JP2014205978A - スマートエントリー用携帯機 - Google Patents
スマートエントリー用携帯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014205978A JP2014205978A JP2013083156A JP2013083156A JP2014205978A JP 2014205978 A JP2014205978 A JP 2014205978A JP 2013083156 A JP2013083156 A JP 2013083156A JP 2013083156 A JP2013083156 A JP 2013083156A JP 2014205978 A JP2014205978 A JP 2014205978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- electronic key
- smart entry
- transmission
- ecu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/20—Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
- G07C9/28—Individual registration on entry or exit involving the use of a pass the pass enabling tracking or indicating presence
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00309—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with bidirectional data transmission between data carrier and locks
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00944—Details of construction or manufacture
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C2009/00579—Power supply for the keyless data carrier
- G07C2009/00587—Power supply for the keyless data carrier by battery
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【課題】待機時の電力消費を無くすことができるとともに、電池交換の必要性をより確実にユーザに認識させることができるスマートエントリー用携帯機を提供すること。【解決手段】スマートエントリー用携帯機は、ドアの施錠および解錠を行うための無線通信を行うのに用いられる電子回路と、電子回路に電力を供給可能な電池と、無線通信を制御する制御部とを備える。制御部は、電池の容量が基準値以下であることを検出したときに(S1)、電池と電子回路との間の通電を遮断し(S2)、スマートエントリー用携帯機に対する特定の操作を検出した時のみ(S4)、電池と電子回路との間の通電を再開する(S5)。【選択図】図5
Description
本発明は、車両等のドアの施錠および解錠を行うよう適応されたスマートエントリー用携帯機に関する。
従来、ユーザが携帯する電子キーと車両に搭載された車載機との間で無線通信によるID照合を行うことにより、車両のドアの施錠および解錠を可能とする電子キーシステムが使用されている。かかる電子キーシステムにおいて、電子キーは、車載機からの電波受信の有無を監視する待機状態を常時とる必要があるため、電子キーに内蔵された電池は、ID照合のためのスマート通信等の実行の有無にかかわらず常に消費されることになる。
このため、従来の電子キーシステムには、電子キーの電池残量が低下した場合にユーザに車両の警告灯等で報知するようにしたものがある。また、電子キーの電池の消耗を抑制する技術として、例えば、電子キーが待機状態をとるとき保持するために必要とする電力を、車載機から発信される電力電波によって供給するようにした電子キーシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の電子キーシステムは、電子キーの電池残量が低下した場合に車両の警告灯等でユーザに報知するようになっているが、警告灯の点灯後も電子キーを通常通りに使用できるため、ユーザに電池交換の必要性が認識され難い。ユーザに電池交換の必要性が伝わらなかった場合、電池交換が行われずに使用され続けることになり、最終的には電池切れとなり、電子キーが動作不能となる。
このように従来の電子キーシステムは、電子キーの電池残量の低下の警告後に電池の消耗により電池交換の必要性があることをユーザに確実に認識させるには十分でないという課題があった。
また、従来の電子キーは、電池電圧の低下を検知した場合も電池と電子回路とが接続されたままなので、電圧の低下した電池がさらに加速して放電され、特に待機時における電圧低下の影響が無視できなくなる。
この点、上記特許文献1に記載されているような電子キーシステムにおいては、待機時における電池の消耗は抑制できるが、以下の課題があった。まず、電力電波を効率良く受信するためには電子キーの置き場所に多くの制約が発生し、電力電波を車両側で送受信するためにはハードウエアおよびシステムともに大掛かりな設計追加が必要になる。また、頻繁に車両に乗車しないユーザにとっては、電力電波を受信する機会が少ないため、電子キーを使用する利点がほとんど無い。
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、電池電圧低下後は待機時の電力消費を無くすことができるとともに、電池交換の必要性をより確実にユーザに認識させることができるスマートエントリー用携帯機を提供することを目的とする。
本発明に係るスマートエントリー用携帯機は、上記目的を達成するため、(1)ドアの施錠および解錠を行うよう適応されたスマートエントリー用携帯機であって、前記ドアの施錠および解錠を行うための無線通信を行うのに用いられる電子回路と、前記電子回路に電力を供給可能な電池と、前記無線通信を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記電池の容量が基準値以下であることを検出したときに、前記電池と前記電子回路との間の通電を遮断し、前記スマートエントリー用携帯機に対する特定の操作を検出した時のみ、前記電池と前記電子回路との間の通電を再開するように構成されている。
この構成により、本発明に係るスマートエントリー用携帯機は、電池の容量が基準値以下になった後は特定の操作を検出した時以外は、電池と電子回路間の通電を遮断しているので、待機時の電子回路における電力消費を無くすことができる。これは、電池をより長持ちさせることに寄与する。
また、本発明に係るスマートエントリー用携帯機は、電池の容量が基準値以下になった後に、電子回路による無線通信を通じたドアの解錠等を行う時は、ユーザによる特定の操作を必要とするため、ユーザに電池の消耗および電池交換の必要性をより確実に認識させることができる。すなわち、電池の残量が低下した後は、ユーザの利便性を意図的に低下させる特定の操作を強いることで、ユーザに電池交換を強く促すことができる。
上記(1)に記載のスマートエントリー用携帯機において、(2)情報提供部をさらに備え、前記制御部は、前記電池の容量が基準値以下であることを検出したとき、および、前記電池と前記電子回路との間の通電を再開後に電池交換が未だ行われていないと判断したときに、前記情報提供部を介して電池交換を促す情報を報知するようにしてもよい。
この構成により、本発明に係るスマートエントリー用携帯機は、電池の容量が基準値以下に低下したときに電池交換を促す情報を報知し、さらに電池と電子回路が接続された後に電池交換が未だ行われていないときに再度電池交換を促す情報を報知しているので、ユーザに電池交換の必要性をより一層強く意識させることができる。
上記(1)または(2)に記載のスマートエントリー用携帯機において、(3)前記制御部が前記電池と前記電子回路との間の通電を再開する際に前記電子回路に印加される電池電圧を増大させる電圧増大手段をさらに備えるようにしてもよい。
