JP2002111521A - 送信機 - Google Patents
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Abstract
まで昇圧するにあたり、当該昇圧手段の昇圧特性を特定
する昇圧開始時間と昇圧電位との関係を有効に活用する
ことで、小容量の電池の劣化によりその出力電圧が低下
しても、昇圧手段の仕様の違い、昇圧特性のばらつきや
変化にかかわりなく、当該昇圧手段を制御する制御素子
の作動に要する電圧を適正に確保するようにした送信機
を提供する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ12は、電池11
の出力電圧を受けて作動し、昇圧制御信号を順次発生す
る。この昇圧制御信号は、遅く発生するもの程、そのハ
イレベル期間が昇圧IC回路14の昇圧特性に合わせて
長い。昇圧IC回路14は、各昇圧制御信号のハイレベ
ル期間中の発振動作の回数を当該ハイレベル期間の延長
に応じ増大させることで電池11の出力電圧を昇圧す
る。
Description
レスエントリシステムに採用するに適した送信機に関す
る。
レスエントリシステムにおいては、その送信機により、
電波によるデータの送信でもって、当該乗用車のドアの
ロック或いはその解除を行うのが通常である。ここで、
送信機は、電波の送信を安定的に行うために、昇圧IC
回路を採用し、この昇圧IC回路の昇圧作動をマイクロ
コンピュータにより制御することで、ボタン電池等の小
容量の電池の出力電圧をこれよりも高い所定の電圧に昇
圧し、この昇圧電圧に基づき電波によるデータの送信を
行うようになっている。
において、電池の出力電圧が当該電池の経年変化等によ
る劣化に伴い低下すると、当該出力電圧と上記所定の昇
圧電圧との差が大きくなる。これに伴い、昇圧IC回路
による昇圧時に電池の電力をより多く消費するようにな
るため、マイクロコンピュータの電源電圧でもある電池
の出力電圧が当該マイクロコンピュータの作動電圧範囲
の下限値を瞬間的に低下するようになる。その結果、マ
イクロコンピュータが正常に作動できず、送信機として
の寿命を短くしてしまうという不具合を招く。
をマイクロコンピュータにより一定周期にて間欠的に制
御することで、電池の電力を消費しない時間を間欠的に
作り、電池の出力電圧が当該マイクロコンピュータの作
動電圧範囲の下限値を低下しないようにすることが考え
られる。
る昇圧電位は緩やかに上昇してゆき電池の出力電圧の低
下は少なくなるものの、単に昇圧IC回路の昇圧作動を
一定周期にて間欠的に制御するのみでは、不十分で上記
不具合を解消することができない。そこで、この点につ
き、複数の昇圧IC回路の昇圧特性との関係で検討して
みた。
用するものの仕様によって、ばらつきがある。従って、
採用する昇圧IC回路によって、この昇圧IC回路に固
有の昇圧開始時間が異なったり、この昇圧開始時間に温
度変動がある。このため、採用する昇圧IC回路によっ
て、当該昇圧IC回路による昇圧作動時に電池の電力の
消費状態が異なり、当該電池の出力電圧の低下度合いに
差が生ずる。
照しながら、詳細に説明する。なお、図7(a)乃至
(c)において、昇圧制御波形は、マイクロコンピュー
タにより昇圧IC回路の昇圧作動を制御する場合の所定
周期の同一の一昇圧制御波形を示す。
圧開始時間(以下、昇圧開始時間Tsという)が標準時
間(図示符号Tss参照)の場合において、当該昇圧I
C回路の発振動作波形及び昇圧電位の傾向並びに電池の
出力電圧の低下傾向がどのようになるかを示す。図7
(b)は、昇圧IC回路の昇圧開始時間Tsが標準時間
Tssよりも短い時間(図示符号Tse参照)の場合に
おいて、当該昇圧IC回路の発振動作波形及び昇圧電位
の傾向並びに電池の出力電圧の低下傾向がどのようにな
るかを示す。また、図7(c)は、昇圧IC回路の昇圧
開始時間Tsが標準時間Tssよりも長い時間(図示符
号Tsd参照)である場合において、当該昇圧IC回路
の発振動作波形及び昇圧電位の傾向並びに電池の出力電
圧の低下傾向がどのようになるかを示す。
ングチャートを昇圧制御波形のハイレベル中において比
較すると、昇圧IC回路の昇圧開始時間が短い時間Ts
eの場合には、発振動作波形の発振パルス数は、標準時
間Tssの場合における発振動作波形の発振パルス数よ
りも多い。このため、昇圧電位の上昇度合いは、昇圧開
始時間が標準時間Tssの場合における昇圧電位の上昇
度合いに比べて大きいが、電池の出力電圧の低下度合い
(図示符号ΔVe参照)は、昇圧開始時間が標準時間T
ssの場合における電池の出力電圧の低下度合い(図示
符号ΔV参照)に比べて大きい。
