JP2002110268A - プリント基板のシャント抵抗用パターンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取り付け方法。 - Google Patents
プリント基板のシャント抵抗用パターンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取り付け方法。Info
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- JP2002110268A JP2002110268A JP2000298058A JP2000298058A JP2002110268A JP 2002110268 A JP2002110268 A JP 2002110268A JP 2000298058 A JP2000298058 A JP 2000298058A JP 2000298058 A JP2000298058 A JP 2000298058A JP 2002110268 A JP2002110268 A JP 2002110268A
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- JP
- Japan
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- circuit board
- printed circuit
- shunt resistor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電流検出用シャント抵抗の検出精度を上げる
ことができるプリント基板のシャント抵抗用パターンの
形成方法およびプリント基板への電流検出用シャントの
取り付け方法を提供する。 【解決手段】 プリント基板２の取付用ランド２ａにネ
ジ３を通し、電流検出用のシャント抵抗１をプリント基
板２にネジ止めすることによって、プリント基板２に形
成した電力用パターン４および検出用パターン５とシャ
ント抵抗１とを接続させるプリント基板２のシャント抵
抗用パターンの形成方法において、プリント基板２の取
付用ランド２ａをスルーホール処理せずに、プリント基
板２の一方の面に形成したパターンを検出用パターン
５、他方の面に形成したパターンを電力用パターン４と
する。
ことができるプリント基板のシャント抵抗用パターンの
形成方法およびプリント基板への電流検出用シャントの
取り付け方法を提供する。 【解決手段】 プリント基板２の取付用ランド２ａにネ
ジ３を通し、電流検出用のシャント抵抗１をプリント基
板２にネジ止めすることによって、プリント基板２に形
成した電力用パターン４および検出用パターン５とシャ
ント抵抗１とを接続させるプリント基板２のシャント抵
抗用パターンの形成方法において、プリント基板２の取
付用ランド２ａをスルーホール処理せずに、プリント基
板２の一方の面に形成したパターンを検出用パターン
５、他方の面に形成したパターンを電力用パターン４と
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボドライブ等
におけるプリント基板のシャント抵抗用パターンの形成
方法およびプリント基板への電流検出用のシャント抵抗
の取り付け方法に関するものである。
におけるプリント基板のシャント抵抗用パターンの形成
方法およびプリント基板への電流検出用のシャント抵抗
の取り付け方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】プリント基板に電流検出用のシャント抵
抗を取り付けて接続する場合、従来は、プリント基板に
半田等で直接取り付け、この部分からパワー用と検出用
のパターンを這わせるようにしていた。しかしながら、
作業に時間がかかるという問題から、図２に示す、取り
付けと配線用に２つのネジ穴１ａを有するモジュール化
された電流検出用のシャント抵抗１を用いて、図３およ
び図４に示すように、プリント基板２の取付用ランド２
ａにネジ３を通し、前記シャント抵抗１をプリント基板
２にネジ止めすることによって、プリント基板２に形成
した電力用パターン４と検出用パターン５とを、前記シ
ャント抵抗１に接続させるという技術が提案されてい
る。この場合、前記電力用パターン４と検出用パターン
５は、前記プリント基板２の上下に配置され、前記電力
用パターン４は、前記ネジ３の基板挟持面３ａと接触
し、さらにこのネジ３を通してシャント抵抗１に接触す
ることになる。また、前記検出用パターン５は、前記シ
ャント抵抗１の基板挟持面１ｂで前記シャント抵抗１に
接触することになる。
抗を取り付けて接続する場合、従来は、プリント基板に
半田等で直接取り付け、この部分からパワー用と検出用
のパターンを這わせるようにしていた。しかしながら、
作業に時間がかかるという問題から、図２に示す、取り
付けと配線用に２つのネジ穴１ａを有するモジュール化
された電流検出用のシャント抵抗１を用いて、図３およ
び図４に示すように、プリント基板２の取付用ランド２
ａにネジ３を通し、前記シャント抵抗１をプリント基板
２にネジ止めすることによって、プリント基板２に形成
した電力用パターン４と検出用パターン５とを、前記シ
ャント抵抗１に接続させるという技術が提案されてい
る。この場合、前記電力用パターン４と検出用パターン
５は、前記プリント基板２の上下に配置され、前記電力
用パターン４は、前記ネジ３の基板挟持面３ａと接触
し、さらにこのネジ３を通してシャント抵抗１に接触す
ることになる。また、前記検出用パターン５は、前記シ
ャント抵抗１の基板挟持面１ｂで前記シャント抵抗１に
接触することになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ャント抵抗１をプリント基板２にネジ止めすることによ
