JPH07123500A - ステレオ再生装置 - Google Patents

ステレオ再生装置

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JPH07123500A
JPH07123500A JP5266697A JP26669793A JPH07123500A JP H07123500 A JPH07123500 A JP H07123500A JP 5266697 A JP5266697 A JP 5266697A JP 26669793 A JP26669793 A JP 26669793A JP H07123500 A JPH07123500 A JP H07123500A
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JP
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speaker
signal
channel
amplifying
audio signal
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JP5266697A
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Inventor
Yasuhiro Muramatsu
泰弘 村松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノラル信号再生時の音像ボケを防止する。 【構成】 加算回路32は、入力左右音声信号を加算
し、スイッチ回路33の2つの入力端子に供給する。ス
イッチ回路の第1の出力端子は第1の増幅回路36の入
力端子に、それの第2の出力端子は第2の増幅回路37
の入力端に接続されている。音場拡大用左側スピーカ2
7の正端子は、左側スピーカ25に接続される左側増幅
回路23の出力端子に、それの負端子はスーパーウーフ
ァ用スピーカ29の正端子に接続される第1の増幅回路
36の出力端子に接続されている。音場拡大用右側スピ
ーカ28の正端子は、右側スピーカ26に接続される右
側増幅回路24の出力端子に、それの負端子はスーパー
ウーファ用スピーカ29の負端子に接続される第2の増
幅回路37の出力端子に接続されている。スイッチ回路
33は、ステレオ信号が入力されている場合はOFF
し、モノラル信号が入力されている場合はONする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音場拡大を図ったステ
レオ再生装置に関するものであり、そしてテレビジョン
受像機等のディスプレイ装置にも有効なものである。
【0002】
【従来の技術】図6は左・右のスピーカのほかに音場拡
大用スピーカを備えた従来のステレオ再生装置の回路構
成を示す。図において左音声信号(L)が、入力端子1
から入力され、左側増幅回路3に供給される。左側増幅
回路3は、左音声信号を増幅して、左側スピーカ5の正
端子に供給する。左側スピーカ5の負端子は、接地され
ている。これにより、左側音声が出力される。一方、右
音声信号(R)が、入力端子2から入力され、右側増幅
回路4に供給される。右側増幅回路4は、右音声信号を
増幅して、右側スピーカ6の正端子に供給する。右側ス
ピーカ6の負端子は、接地されている。これにより、右
側音声が出力される。
【0003】更に、左右音声和信号(L+R)が、入力
端子9から入力され、ローパス・フィルタ(LPF)1
0に入力される。ローパス・フィルタ10は、入力され
た左右音声和信号から低音部分を取り出し、スーパーウ
ーファ用スピーカ12の正端子に供給する。スーパーウ
ーファ用スピーカ12の負端子は、接地されている。こ
れにより、低音が出力される。また左側増幅回路3の出
力は、音場拡大効果を得るための音場拡大用左側スピー
カ7の正端子に供給される。音場拡大用左側スピーカ7
の負端子は、接地されている。この音場拡大用左側スピ
ーカ7からの出力される音声は、左側スピーカ5からの
音声より遅れて聴取者の耳に達するようになっている。
更に右側増幅回路4の出力も、音場拡大効果を得るため
の音場拡大用右側スピーカ8の正端子に供給される。音