時間Tsdの場合には、発振動作波形の発振パルス数
は、昇圧開始時間が標準時間Tssの場合における発振
動作波形の発振パルス数よりも少ない。このため、昇圧
電位の上昇度合いは、昇圧開始時間が標準時間Tssの
場合における昇圧電位の上昇度合いに比べて小さいが、
電池の出力電圧の低下度合い(図示符号ΔVd参照)
も、昇圧開始時間が標準時間Tssの場合における電池
の出力電圧の低下度合いに比べて小さい。
電圧の低下度合いは小さいために電池の出力電圧がマイ
クロコンピュータの作動電圧範囲の下限値よりも低下し
にくいが上記所定の電圧まで昇圧するのに時間がかか
り、一方、昇圧開始時間が短い程電池の出力電圧の低下
度合いは大きいために上記所定の電圧まで昇圧するのに
は時間がかからないが、電池の出力電圧がマイクロコン
ピュータの作動電圧範囲の下限値よりも低下し易いとい
うことがいえる。
昇圧電位との関係につき検討してみたところ、当該各昇
圧IC回路の定性的な共通の特性として、図6にて示す
ような昇圧開始時間Tsと昇圧電位との間の関係を特定
する特性曲線Lが得られた。この特性曲線Lは、各昇圧
IC回路の特性にばらつきはあるものの、昇圧電位が低
い範囲では昇圧開始時間Tsは短くて殆ど変化せず、昇
圧電位が高くなると昇圧開始時間Tsが急激に長くなる
傾向にあることを示す。このことは、昇圧IC回路の仕
様に依らず、昇圧電圧が上記所定の電圧に近づくと昇圧
開始時間が長くなることを意味する。
のハイレベル時間を一定値(図6にて符号τ参照)に固
定すると、この昇圧制御時間が昇圧開始時間と一致し
て、昇圧電位が飽和(図6にて符号L1参照)してしま
い上昇し得なくなり、昇圧IC回路の昇圧出力が上記所
定の昇圧電圧に達しないという現象が生ずる。そして、
この現象は、昇圧制御時間が短い程、低い昇圧電位で起
こる。
すごとく、昇圧制御波形のハイレベル時間を、特性曲線
L上の昇圧電位に対する昇圧開始時間の増大傾向にあわ
せて段階的に長くすれば、上述の昇圧電位の飽和を防止
して所定の電圧までの昇圧に時間がかからないように
し、かつ、劣化した電池の出力電圧がマイクロコンピュ
ータの作動電圧範囲の下限値よりも瞬間的に低下すると
いうような事態の発生を防止できることが分かった。
目して、電池の出力電圧を昇圧手段により所定の電圧ま
で昇圧するにあたり、当該昇圧手段の昇圧特性を特定す
る昇圧開始時間と昇圧電位との関係を有効に活用するこ
とで、小容量の電池の劣化によりその出力電圧が低下し
ても、昇圧手段の仕様の違い、昇圧特性のばらつきや変
化にかかわりなく、当該昇圧手段を制御する制御手段の
作動に要する電圧を適正に確保するようにした送信機を
提供することを目的とする。
り、請求項1に記載の発明に係る送信機は、電池(1
1)と、この電池からその出力電圧を電源電圧として印
加されて昇圧制御信号を順次パルス状に発生する昇圧制
御信号発生手段(12)と、この昇圧制御信号発生手段
から昇圧制御信号を入力されてスイッチング動作しスイ
ッチング信号を発生するスイッチング手段(14a)を
有し、スイッチング信号に基づき電池の出力電圧を所定
の電圧に向け昇圧するように昇圧作動する昇圧手段(1
4)と、昇圧電圧に基づき送信データを電波により送信
する送信手段(18、130、140)とを備える。
発生手段から発生する昇圧制御信号の周期は、スイッチ
ング信号の発生を許容する信号発生許容期間と、これに
後続してスイッチング信号の発生を禁止する信号発生禁
止期間とからなり、昇圧制御信号発生手段から発生する
昇圧制御信号のうち遅く発生するもの程信号発生許容期
間がスイッチング信号の発生許容数を増大させるように
長くなっている。
号発生手段から昇圧制御信号が発生する毎に、当該昇圧
制御信号の信号発生許容期間の間スイッチング信号を発
し、この発生を信号発生禁止期間の間停止し、昇圧手段
は、スイッチング信号の発生毎に、電池の出力電圧を所
定の電圧に向け段階的に昇圧する。
経年変化等による劣化により低下しても、電池の出力電
圧が、昇圧手段による各昇圧時において昇圧制御信号発
生手段の作動電圧範囲の下限値よりも低下するという事
態を招くことなく、昇圧手段により電池の出力電圧を所
定の電圧まで緩やかにかつ短期間にて昇圧させ得る。こ
こで、上述のように電池の出力電圧が、昇圧手段による
各昇圧時において昇圧制御信号発生手段の作動電圧範囲
の下限値よりも低下することがないので、電池の出力電
圧のもと昇圧制御信号発生手段の作動を適正に確保でき
る。
禁止期間は、それぞれ、ハイレベル期間及びローレベル
期間であり、或いは、それぞれ、ローレベル期間及びハ
イレベルであってもよい。
1に記載の発明において、昇圧手段は、昇圧開始時間と
昇圧電位との関係で特定される昇圧特性を有する昇圧I
