JP2002111399A - オーディオ増幅器 - Google Patents
オーディオ増幅器Info
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- JP2002111399A JP2002111399A JP2000302627A JP2000302627A JP2002111399A JP 2002111399 A JP2002111399 A JP 2002111399A JP 2000302627 A JP2000302627 A JP 2000302627A JP 2000302627 A JP2000302627 A JP 2000302627A JP 2002111399 A JP2002111399 A JP 2002111399A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数チャンネルのオーディオ信号を出力するオ
ーディオ増幅器において、ネットワーク回路を備えない
スピーカが接続されても、高音質な2チャンネル再生を
可能とし、また入力信号によるスピーカコイルの破損を
防止する。 【解決手段】オーディオデータを復調するデコード部
と、デジタルフィルタ部と、増幅部の出力を出力端子に
接続する信号切替部と、スピーカのクロスオーバー周波
数を入力して周波数特性を設定するフィルタ特性設定部
と、再生モードを選択する再生モード選択部と制御部と
を備え、多チャンネル再生モードが選択されたときは、
デジタルフィルタ部の周波数特性を平坦にして複数のス
ピーカユニットが一つの増幅器に接続されるよう信号切
換部を制御し、2チャンネル再生モードが選択されたと
きは、周波数特性をフィルタ特性設定部で設定された周
波数特性にして複数のスピーカユニットのそれぞれが異
なる増幅器に接続する。
ーディオ増幅器において、ネットワーク回路を備えない
スピーカが接続されても、高音質な2チャンネル再生を
可能とし、また入力信号によるスピーカコイルの破損を
防止する。 【解決手段】オーディオデータを復調するデコード部
と、デジタルフィルタ部と、増幅部の出力を出力端子に
接続する信号切替部と、スピーカのクロスオーバー周波
数を入力して周波数特性を設定するフィルタ特性設定部
と、再生モードを選択する再生モード選択部と制御部と
を備え、多チャンネル再生モードが選択されたときは、
デジタルフィルタ部の周波数特性を平坦にして複数のス
ピーカユニットが一つの増幅器に接続されるよう信号切
換部を制御し、2チャンネル再生モードが選択されたと
きは、周波数特性をフィルタ特性設定部で設定された周
波数特性にして複数のスピーカユニットのそれぞれが異
なる増幅器に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多チャンネルのオ
ーディオ信号を出力するオーディオ増幅器に関する。
ーディオ信号を出力するオーディオ増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、多チャンネルのオーディオ信号
を増幅し出力する従来のオーディオ増幅器の構成とスピ
ーカとの接続を示すブロック図である。
を増幅し出力する従来のオーディオ増幅器の構成とスピ
ーカとの接続を示すブロック図である。
【0003】オーディオ増幅器2は、入力端子201に
入力されたデジタルオーディオデータを多チャンネルの
オーディオデータにデコードするデコード部202、デ
コードされた各チャンネルのデジタルのオーディオデー
タをアナログオーディオ信号に変換する信号変換器20
3a〜203g、変換された信号を増幅する増幅器20
4a〜204g、増幅器の出力と出力端子との接続をオ
ン・オフするリレー205a〜205g及び206a、
206b、デコード部202とリレー205a〜205
g及び206a、206bを制御する制御部209及び
操作パネルに備えられた再生モード選択部210を備え
る。207a〜207gは、スピーカにオーディオ信号
を出力する出力端子である。ここで、信号変換器203
a〜203gとしては、DAC(Digital to Analog Con
verter)を用いる。
入力されたデジタルオーディオデータを多チャンネルの
オーディオデータにデコードするデコード部202、デ
コードされた各チャンネルのデジタルのオーディオデー
タをアナログオーディオ信号に変換する信号変換器20
3a〜203g、変換された信号を増幅する増幅器20
4a〜204g、増幅器の出力と出力端子との接続をオ
ン・オフするリレー205a〜205g及び206a、
206b、デコード部202とリレー205a〜205
g及び206a、206bを制御する制御部209及び
操作パネルに備えられた再生モード選択部210を備え
る。207a〜207gは、スピーカにオーディオ信号
を出力する出力端子である。ここで、信号変換器203
a〜203gとしては、DAC(Digital to Analog Con
verter)を用いる。
【0004】再生モード選択部210は、2チャンネル
再生モード或いは多チャンネル再生モードのいずれかの
再生モードを選択する選択ボタンを備える。制御部20
9は、再生モード選択部210で選択された再生モード
に基づいて入力端子201から入力されるデジタルオー
ディオデータを2チャンネルのオーディオデータにデー
コードするか、多チャンネルのオーディオデータのデー
コードするかをデコード部202に指示する。デコード
部202は、制御部209からの指示に従い、例えばデ
ジタルオーディオデータをデーコードするプログラムを
デコード部202内のメモリから読み出して実行し指示
された再生モードのオーディオデータにデコードする。
再生モード或いは多チャンネル再生モードのいずれかの
再生モードを選択する選択ボタンを備える。制御部20
9は、再生モード選択部210で選択された再生モード
に基づいて入力端子201から入力されるデジタルオー
ディオデータを2チャンネルのオーディオデータにデー
コードするか、多チャンネルのオーディオデータのデー
コードするかをデコード部202に指示する。デコード
部202は、制御部209からの指示に従い、例えばデ
ジタルオーディオデータをデーコードするプログラムを
