JP2004079606A - 高誘電率膜を有する半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

高誘電率膜を有する半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高誘電率膜を有する半導体装置及びその製造方法に関し、異なった膜厚で且つSiO2 換算膜厚の薄いゲート絶縁膜を簡単な工程で形成する。
【解決手段】誘電率が10未満で複数膜厚の絶縁膜2〜4の上に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜5を有する積層構造からなる互いに膜厚が異なる複数の絶縁膜を有する素子部を設ける。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高誘電率膜を有する半導体装置及びその製造方法に関するものであり、特に、複数の薄く且つ異なった膜厚のゲート絶縁膜を同一基板に形成するための構成に特徴のある高誘電率膜を有する半導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般の半導体集積回路装置(LSI)においては、Logic等のコア部、周辺回路部、及び、I/O部等において必要とする特性が異なった素子が混在して形成されており、異なった素子特性に応じて異なった複数の電源電圧値を印加するようになっている。
【0003】
この様な複数の異なった特性の半導体素子、例えば、MOSFETを形成する場合には、特性に応じて異なった膜厚のゲート絶縁膜を用いているので、ここで、図8及び図9を参照して従来のゲート絶縁膜の製造工程を説明する。
【0004】
図8(a)参照
まず、シリコン基板61を熱酸化して熱酸化膜62を形成したのち、I/O部等の最も印加電圧の高い素子部を覆うようにレジストパターン63を形成し、このレジストパターン63をマスクとして露出する熱酸化膜62を除去する。
【0005】
図8(b)参照
次いで、レジストパターン63を除去したのち、再び熱酸化することによって、熱酸化膜64を形成する。
この時、最初に形成した熱酸化膜62の膜厚は増大する。
【0006】
図8(c)参照
次いで、最も印加電圧の高い素子部、及び、周辺回路部等の中間の電圧を印加する素子部を覆うようにレジストパターン65を設け、露出する熱酸化膜64を除去する。
【0007】
図8(d)参照
次いで、レジストパターン65を除去したのち、再び熱酸化することによって、熱酸化膜66を形成する。
この時、熱酸化膜62及び熱酸化膜64の膜厚は増大し、3種類の異なった熱酸化膜62,64,66を同一基板上に形成する。
【0008】
以降は、通常の素子形成工程を経ることによって、熱酸化膜62を形成した領域にはI/O素子を、熱酸化膜64を形成した領域には周辺回路素子を、また、熱酸化膜66を形成した領域には論理素子等を形成することになる。
【0009】
また、この様な熱酸化工程を一度にするために、イオン注入を用いて減速酸化及び増速酸化を組み合わせる方法も提案されている。
図9(a)参照
まず、シリコン基板71の表面に最も印加電圧の高い素子部及び中間の電圧を印加する素子部を覆うようにレジストパターン72を形成し、減速酸化元素であるNイオン73を露出表面に選択的にイオン注入してN注入領域74を形成する。
【0010】
図9(b)参照
次いで、レジストパターン72を除去したのち、シリコン基板71の表面に最も印加電圧の高い素子部のみが露出されるように新たなレジストパターン75を形成し、増速酸化元素であるFイオン76を露出表面に選択的にイオン注入してF注入領域77を形成する。
【0011】
図9(c)参照
次いで、レジストパターン75を除去したのちに、熱酸化することによって、熱酸化膜78,79,80を一度に形成する。
この場合、減速酸化元素であるNを注入したN注入領域74に形成される熱酸化膜78が一番薄く、また、増速酸化元素であるFを注入したF注入領域77に形成される熱酸化膜80が一番厚くなる。
【0012】
近年、半導体集積回路装置の加工技術の進歩に伴って個々の半導体素子は益々微細化されており、MOSFETにおいても、微細化されゲート絶縁膜は、〜1nm程度にまでなってきており、この様な薄いゲート絶縁膜を熱酸化膜によって構成することが困難になってきている。
【0013】
即ち、ゲート絶縁膜がここまで薄くなると量子効果が顕在化し、トンネル効果によりリーク電流が急増してしまいオフ電流が多くなって消費電力が多くなったり或いは回路動作しなくなったりするといった問題が起きてきている。
【0014】
そこで、リーク電流を抑えることが必要になるが、プロセス的な対処は3つあり、第1はゲート膜中の有効質量を大きくする、第2はキャリアに対するバリアハイトを大きくする、第3には物理膜厚を厚くすることである。
