JP2002107607A - レンズ制御装置 - Google Patents

レンズ制御装置

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JP2002107607A
JP2002107607A JP2000300477A JP2000300477A JP2002107607A JP 2002107607 A JP2002107607 A JP 2002107607A JP 2000300477 A JP2000300477 A JP 2000300477A JP 2000300477 A JP2000300477 A JP 2000300477A JP 2002107607 A JP2002107607 A JP 2002107607A
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focus
master
master lens
macro
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JP2000300477A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mizumura
弘 水村
Hiroyuki Kawamura
博行 河村
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常撮影からマクロ撮影に切り換えるスイッチ
を設けると共に、マクロ撮影がオンされると、自動的に
マスターレンズをマクロ撮影するためのマクロ位置に移
動させるようにすることによって、ユーザがマスターレ
ンズをマニュアル操作で移動させてマクロ位置に設定す
る手間をなくし、簡便にマクロ撮影に切り換えられるよ
うにしたレンズ制御装置を提供する。 【解決手段】マクロ撮影のオン/オフを切り換えるマク
ロONスイッチ72、84がレンズ装置12やフォーカ
スコントローラ28に設けられる。このマクロONスイ
ッチ72、84がオンされると、メモリー74に予め記
憶されたマクロ位置の情報がCPU50によって読み出
され、CPU50の制御によってそのマクロ位置にマス
ターレンズMが自動的に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ制御装置に係
り、特にフランジバック調整に使用されるマスターレン
ズ群を移動させてマクロ撮影を可能にしたレンズ装置に
適用されるレンズ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送用テレビカメラ等に使用され
るレンズ装置において、レンズ装置の光学系によって像
が結像される結像面とカメラの撮像面とを一致させるた
めのフランジバック調整をマスターレンズ(群)を移動
させることによって行えるようにしたものが知られてい
る。このようにマスターレンズを移動可能にしたレンズ
装置では、マスターレンズをフランジバック調整した位
置(トラッキング位置)から移動させることによってマ
クロ撮影や、ぼかし等の特殊効果を狙った撮影を行うこ
ともできる(特開平10−20179号公報、特開平1
0−153732号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
上述のようなレンズ装置でマクロ撮影を行う場合、ユー
ザはマスターレンズをマニュアル操作で移動させてマク
ロ撮影を行うために好適な位置(マクロ位置)にマスタ
ーレンズを設定しなければならず、その設定に手間や時
間を要するという不便さがあった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、通常撮影からマクロ撮影に切り換える際に、ユ
ーザがマスターレンズをマニュアル操作で移動させてマ
クロ位置に設定する手間をなくし、簡便にマクロ撮影に
切り換えられるようにしたレンズ制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、フランジバック調整のた
めに光軸方向に移動可能にレンズ装置の光学系に配置さ
れたマスターレンズ群の一部又は全部をモータにより制
御するレンズ制御装置において、マクロ撮影時に前記マ
スターレンズ群の一部又は全部が設定されるマクロ位置
に関する情報を記憶した記憶手段と、マクロ撮影をオン
するための指示手段と、前記指示手段によってマクロ撮
影がオンされると、前記記憶手段に記憶されたマクロ位
置に関する情報に基づいて、前記マスターレンズ群を前
記モータによりマクロ位置に移動させる制御手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記指示手段は、レンズ装置に
接続されるコントローラに設けられることを特徴として
いる。
【0007】本発明によれば、マクロ撮影のオンが指示
されると、予め記憶手段に記憶されたマクロ位置に関す
る情報に基づいて、マスターレンズ群が自動的にマクロ
位置に移動してマクロ撮影に切り換わるようにしたた
め、ユーザがマスターレンズ群をマニュアル操作でマク
ロ位置に移動させる必要がなく、手間なく簡便にマクロ
撮影を開始することができるようになる。また、マクロ
撮影をオンするためのスイッチ等の指示手段をフォーカ
スコントローラ等のコントローラに設けることによっ
て、カメラマンの手元で簡単にマクロ撮影に切り換える
ことができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るレンズ制御装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
【0009】図1は、本発明が適用されたテレビカメラ
システムの一実施の形態を示した斜視図である。同図に
示すようにテレビカメラ10は、レンズ装置12とカメ
ラ本体14から構成され、このテレビカメラ10は、ペ
デスタルドリー16上の雲台18に支持される。雲台1
8には2本の操作ロッド22、23が延設され、各操作
ロッド22、23の端部には、それぞれレンズ装置12
にケーブルで接続されたズームコントローラ26とフォ
ーカスコントローラ28が取り付けられる。尚、レンズ
装置12の光学系にはモータ駆動によって光軸方向に移
動可能なレンズ(群)が複数配設されており、その移動
可能なレンズ(群)を図2に示すと、光学系の前方側か
ら順にフォーカスレンズ(群)F、ズームレンズ(群)
Zが配置され、その後方に絞りIを介してマスターレン
ズ(群)Mが配置される。ズームレンズZは、変倍系レ
ンズ(群)ZAと補正系レンズ(群)ZBとから成り、
これらの変倍系レンズZAと補正系レンズZBは一定の
関係をもって光軸上を移動する。以下において、変倍系
レンズZAと補正系レンズZBが一定の関係をもって移
動することをズームレンズZが移動するという。また、
マスターレンズMは、フランジバック調整、マクロ撮
影、ぼかし等の特殊効果を狙った撮影等に使用され、そ