デコード部202内のメモリから読み出して実行し指示
された再生モードのオーディオデータにデコードする。
【0005】制御部209は、デコード部202に対し
て選択された再生モードのデコードを指示すると同時
に、選択された再生モードに基づいてリレー205a〜
205g及び206a、206bのオン・オフの制御を
行う。再生モード選択部210で2チャンネル再生モー
ドが選択されたときは、リレー205a、205b、2
06aと206bをオン状態にし、その他のリレーをオ
フ状態にする。再生モード選択部210で多チャンネル
再生モードが選択されたときは、全てのリレーをオン状
態にする。
て選択された再生モードのデコードを指示すると同時
に、選択された再生モードに基づいてリレー205a〜
205g及び206a、206bのオン・オフの制御を
行う。再生モード選択部210で2チャンネル再生モー
ドが選択されたときは、リレー205a、205b、2
06aと206bをオン状態にし、その他のリレーをオ
フ状態にする。再生モード選択部210で多チャンネル
再生モードが選択されたときは、全てのリレーをオン状
態にする。
【0006】このオーディオ増幅器2で、スピーカユニ
ットの各端子のそれぞれが入力端子として備えられたバ
イワイヤリング対応のスピーカを駆動する場合、出力端
子207aにはフロントLチャンネル用スピーカの高域
用端子を接続し、出力端子208aにはフロントLチャ
ンネルスピーカの低域用端子を接続し、出力端子207
bにはフロントRチャンネルスピーカの高域用端子を接
続し、出力端子208bにはフロントRチャンネルスピ
ーカの低域用端子の接続を行う。
ットの各端子のそれぞれが入力端子として備えられたバ
イワイヤリング対応のスピーカを駆動する場合、出力端
子207aにはフロントLチャンネル用スピーカの高域
用端子を接続し、出力端子208aにはフロントLチャ
ンネルスピーカの低域用端子を接続し、出力端子207
bにはフロントRチャンネルスピーカの高域用端子を接
続し、出力端子208bにはフロントRチャンネルスピ
ーカの低域用端子の接続を行う。
【0007】このときフロントLチャンネル用増幅器2
04aは出力端子207a、208aに接続されたスピ
ーカを駆動し、フロントRチャンネル用増幅器204b
は出力端子207b、208bに接続されたスピーカを
駆動している。このような接続では、上述したバイワイ
ヤリング対応スピーカの低域用端子と高域用端子を短絡
金具で短絡した場合と実質的に同じであり、二つの増幅
器で高域用スピーカ及び低域用スピーカをそれぞれ駆動
するバイアンプ駆動による高音量、高音質なオーディオ
信号の再生をすることはできない。
04aは出力端子207a、208aに接続されたスピ
ーカを駆動し、フロントRチャンネル用増幅器204b
は出力端子207b、208bに接続されたスピーカを
駆動している。このような接続では、上述したバイワイ
ヤリング対応スピーカの低域用端子と高域用端子を短絡
金具で短絡した場合と実質的に同じであり、二つの増幅
器で高域用スピーカ及び低域用スピーカをそれぞれ駆動
するバイアンプ駆動による高音量、高音質なオーディオ
信号の再生をすることはできない。
【0008】上述した課題を改善したオーディオ増幅器
が、特開平10−313223号公報に開示されてい
る。この公報によれば、上述したバイワイヤリング対応
スピーカを使用し2チャンネル再生をするときは、リレ
ーにより、低域用端子と高域用端子をそれぞれ別の増幅
器に接続するよう切り換えて上述したバイアンプ駆動を
行うことが記載されている。
が、特開平10−313223号公報に開示されてい
る。この公報によれば、上述したバイワイヤリング対応
スピーカを使用し2チャンネル再生をするときは、リレ
ーにより、低域用端子と高域用端子をそれぞれ別の増幅
器に接続するよう切り換えて上述したバイアンプ駆動を
行うことが記載されている。
【0009】また、上述したバイワイヤリング対応スピ
ーカの内部にはスピーカユニット毎にネットワーク回路
が備えられている。このネットワーク回路は、スピーカ
内に組み込まれた複数のスピーカユニットのそれぞれが
その発生する音圧レベルの周波数特性が総合的に平坦に
なるように設定されているが、同時に中高域用スピーカ
ユニットに対しては、過大なレベルの低域周波数の信号
が入力されたときにその電力によってスピーカコイルが
破損されることを防止すると共に、スピーカコイルがそ
の可動範囲を超えて変動することを防ぎ中高域の音の歪
みが増加することを防止する。
ーカの内部にはスピーカユニット毎にネットワーク回路
が備えられている。このネットワーク回路は、スピーカ
内に組み込まれた複数のスピーカユニットのそれぞれが
その発生する音圧レベルの周波数特性が総合的に平坦に
なるように設定されているが、同時に中高域用スピーカ
ユニットに対しては、過大なレベルの低域周波数の信号
が入力されたときにその電力によってスピーカコイルが
破損されることを防止すると共に、スピーカコイルがそ
の可動範囲を超えて変動することを防ぎ中高域の音の歪
みが増加することを防止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなネットワー
ク回路は、コイル、コンデンサ及び抵抗等を用いてロー
パスフィルタ、ハイパスフィルタ又はバンドパスフィル
タを構成する回路であるため、ネットワーク回路を通過
したオーディオ信号の位相は再生する周波数によって変
化し位相ひずみが発生する。この位相ひずみは再生した
オーディオ信号の音質を悪化させる原因となる。
ク回路は、コイル、コンデンサ及び抵抗等を用いてロー
パスフィルタ、ハイパスフィルタ又はバンドパスフィル
タを構成する回路であるため、ネットワーク回路を通過
したオーディオ信号の位相は再生する周波数によって変
化し位相ひずみが発生する。この位相ひずみは再生した
オーディオ信号の音質を悪化させる原因となる。
【0011】本発明の目的は、多チャンネルのオーディ
オ信号の再生を行うオーディオ増幅器を用いて上述した
バイアンプ駆動を行い2チャンネル再生を行うときに、
オーディオ増幅器の出力端子にネットワーク回路を持た
ないスピーカを接続して再生しても、スピーカコイルを
過大な入力信号による破損から防止し、又は再生される