C回路であって、各昇圧制御信号の信号発生許容期間
は、この期間中におけるスイッチング信号の発生数が、
電池の出力電圧がスイッチング手段のスイッチング動作
によって昇圧制御信号発生手段の作動電圧範囲の下限値
よりも低下せず、かつ昇圧IC回路による所定の電圧ま
での昇圧を昇圧特性に応じて確保できるような期間であ
り、各昇圧制御信号の信号発生禁止期間は、信号発生許
容期間における電池の出力電圧の低下から当該出力電圧
を回復させ得る期間であることを特徴とする。
性の違いにかかわらず、請求項1に記載の発明と同様の
作用効果を達成できる。
2に記載の発明において、各昇圧制御信号の信号発生許
容期間は、昇圧特性における昇圧制御信号の発生時の昇
圧開始時間を含み、昇圧IC回路は、制御信号発生手段
からの昇圧制御信号の発生毎に昇圧開始時間の経過時に
信号発生許容期間中におけるスイッチング手段のスイッ
チング動作を開始することを特徴とする。
効果をより一層向上できる。
は、電池(11)と、この電池からその出力電圧を電源
電圧として印加されて昇圧制御信号を順次パルス状に発
生する昇圧制御信号発生手段(12)と、昇圧制御信号
を入力されてスイッチング動作しこのスイッチング動作
に基づき電池の出力電圧を所定の電圧まで昇圧するよう
に昇圧作動する昇圧手段(14)と、昇圧電圧に基づき
送信データを電波により送信する送信手段(18、13
0、140)とを備える。
段は、昇圧制御信号発生手段から発生する昇圧制御信号
のうち遅く発生するもの程昇圧手段のスイッチング動作
の回数を増大させるように、かつ、このスイッチング動
作に伴う電池の出力電圧の低下を回復させるように、昇
圧制御信号を順次発生することを特徴とする。
に作用効果を達成できる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
により説明する。図1は、本発明が乗用車用キーレスエ
ントリシステムの携帯用送信機10に適用された例を示
す。なお、当該キーレスエントリシステムは、送信機1
0の送信電波(後述する)でもって、当該乗用車に装備
したドアロック装置Dにより当該乗用車のドアをロック
或いはアンロックする。
の電池11としては、水銀電池やリチウム電池等の小容
量の電池からなるいわゆるボタン電池が採用されてい
る。なお、本実施形態では、電池11として、公称直流
電圧3V及び公称容量220mAhを有するCR203
2型ボタン電池が用いられている。
タ12を備えており、このマイクロコンピュータ12
は、電池11から直流電圧を電源電圧として印加されて
作動状態となる。このマイクロコンピュータ12は、そ
の作動状態にて、起動スイッチ13の操作のもと、図2
乃至図4にて示すフローチャートに従い、コンピュータ
プログラムを実行し、この実行中において、昇圧IC回
路14及び送信回路18の制御に要する処理を行う。な
お、上記コンピュータプログラムは、マイクロコンピュ
ータ12のROMに予め記憶されている。
なるもので、この起動スイッチ13は、そのオンによ
り、マイクロコンピュータ12に起動をかける。
として、発振回路14aと、昇圧回路14bとを備えて
いる。発振回路14aは、電池11からリアクター15
を介し直流電圧を印加されて、マイクロコンピュータ1
2による発振指令制御のもと発振作動し、発振パルス信
号を所定の周期To(図5参照)にて発生する。但し、
本実施形態では、当該発振パルス信号においては、前半
のローレベルのパルス幅と後半のハイレベルのパルス幅
とは同一である。昇圧回路14bは、発振回路14aの
発振出力に基づきリアクター15を介する電池11から
の直流電圧を所定の電圧(例えば、5V)まで昇圧す
る。
一義的に決まる昇圧特性(昇圧開始時間Tsと昇圧電位
との関係を特定する特性)を有していることから、発振
回路14aの発振作動の開始(発振パルス信号の最初の
立ち下がり時期に対応する)は、マイクロコンピュータ
12による発振指令制御後昇圧開始時間Tsの経過時に
同期している。なお、リアクター15は、電池11の直
流出力の変化を抑制する役割を果たす。
の昇圧回路14bからの昇圧電圧を平滑化し平滑化電圧
として送信回路18に印加する。なお、平滑コンデンサ
17とリアクター15との間には逆流阻止用ダイオード
16が接続されており、このダイオード16は、昇圧I
C回路14の昇圧電圧に基づく電流のリアクター15側
への逆流を阻止する。
ナとを備えており、この送信回路18は、マイクロコン
ピュータ12による制御のもと、平滑コンデンサ17か
らの出力電圧に基づき作動状態になり、当該マイクロコ
ンピュータ12からのデータ(上記ドアのロック或いは
アンロックを表すRFデータ)を、上記信号処理回路に