の位置が動かされる。尚、マスターレンズMはそのレン
ズ群の一部が移動する場合又は全部が移動する場合があ
る。
【0010】上記ズームコントローラ26には、基準位
置から両方向に回動可能なサムリング26Aが設けられ
ており、このサムリング26Aが回転操作されると、そ
の基準位置からの操作量(回転方向及び回転量)に応じ
たズームのデマンド信号がズームコントローラ26から
レンズ装置12に与えられ、レンズ装置12の上記ズー
ムレンズZがワイド側又はテレ側に移動する。
【0011】上記フォーカスコントローラ28には、回
動自在のフォーカスリング28Aが設けられており、こ
のフォーカスリング28Aが回転操作されると、その操
作量(回転方向及び回転量)に応じたフォーカスのデマ
ンド信号がフォーカスコントローラ28からレンズ装置
12に与えられ、レンズ装置12の上記フォーカスレン
ズFが至近側又は無限遠側に移動する。また、後述する
ように、フォーカスコントローラ28には、フォーカス
/マスター切換スイッチが設けられており、この切換ス
イッチがマスター側に設定されると、フォーカスリング
28Aの回転操作によってレンズ装置12の上記マスタ
ーレンズMが移動する。更に、フォーカスコントローラ
28には、マクロONスイッチが設けられており、この
マクロONスイッチがオンされると、マクロ撮影をオン
にする信号がフォーカスコントローラ28からレンズ装
置12に与えられ、マスターレンズMが予め決められた
マクロ撮影のためのマクロ位置に移動し、マクロ撮影が
行えるようになっている。
【0012】図3は、本発明に係るレンズ制御装置の構
成を示したブロック図である。同図に示すようにレンズ
装置12には、その光学系にフォーカスレンズF及びマ
スターレンズMが配置されており、これらのフォーカス
レンズF及びマスターレンズMを制御するためのCPU
50、フォーカス駆動回路52、マスターレンズ駆動回
路62、モータ54、モータ64等が搭載される。尚、
レンズ装置12の光学系には、上述のようにズームレン
ズZやアイリスIが配置され、これらもモータによって
駆動されるが、ズームレンズZ、アイリスIについては
図示せず、また、これらを駆動するための構成とその説
明は省略する。
【0013】上記フォーカス駆動回路52には、フォー
カスレンズFを所定の目標位置(以下、フォーカス目標
位置という)に移動させるためのフォーカス制御信号が
CPU50から与えられる。尚、フォーカス目標位置を
示す値とフォーカス制御信号の値とは必ずしも一致しな
いが、説明を簡単にするために以下においてはフォーカ
ス制御信号はフォーカス目標位置と一致した値をとるも
のとする。また、フォーカス駆動回路52には、フォー
カスレンズFの現在位置(以下、フォーカス現在位置と
いう)がフォーカスの位置情報として同図の位置センサ
ー56から入力されると共に、フォーカスレンズFを駆
動するモータ54の回転方向及び回転速度(以下、回転
方向及び回転速度を含めて単に回転速度という)が同図
のタコジェネレータ58から入力される。尚、フォーカ
ス現在位置を示す位置情報は、位置センサー56からC
PU50にも与えられるようになっている。
【0014】フォーカス駆動回路52は、フォーカス制
御信号(フォーカス目標位置)とフォーカス現在位置と
を比較し、それらの位置の差に応じた目標の回転速度を
求めると共に、タコジェネレータ58から得られるモー
タ54の回転速度がその目標の回転速度となるようにモ
ータ54に駆動電圧を供給する。これによって、モータ
54の回転速度を制御すると共に、フォーカスレンズF
をフォーカス目標位置に近づく方向に移動させ、フォー
カス現在位置がフォーカス目標位置に一致したところ
で、モータ54の回転を停止させる。従って、フォーカ
スレンズFがCPU50によって指示されたフォーカス
目標位置に移動し、停止する。
【0015】また、上記フォーカス駆動回路52と同様
に、上記マスターレンズ駆動回路62には、マスターレ
ンズMを所定の目標位置(以下、マスターレンズ目標位
置という)に移動させるためのマスターレンズ制御信号
がCPU50から与えられる。尚、フォーカス制御信号
と同様にマスターレンズ目標位置を示す値とマスターレ
ンズ制御信号の値とは必ずしも一致しないが、説明を簡
単にするために以下においてはマスターレンズ制御信号
はマスターレンズ目標位置と一致した値をとるものとす
る。また、マスターレンズ駆動回路62には、マスター
レンズMの現在位置(以下、マスターレンズ現在位置と
いう)がマスターレンズMの位置情報として同図の位置
センサー66から入力されると共に、マスターレンズM
を駆動するモータ64の回転方向及び回転速度(以下、
回転方向及び回転速度を含めて単に回転速度という)が
同図のタコジェネレータ68から入力される。尚、マス
ターレンズ現在位置を示す位置情報は、位置センサー6
6からCPU50にも与えられるようになっている。
【0016】マスターレンズ駆動回路62は、マスター
レンズ制御信号(マスターレンズ目標位置)とマスター
レンズ現在位置とを比較し、それらの位置の差に応じた
目標の回転速度を求めると共に、タコジェネレータ68
から得られるモータ64の回転速度がその目標の回転速
度となるようにモータ64に駆動電圧を供給する。これ
によって、モータ64の回転速度を制御すると共に、マ
スターレンズMをマスターレンズ目標位置に近づく方向
に移動させ、マスターレンズ現在位置がマスターレンズ
目標位置に一致したところで、モータ64の回転を停止
させる。従って、マスターレンズMがCPU50によっ
て指示されたマスターレンズ目標位置に移動し、停止す
る。
【0017】上記CPU50は、上述のようにフォーカ
ス制御信号としてフォーカス駆動回路52に出力するフ
ォーカス目標位置と、マスターレンズ制御信号としてマ
スターレンズ駆動回路62に出力するマスターレンズ目
標位置を、レンズ装置12に設けられたマスターレンズ
指令部70やマクロONスイッチ72からの信号、又
は、レンズ装置12に接続されたフォーカスコントロー
ラ28からの信号に基づいて決定する。尚、同図に示す
ズームコントローラ26は、ズームレンズZの制御に使
用されるものであるため説明を省略する。
【0018】マスターレンズ指令部70は、ユーザがフ
ランジバック調整等を行う場合に所定の操作部材(以
下、フランジバック調整ツマミという)を操作してマス
ターレンズMの位置を調整できるようにしたもので、フ
ランジバック調整ツマミは例えば、レンズ装置12のレ
ンズマウント板に設置される。フランジバック調整ツマ
ミの操作量(回転量)はポテンショメータ又はエンコー
ダ(ロータリエンコーダ)によって検出されるようにな
っており、CPU50にはそのフランジバック調整ツマ
ミの操作量がマスターレンズ指令部信号として入力され
る。
【0019】ここで、フランジバック調整ツマミの操作
量をポテンショメータによって検出するようにした場
合、CPU50には、フランジバック調整ツマミの特定