この構成により、本発明に係るスマートエントリー用携帯機は、電池と電子回路との間の通電を再開するときに電池交換が未だ行われていない場合でも、電子回路に印加される電池電圧を増大させることができるので、スマートエントリー用携帯機が完全に不作動となるまでの電池の寿命をより長くもたせることができる。
本発明によれば、電池電圧低下後は待機時の電力消費を無くすことができるとともに、電池交換の必要性をより確実にユーザに認識させることができるスマートエントリー用携帯機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るスマートエントリー用携帯機について、図面を参照して説明する。以下の記載では、本発明に係るスマートエントリー用携帯機を、ハイブリッド車や電気自動車等の車両(以下、自車両という。)に適用した場合について説明する。
まず、構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る電子キー10は、自車両に搭載された車載機としてのセキュリティ装置20および車両制御装置30とともに、スマートエントリーシステム1を構成する。電子キー10は、自車両のユーザが携帯し、自車両に搭載されたセキュリティ装置20との間で通信可能となっている。
電子キー10は、自車両のドアの施錠および解錠を行うのに用いられ、さらに自車両のエンジンの始動および停止を行うのに用いられる。したがって、この電子キー10は、本発明におけるスマートエントリー用携帯機を構成する。
スマートエントリー用携帯機である電子キー10は、ドアの施錠および解錠を行うための無線通信を行うのに用いられる電子回路としての送受信回路12と、送受信回路12に電力を供給可能な電池14と、無線通信を制御する制御部としてのECU13と、情報提供部16と、例えば、後述する直列接続された電池14aおよび電池14bによって構成される電圧増大手段と、を備えている。
ECU13は、電池14の容量が基準値以下であることを検出したときに、電池14と送受信回路12との間の通電を遮断し、電子キー10に対する特定の操作を検出した時のみ、電池14と送受信回路12との間の通電を再開するようになっている。
また、ECU13は、電池14の容量が基準値以下であることを検出したとき、および、電池14と送受信回路12間の通電を再開後に電池交換が未だ行われていないと判断したときに、情報提供部16を介して電池交換を促す情報を報知するようになっている。
また、ECU13は、電池14と送受信回路12間の通電を再開する際に、電圧増大手段により送受信回路12に印加される電池電圧を増大させるようになっている。
以下、さらに詳述する。スマートエントリーシステム1において、自車両に搭載されているセキュリティ装置20は、電子キー10から送信される信号を受信して、自車両の車両制御装置30に対して指示を行うようになっている。車両制御装置30は、セキュリティ装置20からの指示に従って、自車両に備えられた電動ドアロックの施錠および解錠を制御し、さらにエンジンの始動および停止を制御するよう構成されている。
図1に示すように、電子キー10は、アンテナ11、送受信回路12、ECU(Electronic Control Unit)13、電池14、スイッチ15、情報提供部16、操作部17およびメカニカルキー18を備えている。
アンテナ11は、セキュリティ装置20から送信されてくるリクエスト信号を受信するとともに、送受信回路12から出力されるIDコード信号をセキュリティ装置20に送信するための媒体である。
送受信回路12は、アンテナ11を介して電子キー10とセキュリティ装置20との間の通信を行うための回路である。具体的には、送受信回路12は、セキュリティ装置20から送信されてくるリクエスト信号をアンテナ11を介して受信し、その受信したリクエスト信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をECU13に出力するようになっている。
また、送受信回路12は、ECU13から入力されたIDコード信号を所定周波数(例えば、300MHz)の信号に変調し、その変調されたIDコード信号をアンテナ11を介してセキュリティ装置20に送信するようになっている。
送受信回路12とセキュリティ装置20との間で授受されるリクエスト信号およびIDコード信号は、後述するようにドアの施錠および解錠を行うために用いられる。したがって、送受信回路12は、本発明におけるドアの施錠および解錠を行うための無線通信を行うのに用いられる電子回路を構成する。
ECU13は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory) および入出力インタフェースと、不揮発性のメモリ13aおよび検出部13bとを備えたマイクロプロセッサによって構成されている。
ECU13のROMには、当該マイクロプロセッサをECU13として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、ECU13のCPUがRAMを作業領域としてROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該マイクロプロセッサは、ECU13として機能するようになっている。ECU13のROMに記憶されるプログラムには、後述する電池電圧の低下による電池交換の催促に係る処理を規定したプログラムが含まれている。
ECU13のメモリ13aには、電子キー10に対して個別に設定されたIDコードが記憶されている。ECU13は、送受信回路12から上記のリクエスト信号に関する受信信号が入力されたとき、そのリクエスト信号に応答するために、メモリ13aからIDコードを読み出して、そのIDコードを含むIDコード信号を生成し、そのIDコード信号を送受信回路12に出力するようになっている。
このようにECU13は、ドアの施錠および解錠を行うための無線通信を行うのに用いられる送受信回路12を制御するようになっている。したがって、ECU13は、本発明における無線通信を制御する制御部を構成する。
ECU13の検出部13bは、電池14の電圧を検出するようになっている。ECU13は、電子キー10とセキュリティ装置20との間で通信が行われている期間中、検出部13bを通じて検出された電池電圧が基準値以下に低下したか否かをモニタするようになっている。具体的には、ECU13は、電池電圧が基準値を超えている場合には電池電圧が通常状態であると判断し、電池電圧が基準値以下の場合には電池電圧が低電圧状態であると判断するようになっている。
ここでいう基準値とは、電子キー10において送受信回路12が作動するには十分であるが、スマートエントリーシステム1において本来発揮されるべき機能を確実に実現するには十分でない電圧値をいう。例えば、車両のドアを解錠する際に必要とされる電子キー10に対して行う操作が、本来であれば1回で確実に済むところを、2回、3回、……と複数回繰り返さなければドアの解錠を行えないような状態にあるときの電圧値をいう。
このように、電池14が低電圧状態となっても、即座にセキュリティ装置20との通信を通じた自車両のドアの施錠および解錠が不可となるわけではなく、しばらくは電池交換を促す期間としてドアの施錠および解錠は可能である。この点を考慮して、上記の基準値は、電子キー10の最小動作電圧よりも高い値に設定されている。
電池14は、送受信回路12およびECU13に電力供給を行うための電源であり、例えば、ボタン型電池等の一次電池である。電池14は、送受信回路12に対してはスイッチ15を介して電力を供給可能となっている。
スイッチ15は、送受信回路12に電気的に接続される接点aと、いずれの回路にも接続されていない接点bとを備えている。スイッチ15は、ECU13からの制御に基づいて接点aと接点bとが切り換えられることにより、電池14と送受信回路12とを電気的に接続し、またはその電気的接続を遮断するようになっている。
スイッチ15は、ECU13により電池14の電圧が基準値以下に低下したと判断された場合に、接点aから接点bに切り換えられるようになっている。これにより、電池14と送受信回路12との電気的接続が遮断され、送受信回路12に対する電池14からの放電が停止されるようになっている。
