JPH06204819A - パルス幅変調回路 - Google Patents
パルス幅変調回路Info
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- JPH06204819A JPH06204819A JP138993A JP138993A JPH06204819A JP H06204819 A JPH06204819 A JP H06204819A JP 138993 A JP138993 A JP 138993A JP 138993 A JP138993 A JP 138993A JP H06204819 A JPH06204819 A JP H06204819A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パルス幅変調回路の回路規模を縮小できるとと
もに、その出力信号のデューティ比及び周期を変更でき
ることを目的とする。 【構成】データレジスタ1は出力信号OUTの第1のレ
ベルのパルス幅の第1幅データを格納する。反転回路2
はレジスタ1の第1幅データを反転し、出力信号OUT
の第2のレベルのパルス幅の第2幅データとして出力す
る。周期制御回路3はデータレジスタ1の第1幅データ
及び反転回路2の第2幅データを入力し、第1又は第2
幅データのビット長をそのまま又は変更して第3及び第
4幅データを出力する。パルス信号生成回路4は第3及
び第4幅データに基づくパルス幅の出力信号OUTを生
成する。
もに、その出力信号のデューティ比及び周期を変更でき
ることを目的とする。 【構成】データレジスタ1は出力信号OUTの第1のレ
ベルのパルス幅の第1幅データを格納する。反転回路2
はレジスタ1の第1幅データを反転し、出力信号OUT
の第2のレベルのパルス幅の第2幅データとして出力す
る。周期制御回路3はデータレジスタ1の第1幅データ
及び反転回路2の第2幅データを入力し、第1又は第2
幅データのビット長をそのまま又は変更して第3及び第
4幅データを出力する。パルス信号生成回路4は第3及
び第4幅データに基づくパルス幅の出力信号OUTを生
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータや
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)等で使用するパ
ルス幅変調回路に関する。
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)等で使用するパ
ルス幅変調回路に関する。
【0002】近年、マイクロコンピュータやDSP等で
は、パルス幅変調回路のデジタル出力信号を平滑回路で
平滑することによりアナログ信号を得ることが多い。パ
ルス幅変調回路はデジタル−アナログ(DA)コンバー
タと比較して回路規模がはるかに小さく、DAコンバー
タほどの高精度なアナログ信号が要求されない場合に
は、パルス幅変調回路を用いることによりチップ構成を
小さくできることによる。
は、パルス幅変調回路のデジタル出力信号を平滑回路で
平滑することによりアナログ信号を得ることが多い。パ
ルス幅変調回路はデジタル−アナログ(DA)コンバー
タと比較して回路規模がはるかに小さく、DAコンバー
タほどの高精度なアナログ信号が要求されない場合に
は、パルス幅変調回路を用いることによりチップ構成を
小さくできることによる。
【0003】そして、種々の用途に使用できる汎用品の
マイクロコンピュータやDSPでは、パルス幅変調回路
の出力制御にも様々の工夫が必要となる。例えば、デュ
ーティ比を変更できるのみならず、周期も変更できるこ
とが必要となる。
マイクロコンピュータやDSPでは、パルス幅変調回路
の出力制御にも様々の工夫が必要となる。例えば、デュ
ーティ比を変更できるのみならず、周期も変更できるこ
とが必要となる。
【0004】
【従来の技術】図8に従来のパルス幅変調回路10を示
す。データレジスタ11はこのパルス幅変調回路10の
出力信号OUTのLレベルのパルス幅を設定するための
L幅データを格納するものであり、データレジスタ12
はこのパルス幅変調回路10の出力信号OUTのHレベ
ルのパルス幅を設定するためのH幅データを格納するも
のである。データレジスタ11,12はそれぞれn(n
は自然数)個のフリップフロップで構成されている。
す。データレジスタ11はこのパルス幅変調回路10の
出力信号OUTのLレベルのパルス幅を設定するための
L幅データを格納するものであり、データレジスタ12
はこのパルス幅変調回路10の出力信号OUTのHレベ
ルのパルス幅を設定するためのH幅データを格納するも
のである。データレジスタ11,12はそれぞれn(n
は自然数)個のフリップフロップで構成されている。
【0005】そして、両データレジスタ11,12には
CPU13からL幅データ及びH幅データが入力されて
格納される。前記データレジスタ11,12の格納デー
タはセレクタ14に出力される。そのセレクタ14は前
記データレジスタ11,12から出力される格納データ
のいずれかを選択して出力するものであり、その出力信
号はダウンカウンタ15に出力される。
CPU13からL幅データ及びH幅データが入力されて
格納される。前記データレジスタ11,12の格納デー
タはセレクタ14に出力される。そのセレクタ14は前
記データレジスタ11,12から出力される格納データ
のいずれかを選択して出力するものであり、その出力信
号はダウンカウンタ15に出力される。
【0006】ダウンカウンタ15は前記データレジスタ
11,12のいずれかからセレクタ14を介して入力さ
れる格納データに基づいて、外部から入力されるクロッ
ク信号CKのパルス数をカウントする。そして、ダウン
カウンタ15は前記格納データに該当するパルス数をカ
ウントアップすると、出力制御回路16にカウンタボロ
ー信号SG1を出力する。
11,12のいずれかからセレクタ14を介して入力さ
れる格納データに基づいて、外部から入力されるクロッ
ク信号CKのパルス数をカウントする。そして、ダウン
カウンタ15は前記格納データに該当するパルス数をカ
ウントアップすると、出力制御回路16にカウンタボロ
ー信号SG1を出力する。
【0007】前記出力制御回路16はカウンタボロー信
号SG1の入力に基づいて出力信号OUTをHレベルか
らLレベルに、もしくはLレベルからHレベルに切り換
えるとともに、前記セレクタ14に切り換え信号SG2
を出力する。
号SG1の入力に基づいて出力信号OUTをHレベルか
らLレベルに、もしくはLレベルからHレベルに切り換
えるとともに、前記セレクタ14に切り換え信号SG2
を出力する。
【0008】そして、前記セレクタ14は出力制御回路
16から切り換え信号SG2が入力されると、データレ
ジスタ11に代えてデータレジスタ12の格納データ、
もしくはデータレジスタ12に代えてデータレジスタ1
1の格納データをダウンカウンタ15に出力するように
なっている。
16から切り換え信号SG2が入力されると、データレ
ジスタ11に代えてデータレジスタ12の格納データ、