って、プリント基板２に形成した電力用パターン４と検
出用パターン５とを前記シャント抵抗１に接続させる場
合、プリント基板２の取付用ランド２ａをスルーホール
処理しているために、接触部となる前記ネジ３の基板挟
持面３ａと前記シャント抵抗１の基板挟持面１ｂの抵抗
が共通インピーダンスとなり、数ｍΩのシャント抵抗１
の値に重畳されるようになる。このため、測定電圧が本
来の値と異なって、検出精度を低下させるという問題が
あった。本発明は、このような問題を解消するためにな
されたもので、電流検出用シャント抵抗の検出精度を上
げることができるプリント基板のシャント抵抗用パター
ンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取
り付け方法を提供することを目的とするものである。
ャント抵抗１をプリント基板２にネジ止めすることによ
って、プリント基板２に形成した電力用パターン４と検
出用パターン５とを前記シャント抵抗１に接続させる場
合、プリント基板２の取付用ランド２ａをスルーホール
処理しているために、接触部となる前記ネジ３の基板挟
持面３ａと前記シャント抵抗１の基板挟持面１ｂの抵抗
が共通インピーダンスとなり、数ｍΩのシャント抵抗１
の値に重畳されるようになる。このため、測定電圧が本
来の値と異なって、検出精度を低下させるという問題が
あった。本発明は、このような問題を解消するためにな
されたもので、電流検出用シャント抵抗の検出精度を上
げることができるプリント基板のシャント抵抗用パター
ンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取
り付け方法を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、プリント基板の取付用ランドにネジを通
し、電流検出用のシャント抵抗をプリント基板にネジ止
めすることによって、プリント基板に形成したパターン
と前記シャント抵抗とを接続させるプリント基板のシャ
ント抵抗用パターンの形成方法において、前記プリント
基板の取付用ランドをスルーホール処理せずに、プリン
ト基板の一方の面に形成したパターンを検出用パター
ン、他方の面に形成したパターンを電力用パターンとし
たものである。また、プリント基板の取付用ランドにネ
ジを通し、電流検出用のシャント抵抗をプリント基板に
ネジ止めすることによって、プリント基板の片面に形成
したパターンと前記シャント抵抗とを接続させるプリン
ト基板へのシャント抵抗の取り付け方法において、前記
プリント基板のパターン面を検出用あるいは電力用のい
ずれかとし、選択されなかった側は部品面に置いてラグ
板等でネジを用いて共締めするようにしたものである。
に、本発明は、プリント基板の取付用ランドにネジを通
し、電流検出用のシャント抵抗をプリント基板にネジ止
めすることによって、プリント基板に形成したパターン
と前記シャント抵抗とを接続させるプリント基板のシャ
ント抵抗用パターンの形成方法において、前記プリント
基板の取付用ランドをスルーホール処理せずに、プリン
ト基板の一方の面に形成したパターンを検出用パター
ン、他方の面に形成したパターンを電力用パターンとし
たものである。また、プリント基板の取付用ランドにネ
ジを通し、電流検出用のシャント抵抗をプリント基板に
ネジ止めすることによって、プリント基板の片面に形成
したパターンと前記シャント抵抗とを接続させるプリン
ト基板へのシャント抵抗の取り付け方法において、前記
プリント基板のパターン面を検出用あるいは電力用のい
ずれかとし、選択されなかった側は部品面に置いてラグ
板等でネジを用いて共締めするようにしたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図１は、本発明の実施例におけるプリン
ト基板への電流検出用のシャントの取り付けを示す正断
面図である。本発明において、プリント基板２の取付用
ランド２ａは、図１に示すように、電力用パターン４側
と検出用パターン５側とを結ぶスルーホール処理をせ
ず、たとえば半田面は検出用、部品面は電力用としてい
る。したがって、シャント抵抗１をプリント基板２にネ
ジ止めすれば、モータ電流は、矢印で示すように、ネジ
３を通じてシャント抵抗１に通ずるので、接触抵抗によ
る電圧上昇は、半田面側の検出用パターン５がシャント
抵抗１と接続された検出側とは関係がなく、影響を与え
ない。これにより、接触部となる前記ネジ３の基板挟持
面３ａと、シャント抵抗１の基板挟持面１ｂの抵抗が、
共通インピーダンスとなることはなく、シャント抵抗１
の精度を低下させることはない。したがって、測定電圧
が本来の値を示すようになる。なお、本発明において
は、前記プリント基板のパターン面を検出用あるいは電
力用のいずれかとし、選択されなかった側は部品面に置
いて、ラグ板等でネジを用いて共締めするようにしても
よく、この場合も同様の効果を上げることができる。
いて説明する。図１は、本発明の実施例におけるプリン
ト基板への電流検出用のシャントの取り付けを示す正断
面図である。本発明において、プリント基板２の取付用
ランド２ａは、図１に示すように、電力用パターン４側
と検出用パターン５側とを結ぶスルーホール処理をせ
ず、たとえば半田面は検出用、部品面は電力用としてい
る。したがって、シャント抵抗１をプリント基板２にネ
ジ止めすれば、モータ電流は、矢印で示すように、ネジ
３を通じてシャント抵抗１に通ずるので、接触抵抗によ
る電圧上昇は、半田面側の検出用パターン５がシャント
抵抗１と接続された検出側とは関係がなく、影響を与え
ない。これにより、接触部となる前記ネジ３の基板挟持
面３ａと、シャント抵抗１の基板挟持面１ｂの抵抗が、
共通インピーダンスとなることはなく、シャント抵抗１
の精度を低下させることはない。したがって、測定電圧
が本来の値を示すようになる。なお、本発明において
は、前記プリント基板のパターン面を検出用あるいは電
