JPH08289595A - ステッピングモータ制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置

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JPH08289595A
JPH08289595A JP7091035A JP9103595A JPH08289595A JP H08289595 A JPH08289595 A JP H08289595A JP 7091035 A JP7091035 A JP 7091035A JP 9103595 A JP9103595 A JP 9103595A JP H08289595 A JPH08289595 A JP H08289595A
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JP
Japan
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stepping motor
timer
zoom
motor
focus
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Application number
JP7091035A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sugimoto
和彦 杉本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッピングモータにて駆動される移動体を
基準位置スイッチが動作する基準位置まで移動させ移動
体の位置を示すカウンタを初期化する初期化動作を複数
のステッピングモータに対して行うステッピングモータ
制御装置において、該初期化動作に要する時間を短縮す
ること。 【構成】 1つのステッピングモータに対してシーケン
シャルに前記初期化動作を行う第1初期化手段と、他の
ステッピングモータの励磁電圧の切換えをタイマ割り込
みにて制御する割り込み制御手段と、前記他のステッピ
ングモータに対して前記タイマ割り込みが発生する都度
順次前記初期化動作を行う第2初期化手段と、を具備し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のステッピングモ
ータを制御するステッピングモータ制御装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、速度及び移動量
制御の精度が高く、ビデオカメラのオートフォーカス機
構等、幅広い分野で用いられている。
【0003】例えば、図6に示すビデオカメラのレンズ
機構では、一般には駆動構造が比較的簡単で、制御が容
易なインナーフォーカス方式と呼ばれる後玉レンズ群を
駆動し合焦を行う方法が採用されている。図において、
1は前玉レンズ群、2はズーム機能を司るバリエーター
レンズ群、3はエレクタレンズ群、4はフォーカス機能
を司る後玉レンズ群、5は撮像素子、6は絞り機構、7
は後玉レンズ群4を駆動するフォーカス用ステッピング
モータ、8はフォーカス用ステッピングモータ7を駆動
するF駆動回路、9は後玉レンズ群4の基準位置を設定
するF基準スイッチ、10はズーム動作のためにバリエ
ーターレンズ群2を駆動するズーム用ステッピングモー
タ、11はズーム用ステッピングモータ10を駆動する
Z駆動回路、12はバリエーターレンズ群2の基準位置
を設定するZ基準スイッチである。
【0004】さらに、13は制御回路であって、F基準
スイッチ9、Z基準スイッチ12からの信号を入力し、
F駆動回路8、Z駆動回路11を制御し、全体としてス
テッピングモータ制御装置を構成している。
【0005】そして、制御回路13は、撮影時はオート
フォーカス及びズーム動作を行っているが(詳細な説明
は省略する)、ビデオカメラへの電源投入時は、後玉レ
ンズ群4、バリエータレンズ群2の絶対位置の基準を得
るため、一旦、それぞれのレンズ群をF基準スイッチ
9、Z基準スイッチ12の位置まで動かし、位置の初期
化を行う必要がある。これは、ステッピングモータは駆
動するステップ数にて駆動される物の位置を知ることが
できるが、駆動される毎に該位置とステップ数に誤差が
生じ蓄積されることを防ぐためである。
【0006】従来のステッピングモータ制御装置におけ
る位置初期化の動作を、図7に示したフローチャートを
用いて説明する。まず、フォーカス用ステッピングモー
タ7を、後玉レンズ群4がF基準スイッチ9が設けられ
