JP2002110812A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002110812A
JP2002110812A JP2000299485A JP2000299485A JP2002110812A JP 2002110812 A JP2002110812 A JP 2002110812A JP 2000299485 A JP2000299485 A JP 2000299485A JP 2000299485 A JP2000299485 A JP 2000299485A JP 2002110812 A JP2002110812 A JP 2002110812A
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gate insulating
oxide film
insulating film
semiconductor device
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Tatsuya Oguro
黒 達 也 大
Minoru Fujiwara
原 実 藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ノイズ特性等に優れ、製造が容易な複数種類
のゲート絶縁膜厚を有する半導体装置およびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 半導体装置においては、膜厚の異なるゲ
ート絶縁膜のうち薄いものをシリコン酸窒化膜304
で、厚いものを酸化膜あるいは窒化膜303とこれらと
は異なる膜305の積層体で構成する。半導体装置の製
造方法においては、犠牲酸化膜を用い、薄いゲート絶縁
膜が必要な領域ではこれを除去して窒化膜を形成し、他
の領域の犠牲酸化膜を剥離して酸化を行う。他の方法で
は酸化膜形成後、厚い酸化膜の必要な領域では耐窒化性
膜を積層して窒化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およぴそ
の製造方法に関するもので、特に複数種類の電源に対応
した半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MIS型電界効果トランジスタについて
は高速化、高機能化等の観点から、その微細化が従来よ
り強く望まれており、これに伴って半導体装置の製造に
使用される加工技術は微細化が可能なものが開発されて
いる。一方、省電力化の観点から半導体装置の電源電圧
の低下要求が強くなっており、世代ごとに電源電圧が低
下する傾向がある。
【0003】このように世代ごとに電源電圧が低下する
と、論理回路等の場合には各種の半導体装置を使用する
システム内で相互に入出力レベルが合わなくなって動作
上の問題が発生することがある。これを防止するために
は、レベルシフタ等付加的な装置や回路を設けるか、半
導体装置内に入出力レベルを統一するためのバッファを
設ける必要がある。
【0004】また、今後さらに要求が強くなると考えら
れている、システム全体を1つのLSIで実現したシス
テムオンチップを考えた場合、多種の電源電圧で動作す
る回路が搭載されることから、半導体装置は複数種類の
電源電圧に対応する必要がある。
【0005】例えば、ディジタル部では高速性と低消費
電力の観点から電圧が低下する一方で、0.1μmのゲ
ート長のデバイスでは1.5V程度になる。一方、AD
コンバータなどのアナログ回路では、十分なダイナミッ
クレンジを確保するためにはディジタル部の電源電圧よ
りも高い2.5V程度が必要となる。また、外部とのイ
ンタフェースをとるためには、3.3Vあるいは5.0
Vが要求される場合もある。
【0006】これらの各種の電圧を満足するためには、
ゲート絶縁膜の保証電界が5MV/cmとした場合、
1.5Vでは3nm、2.5Vでは5nm、3.3Vで
は6.6nm、5Vでは10nmの実効膜厚が必要とな
る。