の基準位置からの絶対的な操作量を示す値(電圧値)
が、マスターレンズ指令部信号として与えられる。この
場合、CPU50は、その操作量に対して一対一で対応
するマスターレンズMの位置(マスターレンズ位置)を
マスターレンズ目標位置として決定する。尚、マスター
レンズ目標位置を示す値の範囲と、マスターレンズ指令
部70から与えられるフランジバック調整ツマミの操作
量を示す値の範囲とは必ずしも一致しないが、説明を簡
単にするために以下においてこれらの値の範囲は一致し
ているものとする。このとき、マスターレンズ目標位置
は、フランジバック調整ツマミの操作量の値に一致する
位置に設定されることになる。CPU50は、このよう
にして決定したマスターレンズ目標位置を上述のように
マスターレンズ制御信号としてマスターレンズ駆動回路
62に出力する。これによって、マスターレンズMはフ
ランジバック調整ツマミのユーザ操作に従って移動し、
フランジバック調整ツマミの特定の基準位置からの操作
量に対応した位置に設定される。尚、このマスターレン
ズ指令部70のフランジバック調整ツマミによって指定
されたマスターレンズ位置を以下、トラッキング位置と
いう。
【0020】一方、フランジバック調整ツマミの操作量
をエンコーダ(無端のインクリメント式エンコーダ)に
よって検出するようにした場合、フランジバック調整ツ
マミの一定操作量(回転量)毎にエンコーダから出力さ
れたパルスの数(パルス数)がフランジバック調整ツマ
ミの操作量として累算され、CPU50には、その累算
された操作量がマスターレンズ指令部信号として与えら
れる。尚、エンコーダには例えば2相パルス出力型が採
用され、フランジバック調整ツマミの操作方向も考慮さ
れており、以下、エンコーダから出力されたパルス数の
累算においては、操作方向が正転方向のときにはパルス
数が加算され、逆転方向のときにはパルス数は減算され
ているものとする。
【0021】この場合、CPU50は、マスターレンズ
指令部70からのマスターレンズ指令部信号によって新
たに与えられたフランジバック調整ツマミの操作量(パ
ルス数)が、前回与えられた操作量からどれだけ変化し
たかを算出し、その変化量(以下、フランジバック調整
ツマミの変化量という)に対応した変位量分だけ前回決
定したマスターレンズ目標位置に加算する。そして、こ
れによって得られた位置を新たなマスターレンズ目標位
置として決定する。尚、フランバック調整ツマミの変化
量とその変化量に対応するマスターレンズ位置の変位量
とは必ずしも一致しないが、説明を簡単にするために以
下においてこれらの値が一致しているものとする。この
場合において、新たなマスターレンズ目標位置は前回の
マスターレンズ目標位置にフランジバック調整ツマミの
変化量を加算したものとなる。CPU50は、このよう
にして決定したマスターレンズ目標位置を上述のように
マスターレンズ制御信号としてマスターレンズ駆動回路
62に出力する。これによって、マスターレンズMはフ
ランジバック調整ツマミのユーザ操作に従って移動し、
フランジバック調整ツマミの変化量に対応する変位量分
だけ変位した位置に設定される。尚、フランジバック調
整ツマミの変化量に基づいて最初のマスターレンズ目標
位置を決定する際には、その変化量を加算する基準位置
が必要となるが、例えば、位置センサー66から得られ
るマスターレンズ現在位置をその基準位置とすることも
できるし、また、メモリ−74に所定の基準位置を記憶
させておくこともできる。また、上述のようにエンコー
ダから出力されたパルス数の累算をマスターレンズ指令
部70で行うのではなくCPU50において行うように
てもよい。
【0022】上記マクロONスイッチ72は、通常撮影
とマクロ撮影とを切り換える場合にユーザが操作するス
イッチであり、例えば上記フランジバック調整ツマミと
同様にレンズマウント板に設置される。マクロONスイ
ッチ72はオン(マクロ撮影)又はオフ(通常撮影)に
切り換えられるようになっており、CPU50には、そ
のオン/オフ状態を示す信号がスイッチ情報として与え
られる。CPU50は、マクロONスイッチ72がオフ
されている場合(通常撮影の場合)には、上述のように
マスターレンズ指令部70から与えられるマスターレン
ズ指令部信号に基づいて、又は、後述するようにフォー
カスコントローラ28から与えられるデマンド信号に基
づいてマスターレンズ目標位置を決定し、そのマスタレ
ンズ目標位置をフォーカス制御信号としてマスターレン
ズ駆動回路62に出力する。
【0023】一方、マクロONスイッチ72がオンされ
た場合(マクロ撮影の場合)、CPU50は、メモリー
74に予め記憶されているマクロ位置に関する情報を読
み出し、そのマクロ位置をマスターレンズ目標位置とし
て決定する。そして、そのマスターレンズ目標位置をマ
スターレンズ制御信号としてマスターレンズ駆動回路6
2に出力する。これにより、マスターレンズMがマクロ
位置に移動し、レンズ装置12の光学系が、マクロ撮影
の状態に自動的に切り換えられる。ここで、メモリー7
4に記憶されているマクロ位置に関する情報は、上述の
ようにマスターレンズ指令部70によってフランジバッ
ク調整されたマスターレンズMのトラッキング位置に対
する移動量(マスターレンズ移動量α)として記憶され
ており、マクロ位置は、トラッキング位置からその移動
量だけマスターレンズMを移動させた位置として求めら
れる。また、メモリー74に記憶されている上記マスタ
ーレンズ移動量は、例えば、ズームがワイド端、フォー
カスが至近端に設定されている場合において、光学系の
レンズ前玉から100mmの物体にピントが合うことを
条件としたものであり、また、マスターレンズ移動量
は、レンズ装置12の光学系のレンズ倍率によって異な
ったものとなる。
【0024】上記フォーカスコントローラ28は、レン
ズ装置12の付属装置としてケーブルによってレンズ装
置12に接続され、フォーカスコントローラ28に内蔵
されたCPU80とレンズ装置12のCPU50との間
でシリアル通信等によって各種信号のやり取りができる
ようになっている。尚、ズームコントローラ26やパソ
コン等の他の付属装置も同様にケーブル等によってレン
ズ装置12に接続され、各付属装置に内蔵されたCPU
等によってレンズ装置12のCPU50と各種信号のや
り取りを行うことができる。このフォーカスコントロー
ラ28は、原則としてユーザがフォーカス調整を行う場
合にフォーカスリング28A(図1参照)を回動操作す
ることによってフォーカスレンズFの位置を調整できる
ようにしたものであるが、後述するフォーカス/マスタ
ー切換スイッチ86によって制御対象をマスターレンズ
Mに切り換え、フォーカスリング28Aを回動操作する
ことによってマスターレンズMの位置を制御することを
できるようになっている。
【0025】図4はフォーカスコントローラ28の外観
図である。同図に示すように、フォーカスコントローラ
28の本体28Bには、フォーカスリング28Aが回動
