハードウ
ェア手段を必要とすることなしで、所定の規格に準拠し
た変調信号を発生可能な変調器を実現せしめる。 【解決手段】 所定の規格に準拠した変調器において、
パルス幅のパターンを複数個に分けて記憶する複数個の
パターンメモリ手段と、マイクロコンピュータ手段内で
論理的に作成した調歩同期パターンにより制御され、前
記パターンメモリ手段の出力を選択的に合成するマルチ
プレクサ手段と、このマルチプレクサ手段の合成出力に
基づいてクロック信号をカウントして所定の規格に準拠
した変調信号を出力するカウンタ手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の規格に準拠
した変調器の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に基いて、従来の一般的モデムにお
けるBell202規格のFSK変調器の構成を説明す
る。ブロック1はモデムの変調器部分であり、2は論理
(0)に対応する周波数(153. 6kHz)のクロッ
クAの発生回路、3は論理(1)に対応する周波数(8
3. 2kHz)のクロックBの発生回路である。
【0003】4はこれらクロックA,Bの信号を選択す
る切り替えスイッチ手段であり、変調すべき論理(0)
並びに(1)に対応する制御信号TXDにより切り替え
制御される。5はこの切り替えスイッチ手段4を介して
選択されるクロックA,Bの信号を70分の1に周波数
低減するカウンタ手段であり、クロックを70カウント
するとトグルする。
【0004】従って、このカウンタ手段の出力信号M
は、論理(0)の周波数が2200Hz(実際は219
4. 3Hz)、論理(1)の周波数が1200Hz(実
際は1196. 9Hz)のFSK変調信号となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のFS
K変調器構成では、モデム用のICが必要であり、ハー
ドウェアとしてモデムICに内臓される2種類のクロッ
ク信号の発生手段を必要とする。
【0006】ワンチップマイクロコンピュータを使用す
る回路設計において、モデムを用いて外部環境と通信す
る場合は、モデムを別途接続するか又はボード上にモデ
ムICを実装する必要があり、ハードウェアのコストア
ップの要因、小型化の障害要因となる。
【0007】本発明は、ワンチップマイクロコンピュー
タ内に標準的に具備する機能とソフトウェアにより、特
別なハードウェア手段を必要とすることなしで、所定の
規格に準拠した変調信号を発生可能な変調器を実現せし
めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載発明の特徴は、所
定の規格に準拠した変調器において、パルス幅のパター
ンを複数個に分けて記憶する複数個のパターンメモリ手
段と、マイクロコンピュータ手段内で論理的に作成した
調歩同期パターンにより制御され、前記パターンメモリ
手段の出力を選択的に合成するマルチプレクサ手段と、
このマルチプレクサ手段の合成出力に基づいてクロック
信号をカウントして所定の規格に準拠した変調信号を出
力するカウンタ手段とを具備する点にある。
【0009】請求項2記載発明の特徴は、複数個のパタ
ーンメモリ手段は、論理(1)でn個(nは整数)、論
理(0)でn個のパルス幅のパターンに分けて記憶され
ている点にある。
【0010】請求項3記載発明の特徴は、前記メモリ手
段、マイクロコンピュータ手段、カウンタ手段は、ワン
チップマイクロコンピュータ搭載要素で構成されている
点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明実施態様を、図面を用
いて説明する。図1は本発明にかかる変調器の一実施例
を示すブロック線図である。実施例ではBell規格の
FSK変調器の例を説明する。論理(0)に対応するパ
ターンメモリ手段は、位相0°の場合のパターン
(a)、位相240°の場合のパターン(b)、位相1
20°の場合のパターン(c)の3パターンで構成され
る。
【0012】論理(1)に対応するパターンメモリ手段
は、位相0°の場合のパターン(d)、位相240°の
場合のパターン(e)、位相120°の場合のパターン
(f)の3パターンで構成される.