情報提供部16は、例えば、文字や記号等の情報を表示するディスプレイ装置、音声メッセージを出力するスピーカ等を備えている。情報提供部16は、後述するように所定の条件下で、ユーザに電池交換を促す情報を視覚的または聴覚的に報知するようになっている。
操作部17は、非常用ボタン17aを備えている。この非常用ボタン17aは、電池14の電圧が低電圧状態にあるときに車両ドアの施錠および解錠を行う際にユーザが操作するボタンである。
非常用ボタン17aは、図2に概略的に示すように、電子キー10のキー本体10aの表面に設けられている。電子キー10のキー本体10aの内部には、例えば、ノーマリ・オフ型の図示しない電気接点が非常用ボタン17aに接触して設けられている。
本実施の形態においては、ユーザが非常用ボタン17aを押下したときに、ノーマリ・オフ型の電気接点がオン状態となり、その電気接点のオン信号が、ECU13に出力されるようになっている。したがって、ECU13は、非常用ボタン17aを押下する操作を検出できるよう構成されている。
メカニカルキー18は、非常時に、自車両のシリンダ錠に差し込んでドアの施錠および解錠を行う際に用いられるものである。ここでいう非常時とは、電子キー10の電池切れ等によりスマートエントリー機能が無効となり、電子キー10による無線通信を介したドアの施錠および解錠を行えない状態をいう。
メカニカルキー18は、図2に示すように、キープレート部18aおよびグリップ部18bを備えており、電子キー10のキー本体10aの内部に着脱可能に収容されている。キープレート部18aは、金属等からなり、自車両のシリンダ錠に差し込んでドアの施錠および解錠を行うためのキー溝を有している。グリップ部18bは、キープレート部18aの後端に設けられ、ユーザがメカニカルキー18を使用する際に握る部分である。
また、図2に示すように、キープレート部18aの先端の一部は段差状に突出した突起部18cとなっている。電子キー10のキー本体10aの内部には、メカニカルキー18の収納部18dの端部に位置する部分にスイッチ19が設けられており、このスイッチ19には、図示しない電気接点が接触可能に設けられている。
メカニカルキー18は、キープレート部18aが所定の向きで収納部18dに収納されたとき、その突起部18cがスイッチ19に当接し、図示の例では右側方向にスイッチ19をスライドさせて押し込まれるようになっている。一方、メカニカルキー18を引き抜いたときは、スイッチ19が左側方向にスライドするようになっている。
本実施の形態においては、ユーザがメカニカルキー18を引き抜いたときに、スライドしたスイッチ19に電気接点が接触し、その電気接点の信号が、ECU13に出力されるようになっている。したがって、ECU13は、メカニカルキー18を引き抜く操作を検出できるよう構成されている。
セキュリティ装置20は、アンテナ21、送受信部22およびセキュリティ制御部23を備えている。本実施の形態においては、セキュリティ制御部23は、後述するように主として電気的なキー認証に関するセキュリティ制御を主として行うようになっている。
アンテナ21は、送信および受信の機能を兼ねており、車外用のアンテナ21aと、車内用のアンテナ21bとを有している。アンテナ21は、電子キー10から送信されてくるIDコード信号を受信するとともに、送受信部22から出力されるリクエスト信号を電子キー10に送信するための媒体である。
アンテナ21の一部を構成する車外用のアンテナ21aは、図3(a)に示すように、左右フロント側のドアハンドル40L,40Rに内蔵されている。この車外用のアンテナ21aから送信されるリクエスト信号は、車外においてドアハンドル40L,40Rを中心とした所定半径(例えば、1m)の範囲内に及ぶようになっている。図3(a)には、このリクエスト信号の送信領域が車外スマート通信領域A1として2点鎖線で示されている。
本実施の形態に係るスマートエントリーシステム1は、車外スマート通信領域A1内において電子キー10とセキュリティ装置20との間の双方向通信が可能となっている。つまり、車外スマート通信領域A1内にリクエスト信号が送信されている状態で、この車外スマート通信領域A1内に電子キー10が持ち込まれたとき、電子キー10にリクエスト信号が受信されて電子キー10からIDコード信号が送信されるようになっている。
図1に戻って、送受信部22は、電子キー10から送信されてくるIDコード信号をアンテナ21を介して受信し、その受信したIDコード信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をセキュリティ制御部23に出力するようになっている。
また、送受信部22は、セキュリティ制御部23から入力されたリクエスト信号を所定周波数(例えば、134kHz)の信号に変調し、その変調されたリクエスト信号をアンテナ21を介して電子キー10に送信するようになっている。
セキュリティ制御部23は、不揮発性のメモリ23aを備えている。このメモリ23aには、セキュリティ装置20が搭載されている自車両に適合する正規の電子キー10のIDコードと同一の基準IDコードが記憶されている。
セキュリティ制御部23は、正規の電子キー10の所持者であるユーザによる乗車に伴う自車両に対する接近(すなわち、車外スマート通信領域A1内への進入)をモニタするため、ドアが施錠されている状態において、送受信部22にリクエスト信号を出力するようになっている。つまり、セキュリティ制御部23は、第1の車外スマート通信制御を実行するようになっている。その結果、車外用のアンテナ21aから車外スマート通信領域A1内にリクエスト信号が送信される。
セキュリティ制御部23は、第1の車外スマート通信制御を実行したことに伴い、送受信部22からIDコード信号に関する受信信号が入力されたとき、その受信信号に含まれているIDコードと上記の基準IDコードとが一致しているか否かのIDコード照合を実行するようになっている。そして、セキュリティ制御部23は、このIDコード照合により両IDコードが一致したとき、正規の電子キー10が車外スマート通信領域A1に存在していると認識するようになっている。
さらに、セキュリティ制御部23は、このように認識している状態で、図3(a)に示すようにドアハンドル40L,40Rに内蔵されたドアハンドルセンサ31を通じて、ドアハンドル40L,40Rに対するタッチ操作を検出したときに、正規の電子キー10の所持者であるユーザによる乗車の意志が認められるので、ドアを解錠するようになっている。これにより、電子キー10の所持者であるユーザによる乗車が許容される。
また、セキュリティ制御部23は、正規の電子キー10の所持者であるユーザによる降車に伴う自車両に対する接近(すなわち、車外スマート通信領域A1内への進入)をモニタするため、図3(a)に示すようにドアハンドル40L,40Rに設けられたドアロックスイッチ32が操作されたときに、送受信部22にリクエスト信号を出力するようになっている。つまり、セキュリティ制御部23は、第2の車外スマート通信制御を実行するようになっている。その結果、車外用のアンテナ21aから車外スマート通信領域A1内にリクエスト信号が送信される。
セキュリティ制御部23は、第2の車外スマート通信制御を実行したことに伴い、送受信部22からIDコード信号に関する受信信号が入力されたとき、その受信信号に含まれているIDコードと上記の基準IDコードとが一致しているか否かのIDコード照合を実行するようになっている。そして、セキュリティ制御部23は、このIDコード照合により両IDコードが一致したとき、正規の電子キー10が車外スマート通信領域A1に存在していると認識するようになっている。この場合、正規の電子キー10の所持者であるユーザによる降車の意志が認められるので、セキュリティ制御部23は、ドアを施錠するようになっている。
このように本実施の形態に係るスマートエントリーシステム1には、電気的なキー認証により正規の電子キー10が車外スマート通信領域A1に存在するものと判断された場合に、ユーザ操作がなされたことを条件としてドアの施錠および解錠が行われるスマートエントリー機能が適用されている。
また、本実施の形態に係るスマートエントリーシステム1において、セキュリティ装置20に備えられたアンテナ21の一部を構成する車内用のアンテナ21bは、図3(b)に示すように、車室内の適当な箇所(例えば、フロント側およびリヤ側の各座席の近傍の天井部分)に設けられている。これら車内用のアンテナ21bから送信されるリクエスト信号は、車内の略全域に及び、かつ車外に殆ど及ばないようになっている。図3(b)には、このリクエスト信号の送信領域が車内スマート通信領域A2として2点鎖線で示されている。
