JP2002110749A - チップオンフィルム基板の製造方法 - Google Patents

チップオンフィルム基板の製造方法

Info

Publication number
JP2002110749A
JP2002110749A JP2000298088A JP2000298088A JP2002110749A JP 2002110749 A JP2002110749 A JP 2002110749A JP 2000298088 A JP2000298088 A JP 2000298088A JP 2000298088 A JP2000298088 A JP 2000298088A JP 2002110749 A JP2002110749 A JP 2002110749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
sprocket hole
chip
photoresist
film substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000298088A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kataoka
龍男 片岡
Hirokazu Kawamura
裕和 河村
Yukihiro Ozawa
行弘 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2000298088A priority Critical patent/JP2002110749A/ja
Publication of JP2002110749A publication Critical patent/JP2002110749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/30Reducing waste in manufacturing processes; Calculations of released waste quantities

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショートの発生等によるパターン不良を増加
させることなく、また材料ロスの発生も少なく、スプロ
ケットホール周囲に銅層を有効に残存させることができ
るチップオンフイルム基板の製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリイミド系フィルム上に銅層を直接付
着させたテープ状の2層基材にスプロケットホールを形
成し、次いで銅層側にフォトレジスト塗布、乾燥、露
光、現像、エッチング、フォトレジスト剥離、除去し
て、配線回路パターンを形成し、さらに必要に応じてソ
ルダーレジスト塗布、硬化及びメッキを行うチップオン
フイルム基板の製造方法において、上記フォトレジスト
塗布が、配線回路パターン形成部のみになされ、かつ上
記現像後、上記スプロケットホール部のみにレジストを
形成し、その後乾燥し、次いで上記エッチングを行うこ
とを特徴とするチップオンフイルム基板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップオンフィル
ム(COF:Chip on Film)基板の製造方
法に関し、特にスプロケットホール周囲に有効に銅層を
残存させ、しかもパターン不良を増加させることなく、
材料ロスの発生も少ないチップオンフィルム基板の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】LSI
等からなる半導体チップ(電子部品)の実装技術には、
COF(Chip on Film)と呼ばれる技術が
ある。ここに用いられるチップオンフィルム基板は、ベ
ースフィルムであるポリイミド系フィルム上に銅メッキ
法や銅箔に液状ポリイミドを直接キャスティング付着
せたテープ状の2層基材(以下、場合によってテープと
いう)を用い、2層基材の両端部に金型によってスプロ
ケットホールを打ち抜き、次いで銅層にフォトリソグラ
フ方式によって配線回路パターンを形成し、さらに必要
に応じてソルダーレジスト塗布及び硬化とメッキとを行
うことによって製造されるものである。
【0003】このチップオンフィルム基板では、スプロ
ケットホール周囲に銅層が有効に残存する必要がある。
この理由は、半導体チップを実装するに際してチップオ
ンフィルム基板を搬送する場合に、スプロケットホール
周囲に銅層が有効に残存していないと、スプロケットホ
ールの強度が弱く、フィルムが破れて搬送できなくなっ
たり、位置精度が悪くなったりする。スプロケットホー
ル周囲に銅層が有効に残存し、スプロケットホールを補
強しておけば、スプロケットホールに搬送用ガイドピン
を挿入してこれを引っ張られても、搬送中にフィルムが
変形したり、破れたりすることがない。
【0004】従来、スプロケットホール周囲に銅層を有
効に残存させる方法として、下記(1)及び(2)の方
法が提案されている。
【0005】(1)全幅レジスト塗布法 スプロケットホール打ち抜き後に、テープの全幅にフォ
トソルダーレジストを塗布し、乾燥後、露光機により所
定のパターンをイメージング形成する。その後現像し、
エッチングすればスプロケットホール周囲も銅層が残存
することになる。
【0006】しかし、この方法では、露光の際の位置決
