JP2000115900A - 音響再生装置 - Google Patents
音響再生装置Info
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- JP2000115900A JP2000115900A JP10303338A JP30333898A JP2000115900A JP 2000115900 A JP2000115900 A JP 2000115900A JP 10303338 A JP10303338 A JP 10303338A JP 30333898 A JP30333898 A JP 30333898A JP 2000115900 A JP2000115900 A JP 2000115900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音響再生装置の再生する音源に応じて、出力
チャンネル数、フィルタの設定を切り換える。 【解決手段】音響再生装置において、２系統音響信号入
力部と、多系統音響信号入力部と、２系統音響信号入力
部からの音響信号と多系統音響信号入力部からの音響信
号を切り換えて入力する入力切換部と、入力切換部から
の音響信号の信号処理を行う信号処理部と、信号処理部
から出力される２系統以上の信号を各系統に出力する出
力選択部と、出力選択部から各系統に出力される信号を
周波数炉波するフィルタ部と、入力切換部で切り換えら
れた入力に応じて出力選択部の出力系統及びフィルタ部
の各出力系統の周波数特性を切り換える制御部を備え
る。
チャンネル数、フィルタの設定を切り換える。 【解決手段】音響再生装置において、２系統音響信号入
力部と、多系統音響信号入力部と、２系統音響信号入力
部からの音響信号と多系統音響信号入力部からの音響信
号を切り換えて入力する入力切換部と、入力切換部から
の音響信号の信号処理を行う信号処理部と、信号処理部
から出力される２系統以上の信号を各系統に出力する出
力選択部と、出力選択部から各系統に出力される信号を
周波数炉波するフィルタ部と、入力切換部で切り換えら
れた入力に応じて出力選択部の出力系統及びフィルタ部
の各出力系統の周波数特性を切り換える制御部を備え
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響再生装置に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】音場再生、サラウンド再生等に用いられ
る音響再生装置として、信号処理用のデジタル信号処理
回路(DSP:Digital Signal Processor)を内蔵し、再生す
る音響信号を音場再生、サラウンド再生用にデジタル音
響信号処理し、多系統(多チャンネル)で出力する装置
が、ＡＶアンプ、サラウンドアンプ等の名称で知られて
いる。ＡＶアンプは、多チャンネルの再生、左右２チャ
ンネルの再生等を選択することができるように構成され
ている。多チャンネルのサラウンド再生は、映画やコン
サートなど映像を伴う音響再生を行う場合、臨場感を増
すなどその再生効果を高めるために多く用いられる。
る音響再生装置として、信号処理用のデジタル信号処理
回路(DSP:Digital Signal Processor)を内蔵し、再生す
る音響信号を音場再生、サラウンド再生用にデジタル音
響信号処理し、多系統(多チャンネル)で出力する装置
が、ＡＶアンプ、サラウンドアンプ等の名称で知られて
いる。ＡＶアンプは、多チャンネルの再生、左右２チャ
ンネルの再生等を選択することができるように構成され
ている。多チャンネルのサラウンド再生は、映画やコン
サートなど映像を伴う音響再生を行う場合、臨場感を増
すなどその再生効果を高めるために多く用いられる。
【０００３】ＡＶアンプ等の音響再生装置では、複数の
出力系統(出力チャンネル)の信号線にスピーカが接続さ
れ、どの出力チャンネルを選択してサラウンド再生を行
うかを選択して用いる。また、出力チャンネル毎に、接
続されたスピーカの再生周波数特性に合わせてフィルタ
の周波数特性の設定を切り換えて用いる。このような、
出力チャンネル、フィルタの周波数特性は、再生を行う
前に、予め使用者が装置に設定して用いる。一度設定し
た後は、設定の変更操作をしなければ、通常、一定の設
定値に保持されていた。
出力系統(出力チャンネル)の信号線にスピーカが接続さ
れ、どの出力チャンネルを選択してサラウンド再生を行
うかを選択して用いる。また、出力チャンネル毎に、接
続されたスピーカの再生周波数特性に合わせてフィルタ
の周波数特性の設定を切り換えて用いる。このような、
出力チャンネル、フィルタの周波数特性は、再生を行う
前に、予め使用者が装置に設定して用いる。一度設定し