もしくはデータレジスタ12に代えてデータレジスタ1
1の格納データをダウンカウンタ15に出力するように
なっている。
【0009】このように構成されたパルス幅変調回路で
は、例えばセレクタ14によりデータレジスタ11に格
納されているL幅データがダウンカウンタ15に出力さ
れている状態では、出力制御回路16からLレベルの出
力信号OUTが出力されている。
は、例えばセレクタ14によりデータレジスタ11に格
納されているL幅データがダウンカウンタ15に出力さ
れている状態では、出力制御回路16からLレベルの出
力信号OUTが出力されている。
【0010】そして、ダウンカウンタ15はクロック信
号CKをデータレジスタ11の格納データに該当するパ
ルス数だけカウントアップすると、カウンタボロー信号
SG1を出力制御回路16に出力する。
号CKをデータレジスタ11の格納データに該当するパ
ルス数だけカウントアップすると、カウンタボロー信号
SG1を出力制御回路16に出力する。
【0011】すると、出力制御回路16は出力信号OU
TをLレベルからHレベルに切り換えるとともに、前記
セレクタ14に切り換え信号SG2を出力する。前記セ
レクタ14に切り換え信号SG2が入力されると、セレ
クタ14はデータレジスタ12に格納されているH幅デ
ータをダウンカウンタ15に出力する。そして、ダウン
カウンタ15はクロック信号CKを前記H幅データに該
当するパルス数だけカウントアップすると、カウンタボ
ロー信号SG1を出力制御回路16に出力する。
TをLレベルからHレベルに切り換えるとともに、前記
セレクタ14に切り換え信号SG2を出力する。前記セ
レクタ14に切り換え信号SG2が入力されると、セレ
クタ14はデータレジスタ12に格納されているH幅デ
ータをダウンカウンタ15に出力する。そして、ダウン
カウンタ15はクロック信号CKを前記H幅データに該
当するパルス数だけカウントアップすると、カウンタボ
ロー信号SG1を出力制御回路16に出力する。
【0012】すると、出力制御回路16は出力信号OU
TをHレベルからLレベルに切り換えるとともに、前記
セレクタ14に切り換え信号SG2を出力して、前記と
同様な動作を繰り返す。
TをHレベルからLレベルに切り換えるとともに、前記
セレクタ14に切り換え信号SG2を出力して、前記と
同様な動作を繰り返す。
【0013】従って、CPU13によりデータレジスタ
11,12に設定されたL幅データ及びH幅データに基
づいて出力信号OUTのデューティ比が調整され、その
出力信号OUTのデューティ比を調整することにより同
出力信号OUTを平滑して得られるアナログ信号の出力
レベルが調整されるようになっている。
11,12に設定されたL幅データ及びH幅データに基
づいて出力信号OUTのデューティ比が調整され、その
出力信号OUTのデューティ比を調整することにより同
出力信号OUTを平滑して得られるアナログ信号の出力
レベルが調整されるようになっている。
【0014】上記のようなパルス幅変調回路10では、
出力信号OUTを平滑して得られるアナログ信号の出力
レベルを調整するために、例えばデータレジスタ11に
格納されているL幅データだけを変更すると、同出力信
号OUTのデューティ比だけでなく、周期も変更するこ
とができる。
出力信号OUTを平滑して得られるアナログ信号の出力
レベルを調整するために、例えばデータレジスタ11に
格納されているL幅データだけを変更すると、同出力信
号OUTのデューティ比だけでなく、周期も変更するこ
とができる。
【0015】ところが、上記のパルス幅変調回路10で
はL幅データ用及びH幅データ用の2つのデータレジス
タ11,12を用いなければならない。データレジスタ
11,12を構成するフリップフロップは通常4つのト
ランジスタを必要とするため、回路規模が大きくなって
しまうという問題がある。
はL幅データ用及びH幅データ用の2つのデータレジス
タ11,12を用いなければならない。データレジスタ
11,12を構成するフリップフロップは通常4つのト
ランジスタを必要とするため、回路規模が大きくなって
しまうという問題がある。
【0016】上記の問題点を解決するため、図9に示す
ように、データレジスタをL幅データ用のデータレジス
タ11のみとしたパルス幅変調回路17が提案されてい
る。このパルス幅変調回路17にはn個のインバータよ
りなる反転回路18が設けられ、反転回路18はデータ
レジスタ11のL幅データを反転したH幅データをセレ
クタ14に出力するようになっている。
ように、データレジスタをL幅データ用のデータレジス
タ11のみとしたパルス幅変調回路17が提案されてい
る。このパルス幅変調回路17にはn個のインバータよ
りなる反転回路18が設けられ、反転回路18はデータ
レジスタ11のL幅データを反転したH幅データをセレ
クタ14に出力するようになっている。
【0017】この反転回路18は前記データレジスタ1
2の約半分の素子で構成できるため、パルス幅変調回路
17の回路規模を小さくすることができる。
2の約半分の素子で構成できるため、パルス幅変調回路
17の回路規模を小さくすることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このパルス幅変調回路
17は反転回路18によりデータレジスタ11のL幅デ
ータを反転してH幅データを生成する構成であるため、
図10に示すように、出力信号OUTのL幅を変更する
ことにより、H幅を変更できる。即ち、出力信号OUT
のデューティ比を変更することはできる。
17は反転回路18によりデータレジスタ11のL幅デ
ータを反転してH幅データを生成する構成であるため、
図10に示すように、出力信号OUTのL幅を変更する
ことにより、H幅を変更できる。即ち、出力信号OUT
のデューティ比を変更することはできる。
【0019】ところが、出力信号OUTの周期は常に一
定値t0(=クロック信号CKの2 n 個分の時間)とな
り、周期を変更することができないという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、パルス幅変調回路の回路規模を縮小できるととも
に、その出力信号のデューティ比及び周期を変更できる
ことを目的とする。
定値t0(=クロック信号CKの2 n 個分の時間)とな
り、周期を変更することができないという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、パルス幅変調回路の回路規模を縮小できるととも
に、その出力信号のデューティ比及び周期を変更できる
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。データレジスタ1は出力信号OUTの第1の
レベルのパルス幅の第1幅データを格納する。反転回路
2はデータレジスタ1の第1幅データを反転し、出力信
号OUTの第2のレベルのパルス幅の第2幅データとし
て出力する。
図である。データレジスタ1は出力信号OUTの第1の
レベルのパルス幅の第1幅データを格納する。反転回路
2はデータレジスタ1の第1幅データを反転し、出力信