より送信データとして処理し、この送信データを上記ア
ンテナにより電波を媒体としてドアロック装置Dに送信
する。なお、上記RFデータはラジオ周波数データであ
り、上記信号処理回路の処理は、上記RFデータで搬送
波を変調して上記送信データとすることでなされる。
て、マイクロコンピュータ12は、電池11からの直流
電圧に基づき作動状態にあるものとする。このような状
態において、起動スイッチ13がオフしておれば、マイ
クロコンピュータ12は、図2のフローチャートのステ
ップ20にて、NOとの判定を繰り返している。
と、マイクロコンピュータ12は、ステップ20におけ
るYESとの判定をした後、昇圧制御処理ルーチン30
における処理を開始する。この昇圧制御処理ルーチン3
0においては、ステップ31において、計数データNが
N=0とクリアされ、ステップ32において、所定の周
期T1のパルス信号が昇圧制御信号として出力される。
図5にて示すごとく、ハイレベルのパルス幅W1及びロ
ーレベルのパルス幅Wcとを有しており、パルス幅W1
は所定時間t1に対応し、パルス幅Wcは所定時間tc
に対応する。但し、所定時間t1は、Ts+0.5To
<t1<Ts+Toの範囲内の値に設定されている。ま
た、Tsは、昇圧IC回路14の昇圧開始時間(最初の
周期T1の昇圧制御信号の立ち上がり直前のときの値に
相当する)。また、所定時間tcは、昇圧制御ルーチン
30を含めその後の各昇圧制御ルーチン40乃至120
の各々において、電池11の電力の消費によりその直流
電圧が瞬間的に繰り返し低下してもこの繰り返し低下前
の値に回復し得る時間に相当する。
号がマイクロコンピュータ12により出力されると、昇
圧IC回路14において、発振回路14aが当該昇圧制
御信号を入力された後昇圧開始時間Tsの経過時に発振
作動を開始し発振パルス信号を周期Toにて発生する。
ここで、当該昇圧制御信号のハイレベルのパルス幅W1
に対応する所定時間t1は、上述のように、Ts+0.
5To<t1<Ts+Toの範囲内の値に設定されてい
ることから、所定時間t1の間に発信回路14aから出
力される発振パルス信号の数は一つである。
回路14bは、リアクター15を介し電池11から印加
される直流電圧を発振回路14aからの発振パルス信号
の立ち上がり時に電圧ΔVu(図5参照)だけ昇圧す
る。また、この昇圧に先立ち、リアクター15を介し電
池11から供給される電力を発振回路14aからの発振
パルス信号の立ち下がりに応答して消費することとなる
ため、電池11の直流電圧は、発振回路14aからの発
振パルス信号の立ち下がりに応答して電圧ΔVa(図5
参照)だけ低下する。
t1の経過に伴い立ち下がり、所定時間tcの経過まで
ローレベルのままとなるが、この所定時間tcは、上述
のごとく、電池11の電力の消費によりその直流電圧が
瞬間的に低下してもこの低下前の値に回復し得る時間に
設定されている。このため、電池11の直流電圧は、上
記電圧降下ΔVaの低下状態からその低下前の値に回復
する。
ると、次のステップ33において、計数データNがN=
N+1=1と加算更新され、ステップ34において、N
<10故に、NOと判定され、以後、ステップ32乃至
ステップ34を循環する処理がN=10となるまで繰り
返される。
り返し出力することで、昇圧回路14bの昇圧電圧は、
リアクター15からの直流電圧に基づきN=10になる
まで電圧ΔVuずつ繰り返し上昇されるが、この昇圧電
圧の繰り返しの上昇は、上述のような電池11の直流電
圧の回復状態にて常になされる。なお、N=2以後の各
Nに対応する所定時間t1中のTsは、当該Nの成立直
後における昇圧IC回路14の昇圧開始時間にそれぞれ
相当する。
の判定がYESになると、昇圧制御処理ルーチン40の
処理が開始される。すると、ステップ41において、計
数データNがN=0とクリアされ、ステップ42におい
て、所定の周期T2のパルス信号が昇圧制御信号として
出力される。ここで、周期T2の当該昇圧制御信号は、
図5にて示すごとく、ハイレベルのパルス幅W2及び上
記ローレベルのパルス幅Wcとを有しており、パルス幅
W2は所定時間t2に対応する。但し、所定時間t2
は、Ts+1.5To<t2<Ts+2Toの範囲内の
値に設定されている。また、ここでのTsは、ステップ
34でのYESとの判定直後の昇圧IC回路14の昇圧
開始時間に相当する。
号がマイクロコンピュータ12により出力されると、昇
圧IC回路14において、発振回路14aが当該昇圧制
御信号を入力された後昇圧開始時間Tsの経過時に発振
作動を開始し発振パルス信号を周期Toにて発生する。
ここで、当該昇圧制御信号のハイレベルのパルス幅W2
に対応する所定時間t2は、上述のように、Ts+1.