た後は、設定の変更操作をしなければ、通常、一定の設
定値に保持されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ＡＶアンプ等の音響再
生装置で、出力チャンネル、フィルタの周波数特性の設
定は、再生するために入力される音源の種類によらず一
定値に保持されていたため、例えば、音楽再生用のＣＤ
(Compact Disc)で再生される２チャンネルの音響信号を
使用者の前面左右のスピーカで再生する場合と、映像再
生用のＬＤ(LaserDisc)で再生される多チャンネルの音
響信号を、使用者の前面及び周囲に配置した３台以上の
スピーカを用いてサラウンド再生する場合とでは、音響
信号のチャンネル数に応じて使用するスピーカの数に合
わせて、設定し直す必要があり、入力音響信号の切換毎
に設定の手間がかかっていた。
生装置で、出力チャンネル、フィルタの周波数特性の設
定は、再生するために入力される音源の種類によらず一
定値に保持されていたため、例えば、音楽再生用のＣＤ
(Compact Disc)で再生される２チャンネルの音響信号を
使用者の前面左右のスピーカで再生する場合と、映像再
生用のＬＤ(LaserDisc)で再生される多チャンネルの音
響信号を、使用者の前面及び周囲に配置した３台以上の
スピーカを用いてサラウンド再生する場合とでは、音響
信号のチャンネル数に応じて使用するスピーカの数に合
わせて、設定し直す必要があり、入力音響信号の切換毎
に設定の手間がかかっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
の音響再生装置は、２系統の音響信号を入力する２系統
音響信号入力部と、少なくとも３系統以上の音響信号を
入力する多系統音響信号入力部と、前記２系統音響信号
入力部からの音響信号と前記多系統音響信号入力部から
の音響信号を切り換えて入力する入力切換部と、入力切
換部からの音響信号の信号処理を行う信号処理部と、信
号処理部から出力される２系統以上の信号を各系統に出
力する出力選択部と、前記入力切換部で切り換えられた
入力に応じて前記出力選択部の出力系統を切り換える制
御部を具備することを特徴とする音響再生装置。
の音響再生装置は、２系統の音響信号を入力する２系統
音響信号入力部と、少なくとも３系統以上の音響信号を
入力する多系統音響信号入力部と、前記２系統音響信号
入力部からの音響信号と前記多系統音響信号入力部から
の音響信号を切り換えて入力する入力切換部と、入力切
換部からの音響信号の信号処理を行う信号処理部と、信
号処理部から出力される２系統以上の信号を各系統に出
力する出力選択部と、前記入力切換部で切り換えられた
入力に応じて前記出力選択部の出力系統を切り換える制
御部を具備することを特徴とする音響再生装置。
【０００６】入力する音響信号に応じた出力チャンネル
に切り換えることができる。
に切り換えることができる。
【０００７】本発明の請求項２に記載の音響再生装置
は、請求項１に記載の音響再生装置であって、前記出力
選択部から各系統に出力される信号を周波数帯域を制限
するフィルタ部と、前記入力切換部で切り換えられた入
力に応じて前記出力選択部の出力系統及び前記フィルタ
部の各出力系統の周波数特性を切り換える制御部を具備
するものである。
は、請求項１に記載の音響再生装置であって、前記出力
選択部から各系統に出力される信号を周波数帯域を制限
するフィルタ部と、前記入力切換部で切り換えられた入
力に応じて前記出力選択部の出力系統及び前記フィルタ
部の各出力系統の周波数特性を切り換える制御部を具備
するものである。
【０００８】入力する音響信号に応じた出力チャンネル
に切り換え、出力スピーカに応じたフィルタ特性に切り
換えることができる。
に切り換え、出力スピーカに応じたフィルタ特性に切り
換えることができる。
【０００９】本発明の請求項３に記載の音響再生装置
は、請求項１に記載の音響再生装置であって、前記入力
切換部の各入力に応じた出力系統を入力する入力操作部
と、入力操作部により入力された出力系統を前記入力切
換部の入力と関係づけて記憶する記憶部を具備するもの
である。
は、請求項１に記載の音響再生装置であって、前記入力
切換部の各入力に応じた出力系統を入力する入力操作部
と、入力操作部により入力された出力系統を前記入力切
換部の入力と関係づけて記憶する記憶部を具備するもの
である。
【００１０】入力する音響信号に応じた出力チャンネル
を使用者が設定しておき、入力する音響信号の切り換え
に連動して切り換えることができる。
を使用者が設定しておき、入力する音響信号の切り換え
に連動して切り換えることができる。
【００１１】本発明の請求項４に記載の音響再生装置