自在に設けられる。また、本体28Bには、マクロON
スイッチ84、フォーカス/マスター切換スイッチ8
6、リバーススイッチ88が設けられると共に、マクロ
ONスイッチ84のオン/オフ状態を表示するLED9
0A、フォーカス/マスター切換スイッチ86のオン/
オフ状態を表示するLED90B、フォーカスレンズF
又はマスターレンズMがエンド端に到達したことを表示
するLED90Cが設置される。図3に示すように、上
記フォーカスリング28Aの回転操作はエンコーダ82
によって検出され、その一定操作量(回転量)毎にエン
コーダ82から出力されるパルスがCPU80に入力さ
れる。上記マクロONスイッチ84、フォーカス/マス
ター切換スイッチ86及びリバーススイッチ88はそれ
ぞれオン又はオフに切り換えられ、そのオン/オフ状態
を示す信号がCPU80に入力される。また、上記LE
D90A〜90C(LED部90)は、CPU80の制
御によって、点灯/消灯又は点灯色が切り換えられるよ
うになっている。
【0026】上記マクロONスイッチ84は、上記レン
ズ装置12に設けられたマクロONスイッチ72と同様
に通常撮影とマクロ撮影とを切り換えるためのスイッチ
であり、マクロONスイッチ84のオン/オフ状態は、
CPU80からスイッチ情報としてレンズ装置12のC
PU50に送信される。レンズ装置12のCPU50
は、レンズ装置12に設けられたマクロONスイッチ7
2がオン又はオフされた場合と同様に、マクロONスイ
ッチ84のオン/オフ状態に応じてマスターレンズ目標
位置を決定する。例えば、マクロONスイッチ84がオ
ンされた場合(マクロ撮影の場合)、CPU50は、メ
モリー74に予め記憶されているマクロ位置に関する情
報を読み出し、そのマクロ位置をマスターレンズ目標位
置として決定する。そして、そのマスターレンズ目標位
置をマスターレンズ制御信号としてマスターレンズ駆動
回路62に出力する。尚、マクロONスイッチ84がオ
フからオンに切り換えられると、フォーカスコントロー
ラ28のCPU80は、LED90Aを消灯から点灯に
切り換える。
【0027】フォーカス/マスター切換スイッチ86
は、フォーカスリング28Aの操作に基づいてレンズ装
置12のCPU50に制御させる制御対象をフォーカス
レンズF又はマスターレンズMに切り換えるためのスイ
ッチであり、フォーカス/マスター切換スイッチ86を
オフにすると、フォーカスレンズFの制御となり、フォ
ーカス/マスター切換スイッチ86をオンにすると、マ
スターレンズMの制御に切り換わるようになっている。
このフォーカス/マスター切換スイッチ86のオン/オ
フ状態は、CPU80からスイッチ情報としてレンズ装
置12のCPU50に送信される。レンズ装置12のC
PU50は、フォーカス/マスター切換スイッチ86の
オン/オフ状態に応じてフォーカスレンズFの制御とマ
スターレンズMの制御とを切り換え、後述のようにフォ
ーカスコントローラ28からフォーカスリング28Aの
操作に基づくデマンド信号が与えられると、そのデマン
ド信号に基づいて制御対象となっているレンズの目標位
置を決定する。尚、フォーカス/マスター切換スイッチ
86がオフからオンに切り換えられると、フォーカスコ
ントローラ28のCPU80は、LED90Bを例えば
緑色から赤色の点灯に切り換える。
【0028】リバーススイッチ88は、フォーカスリン
グ28Aの回転方向に対するフォーカスレンズF又はマ
スターレンズMの移動方向を反転させるためのスイッチ
であり、リバーススイッチ88がオフからオンに切り換
えられると、CPU80は、フォーカスリング28Aの
正転方向を逆転方向として、また、逆転方向を正転方向
としてフォーカスリング28Aの操作量を検出する。
【0029】フォーカスリング28Aの操作を検出する
エンコーダ82は、上述のマスターレンズ指令部70で
説明したエンコーダと同様に無端のインクリメント式ロ
ータリエンコーダであり、フォーカスリング28Aの操
作量を制限する機械的な制限を有していない。このエン
コーダ82からCPU80には、フォーカスリング28
Aの一定操作量(回転量)毎に1つのパルスが入力され
る。CPU80は、エンコーダ82から入力されたパル
ス数を累算し、そのパルス数をフォーカスリング28A
の操作量として検出する。尚、エンコーダ82には例え
ば2相パルス出力型が採用され、フォーカスリング28
Aの回転方向も考慮されており、エンコーダ82から出
力されたパルス数の累算においては、回転方向が正転方
向のときにはパルス数が加算され、逆転方向のときには
パルス数は減算されるものとする(リバーススイッチ8
8がオンされたときには回転方向が正転方向のときには
パルス数が減算され、逆転方向のときにはパルス数が加
算される)。レンズ装置12のCPU50には、上述の
ようにして検出されたフォーカスリング28Aの操作量
がデマンド信号としてCPU80から与えられる。
【0030】CPU50は、CPU80からのデマンド
信号によって新たに与えられたフォーカスリング28A
の操作量(パルス数)が、前回与えられたフォーカスリ
ング28Aの操作量からどれだけ変化したかを算出し、
その変化量(以下、フォーカスリング28Aの変化量と
いう)に対応した変位量分だけ制御対象となっているレ
ンズについて前回決定した目標位置に加算する。尚、フ
ォーカスリング28Aの変化量とその変化量に対応する
レンズの変位量とは必ずしも一致していないが、説明を
簡単にするために以下においてこれらの値が一致してい
るものとする。この場合において、新たな目標位置は前
回の目標位置にフォーカスリング28Aの変化量を加算
したものとなる。
【0031】制御対象は、上述のようにフォーカス/マ
スター切換スイッチ86がオン/オフ状態によって切り
換えられ、例えば、フォーカス/マスター切換スイッチ
86がオンの場合、即ち、フォーカスレンズFの制御が
選択されている場合、CPU50は、上述のようにして
算出したフォーカスリング28Aの変化量を前回決定し
たフォーカス目標位置に加算する。そして、これによっ
て得られた位置を新たなフォーカス目標位置として決定
し、そのフォーカス目標位置をフォーカス制御信号とし
てフォーカス駆動回路52に出力する。これによって、
フォーカスレンズFはフォーカスリング28Aのユーザ
操作に従って移動し、フォーカスリング28Aの変化量
に対応する変位量分だけ変位した位置に設定される。
尚、電源投入後にフォーカスリング28Aの変化量に基
づいて最初のフォーカス目標位置を決定する際には、そ
の変化量を加算する基準位置が必要となるが、例えば、
位置センサー56から得られるフォーカス現在位置をそ
の基準位置とすることもできるし、また、メモリ−74
に所定の基準位置を記憶させておくこともできる。ま
た、CPU50は、位置センサー56から取得したフォ
ーカス位置が可動範囲の端位置に到達した場合には、そ
の旨をフォーカスコントローラ28のCPU80に送信