5To<t2<Ts+2Toの範囲内の値に設定されて
いることから、所定時間t2の間に発信回路14aから
出力される発振パルス信号の数は二つ未満で一つ半以上
である。
回路14bは、リアクター15を介し電池11から印加
される直流電圧を発振回路14aからの発振パルス信号
の立ち上がり毎に電圧ΔVuだけ昇圧する。また、この
昇圧に先立ち、リアクター15を介し電池11から供給
される電力を発振回路14aからの発振パルス信号の立
ち下がり毎に消費することとなるため、電池11の直流
電圧は、発振回路14aからの発振パルス信号の立ち下
がり毎に電圧ΔVaずつ2回低下する。
t2の経過に伴い立ち下がり、所定時間tcの経過まで
ローレベルのままとなるが、この所定時間tcは、上述
のごとく、電池11の電力の消費によりその直流電圧が
瞬間的に低下してもこの低下前の値に回復し得る時間に
設定されている。このため、電池11の直流電圧は、上
記電圧2ΔVの低下からその低下前の値に回復する。
と、次のステップ43において、計数データNがN=N
+1=1と加算更新され、ステップ44において、N<
10故に、NOと判定され、以後、ステップ42乃至ス
テップ44を循環する処理がN=10となるまで繰り返
される。これにより、昇圧回路14bの昇圧電圧は、リ
アクター15からの直流電圧に基づきN=10になるま
で電圧2ΔVuずつ繰り返し上昇されるが、この昇圧電
圧の繰り返しの上昇は、上述のような電池11の直流電
圧の回復状態にて常になされる。なお、N=2以後の各
Nに対応する所定時間t2中のTsは、当該Nの成立直
後における昇圧IC回路14の昇圧開始時間にそれぞれ
相当する。
の判定がYESになると、次の昇圧制御ルーチン50の
処理(図3参照)が開始される。すると、ステップ51
において、計数データNがN=0とクリアされ、ステッ
プ52において、所定の周期T3のパルス信号が昇圧制
御信号として出力される。ここで、周期T3の当該昇圧
制御信号は、図5にて示すごとく、ハイレベルのパルス
幅W3及び上記ローレベルのパルス幅Wcとを有してお
り、パルス幅W3は所定時間t3に対応する。但し、所
定時間t3は、Ts+2.5To<t2<Ts+3To
の範囲内の値に設定されている。
号がマイクロコンピュータ12により出力されると、昇
圧IC回路14において、発振回路14aが当該昇圧制
御信号を入力された後昇圧開始時間Tsの経過時に発振
作動を開始し発振パルス信号を周期Toにて発生する。
ここで、当該昇圧制御信号のハイレベルのパルス幅W3
に対応する所定時間t3は、上述のように、Ts+2.