本実施の形態に係るスマートエントリーシステム1は、車内スマート通信領域A2内においても電子キー10とセキュリティ装置20との間の双方向通信が可能となっている。つまり、車内スマート通信領域A2内にリクエスト信号が送信されている状態で、この車内スマート通信領域A2内に電子キー10が持ち込まれたとき、電子キー10にリクエスト信号が受信されて電子キー10からIDコード信号が送信されるようになっている。
セキュリティ制御部23は、正規の電子キー10の所持者であるユーザによる乗車(すなわち、車内スマート通信領域A2内への進入)をモニタするため、ドアの解錠を検出したこと、その後ドアの施錠を検出したことを条件として、送受信部22にリクエスト信号を出力するようになっている。つまり、セキュリティ制御部23は、車内スマート通信制御を実行するようになっている。その結果、車内用のアンテナ21bから車内スマート通信領域A2内にリクエスト信号が送信される。
セキュリティ制御部23は、車内スマート通信制御を実行したことに伴い、送受信部22からIDコード信号に関する受信信号が入力されたとき、その受信信号に含まれているIDコードと上記の基準IDコードとが一致しているか否かのIDコード照合を実行するようになっている。そして、セキュリティ制御部23は、このIDコード照合により両IDコードが一致したとき、正規の電子キー10が車内スマート通信領域A2に存在していると認識するようになっている。
さらに、セキュリティ制御部23は、このように認識している状態で、ユーザによりパワースイッチ33が操作されたとき、ブレーキ操作が行われていることを条件として、エンジンを始動するようになっている。
このように本実施の形態に係るスマートエントリーシステム1には、電気的なキー認証により正規の電子キー10が車内スマート通信領域A2に存在するものと判断された場合に、パワースイッチ33が押圧操作されたことを条件としてエンジンが始動される機能、所謂ワンプッシュ式のスマートイグニション機能も適用されている。
図4は、上述したようにユーザ操作がなされたことを条件としてドアの施錠および解錠が行われるスマートエントリー機能を模式的に示したものである。図4において、(a)は、電子キー10に内蔵された電池14が通常状態にあるときのスマートエントリー機能を示し、(b)は、その電池14が低電圧状態にあるときのスマートエントリー機能を示している。
電池14が通常状態にあるときは、図4(a)に示すように、例えば、電子キー10をポケットに入れた状態(すなわち、電子キー10に対して何の操作も行わない状態)で、ドアハンドル40Rを握ると自車両のドアが解錠されるようになっている。
一方、電池14が低電圧状態にあるときは、図4(b)に示すように、電子キー10に対してユーザが意図的に特定の操作を行いつつ、ドアハンドル40Rを握ると自車両のドアが解錠されるようになっている。つまり、電池14が低電圧状態にあるときは、特定の操作を行っている間のみ、スマートエントリー機能が有効となっている。
ここでいう特定の操作とは、ユーザが自車両のドアの施錠および解錠を行うための直接的な操作(具体的には、ドアロックスイッチ32を押下する操作、ドアハンドルセンサ31の配置エリアを覆うようにドアハンドル40L,40Rを握る操作)と並行して行う意図的な操作をいう。
本実施の形態においては、その特定の操作は、操作部17の非常用ボタン17aを押下する操作、または電子キー10のキー本体10aからメカニカルキー18を引き抜く操作を含む。
以下、本実施の形態に係る電子キー10におけるECU13が行う電池電圧の低下による電池交換の催促に係る処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。以下に説明する処理は、予めECU13のROMに記憶されているプログラムによって実現され、ECU13のCPUによって所定の時間間隔で実行される。
また、前提条件として、上述したように電子キー10とセキュリティ装置20との間の通信によって、電子キー10における電池残量情報がセキュリティ装置20に送られており、電池残量が低下した場合には、セキュリティ装置20を介して車両制御装置30により、例えば自車両の警告灯により電池残量の低下警告が行われるものとする。
図5に示すように、まず、ECU13は、電池14の電圧が基準値以下に低下したか否かを判断する(ステップS1)。ECU13は、電池14の電圧が基準値以下に低下していないと判断した場合には(ステップS1でNO)、電池14の電圧が基準値以下に低下するまでステップS1の処理を繰り返す。
一方、ECU13は、電池14の電圧が基準値以下に低下したと判断した場合には(ステップS1でYES)、ステップS2に移行し、電池14と送受信回路12間の通電を遮断する(ステップS3)。すなわち、ECU13は、電池14の電圧が基準値以下に低下したときに、スイッチ15を制御して接点aから接点bに切り換えることで、電圧の低下した電池14と送受信回路12との電気的接続を遮断する。
これにより、電池14が送受信回路12から電気的に切り離されるので、送受信回路12に対して電池14がさらに放電するのを防ぐことができ、送受信回路12における電力消費を無くすことができる。送受信回路12への電力供給が絶たれている期間中は、電子キー10とセキュリティ装置20との間の通信が不能となるため、スマートエントリー機能が無効となる。
なお、送受信回路12への電力供給が絶たれている期間中は、電子キー10における電池残量情報がセキュリティ装置20に送信されず、自車両において電池残量の低下警告が行われないため、ユーザは、電池残量が低下しつつあることを認識できない。
このように電子キー10における電池14と送受信回路12間の通電を遮断した後、ECU13は、ユーザに電池交換を促す情報を報知する(ステップS3)。例えば、情報提供部16がディスプレイ装置を含む場合には、ECU13は、そのディスプレイ装置に対し、「電池交換をして下さい」といったようなメッセージを表示させる。また、情報提供部16がスピーカを含む場合には、ECU13は、そのスピーカを介して音声メッセージによりユーザに電池交換を促すようにしてもよい。
これにより、ユーザは、電子キー10の電池14の交換を行う必要があることを認識することができる。したがって、ユーザは、この時点で、あるいは後の適当な時点で、その電圧の低下した電池14を新しい電池と交換することができる。
次に、ECU13は、ユーザによる電子キー10に対する特定の操作、すなわち、非常用ボタン17aを押下する操作、またはメカニカルキー18を引き抜く操作が行われたか否かを判断する(ステップS4)。
ECU13は、その特定の操作が行われていないと判断した場合には(ステップS4でNO)、ステップS3に戻って上記の電池交換を促す処理を行い、ステップS3およびS4の処理を繰り返す。
一方、ECU13は、ユーザによる電子キー10に対する特定の操作が行われたと判断した場合には(ステップS4でYES)、ステップS5に移行し、電池14と送受信回路12間の通電を再開する。すなわち、ECU13は、電子キー10に対して特定の操作が行われたときに、スイッチ15を制御して接点bから接点aに切り換えることで、電池14と送受信回路12を電気的に接続する。
これにより、電池14から送受信回路12に電力が供給されるので、電子キー10とセキュリティ装置20との間の通信が可能となり、スマートエントリー機能が有効となる。
次に、ECU13は、電池交換が行われているか否かを判断する(ステップS6)。具体的には、ECU13は、送受信回路12に電気接続された直後に検出部13bにより検出された電池14の電圧が基準値以上であるか否かを判断することにより、この時点で既に電池交換が行われているか、または、未だ電池交換が行われていないかを判断する。
ECU13は、電池交換が未だ行われていないと判断した場合には(ステップS6でNO)、ステップS3に戻って上記の電池交換を促す処理を行い、ステップS3〜S6の処理を繰り返す。
一方、ECU13は、電池交換が行われていると判断した場合には(ステップS6でYES)、ステップS1に戻って本処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態に係るスマートエントリーシステム1に用いられる電子キー10によれば、以下の作用効果を奏することができる。