オーディオ信号の歪みの発生を少なくして高音質のオー
ディオ再生が可能なオーディオ増幅器を得ることであ
る。
オ信号の再生を行うオーディオ増幅器を用いて上述した
バイアンプ駆動を行い2チャンネル再生を行うときに、
オーディオ増幅器の出力端子にネットワーク回路を持た
ないスピーカを接続して再生しても、スピーカコイルを
過大な入力信号による破損から防止し、又は再生される
オーディオ信号の歪みの発生を少なくして高音質のオー
ディオ再生が可能なオーディオ増幅器を得ることであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数チャンネ
ルのオーディオ信号を出力するオーディオ増幅器におい
て、デジタルオーディオデータを復調して複数チャンネ
ルのオーディオデータを出力するデコード部と、前記デ
コード部から出力されたオーディオデータの振幅周波数
特性を可変するデジタルフィルタ部と、前記デジタルフ
ィルタ部から出力されたオーディオデータをアナログオ
ーディオ信号に変換する信号変換部と、前記信号変換部
から出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の
出力を出力端子に接続する信号切替部と、スピーカの複
数のスピーカユニットのクロスオーバー周波数を入力し
て前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を設定する
フィルタ特性設定部と、2チャンネル再生モードと多チ
ャンネル再生モードとを選択する再生モード選択部と、
前記デコード部、前記デジタルフィルタ部、及び前記信
号切替回路の動作を制御する制御部とを備え、前記制御
部は、前記再生モード選択部により多チャンネル再生モ
ードが選択されたときは、前記デジタルフィルタ部の振
幅周波数特性を平坦にして、スピーカの複数のスピーカ
ユニットが1つの前記増幅部に接続されるよう前記信号
切換部を制御し、2チャンネル再生モードが選択された
ときは、前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を前
記フィルタ特性設定部で設定された振幅周波数特性にし
て、スピーカの複数のスピーカユニットがそれぞれ異な
る前記増幅部に接続されるよう前記信号切換部を制御す
るオーディオ増幅器である。
ルのオーディオ信号を出力するオーディオ増幅器におい
て、デジタルオーディオデータを復調して複数チャンネ
ルのオーディオデータを出力するデコード部と、前記デ
コード部から出力されたオーディオデータの振幅周波数
特性を可変するデジタルフィルタ部と、前記デジタルフ
ィルタ部から出力されたオーディオデータをアナログオ
ーディオ信号に変換する信号変換部と、前記信号変換部
から出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の
出力を出力端子に接続する信号切替部と、スピーカの複
数のスピーカユニットのクロスオーバー周波数を入力し
て前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を設定する
フィルタ特性設定部と、2チャンネル再生モードと多チ
ャンネル再生モードとを選択する再生モード選択部と、
前記デコード部、前記デジタルフィルタ部、及び前記信
号切替回路の動作を制御する制御部とを備え、前記制御
部は、前記再生モード選択部により多チャンネル再生モ
ードが選択されたときは、前記デジタルフィルタ部の振
幅周波数特性を平坦にして、スピーカの複数のスピーカ
ユニットが1つの前記増幅部に接続されるよう前記信号
切換部を制御し、2チャンネル再生モードが選択された
ときは、前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を前
記フィルタ特性設定部で設定された振幅周波数特性にし
て、スピーカの複数のスピーカユニットがそれぞれ異な
る前記増幅部に接続されるよう前記信号切換部を制御す
るオーディオ増幅器である。
【0013】また、本発明は、複数チャンネルのオーデ
ィオ信号を出力するオーディオ増幅器において、デジタ
ルオーディオデータを復調して複数チャンネルのオーデ
ィオデータを出力するデコード部と、前記デコード部か
ら出力されたオーディオデータの振幅周波数特性を可変
するデジタルフィルタ部と、前記デジタルフィルタ部か
ら出力されたオーディオデータをパルス幅変調した信号
に変換する信号変換部と、前記信号変換部から出力され
た信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を出力端
子に接続する信号切替部と、スピーカの複数のスピーカ
ユニットのクロスオーバー周波数を入力して前記デジタ
ルフィルタ部の振幅周波数特性を設定するフィルタ特性
設定部と、2チャンネル再生モードと多チャンネル再生
モードとを選択する再生モード選択部と、前記デコード
部、前記デジタルフィルタ部、及び前記信号切替回路の
動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記再
生モード選択部により多チャンネル再生モードが選択さ
れたときは、前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性
を平坦にして、スピーカの複数のスピーカユニットが1
つの前記増幅部に接続されるよう前記信号切換部を制御
し、2チャンネル再生モードが選択されたときは、前記
デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を前記フィルタ特
性設定部で設定された振幅周波数特性にして、スピーカ
の複数のスピーカユニットがそれぞれ異なる前記増幅部
に接続されるよう前記信号切換部を制御するオーディオ
増幅器である。
ィオ信号を出力するオーディオ増幅器において、デジタ
ルオーディオデータを復調して複数チャンネルのオーデ
ィオデータを出力するデコード部と、前記デコード部か
ら出力されたオーディオデータの振幅周波数特性を可変
するデジタルフィルタ部と、前記デジタルフィルタ部か
ら出力されたオーディオデータをパルス幅変調した信号
に変換する信号変換部と、前記信号変換部から出力され