めピンがスプロケットホールに挿入され、このピンがス
プロケット周囲に塗布しているフォトレジストに当たっ
てレジストを破ったり、欠いたりすることがある。この
場合には、レジスト破片がテープ上に再付着してショー
トの原因となったり、露光機のステージに散らばって別
の製品に転移しパターンショートを引き起こし、歩留を
低下させてしまう問題があった。
【0007】このような状態のスプロケットホール部B
の斜視図を図4に、またその部分拡大図を図5にそれぞ
れ示す。図4及び図5においては、スプロケットホール
2周囲のレジスト3の一部がレジスト欠け8を生じ、銅
層が露出した状態となっている。
【0008】(2)切り出し法 図6に示すように、48mm幅のテープを作製するため
に、70mm幅のテープを出発材料とし、露光時には位
置決めピンを全面レジスト3塗布領域(48mm幅)の
スプロケットホール2ではなく、70mm幅用の別のス
プロケットホール(この周囲はレジストを塗布していな
い)に挿入させることで、上記レジスト欠けを防止し、
最終工程でスリットあるいは金型で48mm幅に切り出
す方法が提案されている。
【0009】しかし、この方法は、材料ロスが非常に多
く、コスト高につながるという問題がある。
【0010】従って、本発明の目的は、ショートの発生
等によるパターン不良を増加させることなく、また材料
ロスの発生も少なく、スプロケットホール周囲に銅層を
有効に残存させることができるチップオンフイルム基板
の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、検討の結
果、チップオンフイルム基板の製造において、フォトレ
ジスト塗布を配線回路パターン形成部のみに行い、かつ
現像後、スプロケットホール部のみにレジストを形成す
ることによって、エッチングにおいてもスプロケットホ
ール周囲の銅層が有効に保護され、上記目的が達成し得
ることを知見した。
【0012】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、ポリイミド系フィルム上に銅層を直接付着させたテ
ープ状の2層基材にスプロケットホールを形成し、次い
で銅層側にフォトレジスト塗布、乾燥、露光、現像、エ
ッチング、フォトレジスト剥離、除去して、配線回路パ
ターンを形成し、さらに必要に応じてソルダーレジスト
塗布、硬化及びメッキを行うチップオンフイルム基板の
製造方法において、上記フォトレジスト塗布が、配線回
路パターン形成部のみになされ、かつ上記現像後、上記
スプロケットホール部のみにレジストを形成し、その後
乾燥し、次いで上記エッチングを行うことを特徴とする
チップオンフイルム基板の製造方法を提供するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチップオンフイル
ム基板の製造方法の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0014】本発明では、ベースフィルムであるポリイ
ミド系フィルム上に銅をメッキしたり、銅箔上に液状ポ
リイミドをキャスティングして銅層とベースフィルムを
直接付着させたテープ状の2層基材(テープ)を用い
る。この2層基材は、フィルム厚が38〜50μm、銅
厚が6〜12μmの直付け(接着剤無し)基材である。
基材の幅は、35mm、48mm、70mmが標準仕様
であるが、ここでは48mm幅のについて説明する。こ
のようなテープ状の2層基材としては、エスパネックス
(商品名:フィルム38μm厚、銅層厚12μm、新日
鉄化学社製)、エスパーフレックス(商品名:ベースフ
ィルムKaEN38μm厚、銅層厚8μm、住友金属鉱
山社製)等が使用できる。
【0015】このテープ状の2層基材の幅方向の両端部
に、金型で打ち抜いて間隔にスプロケットホールを形
成する。このスプロケットホールは、1.42mm角、
1.981mm角が通常用いられる。
【0016】次いで、基材の銅層側にフォトレジストを
配線回路パターン形成部、すなわちスプロケットホール
にかからない幅で塗布し、次にフォトレジストを加熱乾
燥し、硬化する。このフォトレジスト塗布は、基材幅が
48mmであれば43mm幅程度(スプロケットホール
寸法1.42mm角の場合)、基材幅が35mmであれ
ば30mm幅程度(スプロケットホール寸法1.42m
m角の場合)に塗布する。塗布は、ロールコーターを用
いて連続的に塗布され、次にフォトレジストはトンネル
炉通過中に加熱乾燥し、硬化される。
【0017】その後、所定の回路を描画したフォトマス
クを露光機にセットし、フォトレジストに紫外線を照射
することでパターンをイメージングする。次いで、アル
カリにて露光パターンを現像し、不要なレジストを剥
離、除去することによってレジスト回路が形成される。
露光はピンで位置決めされるが、ピンが挿入されるスプ
ロケットホール周囲はフォトレジストが塗布されていな
いので、スプロケットホール周囲のフォトレジストの破
損は生じない。
【0018】次に、スプロケットホール部のみにレジス
トを形成し、その後レジストを加熱、乾燥し硬化する。
ここで用いられるレジストとしては、フォトレジスト、
フォトソルダーレジスト又はアクリル樹脂、ノボラック
樹脂等のエッチングレジストが使用可能である。これら
のレジストは、いずれもアルカリ(NaOH等)に溶解
するので、エッチング後にレジストがアルカリによって