ている無限遠方向に移動する方向に駆動し(S1)、F
基準スイッチ9がオンするかどうかを監視する(S
2)。オンすれば、フォーカス用ステッピングモータ7
を逆回転させ(S3)、F基準スイッチ9がオフした時
点でフォーカス用ステッピングモータ7の駆動ステップ
数をカウントするカウンタ(図示省略)を初期化し絶対
位置の基準を得る(S4、S5)。なお、F基準スイッ
チ9がオン、オフの動作を行う様子を図8に示す。
【0007】続いて、ズーム用ステッピングモータ7
を、バリエータレンズ群2がZ基準スイッチ12が設け
られているワイド方向に移動する方向に駆動し(S
6)、Z基準スイッチ12がオンするかどうかを監視す
る(S7)。オンすれば、ズーム用ステッピングモータ
10を逆回転させ(S8)、Z基準スイッチ12がオフ
した時点でズーム用ステッピングモータ10の駆動ステ
ップ数をカウントするカウンタ(図示省略)を初期化し
絶対位置の基準を得る(S9、S10)。なお、Z基準
スイッチ12がオン、オフの動作を行う様子を図9に示
す。
【0008】以上説明した通り、従来のステッピングモ
ータ制御装置における複数のモータに対する位置の初期
化は、順次シーケンシャルに行われていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のステッピングモ
ータ制御回路では、複数のステッピングモータに対し
て、それぞれ位置の初期化を行う場合、それぞれのステ
ッピングモータについて初期化を行う時間が必要とな
る。特にビデオカメラの場合、電源投入後、素早く通常
の動作に入ることが要求されるが、フォーカス用ステッ
ピングモータに続いてズーム用ステッピングモータの位
置の初期化を行うと長い時間を要し、電源投入時の応答
性は非常に低いものとなってしまう。
【0010】本発明は、ステッピングモータにて駆動さ
れる移動体を基準位置スイッチが動作する基準位置まで
移動させ移動体の位置を示すカウンタを初期化する初期
化動作を複数のステッピングモータに対して行うステッ
ピングモータ制御装置において、該初期化動作に要する
時間を短縮することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ステッピングモータ制御装置において、
1つのステッピングモータに対してシーケンシャルに前
記初期化動作を行う第1初期化手段と、他のステッピン
グモータの励磁電圧の切換えをタイマ割り込みにて制御
する割り込み制御手段と、前記他のステッピングモータ
に対して前記タイマ割り込みが発生する都度順次前記初
期化動作を行う第2初期化手段と、を具備した。
【0012】さらに、前記第2初期化手段は、前記初期
化動作の進行状況を判定する判定手段を有する。
【0013】さらに、前記1つのステッピングモータは
カメラのフォーカス機構を駆動するフォーカス用ステッ
ピングモータであり、前記他のステッピングモータは前
記カメラのズーム機構を駆動するズーム用ステッピング
モータである。
【0014】
【作用】複数のステッピングモータの位置初期化が並行
して行われる。
【0015】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の実施例について
説明する。図1は、本発明の実施例であるステッピング
モータ制御装置を用いたビデオカメラを示した機能ブロ
ック図である。なお、従来技術を説明するために用いた
図6と共通する構成要素については同じ符号を付し、詳
細な説明は割愛する。
【0016】図において、20はマイクロコンピュータ
にて構成されたシステム制御回路であり、F基準スイッ
チ9、Z基準スイッチ12からの信号が入力されている
と共に、フォーカス用ステッピングモータ7を制御する
ためのタイマ割り込み信号を発生させるFタイマ21、
ズーム用ステッピングモータ10を制御するためのタイ
マ割り込み信号を発生させるZタイマ22からの割り込
み信号が入力されている。
【0017】なお、Fタイマ21及びZタイマ22によ
る割り込みにより、各駆動回路から各ステッピングモー
タへ供給される励磁電圧が切り換えられる。例えば、2
相励磁のステッピングモータでは、図2に示す様に、割
り込みが発生する毎にステッピングモータのA相、B相
に印加する励磁電圧を切り換えると、割り込みが発生す
る毎に1ステップづつ回転する。
【0018】そして、さらに、撮像素子5からの信号を
処理する映像信号処理回路23の出力である映像信号の
高域成分を所定期間、例えば1フィールド期間毎に積分
し、山登りオートフォーカスを実施するために用いられ
る焦点評価値を算出する高域成分積分回路24の出力