【0015】
この内、第1の対処方法は、ゲート膜中の有効質量は良くわかっていないことから対策とは考えにくい。
第2及び第3の対処方法については、バリアハイトから考えると誘電率が大きくなると小さくなる傾向にあり、1 eV以上のバリアハイトを確保しようとすると誘電率が〜20以下の材料ということになり誘電率を高くすれば良いというものでは無いことが分かっている。
【0016】
以上のことから、誘電率が10〜20くらいの材料が好適であるということで、Al2 3 、ZrO2 、HfO2 、Ta2 5 等がゲート絶縁膜の候補として挙がっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一般に、高誘電率膜はSiO2 膜に比べて選択的にエッチングすることが困難であるという問題があり、また、高電圧を印加する厚いゲート絶縁膜を有する素子は必ずしも高誘電率膜を用いる必要はない。
【0018】
そこで、ゲート絶縁膜を薄くするために高誘電率膜がどうしても必要なトランジスタと、特別必要ないトランジスタが共存する半導体集積回路装置を構成することになるが、それぞれのトランジスタ用に別々にゲート絶縁膜を作ることが必要になり、工程が非常に複雑になり、歩留まりが悪く、コストが高くなり、且つ、納期もかかるという問題が生ずる。
【0019】
したがって、本発明は、異なった膜厚で且つSiO2 換算膜厚の薄いゲート絶縁膜を簡単な工程で形成することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理的構成の説明図であり、この図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1参照
上記の目的を達成するため、本発明は、高誘電率膜を有する半導体装置において、誘電率が10未満で複数膜厚の絶縁膜2〜4の上に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜5を有する積層構造からなる互いに異なった膜厚の複数の絶縁膜を有する素子部を設けることを特徴とする。
【0021】
この様に、全面に均一な膜厚で誘電率が10〜40、より好適には10〜20の高誘電率膜5を設けることによって、微細な素子を形成する際にも高誘電率膜5のエッチングが不要になり、製造工程を簡素化することができる。
なお、例えば、ゲート構造を形成する際には、高誘電率膜5のエッチングが必要になる。
【0022】
また、高誘電率膜5の下層となる誘電率が10未満の絶縁膜2〜4の膜厚は、必ずしも異なった膜厚である必要はなく、積層構造からなる絶縁膜の膜厚は均一であっても良い。
【0023】
この様な高誘電率膜5としては、酸化ハフニウム(HfO2 )、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、酸化イットリウム(Y2 3 )、酸化ランタン(La2 3 )及びそのシリケートやアルミネート、酸化アルミニウム(Al2 3 )、或いは、5酸化タンタル(Ta2 5 )が好適である。
但し、Al2 3 及びTa2 5 には、低温酸化作用はない。
【0024】
また、積層構造の絶縁膜はキャパシタの誘電体膜として用いても良いが、MOSFETのゲート絶縁膜が最も典型的なものである。
【0025】
また、誘電率が10未満の絶縁膜2〜4は、SiO2 堆積膜、或いは、SiO2 堆積膜上に極薄いSiN膜を堆積した積層膜を用いても良いが、典型的には、半導体基板1の自己酸化膜であり、或いは、半導体基板1の自己酸化膜とその上に堆積させた極薄いSiN膜からなる積層膜でも良い。
なお、半導体基板1の表面がシリコンであればSiO2 膜となり、半導体基板1の表面がSiGeであればSiO2 −GeO2 混合膜となる。
【0026】
上述の構造を形成する場合には、半導体基板1上に複数膜厚の誘電率が10未満の絶縁膜2〜4を形成するとともに、半導体基板1の一部を露出させたのち、全面に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜5を成膜し、前記誘電率が10未満の絶縁膜2〜4と誘電率が10〜40の高誘電率膜5との積層構造からなる複数の膜厚の絶縁膜を形成すれば良い。
【0027】
或いは、半導体基板1上に誘電率が10〜40の高誘電率膜5を成膜した後、酸化によって半導体基板1との界面に膜厚を部分的に制御して酸化膜を形成すれば良い。
【0028】
この場合の酸化工程において、高誘電率膜5の上に形成した窒化シリコン膜パターンを選択酸化膜として用いれば良い。
なお、窒化シリコン膜のパターニング工程において熱燐酸を用いることによってソフトエッチングが可能になり、それによって、下地の高誘電率膜5にダメージを与えることがない。