容易に剥離、除去できる。
【0019】このようなレジストの形成は、通常のロー
ルコータを用いたレジストの塗布のみならず、テープ状
のレジストフィルムをスプロケットホール部に連続的に
ラミネートしてもかまわない。例えば、25μm厚のド
ライフィルムを4mm幅にスリットしたものをスプロケ
ットホール部に連続的にラミネートし、スプロケットホ
ール周囲の銅層を被覆した後、エッチングすれば銅層が
残存する。このドライフィルムはアルカリで容易に剥
離、除去することができる。
【0020】このような状態の2層基材(テープ)の平
面図の一例を図1に示す。同図において、1は2層基
材、2はスプロケットホール、3は塗布されたレジス
ト、Aは配線回路パターン形成部、Bはスプロケットホ
ール部をそれぞれ示す。同図において、2層基材1のテ
ープ幅は上述のように48mmであり、配線回路パター
ン形成部Aの幅は40.6mmである。この配線回路パ
ターン形成部Aには、回路パターンがフォトレジストに
よって形成されている。一方、両端のスプロケットホー
ル部Bの幅は、それぞれ3.7mmであり、1.42m
m角のスプロケットホール2が等間隔で設けられてお
り、またスプロケットホール部B全面にレジスト3が形
成されている。なお、スプロケットホールが上記のよう
に1.42mm角の場合には、スプロケットホール部B
の幅は3.5mm以上であればよく、スプロケットホー
ルが1.981mm角の場合には、スプロケットホール
部Bの幅は4.5mm以上であればよい。
【0021】このように、2層基材1のスプロケットホ
ール部Bのみにレジストを形成するロールコーターの概
略図を図2に示す。同図において、41〜48はガイド
ロール、5はコーティングロール、51はレジスト付着
部、6はレジスト溶液、7はトンネル炉をそれぞれ示
す。また、コーティングロール5の寸法及び形状を図3
に示す。
【0022】図2に示されるように、アルカリにて露光
パターンを現像し、不要なレジストが剥離、除去された
2層基材1は、ガイドロール41〜46を経てコーティ
ングロール5に導かれる。コーティングロール5は、レ
ジスト溶液6を所定位置に付着させ、2層基材1のスプ
ロケットホール部Bにレジストを塗布する。コーティン
グロール5は、図3に示されるように、段差によってレ
ジスト付着部51が設けられている。このレジスト付着
部51を図3に記載されているような寸法に調整するこ
とによって、2層基材のスプロケットホール部のみにレ
ジストが塗布されることになる。レジストの塗布厚みは
2〜5μm、塗布幅はスプロケットホール部のみにレジ
ストが形成される幅であり、配線回路パターンの形状、
寸法によって適宜選択される。図3では4.3mmとさ
れており、一般的には上述のように4mm前後である。
【0023】コーティングロール5によって、スプロケ
ットホール部のみにレジストが塗布された2層基材1
は、ガイドロール47、48を経てトンネル炉7に導入
され、レジストは加熱乾燥し、硬化される。
【0024】次に、このスプロケットホール部にもレジ
ストが形成された2層基材1は、塩化第二銅溶液で銅層
の露出部分がエッチングされる。この時、スプロケット
ホール部はレジストが塗布されているので、この部分の
銅層はエッチングによって除去されない。
【0025】そして、アルカリで配線回路パターン部上
に残ったフォトレジストを剥離、除去する。このアルカ
リによって、スプロケットホール部上に設けられたレジ
ストも併せて剥離、除去される。
【0026】その後、必要に応じてソルダーレジストイ
ンクを所定の領域に印刷し、配線回路パターンを被覆
し、無電解スズメッキが施され、チップオンフィルム基
板が得られる。もちろん、上記ソルダーレジストの印刷
は、無電解スズメッキ工程の後に行ってもよい。
【0027】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明する。
【0028】〔実施例1〕48mm幅のエスパネックス
(商品名:フィルム38μm厚、銅層厚12μm、新日
鉄化学社製)基材(テープ状の2層基材)に、1.42
mm角のスプロケットホールを金型でパンチング形成
後、フォトレジスト(FR−200:シブレーファーイ
スト社製)をロールコーターを用いて銅層表面の43m
m幅(配線回路パターン形成部)に連続塗布し、100
℃に設定したトンネル炉を通過させ加熱、乾燥し、レジ
ストを硬化した。
【0029】次に、露光機(ウシオ電機社製)により所
定のパターンを描画したフォトマスクを通して紫外線照
射し、フォトレジスト皮膜を感光させ、回路をイメージ
ング形成した。露光後、アルカリ(KOH溶液)で現像
し、レジスト回路を形成した。
【0030】このレジスト回路が形成された2層基材の
両端部のスプロケットホール部のみに、図2に示すロー
ルコーターにより上記フォトレジスト(FR−200)
を塗布した。塗布幅は片側4.3mmとし、1.2m/
分でテープを通過させ、コーティングロールの回転数は
2rpmとし、レジスト温度は20℃、粘度18cpで
塗布し、4μm程度の塗布厚が得られた。
【0031】フォトレジスト塗布後、100℃に設定さ
れたトンネル炉をテープが通過することでレジストは加
され乾燥し、硬化する。加熱時間は2分程度である。
【0032】次に、エッチング装置により配線回路パタ
ーンを形成した。エッチング液は塩化第二銅と塩酸に過
酸化水素を加えた溶液である。エッチング後、アルカリ