た信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を出力端
子に接続する信号切替部と、スピーカの複数のスピーカ
ユニットのクロスオーバー周波数を入力して前記デジタ
ルフィルタ部の振幅周波数特性を設定するフィルタ特性
設定部と、2チャンネル再生モードと多チャンネル再生
モードとを選択する再生モード選択部と、前記デコード
部、前記デジタルフィルタ部、及び前記信号切替回路の
動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記再
生モード選択部により多チャンネル再生モードが選択さ
れたときは、前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性
を平坦にして、スピーカの複数のスピーカユニットが1
つの前記増幅部に接続されるよう前記信号切換部を制御
し、2チャンネル再生モードが選択されたときは、前記
デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を前記フィルタ特
性設定部で設定された振幅周波数特性にして、スピーカ
の複数のスピーカユニットがそれぞれ異なる前記増幅部
に接続されるよう前記信号切換部を制御するオーディオ
増幅器である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のオーディオ増幅
器の一実施例を示すブロック図である。
器の一実施例を示すブロック図である。
【0015】図1に示したオーディオ増幅器1の入力端
子101には、図示しないDVD(Digital Versatile
Disc)、CD(Compact Disc)等のデジタルオーディオ
の再生装置から出力されるデジタルオーディオデータが
入力される。
子101には、図示しないDVD(Digital Versatile
Disc)、CD(Compact Disc)等のデジタルオーディオ
の再生装置から出力されるデジタルオーディオデータが
入力される。
【0016】信号処理部102は、入力されたデジタル
オーディオデータを2チャンネル或いは多チャンネルに
デコード処理を行うデコード部103と、デコードされ
た各チャンネルのオーディオデータの振幅周波数特性を
可変するフィルタ回路104a〜104gとを備える。
オーディオデータを2チャンネル或いは多チャンネルに
デコード処理を行うデコード部103と、デコードされ
た各チャンネルのオーディオデータの振幅周波数特性を
可変するフィルタ回路104a〜104gとを備える。
【0017】フィルタ回路104a〜104gは、帯域
制限処理を行う場合に通過する周波数に対して位相が一
定な直線位相特性を持つFIR(Fine Impulse Respons
e)フィルタを使用する。このようなFIRフィルタは
ハードウエア或いはデジタル信号処理のプログラムのど
ちらでも実現可能である。
制限処理を行う場合に通過する周波数に対して位相が一
定な直線位相特性を持つFIR(Fine Impulse Respons
e)フィルタを使用する。このようなFIRフィルタは
ハードウエア或いはデジタル信号処理のプログラムのど
ちらでも実現可能である。
【0018】信号変換部105a〜105gは、信号処
理部102でデコードされた各チャンネルのデジタルデ
ータをアナログオーディオ信号又はパルス幅変調したデ
ジタルデータに変換する。本実施例においては、信号変
換部105a〜105gとしてDACを用いる。
理部102でデコードされた各チャンネルのデジタルデ
ータをアナログオーディオ信号又はパルス幅変調したデ
ジタルデータに変換する。本実施例においては、信号変
換部105a〜105gとしてDACを用いる。
【0019】増幅器106a〜106gは、信号変換部
105a〜105gで変換された各チャンネルの信号を
増幅し、リレー107a〜107k、108a〜108
dを介して出力端子109a〜109g、110a〜1
10dに出力する。
105a〜105gで変換された各チャンネルの信号を
増幅し、リレー107a〜107k、108a〜108
dを介して出力端子109a〜109g、110a〜1
10dに出力する。
【0020】本実施例においては、フロントチャンネル
再生用スピーカの高域用端子、中域用端子、低域用端子
に異なる増幅器を接続する。接続は以下説明する。出力
端子109aにフロントLチャンネル用スピーカの高域
用端子、出力端子109bにフロントRチャンネル用ス
ピーカの高域用端子、出力端子110aにフロントLチ
ャンネル用スピーカの中域用端子、出力端子110bに
フロントRチャンネル用スピーカの中域用端子、出力端
子110cにフロントLチャンネル用スピーカの低域用
端子、出力端子110dにフロントRチャンネル用スピ
ーカの低域用端子を接続する。
再生用スピーカの高域用端子、中域用端子、低域用端子
に異なる増幅器を接続する。接続は以下説明する。出力
端子109aにフロントLチャンネル用スピーカの高域
用端子、出力端子109bにフロントRチャンネル用ス
ピーカの高域用端子、出力端子110aにフロントLチ
ャンネル用スピーカの中域用端子、出力端子110bに
フロントRチャンネル用スピーカの中域用端子、出力端
子110cにフロントLチャンネル用スピーカの低域用
端子、出力端子110dにフロントRチャンネル用スピ
ーカの低域用端子を接続する。
【0021】フロントチャンネル以外の他チャンネル再
生用スピーカの接続は以下のように行う。出力端子10
9cにはセンターチャンネル用スピーカの端子が接続さ
れている。出力端子109dにはサラウンドLチャンネ
ル用スピーカの端子、出力端子1109eにはサラウン
ドRチャンネル用スピーカの端子が接続されている。出
力端子109fにはサラウンドバックLチャンネル用ス
ピーカの端子、出力端子109gにはサラウンドバック
Rチャンネル用スピーカの端子が接続されている。
生用スピーカの接続は以下のように行う。出力端子10
9cにはセンターチャンネル用スピーカの端子が接続さ
れている。出力端子109dにはサラウンドLチャンネ
ル用スピーカの端子、出力端子1109eにはサラウン
ドRチャンネル用スピーカの端子が接続されている。出