と、映像信号処理回路23にて処理された映像信号の低
域成分を所定期間、例えば1フィールド期間毎に積分
し、絞り機構6による露出制御を実施するために被写体
の明るさを算出する低域成分積分回路25の出力とがシ
ステム制御回路20に入力されている。
【0019】また、26はフォーカス用ステッピングモ
ータ7の位置を示すために用いられるカウンタであるF
カウンタ、27はズーム用ステッピングモータ10の位
置を示すために用いられるカウンタであるZカウンタ、
28はズームスイッチ、29は電源スイッチである。
【0020】なお、フォーカス用ステッピングモータ7
の基準位置を示すF基準スイッチ9及びズーム用ステッ
ピングモータ10の基準位置を示すZ基準スイッチ12
の動作は、従来技術を説明するために用いた図7及び図
8と同じである。
【0021】そして、システム制御回路20、Fタイマ
21、Zタイマ22、Fカウンタ26、Zカウンタ27
によりステッピングモータ制御装置が形成されている。
【0022】本実施例において、通常の撮影時の動作は
次の通りである。被写体からの光は各レンズ群を通り撮
像素子5にて結像し電気信号に変換される。そして、撮
像素子5からの電気信号は映像信号処理回路23にて映
像信号に変換され出力されると共に、高域成分積分回路
24にて焦点評価値が作成され、低域成分積分回路25
にて被写体の明るさを示す信号が作成される。焦点評価
値はシステム制御回路20に入力され、該焦点評価値が
最大となるフォーカスレンズ群4の位置が合焦状態であ
るとする、いわゆる山登りオートフォーカスが行われ
る。その際、フォーカス用ステッピングモータ7の位置
を示すFカウンタ26及びズーム用ステッピングモータ
10の位置を示すZカウンタ27の値が用いられる。Z
カウンタ27の値を用いる理由は、インナーフォーカス
方式のレンズでは、ズーム機能を司るバリエーターレン
ズ群2の位置が変化すると結像位置が変化するため、そ
れに応じてフォーカス機能を司る後玉レンズ群4を移動
させなければならないためである。なお、ズーム用ステ
ッピングモータ10は、ズームスイッチ28により操作
され、バリエーターレンズ群2をテレ方向又はワイド方
向に移動させる。
【0023】一方、低域成分積分回路25にて作成され
た被写体の明るさを示す信号は、同じくシステム制御回
路20に入力され、該信号の大きさに応じて絞り機構6
を開閉させることにより露出制御が行われる。
【0024】次に、本実施例における、電源投入時に行
われるフォーカス用モータ7及びズーム用モータ10の
位置の初期化動作を、図3〜図5に示したフローチャー
トを用いて説明する。図3に示したフローチャートは該
初期化動作のメインルーチンである。電源スイッチ29
を操作し電源が投入されると、先ず、ズーム駆動フラッ
グをセットし、フラグ0及び1をセットする(S2
1)。ズーム駆動フラッグとは、セットすることにより
ズーム用ステッピングモータ10の動作を可とするもの
であり、本初期化動作の他に、ズームスイッチ28を操
作することでもセットされる。また、フラグ0はズーム
用モータ10の位置の初期化動作が完了したか否かを示
し、フラグ1は該初期化動作がどこまで進行したかを示
すものであり、詳細は追ってZタイマ22による割り込
み処理を示す図5を用いて説明する。
【0025】そして、Fタイマ21及びZタイマ22か
らの割り込みを許可し(S22)、フォーカス用ステッ
ピングモータ7の駆動方向を後玉レンズ群4が無限方向
に移動する方向に設定し(S23)、Fタイマ21及び
Zタイマ22のカウントを開始させる(S24)。よっ
て、Fタイマ21による割り込み及びZタイマ22によ
る割り込みが順次発生し、夫々図4、図5に示したフロ
ーチャートの通りに処理が行われる。
【0026】ここで、図3のステップS25からS29
について説明する前に、Fタイマ21による割り込み処
理を図4のフローチャートを用いて説明する。Fタイマ
21により割り込みが発生すると、フォーカス用ステッ
ピングモータ7の回転方向に応じて(S31)、無限方
向であればフォーカス用ステッピングモータ7の位置を
示すFカウンタ26の値を1つ減少させ(S32)、フ
ォーカス用ステッピングモータ7を無限方向に1ステッ
プ移動させ(S33)、図3のメインルーチンに戻る。
無限方向でなければFカウンタ26の値を1つ増加させ
(S34)、至近方向に1ステップ移動させ(S3
5)、メインルーチンに戻る。
【0027】よって、Fタイマ21による割り込みによ
ってフォーカス用ステッピングモータ7は1ステップづ
つ回転され、さらに、図3に示したメインルーチンのス
