JP3253814B2 - オーディオシステム - Google Patents
オーディオシステムInfo
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- JP3253814B2 JP3253814B2 JP27849194A JP27849194A JP3253814B2 JP 3253814 B2 JP3253814 B2 JP 3253814B2 JP 27849194 A JP27849194 A JP 27849194A JP 27849194 A JP27849194 A JP 27849194A JP 3253814 B2 JP3253814 B2 JP 3253814B2
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- Japan
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- frequency component
- pass filter
- amplifier
- signal
- output
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオシステムに
関し、特に簡易な構成でシステム拡張が容易なオーディ
オシステムに関する。
関し、特に簡易な構成でシステム拡張が容易なオーディ
オシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のオーディオシステムにおけるマル
チシステムは、図２に示すように、例えば、カセットテ
ープ、チューナー等のソース源と、アンプが一つのハウ
ジングに内蔵されている、いわゆるヘッドユニット（本
体）１のプリアウト出力からのオーディオ信号を、チャ
ンネルデバイダー５で中高域成分と低域成分に分離され
た後、それぞれの成分信号がパワーアンプ６と７で増幅
され、中高域成分はサテライトスピーカ２により、また
低域成分はウーファースピーカ８により再生される。
チシステムは、図２に示すように、例えば、カセットテ
ープ、チューナー等のソース源と、アンプが一つのハウ
ジングに内蔵されている、いわゆるヘッドユニット（本
体）１のプリアウト出力からのオーディオ信号を、チャ
ンネルデバイダー５で中高域成分と低域成分に分離され
た後、それぞれの成分信号がパワーアンプ６と７で増幅
され、中高域成分はサテライトスピーカ２により、また
低域成分はウーファースピーカ８により再生される。
【０００３】また、簡易型のマルチシステムでは、図３
に示すように、ヘッドユニット１に内蔵されている内蔵
アンプにより、全帯域のオーディオ信号成分を増幅して
サテライトスピーカ２から再生するとともに、ヘッドユ
ニット１のプリアウト出力をローパスフィルタフィルタ
（ＬＰＦ）付きのパワーアンプ４で低域成分のみを増幅
してサブウーファースピーカ３から再生している。
に示すように、ヘッドユニット１に内蔵されている内蔵
アンプにより、全帯域のオーディオ信号成分を増幅して
サテライトスピーカ２から再生するとともに、ヘッドユ
ニット１のプリアウト出力をローパスフィルタフィルタ
（ＬＰＦ）付きのパワーアンプ４で低域成分のみを増幅
してサブウーファースピーカ３から再生している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のシ
ステムのうち、図２に示すオーディオシステムでは、チ
ャンネルデバイダー５及びかく帯域毎のパワーアンプ６
と７が必要となるので、システムが非常に高価になって
しまうという問題がある。また、ヘッドユニット１にパ
ワーアンプが内蔵されている場合には、このパワーアン
プは全く使用されないので無駄である。
ステムのうち、図２に示すオーディオシステムでは、チ
ャンネルデバイダー５及びかく帯域毎のパワーアンプ６
と７が必要となるので、システムが非常に高価になって
しまうという問題がある。また、ヘッドユニット１にパ
ワーアンプが内蔵されている場合には、このパワーアン
プは全く使用されないので無駄である。
【０００５】更に、図３に示すシステムでは、サテライ
トスピーカ２から全帯域成分が再生されるので、結局、
低域成分がサテライトスピーカ２とサブウーファースピ
ーカ３の両スピーカから再生されるという音質面での問
題がある。
トスピーカ２から全帯域成分が再生されるので、結局、
低域成分がサテライトスピーカ２とサブウーファースピ
ーカ３の両スピーカから再生されるという音質面での問
題がある。
【０００６】そこで、本発明の目的は、簡易な構成でシ
ステム拡張が容易なオーディオシステムを提供すること