号OUTの第2のレベルのパルス幅の第2幅データとし
て出力する。
【0021】周期制御回路3はデータレジスタ1に格納
された第1幅データ及び反転回路2の第2幅データを入
力し、第1又は第2幅データのビット長をそのまま又は
変更してそれぞれ第3及び第4幅データを出力する。
された第1幅データ及び反転回路2の第2幅データを入
力し、第1又は第2幅データのビット長をそのまま又は
変更してそれぞれ第3及び第4幅データを出力する。
【0022】パルス信号生成回路4は周期制御回路3か
ら出力される第3及び第4幅データに基づくパルス幅の
出力信号OUTを生成する。
ら出力される第3及び第4幅データに基づくパルス幅の
出力信号OUTを生成する。
【0023】
【作用】本発明ではデータレジスタ1の第1幅データを
反転して第2幅データとする反転回路2を設けているの
で、回路規模が小さくなる。また、周期制御回路3によ
り第1又は第2幅データのビット長がそのまま又は変更
されて第3及び第4幅データが出力される。そして、パ
ルス信号生成回路4により周期制御回路3の第3及び第
4幅データに基づくパルス幅の出力信号OUTが生成さ
れるので、出力信号OUTのデューティ比が変更される
とともに、出力信号OUTの周期も変更される。
反転して第2幅データとする反転回路2を設けているの
で、回路規模が小さくなる。また、周期制御回路3によ
り第1又は第2幅データのビット長がそのまま又は変更
されて第3及び第4幅データが出力される。そして、パ
ルス信号生成回路4により周期制御回路3の第3及び第
4幅データに基づくパルス幅の出力信号OUTが生成さ
れるので、出力信号OUTのデューティ比が変更される
とともに、出力信号OUTの周期も変更される。
【0024】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2〜
図7に従って説明する。尚、説明の便宜上、図9と同様
の構成については同一の符号を付してその説明を一部省
略する。
図7に従って説明する。尚、説明の便宜上、図9と同様
の構成については同一の符号を付してその説明を一部省
略する。
【0025】図2は本実施例のパルス幅変調回路20を
示している。パルス幅変調回路20はデータレジスタ1
1、反転回路18、周期制御回路としてのセレクタ2
1,周期設定回路22、及びパルス信号生成回路として
のダウンカウンタ15,データフリップフロップ(以
下、フリップフロップをFFという)16を備えて構成
されている。
示している。パルス幅変調回路20はデータレジスタ1
1、反転回路18、周期制御回路としてのセレクタ2
1,周期設定回路22、及びパルス信号生成回路として
のダウンカウンタ15,データフリップフロップ(以
下、フリップフロップをFFという)16を備えて構成
されている。
【0026】データレジスタ11はこのパルス幅変調回
路20の出力信号OUTのLレベルのパルス幅を設定す
るためのL幅データを格納するものであり、n個(本実
施例では8個)のデータFFで構成されている。データ
レジスタ11にはCPU13からnビット(本実施例で
は8ビット)のL幅データDL1が入力されて格納され
る。
路20の出力信号OUTのLレベルのパルス幅を設定す
るためのL幅データを格納するものであり、n個(本実
施例では8個)のデータFFで構成されている。データ
レジスタ11にはCPU13からnビット(本実施例で
は8ビット)のL幅データDL1が入力されて格納され
る。
【0027】反転回路18はn個(本実施例では8個)
のインバータよりなり、各インバータはデータレジスタ
11のL幅データの各ビットを反転したH幅データDH
1を出力する。
のインバータよりなり、各インバータはデータレジスタ
11のL幅データの各ビットを反転したH幅データDH
1を出力する。
【0028】周期設定回路21はレジスタ部21Aとデ
コーダ部21Bとからなる。この周期設定回路21には
CPU13から周期設定データDW0と周期データDW
1〜DW3とが入力されるとともに、データFF16か
ら切り換え信号SG2が入力されている。
コーダ部21Bとからなる。この周期設定回路21には
CPU13から周期設定データDW0と周期データDW
1〜DW3とが入力されるとともに、データFF16か
ら切り換え信号SG2が入力されている。
【0029】図3に示すように、レジスタ部21Aはデ
ータFF23〜26からなる。データFF23のデータ
端子Dには周期設定データDW0が入力され、そのクロ
ック端子CLKには切り換え信号SG2が入力されてい
る。データFF24〜26の各データ端子Dには周期デ
ータDW1〜DW3がそれぞれ入力され、各クロック端
子CLKはデータFF23の出力端子Qに接続されてい
る。
ータFF23〜26からなる。データFF23のデータ
端子Dには周期設定データDW0が入力され、そのクロ
ック端子CLKには切り換え信号SG2が入力されてい
る。データFF24〜26の各データ端子Dには周期デ
ータDW1〜DW3がそれぞれ入力され、各クロック端
子CLKはデータFF23の出力端子Qに接続されてい
る。
【0030】従って、周期設定データDW0が「1」の
状態において、切り換え信号SG2がLレベルからHレ
ベルに切り換わると、データFF23の出力端子QがL
レベルからHレベルに切り換わる。すると、各データF
F24〜26は対応する周期データDW1〜DW3を取
り込み、その出力端子Qから出力する。
状態において、切り換え信号SG2がLレベルからHレ
ベルに切り換わると、データFF23の出力端子QがL
レベルからHレベルに切り換わる。すると、各データF
F24〜26は対応する周期データDW1〜DW3を取
り込み、その出力端子Qから出力する。
【0031】デコーダ部21Bは各データFF24〜2
6の出力信号をデコードする8つのデコーダ27a〜2
7hと、7つの半加算器30a〜30gとで構成されて
いる。
6の出力信号をデコードする8つのデコーダ27a〜2
7hと、7つの半加算器30a〜30gとで構成されて
いる。
【0032】デコーダ27aのNAND回路28aは各
データFF24〜26の出力信号をそれぞれNOT回路
29を介して入力する。NAND回路28aはこれらの
信号に基づいてデコード信号A0を出力する。デコーダ
27bのNAND回路28bはデータFF24,25の
出力信号をNOT回路29を介して入力するとともに、
データFF26の出力信号を入力する。デコーダ27c
のNAND回路28cはデータFF24,26の出力信
号をNOT回路29を介して入力するとともに、データ
FF25の出力信号を入力する。デコーダ27dのNA
ND回路28dはデータFF24の出力信号をNOT回
路29を介して入力するとともに、データFF25,2
6の出力信号を入力する。デコーダ27eのNAND回
路28eはデータFF25,26の出力信号をNOT回
路29を介して入力するとともに、データFF24の出
力信号を入力する。デコーダ27fのNAND回路28
fはデータFF25の出力信号をNOT回路29を介し
て入力するとともに、データFF24,26の出力信号
を入力する。デコーダ27gのNAND回路28gはデ