テップS23により、無限方向に方向設定されているた
め、始めの回転方向は無限方向である。そして、図3の
ステップS25以降により、F基準スイッチ9がオンす
るまで無限方向に回転させ(S25)、オンすればフォ
ーカス用ステッピングモータ7の回転方向を逆の至近方
向に設定する(S26)。そうすればFタイマ21によ
る割り込みによりフォーカス用ステッピングモータ7は
1ステップづつ至近方向に回転する。そして、F基準ス
イッチ9がオフした時点でFタイマ21による割り込み
を禁止することによりフォーカス用ステッピングモータ
7を停止させ(S27、S28)、フォーカス用ステッ
ピングモータ7の位置を示すFカウンタ26を初期化す
る。すなわち、フォーカス用ステッピングモータ7の位
置の初期化は、シーケンシャルに行われる。なお、本実
施例におけるFカウンタ26の初期化とは、Fカウンタ
26をリセットし値を0とするものであるが、他の実施
例として所定の値をプリセットしてもよい。
【0028】次に、Zタイマ22による割り込み処理に
ついて、図5に示したフローチャートを用いて説明す
る。割り込みが発生すると、先ずフラッグ0がセット、
すなわち1であるかどうかを検出する(S41)。電源
をオンした当初は、図3に示したメインルーチンのステ
ップS21によりフラグ0は1に設定されているので、
初期化動作は完了していないと判断し、フラグ1がセッ
ト、すなわち1であるかどうかを検出する(S42)。
同じく電源をオンした当初はフラグ1は1に設定されて
いるので、初期化動作においてズーム用ステッピングモ
ータ10の初期位置を示すZ基準スイッチ12が一度も
オンしていないと判断し、Z基準スイッチ12がオンす
るまでズーム用ステッピングモータ10の回転方向を、
バリエーターレンズ群2がテレ方向に移動する方向に設
定する(S43、S44)。
【0029】そして、駆動フラグがリセット、すなわち
0であるかどうかを検出し(S49)、電源をオンした
当初は駆動フラグは1に設定されているので、ズーム用
ステッピングモータ10の動作は可と判断し、駆動方向
がテレ方向に設定されているかどうかを検出する(S5
0)。電源をオンした当初の駆動方向はステップS44
にてテレ方向に設定されているので、ズーム用ステッピ
ングモータ10の位置を示すカウンタの値を1つ減少さ
せ(S51)、ズーム用ステッピングモータ10をテレ
側へ1ステップ移動させ(S52)、メインルーチンに
戻る。
【0030】その後、Zタイマ22による割り込み処理
が1回又は複数回行われ、ズーム用ステッピングモータ
10がテレ方向に順次回転すると、テレ側に設けられた
Z基準スイッチ12がオンとなる。よって、ステップS
43にてZ基準スイッチ12がオンしたことを検出し、
フラグ1をクリア、すなわち0に設定する(S45)。
すなわち、ステップS42は、Z基準スイッチ12の初
期化動作の進行状況の判定手段である。そして、フラグ
1はクリアされているので、次回の割り込み処理からは
ステップS42にてZ基準スイッチ12が一度オンした
と判断し、Z基準スイッチ12がオフするまでズーム用
ステッピングモータ10の回転方向を、バリエーターレ
ンズ群2がワイド方向に移動する方向に設定する(S4
6、S47)。すると、ステップS50では駆動方向が
テレ方向に設定されていないと判断し、ズーム用ステッ
ピングモータ10の位置を示すZカウンタ27の値を1
つ増加させ(S53)、ズーム用ステッピングモータ1
0をワイド側へ1ステップ移動させ(S54)、メイン
ルーチンに戻る。
【0031】そして、その後さらにZタイマ22による
割り込み処理が行われ、ズーム用ステッピングモータ1
0がワイド方向に回転し、ステップS46にてZ基準ス
イッチ12がオフしたことを検出すれば、駆動フラグを
クリアし、フラグ0をクリアし、Zカウンタ27を初期
化する(S48)。よって、次回からのZタイマ22に
よる割り込み処理では、フラグ0はクリアされているの
でステップS41によりステップS42からS48まで
の処理、すなわちZカウンタ27の初期化に伴う動作は
行われない。よって、ステップS41は、Z基準スイッ
チ12の初期化動作が完了したか否かを判定する判定手
段を構成する。また、ステップS48にて駆動フラグは
クリアされているので、ズームスイッチ28を操作する
ことにより駆動フラグがセットされない限り、ステップ
S49によりステップS50からS54までの処理、す
なわちズーム用ステッピングモータ10の駆動は行われ
ない。なお、本実施例におけるZカウンタ27の初期化
とは、Zカウンタ27をリセットし値を0とするもので