力端子109fにはサラウンドバックLチャンネル用ス
ピーカの端子、出力端子109gにはサラウンドバック
Rチャンネル用スピーカの端子が接続されている。
【0022】再生モード選択部112はオーディオ増幅
器1の操作パネルに備えられ、2チャンネル再生とする
か或いは多チャンネル再生とするかのいずれかを選択す
る再生モード選択ボタンを備える。制御部111は、再
生モード選択部112で選択された再生モードに基づい
て、信号処理部102のデーコード部103の処理モー
ドとフィルタ回路104a〜104gのそれぞれの振幅
周波数特性を変える制御を行い、信号切り換え部のリレ
ーの接続を切り換える制御をする。
器1の操作パネルに備えられ、2チャンネル再生とする
か或いは多チャンネル再生とするかのいずれかを選択す
る再生モード選択ボタンを備える。制御部111は、再
生モード選択部112で選択された再生モードに基づい
て、信号処理部102のデーコード部103の処理モー
ドとフィルタ回路104a〜104gのそれぞれの振幅
周波数特性を変える制御を行い、信号切り換え部のリレ
ーの接続を切り換える制御をする。
【0023】デコード部103は、制御部111からの
指示に従い、入力されたデジタルオーディオデータをデ
コードするプログラムをデコード部103内のメモリか
ら読み出して起動し指示された再生モードのデコードを
行う。また、デコード部103は、再生モード選択部1
12により2チャンネル再生のモードが選択されたとき
は、フィルタ回路104a、104d、104fにフロ
ントLチャンネルのオーディオデータを出力し、フィル
タ回路104b、104e、104gにフロントRチャ
ンネルのオーディオデータを出力する。再生モード選択
部112により多チャンネル再生モードが選択されたと
きは、フィルタ回路104a〜104gの各々に各チャ
ンネルのオーディオデータを出力する。
指示に従い、入力されたデジタルオーディオデータをデ
コードするプログラムをデコード部103内のメモリか
ら読み出して起動し指示された再生モードのデコードを
行う。また、デコード部103は、再生モード選択部1
12により2チャンネル再生のモードが選択されたとき
は、フィルタ回路104a、104d、104fにフロ
ントLチャンネルのオーディオデータを出力し、フィル
タ回路104b、104e、104gにフロントRチャ
ンネルのオーディオデータを出力する。再生モード選択
部112により多チャンネル再生モードが選択されたと
きは、フィルタ回路104a〜104gの各々に各チャ
ンネルのオーディオデータを出力する。
【0024】制御部111は、再生モード選択部112
により2チャンネル再生モードが選択されたときは、操
作パネルに備えられたフィルタ特性設定部113のスピ
ーカユニット数設定ボタン113aによってスピーカユ
ニット数が設定されると、後述するように、メモリ11
3cからクロスオーバー周波数f1又はf2を読み出し
て、フィルタ回路104aと104b、104dと10
4e、104fと104gの振幅周波数特性を変える制
御をする。また、再生モード選択部112により多チャ
ンネル再生モードが選択されたときは、フィルタ回路1
04a〜104gの振幅周波数特性を全周波数帯域で平
坦な特性になるよう制御する。
により2チャンネル再生モードが選択されたときは、操
作パネルに備えられたフィルタ特性設定部113のスピ
ーカユニット数設定ボタン113aによってスピーカユ
ニット数が設定されると、後述するように、メモリ11
3cからクロスオーバー周波数f1又はf2を読み出し
て、フィルタ回路104aと104b、104dと10
4e、104fと104gの振幅周波数特性を変える制
御をする。また、再生モード選択部112により多チャ
ンネル再生モードが選択されたときは、フィルタ回路1
04a〜104gの振幅周波数特性を全周波数帯域で平
坦な特性になるよう制御する。
【0025】さらに制御部111は、信号処理部102
のデコード部103及びフィルタ回路104a〜104
gのフィルタ特性を制御すると同時にリレー107a〜
107k、108a〜108dをオン・オフする制御を
行う。
のデコード部103及びフィルタ回路104a〜104
gのフィルタ特性を制御すると同時にリレー107a〜
107k、108a〜108dをオン・オフする制御を
行う。
【0026】次に、2チャンネル再生時のフィルタ回路
104a〜104gの振幅周波数特性を変える動作につ
いて説明する。はじめに、使用者は、フィルタ特性設定
部113のスピーカユニット数設定ボタン113aで接
続する上述したバイワイヤリング対応スピーカのユニッ
ト数の設定を行う。
104a〜104gの振幅周波数特性を変える動作につ
いて説明する。はじめに、使用者は、フィルタ特性設定
部113のスピーカユニット数設定ボタン113aで接
続する上述したバイワイヤリング対応スピーカのユニッ
ト数の設定を行う。
【0027】例えば、スピーカユニット数設定ボタン1
13aを1回押すたびに、『ユニット数:2-フィルタ:O
N』、『ユニット数:2-フィルタ:OFF』、『ユニット数:
3-フィルタ:ON』、『ユニット数:3-フィルタ:OFF』が順
番に表示部114に表示される。最後に表示された表示
内容が信号処理部102及び信号切換部の設定条件とし
て設定される。
13aを1回押すたびに、『ユニット数:2-フィルタ:O
N』、『ユニット数:2-フィルタ:OFF』、『ユニット数:
3-フィルタ:ON』、『ユニット数:3-フィルタ:OFF』が順
番に表示部114に表示される。最後に表示された表示
内容が信号処理部102及び信号切換部の設定条件とし
て設定される。
【0028】設定されたユニット数が『3』でフィルタ
『ON』の場合は、低域クロスオーバー周波数f1と高
域クロスオーバー周波数f2とが順番に表示部114に
表示され、それぞれのクロスオーバー周波数f1及びf
2の設定を周波数設定ボタン113bで行う。設定され
たユニット数が『2』でフィルタ『ON』の場合は、低
域クロスオーバー周波数f1が表示部114に表示さ
れ、周波数設定ボタン113bでクロスオーバー周波数
f1の設定を行う。これら設定されたクロスオーバー周
波数f1及びf2は、フィルタ統計設定部113内に備