(NaOH)により、全てのフォトレジストを剥離、除
去した。
【0033】このようにして得られたチップオンフィル
ム基材のスプロケットホール近傍の模式図を図7に示
す。図7に示されるように、スプロケットホール2周囲
には、銅層9が完全に残存しており、パターン不良もな
く、歩留も良好であった。
【0034】〔比較例1〕 (全幅レジスト塗布法)上記48mm幅のエスパネック
ス基材(テープ状2層基材)に、1.42mm角のスプ
ロケットホールを金型でパンチング形成後、上記フォト
レジスト(FR−200)をロールコーターを用いて銅
層表面の全幅(48mm)に連続塗布し、100℃に設
定したトンネル炉を通過させ加熱、乾燥し、レジストを
硬化した。
【0035】その後、実施例1に準じて露光、現像、エ
ッチング、フォトレジスト剥離、除去して、配線回路パ
ターンを形成した。但し、現像後、スプロケットホール
部のみのレジストの塗布形成は行わなかった。
【0036】このようにして得られたチップオンフィル
ム基材のスプロケットホール近傍の模式図を図8に示
す。図8に示されるように、スプロケットホール2周囲
には、銅層がエッチングにより一部溶解し、ポリイミド
系フィルム10が露出していた。この理由は、この部分
のフォトレジストが露光時にピンにより欠けため、エッ
チングによってこの部分の銅層が溶解したためである。
欠けたフォトレジストは配線回路パターン形成部に再付
着し、ショートを引き起こす原因となる。
【0037】
【発明の効果】本発明の製造方法によって、ショートの
発生等によるパターン不良を増加させることなく、また
材料ロスの発生も少なく、スプロケットホール周囲に銅
層を有効に残存させたチップオンフィルム基板が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のチップオンフィルム基板の製
造方法において、2層基材のスプロケットホール部にレ
ジストを形成した状態を示す平面図である。
【図2】図2は、スプロケットホール部にレジストを形
成する際に用いられるロールコータの概略図である。
【図3】図3は、ロールコーターのコーティングロール
の寸法及び形状を示す断面図である。
【図4】図4は、従来法(全幅レジスト塗布法)におい
て、露光後におけるスプロケットホール部のフォトレジ
ストの被覆状態を示す斜視図である。
【図5】図5は、図4の部分拡大図である。
【図6】図6は、他の従来法(切り出し法)において、
スプロケットホール部にレジストを形成する方法を示す
斜視図である。
【図7】図7は、本発明の製造方法により得られたチッ
プオンフィルム基板のスプロケットホール近傍の模式図
である。
【図8】図8は、従来の製造方法により得られたチップ
オンフィルム基板のスプロケットホール近傍の模式図で
ある。
【符号の説明】
1:2層基材(テープ) 2:スプロケットホール 3:レジスト 41〜48:ガイドロール 5:コーティングロール 51:レジスト付着部 6:レジスト溶液 7:トンネル炉 8:レジスト欠け 9:銅層 10:ポリイミド系フィルム A:配線回路パターン形成部 B:スプロケットホール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 行弘 埼玉県上尾市原市1333−2 三井金属鉱業 株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5E339 AA02 AB02 AC05 AC06 AD01 AD03 BC02 BE11 CC01 CC10 CD01 CE12 CE16 CE19 CF16 CF17 EE04 GG10 5F044 MM40 MM48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイミド系フィルム上に銅層を直接付
    着させたテープ状の2層基材にスプロケットホールを形
    成し、次いで銅層側にフォトレジスト塗布、乾燥、露
    光、現像、エッチング、フォトレジスト剥離、除去し
    て、配線回路パターンを形成し、さらに必要に応じてソ
    ルダーレジスト塗布、硬化及びメッキを行うチップオン
    フイルム基板の製造方法において、 上記フォトレジスト塗布が、配線回路パターン形成部の
    みになされ、かつ上記現像後、上記スプロケットホール
    部のみにレジストを形成し、その後乾燥し、次いで上記
    エッチングを行うことを特徴とするチップオンフイルム
    基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記スプロケットホール部に形成される
    レジストが、フォトレジスト、フォトソルダーレジスト
    又はエッチングレジストである請求項1記載のチップオ
    ンフイルム基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記スプロケットホール部へのレジスト
    形成手段が、ロールコーターを用いたレジストの塗布で
    ある請求項1又は2記載のチップオンフイルム基板の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 上記スプロケットホール部へのレジスト
    形成手段が、レジストフイルムのラミネートである請求
    項1又は2記載のチップオンフイルム基板の製造方法。