にある。
ステム拡張が容易なオーディオシステムを提供すること
にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるオーディオシステムは、ソースから出
力されるオーディオ信号の高域成分信号を抽出し、カッ
トオフ周波数が可変であるハイパスフィルタと、前記ソ
ースから出力されるオーディオ信号と前記ハイパスフィ
ルタにより抽出されたオーディオ信号の高域成分信号と
を選択的に切り換える切換スイッチと、該切換スイッチ
により選択された信号を増幅するアンプとを内蔵するヘ
ッドユニットと、前記ヘッドユニットに内蔵されている
前記アンプからの出力信号を再生して音声出力する高域
成分再生用のサテライトスピーカと、前記ヘッドユニッ
トの前記ソースから出力されるオーディオ信号の低域成
分を抽出し、抽出された低域成分を増幅するローパスフ
ィルタ機能を有するパワーアンプと、該パワーアンプか
らの、出力信号を再生して音声出力する低域成分再生用
のサブウーファースピーカと、を備えて構成される。
め、本発明によるオーディオシステムは、ソースから出
力されるオーディオ信号の高域成分信号を抽出し、カッ
トオフ周波数が可変であるハイパスフィルタと、前記ソ
ースから出力されるオーディオ信号と前記ハイパスフィ
ルタにより抽出されたオーディオ信号の高域成分信号と
を選択的に切り換える切換スイッチと、該切換スイッチ
により選択された信号を増幅するアンプとを内蔵するヘ
ッドユニットと、前記ヘッドユニットに内蔵されている
前記アンプからの出力信号を再生して音声出力する高域
成分再生用のサテライトスピーカと、前記ヘッドユニッ
トの前記ソースから出力されるオーディオ信号の低域成
分を抽出し、抽出された低域成分を増幅するローパスフ
ィルタ機能を有するパワーアンプと、該パワーアンプか
らの、出力信号を再生して音声出力する低域成分再生用
のサブウーファースピーカと、を備えて構成される。
【０００８】ここで、前記ハイパスフィルタの帯域毎の
音量レベルは、調整可能とすることができる。
音量レベルは、調整可能とすることができる。
【０００９】
【作用】本発明では、ヘッドユニットに、ソースからの
オーディオ信号の高域成分信号を抽出するハイパスフィ
ルタと、ソースから出力されるオーディオ信号と上記ハ
イパスフィルタにより抽出されたオーディオ信号の高域
成分信号とを選択的に切り換える切換スイッチ及び該切
換スイッチにより選択された信号を増幅するアンプとを
設け、このアンプからの出力信号を高域成分再生用のサ
テライトスピーカにより再生出力するとともに、ローパ
スフィルタ付パワーアンプで上記オーディオ信号の低域
成分を抽出、増幅して得られる出力信号を低域成分再生
用のサブウーファースピーカにより再生出力している。
オーディオ信号の高域成分信号を抽出するハイパスフィ
ルタと、ソースから出力されるオーディオ信号と上記ハ
イパスフィルタにより抽出されたオーディオ信号の高域
成分信号とを選択的に切り換える切換スイッチ及び該切
換スイッチにより選択された信号を増幅するアンプとを
設け、このアンプからの出力信号を高域成分再生用のサ
テライトスピーカにより再生出力するとともに、ローパ
スフィルタ付パワーアンプで上記オーディオ信号の低域
成分を抽出、増幅して得られる出力信号を低域成分再生
用のサブウーファースピーカにより再生出力している。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は本発明によるオーディオシステ
ムの一実施例を示す基本構成ブロック図である。
ながら説明する。図１は本発明によるオーディオシステ
ムの一実施例を示す基本構成ブロック図である。
【００１１】図１において、ヘッドユニット２には、ソ
ース１１、ハイパスフィルタ（ＨＰＦ）２、アンプ１３
及び切換スイッチ１４が内蔵されている。ソース１１か
らのオーディオ信号は、ハイパスフィルタ１２で高域成
分が抽出され、切換スイッチ１４の入力端子Ｓ1に送出
される。一方、ソース１１からのオーディオ信号は、切
換スイッチ１４の入力端子Ｓ2に送出される。切換スイ
ッチ１４は、入力端子Ｓ1とＳ2に供給されたソース１１
からのオーディオ信号とハイパスフィルタ２からの高域
成分信号のいずれかを選択してアンプ１３に出力する。
アンプ１３で増幅された信号は、スピーカアウト端子か
ら出力されてサテライトアンプ２により音声が再生され
る。また、ソース１１からのオーディオ信号は、プリア
ウト端子からローパスフィルタ（ＬＰＦ）内蔵アンプ４
により低域成分が抽出された後、増幅されてサブウーフ
ァースピーカ３により音声再生される。
ース１１、ハイパスフィルタ（ＨＰＦ）２、アンプ１３