5To<t3<Ts+3Toの範囲内の値に設定されて
いることから、所定時間t3の間に発信回路14aから
出力される発振パルス信号の数は三つ未満で二つ半以上
である。
回路14bは、リアクター15を介し電池11から印加
される直流電圧を発振回路14aからの発振パルス信号
の立ち上がり毎に電圧ΔVuずつ3回昇圧する。また、
この昇圧に先立ち、リアクター15を介し電池11から
供給される電力を発振回路14aからの発振パルス信号
の立ち下がり毎に消費することとなるため、電池11の
直流電圧は、発振回路14aからの発振パルス信号の立
ち下がり毎に電圧ΔVaずつ3回低下する。
t3の経過に伴い立ち下がり、所定時間tcの経過まで
ローレベルのままとなるが、この所定時間tcは、上述
のごとく、電池11の電力の消費によりその直流電圧が
瞬間的に繰り返し低下してもこの低下前の値に回復し得
る時間に設定されている。このため、電池11の直流電
圧は、上記電圧3ΔVaの低下からその低下前の値に回
復する。
と、次のステップ53において、計数データNがN=N
+1=1と加算更新され、ステップ54において、N<
10故に、NOと判定され、以後、ステップ52乃至ス
テップ54を循環する処理がN=10となるまで繰り返
される。これにより、昇圧回路14bの昇圧電圧は、リ
アクター15からの直流電圧に基づきN=10になるま
で電圧ΔVuずつ3回繰り返し上昇されるが、この昇圧
電圧の繰り返しの上昇は、上述のような電池11の直流
電圧の回復状態にて常になされる。なお、N=2以後の
各Nに対応する所定時間t3中のTsは、当該Nの成立
直後における昇圧IC回路14の昇圧開始時間にそれぞ
れ相当する。
00の処理が順次なされる。これら各昇圧制御処理ルー
チン60乃至100では、以下の処理を除き、各昇圧制
御処理ルーチン30乃至50と実質的に同様の処理がな
される。即ち、昇圧制御処理ルーチン60では、所定の
周期T4のパルス信号が昇圧制御信号として出力され、
昇圧制御処理ルーチン70では、所定の周期T5のパル
ス信号が昇圧制御信号として出力され、昇圧制御処理ル
ーチン80では、所定の周期T6のパルス信号が昇圧制
御信号として出力され、昇圧制御処理ルーチン90で
は、所定の周期T7のパルス信号が昇圧制御信号として
出力され、また、昇圧制御処理ルーチン100では、所
定の周期T8のパルス信号が昇圧制御信号として出力さ
れる。
ハイレベルのパルス幅W4及び上記ローレベルのパルス
幅Wcとを有しており、パルス幅W4は所定時間t4に
対応する。但し、所定時間t4は、Ts+3.5To<
t2<Ts+4Toの範囲内の値に設定されている。周
期T5の当該昇圧制御信号は、ハイレベルのパルス幅W
5及び上記ローレベルのパルス幅Wcとを有しており、
パルス幅W5は所定時間t5に対応する。但し、所定時
間t5は、Ts+4.5To<t2<Ts+5Toの範
囲内の値に設定されている。
ルのパルス幅W6及び上記ローレベルのパルス幅Wcと
を有しており、パルス幅W6は所定時間t6に対応す
る。但し、所定時間t6は、Ts+5.5To<t6<
Ts+6Toの範囲内の値に設定されている。周期T7
の当該昇圧制御信号は、ハイレベルのパルス幅W7及び
上記ローレベルのパルス幅Wcとを有しており、パルス
幅W7は所定時間t7に対応する。但し、所定時間t7
は、Ts+6.5To<t6<Ts+7Toの範囲内の
値に設定されている。また、周期T8の当該昇圧制御信
号は、ハイレベルのパルス幅W8及び上記ローレベルの
パルス幅Wcとを有しており、パルス幅W8は所定時間
t8に対応する。但し、所定時間t8は、Ts+7.5
To<t6<Ts+8Toの範囲内の値に設定されてい
る。
ては、昇圧制御信号のハイレベル中において発振パルス
信号の4回の立ち下がり毎に電池11の出力電圧が電圧
ΔVaずつ順次降下するとともに発振パルス信号の4回
の立ち上がり毎に昇圧電位がΔVuずつ昇圧することが
10回繰り返される。以下、各昇圧制御処理ルーチン7
0乃至100において、順次、電池11の出力電圧の電
圧ΔVずつの降下回数及び昇圧電位のΔVuずつ昇圧回
数がそれぞれ順次1回ずつ増加していく。また、このよ
うな処理が各昇圧制御処理ルーチン70乃至100にお
いてそれぞれ10回繰り返される。
すると、各昇圧制御処理ルーチン110、120の処理
が順次なされる(図4参照)。これら各昇圧制御処理ル
ーチン110、120の処理は、以下の処理を除き、上
記各昇圧制御処理ルーチンと実質的に同様である。昇圧
制御処理ルーチン110においては、ステップ112に
て出力される昇圧制御信号は所定の周期T9を有する。