する。これによってフォーカスコントローラ28のCP
U80は、LED90Cを消灯から例えば緑色の点灯に
切り換え、フォーカスレンズFが端位置に到達したこと
をユーザに知らせる。この表示は、エンコーダ82に無
端のものが使用されるため、フォーカスリング28Aの
回転には規制がなくフォーカスリング28Aの操作感か
らではユーザがフォーカスレンズFの端位置を認識でき
ないことを考慮したものである。また、緑色の点灯は、
フォーカス/マスター切換スイッチ86によってフォー
カスレンズFの制御が選択されているときに上記LED
90Bが点灯する色に対応させたものである。
【0032】一方、フォーカス/マスター切換スイッチ
86がオンの場合、即ち、マスターレンズMの制御が選
択されている場合、CPU50は、上述と同様にフォー
カスリング28Aの変化量を前回決定したマスターレン
ズ目標位置に加算する。そして、これによって得られた
位置を新たなマスターレンズ目標位置として決定し、そ
のマスターレンズ目標位置をマスターレンズ制御信号と
してマスターレンズ駆動回路62に出力する。これによ
って、マスターレンズMはフォーカスリング28Aのユ
ーザ操作に従って移動し、フォーカスリング28Aの変
化量に対応する変位量分だけ変位した位置に設定され
る。尚、電源投入後にフォーカスリング28Aの変化量
に基づいて最初のマスターレンズ目標位置を決定する際
には、その変化量を加算する基準位置が必要となるが、
例えば、位置センサー66から得られるマスターレンズ
現在位置をその基準位置とすることもできるし、また、
メモリ−74に所定の基準位置を記憶させておくことも
できる。更に、上記マスターレンズ指令部70のフラン
ジバック調整ツマミの操作量検出にポテンショメータを
使用している場合には、そのポテンショメータによって
示されるマスターレンズ位置(トラッキング位置)を基
準位置としてもよい。また、CPU50は、位置センサ
ー66から取得したマスターレンズ位置が可動範囲の端
位置に到達した場合には、その旨をフォーカスコントロ
ーラ28のCPU80に送信する。これによってフォー
カスコントローラ28のCPU80は、LED90Cを
消灯から例えば赤色の点灯に切り換え、マスターレンズ
Mが端位置に到達したことをユーザに知らせる。赤色の
点灯は、フォーカス/マスター切換スイッチ86によっ
てマスターレンズMの制御が選択されているときに上記
LED90Bが点灯する色に対応させたものである。
【0033】ところで、上述のようにフォーカスリング
28Aの操作量の検出にポテンショメータではなく無端
のエンコーダ82を使用した場合には、フォーカス/マ
スター切換スイッチ86による制御対象の切り換え時に
おいて、次のような利点がある。即ち、フォーカスリン
グ28Aの操作量の検出にポテンショメータを使用した
場合、フォーカス/マスター切換スイッチ86によって
マスターレンズMの制御を選択してフォーカスリング2
8Aを回転操作し、その後、フォーカスレンズFの制御
に切り換えると、フォーカスレンズFは、マスターレン
ズMを操作し終わった位置におけるフォーカスリング2
8Aの位置に移動してしまうという不具合が生じる。本
実施の形態のようにエンコーダ82を使用し、フォーカ
スリング28Aの変化量によってフォーカスレンズFの
位置を変位させるようにすると、このような不具合を防
止することができる。即ち、フォーカス/マスター切換
スイッチ86によってマスターレンズMの制御からフォ
ーカスレンズFの制御に切り換えた場合に、その後のフ
ォーカスリング28Aの変化量に基づいてフォーカスレ
ンズFの位置を変位させるということが可能となり、マ
スターレンズMに対するフォーカスリング28Aの操作
がフォーカスレンズFの位置に影響するという不具合を
防止することができる。同様に、フォーカス/マスター
切換スイッチ86によってフォーカスレンズFの制御か
らマスターレンズMの制御に切り換えたときにフォーカ
スレンズFに対するフォーカスリング28Aの操作がマ
スターレンズMの位置に影響する不具合も防止すること
もできる。フォーカスリング28Aの操作量の検出にポ
テンショメータを使用し、本実施の形態と同様にフォー
カスリング28Aの変化量でフォーカスレンズFやマス
ターレンズMの位置を制御することも可能であるが、そ
の場合には、ポテンショメータの検出範囲と各レンズの
可動範囲との対応関係がずれてしまい、各レンズを端位
置まで移動させることができなくなる等の不具合が生じ
るため、このような制御はポテンショメータでは好まし
くない。
【0034】以上のようなレンズ装置12のCPU50
の具体的な処理手順を図5乃至図10のフローチャート
を用いて説明する。図5は、CPU50のメインルーチ
ンを示したもので、CPU50は、電源投入時におい
て、まず、初期設定を行う(ステップS10)。初期設
定では、例えば、位置センサー56からフォーカス現在
位置を取得し、そのフォーカス現在位置をフォーカス制
御信号(フォーカス目標位置)を示すパラメータFCの
初期値をとする。即ち、最初のフォーカス目標位置を決
定する際の基準位置をフォーカス現在位置に設定する。
また、別の方法として、電源オフ時のフォーカス制御信
号の値をメモリー74から読み出してその値をフォーカ
ス制御信号FCの初期値とすることもできる。この場合
には電源オフ時に少なくともフォーカス制御信号FCの
値をメモリー74に記憶する処理が必要である。また、
上述のようにマスターレンズ指令部70のフランジバッ
ク調整ツマミの操作量検出にエンコーダを使用した場合
には、フォーカス制御信号と同様にマスターレンズ制御
信号(マスターレンズ目標位置)を示すパラメータMC
の初期値を設定する必要があり、フォーカス制御信号F
Cの初期値の設定と全く同様にこの初期設定の処理で行
われる。
【0035】以上のような初期設定の処理が終了する
と、CPU50は、以下の処理を繰り返し実行する。以
下の処理の順序は任意に変更可能であるが、まず、ズー
ムレンズZを制御するズーム処理を行う(ステップS1
2)。ズーム処理の詳細については省略するが、CPU
50はズームコントローラ26から与えられるデマンド
信号(ズーム制御においては一般にズームレンズZの移
動速度を指令する信号)に基づいてズームレンズZをモ
ータを駆動させて制御する。次に、CPU50はフォー
カスレンズFを制御するフォーカス処理を行い(ステッ
プS14)、続いて、マスターレンズMを制御するマス
ターレンズ処理を行う(ステップS16)。尚、これら
のフォーカス処理、マスターレンズ処理の詳細について
は後述する。次に、CPU50はアイリスIを制御する
アイリス処理を行う(ステップS18)。アイリス処理
の詳細については省略するが、CPU50は例えばカメ
ラ本体や所定のコントローラからの信号に基づいてアイ
リスIをモータで駆動させて絞り値を制御する。CPU
50は、以上のステップS12〜ステップS18の処理
を繰り返し実行する。
【0036】次に、上記ステップS14のフォーカス処