は、請求項１乃至請求項２に記載の音響再生装置であっ
て、前記入力切換部の各入力に応じた出力系統及び前記
フィルタ部の各出力系統の周波数特性を入力する入力操
作部と、入力操作部により入力された出力系統及び前記
フィルタ部の各出力系統の周波数特性を前記入力切換部
の入力と関係づけて記憶する記憶部を具備するものであ
る。
は、請求項１乃至請求項２に記載の音響再生装置であっ
て、前記入力切換部の各入力に応じた出力系統及び前記
フィルタ部の各出力系統の周波数特性を入力する入力操
作部と、入力操作部により入力された出力系統及び前記
フィルタ部の各出力系統の周波数特性を前記入力切換部
の入力と関係づけて記憶する記憶部を具備するものであ
る。
【００１２】入力する音響信号に応じた出力チャンネル
及び出力スピーカに応じたフィルタ特性を使用者が設定
しておき、入力する音響信号の切り換えに連動して切り
換えることができる。
及び出力スピーカに応じたフィルタ特性を使用者が設定
しておき、入力する音響信号の切り換えに連動して切り
換えることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の音響再生装置の
一実施例の構成をブロック図として示す。音楽再生用の
ＣＤ(Compact Disc)等の２チャンネル再生部１の再生信
号、及び映像再生用のＬＤ(Laser Disc)等の多チャンネ
ル(マルチチャンネル)再生部２の再生信号は、入力切換
部３で切り換えられて信号処理部４に入力される。信号
処理部４は、ＤＳＰ(Digital Signal Processor)で構成
され、サラウンド、音場効果付加等の音響信号処理を行
う。
一実施例の構成をブロック図として示す。音楽再生用の
ＣＤ(Compact Disc)等の２チャンネル再生部１の再生信
号、及び映像再生用のＬＤ(Laser Disc)等の多チャンネ
ル(マルチチャンネル)再生部２の再生信号は、入力切換
部３で切り換えられて信号処理部４に入力される。信号
処理部４は、ＤＳＰ(Digital Signal Processor)で構成
され、サラウンド、音場効果付加等の音響信号処理を行
う。
【００１４】信号処理部４で音響信号処理された音響信
号は、出力選択部５で出力チャンネルが選択されて、各
出力チャンネルに設けたフィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、
６Ｄ、６Ｅ、６Ｆを介して各出力チャンネルのスピーカ
７Ａ、７Ｂ、７Ｃ、７Ｄ、７Ｅ、７Ｆに出力される。こ
こで、２チャンネル音響信号の場合、通常、使用者の前
方左(ＦＬ:Front Left)及び前方右(ＦＲ:Front Right)
に配置したスピーカ７Ａ及び７Ｃに出力され、他の出力
チャンネルのスピーカには出力されない。ＦＬスピーカ
７Ａに出力するフィルタ部６Ａ、ＦＬスピーカ７Ｂに出
力するフィルタ部６Ｂは、入力された信号をそのまま出
力するオールパスフィルタに設定される。フィルタ部の
周波数特性の設定は、制御部９から制御される。
号は、出力選択部５で出力チャンネルが選択されて、各
出力チャンネルに設けたフィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、
６Ｄ、６Ｅ、６Ｆを介して各出力チャンネルのスピーカ
７Ａ、７Ｂ、７Ｃ、７Ｄ、７Ｅ、７Ｆに出力される。こ
こで、２チャンネル音響信号の場合、通常、使用者の前
方左(ＦＬ:Front Left)及び前方右(ＦＲ:Front Right)
に配置したスピーカ７Ａ及び７Ｃに出力され、他の出力
チャンネルのスピーカには出力されない。ＦＬスピーカ
７Ａに出力するフィルタ部６Ａ、ＦＬスピーカ７Ｂに出
力するフィルタ部６Ｂは、入力された信号をそのまま出
力するオールパスフィルタに設定される。フィルタ部の
周波数特性の設定は、制御部９から制御される。
【００１５】ここで、マルチチャンネル音響信号の場
合、使用者の周囲に配置した複数のスピーカへサラウン
ド音響再生をするために出力される。例えば、ＤＶＤ(D
igitalVersatile Disc)等に用いられるデジタル方式の
サラウンド音響再生であれば、前方左(ＦＬ:Front Lef
t)、前方右(ＦＲ:Front Right)、左後方、左側方等に配
置するサラウンド左(ＳＬ:Surround Left)、右後方、右
側方等に配置するサラウンド右(ＳＲ:Surround Righ
t)、低音を再生するサブウーハ(ＳＷ:Sub Woofer)の5.1
チャンネルの音響信号である。
合、使用者の周囲に配置した複数のスピーカへサラウン
ド音響再生をするために出力される。例えば、ＤＶＤ(D
igitalVersatile Disc)等に用いられるデジタル方式の