【0013】論理(0)に対応するパターン(a)は、
主パターンメモリ6aと端数メモリ6bよりなる。パタ
ーン(b)は、主パターンメモリ7aと端数メモリ7b
よりなる。パターン(c)は、主パターンメモリ8aと
端数メモリ8bよりなる。
【0014】論理(1)に対応するパターン(d)は、
主パターンメモリ9aと端数メモリ9bよりなる。パタ
ーン(e)は、主パターンメモリ10aと端数メモリ1
0bよりなる。パターン(f)は、主パターンメモリ1
1aと端数メモリ11bよりなる。
【0015】論理(0)に対応するパターン(a)の主
パターンメモリ6aには、短い基準パルス幅をSとする
とき、S, S, Sの順に格納され、この順序で読み出さ
れる。端数メモリ6bには2S/3が格納されている。
パターン(b)の主パターンメモリ8aには、S/3,
S, S, Sの順に格納され、この順序で読み出される。
端数メモリ6bにはS/3が格納されている。パターン
(c)の主パターンメモリ9aには、2S/3, S,
S, Sの順に格納され、この順序で読み出される。端数
メモリ8bの内容はブランク0が格納されている
【0016】論理(1)に対応するパターン(d)の主
パターンメモリ9aには長い基準パルス幅をLとすると
き、L, Lの順に格納され、この順序で読み出される。
端数メモリ9bの内容はブランク0が格納されている。
パターン(e)の主パターンメモリ10aには、L/
3, Lの順に格納され、この順序で読み出される。端数
メモリ10bには2L/3が格納されている。パターン
(f)の主パターンメモリ11aには、2L/3, Lの
順に格納され、この順序で読み出される。端数メモリ1
1bにははL/3が格納されている。
【0017】12はマルチプレクサ手段であり、マイク
ロコンピュータ手段内で論理的に作成された調歩同期パ
ターンにより制御され、パターンメモリ手段の各パター
ンに格納されたパルス幅信号を読み出して合成する。こ
の合成出力がカウンタ手段13におけるクロック信号C
LKのカウント値に相当する。合成出力にある波の長さ
をカウンタ手段13がクロック信号CLKにより計測す
る。カウンタ手段13はカウントアップするとトグル
し、FSK信号Mを出力する。
【0018】次に図2により短い基準パルス幅S及び長
い基準パルス幅Lにつき説明する。1200ビット/秒
の1ビット時間は833. 3…μSであり、これは25
00/3μSと表される。論理(1)のとき(1200
Hz)の半波長は416. 6…μSであり、これは25
00/6μSと表される。このパルス幅を長い基準パル
ス幅Lとする。同様に、論理(0)のとき(2200H
z)の半波長は217. 27…μSであり、これは25
00/11μSと表される。このパルス幅を短い基準パ
ルス幅Sとする。
【0019】このことから、1ビット時間の2500/
3μSの期間に、Lは2個、Sは3・2/3個入ること
がわかる。図2に示すように、FSK信号波形を正弦波
に置き換えて考えると、あるビット(論理0)のスター
ト時に波形の位相が0°だとしたら、次のビット(論理
0)のスタート時の位相は240°、その次は0°(3
60°)になる。つまり、3回ビット(論理0)あると
信号波形の位相は1回りする。一方、1ビット時間=2
*Lのため、論理(1)のときには位相は変化しない。
【0020】実際の変調パターンは、図2のように論理
(0)に3パターン、論理(1)に3パターンの6パタ
ーンのみを考えればよい。この6パターンが図1で説明
した(a)乃至(f)のパターンメモリ手段に格納され
たパターンである。
【0021】次に図3のフローチャートに基き、プログ
ラムで制御されるマルチプレクサ手段12の信号処理手
順を説明する。まず初期状態では論理(0)、位相0°
にセットされるので、論理と位相の判断ステップはその
まま通過し、パターンメモリの選択ステップでは(a)
が選択され、前の端数保管データ(この場合は0)に主
パターンメモリデータの前段に加えられる。
【0022】次のステップでは選択されているパターン
(a)の端数メモリデータ(この場合は2S/3)が端
数保管データとして前のデータに上書きされて格納さ
れ、パターンメモリ(a)のデータがカウンタ手段13
に与えられる。
【0023】次のステップでは全データの終了がチェッ
クされ、終了でなければ次の論理が判断され、論理
(0)であれば位相に240°が加えられ、論理(1)
であれば位相操作せずに論理と位相データが入力され最
初の論理と位相の判断ステップに戻る。以下同様なルー
チン処理を実行して全データ終了でプログラムのフロー
を終了する。
【0024】なお、複数個のパターンメモリ手段は、論
理(1)でn個(nは整数)、論理(0)でn個のパル
ス幅のパターンに分けて記憶する構成にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば必
要とする構成要素であるカウンタ、パターンメモリ手段
は、マイクロコンピュータの周辺機器としてワンチップ
マイクロコンピュータ上に標準搭載されていることが多
いので、この機能はワンチップマイクロコンピュータ1
つで実現できる。
【0026】即ち、本発明によれば、特別なモデム用の
ICを導入することなく、所定の規格に準拠したFSK
変調器を実現することが容易である。また本発明では、
乗除算機能は使用していないので、マイクロコンピュー
タのパフォーマンスへの影響も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変調器の一実施例を示すブロック
線図である。
【図2】本発明における6個の変調パターンの説明波形
図である。
【図3】本発明におけるマルチプレクサ手段の処理手順
を示すフローチャート図である。
【図4】従来のモデムにおける変調器の構成図である。
【符号の説明】
6a〜11a 主パターンメモリ 6b〜11b 端数メモリ 12 マルチプレクサ手段 13 カウンタ手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の規格に準拠した変調器において、パ
    ルス幅のパターンを複数個に分けて記憶する複数個のパ
    ターンメモリ手段と、マイクロコンピュータ手段内で論
    理的に作成した調歩同期パターンにより制御され、前記
    パターンメモリ手段の出力を選択的に合成するマルチプ
    レクサ手段と、このマルチプレクサ手段の合成出力に基
    づいてクロック信号をカウントして所定の規格に準拠し
    た変調信号を出力するカウンタ手段とを具備する変調
    器。
  2. 【請求項2】複数個のパターンメモリ手段は、論理
    (1)でn個(nは整数)、論理(0)でn個のパルス
    幅のパターンに分けて記憶することを特徴とする請求項
    1記載の変調器。
  3. 【請求項3】前記パターンメモリ手段、マイクロコンピ
    ュータ手段、カウンタ手段は、ワンチップマイクロコン
    ピュータ搭載要素で構成されてなる請求項1または2記
    載の変調器。
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