理の詳細を図6のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、CPU50は、フォーカスの位置情報として位置セ
ンサー56からフォーカス現在位置を読み込む(ステッ
プS20)。次いで、フォーカスコントローラ28から
スイッチ情報として、マクロONスイッチ84及びフォ
ーカス/マスター切換スイッチ86のオン/オフ状態を
読み込むと共に、レンズ装置12のマクロONスイッチ
72のオン/オフ状態を読み込む(ステップS22)。
続いて、フォーカスコントローラ28からデマンド信
号、即ち、フォーカスリング28Aの操作量(パルス
数)を読み込む(ステップS24)。そして、CPU5
0は、図5のメインルーチンにおける今回のステップS
14のフォーカス処理と前回のステップS14のフォー
カス処理とにおいて上記ステップS24により読み込ん
だフォーカスリング28Aの操作量(デマンド信号)を
比較し、今回新たに読み込んだ操作量と、前回読み込ん
だ操作量(デマンド信号)とからその変化量(フォーカ
スリング28Aの変化量)ΔDを算出する(ステップS
26)。
【0037】次に、CPU50は、上記ステップS22
においてフォーカスコントローラ28から読み込んだフ
ォーカス/マスター切換スイッチ86がオンかオフか、
即ち、フォーカスレンズFの制御が選択されている(フ
ォーカス/マスター切換スイッチ86のオフ時)かマス
ターレンズMの制御が選択されている(フォーカス/マ
スター切換スイッチ86のオン時)かを判定する(ステ
ップS28)。フォーカスレンズFの制御が選択されて
いると判定した場合には、前回のフォーカス制御信号
(フォーカス目標位置)FCに上記ステップS26で算
出したフォーカスリング28Aの変化量ΔDを加算し、
その値を新たなフォーカス制御信号FCとする(ステッ
プS30)。即ち、 FC=FC+ΔD とする。そして、その新たなフォーカス制御信号FCを
メモリー74に記憶させる(ステップS32)。尚、フ
ォーカス制御信号FCをメモリー74に記憶させるの
は、上記図5の初期設定(ステップS10)において、
フォーカス制御信号FCの初期値をメモリー74に記憶
された電源オフ時のフォーカス制御信号の値とする場合
に必要なためであり、フォーカス制御信号FCの初期値
を上述のように位置センサー56から得られたフォーカ
ス現在位置とする場合にはステップS32の処理は必ず
しも必要ではない。続いてCPU50は、上記ステップ
S30において算出した新たなフォーカス制御信号FC
を上述のようにフォーカス駆動回路52に出力し(ステ
ップS36)、フォーカスレンズFをそのフォーカス制
御信号FPの位置に移動させる。これによって、フォー
カスレンズFは、フォーカスリング28Aの変化量分だ
け元の位置から変位した位置に設定される。
【0038】一方、ステップS28においてマスターレ
ンズMの制御が選択されていると判定した場合には、C
PU50は、前回のフォーカス制御信号FCをそのまま
新たなフォーカス制御信号FCとする(ステップS3
4)。即ち、 FC=FC とする。そして、そのフォーカス制御信号FCを上述の
ようにフォーカス駆動回路52に出力する(ステップS
36)。これによって、フォーカス/マスター切換スイ
ッチ86によってフォーカスレンズFの制御からマスタ
ーレンズMの制御に切り換えられた場合に、その後、フ
ォーカスリング28Aが操作されてもフォーカス制御信
号FCはその切り換えが行われる直前のフォーカス制御
信号の値に保持され、フォーカスレンズFはそのフォー
カス制御信号の位置に停止した状態に保持される。以上
によってフォーカス処理を終了し、図5のフローチャー
トに戻る。
【0039】次に、上記図5のステップS16における
マスターレンズ処理の詳細を図7乃至図10のフローチ
ャートを用いて説明する。尚、上述のようにレンズ装置
12に設けられたマスターレンズ指令部70のフランジ
バック調整ツマミの操作量検出にはポテンショメータ又
はエンコーダの使用が可能であり、そのいずれを使用す
るかによってマスターレンズ処理の内容が異なるため、
ポテンショメータを使用した場合のマスターレンズ処理
を図7及び図8に示し、エンコーダを使用した場合の処
理を図9及び図10に示す。
【0040】まず、マスターレンズ指令部70のフラン
ジバック調整ツマミの操作量検出にポテンショメータを
使用した場合のマスターレンズ処理について説明する。
図7に示すようにCPU50は、まず、マスターレンズ
Mの位置情報として位置センサー66からマスターレン
ズ現在位置を読み込む(ステップS40)。続いて、C
PU50は、マスターレンズ指令部70からマスターレ
ンズ指令部信号、即ち、フランジバック調整ツマミ70
の操作量を読み込む(ステップS42)。尚、フランジ
バック調整ツマミ70の操作量はポテンショメータによ
って検出されているため、その値はマスターレンズMの
トラッキング位置(フランジバック調整のためのマスタ
ーレンズMの位置)を示しており、このフランジバック
調整ツマミ70の操作量をトラッキング位置を示す値と
してMOPとする。
【0041】次に、CPU50は、マクロON/OFF
処理を行う(ステップS44)。このマクロON/OF
F処理は、レンズ装置12のマクロONスイッチ72と
フォーカスコントローラ28のマクロONスイッチ84
のそれぞれのオン/オフ状態によりマクロ撮影をオンす
るかオフするかを判断する処理であり、例えば、一方が
オンになれば、マクロ撮影をオンとする方式や、後に操
作されたマクロONスイッチのオン/オフ状態に基づい
てマクロ撮影をオン又はオフに切り換える後操作優先方
式等の判断方式に基づいて処理される。この処理によっ
てCPU50は、マクロ撮影がオンかオフかを判断し
(ステップS46)、オンと判断した場合には、CPU
50は、マスターレンズ制御信号(マスターレンズ目標
位置)MCをマクロ撮影のためのマクロ位置とする(ス
テップS48)。即ち、上述のようにメモリー74にマ
クロ位置に関する情報として予め記憶されているトラッ
キング位置からのマスターレンズ移動量αを読み出し、
次式、 MC=MOP+α の演算によって、上記ステップS42で得られたトラッ
キング位置(フランジバック調整ツマミ70の操作量)
MOPにそのマスターレンズ移動量αを加算した値をマ
スターレンズ制御信号MCとして決定する。そして、そ
のマスターレンズ制御信号MCを上述のようにマスター
レンズ駆動回路62に出力する(ステップS60)。こ
れによって、マスターレンズMはマクロ位置に設定され
る。尚、このとき、フォーカスレンズFをマクロ撮影の
ための所定の位置(例えば至近端)に移動させるように
し、マクロ撮影がオフされたときに元の位置に復帰させ
るようにしてもよい。
【0042】一方、ステップS46において、オフと判
定した場合、即ち、通常撮影となっている場合、図8の
フローチャートに示すように、CPU50は、先ず、図