【0029】
この酸化工程は、250〜600℃、より好適には300〜500℃の低温で行うことが望ましく、それによって、チャネル・ドープ領域のドーピングプロファイルが影響を受けることがない。
【0030】
また、高誘電率膜5の成膜方法としては、原子層−化学気相成長方法(ALCVD法)が望ましく、それによって、成膜過程において高誘電率膜5と半導体基板1との界面に酸化膜を形成することができるので、界面準位を低減することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
ここで、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態の製造工程を説明するが、ここでは、説明を簡単にするためにゲート絶縁膜の製造工程のみを説明する。
図2(a)参照
まず、従来と同様に、シリコン基板11を熱酸化して酸化膜12を形成したのち、I/O部等の最も印加電圧の高い素子部を覆うようにレジストパターン13を形成し、このレジストパターン13をマスクとして露出する酸化膜12を除去する。
【0032】
図2(b)参照
次いで、レジストパターン13を除去したのち、再び熱酸化することによって、酸化膜14を形成する。
この時、最初に形成した酸化膜12の膜厚は増大する。
【0033】
図2(c)参照
次いで、最も印加電圧の高い素子部、及び、周辺回路部等の中間の電圧を印加する素子部を覆うようにレジストパターン15を設け、露出する酸化膜14を除去する。
【0034】
図2(d)参照
次いで、レジストパターン65を除去したのち、HCl+H2 2 を用いてSC2洗浄を行い、次いで、HfCl4 及びH2 Oを交互に供給するALCVD法(原子層−CVD法)を用いて、例えば、1Torrの圧力下で、300℃においてHfO2 膜16を形成する。
なお、HfCl4 及びH2 Oを交互に供給する際のパージガスとしてはN2 ガスを用いる。
【0035】
この時、HfO2 膜16がシリコン基板11と直接接する領域においては、界面に薄いSiO2 膜、即ち、低温酸化膜17が形成される。
これは、HfO2 膜16中においてO2 の結合エネルギーが小さくなり、活性なO原子となりやすく、このO原子が界面で反応して300℃程度の低温においてもSiO2 膜を形成すると推測される。
【0036】
以降は、厚い酸化膜12を形成した領域において、HfO2 /SiO2 構造の厚いゲート絶縁膜を有する素子を形成し、酸化膜14を形成した領域において、HfO2 /SiO2 構造の中間の厚さのゲート絶縁膜を有する素子を形成し、HfO2 を直接堆積させた領域にHfO2 (/SiO2 )構造の薄いゲート絶縁膜を有する素子を形成すれば良い。
【0037】
この様に、本発明の第1の実施の形態においては、高誘電率膜であるHfO2 膜を全面に形成したままであるので、HfO2 膜のエッチング工程が不要であり、一番薄いゲート絶縁膜が必要な素子にHfO2 を用いた場合にも製造工程を簡素化することができる。
【0038】
また、HfO2 膜の場合には、シリコン基板11との界面に低温酸化膜17が形成されるので、界面におけるダングリング・ボンドを終端させて界面特性を向上することができる。
【0039】
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態の製造工程を説明するが、この場合も、説明を簡単にするためにゲート絶縁膜の製造工程のみを説明する。
図3(a)参照
まず、上記の第1の実施の形態における成膜工程と同様に、HfCl4 及びH2 Oを交互に供給するALCVD法を用いて、シリコン基板21の全面にHfO2 膜22を形成する。
この場合も、HfO2 膜22とシリコン基板21との界面に薄いSiO2 膜、即ち、低温酸化膜23が形成される。
【0040】
次いで、CVD法を用いてSiN膜24及びSiO2 膜25を順次堆積したのち、一番印加電圧の高い素子を形成する領域を露出するようにレジストパターン26を設け、このレジストパターン26をマスクとしてSiO2 膜25及びSiN膜24の露出部を順次エッチング除去する。
【0041】
図3(b)参照
次いで、レジストパターン26を除去したのち、SiN膜24を選択酸化膜として用いて、250〜600℃、例えば、300℃で、1×10−3Torrの酸化性雰囲気中において低温酸化することによって、露出しているHfO2 膜22の直下に低温酸化膜27を形成する。
この場合も、酸化性雰囲気中のO2 がHfO2 膜22中に進入した場合、HfO2 膜22中においてO2 の結合エネルギーが小さくなり、活性なO原子となりやすく、このO原子が界面で反応して300℃程度の低温においてもSiO2 膜を形成すると推測される。