ータFF26の出力信号をNOT回路29を介して入力
するとともに、データFF24,25の出力信号を入力
する。さらに、デコーダ27hのNAND回路28hは
データFF24〜26の出力信号を入力する。
データFF24〜26の出力信号をそれぞれNOT回路
29を介して入力する。NAND回路28aはこれらの
信号に基づいてデコード信号A0を出力する。デコーダ
27bのNAND回路28bはデータFF24,25の
出力信号をNOT回路29を介して入力するとともに、
データFF26の出力信号を入力する。デコーダ27c
のNAND回路28cはデータFF24,26の出力信
号をNOT回路29を介して入力するとともに、データ
FF25の出力信号を入力する。デコーダ27dのNA
ND回路28dはデータFF24の出力信号をNOT回
路29を介して入力するとともに、データFF25,2
6の出力信号を入力する。デコーダ27eのNAND回
路28eはデータFF25,26の出力信号をNOT回
路29を介して入力するとともに、データFF24の出
力信号を入力する。デコーダ27fのNAND回路28
fはデータFF25の出力信号をNOT回路29を介し
て入力するとともに、データFF24,26の出力信号
を入力する。デコーダ27gのNAND回路28gはデ
ータFF26の出力信号をNOT回路29を介して入力
するとともに、データFF24,25の出力信号を入力
する。さらに、デコーダ27hのNAND回路28hは
データFF24〜26の出力信号を入力する。
【0033】従って、データFF24〜26の出力信号
が「0」,「0」,「0」の場合には、デコーダ27a
のデコード信号A0のみが「0」となり、デコーダ27
b〜27hの各出力信号は「1」となる。データFF2
4〜26の出力信号が「0」,「0」,「1」の場合に
はデコーダ27bの出力信号のみが「0」となり、デコ
ーダ27a,27c〜27hの各出力信号は「1」とな
る。データFF24〜26の出力信号が「0」,
「1」,「0」の場合にはデコーダ27cの出力信号の
みが「0」となり、デコーダ27a,27b,27d〜
27hの各出力信号は「1」となる。データFF24〜
26の出力信号が「0」,「1」,「1」の場合にはデ
コーダ27dの出力信号のみが「0」となり、デコーダ
27a〜27c,27e〜27hの各出力信号は「1」
となる。データFF24〜26の出力信号が「1」,
「0」,「0」の場合にはデコーダ27eの出力信号の
みが「0」となり、デコーダ27a〜27d,27f〜
27hの各出力信号は「1」となる。データFF24〜
26の出力信号が「1」,「0」,「1」の場合にはデ
コーダ27fの出力信号のみが「0」となり、デコーダ
27a〜27e,27g,27hの各出力信号は「1」
となる。データFF24〜26の出力信号が「1」,
「1」,「0」の場合にはデコーダ27gの出力信号の
みが「0」となり、デコーダ27a〜27f,27hの
各出力信号は「1」となる。さらに、データFF24〜
26の出力信号が「1」,「1」,「1」の場合にはデ
コーダ27hの出力信号のみが「0」となり、デコーダ
27a〜27gの各出力信号は「1」となる。
が「0」,「0」,「0」の場合には、デコーダ27a
のデコード信号A0のみが「0」となり、デコーダ27
b〜27hの各出力信号は「1」となる。データFF2
4〜26の出力信号が「0」,「0」,「1」の場合に
はデコーダ27bの出力信号のみが「0」となり、デコ
ーダ27a,27c〜27hの各出力信号は「1」とな
る。データFF24〜26の出力信号が「0」,
「1」,「0」の場合にはデコーダ27cの出力信号の
みが「0」となり、デコーダ27a,27b,27d〜
27hの各出力信号は「1」となる。データFF24〜
26の出力信号が「0」,「1」,「1」の場合にはデ
コーダ27dの出力信号のみが「0」となり、デコーダ
27a〜27c,27e〜27hの各出力信号は「1」
となる。データFF24〜26の出力信号が「1」,
「0」,「0」の場合にはデコーダ27eの出力信号の
みが「0」となり、デコーダ27a〜27d,27f〜
27hの各出力信号は「1」となる。データFF24〜
26の出力信号が「1」,「0」,「1」の場合にはデ
コーダ27fの出力信号のみが「0」となり、デコーダ
27a〜27e,27g,27hの各出力信号は「1」
となる。データFF24〜26の出力信号が「1」,
「1」,「0」の場合にはデコーダ27gの出力信号の
みが「0」となり、デコーダ27a〜27f,27hの
各出力信号は「1」となる。さらに、データFF24〜
26の出力信号が「1」,「1」,「1」の場合にはデ
コーダ27hの出力信号のみが「0」となり、デコーダ
27a〜27gの各出力信号は「1」となる。
【0034】半加算器30aはNAND回路31a,3
3a及びOR回路32aからなる。OR回路32a及び
NAND回路33aはデコード信号A0をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28bの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31aはOR回路32a
及びNAND回路33aの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A1を出力する。
3a及びOR回路32aからなる。OR回路32a及び
NAND回路33aはデコード信号A0をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28bの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31aはOR回路32a
及びNAND回路33aの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A1を出力する。
【0035】半加算器30bはNAND回路31b,3
3b及びOR回路32bからなる。OR回路32b及び
NAND回路33bはデコード信号A1をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28cの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31bはOR回路32b
及びNAND回路33bの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A2を出力する。
3b及びOR回路32bからなる。OR回路32b及び
NAND回路33bはデコード信号A1をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28cの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31bはOR回路32b
及びNAND回路33bの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A2を出力する。
【0036】半加算器30cはNAND回路31c,3
3c及びOR回路32cからなる。OR回路32c及び