まず、本実施の形態に係る電子キー10は、電池14が低電圧状態となり自車両において電池残量の低下警告があった後は、電子キー10に対してユーザによる特定の操作(すなわち、非常用ボタン17aの押下操作、またはメカニカルキー18の引き抜き操作)が行われた時以外は、電池14と送受信回路12間の通電を遮断している。
これにより、送受信回路12への電力供給が停止されるので、電子キー10が待機状態をとる時の送受信回路12での電力消費を無くすことができる。したがって、残量が低下した電池14の消耗を抑制し、電池をより長持ちさせることができる。
ちなみに、従来の電子キーは、電池電圧の低下を検知した場合も電池と回路とが接続されたままなので、低電圧状態の電池が更に加速して放電され、待機時における電力消費が増大する。特にボタン型電池は、その放電特性が後半で急激に加速するため、電力消費の増大は一層顕著である。
これに対して、本実施の形態に係る電子キー10は、電池14が低電圧状態となり電池残量の低下警告があった後は、ユーザが意図的に特定の操作を行わない限り、電池14が送受信回路12から電気的に切り離されているので、電子キー10が完全に不作動となるまでの電池14の寿命をより長くもたせることができる。
また、本実施の形態に係る電子キー10は、電池14が低電圧状態となり自車両において電池残量の低下警告があった後に、送受信回路12による無線通信を通じたドアの解錠等を行う時は、図4(b)に示すようにユーザによる電子キー10に対する特定の操作を必要とするので、ユーザに電池電圧の低下および電池交換の必要性をより確実に認識させることができる。
すなわち、本実施の形態に係る電子キー10は、電池14が低電圧状態となり電池残量の低下警告があった後は、ユーザの利便性を意図的に低下させる特定の操作を強いることで、自車両を使用する度にユーザに電池の消耗を確実に認識させるとともに、電池交換の必要性を常に意識させることができる。
また、本実施の形態に係る電子キー10は、以下に説明するように、自車両を家族等で共用する場合に有用である。
一般に、1台の車両を複数人で共用できるようにするため、車両には複数の電子キーが登録されている場合が多い。この場合、システムにおいて各電子キーに応じた判断、すなわち、いずれの電子キーの電池電圧が低下しているかの判断が必要となり、システムが複雑化し、システム設計も複雑になる。
一方、ユーザにとっても、同乗者が居て複数の電子キーがあり、いずれかの電子キーのみが電圧低下している場合、システムの作動が不安定になり、混乱を招くおそれがある。結果として、ディーラーでシステム部品の誤交換を招くおそれがある。
このような不都合に対して、本実施の形態に係る電子キー10は、電池電圧が低下したときにユーザに電池交換を促し、その後電池交換が行われていないときに再度電池交換を強く促しているので、電池14が電圧低下して電子キー10が動作不能となる状態を回避することができる。
したがって、自車両に複数の電子キー10が登録されている場合に、スマートエントリーシステム1全体を変更しなくても各電子キー10の設計変更のみを行うだけで、ユーザにいずれの電子キー10の電池電圧が低下しているかを確実に報知することができる。
これにより、スマートエントリーシステム1において各電子キー10に応じた判断が不要となるため、システムの簡素化を図ることができる。また、スマートエントリーシステム1においていずれかの電子キー10のみが電圧低下しているといった状態を回避することができるので、システムの作動の安定化を図ることができる。
上述した実施の形態に係るスマートエントリー用携帯機としての電子キー10は、ユーザによる特定の操作が行われたときに、電池14と送受信回路12とが電気的に接続されるようになっている。つまり、その特定の操作が行われた時点で電池14に残存している容量に応じた電圧が、そのまま送受信回路12に印加されるようになっている。
このとき、電池交換が未だ行われていない場合には、電池切れが早く起きてしまい、電子キー10を用いたスマートエントリーシステム1が正常に機能しなくなる可能性が高くなる。このような場合に、ユーザによる特定の操作が行われた時点で送受信回路12に電池電圧を印加する際に、何らかの手段を用いてその電池電圧を高めることができれば望ましい。この場合の実施の形態を図6および図7に示す。
図6は、本発明の他の実施の形態に係るスマートエントリー用携帯機としての電子キー10Aの要部の回路構成を示したものである。この電子キー10Aの構成のうち、上述した実施の形態に係る電子キー10の構成と共通する部分の構成については説明を省略し、以下、相違する点について説明する。
図6に示すように、電子キー10Aは、2つの電池14a,14bと、スイッチ15Aを備えている。電池14aと電池14bは、同じ容量で同じ電池電圧のものを使用している。スイッチ15Aは、2つのスイッチ素子が同時にオン・オフされる2連構造のスイッチであり、各スイッチ素子は、接点a1と接点a2を備えている。スイッチ15Aの各スイッチ素子は、ECU13からの制御に基づいて接点a1と接点a2とが切り換えられるようになっている。
スイッチ15Aの各スイッチ素子が接点a1に接続されているときは、図6に実線で示すように2つの電池14a,14bが並列接続され、各電池14a,14bの電圧がそれぞれ送受信回路12に印加されるようになっている。一方、スイッチ15Aの各スイッチ素子が接点a2に接続されているときは、図6に破線で示すように2つの電池14a,14bが直列接続され、各電池14a,14bの合計の電圧が送受信回路12に印加されるようになっている。
このように、本実施の形態に係る電子キー10Aは、ECU13がスイッチ15Aの各スイッチ素子に対して接点a1と接点a2とを切り換えることで、送受信回路12に印加される電池電圧を、並列接続された各電池14a,14bの電圧と、直列接続された各電池14a,14bの合計の電圧とに切り換えるようになっている。
したがって、ユーザによる特定の操作が行われた時点で送受信回路12に電池電圧を印加する際に、スイッチ15Aの各スイッチ素子を接点a2に切り換えて電池14aと電池14bを直列接続することにより、送受信回路12に印加される電池電圧を高めることができる。この場合の直列接続された電池14aおよび電池14bは、本発明における電圧増大手段を構成する。
本実施の形態に係る電子キー10Aによれば、各電池14a,14bと送受信回路12間の通電を再開するときに電池交換が未だ行われていない場合でも、送受信回路12に印加される電池電圧を高めることができるので、電子キー10Aが完全に不作動となるまでの各電池14A,14Bの寿命をより長くもたせることができる。
図7は、本発明のさらに他の実施の形態に係るスマートエントリー用携帯機としての電子キー10Bの要部の回路構成を示したものである。この電子キー10Bの構成のうち、上述した実施の形態に係る電子キー10の構成と共通する部分の構成については説明を省略し、以下、相違する点について説明する。
図7に示すように、電子キー10Bは、昇圧レギュレータ回路50と、スイッチ15Bを備えている。スイッチ15Bは、2つのスイッチ素子が同時にオン・オフされる2連構造のスイッチであり、各スイッチ素子は、接点a3と接点a4を備えている。スイッチ15Bの各スイッチ素子は、ECU13からの制御に基づいて接点a3と接点a4とが切り換えられるようになっている。
スイッチ15Bの各スイッチ素子が接点a3に接続されているときは、図7に実線で示すように電池14の電圧が送受信回路12に印加されるようになっている。一方、スイッチ15Bの各スイッチ素子が接点a4に接続されているときは、図7に破線で示すように電池14の電圧が、昇圧レギュレータ回路50を介して送受信回路12に印加されるようになっている。
このように、本実施の形態に係る電子キー10Bは、ECU13がスイッチ15Bの各スイッチ素子に対して接点a3と接点a4とを切り換えることで、送受信回路12に印加される電池電圧を、電池14の電圧と、昇圧レギュレータ回路50を介して昇圧された電圧とに切り換えるようになっている。
したがって、ユーザによる特定の操作が行われた時点で送受信回路12に電池電圧を印加する際に、スイッチ15Bの各スイッチ素子を接点a4に切り換えて電池14と送受信回路12との間に昇圧レギュレータ回路50を介在させることにより、送受信回路12に印加される電池電圧を高めることができる。この場合の昇圧レギュレータ回路50は、本発明における電圧増大手段を構成する。