【0042】
図3(c)参照
次いで、一番印加電圧の低い素子を形成する領域を覆うようにレジストパターン28を設け、このレジストパターン28をマスクとしてSiO2 膜25及びSiN膜24の露出部を順次エッチング除去する。
【0043】
図3(d)参照
次いで、レジストパターン28を除去したのち、再び、SiN膜24を選択酸化膜として用いて、250〜600℃、例えば、300℃で低温酸化することによって、露出しているHfO2 膜22の直下に低温酸化膜29を形成する。
この時、最初に形成した低温酸化膜27の膜厚は増大している。
【0044】
図3(e)参照
最後に、残存するSiO2 膜25及びSiN膜24を除去することによって、異なった3つの膜厚のゲート絶縁膜を有するMOSFETを同一基板に形成すれば良い。
【0045】
この様に、本発明の第2の実施の形態においても、高誘電率膜であるHfO2 膜を全面に形成したままであるので、HfO2 膜のエッチング工程が不要であり、一番薄いゲート絶縁膜が必要な素子にHfO2 を用いた場合にも製造工程を簡素化することができる。
【0046】
また、本発明の第2の実施の形態における酸化工程は、600℃以下の低温酸化工程であるので、チャネル・ドープ領域におけるドーピングプロファイルに与える影響が少ないため、素子特性の制御が容易になる。
【0047】
次に、図4乃至図7を参照して、上記の第2の実施の形態の工程を具体的に半導体集積回路の製造工程に適用した本発明の第3の実施の形態を説明する。
但し、ここでは、図示を簡単にするために、Logic部と周辺回路部の2つの膜厚の異なったゲート絶縁膜を有するMOSFETの製造工程として説明する。
【0048】
図4(a)参照
まず、従来のMOSICの製造工程と同様に、例えば、850℃においてHCl酸化を行うことによって、n型シリコン基板31の表面に厚さが、例えば、10nmのSiO2 膜32を形成したのち、減圧化学気相成長法(LPCVD法)を用いて厚さが、例えば、100nmのSiN膜33を堆積させる。
【0049】
図4(b)参照
次いで、素子形成領域のみにSiN膜33を残すレジストパターン(図示を省略)を設け、このレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを施すことによって、深さが、例えば、200nmの素子分離溝34を形成する。
【0050】
図4(c)参照
次いで、レジストパターンを除去したのち、再び、850℃においてHCl酸化を行うことによって素子分離溝34の表面に厚さが、例えば、10nmのライナー酸化膜35を形成する。
【0051】
次いで、高密度プラズマCVD法(HDP−CVD法)を用いて、厚さが、例えば、500nmのHDP−SiO2 膜36を堆積させたのち、CMP(化学機械研磨)法を用いてSiN膜33をストッパーとしSiN膜33が露出するまでHDP−SiO2 膜36を除去することによって、HDP−SiO2 膜36で素子分離溝34を埋め込む。
この埋め込まれたHDP−SiO2 膜36とライナー酸化膜35とが埋込酸化膜37となる。
【0052】
図4(d)参照
次いで、SiN膜33を熱燐酸を用いて除去したのち、HFによってSiO2 膜32を除去する。
このSiO2 膜32の除去工程において、埋込酸化膜37の表面もエッチングされるので、表面は平坦になる。
【0053】
図5(e)参照
次いで、n型シリコン基板31の表面に厚さが、例えば、10nmのイオン注入用のスルー酸化膜38を形成したのち、Bイオンを高加速エネルギーでイオン注入することによって、深い位置にウエル形成用のイオン注入領域39を形成するとともに、Bイオンを低加速エネルギーでイオン注入することによって、表面にチャネル・ドープ領域形成用のイオン注入領域40を形成する。
【0054】
図5(f)参照
次いで、注入したイオンを活性化する熱処理を行ってp型ウエル領域41を形成するとともに、表面にチャネル・ドープ領域42を形成したのち、スルー酸化膜38を除去する。
【0055】
図5(g)参照
次いで、HCl+H2 2 を用いてSC2洗浄処理を行ったのち、HfCl4 及びH2 Oを交互に供給するALCVD法を用いて、全面に厚さが、例えば、3nmのHfO2 膜43を形成する。
この場合も、HfO2 膜43とp型ウエル領域41との界面に薄い低温酸化膜44が形成される。
【0056】
次いで、LPCVD法を用いて、HfO2 膜43の全面に厚さが、例えば、20nmのSiN膜45、及び、厚さが、例えば、20nmのSiO2 膜46を順次堆積させる。
【0057】
図5(h)参照