力用のいずれかとし、選択されなかった側は部品面に置
いて、ラグ板等でネジを用いて共締めするようにしても
よく、この場合も同様の効果を上げることができる。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、前
記プリント基板の取付用ランドをスルーホール処理せず
に、プリント基板の一方の面に形成したパターンを検出
用パターン、他方の面に形成したパターンを電力用パタ
ーンとする等のことにより、電流検出用シャント抵抗の
検出精度を上げることができる。
記プリント基板の取付用ランドをスルーホール処理せず
に、プリント基板の一方の面に形成したパターンを検出
用パターン、他方の面に形成したパターンを電力用パタ
ーンとする等のことにより、電流検出用シャント抵抗の
検出精度を上げることができる。
【図１】本発明の実施例における電流検出用シャント抵
抗のプリント基板への取付けを要部を拡大して示す正断
面図である。
抗のプリント基板への取付けを要部を拡大して示す正断
面図である。
【図２】従来技術におけるシャント抵抗を示す平面図で
ある。
ある。
【図３】従来技術におけるシャント抵抗のプリント基板
への取付けを示す正面図である。
への取付けを示す正面図である。
【図４】図３における要部を拡大した正断面図である。
１ シャント抵抗、 １ａ、 ネジ穴、 １ｂ 基板挟持面、 ２ プリント基板、 ２ａ 取付用ランド、 ３ ネジ、 ３ａ 基板挟持面、 ４ 電力用パターン、 ５ 検出用パターン
Claims (2)
- 【請求項１】 プリント基板の取付用ランドにネジを通
し、電流検出用のシャント抵抗をプリント基板にネジ止
めすることによって、プリント基板に形成したパターン
と前記シャント抵抗とを接続させるプリント基板のシャ
ント抵抗用パターンの形成方法において、 前記プリント基板の取付用ランドをスルーホール処理せ
ずに、プリント基板の一方の面に形成したパターンを検
出用パターン、他方の面に形成したパターンを電力用パ
ターンとしたことを特徴とするシャント抵抗用パターン
の形成方法。 - 【請求項２】 プリント基板の取付用ランドにネジを通
し、電流検出用のシャント抵抗をプリント基板にネジ止
めすることによって、プリント基板の片面に形成したパ
ターンと前記シャント抵抗とを接続させるプリント基板
へのシャント抵抗の取り付け方法において、 前記プリント基板のパターン面を検出用あるいは電力用
のいずれかとし、選択されなかった側は部品面に置いて
ラグ板等でネジを用いて共締めすることを特徴とするプ
リント基板へのシャント抵抗の取り付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000298058A JP2002110268A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | プリント基板のシャント抵抗用パターンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取り付け方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000298058A JP2002110268A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | プリント基板のシャント抵抗用パターンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取り付け方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002110268A true JP2002110268A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18780073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000298058A Pending JP2002110268A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | プリント基板のシャント抵抗用パターンの形成方法およびプリント基板へのシャント抵抗の取り付け方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002110268A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200461065Y1 (ko) * | 2009-06-24 | 2012-06-19 | 엘에스산전 주식회사 | 전자식 전력량계 |
| US11387020B2 (en) | 2018-12-18 | 2022-07-12 | Lg Energy Solution, Ltd. | Shunt resistor module having screw coupling structure |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000298058A patent/JP2002110268A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200461065Y1 (ko) * | 2009-06-24 | 2012-06-19 | 엘에스산전 주식회사 | 전자식 전력량계 |
| US11387020B2 (en) | 2018-12-18 | 2022-07-12 | Lg Energy Solution, Ltd. | Shunt resistor module having screw coupling structure |
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