JP2000298088A 2000-09-29 2000-09-29 チップオンフィルム基板の製造方法 Pending JP2002110749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000298088A JP2002110749A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 チップオンフィルム基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000298088A JP2002110749A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 チップオンフィルム基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002110749A true JP2002110749A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18780097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000298088A Pending JP2002110749A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 チップオンフィルム基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002110749A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100479477B1 (ko) * 2002-07-06 2005-03-31 하나 마이크론(주) 칩 온 필름용 캐리어 테이프 및 칩 온 필름 장치
JP2016004843A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 住友金属鉱山株式会社 フレキシブル配線板の製造方法
JP2016004844A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 住友金属鉱山株式会社 フレキシブル配線板の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100479477B1 (ko) * 2002-07-06 2005-03-31 하나 마이크론(주) 칩 온 필름용 캐리어 테이프 및 칩 온 필름 장치
JP2016004843A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 住友金属鉱山株式会社 フレキシブル配線板の製造方法
JP2016004844A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 住友金属鉱山株式会社 フレキシブル配線板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3384775B2 (ja) プリント回路カード、及び、その製造方法
JP3186256B2 (ja) Tab用フレキシブル回路基板の製造方法
JP2007142092A (ja) 高密度配線基板の製法およびそれを用いて製造した高密度配線基板、電子装置ならびに電子機器
JP2002110749A (ja) チップオンフィルム基板の製造方法
JP3080366B2 (ja) 無電解金属めっき法及び回路化構造体
JPH1140619A (ja) フープ状フレキシブル基板製造における基板変形防止装置
JPH07142841A (ja) プリント配線板の製造方法
JP2002289651A (ja) チップオンフィルム基板及びその製造方法
JP2663987B2 (ja) 二層フィルムキャリアの製造方法
JP3525761B2 (ja) フレキシブルプリント配線板の製造方法
CN111279804B (zh) 制造印刷电路板和层压结构的方法
JPH06177505A (ja) 印刷配線板の製造方法
JP2000332062A (ja) Tab用薄膜テープキャリアの製造法
KR100693481B1 (ko) 인쇄회로기판의 제조방법
JP4961749B2 (ja) 半導体実装基板の製造方法
JPH10135599A (ja) フレキシブルプリント配線板の製造方法
JP2002237504A (ja) チップオンフイルム基材の製造方法
JP2000181074A (ja) 感光層の露光方法
JP2517277B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JPH0574865A (ja) テープキヤリアの製造方法
JP2006156856A (ja) Cofテープの製造方法、およびcofテープ
JP2589470B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2669411B2 (ja) 印刷配線板の製造方法
JPH06169146A (ja) プリント基板のレジスト形成方法
JP2002314228A (ja) 配線回路基板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208