【0007】したがって、ディジタル部とアナログ部と
を同じ基板上に形成するような場合、MOSFETのゲ
ート絶縁膜として多種の実効膜厚を採用する必要があ
る。
【0008】2種類の厚さのゲート絶縁膜を形成するた
めの従来の製造方法を図7(a)〜7(c)を参照して
説明する。
【0009】まず、図7(a)に示すように、半導体基
板1の表面部に、厚さの異なる2種類のゲート絶縁膜を
用いる2つの領域A、Bを分離するための素子分離絶縁
膜2をLOCOS法等の選択酸化法で形成し、熱酸化に
より基板表面全体に厚さ数10〜100nmの第1の酸
化膜3を形成する。
【0010】次に、図7(b)に示すように、全面にレ
ジスト4を塗布し、図7(a)の工程で形成された第1
の酸化膜3を用いない領域Aを露出させる開口が得られ
るようにレジスト4をパターニングし、残存したレジス
ト4をエッチングマスクとしてウェットエッチング処理
を行い、開口部内の第1の酸化膜を除去する。
【0011】続いて図7(c)に示すように、レジスト
4を除去した後、酸化を行って薄い方の第2の酸化膜5
を形成する。このとき、すでに酸化された領域では酸化
レートが極端に低下するので、最初に形成された第1の
酸化膜3の膜厚の変化は小さい。
【0012】図8(a)(b)は2種類のゲート絶縁膜
を得るための他の従来の製造方法を示す工程別素子断面
図である。
【0013】この方法では、まず半導体基板1の表面部
に、厚さの異なる2種類のゲート絶縁膜を用いる2つの
領域A、Bを分離するための素子分離絶縁膜2をLOC
OS法等の選択酸化法で形成し、基板表面全体に厚さ数
10〜100nmの第1の酸化膜6を形成する。そし
て、全面にレジスト7を塗布し、領域Aの第1の酸化膜
6が露出するようにレジスト7をパターニングし、この
第1の酸化膜6を介して窒素を基板表面へイオン注入す
る。
【0014】次にレジスト7および第1の酸化膜6を除
去し、熱酸化を行うと、窒素が注入された領域Aでは酸
化が抑制されるため、領域A上の第2の酸化膜8の厚さ
は領域B上の第3の酸化膜9の厚さよりも薄くなり、厚
さの異なる2種類の酸化膜が得られる。
【0015】このようにして2種類のゲート絶縁酸化膜
が同一半導体装置内に形成されるが、3種類以上の酸化
膜が必要なときには、すでに形成した酸化膜をレジスト
で覆い、新たな酸化膜が必要な領域を開口してウェット
エッチングで除去し、酸化膜を形成するようにすれば良
く、これらの工程を繰り返すことにより、酸化膜厚が任
意の複数種類とすることができる。
【0016】4種類の酸化膜を実現する従来例を図9の
工程別素子断面図を参照して説明する。半導体基板11
の表面部に図7と同様の方法で素子分離絶縁膜12を形
成し、基板全面を酸化させて最も厚い第1の酸化膜13
を形成する(図9(a))。
【0017】次に、この第1の酸化膜13を用いる領域
のみ選択的にレジストを残存させ、この酸化膜を用いな
い領域の酸化膜をウェットエッチングで除去し、2番目
に厚い酸化膜14を形成する。このとき、既に酸化され
た領域における酸化レートは極端に低下するため、第1
の酸化膜13の膜厚変化は少ない。
【0018】以下、このようなプロセスを繰り返して順
次形成する酸化膜の厚さを減少させていき、図9(b)
に示すように第1の酸化膜13,第2の酸化膜14,第
3の酸化膜15,第4の酸化膜16を形成する。
【0019】図10は窒化ゲートを形成した従来例を示
す素子断面図である。これは、薄い酸化膜の上に活性度
の高いボロンを含む例えばPチャネルMOSトランジス
タのp型不純物拡散領域等が位置するときには、この領
域からボロン原子が酸化膜を突き抜けて基板中に拡散
し、耐圧特性を悪化させることがあるため、これを防止
するためである。この場合、アナログ回路ではゲート絶
縁膜界面特性の劣化によるノイズ発生を防止するため、
窒化ゲート絶縁膜は、ディジタル部のみに用いられる。
【0020】図10によれば、半導体基板21の表面部
に形成された素子分離絶縁膜22で分離された領域の表