えられたメモリ113cに記憶される。スピーカユニッ
ト数設定ボタン113aによってユニット数が設定され
ると、制御部111はメモリ113cからクロスオーバ
ー周波数f1又はf2が読み出して、フィルタ回路10
4a〜104gの振幅周波数特性を変えるよう制御す
る。
『ON』の場合は、低域クロスオーバー周波数f1と高
域クロスオーバー周波数f2とが順番に表示部114に
表示され、それぞれのクロスオーバー周波数f1及びf
2の設定を周波数設定ボタン113bで行う。設定され
たユニット数が『2』でフィルタ『ON』の場合は、低
域クロスオーバー周波数f1が表示部114に表示さ
れ、周波数設定ボタン113bでクロスオーバー周波数
f1の設定を行う。これら設定されたクロスオーバー周
波数f1及びf2は、フィルタ統計設定部113内に備
えられたメモリ113cに記憶される。スピーカユニッ
ト数設定ボタン113aによってユニット数が設定され
ると、制御部111はメモリ113cからクロスオーバ
ー周波数f1又はf2が読み出して、フィルタ回路10
4a〜104gの振幅周波数特性を変えるよう制御す
る。
【0029】例えば、設定されたユニット数が『3』で
フィルタ『ON』の場合には、制御部111は次のよう
にフィルタ回路104a〜104gの振幅周波数特性の
設定を行う。フィルタ回路104aと104bに設定さ
れた高域クロスオーバー周波数f2を下限のカットオフ
周波数とするハイパスフィルタ、フィルタ回路104d
と104eに設定された低域クロスオーバー周波数f1
以上であり高域クロスオーバー周波数f2以下であるバ
ンドパスフィルタ、フィルタ回路104fと104gに
設定された低域クロスオーバー周波数f1を上限のカッ
トオフ周波数とするローパスフィルタになるよう各フィ
ルタ回路のフィルタ特性を設定する。
フィルタ『ON』の場合には、制御部111は次のよう
にフィルタ回路104a〜104gの振幅周波数特性の
設定を行う。フィルタ回路104aと104bに設定さ
れた高域クロスオーバー周波数f2を下限のカットオフ
周波数とするハイパスフィルタ、フィルタ回路104d
と104eに設定された低域クロスオーバー周波数f1
以上であり高域クロスオーバー周波数f2以下であるバ
ンドパスフィルタ、フィルタ回路104fと104gに
設定された低域クロスオーバー周波数f1を上限のカッ
トオフ周波数とするローパスフィルタになるよう各フィ
ルタ回路のフィルタ特性を設定する。
【0030】また、例えば設定されたユニット数が
『2』でフィルタ『ON』の場合には、制御部111は
次のように各フィルタ回路の振幅周波数特性の設定を行
う。フィルタ回路104aと104bに設定された低域
クロスオーバー周波数f1を下限の周波数とするハイパ
スフィルタ、フィルタ回路104fと104gに設定さ
れた低域クロスオーバー周波数f1を上限とするローパ
スフィルタになるようフィルタの特性を設定する。この
とき、出力端子110a及び110bは使用しない。
『2』でフィルタ『ON』の場合には、制御部111は
次のように各フィルタ回路の振幅周波数特性の設定を行
う。フィルタ回路104aと104bに設定された低域
クロスオーバー周波数f1を下限の周波数とするハイパ
スフィルタ、フィルタ回路104fと104gに設定さ
れた低域クロスオーバー周波数f1を上限とするローパ
スフィルタになるようフィルタの特性を設定する。この
とき、出力端子110a及び110bは使用しない。
【0031】また、例えばフィルタ『OFF』が設定さ
れた場合は、ユニット数の設定に関係無く、制御部11
1はフィルタ回路104a〜104gの振幅周波数特性
が全周波数帯域で平坦になるようフィルタ回路104a
〜104gを制御する。
れた場合は、ユニット数の設定に関係無く、制御部11
1はフィルタ回路104a〜104gの振幅周波数特性
が全周波数帯域で平坦になるようフィルタ回路104a
〜104gを制御する。
【0032】制御部111は、再生モード選択部112
により多チャンネル再生モードが選択されたときは、フ
ィルタ回路104a〜104gの振幅周波数特性を全周
波数帯域で平坦になるようフィルタ回路104a〜10
4gを制御する。
により多チャンネル再生モードが選択されたときは、フ
ィルタ回路104a〜104gの振幅周波数特性を全周
波数帯域で平坦になるようフィルタ回路104a〜10
4gを制御する。
【0033】再生モード選択部112により2チャンネ
ル再生モードが選択されたときは、リレー107a、1
07b、108a〜108dをオン状態に、その他のリ
レーを全てオフ状態になるようリレーを制御する。この
リレー制御によりスピーカの各スピーカユニットのそれ
ぞれは異なる増幅器に接続された上述したバイアンプ駆
動がされることになる。また、再生モード選択部112
により多チャンネル再生モードが選択されたときは、リ
レー108a〜108dをオフ状態にし、その他のリレ
ーを全てオン状態になるようリレーを制御する。
ル再生モードが選択されたときは、リレー107a、1
07b、108a〜108dをオン状態に、その他のリ
レーを全てオフ状態になるようリレーを制御する。この
リレー制御によりスピーカの各スピーカユニットのそれ
ぞれは異なる増幅器に接続された上述したバイアンプ駆
動がされることになる。また、再生モード選択部112
により多チャンネル再生モードが選択されたときは、リ
レー108a〜108dをオフ状態にし、その他のリレ
ーを全てオン状態になるようリレーを制御する。
【0034】本実施例では、信号変換器105a〜10
5gは、DACを使用してデジタルのオーディオデータ
をアナログオーディオ信号に変換する場合について説明
したが、信号変換器105a〜105gをパルス幅変調
器を使用しデジタルのオーディオデータをパルス幅変調
したデジタル信号を出力するようにしても良い。この場
合は、増幅器106a〜106gの出力部にパッシブフ
ィルタを接続して高周波の信号成分を除去してその出力
をスピーカに接続する。このような増幅器はD級アンプ
と呼ばれる。
5gは、DACを使用してデジタルのオーディオデータ
をアナログオーディオ信号に変換する場合について説明
したが、信号変換器105a〜105gをパルス幅変調
器を使用しデジタルのオーディオデータをパルス幅変調