次いで、Logic部を覆うようにレジストパターン47を設け、このレジストパターン47をマスクとして露出するSiO2 膜46をエッチングし、次いで、SiO2 膜46をマスクとして熱燐酸、即ち、燐酸ボイルを用いてSiN膜45をエッチング除去する。
この燐酸ボイルを用いたエッチングはソフトエッチングであるので、下地のHfO2 膜43にダメージを与えることがない。
【0058】
図6(i)参照
次いで、レジストパターン47を除去したのち、SiN膜45を選択酸化マスクとし、1×10−3Torrの酸化性雰囲気中で、250〜600℃、例えば、300℃で熱処理を行うことによってHfO2 膜43の露出部において、p型ウエル領域41との界面に厚さが、例えば、3nmの低温酸化膜48を形成する。この熱処理は300℃という低温で行うので、チャネル・ドープ領域42のドーピングプロファイルが影響を受けることがない。
【0059】
図6(j)参照
次いで、残存するSiO2 膜46及びSiN膜45をフッ酸及び熱燐酸を用いて順次除去したのち、全面に、厚さが、例えば、100nmの多結晶シリコン膜49を堆積させたのち、全面にPイオンを注入してn型に変換する。
【0060】
図6(k)参照
次いで、多結晶シリコン膜49、HfO2 膜43、及び、低温酸化膜44,48をパターニングすることによって、シリコンゲート電極50、HfO2 膜43及び低温酸化膜44,48をゲート絶縁膜とするゲート構造を形成する。
次いで、ゲート構造をマスクとしてAsイオンを低加速エネルギーで注入することによってn型イクステンション領域51を形成する。
【0061】
図6(l)参照
次いで、LPCVD法を用いて全面に厚いSiO2 膜を堆積させたのち、異方性エッチングを施すことによってサイドウォール52を形成し、次いで、ゲート構造及びサイドウォール52をマスクとしてAsイオンを高加速エネルギーでイオン注入することによってn型ソース・ドレイン領域53を形成する。
【0062】
図7(m)参照
次いで、スパッタリング法を用いて全面に、厚さが、例えば、30nmのCo膜54を堆積させる。
【0063】
図7(n)参照
次いで、N2 雰囲気中で、400〜600℃、例えば、500℃の温度で、10〜900秒、例えば、30秒間の急速熱処理(Rapid Thermal Annealing:RTA)を施すことによって、Co膜54とシリコンゲート電極50の表面及びn型ソース・ドレイン領域53の表面とを反応させてCoシリサイド層55及びソース・ドレイン電極となるCoシリサイド層56を形成する。
【0064】
図7(o)参照
次いで、H2 SO4 :H2 2 =3:1の混合液で20分間エッチングを行うことによって未反応のCo膜54を除去したのち、全面にBPSG膜を堆積させ、CMP法で研磨して平坦化することによって層間絶縁膜57を形成する。
以降は、必要とする配線構造を形成するために、ビアの形成工程、配線の形成工程、及び、層間絶縁膜の形成工程を繰り返すことによって最も印加電圧の低いLogic部において高誘電率膜であるHfO2 膜43を有する最も膜厚の薄いゲート絶縁膜を有するMOSFETを含む半導体集積回路装置が完成する。
【0065】
この様に、本発明の第3の実施の形態においては、異なった膜厚のゲート絶縁膜を形成する場合に、高誘電率膜を用いるとともに、高誘電率膜をパターニングすることなく選択的低温酸化によって膜厚の異なるゲート絶縁膜を形成しているので、製造工程が大幅に簡素化される。
【0066】
なお、上記の説明においては、Logic部と周辺回路部の製造工程としてしか説明していないが、I/O部を形成する場合には、最初に、I/O部を選択低温酸化し、次いで、図6(i)の様に周辺回路部を選択低温酸化すれば良い。
【0067】
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、上記の各実施の形態の説明においては、基板としてシリコン基板を用いているが、シリコン基板に限られるものではなく、SiGe基板或いは、シリコン基板等の上にSiGe層を成長させたエピタキシャル基板を用いても良いものであり、その場合には、酸化膜はSiO2 −GeO2 の混合膜となる。
【0068】
上記の各実施の形態においては、高誘電率膜としてHfO2 を用いているが、HfO2 に限られるものではなく、10〜40の誘電率を有する膜、例えば、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、酸化イットリウム(Y2 3 )、酸化ランタン(La2 3 )及びそのシリケートやアルミネート、酸化アルミニウム(Al2 3 )、或いは、5酸化タンタル(Ta2 5 )を用いても良いものである。
但し、Al2 3 及びTa2 5 には、低温酸化作用はない。
【0069】