本実施の形態に係る電子キー10Bによれば、電池14と送受信回路12間の通電を再開するときに電池交換が未だ行われていない場合でも、昇圧レギュレータ回路50を介して送受信回路12に印加される電池電圧を高めることができるので、電子キー10Bが完全に不作動となるまでの電池14の寿命をより長くもたせることができる。
上述した各実施の形態においては、ユーザに電池交換を促す情報を報知するための情報提供部16を電子キー10,10A,10Bに設けた場合について説明したが、このような情報提供部16を自車両に備えるようにしてもよい。この場合の実施の形態に係る電子キーを利用したスマートエントリーシステムの構成は、情報提供部16の配置を除いて、上述した各実施の形態に係る構成と略同じであるので、特に図示はしない。以下、相違する点について説明する。
情報提供部16は、例えば、セキュリティ装置20内のセキュリティ制御部23に接続して設けられる。ECU13は、図5に示す処理フローにおいて、電池電圧が基準値以下に低下したと判断したときに(ステップS1でYES)、電池14と送受信回路12間の通電を遮断する前に、その電池電圧の低下を指示する情報を、送受信回路12およびアンテナ11を介してセキュリティ装置20に送信する。
セキュリティ装置20においては、セキュリティ制御部23が、アンテナ21および送受信部22を介してその電池電圧の低下を指示する情報を受け、情報提供部16を介してユーザに電池交換を促す情報を報知する(図5のステップS3)。
一方、電子キー10においては、ECU13が、電池電圧の低下を指示する情報をセキュリティ装置20に送信した後に、電池14と送受信回路12間の通電を遮断する(図5のステップS2)。この後、ECU13は、電子キー10に対する特定の操作が行われていないと判断した場合には(ステップS4でNO)、その特定の操作が行われるまでステップS4の処理を繰り返す。
さらにステップS5を経た後、ECU13は、電池交換が行われていないと判断した場合に(ステップS6でNO)、電池交換が行われていない旨を指示する情報をセキュリティ装置20に送信する。セキュリティ装置20においては、セキュリティ制御部23が、その電池交換が行われていない旨を指示する情報を受け、情報提供部16を介してユーザに再度電池交換を促す情報を報知する。これ以降は、上記の処理を繰り返す。
上述したように、情報提供部16を自車両に備えるようにした実施の形態によれば、情報提供部16を電子キー10に備えた実施の形態と比べて、その情報提供を行うのに必要とされる電力分だけ電池14,14a,14bの消耗を抑制することができる。
また、上述した各実施の形態においては、電子キー10,10A,10Bを車両用のスマートエントリーシステムに適用した場合について説明したが、この形態に限らず、例えば、上述したスマートエントリー機能を建物用の電子キーシステムに応用してもよい。
この場合、建物用の電子キーに内蔵された電池の電圧が所定の基準値以下に低下しているとき、例えば、玄関ドアのドアロックを施錠および解錠するためにユーザが意図的な操作(ドアノブ操作、あるいは電子キーを用いた遠隔操作)を行い、このような意図的な操作が行われたことを条件としてドアロックが施錠および解錠される。
また、上述した各実施の形態においては、電子キー10,10A,10Bに内蔵される電池14,14a,14bの形態として一次電池を用いた場合について説明したが、これに限らず、充電可能な二次電池を使用してもよい。この場合、ECU13は、図5に示す処理フローのステップS3において、ユーザに電池交換を促す情報の代わりに、電池の充電を促す情報、例えば、「電池の充電を行って下さい」といったようなメッセージを報知することができる。
以上説明したように、本発明に係るスマートエントリー用携帯機は、待機時の電力消費を無くすことができるとともに、電池交換の必要性をより確実にユーザに認識させることができるという効果を有し、車両等のドアの施錠および解錠を行うよう適応されたスマートエントリー用携帯機全般に有用である。
1…スマートエントリーシステム、10,10A,10B…電子キー(スマートエントリー用携帯機)、12…送受信回路(電子回路)、13…ECU(制御部)、14…電池、14a,14b…電池(電圧増大手段)、15,15A,15B,19…スイッチ、16…情報提供部、17…操作部、17a…非常用ボタン(操作部)、18…メカニカルキー、20…セキュリティ装置、30…車両制御装置、31…ドアハンドルセンサ、32…ドアロックスイッチ、33…パワースイッチ、40L,40R…ドアハンドル、50…昇圧レギュレータ回路(電圧増大手段)
Claims (3)
- ドアの施錠および解錠を行うよう適応されたスマートエントリー用携帯機であって、
前記ドアの施錠および解錠を行うための無線通信を行うのに用いられる電子回路と、
前記電子回路に電力を供給可能な電池と、
前記無線通信を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記電池の容量が基準値以下であることを検出したときに、前記電池と前記電子回路との間の通電を遮断し、前記スマートエントリー用携帯機に対する特定の操作を検出した時のみ、前記電池と前記電子回路との間の通電を再開することを特徴とするスマートエントリー用携帯機。 - 情報提供部をさらに備え、
前記制御部は、前記電池の容量が基準値以下であることを検出したとき、および、前記電池と前記電子回路との間の通電を再開後に電池交換が未だ行われていないと判断したときに、前記情報提供部を介して電池交換を促す情報を報知することを特徴とする請求項1に記載のスマートエントリー用携帯機。 - 前記制御部が前記電池と前記電子回路との間の通電を再開する際に前記電子回路に印加される電池電圧を増大させる電圧増大手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスマートエントリー用携帯機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083156A JP2014205978A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | スマートエントリー用携帯機 |
US14/783,558 US20160063784A1 (en) | 2013-04-11 | 2014-04-08 | Portable device for smart entry |
CN201480020120.6A CN105103200A (zh) | 2013-04-11 | 2014-04-08 | 用于智能进入的便携式装置 |
BR112015025586A BR112015025586A2 (pt) | 2013-04-11 | 2014-04-08 | dispositivo portátil para entrada inteligente |
RU2015143222A RU2015143222A (ru) | 2013-04-11 | 2014-04-08 | Портативное устройство для интеллектуального доступа |
PCT/IB2014/000508 WO2014167403A1 (en) | 2013-04-11 | 2014-04-08 | Portable device for smart entry |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083156A JP2014205978A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | スマートエントリー用携帯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014205978A true JP2014205978A (ja) | 2014-10-30 |
Family
ID=50693703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013083156A Pending JP2014205978A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | スマートエントリー用携帯機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160063784A1 (ja) |