サラウンド音響再生であれば、前方左(ＦＬ:Front Lef
t)、前方右(ＦＲ:Front Right)、左後方、左側方等に配
置するサラウンド左(ＳＬ:Surround Left)、右後方、右
側方等に配置するサラウンド右(ＳＲ:Surround Righ
t)、低音を再生するサブウーハ(ＳＷ:Sub Woofer)の5.1
チャンネルの音響信号である。
【００１６】ＤＶＤ等に用いられるデジタル方式のサラ
ウンド音響再生の場合、各出力チャンネルに設けたフィ
ルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆは、低音再
生用のＳＷスピーカ７Ｆに出力するフィルタ部６Ｆの周
波数特性を、低域通過フィルタ(ＬＰＦ:Law Pass Filte
r)として設定し、ＳＷスピーカ７Ｆの再生周波数上限よ
り上、例えば再生上限が100Hzであれば、100Hzより上の
周波数成分を除去又は減衰して出力する。このＳＷスピ
ーカ７Ｆの再生周波数に対応して、ＦＬスピーカ７Ａ、
Ｃスピーカ７Ｂ、ＦＲスピーカ７Ｃ、ＳＬスピーカ７
Ｄ、ＳＲスピーカ７Ｅに各々出力するフィルタ部６Ａ、
６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅの周波数特性は、100Hz以下の
周波数成分を除去又は減衰して出力する高域通過フィル
タ(ＨＰＦ:Law Pass Filter)として設定する。ＳＷスピ
ーカ７Ｆを用いることによって、低音域を増強し、より
迫力のある再生を行うことができる。
ウンド音響再生の場合、各出力チャンネルに設けたフィ
ルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆは、低音再
生用のＳＷスピーカ７Ｆに出力するフィルタ部６Ｆの周
波数特性を、低域通過フィルタ(ＬＰＦ:Law Pass Filte
r)として設定し、ＳＷスピーカ７Ｆの再生周波数上限よ
り上、例えば再生上限が100Hzであれば、100Hzより上の
周波数成分を除去又は減衰して出力する。このＳＷスピ
ーカ７Ｆの再生周波数に対応して、ＦＬスピーカ７Ａ、
Ｃスピーカ７Ｂ、ＦＲスピーカ７Ｃ、ＳＬスピーカ７
Ｄ、ＳＲスピーカ７Ｅに各々出力するフィルタ部６Ａ、
６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅの周波数特性は、100Hz以下の
周波数成分を除去又は減衰して出力する高域通過フィル
タ(ＨＰＦ:Law Pass Filter)として設定する。ＳＷスピ
ーカ７Ｆを用いることによって、低音域を増強し、より
迫力のある再生を行うことができる。
【００１７】制御部９は、マイクロコンピュータ、メモ
リ等を備えて構成され、音響再生装置各部の動作を制御
する。制御部９に接続して、使用者が操作入力を行う入
力部８、設定等を記憶する記憶部１０が設けられてい
る。フィルタ部の周波数特性の設定は、入力部８から入
力操作されて、制御部９に入力され、そのときの入力切
換部３の入力と関係づけて記憶部１０に記憶される。制
御部９は、入力切換部３、信号処理部４、出力選択部
５、フィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆに
接続されている。
リ等を備えて構成され、音響再生装置各部の動作を制御
する。制御部９に接続して、使用者が操作入力を行う入
力部８、設定等を記憶する記憶部１０が設けられてい
る。フィルタ部の周波数特性の設定は、入力部８から入
力操作されて、制御部９に入力され、そのときの入力切
換部３の入力と関係づけて記憶部１０に記憶される。制
御部９は、入力切換部３、信号処理部４、出力選択部
５、フィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆに
接続されている。
【００１８】入力部８から制御部９を介して、入力切換
部３の入力を切り換えると、切り換えた入力に関係づけ
て記憶部１０に記憶した出力チャンネル、フィルタ周波
数特性を読み出し、制御部９により、出力選択部５、フ
ィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆを制御す
る。記憶部１０に切り換えた入力に関係づけた出力チャ
ンネル、フィルタ周波数特性が記憶されていない場合に
は、出力選択部５、フィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６
Ｄ、６Ｅ、６Ｆの制御は行わず、そのままの状態を保持
する。
部３の入力を切り換えると、切り換えた入力に関係づけ
て記憶部１０に記憶した出力チャンネル、フィルタ周波