あるが、他の実施例として所定の値をプリセットしても
よい。
【0032】以上、図5を用いて説明した通り、ズーム
用ステッピングモータ10の位置の初期化は、励磁電圧
を切り換えるタイマ割り込み処理と共に行われるので、
図3に示したフォーカス用ステッピングモータ7の位置
の初期化と並行して行われる。
【0033】なお、本実施例は2つのステッピングモー
タに対するステッピングモータ制御装置であるが、3つ
以上のステッピングモータに対しても、1つをシーケン
シャルに位置の初期化を行い、他を夫々の励磁電圧を切
り換えるためのタイマ割り込み処理と共に行うことによ
り実現できるということは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、複数個のステッピング
モータの位置の初期化を並行して行うことにより全モー
タの初期化動作を短時間で行うことができるステッピン
グモータ制御装置を提供することができる。特に、カメ
ラのフォーカス機構を駆動するフォーカス用ステッピン
グモータとズーム機構を駆動するズーム用ステッピング
モータを制御する装置であれば、電源投入時の応答性の
高いシステムを提供することができ、その効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した機能ブロック図であ
る。
【図2】実施例の動作を示す説明図である。
【図3】実施例の動作を示すフローチャート図である。
【図4】実施例の動作を示すフローチャート図である。
【図5】実施例の動作を示すフローチャート図である。
【図6】インナーフォーカス方式のフォーカス機構を示
した機能ブロック図である。
【図7】従来のステッピングモータ制御装置の動作を示
すフローチャート図である。
【図8】F基準スイッチの動作を示す説明図である。
【図9】Z基準スイッチの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
2 バリエーターレンズ群 4 後玉レンズ群 5 撮像素子 7 フォーカス用ステッピングモータ 9 F基準スイッチ 10 ズーム用ステッピングモータ 12 Z基準スイッチ 20 システム制御回路 21 Fタイマ 22 Zタイマ 26 Fカウンタ 27 Zカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/34 G03B 3/10 H04N 5/232

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータにて駆動される移動
    体を基準位置スイッチが動作する基準位置まで移動させ
    移動体の位置を示すカウンタを初期化する初期化動作を
    複数のステッピングモータに対して行うステッピングモ
    ータ制御装置において、 1つのステッピングモータに対してシーケンシャルに前
    記初期化動作を行う第1初期化手段と、 他のステッピングモータの励磁電圧の切換えをタイマ割
    り込みにて制御する割り込み制御手段と、 前記他のステッピングモータに対して前記タイマ割り込
    みが発生する都度順次前記初期化動作を行う第2初期化
    手段と、を具備することを特徴とするステッピングモー
    タ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2初期化手段は、前記初期化動作
    の進行状況を判定する判定手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のステッピングモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記1つのステッピングモータはカメラ
    のフォーカス機構を駆動するフォーカス用ステッピング
    モータであり、前記他のステッピングモータは前記カメ
    ラのズーム機構を駆動するズーム用ステッピングモータ
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    ステッピングモータ制御装置。
JP7091035A 1995-04-17 1995-04-17 ステッピングモータ制御装置 Pending JPH08289595A (ja)

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Cited By (4)

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