JP (1) | JP2014205978A (ja) |
CN (1) | CN105103200A (ja) |
BR (1) | BR112015025586A2 (ja) |
RU (1) | RU2015143222A (ja) |
WO (1) | WO2014167403A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3412521A1 (en) | 2017-06-05 | 2018-12-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control system, in-vehicle device and electronic key |
EP3435475A1 (en) | 2017-07-25 | 2019-01-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power supply control module |
EP3434535A1 (en) | 2017-07-25 | 2019-01-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular electronic key system and method of controlling electronic key |
JP2019031891A (ja) * | 2017-04-13 | 2019-02-28 | 美和ロック株式会社 | 扉制御システム |
WO2019044962A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気錠制御システム、電気錠システム、電気錠制御システムの制御方法、及びプログラム |
JP2019085762A (ja) * | 2017-11-06 | 2019-06-06 | 株式会社デンソー | 携帯機 |
JP2020172760A (ja) * | 2019-04-08 | 2020-10-22 | 株式会社ソフテック | スマートキー装置 |
WO2023054454A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 株式会社Nttドコモ | ユーザ端末 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3084543B1 (en) | 2013-12-19 | 2021-05-19 | Husqvarna AB | Obstacle detection for a robotic lawnmower |
JP6374175B2 (ja) * | 2014-02-10 | 2018-08-15 | 株式会社デンソー | 通信装置、車両制御装置、および車両制御システム |
JP6414452B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2018-10-31 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載通信システム及び車載機 |
JP6401672B2 (ja) * | 2015-07-22 | 2018-10-10 | 本田技研工業株式会社 | 受電装置及び非接触送電方法 |
KR101883934B1 (ko) | 2016-10-14 | 2018-08-01 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 차량용 카드형 스마트키 및 그 제어 방법 |
CN106761003A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 北京拜克洛克科技有限公司 | 一种智能车锁及单车 |
JP6897415B2 (ja) * | 2017-08-16 | 2021-06-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用制御システム |
CN112389368B (zh) * | 2020-11-24 | 2022-04-15 | 岚图汽车科技有限公司 | 车辆备份解锁方法 |
CN113002481B (zh) * | 2021-03-04 | 2022-08-16 | 永康市小郎科技有限公司 | 一种电动车匹配无线钥匙的方法及电动车启停系统 |
US12014589B2 (en) * | 2021-03-26 | 2024-06-18 | Fortin Systèmes Électroniques | System with control device and method for vehicle proximity remote |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124983A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 無線認証装置及び通行管理システム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4410338C2 (de) * | 1994-03-25 | 1996-03-28 | Telefunken Microelectron | Datenübertragungssystem |
US5923154A (en) * | 1997-04-28 | 1999-07-13 | Delco Electronics Corp. | Voltage boost circuit |
JP4254039B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2009-04-15 | 株式会社デンソー | 送信機 |
US20080309457A1 (en) * | 2005-03-02 | 2008-12-18 | Magnadyne Corporation | Power-save for passive and two-way transmitters |
US7664961B2 (en) * | 2005-09-12 | 2010-02-16 | Imation Corp. | Wireless handheld device with local biometric authentication |
JP4747996B2 (ja) * | 2006-08-21 | 2011-08-17 | 株式会社デンソー | 車両用無線キー、及び車両ドア遠隔施解錠制御システム |
DE102007035904B4 (de) * | 2007-07-31 | 2009-09-17 | Continental Automotive Gmbh | Benutzeridentifizierungsvorrichtung |
JP5563251B2 (ja) | 2009-07-15 | 2014-07-30 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電子キーシステム及び電子キーの電力供給方法 |
US9058704B2 (en) * | 2012-09-04 | 2015-06-16 | Craig Alexander Colburn | Electronic vehicle key |
-
2013
- 2013-04-11 JP JP2013083156A patent/JP2014205978A/ja active Pending
-
2014
- 2014-04-08 RU RU2015143222A patent/RU2015143222A/ru unknown
- 2014-04-08 CN CN201480020120.6A patent/CN105103200A/zh active Pending
- 2014-04-08 BR BR112015025586A patent/BR112015025586A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2014-04-08 US US14/783,558 patent/US20160063784A1/en not_active Abandoned