この昇圧制御信号は、ハイレベルのパルス幅W9及び上
記ローレベルのパルス幅Wcを有するが、パルス幅W9
は所定時間t9に対応する。但し、所定時間t9は、T
s+8.5To<t6<Ts+9Toの範囲内の値に設
定されている。
ては、ステップ122にて出力される昇圧制御信号は所
定の周期T10を有する。この昇圧制御信号は、ハイレ
ベルのパルス幅W10及び上記ローレベルのパルス幅W
cを有するが、パルス幅W10は所定時間t10に対応
する。但し、所定時間t10は、Ts+9.5To<t
6<Ts+10Toの範囲内の値に設定されている。
20における各ステップ113、123では、NがN=
5まで加算更新され、各ステップ114、124では、
N=5のときにYESとの判定がなされる。そして、昇
圧制御処理ルーチン110においては、電池11の出力
電圧の電圧ΔVaずつの低下回数及び昇圧電位のΔVu
ずつの昇圧回数が昇圧制御処理ルーチン100の場合よ
りもそれぞれ1回ずつ多く、このような1回ずつ多い処
理が5回繰り返される。また、昇圧制御処理ルーチン1
20においては、電池11の出力電圧の電圧ΔVaずつ
の低下回数及び昇圧電位のΔVuずつの昇圧回数が昇圧
制御処理ルーチン110の場合よりもそれぞれ1回ずつ
多く、このような1回ずつ多い処理が5回繰り返され
る。
すると、ステップ130において、送信回路18への電
源電圧印加処理がなされる。これに伴い、送信回路18
は、平滑コンデンサ17の平滑電圧に基づき作動状態に
なる。ついで、ステップ140において、Rfデータの
出力処理がなされ、これに伴い、送信回路18は、当該
出力データを信号処理回路により送信データとして処理
し、この送信データをアンテナから電波を媒体として送
信する。これにより、ドアロック装置Dは、送信回路1
8からの送信データに基づき当該乗用車のドアをロック
或いはアンロックする。
圧IC回路14の昇圧開始時間と昇圧電位との関係を有
効に利用して、各昇圧制御ルーチン40乃至120での
昇圧制御にあたり、上述のように、昇圧制御信号のハイ
レベル期間を所定期間t1乃至t10として順次長く
し、かつこれら各ハイレベル期間に後続するローレベル
期間を所定期間tcとし、所定期間t1乃至t10の長
さを、これら各々に属する発振パルス信号の数が順次上
述のように増大するように設定し、かつ所定期間tcを
上述のように電池11の電圧低下をその低下前に回復さ
せ得る期間に設定した。これにより、電池11の出力電
圧が当該電池11の経年変化等による劣化により低下し
ても、電池11の出力電圧が、上記各昇圧時においてマ
イクロコンピュータ12の作動電圧範囲の下限値(図5
にて符号Vth参照)よりも瞬間的に低下するという事
態を招くことなく、昇圧IC回路14により電池11の
出力電圧を所定の電圧の昇圧電圧まで緩やかにかつ短期
間にて昇圧させ得る。
t10の各々の経過中における発振パルスの発振数が増
大することで、これに応じて昇圧回数が順次増大してい
くことから、上記短期間での昇圧が円滑になされ得る。
のマイクロコンピュータ12からの昇圧制御信号の入力
毎の当該昇圧制御信号のハイレベル期間は、当該昇圧制
御信号の昇圧IC回路14への入力時の昇圧開始時間よ
りも長いので、昇圧電位が飽和することはない。
が、上記各昇圧時においてマイクロコンピュータ12の
作動電圧範囲の下限値よりも瞬間的に低下することがな
いので、マイクロコンピュータ12は、起動スイッチ1
3のオンのもと、常に、適正な電池11の出力電圧のも
とに正常に作動して昇圧IC回路14の昇圧作動及び送
信回路18の送信動作を正常に確保できる。その結果、
送信機10の寿命を大幅に延ばすことができる。
力電圧を昇圧IC回路14により所定の電圧まで昇圧す
るにあたり、当該昇圧IC回路の昇圧特性が昇圧開始時
間と昇圧電位との関係で特定されることを考慮して、こ
の関係を上述のように有効に活用するので、電池11の
劣化によりその出力電圧が低下しても、昇圧IC回路の
仕様の違いや、昇圧IC回路の昇圧特性のばらつきや変
化にかかわりなく、マイクロコンピュータ12の作動に
要する電圧を適正に確保することができる。
路14において、発振回路14aは一般的にはスイッチ
ング回路であってもよく、このスイッチング回路に発振
回路14aの発振動作と同様のスイッチング動作(発振
動作をも含む動作である)をさせるようにしてもよい。
処理ルーチンにおけるNは10或いは5に限定すること
なく、電池11の出力電圧を所定の電圧に短期間に昇圧
できる範囲で、適宜変更して実施してもよい。
号のローレベルのパルス幅は、遅く発生する昇圧制御信
号程広くするようにしてもよい。また、昇圧制御信号の
