JP4251305B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はレンズ駆動装置に係り、特にプリセット機能を搭載したレンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビカメラ等に装着されるレンズ装置には、変倍レンズやフォーカスレンズ等の移動可能なレンズを操作部材の操作に基づいてモータにより駆動するレンズ駆動装置が使用されている。このようなレンズ駆動装置において、従来、テレビレンズのズーム位置やフォーカス位置を予め記憶されたプリセット位置にボタン操作するだけで自動で移動させるプリセット機能を搭載したものがある(特開平8−334674)。例えば、ズーム位置に関してプリセットスイッチをオンしてプリセット機能を実行させると、変倍レンズは現在位置から予め記憶されたプリセット位置まで所定の速度で移動され、プリセット位置で停止される。
【0003】
ところで、変倍レンズは操作部材の操作量に基づいて速度制御される場合が多く、その操作部材の操作量が最大のときの変倍レンズの移動速度(ズーム最大スピード)が速度調節ツマミ等の速度調節手段によって変更できるようになっているものがある。従来、このようなレンズ駆動装置では、プリセット再生時のズームスピードも、その速度調節手段の設定値によって変更され、プリセット再生時におけるズームスピードは、操作部材の操作時におけるズーム最大スピードと一致するように制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように操作部材の操作時のズーム最大スピードと、プリセット再生時のズームスピードとが同一スピードに制御されると、両動作時のズームスピードを同時に好適に調整することができないという不都合が生じていた。たとえば、操作部材の操作時においては、ズーム最大スピードをあまりに低速に設定することは操作性の点から想定し難い一方、プリセット再生時には低速に設定したい場合がある。このような場合には操作部材を操作する際又はプリセット再生を行う際にその都度好適な速度となるように速度調節手段の設定値を変更するしかなかった。また、従来、速度調節手段は、主として操作部材の操作時のズーム最大スピードを調節するために設けられるため、この速度調節手段で調節できるズーム最大スピードの下限は比較的速い速度に制限されている。このため、プリセット再生時におけるズームスピードを超低速に設定することができなかった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、通常の操作部材の操作時のズームスピード(ズーム最大スピード)と、プリセット再生時のズームスピードのいずれも同時に好適に設定できるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、レンズ鏡胴内のレンズを操作部材の操作に基づいてモータにより移動させると共に、プリセット再生の実行が指示されると予め設定したプリセット位置に前記レンズを前記モータにより移動させるプリセット機能を搭載したレンズ駆動装置において、前記レンズの移動速度を変更する速度調節手段と、前記速度調節手段の設定値を検出する設定値検出手段と、前記速度調節手段の設定値の可変範囲の各値に対して速度を対応付けるための第1の対応関係と該第1の対応関係と異なる第2の対応関係とを用い、前記設定値検出手段によって検出された設定値に対して前記第1の対応関係により対応付けられた第1の速度を前記操作部材の操作時における前記レンズの最大移動速度として設定し、前記設定値検出手段によって検出された設定値に対して前記第2の対応関係により対応付けられた第2の速度を前記プリセット再生時における前記レンズの移動速度として設定する速度設定手段と、前記操作部材の操作に基づいて前記レンズを移動させる場合には前記第1の速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させ、前記プリセット再生時に前記レンズを移動させる場合には前記第2の速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、1つの速度調節手段の設定値に対して、操作部材の操作時におけるレンズの最大移動速度(ズーム最大スピード)と、プリセット再生時におけるレンズの移動速度(ズームスピード)とをそれぞれ別々に対応させた速度に設定するようにしたため、両方の動作時のズームスピードを同時に好適な速度に設定することができるようになる。また、省スペース化も図れる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、レンズ鏡胴内のレンズを操作部材の操作に基づいてモータにより移動させると共に、プリセット再生の実行が指示されると予め設定したプリセット位置に前記レンズを移動させるプリセット機能が搭載されたレンズ駆動装置において、前記操作部材の操作時における前記レンズの移動速度を設定する第1の速度設定手段と、前記プリセット再生時における前記レンズの移動速度を設定する第2の速度設定手段と、前記操作部材の操作に基づいて前記レンズを移動させる場合には前記第1の速度設定手段により設定された速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させ、前記プリセット再生時に前記レンズを移動させる場合には前記第2の速度設定手段により設定された速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、操作部材の操作時におけるレンズの最大移動速度(ズーム最大スピード)と、プリセット再生時におけるレンズの移動速度(ズームスピード)とを別々の設定手段によってに設定するようにしたため、両方の動作時のズームスピードを同時に好適な速度に設定することができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るレンズ駆動装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1及び図2は、本発明が適用された駆動ユニットが装着されたENGレンズの外観を示した平面図及び後面図である。これらの図に示すENGレンズ1は、ENGカメラ等の放送用テレビカメラに用いられるインナーフォーカス式ズームレンズであり、レンズ鏡胴2には、フォーカスリング4、ズームリング6及びアイリスリング8が設けられ、レンズ鏡胴2の後端部にはエクステンダ装置10が設けられる。