及び切換スイッチ１４が内蔵されている。ソース１１か
らのオーディオ信号は、ハイパスフィルタ１２で高域成
分が抽出され、切換スイッチ１４の入力端子Ｓ1に送出
される。一方、ソース１１からのオーディオ信号は、切
換スイッチ１４の入力端子Ｓ2に送出される。切換スイ
ッチ１４は、入力端子Ｓ1とＳ2に供給されたソース１１
からのオーディオ信号とハイパスフィルタ２からの高域
成分信号のいずれかを選択してアンプ１３に出力する。
アンプ１３で増幅された信号は、スピーカアウト端子か
ら出力されてサテライトアンプ２により音声が再生され
る。また、ソース１１からのオーディオ信号は、プリア
ウト端子からローパスフィルタ（ＬＰＦ）内蔵アンプ４
により低域成分が抽出された後、増幅されてサブウーフ
ァースピーカ３により音声再生される。
【００１２】以上の実施例において、ハイパスフィルタ
１２のカットオフ周波数を可変とすることもできるし、
帯域毎の音量を調整を可能とすることもできる。また、
ハイパスフィルタ１２の出力を、内蔵アンプ１３を用い
ずに、外部アンプを接続して用いても良い。
１２のカットオフ周波数を可変とすることもできるし、
帯域毎の音量を調整を可能とすることもできる。また、
ハイパスフィルタ１２の出力を、内蔵アンプ１３を用い
ずに、外部アンプを接続して用いても良い。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるオー
ディオシステムによれば、図３に示すようなサテライト
スピーカとサブウーファースピーカの両スピーカから低
域成分が再生され音質が劣化するという問題が解決され
る。また、ヘッドユニット１に内蔵されたアンプ１３を
用いて中高域が再生されているので、図２に示すような
２つの外部アンプ６、７を設ける必要がなく、安価なシ
ステムが実現できる。更には、図２に示すチャンネルデ
バイダー５が不要となるので、更なるシステム構成の簡
易化、ひいては安価なシステムの実現が可能となるばか
りでなく、接続構成も簡単になり、システム拡張性も容
易となる。
ディオシステムによれば、図３に示すようなサテライト
スピーカとサブウーファースピーカの両スピーカから低
域成分が再生され音質が劣化するという問題が解決され
る。また、ヘッドユニット１に内蔵されたアンプ１３を
用いて中高域が再生されているので、図２に示すような
２つの外部アンプ６、７を設ける必要がなく、安価なシ
ステムが実現できる。更には、図２に示すチャンネルデ
バイダー５が不要となるので、更なるシステム構成の簡
易化、ひいては安価なシステムの実現が可能となるばか
りでなく、接続構成も簡単になり、システム拡張性も容
易となる。
【００１４】更には、本発明では切換スイッチが設けら
れているので、オーディオシステムのグレードアップが
容易となる。例えば、ヘッドユニット購入時には、切換
スイッチは入力端子Ｓ2側に接続されており、ソース１
１からの全帯域のオーディオ信号がアンプ１３で増幅さ
れてサテライトスピーカ２から再生出力されるようにな
っているが、低域成分を強調して再生出力したい場合に
は、ヘッドユニット１のプリアウト出力端子にローパス
フィルタ内蔵アンプ４とサブウーファー３を接続し、切
換スイッチ１４を入力端子Ｓ1側に接続すれば、サテラ
イトスピーカ２からは高域成分が、サブウーファースピ
ーカ３からは低域成分が音声再生出力されることにな
り、システムグレードアップが簡単に行える。
れているので、オーディオシステムのグレードアップが
容易となる。例えば、ヘッドユニット購入時には、切換
スイッチは入力端子Ｓ2側に接続されており、ソース１
１からの全帯域のオーディオ信号がアンプ１３で増幅さ
れてサテライトスピーカ２から再生出力されるようにな
っているが、低域成分を強調して再生出力したい場合に
は、ヘッドユニット１のプリアウト出力端子にローパス
フィルタ内蔵アンプ４とサブウーファー３を接続し、切
換スイッチ１４を入力端子Ｓ1側に接続すれば、サテラ
イトスピーカ２からは高域成分が、サブウーファースピ
ーカ３からは低域成分が音声再生出力されることにな
り、システムグレードアップが簡単に行える。
【図１】本発明によるオーディオシステムの一実施例を
示す基本構成ブロック図である。
示す基本構成ブロック図である。
【図２】従来のオーディオシステムの基本構成ブロック
図である。
図である。
【図３】従来の他のオーディオシステムの基本構成ブロ
ック図である。
ック図である。
１ ヘッドユニット ２ サテライトスピーカ ３ サブウーファスピーカ ４ ＬＰＦ付パワーアンプ ５ チャンネルデバイダー ６，７ パワーアンプ １１ ソース １２ ハイパスフィルタ １３ 内蔵アンプ １４ 切換スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】ソースから出力されるオーディオ信号の高