NAND回路33cはデコード信号A2をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28cの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31cはOR回路32c
及びNAND回路33cの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A3を出力する。
3c及びOR回路32cからなる。OR回路32c及び
NAND回路33cはデコード信号A2をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28cの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31cはOR回路32c
及びNAND回路33cの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A3を出力する。
【0037】半加算器30dはNAND回路31d,3
3d及びOR回路32dからなる。OR回路32d及び
NAND回路33dはデコード信号A3をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28dの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31dはOR回路32d
及びNAND回路33dの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A4を出力する。
3d及びOR回路32dからなる。OR回路32d及び
NAND回路33dはデコード信号A3をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28dの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31dはOR回路32d
及びNAND回路33dの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A4を出力する。
【0038】半加算器30eはNAND回路31e,3
3e及びOR回路32eからなる。OR回路32e及び
NAND回路33eはデコード信号A4をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28eの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31eはOR回路32e
及びNAND回路33eの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A5を出力する。
3e及びOR回路32eからなる。OR回路32e及び
NAND回路33eはデコード信号A4をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28eの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31eはOR回路32e
及びNAND回路33eの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A5を出力する。
【0039】半加算器30fはNAND回路31f,3
3f及びOR回路32fからなる。OR回路32f及び
NAND回路33fはデコード信号A5をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28fの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31fはOR回路32f
及びNAND回路33fの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A6を出力する。
3f及びOR回路32fからなる。OR回路32f及び
NAND回路33fはデコード信号A5をそれぞれ入力
するとともに、NAND回路28fの出力信号をそれぞ
れ入力している。NAND回路31fはOR回路32f
及びNAND回路33fの両出力信号を入力し、両信号
に基づいてデコード信号A6を出力する。
【0040】さらに、半加算器30gはNAND回路3
1g,33g及びOR回路32gからなる。OR回路3
2g及びNAND回路33gはデコード信号A6をそれ
ぞれ入力するとともに、NAND回路28gの出力信号
をそれぞれ入力している。NAND回路31gはOR回
路32g及びNAND回路33gの両出力信号を入力
し、両信号に基づいてデコード信号A7を出力する。
1g,33g及びOR回路32gからなる。OR回路3
2g及びNAND回路33gはデコード信号A6をそれ
ぞれ入力するとともに、NAND回路28gの出力信号
をそれぞれ入力している。NAND回路31gはOR回
路32g及びNAND回路33gの両出力信号を入力
し、両信号に基づいてデコード信号A7を出力する。
【0041】従って、デコーダ27aの出力信号のみが
「0」の場合にはデコード信号A0〜A7は「0」とな
る。デコーダ27bの出力信号のみが「0」の場合には
デコード信号A0は「1」となり、デコード信号A1〜
A7は「0」となる。デコーダ27cの出力信号のみが
「0」の場合にはデコード信号A0,A1は「1」とな
り、デコード信号A2〜A7は「0」となる。デコーダ
27dの出力信号のみが「0」の場合にはデコード信号
A0〜A2は「1」となり、デコード信号A3〜A7は
「0」となる。デコーダ27eの出力信号のみが「0」
の場合にはデコード信号A0〜A3は「1」となり、デ
コード信号A4〜A7は「0」となる。デコーダ27f
の出力信号のみが「0」の場合にはデコード信号A0〜
A4は「1」となり、デコード信号A5〜A7は「0」
となる。デコーダ27gの出力信号のみが「0」の場合
にはデコード信号A0〜A5は「1」となり、デコード
信号A6,A7は「0」となる。さらに、デコーダ27
hの出力信号のみが「0」の場合にはデコード信号A0
〜A6は「1」となり、デコード信号A7は「0」とな
る。
「0」の場合にはデコード信号A0〜A7は「0」とな
る。デコーダ27bの出力信号のみが「0」の場合には
デコード信号A0は「1」となり、デコード信号A1〜
A7は「0」となる。デコーダ27cの出力信号のみが
「0」の場合にはデコード信号A0,A1は「1」とな
り、デコード信号A2〜A7は「0」となる。デコーダ
27dの出力信号のみが「0」の場合にはデコード信号
A0〜A2は「1」となり、デコード信号A3〜A7は
「0」となる。デコーダ27eの出力信号のみが「0」
の場合にはデコード信号A0〜A3は「1」となり、デ
コード信号A4〜A7は「0」となる。デコーダ27f
の出力信号のみが「0」の場合にはデコード信号A0〜
A4は「1」となり、デコード信号A5〜A7は「0」
となる。デコーダ27gの出力信号のみが「0」の場合
にはデコード信号A0〜A5は「1」となり、デコード
信号A6,A7は「0」となる。さらに、デコーダ27