数特性を読み出し、制御部９により、出力選択部５、フ
ィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆを制御す
る。記憶部１０に切り換えた入力に関係づけた出力チャ
ンネル、フィルタ周波数特性が記憶されていない場合に
は、出力選択部５、フィルタ部６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６
Ｄ、６Ｅ、６Ｆの制御は行わず、そのままの状態を保持
する。
【００１９】スピーカの周波数特性、特にＦＬスピーカ
７Ａ、Ｃスピーカ７Ｂ、ＦＲスピーカ７Ｃ、ＳＬスピー
カ７Ｄ、ＳＲスピーカ７Ｅの低周波数(低音)の再生限界
に応じてフィルタ部の周波数特性を設定し、またＳＷス
ピーカ７Ｆと併用することができる。また、例えば、２
チャンネル再生部１から入力される音響信号を再生する
場合に、ＦＬスピーカ７Ａ、ＦＲスピーカ７Ｃに、ＳＷ
スピーカ７Ｆを併用して低音を増強した音響再生を行う
ことができる。このとき、フィルタ部６ＦをＳＷスピー
カ７Ｆの再生周波数上限より上の周波数成分を除去又は
減衰するＬＰＦに設定し、フィルタ部６Ａ、６ＣをＳＷ
スピーカ７Ｆの再生周波数上限以下の周波数成分を除去
又は減衰するＨＰＦに設定する。ＦＬスピーカ７Ａ、Ｆ
Ｒスピーカ７Ｃの低音再生限界により低音が不足する場
合等に低音を増強することができる。
７Ａ、Ｃスピーカ７Ｂ、ＦＲスピーカ７Ｃ、ＳＬスピー
カ７Ｄ、ＳＲスピーカ７Ｅの低周波数(低音)の再生限界
に応じてフィルタ部の周波数特性を設定し、またＳＷス
ピーカ７Ｆと併用することができる。また、例えば、２
チャンネル再生部１から入力される音響信号を再生する
場合に、ＦＬスピーカ７Ａ、ＦＲスピーカ７Ｃに、ＳＷ
スピーカ７Ｆを併用して低音を増強した音響再生を行う
ことができる。このとき、フィルタ部６ＦをＳＷスピー
カ７Ｆの再生周波数上限より上の周波数成分を除去又は
減衰するＬＰＦに設定し、フィルタ部６Ａ、６ＣをＳＷ
スピーカ７Ｆの再生周波数上限以下の周波数成分を除去
又は減衰するＨＰＦに設定する。ＦＬスピーカ７Ａ、Ｆ
Ｒスピーカ７Ｃの低音再生限界により低音が不足する場
合等に低音を増強することができる。
【００２０】本実施例では、２チャンネル再生部とマル
チチャンネル再生部を各１系統とした例を上げたが、各
々複数の入力系統を入力切換部で切り換える構成として
実施することもできる。
チチャンネル再生部を各１系統とした例を上げたが、各
々複数の入力系統を入力切換部で切り換える構成として
実施することもできる。
【００２１】入力毎に、使用者が設定した出力チャンネ
ル、フィルタ周波数特性等の設定を記憶し、例えば音楽
再生用のＣＤ(Compact Disc)を使用者の前面左右の２系
統のスピーカで再生する場合と、映像再生用のＬＤ(Las
er Disc)を使用者の前面及び周囲に配置した２以上の系
統のスピーカを用いてサラウンド再生する場合とで、入
力切換操作に自動的に連動して出力チャンネル、フィル
タ周波数特性等の設定を切り換えて、入力に適した設定
条件で再生することができる。
ル、フィルタ周波数特性等の設定を記憶し、例えば音楽
再生用のＣＤ(Compact Disc)を使用者の前面左右の２系
統のスピーカで再生する場合と、映像再生用のＬＤ(Las
er Disc)を使用者の前面及び周囲に配置した２以上の系
統のスピーカを用いてサラウンド再生する場合とで、入
力切換操作に自動的に連動して出力チャンネル、フィル
タ周波数特性等の設定を切り換えて、入力に適した設定
条件で再生することができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明の音響再生装置によれば、出力チ
ャンネルを入力の切換えに連動して設定することがで
き、入力切換え毎の設定の切換え操作を不要とすること
ができる。本発明の音響再生装置によれば、出力チャン
ネルのフィルタ周波数特性を入力の切換えに連動して設
定することができ、入力切換え毎の設定の切換え操作を
不要とすることができる。
ャンネルを入力の切換えに連動して設定することがで
き、入力切換え毎の設定の切換え操作を不要とすること
ができる。本発明の音響再生装置によれば、出力チャン
ネルのフィルタ周波数特性を入力の切換えに連動して設
定することができ、入力切換え毎の設定の切換え操作を
不要とすることができる。
【図１】本発明の音響再生装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