域成分信号を抽出し、カットオフ周波数が可変であるハ
イパスフィルタと、前記ソースから出力されるオーディ
オ信号と前記ハイパスフィルタにより抽出されたオーデ
ィオ信号の高域成分信号とを選択的に切り換える切換ス
イッチと、該切換スイッチにより選択された信号を増幅
するアンプとを内蔵するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットに内蔵されている 前記アンプからの
出力信号を再生して音声出力する高域成分再生用のサテ
ライトスピーカと、 前記ヘッドユニットの前記ソースから出力されるオーデ
ィオ信号の低域成分を抽出し、抽出された低域成分を増
幅するローパスフィルタ機能を有するパワーアンプと、 該パワーアンプからの、出力信号を再生して音声出力す
る低域成分再生用のサブウーファースピーカと、 を備えて成ることを特徴とするオーディオシステム。 - 【請求項２】前記ハイパスフィルタの帯域毎の音量レベ
ルは、調整可能である請求項１に記載のオーディオシス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27849194A JP3253814B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | オーディオシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27849194A JP3253814B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | オーディオシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08116586A JPH08116586A (ja) | 1996-05-07 |
| JP3253814B2 true JP3253814B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=17598069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27849194A Expired - Lifetime JP3253814B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | オーディオシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3253814B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6766026B2 (en) * | 2000-12-15 | 2004-07-20 | Thomson Licensing, S.A. | Dynamic allocation of power supplied by a power supply and frequency agile spectral filtering of signals |
| US6587682B2 (en) * | 2001-01-18 | 2003-07-01 | Polycom, Inc. | Signal routing for reduced power consumption in a conferencing system |
| KR100519927B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2005-10-11 | 켕-퀘이 수 | 음성 재생장치 |
| CN115065913A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-09-16 | 广州市迪声音响有限公司 | 一种基于声纹筛技术的不拾取音箱能量的拾音装置 |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP27849194A patent/JP3253814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08116586A (ja) | 1996-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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