hの出力信号のみが「0」の場合にはデコード信号A0
〜A6は「1」となり、デコード信号A7は「0」とな
る。
【0042】セレクタ22はセレクタ部22Aと周期変
更部22Bとからなる。このセレクタ22には前記デー
タレジスタ11のL幅データDL1及び反転回路18の
H幅データDH1が入力されるとともに、データFF1
6から切り換え信号SG2が入力されている。
更部22Bとからなる。このセレクタ22には前記デー
タレジスタ11のL幅データDL1及び反転回路18の
H幅データDH1が入力されるとともに、データFF1
6から切り換え信号SG2が入力されている。
【0043】図4に示すように、セレクタ部22Aはn
個(本実施例では8個)のビットセレクタ40a〜40
hからなる。各ビットセレクタ40a〜40hは図5に
示すように、それぞれAND回路42,43及びNOR
回路44で構成されている。各AND回路42の一方の
入力端子には前記切り換え信号SG2が入力されるとと
もに、他方の入力端子にはL幅データDL1の各ビット
データDL1a〜DL1hがそれぞれ入力されている。
各AND回路43の一方の入力端子にはNOT回路45
を介して前記切り換え信号SG2が入力されるととも
に、他方の入力端子にはH幅データDH1の各ビットデ
ータDH1a〜DH1hがそれぞれ入力されている。各
NOR回路44は各AND回路42,43の出力信号を
入力し、両信号に基づく出力信号を出力するようになっ
ている。
個(本実施例では8個)のビットセレクタ40a〜40
hからなる。各ビットセレクタ40a〜40hは図5に
示すように、それぞれAND回路42,43及びNOR
回路44で構成されている。各AND回路42の一方の
入力端子には前記切り換え信号SG2が入力されるとと
もに、他方の入力端子にはL幅データDL1の各ビット
データDL1a〜DL1hがそれぞれ入力されている。
各AND回路43の一方の入力端子にはNOT回路45
を介して前記切り換え信号SG2が入力されるととも
に、他方の入力端子にはH幅データDH1の各ビットデ
ータDH1a〜DH1hがそれぞれ入力されている。各
NOR回路44は各AND回路42,43の出力信号を
入力し、両信号に基づく出力信号を出力するようになっ
ている。
【0044】従って、切り換え信号SG2がHレベルの
場合には各ビットセレクタ40a〜40fの各AND回
路43の出力は「0」となり、各AND回路42からL
幅データDL1の各ビットデータDL1a〜DL1hが
出力される。各ビットデータDL1a〜DL1hが
「1」であると各NOR回路44の出力は「0」とな
り、各ビットデータDL1a〜DL1hが「0」である
と各NOR回路44の出力は「1」となる。即ち、切り
換え信号SG2がHレベルの場合には各ビットセレクタ
40a〜40hからはH幅データDH1の各ビットデー
タDH1a〜DH1hが出力される。
場合には各ビットセレクタ40a〜40fの各AND回
路43の出力は「0」となり、各AND回路42からL
幅データDL1の各ビットデータDL1a〜DL1hが
出力される。各ビットデータDL1a〜DL1hが
「1」であると各NOR回路44の出力は「0」とな
り、各ビットデータDL1a〜DL1hが「0」である
と各NOR回路44の出力は「1」となる。即ち、切り
換え信号SG2がHレベルの場合には各ビットセレクタ
40a〜40hからはH幅データDH1の各ビットデー
タDH1a〜DH1hが出力される。
【0045】また、切り換え信号SG2がLレベルの場
合には各ビットセレクタ40a〜40fの各AND回路
42の出力は「0」となり、各AND回路43からH幅
データDH1の各ビットデータDH1a〜DH1hが出
力される。各ビットデータDH1a〜DH1hが「1」
であると各NOR回路44の出力は「0」となり、各ビ
ットデータDL1a〜DL1hが「0」であると各NO
R回路44の出力は「1」となる。即ち、切り換え信号
SG2がLレベルの場合には各ビットセレクタ40a〜
40hからはL幅データDL1の各ビットデータDL1
a〜DL1hが出力される。
合には各ビットセレクタ40a〜40fの各AND回路
42の出力は「0」となり、各AND回路43からH幅
データDH1の各ビットデータDH1a〜DH1hが出
力される。各ビットデータDH1a〜DH1hが「1」
であると各NOR回路44の出力は「0」となり、各ビ
ットデータDL1a〜DL1hが「0」であると各NO
R回路44の出力は「1」となる。即ち、切り換え信号
SG2がLレベルの場合には各ビットセレクタ40a〜
40hからはL幅データDL1の各ビットデータDL1
a〜DL1hが出力される。
【0046】図4に示すように、周期変更部22Bはn
個(本実施例では8個)のビット長セレクタ41a〜4
1hからなる。図5に示すように、ビット長セレクタ4
1a〜41hはそれぞれAND回路46及びOR回路4
7で構成されている。ビット長セレクタ41a〜41h
の各AND回路46には前記各デコード信号A0〜A7
が入力されるとともに、前記各ビットセレクタ40a〜
40hの出力信号が入力されている。ビット長セレクタ
41a〜41hの各NOR回路44は各AND回路46
の出力信号及び論理値「0」を入力し、両信号に基づく
ビットデータDa〜Dhをダウンカウンタ15に出力す
るようになっている。
個(本実施例では8個)のビット長セレクタ41a〜4
1hからなる。図5に示すように、ビット長セレクタ4
1a〜41hはそれぞれAND回路46及びOR回路4
7で構成されている。ビット長セレクタ41a〜41h
の各AND回路46には前記各デコード信号A0〜A7
が入力されるとともに、前記各ビットセレクタ40a〜
40hの出力信号が入力されている。ビット長セレクタ
41a〜41hの各NOR回路44は各AND回路46
の出力信号及び論理値「0」を入力し、両信号に基づく
ビットデータDa〜Dhをダウンカウンタ15に出力す
るようになっている。
【0047】従って、デコード信号A0がはじめて
「0」になると、ビットデータDa〜Dhはすべて
「0」となる。デコード信号A1がはじめて「0」にな
ると、ビットデータDb〜Dhは「0」となり、ビット
セレクタ40aの出力がビットデータDaとして出力さ
れる。デコード信号A2がはじめて「0」になると、ビ
ットデータDc〜Dhは「0」となり、ビットセレクタ
40a,40bの出力がビットデータDa,Dbとして
出力される。デコード信号A3がはじめて「0」になる
と、ビットデータDd〜Dhは「0」となり、ビットセ
レクタ40a〜40cの出力がビットデータDa〜Dc
として出力される。デコード信号A4がはじめて「0」
になると、ビットデータDe〜Dhは「0」となり、ビ
ットセレクタ40a〜40dの出力がビットデータDa
〜Ddとして出力される。デコード信号A5がはじめて
「0」になると、ビットデータDf〜Dhは「0」とな
り、ビットセレクタ40a〜40eの出力がビットデー
タDa〜Deとして出力される。デコード信号A6がは
じめて「0」になると、ビットデータDg,Dhは
「0」となり、ビットセレクタ40a〜40fの出力が