- 2014-04-08 WO PCT/IB2014/000508 patent/WO2014167403A1/en active Application Filing
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124983A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | 無線認証装置及び通行管理システム |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7163042B2 (ja) | 2017-04-13 | 2022-10-31 | 美和ロック株式会社 | 扉制御システム |
JP2019031891A (ja) * | 2017-04-13 | 2019-02-28 | 美和ロック株式会社 | 扉制御システム |
EP3412521A1 (en) | 2017-06-05 | 2018-12-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control system, in-vehicle device and electronic key |
US10403071B2 (en) | 2017-06-05 | 2019-09-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control system, in-vehicle device and electronic key |
EP3435475A1 (en) | 2017-07-25 | 2019-01-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power supply control module |
EP3434535A1 (en) | 2017-07-25 | 2019-01-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular electronic key system and method of controlling electronic key |
JP2019027016A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-21 | トヨタ自動車株式会社 | 電源制御モジュール |
US10249117B2 (en) | 2017-07-25 | 2019-04-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular electronic key system and method of controlling electronic key |
US10593194B2 (en) | 2017-07-25 | 2020-03-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power supply control module |
US10769876B2 (en) | 2017-07-25 | 2020-09-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular electronic key system and method of controlling electronic key |
WO2019044962A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気錠制御システム、電気錠システム、電気錠制御システムの制御方法、及びプログラム |
JP2019044462A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気錠制御システム、電気錠システム、電気錠制御システムの制御方法、及びプログラム |
JP2019085762A (ja) * | 2017-11-06 | 2019-06-06 | 株式会社デンソー | 携帯機 |
JP7013798B2 (ja) | 2017-11-06 | 2022-02-01 | 株式会社デンソー | 携帯機 |
JP7157968B2 (ja) | 2019-04-08 | 2022-10-21 | 株式会社ソフテック | スマートキー装置 |
JP2020172760A (ja) * | 2019-04-08 | 2020-10-22 | 株式会社ソフテック | スマートキー装置 |
WO2023054454A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 株式会社Nttドコモ | ユーザ端末 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
RU2015143222A (ru) | 2017-05-15 |
WO2014167403A1 (en) | 2014-10-16 |
BR112015025586A2 (pt) | 2017-07-18 |
US20160063784A1 (en) | 2016-03-03 |
CN105103200A (zh) | 2015-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014205978A (ja) | スマートエントリー用携帯機 | |
US8473153B1 (en) | Key fob battery life preservation system and method | |
US10607430B2 (en) | Method for operating a start and entry system of a motor vehicle and start and entry system for a motor vehicle | |
JP6733539B2 (ja) | 車両用認証システム | |
KR20060105589A (ko) | 인증 장치, 기지국 및 휴대기 | |
JP5410892B2 (ja) | 電子キーシステム及び電子キーの電源供給方法 | |
JP2007217971A (ja) | 無線通信機能を有する携帯機 | |
US10424957B2 (en) | Methods and systems for handling passive entry passive start (PEPS) remote controller battery self-discharge | |
JP6355170B2 (ja) | 車両制御システム | |
JP2010064722A (ja) | 車両用動作監視システム | |
JP7180512B2 (ja) | 通信装置、システム及び方法 | |
US20090027160A1 (en) | Entry system for vehicle | |
CN108082341B (zh) | 一种具有防盗功能的电动车用电池和电动车 | |
JP5394855B2 (ja) | 電子キーシステム及び電子キーの電源切換方法 | |
JP2006124943A (ja) | 情報通信システム | |
JP2011234260A (ja) | 通信システム | |
JP4402472B2 (ja) | 携帯機 | |
KR20100040554A (ko) | 블루투스 통신을 이용한 차량용 편의 시스템 및 그 제공 방법 | |
JP2007297774A (ja) | ドア錠制御装置 | |
JP2014136948A (ja) | パッシブキーレスシステム | |
US20100052881A1 (en) | Emergency starting system of vehicle and method thereof | |
JP2012007441A (ja) | 車両制御装置 | |
JP6582284B2 (ja) | セキュリティシステム | |
JP2010088197A (ja) | 電池残量警報装置 | |
CN113795407A (zh) | 用于电闩锁的备用能量供应和认证 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150915 |