場拡大用右側スピーカ8の負端子は、接地されている。
この音場拡大用右側スピーカ8から出力される音声は、
右側スピーカ6からの音声より遅れて聴取者の耳に達す
るようになっている。
【0004】このような回路をテレビジョン受像機に適
用した場合の各スピーカの配置を図7に示す。図7にお
いて、テレビジョン受像機の左右両側に、それぞれ左側
スピーカ5と右側スピーカ6を配置している。そして、
テレビジョン受像機の筺体内には、円筒形のスーパーウ
ーファ用スピーカ12を配置している。更に、音場拡大
効果を得るために、上面左右端部寄りに音場拡大用左側
スピーカ7と音場拡大用右側スピーカ8を配置してい
る。このようなステレオ再生装置において入力音声信号
がステレオ信号の場合、左音声は左側スピーカ5と音場
拡大用左側スピーカ7から出力され、右音声は右側スピ
ーカ6と音場拡大用右側スピーカ8から出力される。そ
して、音場拡大用左側と右側スピーカ7,8から出力さ
れる音声と、左側と右側スピーカ5,6から出力される
音声の聴取者の耳に達する時間差及び方向によって、音
の拡がり感を得ることができる。
【0005】しかしながら、入力音声信号がニュースア
ナウンス等のモノラル信号の場合は、音の拡がりがある
と音像がボケルので、音像の中心が不定になり音声が不
明瞭になってしまう欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のステレオ再生装
置では、入力音声信号がステレオ信号の場合は音の拡が
り感を得ることができるが、入力信号がモノラル信号の
場合には音像がボケて音声が不明瞭になってしまうとい
う欠点があった。
【0007】本発明は、音場拡大効果を有するととも
に、モノラル信号の場合でも音像ボケが生じないステレ
オ再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(構成例1)左音声信号
源からの信号を増幅して左側スピーカに供給する第1の
増幅手段と、右音声信号源からの信号を増幅して右側ス
ピーカに供給する第2の増幅手段と、前記第1の増幅手
段からの信号が正端子に供給される音場拡大用の左側ス
ピーカと、前記第2の増幅手段からの信号が正端子に供
給される音場拡大用の右側スピーカと、左音声信号と右
音声信号との和信号の低域成分を取出すフィルタ手段
と、前記フィルタ手段からの低域成分を増幅して前記音
場拡大用の左側スピーカの負端子および低音用スピーカ
の正端子に供給する第3の増幅手段と、前記フィルタ手
段からの低域成分を反転した信号を増幅して前記音場拡
大用の右側スピーカの負端子および前記低音用スピーカ
の負端子に供給する第4の増幅手段と、前記左音声信号
と右音声信号を加算する加算手段と、前記加算手段の出
力を前記第3、第4の増幅手段の各入力端に選択的に供
給するためのスイッチ手段と、前記左右の音声信号がス
テレオ信号の場合は前記加算手段の出力を第3、第4の
増幅手段に供給することを禁止し、モノラル信号の場合
は許容するように前記スイッチ手段を制御する制御手段
とを具備している。
【0009】(構成例2)左音声信号源からの信号を増
幅して左側スピーカに供給する第1の増幅手段と、右音
声信号源からの信号を増幅して右側スピーカに供給する
第2の増幅手段と、前記第1の増幅手段からの信号が正
端子に供給される音場拡大用の左側スピーカと、前記第
2の増幅手段からの信号が正端子に供給される音場拡大
用の右側スピーカと、左音声信号と右音声信号との和信
号の低域成分を取出すフィルタ手段と、前記フィルタ手
段からの低域成分を増幅して前記音場拡大用の左側スピ
ーカの負端子および低音用スピーカの正端子に供給する
第3の増幅手段と、前記フィルタ手段からの低域成分を
反転した信号を増幅して前記音場拡大用の右側スピーカ
の負端子および前記低音用スピーカの負端子に供給する
第4の増幅手段と、前記左右の音声信号をそれぞれ前記
第3、第4の増幅手段の各入力端に選択的に供給するた
めのスイッチ手段と、前記左右の音声信号がステレオ信
号の場合は前記左右の音声信号を第3、第4の増幅手段
に供給することを禁止し、モノラル信号の場合は許容す
るように前記スイッチ手段を制御する制御手段とを具備
する。
【0010】
【作用】(構成例1)前記左と右の音声信号が同一レベ
ルでない場合即ちステレオ信号が入力された場合、前記
音場拡大用左側と右側スピーカに供給される音声信号の
中に、前記フィルタ手段を通過した低音の左右和信号が
残るが、この低音の左右和信号は前記音場拡大用左側と
右側のスピーカの再生可能帯域より低いため再生されな
い。そして前記音場拡大用左側スピーカからは左音声
が、前記音場拡大用右側スピーカからは右音声が出力さ
れる。また、前記左側と右側のスピーカからの左と右の
音声、前記低音用スピーカからの低音が加わわって、音
の拡がり感のあるステレオ再生が可能になる。
【0011】前記左と右の音声信号が同一レベルの場合
即ちモノラル信号が入力された場合、前記音場拡大用左
側と右側スピーカに供給される音声信号は、それぞれ実
質的に左と右の音声信号の差分となる。ここで、左と右
の音声信号は同一レベルであるため、前記音場拡大用左
側と右側のスピーカからは音が出力されない。そして、
前記左側と右側のスピーカ及び前記低音用スピーカから
のみ音が出力するので、音像がボケルことがなくステレ
オ再生と同様の音声が明瞭のままである。
【0012】(構成例2)前記左と右の音声信号が同一
レベルでない場合即ちステレオ信号が入力された場合、
前記音場拡大用左側と右側スピーカに供給される音声信
号の中に、前記フィルタ手段を通過した低音の左右和信
号が残るが、この低音の左右和信号は、前記音場拡大用
左側と右側のスピーカの再生可能帯域より低いため再生
されない。そして前記音場拡大用左側スピーカからは左
音声が、前記音場拡大用右側スピーカからは右音声が出
力される。また、前記左側と右側のスピーカからの左と
右の音声、前記低音用スピーカからの低音が加わわっ
て、音の拡がり感のあるステレオ再生が可能になる。
【0013】前記左と右の音声信号が同一レベルの場合
即ちモノラル信号が入力された場合、前記音場拡大用左
側と右側スピーカに供給される音声信号は、それぞれ実
質的に零となる。そして、前記左側と右側のスピーカ及
び前記低音用スピーカからのみ音が出力するので、音像
がボケることがなくステレオ再生と同様音声が明瞭のま
まである。
【0014】
【実施例】図1に、本発明のステレオ再生装置の第1の
実施例を示す。左音声信号(L)が、入力端子21から
入力され、左側増幅回路23に供給される。左側増幅回
路23は、入力左音声信号を増幅して、左側スピーカ2
5の正端子に供給する。左側スピーカ25の負端子は、
接地されている。これにより、左側音声が出力される。
また右音声信号(R)が、入力端子22から入力され、
右側増幅回路24に供給される。右側増幅回路24は、
右音声信号を増幅して、右側スピーカ26の正端子に供
給する。右側スピーカ26の負端子は、接地されてい
る。これにより、右側音声が出力される。更に左右音声
和信号(L+R)が、入力端子30から入力され、ロー
パス・フィルタ(LPF)31に入力される。ローパス
・フィルタ31は、左右音声和信号から低音部分を取り
出し、BTL(BalancedTransforme
rless)回路35に供給される。BTL回路35
は、ローパス・フィルタ31に接続された第1の増幅回
路36と、ローパス・フィルタ31に接続された反転回
路38と、反転回路38に接続された第2の増幅回路3
7からなる。第1の増幅回路36の出力は、スーパーウ
ーファ用スピーカ29の正端子に供給される。第2の増
幅回路37の出力は、スーパーウーファ用スピーカの負
端子に供給される。
【0015】左側増幅回路23の出力は、音場拡大用左
側スピーカ27の正端子に供給され、第1の増幅回路3
6の出力はその左側スピーカ27の負端子に供給され
る。右側増幅回路24の出力は、音場拡大用右側スピー
カ28の正端子の供給され、第2の増幅回路37の出力
はその右側スピーカ28の負端子に供給される。音場拡
大用左側と右側のスピーカ27,28から出力される音
声は、左側と右側のスピーカ25,26からの音声より
遅れて聴取者の耳に達するようになっている。
【0016】入力端子21と22からの左と右の入力音
声信号は、また加算器32で加算されて、スイッチ回路
33に供給される。スイッチ回路33は、加算器32の
出力がそれぞれ供給される2つの入力端子と、2つの出
力端子を有している。出力端子の1方は、第1の増幅回
路36の入力端に接続されており、他方は、第2の増幅
回路37の入力端に接続されている。スイッチ回路33
は、制御端子34からの制御信号によりON・OFF制
御がなされ、入力左右音声信号がステレオ信号の場合は
OFFとなり、入力左右音声信号がモノラル信号の場合
はONとなる。いま、左側増幅回路23の出力をL、右
側増幅回路24の出力をR、左側と右側の増幅回路2
3,24に対するBTL回路35のゲイン差をα、ロー
パス・フィルタ31の出力である低音信号を<L+R>
とし、入力左右音声信号がステレオ信号の場合を考え
る。このときスイッチ回路33はOFFしているので、
音場拡大用左側スピーカ27に供給される音声信号は、
L−α<L+R>となる。また音場拡大用右側スピーカ
28に供給される音声信号は、R+α<L+R>とな
る。<L+R>は、音場拡大用左側と右側スピーカ2
7,28の再生可能帯域より低いためほとんど再生され
ない。従って、音場拡大用左側スピーカ27からは左音
声のみが、音場拡大用右側スピーカ28からは右音声の
みが出力される。尚、スーパーウーファ用スピーカ29
からは2α<L+R>の音声が出力される。よって、音
の拡がり感のあるステレオ再生が可能である。
【0017】次に、入力左右音声信号がモノラル信号の
場合、スイッチ回路33はONする。この場合、音場拡
大用左側スピーカ27に供給される音声信号は、(数
1)となる。
【0018】
【数1】 音場拡大用右側スピーカ28に供給される音声信号は、
(数2)となる。
【0019】
【数2】 αを1/2とすると、(数1)は(数3)となる。
【0020】
【数3】 そして、(数2)は(数4)となる。
【0021】
【数4】 RとLは同一レベルであるから、音場拡大用左側と右側
のスピーカ27,28からは音声が出力しない。また、
スーパーウーファ用スピーカ29に供給される音声信号
は、(数5)となる。
【0022】
【数5】 (数5)から分かる様に、スーパーウーファ用スピーカ
29に供給される音声信号は、ローパス・フィルタ31
の出力低音信号のみである。従って、音像がボケること
はなく音声が明瞭である。
【0023】次に、図1の変形例について、図2を参照
して説明する。図2の構成は、スイッチ回路33を自動
的に切換制御できるようにしたものであり、図1と同じ
構成要素は同じ参照番号を付しており、説明は省略す
る。図2の特徴は入力左音声信号(L)と入力右音声信
号(R)が比較回路39に供給されるようした点であ
る。比較回路39は、両入力信号のレベルを比較し、両
信号の信号レベルが異なる場合、差信号を出力する。こ
の差信号の出力を受けて、スイッチ・コントロール回路
40は、スイッチ回路33を制御するものである。即
ち、ステレオ信号の場合、左音声信号と右音声信号はそ
れぞれ別々の信号レベルとなるため、比較回路39から
はそれらの差信号が出力されスイッチ回路33をOFF
にする。またモノラル信号の場合は、左右両信号のレベ
ルが同一となり、比較回路39からは出力信号が生じな
い。従って、スイッチ回路33をONにする。
【0024】図3に、本発明のステレオ再生装置の第2
の実施例を示す。図1と同じ構成要素は同じ参照番号を
付しており、説明は省略する。図1と異なる点は加算器
32を削除し、入力端子21からの入力左音声信号が、
スイッチ回路33の第1の入力端子に供給され、入力端
子22からの入力右音声信号が、スイッチ回路33の第
2の入力端子に供給されるようにした点にある。スイッ
チ回路33の第1の出力端子は、第1の増幅回路35の
入力端に接続されている。スイッチ回路33の第2の出
力端子は、第2の増幅回路37の入力端に接続されてい
る。スイッチ回路33は、入力左右音声信号がステレオ
信号の場合OFFとなり、モノラル信号の場合ONとな
ることは図1と同じである。
【0025】前述と同様左側増幅回路23の出力をL、
右側増幅回路24の出力をR、左側と右側の増幅回路2
3,24に対するBTL回路35のゲイン差をα、ロー
パス・フィルタ31の出力である低音信号を<L+R>
とし、入力左右音声信号がステレオ信号の場合を考え
る。このときスイッチ回路33はOFFしているので、
音場拡大用左側スピーカ27に供給される音声信号は、
L−α<L+R>となる。音場拡大用右側スピーカ28
に供給される音声信号は、R+α<L+R>となる。<
L+R>は、音場拡大用左側と右側スピーカ27,28
の再生可能帯域より低いためほとんど再生されない。従
って、音場拡大用左側スピーカ27からは左音声のみ
が、音場拡大用右側スピーカ28からは右音声のみが出
力される。尚、スーパーウーファ用スピーカ29からは
2α<L+R>の音声が出力される。よって、音の拡が
り感のあるステレオ再生が可能である。
【0026】次に、入力左右音声信号がモノラル信号の
場合、スイッチ回路33はONであるから、音場拡大用
左側スピーカ27に供給される音声信号は、(数6)と
なる。
【0027】
【数6】 音場拡大用右側スピーカ28に供給される音声信号は、
(数7)となる。
【0028】
【数7】 αを1とすれば、(数6)及び(数7)は零となり、両
スピーカ27,28からは音声が出力されない。このと
き、スーパーウーファ用スピーカ29に供給される音声
信号は、(数8)となる。
【0029】
【数8】 LとRは同一レベルであるので、スーパーウーファ用ス
ピーカ29に供給される音声信号は、ローパス・フィル
タ31の出力低音信号のみである。従って、音像がボケ
ることなく音声が明瞭である。
【0030】次に、図3の変形例を、図4を参照して説
明する。図3と同じ構成要素は同じ参照番号を付してお
り、説明は省略する。図4の構成は、スイッチ回路33
を自動的に切換制御できるようにしたものであり、特徴
は、入力左音声信号(L)と入力右音声信号(R)が比
較回路39に供給される点にある。比較回路39は左右
両入力信号のレベルを比較し、両信号の信号レベルが異
なる場合、差信号を出力する。この差信号の出力を受け
て、スイッチ・コントロール回路40はスイッチ回路3
3を制御するもので、図2の場合と同様にステレオ信号
の場合はスイッチ回路33をOFFにし、モノラル信号
の場合はスイッチ回路33をONにする。
【0031】図5は本発明のステレオ再生装置をテレビ
ジョン受像機に適用した場合のスピーカの配置例を示し
たもので、テレビジョン受像機の左右両端部に左側スピ
ーカ25及び右側スピーカ26を配置している。そして
筺体内には、円筒形のスーパーウーファ用スピーカ29
を配置している。更に、音場拡大効果を得るために、上
面左右両端部寄りに音場拡大用左側スピーカ27及び音
場拡大用右側スピーカ28を配置している。
【0032】
【発明の効果】本発明のステレオ再生装置によれば、ス
テレオ信号を受けた場合は音場を拡大する効果を有し、
モノラル信号が入力された場合は、音像がボケることが
なく音声が明瞭になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステレオ再生装置の第1実施例を示す
回路図である。
【図2】本発明の図1の変形例を示す回路図である。
【図3】本発明のステレオ再生装置の第2実施例を示す
回路図である。
【図4】本発明の図3の変形例を示す回路図である。
【図5】本発明のステレオ再生装置をテレビジョン受像
機に適用した場合のスピーカ配置を示す図である。
【図6】従来のステレオ再生装置の構成を示す図であ
る。
【図7】従来のステレオ再生装置をテレビジョン受像機
に適した場合のスピーカ配置を示す図である。
【符号の説明】
23…左側増幅回路、24…右側増幅回路、25…左側
スピーカ、26…右側スピーカ、27…音場拡大用左側
スピーカ、28…音場拡大用右側スピーカ、29…スー
パーウーファ用スピーカ、31…ローパス・フィルタ、
32…加算回路、33…スイッチ回路、35…BTL回
路、36…第1の増幅回路、37…第2の増幅回路、3
8…反転回路、39…比較回路、40…スイッチ・コン
トロール回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1チャンネルの音声信号源からの信号
    を増幅して第1のスピーカに供給する第1の増幅手段
    と、 第2チャンネルの音声信号源からの信号を増幅して第2
    のスピーカに供給する第2の増幅手段と、 前記第1の増幅手段からの信号が正端子に供給される第
    3のスピーカと、 前記第2の増幅手段からの信号が正端子に供給される第
    4のスピーカと、 第1チャンネルの音声信号と第2チャンネルの音声信号
    との和信号の低域成分を取出すフィルタ手段と、 前記フィルタ手段からの低域成分を増幅して前記第3の
    スピーカの負端子および低音用スピーカの正端子に供給
    する第3の増幅手段と、 前記フィルタ手段からの低域成分を反転した信号を増幅
    して前記第4のスピーカの負端子および前記低音用スピ
    ーカの負端子に供給する第4の増幅手段と、 前記第1チャンネルの音声信号と第2チャンネルの音声
    信号を加算する加算手段と、 前記加算手段の出力を前記第3、第4の増幅手段の各入
    力端に選択的に供給するためのスイッチ手段と、 前記第1チャンネルおよび第2チャンネルの音声信号が
    ステレオ信号の場合は前記加算手段の出力を第3、第4
    の増幅手段に供給することを禁止し、モノラル信号の場
    合は許容するように前記スイッチ手段を制御する制御手
    段とを具備して成るステレオ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1チャンネルお
    よび第2チャンネルの音声信号レベルを比較し、その比
    較結果を利用して前記スイッチ手段を制御するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のステレオ再生装置。
  3. 【請求項3】 第1チャンネルの音声信号源からの信号
    を増幅して第1のスピーカに供給する第1の増幅手段
    と、 第2チャンネルの音声信号源からの信号を増幅して第2
    のスピーカに供給する第2の増幅手段と、 前記第1の増幅手段からの信号が正端子に供給される第
    3のスピーカと、 前記第2の増幅手段からの信号が正端子に供給される第
    4のスピーカと、 第1チャンネルの音声信号と第2チャンネルの音声信号
    との和信号の低域成分を取出すフィルタ手段と、 前記フィルタ手段からの低域成分を増幅して前記第3の
    スピーカの負端子および低音用スピーカの正端子に供給
    する第3の増幅手段と、 前記フィルタ手段からの低域成分を反転した信号を増幅
    して前記第4のスピーカの負端子および前記低音用スピ
    ーカの負端子に供給する第4の増幅手段と、 前記第1チャンネル、第2チャンネルの音声信号をそれ
    ぞれ前記第3、第4の増幅手段の各入力端に選択的に供
    給するためのスイッチ手段と、 前記第1チャンネルおよび第2チャンネルの音声信号が
    ステレオ信号の場合は前記第1チャンネル、第2チャン
    ネルの音声信号を第3、第4の増幅手段に供給すること
    を禁止し、モノラル信号の場合は許容するように前記ス
    イッチ手段を制御する制御手段とを具備して成るステレ
    オ再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1チャンネルお
    よび第2チャンネルの音声信号レベルを比較し、その比
    較結果を利用して前記スイッチ手段を制御するようにし
    たことを特徴とする請求項3記載のステレオ再生装置。
JP5266697A 1993-10-26 1993-10-26 ステレオ再生装置 Pending JPH07123500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009021663A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Sharp Corp 映像音声再生装置、映像音声再生システム及び映像音声再生方法

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JP2009021663A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Sharp Corp 映像音声再生装置、映像音声再生システム及び映像音声再生方法

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