面に形成された厚さの異なる2種類の酸化膜23、24
を有する半導体装置において、窒素を酸化膜に対してイ
オン注入することにより、窒化ゲートとしている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の方
法で複数種類の絶縁膜を得ることが可能であるが、それ
ぞれ次のような問題がある。
【0022】図7で説明した方法では、ゲート絶縁膜と
なる酸化膜上に直接レジストを塗布し、後にこれを剥離
するようにしているため、ゲート絶縁膜にダメージを与
え、信頼性を低下させるという問題がある。
【0023】図8で説明した方法では、窒素イオンを基
板表面へイオン注入しているため、基板へのダメージが
問題となる。
【0024】図9で説明した方法では、複数の膜厚を得
るために熱酸化工程を繰り返すことになり、その熱によ
ってチャネル不純物が影響され、トランジスタ特性に影
響を与える。
【0025】図10で説明した方法では、窒化プロセス
の際に、2番目に薄い酸化膜に窒素が侵入し、アナログ
特性、特にノイズ特性の劣化を引き起こす可能性がある
という問題がある。
【0026】このように、従来の方法はいずれも問題を
包含している。本発明はこのような問題を解決するため
になされたもので、特に、ノイズ特性等に優れ、製造が
容易な複数種類のゲート絶縁膜厚を有する半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる半導体装
置によれば、2種類以上の膜厚を有するゲート絶縁膜を
同じシリコン基板上に有する半導体装置において、前記
ゲート絶縁膜の少なくとも1つはシリコン窒化膜であ
り、他のゲート絶縁膜はシリコン酸化膜と、シリコン酸
化膜とは異なる絶縁膜の積層体となっていることを特徴
とする。
【0028】シリコン酸化膜とは異なる絶縁膜がシリコ
ン窒化膜、あるいはシリコン酸化物よりも誘電率の高い
絶縁膜であると良い。この絶縁膜は、前記シリコン酸化
物よりも誘電率の高い絶縁膜は、アルミニウム、ランタ
ン、ハフニウム系および高融点金属の酸化膜、あるいは
アルミニウム、ランタン、ハフニウム系および高融点金
属のシリケート膜であることが好ましい。また、本発明
にかかる半導体装置によれば、2種類以上の膜厚を有す
るゲート絶縁膜を同じシリコン基板上に有する半導体装
置において、前記ゲート絶縁膜の少なくとも1つはシリ
コン窒化膜であり、他のゲート絶縁膜はシリコン窒化膜
と、シリコン窒化膜とは異なる絶縁膜の積層体となって
いることを特徴とする。
【0029】シリコン窒化膜とは異なる絶縁膜がシリコ
ン窒化膜、あるいはシリコン酸化物よりも誘電率の高い
絶縁膜であると良い。この絶縁膜は、前記シリコン酸化
物よりも誘電率の高い絶縁膜は、アルミニウム、ランタ
ン、ハフニウム系および高融点金属の酸化膜、あるいは
アルミニウム、ランタン、ハフニウム系および高融点金
属のシリケート膜であることが好ましい。
【0030】さらに、本発明にかかる半導体装置によれ
ば、3種類以上の膜厚を有するゲート絶縁膜を同じシリ
コン基板上に有する半導体装置において、前記ゲート絶
縁膜のうち少なくとも1種類はシリコン窒化膜、他の少
なくとも1種類は熱酸化膜、残りの種類は前記熱酸化膜
またはシリコン窒化膜の少なくとも一つと他の層との積
層膜となっていることを特徴とする。
【0031】熱酸化膜とは異なる絶縁膜がシリコン酸化
物よりも誘電率の高い絶縁膜であると良い。この絶縁膜
は、前記シリコン酸化物よりも誘電率の高い絶縁膜は、
アルミニウム、ランタン、ハフニウム系および高融点金
属の酸化膜、あるいはアルミニウム、ランタン、ハフニ
ウム系および高融点金属のシリケート膜であることが好
ましい。
【0032】さらに、本発明にかかる半導体装置の製造
方法によれば、シリコン基板表面部に素子分離領域を形
成する工程と、前記半導体基板の全面に犠牲酸化膜を形
成する工程と、第1のゲート絶縁膜の形成予定領域で前
記犠牲酸化膜を選択的に除去する工程と、窒化を行っ
て、前記第1のゲート絶縁膜形成予定領域に窒素含有量