したデジタル信号を出力するようにしても良い。この場
合は、増幅器106a〜106gの出力部にパッシブフ
ィルタを接続して高周波の信号成分を除去してその出力
をスピーカに接続する。このような増幅器はD級アンプ
と呼ばれる。
【0035】また、パルス幅変調の処理を信号処理部1
02に実行させることも可能である。
02に実行させることも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明により、多チャンネルのオーディ
オ信号の再生を行うオーディオ増幅器を用いて複数の増
幅器で高域用スピーカ又は中・低域用スピーカ等の複数
のスピーカをそれぞれ駆動するバイアンプ駆動を行い2
チャンネル再生を行うときに、オーディオ増幅器の出力
端子にネットワーク回路を持たないスピーカを接続して
再生しても、スピーカコイルを過大な入力信号による破
損から防止し、又は再生されるオーディオ信号の歪みの
発生を少なくして高音質のオーディオ再生が可能なオー
ディオ増幅器を得ることができる。
オ信号の再生を行うオーディオ増幅器を用いて複数の増
幅器で高域用スピーカ又は中・低域用スピーカ等の複数
のスピーカをそれぞれ駆動するバイアンプ駆動を行い2
チャンネル再生を行うときに、オーディオ増幅器の出力
端子にネットワーク回路を持たないスピーカを接続して
再生しても、スピーカコイルを過大な入力信号による破
損から防止し、又は再生されるオーディオ信号の歪みの
発生を少なくして高音質のオーディオ再生が可能なオー
ディオ増幅器を得ることができる。
【図1】本発明のオーディオ増幅器の一実施例の構成と
スピーカとのバイアンプ接続を示すブロック図である。
スピーカとのバイアンプ接続を示すブロック図である。
【図2】従来のオーディオ増幅器の構成とスピーカとの
接続を示すブロック図である。
接続を示すブロック図である。
1、2 オーディオ増幅器、101、201 入力端
子、102 信号処理部、103、202 デコード
部、104a〜104g デジタルフィルタ部、105
a〜105g、203a〜203g 信号変換部、10
6a〜106g、204a〜204g 増幅器、107
a〜107k、108a〜108d205a〜205
g、206a〜206b 信号切換部(リレー)、10
9a〜109g、110a〜110d、207a〜20
7g、208a〜208b 出力端子、111、209
制御部、112、210 再生モード選択部、113
フィルタ特性設定部、113a スピーカユニット数
設定ボタン、113b 周波数設定ボタン、113c
メモリ、114 表示部
子、102 信号処理部、103、202 デコード
部、104a〜104g デジタルフィルタ部、105
a〜105g、203a〜203g 信号変換部、10
6a〜106g、204a〜204g 増幅器、107
a〜107k、108a〜108d205a〜205
g、206a〜206b 信号切換部(リレー)、10
9a〜109g、110a〜110d、207a〜20
7g、208a〜208b 出力端子、111、209
制御部、112、210 再生モード選択部、113
フィルタ特性設定部、113a スピーカユニット数
設定ボタン、113b 周波数設定ボタン、113c
メモリ、114 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/12 H04R 3/12 A 5J092 H04S 5/02 H04S 5/02 P Fターム(参考) 5D020 AD04 AD05 5D062 BB20 5J069 AA02 AA21 AA24 AA27 AA41 CA21 CA55 FA18 FA20 HA38 HA41 KA00 KA33 KA34 KA41 KA62 KA67 SA05 TA01 5J090 AA02 AA21 AA24 AA27 AA41 CA21 CA55 FA18 FA20 GN01 HA38 HA41 HN15 HN16 KA00 KA33 KA34 KA41 KA62 KA67 SA05 TA01 5J091 AA02 AA21 AA24 AA27 AA41 CA21 CA55 FA18 FA20 GP01 HA38 HA41 KA00 KA33 KA34 KA41 KA62 KA67 SA05 TA01 5J092 AA02 AA21 AA24 AA27 AA41 CA21 CA55 FA18 FA20 HA38 HA41 KA00 KA33 KA34 KA41 KA62 KA67 SA05 TA01 VL08
Claims (2)
- 【請求項1】 複数チャンネルのオーディオ信号を出力
するオーディオ増幅器において、デジタルオーディオデ
ータを復調して複数チャンネルのオーディオデータを出
力するデコード部と、前記デコード部から出力されたオ
ーディオデータの振幅周波数特性を可変するデジタルフ
ィルタ部と、前記デジタルフィルタ部から出力されたオ
ーディオデータをアナログオーディオ信号に変換する信
号変換部と、前記信号変換部から出力された信号を増幅
する増幅部と、前記増幅部の出力を出力端子に接続する
信号切替部と、スピーカの複数のスピーカユニットのク
ロスオーバー周波数を入力して前記デジタルフィルタ部
の振幅周波数特性を設定するフィルタ特性設定部と、2
チャンネル再生モードと多チャンネル再生モードとを選
択する再生モード選択部と、前記デコード部、前記デジ
タルフィルタ部、及び前記信号切替回路の動作を制御す
る制御部とを備え、前記制御部は、前記再生モード選択
部により多チャンネル再生モードが選択されたときは、
前記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を平坦にし
て、スピーカの複数のスピーカユニットが1つの前記増
幅部に接続されるよう前記信号切換部を制御し、2チャ
ンネル再生モードが選択されたときは、前記デジタルフ
ィルタ部の振幅周波数特性を前記フィルタ特性設定部で
設定された振幅周波数特性にして、スピーカの複数のス
ピーカユニットがそれぞれ異なる前記増幅部に接続され
るよう前記信号切換部を制御することを特徴とするオー
ディオ増幅器。 - 【請求項2】 複数チャンネルのオーディオ信号を出力
するオーディオ増幅器において、デジタルオーディオデ