上記の各実施の形態においては、高誘電率膜の成膜方法としてALCVD法を用いているが、ALCVD法に限られるものではなく、例えば、スパッタリング法を用いても良いものである。
【0070】
また、上記の第1の実施の形態においは、高誘電率膜の膜厚の異なる下地絶縁膜として熱酸化膜を用いているが、熱酸化膜に限られるものではなく、誘電率が10未満の絶縁膜であれば堆積膜を用いても良く、また、この下地絶縁膜は単層膜に限られるものではなく、熱酸化膜或いは堆積膜上に薄い窒化膜を堆積させた積層膜を用いても良いものである。
【0071】
また、上記の第1及び第2の実施の形態においては、3種類の異なる積層絶縁膜の形成工程として説明しているが、2種類の異なる積層絶縁膜の形成工程に用いても良いことは言うまでもなく、また、1チップ内に必要とする素子特性に応じて4種類以上の異なる積層絶縁膜を形成しても良いものであり、その場合には、酸化回数及びエッチング回数が増えるだけである。
【0072】
また、上記の各実施の形態の形態においては、高誘電率膜を含む積層絶縁膜をゲート絶縁膜として用いているが、ゲート絶縁膜に限られるものではなく、異なった容量のキャパシタを形成する場合にも適用されるものであり、さらには、トンネル絶縁膜としても用いることができるものであり、各素子におけるトンネル特性を異なるように構成することができる。
【0073】
また、上記の各実施の形態の形態においては、異なった膜厚の積層絶縁膜の形成工程として説明しているが、必ずしも異なった膜厚にする必要はなく、全体に均一な積層絶縁膜とする場合にも適用されるものであり、特に、上記の第2の実施の形態においては、300℃程度の低温工程となるので、全工程を500℃以下の低温プロセスで半導体集積回路装置を製造する場合に有望な方法となる。
【0074】
ここで、再び、図1を参照して、改めて本発明の詳細な特徴を説明する。
再び、図1参照
(付記1) 誘電率が10未満で複数膜厚の絶縁膜2〜4の上に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜5を有する積層構造からなる互いに膜厚が異なる複数の絶縁膜を有する素子部を設けたことを特徴とする高誘電率膜を有する半導体装置。
(付記2) 誘電率が10未満の絶縁膜2〜4の上に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜5を有する積層構造からなる絶縁膜を有する素子部を有することを特徴とする高誘電率膜を有する半導体装置。
(付記3) 上記高誘電率膜5が、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化イットリウム、酸化ランタン及びそのシリケートやアルミネート、酸化アルミニウム、或いは、5酸化タンタルの中の少なくとも一つの膜を含むことを特徴とする付記1または2記載の高誘電率膜を有する半導体装置。
(付記4) 上記積層構造の絶縁膜がゲート絶縁膜であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の高誘電率膜を有する半導体装置。
(付記5) 上記誘電率が10未満の絶縁膜2〜4が、半導体基板1の自己酸化膜であることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載の高誘電率膜を有する半導体装置。
(付記6) 半導体基板1上に誘電率が10未満で複数膜厚の絶縁膜2〜4を形成するとともに、前記半導体基板1の一部を露出させたのち、全面に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜5を成膜し、前記誘電率が10未満の絶縁膜2〜4と誘電率が10〜40の高誘電率膜5との積層構造からなる互いに膜厚が異なる複数の絶縁膜を各素子部に設けることを特徴とする高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
(付記7) 半導体基板1上に誘電率が10〜40の高誘電率膜5を成膜した後、酸化によって前記半導体基板1との界面に膜厚を部分的に制御して酸化膜を形成することを特徴とする高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
(付記8) 上記酸化工程において、上記高誘電率膜5の上に形成した窒化シリコン膜パターンを選択酸化膜として用いることを特徴とする付記7記載の高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
(付記9) 上記窒化シリコン膜のパターニング工程において、燐酸ボイルを用いることを特徴とする付記8記載の高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