の多い酸窒化膜を形成する工程と、第2のゲート絶縁膜
の形成予定領域の前記犠牲酸化膜を除去する工程と、熱
酸化を行って、前記第1のゲート絶縁膜形成領域に第1
のゲート絶縁膜を形成し、前記第2のゲート絶縁膜形成
領域に前記第1のゲート絶縁膜よりも膜厚が厚く、窒素
含有量の少ない第2のゲート絶縁膜を形成する工程とを
備える。
【0033】この方法ではゲート絶縁膜の上に直接レジ
ストを塗布せず、窒素のイオン注入も行わないので、ゲ
ート絶縁膜の劣化、基板のダメージがなく、信頼性を向
上させることができる。
【0034】前記犠牲酸化膜を形成する工程の後、ある
いは前記第1のゲート絶縁膜形成予定領域に酸窒化膜を
形成する工程の後に、イオン注入を行ってウェルおよび
チャネル領域を形成する工程を備えることができる。
【0035】前者では犠牲酸化膜を介してイオン注入を
行い、その後に除去して改めてゲート絶縁膜を形成する
ので、イオン注入のダメージのないゲート絶縁膜を得る
ことができ、後者では酸窒化膜の形成後にウェル等を形
成するため、酸窒化工程による不純物の拡散を防止し
て、急峻なチャネルプロファイルを得ることができる。
【0036】前記酸窒化膜を形成する工程はNOガ
ス、NOガスまたはNHガスのいずれかの雰囲気中で
行われることが好ましい。
【0037】NOガスを用いた場合、窒素の導入と同
時に酸化が進行するため、膜厚の厚い酸窒化膜を形成す
るのに適し、NOガスを用いた酸窒化は膜厚の増加が少
なく、かつ高濃度の窒素を絶縁膜中に導入でき、NH
ガス雰囲気中のアニールによって、より高濃度の窒素を
絶縁膜中に導入することができる。
【0038】前記第1および第2のゲート絶縁膜の形成
後にさらに酸窒化を行う工程を備えるとよい。この場
合、第1のゲート絶縁膜の酸化レート、膜中の窒素濃度
を独立に制御でき、製品の品質制御が容易となる。
【0039】また、本発明にかかる半導体装置の製造方
法によれば、シリコン基板表面部に素子分離領域を形成
する工程と、前記半導体基板の全面に酸化膜を形成する
工程と、高耐圧の必要な第1のゲート絶縁膜の形成予定
領域に選択的に耐窒化性絶縁膜を形成し、高耐圧の不要
な第2のゲート絶縁膜の形成予定領域では前記酸化膜を
選択的に除去する工程と、窒化を行って、前記第2のゲ
ート絶縁膜形成予定領域に窒素含有量の多い酸窒化膜を
形成する工程とを備えたことを特徴とする。
【0040】前記第1のゲート絶縁膜と第2のゲート絶
縁膜の中間の耐圧が必要な領域では前記耐窒化性絶縁膜
を選択的に剥離して第3のゲート絶縁膜を得ることが好
ましい。
【0041】前記酸化膜を形成する工程は、一旦酸化膜
形成後に選択的に剥離し、再度酸化を行うことにより異
なる厚さの酸化膜を得ることが可能である。
【0042】本発明においては犠牲酸化膜の採用により
ゲート絶縁膜上に直接レジストを塗布せず、また、窒素
の基板へのイオン注入を行わないので、ノイズ特性、信
頼性等に優れた複数種類のゲート絶縁膜厚を有する半導
体装置を容易に得ることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態のいくつかを詳細に説明する。 (実施の形態1)図1(a)〜(e)は、本発明の第1
の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を示す工程
別素子断面図である。
【0044】シリコン基板101を準備し、周知の方法
を用いて浅いトレンチによる素子分離領域(STI:Sh
allow Trench Isolation)102を形成して領域Aと領
域Bとを分離する。そして基板表面全体に熱酸化により
75〜100オングストロームの厚さで酸化膜103を
形成する。この酸化膜は後に完全に除去されて製品には
残らない犠牲酸化膜である。この酸化膜103を通して
イオン注入を行い、ウェルおよびチャネル領域を形成す
る(図1(a))。
【0045】次に、全面にレジスト104を塗布し、リ
ソグラフィ工程により領域Bの酸化膜表面が露出するよ
うに、レジスト104をパターニングし、残存したレジ