6のステップS22で取得したスイッチ情報からフォー
カス/マスター切換スイッチ86がオンかオフか、即
ち、フォーカス/マスター切換スイッチ86によってフ
ォーカスレンズFの制御が選択されているかマスターレ
ンズMの制御が選択されているかを判定する(ステップ
S50)。もし、マスターレンズMの制御が選択されて
いると判定した場合には、CPU50は、図6のステッ
プS26で算出したフォーカスリング28Aの変化量Δ
Dを、前回までのその累算値ΔD′に加算し、新たな累
積値ΔD′を算出する(ステップS52)。即ち、 ΔD′=ΔD′+ΔD を算出する。尚、フォーカスレンズFの制御からマスタ
ーレンズMの制御に切換られた直後においては後述のス
テップS58の処理により累積値ΔD′は0にリセット
されている。次いで、CPU50は、トラッキング位置
MOPに上記ステップS52で算出した変化量の累積値
ΔD′を加算してマスターレンズ制御信号MCを決定す
る(ステップS54)。即ち、 MC=MOP+ΔD′ とする。そして、図7においてそのマスターレンズ制御
信号MCを上述のようにマスターレンズ駆動回路62に
出力する(ステップS60)。これによって、マスター
レンズMがフォーカスリング28Aの変化量分だけ元の
位置から変位すると共に、フォーカス/マスター切換ス
イッチ86によってフォーカスレンズFの制御からマス
ターレンズMの制御に切り換わった後のフォーカスリン
グ28Aの変化量の累積分だけトラッキング位置MOP
から変位する。また、マスターレンズMの制御が選択さ
れているときにマスターレンズ指令部70のフランジバ
ック調整ツマミが操作されればトラッキング位置MOP
が変化し、ステップS54の処理から明らかなようにそ
のフランジバック調整ツマミの操作によってもマスター
レンズMが移動する。
【0043】一方、図8のステップS50において、マ
スターレンズMの制御が選択されていると判定した場合
には、CPU50は、マスターレンズ制御信号MCをト
ラッキング位置MOPに決定する。即ち、 MC=MOP とする(ステップS56)。次いで、上記フォーカスリ
ング28Aの変化量の累積値ΔD′=0にクリアする
(ステップS58)。そして、図7においてそのマスタ
ーレンズ制御信号MCを上述のようにマスターレンズ駆
動回路62に出力する(ステップS60)。これによっ
てマスターレンズMがマスターレンズ指令部70によっ
て指示されたトラッキング位置MOPに設定される。こ
のときフランジバック調整ツマミが操作されれば、トラ
ッキング位置MOPが変化し、その位置にマスターレン
ズMが移動する。また、ステップS58において累積値
ΔD′=0としておくことによって、後に制御対象がフ
ォーカスレンズFからマスターレンズMに切り換えられ
た際に、マスターレンズMがトラッキング位置で停止し
た状態からその後のフォーカスリング28Aの変化量に
従って移動するようになる。以上によってマスターレン
ズ処理が終了し、図5のフローチャートに戻る。
【0044】次に、マスターレンズ指令部70のフラン
ジバック調整ツマミの操作量検出にエンコーダを使用し
た場合のマスターレンズ処理について説明する。図9に
示すようにCPU50は、まず、マスターレンズMの位
置情報として位置センサー66からマスターレンズ現在
位置を読み込む(ステップS70)。続いて、CPU5
0は、マスターレンズ指令部70からマスターレンズ指
令部信号、即ち、フランジバック調整ツマミ70の操作
量を読み込む(ステップS72)。尚、フランジバック
調整ツマミ70の操作量はエンコーダで検出されている
ため、その値はエンコーダから出力されたパルス数であ
る。そして、CPU50は、図5のメインルーチンにお
ける今回のステップS16のマスターレンズ処理と前回
のステップS16のマスターレンズ処理とにおいて上記
ステップS72により読み込んだフランジバック調整ツ
マミの操作量を比較し、今回新たに読み込んだ操作量と
前回読み込んだ操作量とからその変化量(フランジバッ
ク調整ツマミの変化量)ΔLを算出する(ステップS7
4)。
【0045】次に、CPU50は、図7のステップS4
4で説明した処理と同様にマクロON/OFF処理を行
い(ステップS74)、マクロ撮影がオンかオフかを判
断し(ステップS78)、オンと判断した場合には、C
PU50は、マスターレンズ制御信号(マスターレンズ
目標位置)MCをマクロ撮影のためのマクロ位置とする
(ステップS80)。即ち、上述のようにメモリー74
にマクロ位置に関する情報として予め記憶されているト
ラッキング位置からのマスターレンズ移動量αを読み出
し、次式、 MC=MOP+α によって、マスターレンズ制御信号MCとして決定す
る。ここで、MOPは、マスターレンズ指令部70によ
って指示されたマスターレンズMのトラッキング位置を
示すが、このトラッキング位置MOPは後述するステッ
プS90において設定され、ステップS90の処理が行
われる前の初期値は、図5の初期設定(ステップS1
0)において初期設定されたマスターレンズ制御信号M
Cの値が代入される。マスターレンズ制御信号MCの初
期値は、電源投入時に位置センサー66から取得したマ
スターレンズ現在位置、又は、電源オフ時のマスターレ
ンズ制御信号の値に設定される。CPU50は、このよ
うにして決定したマスターレンズ制御信号MCを上述の
ようにマスターレンズ駆動回路62に出力する(ステッ
プS94)。これによって、マスターレンズMはマクロ
位置に設定される。
【0046】一方、ステップS78において、オフと判
定した場合、即ち、通常撮影となっている場合、図10
のフローチャートに示すように、CPU50は、先ず、
図6のステップS22で取得したスイッチ情報からフォ
ーカス/マスター切換スイッチ86がオンかオフか、即
ち、フォーカスレンズFの制御が選択されているかマス
ターレンズMの制御が選択されているかを判定する(ス
テップS82)。もし、マスターレンズMの制御が選択
されていると判定した場合には、CPU50は、図6の
ステップS26で算出したフォーカスリング28Aの変
化量ΔDと上記ステップS74で算出したフランジバッ
ク調整ツマミの変化量ΔLを、前回までのそれらの累積
値ΔMに加算し、新たな累積値ΔMを算出する(ステッ
プS84)。即ち、 ΔM=ΔM+ΔD+ΔL とする。次いで、CPU50は、トラッキング位置MO
Pに上記ステップS52で算出した変化量の累積値ΔM
を加算してマスターレンズ制御信号MCを決定する(ス
テップS54)。即ち、 MC=MOP+ΔM とする。そして、図9においてそのマスターレンズ制御
信号MCを上述のようにマスターレンズ駆動回路62に
出力する(ステップS60)。これによって、マスター
レンズMがフォーカスリング28Aの変化量とフランジ
バック調整ツマミの変化量との加算量分だけ元の位置か
ら変位すると共に、フォーカス/マスター切換スイッチ
86によってフォーカスレンズFの制御からマスターレ
ンズMの制御に切り換わった後のそれらの加算量の累積