(付記10) 上記酸化工程を、250〜600℃の温度で行うことを特徴とする付記7乃至9のいずれか1に記載の高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
(付記11) 上記高誘電率膜5の成膜方法として、原子層−化学気相成長方法を用いたことを特徴とする付記6乃至10のいずれか1に記載の高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の素子部において互いに膜厚の異なる積層絶縁膜を形成する場合に、少なくとも全面に誘電率が10〜40の高誘電率膜を設け、その下地となる誘電率が10未満の絶縁膜の膜厚を変えるだけでであるので、製造工程が簡素化され、ひいては、高集積度半導体集積回路装置の高スループット化、低コスト化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の製造工程の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の途中までの製造工程の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の図4以降の途中までの製造工程の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の図5以降の途中までの製造工程の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の図6以降の製造工程の説明図である。
【図8】従来のゲート絶縁膜の形成工程の説明図である。
【図9】従来の減速酸化及び増速酸化を組み合わせたゲート絶縁膜の形成工程の説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板
2 絶縁膜
3 絶縁膜
4 絶縁膜
5 高誘電率膜
11 シリコン基板
12 酸化膜
13 レジストパターン
14 酸化膜
15 レジストパターン
16 HfO2 
17 低温酸化膜
21 シリコン基板
22 HfO2 
23 低温酸化膜
24 SiN膜
25 SiO2 
26 レジストパターン
27 低温酸化膜
28 レジストパターン
29 低温酸化膜
31 n型シリコン基板
32 SiO2 
33 SiN膜
34 素子分離溝
35 ライナー酸化膜
36 HDP−SiO2 
37 埋込酸化膜
38 スルー酸化膜
39 イオン注入領域
40 イオン注入領域
41 p型ウエル領域
42 チャネル・ドープ領域
43 HfO2 
44 低温酸化膜
45 SiN膜
46 SiO2 
47 レジストパターン
48 低温酸化膜
49 多結晶シリコン膜
50 シリコンゲート電極
51 n型イクステンション領域
52 サイドウォール
53 n型ソース・ドレイン領域
54 Co膜
55 Coシリサイド層
56 Coシリサイド層
57 層間絶縁膜
61 シリコン基板
62 熱酸化膜
63 レジストパターン
64 熱酸化膜
65 レジストパターン
66 熱酸化膜
71 シリコン基板
72 レジストパターン
73 Nイオン
74 N注入領域
75 レジストパターン
76 Fイオン
77 F注入領域
78 熱酸化膜
79 熱酸化膜
80 熱酸化膜

Claims (5)

  1. 誘電率が10未満で複数膜厚の絶縁膜の上に均一な膜厚で誘電率が10〜40の高誘電率膜を有する積層構造からなる互いに膜厚の異なる複数の絶縁膜を有する素子部を設けたことを特徴とする高誘電率膜を有する半導体装置。
  2. 上記高誘電率膜が、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化イットリウム、酸化ランタン及びそのシリケートやアルミネート、酸化アルミニウム、或いは、5酸化タンタルの中の少なくとも一つの膜を含むことを特徴とする請求項1記載の高誘電率膜を有する半導体装置。
  3. 半導体基板上に誘電率が10〜40の高誘電率膜を成膜した後、酸化によって前記半導体基板との界面に膜厚を部分的に制御して酸化膜を形成することを特徴とする高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
  4. 上記酸化工程において、上記高誘電率膜の上に形成した窒化シリコン膜パターンを選択酸化膜として用いることを特徴とする請求項3記載の高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
  5. 上記酸化工程を、250〜600℃の温度で行うことを特徴とする請求項3または4に記載の高誘電率膜を有する半導体装置の製造方法。
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