スト104をエッチングマスクとしてウェットエッチン
グ処理を行い、開口部内の酸化膜103を除去する(図
1(b))。
【0046】次にレジスト104を剥離し、NOガスあ
るいはNOガス雰囲気中でアニールを行うと、A領域
ではシリコン酸窒化膜105が形成される(図1
(c))。このときB領域では厚い犠牲酸化膜103が
残存しているため、この酸窒化工程で酸化膜103中に
導入される窒素量は非常に少ない。
【0047】次に、希ふっ酸処理により酸化膜103を
除去するように全面をエッチングすると、領域Aのシリ
コン酸窒化膜105は膜中に高濃度の窒素量を含んでい
るために、そのエッチングレートは酸化膜103のそれ
よりも低く、この結果、シリコン酸窒化膜105は全部
はエッチングされずに薄いシリコン酸窒化膜105’と
して残存する(図1(d))。
【0048】続いて熱酸化により再度酸化を行うと、領
域Aでは薄いシリコン酸窒化膜105’が存在している
ために酸化レートは低く、膜中に窒素を含む薄い酸窒化
膜106となる。これに対し、領域Bでは酸化レートが
高く、良質の厚い酸化膜107となる(図1(e))。
なお、これらの膜中の窒素濃度はNOガスまたはN
ガス雰囲気中でアニールを行うことにより調節すること
ができる。
【0049】このようにして得られた膜106および1
07はそれぞれゲート酸化膜として用いられることにな
る。すなわち、周知の技術により、ゲートとなる部分の
みにレジストを残存させて他を除去し、このゲートに対
して自己整合的に基板表面に不純物を注入、拡散させて
ソース、ドレイン領域を形成させ、層間絶縁膜や配線を
形成することによりMIS型半導体装置が完成する。
【0050】このような方法ではゲート絶縁膜上に直接
レジストを塗布しないため、ゲート絶縁膜の信頼性が向
上し、また、基板に対して窒素イオン注入を行わないの
で、基板のダメージを防止することができる。
【0051】この第1の実施の形態ではウェルあるいは
チャネルのイオン注入を犠牲酸化膜の形成後に行ってい
るが、図1(c)に示す工程でシリコン酸窒化膜105
の形成後にこのイオン注入を行うこともできる。
【0052】(実施の形態2)図2(a)〜(d)は本
発明の第2の実施の形態を示す工程別素子断面図であ
り、図の左側に電源電圧1.5Vのディジタル部である
ロジック部、右側に電源電圧2.5Vのアナログ部を有
する半導体装置の製造方法を説明するものである。
【0053】半導体基板201の表面部に前述したのと
同様にLOCOS法等で素子分離絶縁膜202を形成
し、基板全面を酸化させて3nm厚の第1の酸化膜20
3を形成する(図2(a))。
【0054】次にSi膜204をCVD法によっ
て5nm程度の厚さに堆積し、その後、レジストを全面
に塗布し、ディジタル領域のみレジストを選択的に除去
してウェットエッチングを行うことによりディジタル領
域のSi膜を除去する。
【0055】続いてNガス、NOガスあるいはN
ガス雰囲気中でアニールを行うと、ディジタル領域では
基板表面部に窒素が侵入してシリコン酸窒化膜205と
なるが、アナログ領域ではSi膜204が窒素に
対するバリアとなるため窒素は侵入せず、その下に存在
する酸化膜に窒素の侵入はない(図2(c))。このよ
うに、ディジタル領域で窒化膜を形成するのは、Pチャ
ネルMOSトランジスタのゲート電極に含まれるボロン
がチャネル領域に拡散してデバイス特性が劣化すること
を防止するためである。
【0056】次にディジタル領域ではシリコン酸窒化膜
205,アナログ領域では酸化膜203とSi
204の積層膜をそれぞれゲート絶縁膜としてトランジ
スタ素子を形成する。これによりノイズや耐圧の問題を
解決することができる。
【0057】(実施の形態3)図3(a)〜(d)は本
発明の第3の実施の形態を示す工程別素子断面図であっ
て、ディジタル部として1.5V、アナログ部として
2.5V、I/O部として5Vの3種類の電源電圧を有
する半導体装置の製造方法を説明するものである。