ビットデータDa〜Dfとして出力される。さらに、デ
コード信号A7がはじめて「0」になると、ビットデー
タDhは「0」となり、ビットセレクタ40a〜40g
の出力がビットデータDa〜Dgとして出力される。
「0」になると、ビットデータDa〜Dhはすべて
「0」となる。デコード信号A1がはじめて「0」にな
ると、ビットデータDb〜Dhは「0」となり、ビット
セレクタ40aの出力がビットデータDaとして出力さ
れる。デコード信号A2がはじめて「0」になると、ビ
ットデータDc〜Dhは「0」となり、ビットセレクタ
40a,40bの出力がビットデータDa,Dbとして
出力される。デコード信号A3がはじめて「0」になる
と、ビットデータDd〜Dhは「0」となり、ビットセ
レクタ40a〜40cの出力がビットデータDa〜Dc
として出力される。デコード信号A4がはじめて「0」
になると、ビットデータDe〜Dhは「0」となり、ビ
ットセレクタ40a〜40dの出力がビットデータDa
〜Ddとして出力される。デコード信号A5がはじめて
「0」になると、ビットデータDf〜Dhは「0」とな
り、ビットセレクタ40a〜40eの出力がビットデー
タDa〜Deとして出力される。デコード信号A6がは
じめて「0」になると、ビットデータDg,Dhは
「0」となり、ビットセレクタ40a〜40fの出力が
ビットデータDa〜Dfとして出力される。さらに、デ
コード信号A7がはじめて「0」になると、ビットデー
タDhは「0」となり、ビットセレクタ40a〜40g
の出力がビットデータDa〜Dgとして出力される。
【0048】ダウンカウンタ15はセレクタ22を介し
て入力されるビットデータに基づいて、外部から入力さ
れるクロック信号CKのパルス数をカウントする。そし
て、ダウンカウンタ15は前記ビットデータに該当する
パルス数をカウントアップすると、データFF16にカ
ウンタボロー信号SG1を出力する。
て入力されるビットデータに基づいて、外部から入力さ
れるクロック信号CKのパルス数をカウントする。そし
て、ダウンカウンタ15は前記ビットデータに該当する
パルス数をカウントアップすると、データFF16にカ
ウンタボロー信号SG1を出力する。
【0049】データFF16のデータ端子Dは反転出力
端子バーQに接続され、クロック端子CLKはカウンタ
ボロー信号SG1を入力する。そして、データFF16
はカウンタボロー信号SG1の入力に基づいて出力端子
Qからの出力信号OUTをHレベルからLレベルに、も
しくはLレベルからHレベルに切り換えるとともに、出
力信号OUTを切り換え信号SG2として前記周期設定
回路21及びセレクタ22に出力する。
端子バーQに接続され、クロック端子CLKはカウンタ
ボロー信号SG1を入力する。そして、データFF16
はカウンタボロー信号SG1の入力に基づいて出力端子
Qからの出力信号OUTをHレベルからLレベルに、も
しくはLレベルからHレベルに切り換えるとともに、出
力信号OUTを切り換え信号SG2として前記周期設定
回路21及びセレクタ22に出力する。
【0050】このように構成されたパルス幅変調回路2
0において、例えばセレクタ22によりデータレジスタ
11に格納されているL幅データDL1のビット長が変
更されてダウンカウンタ15に出力されている状態で
は、データFF16からLレベルの出力信号OUTが出
力されている。
0において、例えばセレクタ22によりデータレジスタ
11に格納されているL幅データDL1のビット長が変
更されてダウンカウンタ15に出力されている状態で
は、データFF16からLレベルの出力信号OUTが出
力されている。
【0051】この状態で、CPU13からデータレジス
タ11に新たな別の値のL幅データDL1を書き込むと
ともに、周期設定回路21に周期設定データDW0を
「1」とするとともに、周期データDW1〜DW3を出
力しておく。
タ11に新たな別の値のL幅データDL1を書き込むと
ともに、周期設定回路21に周期設定データDW0を
「1」とするとともに、周期データDW1〜DW3を出
力しておく。
【0052】そして、ダウンカウンタ15がクロック信
号CKを設定されたパルス数だけカウントアップする
と、カウンタボロー信号SG1をデータFF16に出力
する。すると、データFF16は出力信号OUTをLレ
ベルからHレベルに切り換えるとともに、周期設定回路
21及びセレクタ22に出力信号OUTを切り換え信号
SG2として出力する。
号CKを設定されたパルス数だけカウントアップする
と、カウンタボロー信号SG1をデータFF16に出力
する。すると、データFF16は出力信号OUTをLレ
ベルからHレベルに切り換えるとともに、周期設定回路
21及びセレクタ22に出力信号OUTを切り換え信号
SG2として出力する。
【0053】前記周期設定回路21に切り換え信号SG
2が入力されると、周期設定データDW0が「1」であ
るため、デコーダ部21AのデータFF24〜26に周
期データDW1〜DW3が取り込まれる。この周期デー
タDW1〜DW3が、例えば「1」,「0」,「0」の
場合にはデコーダ27eの出力信号のみが「0」とな
り、デコード信号A0〜A3はそれぞれ「1」となり、
デコード信号A4〜A7はそれぞれ「0」となる。
2が入力されると、周期設定データDW0が「1」であ
るため、デコーダ部21AのデータFF24〜26に周
期データDW1〜DW3が取り込まれる。この周期デー
タDW1〜DW3が、例えば「1」,「0」,「0」の
場合にはデコーダ27eの出力信号のみが「0」とな
り、デコード信号A0〜A3はそれぞれ「1」となり、
デコード信号A4〜A7はそれぞれ「0」となる。
【0054】一方、前記セレクタ22に切り換え信号S
G2が入力されると、セレクタ部22Aにより反転回路
18のH幅データDH1の各ビットデータDH1a〜D
H1hが選択され、周期変更部22Bに出力される。そ
して、デコード信号A4〜A7が「0」であるので、ビ
ットデータDH1a〜DH1hのうち、ビットデータD
H1e〜DH1hは「0」にされ、4ビット長のビット
データDH1a〜DH1dに変更され、ビットデータD
a〜Ddとしてダウンカウンタ15に出力される。
G2が入力されると、セレクタ部22Aにより反転回路
18のH幅データDH1の各ビットデータDH1a〜D
H1hが選択され、周期変更部22Bに出力される。そ
して、デコード信号A4〜A7が「0」であるので、ビ
ットデータDH1a〜DH1hのうち、ビットデータD
H1e〜DH1hは「0」にされ、4ビット長のビット
データDH1a〜DH1dに変更され、ビットデータD
a〜Ddとしてダウンカウンタ15に出力される。
【0055】そして、ダウンカウンタ15はクロック信
号CKをH幅データ(ビットデータDH1a〜DH1
d)に該当するパルス数だけカウントアップすると、カ
ウンタボロー信号SG1をデータFF16に出力する。
号CKをH幅データ(ビットデータDH1a〜DH1
d)に該当するパルス数だけカウントアップすると、カ
ウンタボロー信号SG1をデータFF16に出力する。
【0056】すると、データFF16は出力信号OUT
をHレベルからLレベルに切り換えるとともに、前記セ