分だけトラッキング位置MOPから変位する。
【0047】一方、図10のステップS82において、
制御対象がマスターレンズMと判定した場合には、CP
U50は、トラッキング位置MOPに上記ステップS7
4で算出したフランジバック調整ツマミの変化量ΔLを
加算し、その値をマスターレズ制御信号MCとして決定
する(ステップS88)。即ち、 MC=MOP+ΔL とする。続いて、新たなトラッキング位置MOPを上記
マスターレンズ制御信号MCとすると共に(ステップS
90)、マスターレンズ制御信号MCをメモリー74に
記憶させる(ステップS92)。尚、マスターレンズ制
御信号MCをメモリー74に記憶させるのは、マスター
レンズ制御信号MCの初期値を電源オフ時のマスターレ
ンズ制御信号の値とする場合に必要なためであり、マス
ターレンズ制御信号MCの初期値を位置センサー66か
ら得られたマスターレンズ現在位置とする場合にはステ
ップS92の処理は必ずしも必要ではない。続いてCP
U50は、上記累積値ΔMを0にクリアする(ステップ
S93)。そして、図9においてステップS88で算出
したマスターレンズ制御信号MCを上述のようにマスタ
ーレンズ駆動回路62に出力する(ステップS94)。
これによってマスターレンズMがマスターレンズ指令部
70のフランジバック調整ツマミの変化量分だけ変位し
た位置に移動し、その位置が新たなトラッキング位置に
変更される。また、ステップS93において累積値ΔM
=0としておくことによって、後にフォーカス/マスタ
ー切換スイッチ86によってフォーカスレンズFの制御
からマスターレンズMの制御に切り換えられた際に、マ
スターレンズMがトラッキング位置で停止した状態から
その後のフォーカスリング28Aの変化量に従って移動
するようになる。以上によってマスターレンズ処理が終
了し、図5のフローチャートに戻る。
【0048】以上、上記実施の形態では、フォーカス目
標位置(フォーカス制御信号)及びマスターレンズ目標
位置(マスターレンズ制御信号)の算出等をレンズ装置
12のCPU50において行うようにしていたが、この
算出等の上述したCPU50の処理をフォーカスコント
ローラ28のCPU80で行うようにし、その結果をレ
ンズ装置12のCPU50に与えるようにしてもよい。
【0049】また、上記実施の形態では、フォーカスレ
ンズFとマスターレンズMの制御を1つの操作部材(フ
ォーカスリング28A)によって制御できるようにした
場合について説明したが、これに限らず例えば、ズーム
レンズZとマスターレンズM、又は、フォーカスレンズ
FとズームレンズZのような任意に2種類のレンズの制
御を上記説明と同様に1つの操作部材によって制御でき
るようにすることも可能である。
【0050】また、上記実施の形態では、フォーカス/
マスター切換スイッチ86をフォーカスコントローラ2
8に設けるようにしたが、レンズ装置12に設けるよう
にしてもよい。
【0051】また、上記実施の形態では、マクロONス
イッチ84をフォーカスコントローラ28に設けるよう
にしたが、これに限らず任意のコントローラ(付属装
置)に設けることが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
制御装置によれば、マクロ撮影のオンが指示されると、
予め記憶手段に記憶されたマクロ位置に関する情報に基
づいて、マスターレンズ群が自動的にマクロ位置に移動
してマクロ撮影に切り換わるようにしたため、ユーザが
マスターレンズ群をマニュアル操作でマクロ位置に移動
させる必要がなく、手間なく簡便にマクロ撮影を開始す
ることができるようになる。また、マクロ撮影をオンす
るためのスイッチ等の指示手段をフォーカスコントロー
ラ等のコントローラに設けることによって、カメラマン
の手元で簡単にマクロ撮影に切り換えることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用されたテレビカメラの一
実施の形態を示した斜視図である。
【図2】図2は、レンズ装置の光学系に移動可能に配置
されたレンズの構成を示した図である。
【図3】図3は、本発明に係るレンズ制御装置の構成を
示したブロック図である。
【図4】図4は、フォーカスコントローラの外観図であ
る。
【図5】図5は、レンズ装置のCPUのメインルーチン
の処理手順を示したフローチャートである。
【図6】図6は、レンズ装置のCPUのフォーカス処理
の処理手順を示したフローチャートである。
【図7】図7は、マスターレンズ指令部のフランジバッ
ク調整ツマミの操作検出にポテンショメータを使用した
場合のマスターレンズ処理の処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図8】図8は、マスターレンズ指令部のフランジバッ
ク調整ツマミの操作検出にポテンショメータを使用した
場合のマスターレンズ処理の処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図9】図9は、マスターレンズ指令部のフランジバッ
ク調整ツマミの操作検出にエンコーダを使用した場合の
マスターレンズ処理の処理手順を示したフローチャート
である。
【図10】図10は、マスターレンズ指令部のフランジ
バック調整ツマミの操作検出にエンコーダを使用した場
合のマスターレンズ処理の処理手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
12…レンズ装置、28…フォーカスコントローラ、2
8A…フォーカスリング、F…フォーカスレンズ、M…
マスターレンズ、50、80…CPU、52…フォーカ
ス駆動回路、54、64…モータ、62…マスターレン
ズ駆動回路、70…マスターレンズ指令部、72、84
…マクロONスイッチ、74…メモリー、82…エンコ
ーダ、86…フォーカス/マスター切換スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジバック調整のために光軸方向に
    移動可能にレンズ装置の光学系に配置されたマスターレ
    ンズ群の一部又は全部をモータにより制御するレンズ制
    御装置において、 マクロ撮影時に前記マスターレンズ群の一部又は全部が
    設定されるマクロ位置に関する情報を記憶した記憶手段
    と、 マクロ撮影をオンするための指示手段と、 前記指示手段によってマクロ撮影がオンされると、前記
    記憶手段に記憶されたマクロ位置に関する情報に基づい
    て、前記マスターレンズ群を前記モータによりマクロ位
    置に移動させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、レンズ装置に接続され
    るコントローラに設けられることを特徴とする請求項1
    のレンズ制御装置。
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