【0058】まず、半導体基板301の表面部に形成さ
れた素子分離領域302で分離された各領域の表面に
5.5nm厚のSiO膜303を形成し(図3
(a))、図1(b)(c)で説明したような方法を用
いてディジタル領域のみSiO2膜を除去し、新たに3
nm厚のSiO膜304を形成する(図3(b))。
【0059】次に全面にSi膜305をCVD法
によって5nmの厚さで堆積した後、ディジタル領域の
みSi膜を除去し、図2(c)と同様の工程によ
り窒素をディジタル領域にのみ侵入させる窒化プロセス
を行う(図3(c))。このとき、Si膜305
が残存しているアナログ領域およびI/O領域では窒素
の侵入が妨げられるため、Si膜305の下に存
在するSiO膜303に窒素の侵入はない。これに対
し、ディジタル領域では窒素の侵入によりシリコン酸窒
化膜306が表面に形成される(図3(c))。
【0060】続いてアナログ領域のSi膜を除去
し、I/O部のみにSi膜305’を残存させ
る。これにより、3種類の厚さのゲート絶縁膜が形成さ
れる。すなわち、ディジタル領域部には3nmのシリコ
ン酸窒化膜306、アナログ領域には5.5nmの酸化
膜304、I/O領域には5.5nmの酸化膜304と
5nm程度のSi膜の積層膜305が形成され
る。このような構造により、耐圧およびノイズの問題を
同時に解決することができる。
【0061】(実施の形態4)図4(a)〜(d)は本
発明の第4の実施の形態を示す工程別素子断面図であっ
て、4種類の電源電圧を用いる場合を示す。
【0062】まず、シリコン基板401の表面部に形成
された素子分離膜402で分離された領域A〜Dの表面
上に最も厚い酸化膜403として6.6nmの厚さに形
成する(図4(a))。その後、ディジタル領域A、B
の酸化膜は除去して、新たに厚さ3nmの酸化膜404
を形成する(図4(b))。
【0063】次にCVD法によってSi膜405
を全面に2.5nm程度の厚さに堆積した後、領域Aの
みSi膜を除去する(図4(c))。
【0064】次に図2(c)と同様の工程により窒素を
領域Aにのみ侵入させる窒化プロセスを行う(図4
(c))。このとき、Si膜405が残存してい
る領域B〜Dでは窒素の侵入が妨げられるため、Si
膜405の下に存在するSiO膜403,404
に窒素の侵入はない。これに対し、領域Aでは窒素の侵
入により酸窒化膜406が表面に形成される(図4
(c))。
【0065】次に、領域DのSi膜を除去する工
程を実施することにより、合計4種類の絶縁膜構造を形
成することができる。すなわち、領域Aでは3nm厚の
窒化酸化膜406、領域Bでは3nm厚の酸化膜404
と2.5nm厚のSi膜405が積層されたも
の、領域Cでは6.6nmの酸化膜403に2.5nm
のSi膜405が積層されたもの、領域Dでは
6.6nmの酸化膜403を得ることができる。
【0066】(実施の形態5)以上のような方法を応用
することにより、多種類のゲート絶縁膜を得ることがで
きる。ここでは6種類の電源電圧を用いる場合を例にと
って説明する。
【0067】図5に示すようにシリコン基板501上に
最も厚い酸化膜として10nmの厚さの酸化膜503を
最初に形成する。この酸化膜を通してイオン注入法によ
りチャネルの不純物ドーピングを行う。
【0068】その後、I/O領域以外のこの酸化膜を除
去し、以下は図4の各工程にしたがって6.6nm厚の
酸化膜を形成し、ディジタル領域の酸化膜は除去して、
新たに3nmの酸化膜を形成する。次にSi膜を
CVD法によって2.5nm程度の厚さに堆積した後、
ディジタル領域のみSi膜を除去する。
【0069】続いて前述したような窒化プロセスを行う
ことにより、Si膜が存在している領域では窒素
の侵入が妨げられるためにSi膜の下に存在する
酸化膜に窒素の侵入はない。次に、Si膜の一部
を除去する工程を実施することにより、合計6種類の絶
縁膜構造を形成することができる。すなわち、3nm厚
の窒化酸化膜、3nmの酸化膜に2.5nm厚のSi
膜が積層されたもの、5.5nm厚の酸化膜、5.
5nm厚の酸化膜に2.5nm厚のSi膜が積層
されたもの、10nmの酸化膜、10nmの酸化膜に
2.5nmのSi 膜が積層されたものを得ること
ができる。
【0070】以上の各実施の形態において、酸化膜上に
堆積させる膜は1種類であったが、1種類に限ることな
く、2種類以上の膜を積層させてもよい。
【0071】例えば、図6に示すように、半導体基板6
01の素子分離絶縁膜で分離されたA、B、C各領域上
には酸化膜が形成されており、A領域では最も厚い酸化
膜603が、B、C領域ではそれよりも薄い酸化膜60
4が形成されている。これらの全体上には、Si
膜605とTa膜606が連続して堆積されてい
る。Ta膜はC領域のみに形成されている。
【0072】これらの膜の間には次のような関係があ
る。すなわち、Ta膜はフッ酸系の処理で除去さ
れるが、Si膜は除去されない。逆に、Si
膜は燐酸で除去されるが、Ta膜は除去されな
い。
【0073】したがって、このようなウェットエッチン
グの組み合わせにより、A領域の熱酸化膜、B領域の熱
酸化膜とSi膜の積層構造、C領域の熱酸化膜と
Si 膜とTa膜の積層構造をそれぞれゲー
ト絶縁膜として用いることができる。この構造では各領
域ともSi膜を共通に有しているため、窒化プロ
セスを経ても熱酸化膜へ窒素が侵入することを抑制でき
る。
【0074】なお、上述した各実施態様では特定の絶縁
膜について述べているが、半導体装置に通常使用される
他の絶縁物も同様に使用することができ、例えばアルミ
ナやチタン酸化物等の高融点金属酸化物等も使用するこ
とができ、同様の効果を奏することができる。
【0075】また、積層する絶縁膜の数は1層または2
層のみでなく、3層以上の積層膜も使用することがで
き、これと複数種類の厚さの絶縁膜と組み合わせること
が可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、複数
種類のゲート絶縁膜のうち1つは酸窒化膜、他は酸窒化
膜と他の膜との積層膜となっているので、高耐圧と良好
なノイズ特性の必要なアナログ部とディジタル部を同一
集積回路内に混在させることが可能となる。
【0077】本発明にかかる半導体装置の製造方法によ
れば、犠牲酸化膜を用い、ゲート絶縁膜の上に直接レジ
ストを塗布せず、窒素のイオン注入も行わないので、ゲ
ート絶縁膜の劣化、基板のダメージがなく、信頼性を向
上させることができる。
【0078】また、本発明にかかる他の半導体装置の製
造方法によれば、酸化膜を形成後、高耐圧の必要な領域
にのみ耐窒化性絶縁膜を形成し、他の領域では酸窒化膜
を形成するようにしているので、容易に膜厚の異なるゲ
ート絶縁膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる半導体装置
の製造方法を示す工程別素子断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す工程別素子断
面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す工程別素子断
面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す工程素子別断
面図である。
【図5】多種類のゲート絶縁膜を実現する方法を示す素
子断面図である。
【図6】酸化膜上に2種類以上の膜を積層させた例を示
す素子断面図である。
【図7】2種類の厚さのゲート絶縁膜を形成するための
従来の製造方法を示す工程別素子断面図である。
【図8】2種類のゲート絶縁膜を得るための他の従来の
製造方法を示す工程別素子断面図である。
【図9】4種類の酸化膜を実現する従来例を示す工程別
素子断面図である。
【図10】窒化ゲートを形成した従来例を示す素子断面
図である。
【符号の説明】
101、201、301、401、501、601 シ
リコン基板 102、202、302、402、502、602 S
TI 103 犠牲酸化膜 104 レジスト 105 シリコン酸窒化膜 106 シリコン酸窒化膜 107 酸化膜 203 第1の酸化膜 204、305、405 Si膜 205 窒化膜 303、304 酸化膜 306、406 酸窒化膜 403、404 酸化膜 603、604 酸化膜
フロントページの続き Fターム(参考) 5F048 AA05 AC01 BA01 BB11 BB12 BB16 BB17 BG01 BG12 BG13 5F058 BA20 BD01 BD02 BD03 BD04 BD10 BD15 BF02 BF62 BJ04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類以上の膜厚を有するゲート絶縁膜を
    同じシリコン基板上に有する半導体装置において、前記
    ゲート絶縁膜の少なくとも1つはシリコン酸窒化膜ある
    いはシリコン酸化膜であり、他のゲート絶縁膜はシリコ
    ン酸化膜と、シリコン酸化膜とは異なる絶縁膜の積層体
    となっていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】シリコン酸化膜とは異なる絶縁膜がシリコ
    ン窒化膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】シリコン酸化膜とは異なる絶縁膜がシリコ
    ン酸化物よりも誘電率の高い絶縁膜であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】2種類以上の膜厚を有するゲート絶縁膜を
    同じシリコン基板上に有する半導体装置において、前記
    ゲート絶縁膜の少なくとも1つはシリコン酸窒化膜ある
    いはシリコン酸化膜であり、他のゲート絶縁膜はシリコ
    ン窒化膜と、シリコン窒化膜とは異なる絶縁膜の積層体
    となっていることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】シリコン窒化膜とは異なる絶縁膜がシリコ
    ン酸化膜であることを特徴とする請求項4に記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】シリコン窒化膜とは異なる絶縁膜がシリコ
    ン酸化物よりも誘電率の高い絶縁膜であることを特徴と
    する請求項4または5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】3種類以上の膜厚を有するゲート絶縁膜を
    同じシリコン基板上に有する半導体装置において、前記
    ゲート絶縁膜のうち少なくとも1種類はシリコン酸窒化
    膜あるいはシリコン酸化膜、他の少なくとも1種類は熱
    酸化膜、残りの種類は前記熱酸化膜またはシリコン窒化
    膜の少なくとも一つと他の層との積層膜となっているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】前記他の層がシリコン酸化膜よりも誘電率
    の高い絶縁膜であることを特徴とする請求項7に記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】前記シリコン酸化物よりも誘電率の高い絶
    縁膜は、アルミニウム、ランタン、ハフニウム系および
    高融点金属の酸化膜、あるいはアルミニウム、ランタ
    ン、ハフニウム系および高融点金属のシリケート膜であ
    ることを特徴とする請求項3、6、8のいずれかに記載
    の半導体装置。
  10. 【請求項10】シリコン基板表面部に素子分離領域を形
    成する工程と、 前記半導体基板の全面に犠牲酸化膜を形成する工程と、 第1のゲート絶縁膜の形成予定領域で前記犠牲酸化膜を
    選択的に除去する工程と、 窒化を行って、前記第1のゲート絶縁膜形成予定領域に
    窒素含有量の多い酸窒化膜を形成する工程と、 第2のゲート絶縁膜の形成予定領域の前記犠牲酸化膜を
    除去する工程と、 熱酸化を行って、前記第1のゲート絶縁膜形成領域に第
    1のゲート絶縁膜を形成し、前記第2のゲート絶縁膜形
    成領域に前記第1のゲート絶縁膜よりも膜厚が厚く、窒
    素含有量の少ない第2のゲート絶縁膜を形成する工程
    と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記犠牲酸化膜を形成する工程の後に、
    イオン注入を行ってウェルおよびチャネル領域を形成す
    る工程を備えたことを特徴とする請求項10に記載の半
    導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記第1のゲート絶縁膜形成予定領域に
    酸窒化膜を形成する工程の後に、イオン注入を行ってウ
    ェルおよびチャネル領域を形成する工程を備えたことを
    特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】前記酸窒化膜を形成する工程はNOガ
    ス、NOガスまたはNHガスのいずれかの雰囲気中で
    行われることを特徴とする請求項10に記載の半導体装
    置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記第1および第2のゲート絶縁膜の形
    成後にさらに酸窒化を行う工程を備えたことを特徴とす
    る請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】前記第1および第2のゲート絶縁膜の形
    成後にさらに選択的に高融点金属酸化物膜を積層する工
    程を備えたことを特徴とする請求項10に記載の半導体
    装置の製造方法。
  16. 【請求項16】シリコン基板表面部に素子分離領域を形
    成する工程と、 前記半導体基板の全面に酸化膜を形成する工程と、 高耐圧の必要な第1のゲート絶縁膜の形成予定領域に選
    択的に耐窒化性絶縁膜を形成し、高耐圧の不要な第2の
    ゲート絶縁膜の形成予定領域では前記酸化膜を選択的に
    除去する工程と、 窒化を行って、前記第2のゲート絶縁膜形成予定領域に
    窒素含有量の多い酸窒化膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】前記第1のゲート絶縁膜と第2のゲート
    絶縁膜の中間の耐圧が必要な領域では前記耐窒化性絶縁
    膜を選択的に剥離して第3のゲート絶縁膜を得ることを
    特徴とする請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】前記酸化膜を形成する工程は、一旦酸化
    膜形成後に選択的に剥離し、再度酸化を行うことにより
    異なる厚さの酸化膜を得るものであることを特徴とする
    請求項15に記載の半導体装置の製造方法。
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