レクタ22に切り換え信号SG2を出力して、前記と同
様な動作を繰り返す。
をHレベルからLレベルに切り換えるとともに、前記セ
レクタ22に切り換え信号SG2を出力して、前記と同
様な動作を繰り返す。
【0057】このように、本実施例ではデータレジスタ
11に設定するL幅データDL1を変更するとともに、
周期設定回路21に設定した周期データDW1〜DW3
に基づいてL幅データDL1又はH幅データDH1のビ
ット長を変更するようにした。よって、図7に示すよう
に、出力信号OUTのデューティ比を変更することがで
きるとともに、各周期t1〜t4を変更することができ
る。
11に設定するL幅データDL1を変更するとともに、
周期設定回路21に設定した周期データDW1〜DW3
に基づいてL幅データDL1又はH幅データDH1のビ
ット長を変更するようにした。よって、図7に示すよう
に、出力信号OUTのデューティ比を変更することがで
きるとともに、各周期t1〜t4を変更することができ
る。
【0058】また、本実施例ではデータレジスタ11の
L幅データを反転してH幅データを出力する反転回路1
8を設けた。この反転回路18は従来におけるH幅デー
タを格納するデータレジスタ12の約半分の素子で構成
できるため、パルス幅変調回路20の回路規模を小さく
することができる。
L幅データを反転してH幅データを出力する反転回路1
8を設けた。この反転回路18は従来におけるH幅デー
タを格納するデータレジスタ12の約半分の素子で構成
できるため、パルス幅変調回路20の回路規模を小さく
することができる。
【0059】なお、本実施例ではデータレジスタ11を
8ビットのL幅データを設定できるものとしたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、16ビット、32
ビット等のL幅データを設定できるパルス幅変調回路と
してもよい。このように扱うデータのビット数が多けれ
ば多いほど、パルス幅変調回路の回路規模を従来と比較
して小さくすることができる。
8ビットのL幅データを設定できるものとしたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、16ビット、32
ビット等のL幅データを設定できるパルス幅変調回路と
してもよい。このように扱うデータのビット数が多けれ
ば多いほど、パルス幅変調回路の回路規模を従来と比較
して小さくすることができる。
【0060】また、本実施例ではデータレジスタ11に
L幅データを設定するようにしたが、これに代えてH幅
データを設定し、反転回路18によりこのH幅データを
反転してL幅データを生成するようにしてもよい。
L幅データを設定するようにしたが、これに代えてH幅
データを設定し、反転回路18によりこのH幅データを
反転してL幅データを生成するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
パルス幅変調回路の回路規模を縮小できるとともに、そ
の出力信号のデューティ比及び周期を変更することがで
きる優れた効果がある。
パルス幅変調回路の回路規模を縮小できるとともに、そ
の出力信号のデューティ比及び周期を変更することがで
きる優れた効果がある。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例のパルス幅変調回路を示すブロック図
である。
である。
【図3】周期設定回路を示す論理回路図である。
【図4】セレクタを示すブロック図である。
【図5】セレクタを示す論理回路図である。
【図6】一実施例の作用を示すタイムチャートである。
【図7】一実施例の出力信号を示す波形図である。
【図8】従来のパルス幅変調回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】従来のパルス幅変調回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】従来例の出力信号を示す波形図である。
1 データレジスタ 2 反転回路 3 周期制御回路 4 パルス信号生成回路
Claims (1)
- 【請求項1】 出力信号(OUT)の第1のレベルのパ
ルス幅の第1幅データを格納するためのデータレジスタ
(1)と、 データレジスタ(1)の第1幅データを反転し、出力信
号(OUT)の第2のレベルのパルス幅の第2幅データ
として出力する反転回路(2)と、 データレジスタ(1)に格納された第1幅データ及び反
転回路(2)の第2幅データを入力し、第1又は第2幅
データのビット長をそのまま又は変更してそれぞれ第3
及び第4幅データを出力する周期制御回路(3)と、 周期制御回路(3)から出力される第3及び第4幅デー
タに基づくパルス幅の出力信号を生成するパルス信号生
成回路(4)とを備えることを特徴とするパルス幅変調
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP138993A JPH06204819A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | パルス幅変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP138993A JPH06204819A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | パルス幅変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06204819A true JPH06204819A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11500136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP138993A Withdrawn JPH06204819A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | パルス幅変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06204819A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077291A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Pwm直流電圧制御装置 |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP138993A patent/JPH06204819A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077291A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Pwm直流電圧制御装置 |
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