ハイレベルのパルス幅は、遅く実行される昇圧制御ルー
チン程、広くなっていればよく、上記実施形態にて述べ
た幅には限定されない。
ボタン電池に限ることなく、小容量の電池であればよ
い。
ーレスエントリーシステムの携帯用送信機に限らず、一
般に自動車その他の車両用キーレスエントリーシステム
の携帯用送信機に本発明を適用してもよく、また、空調
装置や家電製品の遠隔操作用送信機や一般建築物のドア
の開閉のための遠隔操作用送信機に本発明を適用しても
よい。
ーチャートの前段部である。
ーチャートの中段部である。
ーチャートの後段部である。
昇圧IC回路内の発振パルス信号及びその昇圧電位並び
に電池の出力を表すタイミングチャートである。
係を示すグラフである。
が標準の場合、早い場合及び遅い場合ののイクロコンピ
ュータの昇圧制御信号、昇圧IC回路内の発振パルス信
号及びその昇圧電位並びに電池の出力を表すタイミング
チャートである。
スイッチ、14…昇圧IC回路、14a…発振回路、1
8…送信回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 電池(11)と、 この電池からその出力電圧を電源電圧として印加されて
昇圧制御信号を順次パルス状に発生する昇圧制御信号発
生手段(12)と、 この昇圧制御信号発生手段から昇圧制御信号を入力され
てスイッチング動作しスイッチング信号を発生するスイ
ッチング手段(14a)を有し、前記スイッチング信号
に基づき前記電池の出力電圧を所定の電圧に向け昇圧す
るように昇圧作動する昇圧手段(14)と、 前記昇圧電圧に基づき送信データを電波により送信する
送信手段(18、130、140)とを備える送信機に
おいて、 前記昇圧制御信号発生手段から発生する昇圧制御信号の
周期は、前記スイッチング信号の発生を許容する信号発
生許容期間と、これに後続して前記スイッチング信号の
発生を禁止する信号発生禁止期間とからなり、前記昇圧
制御信号発生手段から発生する昇圧制御信号のうち遅く
発生するもの程前記信号発生許容期間が前記スイッチン
グ信号の発生許容数を増大させるように長くなってお
り、 前記スイッチング手段は、前記昇圧制御信号発生手段か
ら昇圧制御信号が発生する毎に、当該昇圧制御信号の信
号発生許容期間の間前記スイッチング信号を発し、この
発生を前記信号発生禁止期間の間停止し、 前記昇圧手段は、前記スイッチング信号の発生毎に、前
記電池の出力電圧を前記所定の電圧に向け段階的に昇圧
するようにしたことを特徴とする送信機。 - 【請求項2】 前記昇圧手段は、昇圧開始時間と昇圧電
位との関係で特定される昇圧特性を有する昇圧IC回路
であって、 前記各昇圧制御信号の信号発生許容期間は、この期間中
における前記スイッチング信号の発生数が、前記電池の
出力電圧が前記スイッチング手段のスイッチング動作に
よって前記昇圧制御信号発生手段の作動電圧範囲の下限
値よりも低下せず、かつ前記昇圧IC回路による前記所
定の電圧までの昇圧を前記昇圧特性に応じて確保できる
ような期間であり、 前記各昇圧制御信号の信号発生禁止期間は、前記信号発
生許容期間における前記電池の出力電圧の低下から当該
出力電圧を回復させ得る期間であることを特徴とする請
求項1に記載の送信機。 - 【請求項3】 前記各昇圧制御信号の信号発生許容期間
は、前記昇圧特性における前記昇圧制御信号の発生時の
昇圧開始時間を含み、 前記昇圧IC回路は、前記制御信号発生手段からの昇圧
制御信号の発生毎に前記昇圧開始時間の経過時に前記信
号発生許容期間中における前記スイッチング手段のスイ
ッチング動作を開始することを特徴とする請求項2に記
載の送信機。 - 【請求項4】 電池(11)と、 この電池からその出力電圧を電源電圧として印加されて
昇圧制御信号を順次パルス状に発生する昇圧制御信号発
生手段(12)と、 前記昇圧制御信号を入力されてスイッチング動作しこの
スイッチング動作に基づき前記電池の出力電圧を所定の
電圧まで昇圧するように昇圧作動する昇圧手段(14)
と、 前記昇圧電圧に基づき送信データを電波により送信する
送信手段(18、130、140)とを備える送信機に
おいて、 前記昇圧制御信号発生手段は、前記昇圧制御信号発生手
段から発生する昇圧制御信号のうち遅く発生するもの程
前記昇圧手段のスイッチング動作の回数を増大させるよ
うに、かつ、このスイッチング動作に伴う前記電池の出
力電圧の低下を回復させるように、前記昇圧制御信号を
順次発生することを特徴とする送信機。
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