ータを復調して複数チャンネルのオーディオデータを出
力するデコード部と、前記デコード部から出力されたオ
ーディオデータの振幅周波数特性を可変するデジタルフ
ィルタ部と、前記デジタルフィルタ部から出力されたオ
ーディオデータをパルス幅変調した信号に変換する信号
変換部と、前記信号変換部から出力された信号を増幅す
る増幅部と、前記増幅部の出力を出力端子に接続する信
号切替部と、スピーカの複数のスピーカユニットのクロ
スオーバー周波数を入力して前記デジタルフィルタ部の
振幅周波数特性を設定するフィルタ特性設定部と、2チ
ャンネル再生モードと多チャンネル再生モードとを選択
する再生モード選択部と、前記デコード部、前記デジタ
ルフィルタ部、及び前記信号切替回路の動作を制御する
制御部とを備え、前記制御部は、前記再生モード選択部
により多チャンネル再生モードが選択されたときは、前
記デジタルフィルタ部の振幅周波数特性を平坦にして、
スピーカの複数のスピーカユニットが1つの前記増幅部
に接続されるよう前記信号切換部を制御し、2チャンネ
ル再生モードが選択されたときは、前記デジタルフィル
タ部の振幅周波数特性を前記フィルタ特性設定部で設定
された振幅周波数特性にして、スピーカの複数のスピー
カユニットがそれぞれ異なる前記増幅部に接続されるよ
う前記信号切換部を制御することを特徴とするオーディ
オ増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000302627A JP2002111399A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | オーディオ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000302627A JP2002111399A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | オーディオ増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002111399A true JP2002111399A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18783947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000302627A Withdrawn JP2002111399A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | オーディオ増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002111399A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006121527A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Pioneer Electronic Corp | D級増幅装置 |
JP2006279537A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Sony Corp | 音声出力装置 |
US7528650B2 (en) | 2006-01-20 | 2009-05-05 | Samsung Electronics Co., Ltd | Multi-channel digital amplifier, signal processing method thereof, and audio reproducing system having the same |
US8934644B2 (en) | 2011-12-22 | 2015-01-13 | Onkyo Corporation | Channel divider, sound reproducing system including the channel divider, and method for setting crossover frequency of the channel divider |
USRE47038E1 (en) | 2002-04-19 | 2018-09-11 | Bose Corporation | Multichannel power amplifying |
-
2000
- 2000-10-02 JP JP2000302627A patent/JP2002111399A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE47038E1 (en) | 2002-04-19 | 2018-09-11 | Bose Corporation | Multichannel power amplifying |
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JP4600118B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2010-12-15 | ソニー株式会社 | 音声出力装置 |
US7528650B2 (en) | 2006-01-20 | 2009-05-05 | Samsung Electronics Co., Ltd | Multi-channel digital amplifier, signal processing method thereof, and audio reproducing system having the same |
US8934644B2 (en) | 2011-12-22 | 2015-01-13 | Onkyo Corporation | Channel divider, sound reproducing system including the channel divider, and method for setting crossover frequency of the channel divider |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |