JP2005184149A - 音響再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の音響再生装置は、第1の切換部が2チャンネルステレオ再生モードのときハイパスフィルターと遅延回路を介した広域信号と、ローパスフィルターを介した低域信号とを形成し、増幅器が第1の切換部から出力された各信号をそれぞれ増幅し、そして第2の切換部が増幅器から出力された各信号を切り換えて所望のスピーカの入力端子に入力する。
【選択図】図1
Description
図5において、4チャンネルの音声情報がエンコードされた2チャンネルの信号がプロロジックデコード部2の入力端子1L(左),1R(右)に入力される。プロロジックデコード部2では入力された2チャンネルの信号が4チャンネル信号にデコードされる。
多チャンネル再生モード又は2チャンネルステレオ再生モードにおいて4チャンネル又は2チャンネルの信号が入力され、2チャンネルステレオ再生モードのときハイパスフィルターと遅延回路を介した広域信号と、ローパスフィルターを介した低域信号とを形成する第1の切換部、
前記第1の切換部から出力された各信号をそれぞれ増幅する4つの増幅器、及び
前記4つの増幅器から出力された各信号を切り換えて所望のスピーカの入力端子に入力する第2の切換部を具備する。上記のように構成された本発明の音響再生装置は、多チャンネル再生モードと2チャンネルステレオ再生モードとを簡単な構成で切換えることにより、両再生モードとも高品質な再生が可能となる。
前記チャンネル選択部からの信号に基づき第1の切換部及び第2の切換部を駆動操作する制御回路とを有する。上記のように構成された本発明の音響再生装置は、多チャンネル再生モードと2チャンネルステレオ再生モードとをチャンネル選択部により切換えることにより、両再生モードとも高品質な再生が可能となる。
図1は、多チャンネル再生モードと2チャンネルステレオ再生モードとを選択的に切換可能な音響再生装置におけるバイアンプ切換回路部の構成を示すブロック図である。図1に示した音響再生装置としては、例えばホームシアター再生装置として一般的である多チャンネルに対応した多チャンネル映像音声再生機器(多チャンネルAV機器)がある。
実施の形態1の音響再生装置において、プロロジックデコード部51におけるデコード方法は、一般的に用いられているデコーダにおけるデコード方法と同じであるためここではその説明を省略する。
同様に、プロロジックデコード部51の出力端子52Sからの出力は、スイッチング素子S8がオン状態であるため、第4の増幅器60Dで増幅される。第4の増幅器60Dで増幅された信号は、スイッチング素子S13がオフ状態であり、スイッチング素子S14がオン状態であるため、Sチャンネル用の第4のスピーカ65で再生される。
実施の形態1の音響再生装置である多チャンネルAV機器において2チャンネルステレオ再生を行う場合、チャンネル選択部69が2チャンネルステレオ再生モードを選択する。この場合において、プロロジックデコード部51から出力される信号は、LチャンネルとRチャンネルの2チャンネルの信号のみである。
チャンネル選択部69が2チャンネルステレオ再生モードを選択した場合、CPUで構成された制御回路66は、スイッチング素子S2,S3,S10をオン状態とし、スイッチング素子S1,S9,S11をオフ状態とする。このとき、プロロジックデコード部51の出力端子52Lからの出力は、スイッチング素子S2がオン状態であるため、ハイパスフィルター53と遅延回路54を通って第1の増幅器60Aで増幅される。そして、第1の増幅器60Aで増幅された信号は、Lチャンネル用の第1のスピーカ62の高域用端子HFへ接続される。また、プロロジックデコード部51の出力端子52Lからの出力は、スイッチング素子S3がオン状態であるため、ローパスフィルター55を通って第2の増幅器60Bで増幅される。そして、第2の増幅器60Bで増幅された信号は、Lチャンネル用の第1のスピーカ62の低域用端子LFへ接続される。上記のように、プロロジックデコード部51から出力されたLチャンネルの信号は、2つの経路において、第1の増幅器60A又は第2の増幅器60Bで増幅されて、Lチャンネル用のバイワイヤリング接続及びバイアンプ接続により第1のスピーカ62で再生される。
図4の(a)に示すように、実施の形態1の音響再生装置においては、ローパスフィルター55により、実線Aで示すスピーカ自体のLF側再生周波数特性の高調波歪みやノイズ成分が除去され、破線Dで示す再生周波数特性のように形成されている。また、図4の(b)に示すように、遅延回路54により、破線Fで示す位相特性が破線Eで示す位相特性のように遅延している。このように位相特性を遅延させることにより、ツイータ62Aとウーハ62Bからの音における位相差を補正し、高音質再生を実現することが可能となる。
本発明に係る実施の形態1の音響再生装置において、ハイパスフィルター53,56及びローパスフィルター55,58のカットオフ周波数は、使用するスピーカにおけるクロスオーバー周波数のそれぞれ1/2以下及び2倍以上に設定するのが好ましい。例えば、実施の形態1の音響再生装置である多チャンネルAV機器においては、クロスオーバー周波数が800Hzであるスピーカを用いてハイパスフィルター53,56のカットオフ周波数は400Hzであり、ローパスフィルター55,58のカットオフ周波数は2kHzであった。
また、実施の形態1の音響再生装置の説明においては、第2の切換部61に複数のスイッチング素子S9,S10,S11,S12,S13,S14を設けてそれぞれを単独でオンオフ制御して、第1から第4の増幅器60A,60B,60C,60Dからの増幅された信号を各スピーカに入力するよう構成した例で説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、スイッチング素子S10とS11、及びスイッチング素子S13とS14を2つの切換スイッチで構成してもよい。
50R 入力端子
51 プロロジックデコード部
52L 第1の出力端子
52C 第2の出力端子
52R 第3の出力端子
52S 第4の出力端子
53 ハイパスフィルター
54 遅延回路
55 ローパスフィルター
56 ハイパスフィルター
57 遅延回路
58 ローパスフィルター
59 第1の切換部
60A 第1の増幅器
60B 第2の増幅器
60C 第3の増幅器
60D 第4の増幅器
61 第2の切換部
62 第1のスピーカ
63 第2のスピーカ
64 第3のスピーカ
65 第4のスピーカ
66 制御回路
67 ROM
68 RAM
69 チャンネル選択部
Claims (8)
- 多チャンネル再生モードと2チャンネルステレオ再生モードとを選択的に切換可能な音響再生装置であって、
多チャンネル再生モード又は2チャンネルステレオ再生モードにおいて4チャンネル又は2チャンネルの信号が入力され、2チャンネルステレオ再生モードのときハイパスフィルターと遅延回路を介した広域信号と、ローパスフィルターを介した低域信号とを形成する第1の切換部、
前記第1の切換部から出力された各信号をそれぞれ増幅する4つの増幅器、及び
前記4つの増幅器から出力された各信号を切り換えて所望のスピーカの入力端子に入力する第2の切換部、
を具備することを特徴とする音響再生装置。 - 第1の切換部は、多チャンネル再生モードのとき入力された4チャンネルの信号をそのまま出力し、2チャンネルステレオ再生モードのとき入力された2チャンネルの各信号をハイパスフィルターと遅延回路を介した広域信号と、ローパスフィルターを介した低域信号との2つの信号に形成するよう構成された請求項1に記載の音響再生装置。
- 第2の切換部は、多チャンネル再生モードにおいて、第1の増幅器から入力されたLチャンネルの信号を第1のスピーカの高域用端子と低域用端子に出力し、第2の増幅器から入力されたCチャンネルの信号を第3のスピーカの端子に出力し、第3の増幅器から入力されたRチャンネルの信号を第2のスピーカの高域用端子と低域用端子に出力し、そして第4の増幅器から入力されたSチャンネルの信号を第4のスピーカの端子に出力するよう構成された請求項1に記載の音響再生装置。
- 第2の切換部は、2チャンネルステレオ再生モードにおいて、第1の増幅器から入力された信号を第1のスピーカの高域用端子に出力し、第2の増幅器から入力された信号を第1のスピーカの低域用端子に出力し、第3の増幅器から入力された信号を第2のスピーカの高域用端子に出力し、第4の増幅器から入力された信号を第2のスピーカの低域用端子に出力するよう構成された請求項3に記載の音響再生装置。
- ハイパスフィルター及びローパスフィルターのカットオフ周波数は、使用するスピーカのクロスオーバー周波数のそれぞれ1/2以下及び2倍以上に設定された請求項1乃至4のいずれか一つの請求項に記載の音響再生装置。
- 多チャンネル再生モードと2チャンネルステレオ再生モードとを選択するチャンネル選択部と、
前記チャンネル選択部からの信号に基づき第1の切換部及び第2の切換部を駆動操作する制御回路とを有する請求項1乃至5のいずれか一つの請求項に記載の音響再生装置。 - 第1の切換部及び第2の切換部における信号切換をスイッチング手段により構成した請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に記載の音響再生装置。
- 第1の切換部における信号切換を対応する増幅器において行うよう構成した請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に記載の音響再生装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20130163770A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Onkyo Corporation | Channel divider, sound reproducing system including the channel divider, and method for setting crossover frequency of the channel divider |
JP2013255049A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Onkyo Corp | チャンネルデバイダおよびこれを含む音声再生システム |
JP2014007627A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Onkyo Corp | チャンネルデバイダおよびこれを含む音声再生システム |
CN110581718A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-17 | 普联技术有限公司 | 一种射频隔离电路和双频网络设备 |
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2003
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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