１ ・・・ ２チャンネル再生部 ２ ・・・ マルチチャンネル再生部 ３ ・・・ 入力切換部 ４ ・・・ 信号処理部 ５ ・・・ 出力選択部 ６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ、６Ｅ、６Ｆ ・・・ フィルタ部 ７Ａ、７Ｂ、７Ｃ、７Ｄ、７Ｅ、７Ｆ ・・・ スピーカ ８ ・・・ 入力部 ９ ・・・ 制御部 １０ ・・・ 記憶部
Claims (4)
- 【請求項１】 ２系統の音響信号を入力する２系統音響
信号入力部と、少なくとも３系統以上の音響信号を入力
する多系統音響信号入力部と、前記２系統音響信号入力
部からの音響信号と前記多系統音響信号入力部からの音
響信号を切り換えて入力する入力切換部と、該入力切換
部からの音響信号の信号処理を行う信号処理部と、信号
処理部から出力される２系統以上の信号を各系統に出力
する出力選択部と、前記入力切換部で切り換えられた入
力に応じて前記出力選択部の出力系統を切り換える制御
部を具備することを特徴とする音響再生装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の音響再生装置であっ
て、前記出力選択部から各系統に出力される信号の周波
数帯域を制限するフィルタ部と、前記入力切換部で切り
換えられた入力に応じて前記出力選択部の出力系統及び
前記フィルタ部の各出力系統の周波数特性を切り換える
制御部を具備することを特徴とする音響再生装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の音響再生装置であっ
て、前記入力切換部の各入力に応じた出力系統を入力す
る入力操作部と、該入力操作部により入力された出力系
統を前記入力切換部の入力と関係づけて記憶する記憶部
を具備することを特徴とする音響再生装置。 - 【請求項４】 請求項１乃至請求項２に記載の音響再生
装置であって、前記入力切換部の各入力に応じた出力系
統及び前記フィルタ部の各出力系統の周波数特性を入力
する入力操作部と、該入力操作部により入力された出力
系統及び前記フィルタ部の各出力系統の周波数特性を前
記入力切換部の入力と関係づけて記憶する記憶部を具備
することを特徴とする音響再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10303338A JP2000115900A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 音響再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10303338A JP2000115900A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 音響再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000115900A true JP2000115900A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17919778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10303338A Withdrawn JP2000115900A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 音響再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000115900A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006014367A (ja) * | 2005-08-05 | 2006-01-12 | Pioneer Electronic Corp | 音声データ処理方法 |
| WO2007116802A1 (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-18 | Pioneer Corporation | 出力制御装置、出力制御方法、出力制御プログラムおよび記録媒体 |
| EP3606101A4 (en) * | 2017-03-22 | 2020-11-18 | Yamaha Corporation | SIGNAL PROCESSING DEVICE |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP10303338A patent/JP2000115900A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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