【0011】
また、レンズ鏡胴2の側部には前記フォーカスリング4、ズームリング6及びアイリスリング8を駆動する駆動ユニット12が設けられている。尚、符号14はレンズフード、15はレンズフード取付ツマミである。
レンズ鏡胴2の内部構成については図示されていないが、周知の如く、鏡胴内には、前方から順に、固定フォーカスレンズ、移動フォーカスレンズ、変倍レンズ、アイリス、及びリレーレンズ等が設けられ、その後方に、エクステンダ装置10が配置される。そして、フォーカスリング4を回動することにより移動フォーカスレンズが光軸に沿って前後移動してフォーカス調整が行われ、ズームリング6を回動することにより、変倍レンズが光軸に沿って前後移動してズーム調整が行われる。また、アイリスリング8を回動することによりアイリスの絞り径が調整されるようになっている。
【0012】
駆動ユニット12はケース18を有し、このケース18はビス20、20を介してレンズ鏡胴2の側部に取り付けられる。ケース18内には、図示せぬフォーカス駆動用モータが配置され、このフォーカス駆動用モータは、図示せぬギヤ伝達機構を介して前記フォーカスリング4と噛み合い、フォーカスリング4を回転駆動する。尚、駆動ユニット12にフォーカス駆動用モータが搭載されていないものもあり、本実施の形態では、フォーカス駆動用モータが搭載されていなくてもよい。また、ケース18内には、ズーム駆動用モータが配置され、このズーム駆動用モータは、図示せぬギヤ伝達機構を介して前記ズームリング6と噛み合い、ズームリング6を回転駆動する。同様に、ケース18内には、図示せぬアイリス駆動用モータが配置され、このアイリス駆動用モータは、図示せぬギヤ伝達機構を介して前記アイリスリング8と噛み合い、アイリスリング8を回転駆動する。
【0013】
ケース18の上面にはズームシーソコントロールスイッチ22(以下、シーソスイッチという)、アイリスのオート/マニュアルモード切替スイッチ24、アイリスモーメンタリースイッチ25、リターンスイッチ26等が設けられている。また、取付用ビス20、20の近くには、プリセットスイッチ34及びプリセット位置メモリスイッチ36が設けられている。
【0014】
シーソスイッチ22は、中立位置を基準に揺動自在に設置され、シーソスイッチ22をテレ(T)側又はワイド(W)側に押圧操作すると、前記ズームリング6がテレ側又はワイド側に回動するようになっている。また、シーソスイッチ22の押し込み量(操作量)によってズームスピードを調整することができ、その押し込み量が大きいほどズームスピードは高速になる。
【0015】
プリセットスイッチ34及びプリセット位置メモリスイッチ36は、プリセット機能を駆動ユニット12上で実行できるように設けられたもので、プリセットスイッチ34とプリセット位置メモリスイッチ36を同時に押すと、そのときの変倍レンズの位置(ズーム位置)がプリセット位置としてメモリに記憶され、プリセットスイッチ34のみを押すと、メモリに記憶されたプリセット位置に変倍レンズが移動されるようになっている(プリセット再生)。従って、カメラマンはまずシーソスイッチ22を操作してプリセット位置として設定したい所望のズーム位置に変倍レンズを移動させ、上記プリセットスイッチ34とプリセット位置メモリスイッチ36を同時に押す。これにより、そのズーム位置がプリセット位置としてメモリに記憶される。そして、撮影動作を行なっている際にプリセット機能を使用してズーム位置をプリセット位置に移動させたい場合にはプリセットスイッチ34を押す。これにより、変倍レンズがメモリに記憶されたプリセット位置に自動で移動される。
【0016】
尚、プリセットスイッチ34を押したときのズームスピードは、後述のズーム最大スピード調節ツマミ38の設定値(この実施例においては、設定位置)によって調整できるようになっている。
ケース18の側面にはグリップバンド28が設けられ、カメラマンはこのグリップバンド28の中に右手(親指以外の4本の指)を挿入してレンズ鏡胴2を保持することができるようになっている。また、ケース18の後面にはVTRスイッチ30及びクイックズーム&定速オートズームスイッチ32が配設され(図2参照)、これらのスイッチ30、32はカメラマンが右手の親指で操作できるようになっている。
【0017】
VTRスイッチ30は、撮影中の映像をビデオテープに記録(録画)する際の録画開始/終了を操作するためのスイッチである。
クイックズーム&定速オートズームスイッチ32は、クイックズームと定速オートズームの両機能を実行するために兼用されるスイッチであり、ズーム位置が停止しているときにこのスイッチ32を押すと、クイックズームの機能が作動し、シーソスイッチ22の操作中に(ズーム位置が移動しているとき)にこのスイッチ32を押すと、定速オートズームの機能が作動するようになっている。クイックズームは、スイッチ32を押している間、所定のズームスピード(高速)でテレ端に向かう方向に変倍レンズを移動させ、スイッチ32を離すと、元のズーム位置(クイックズームスイッチ32を押圧操作した時点のズーム位置)に変倍レンズを所定のズームスピードで復帰させるようにした機能である。
【0018】
一方、定速オートズームは、スイッチ32を押すことによって、シーソスイッチ22の操作によって移動されている変倍レンズの移動速度(ズームスピード)をそのスイッチ32を押したときの速度に保持する機能である。従って、シーソスイッチ22をテレ(T)側又はワイド(W)側に押圧操作して所望のズームスピードとなったときにスイッチ32を押すことにより、シーソスイッチ22の押圧操作を解除してもズームスピードが一定に保持されるようになっている。
【0019】
ケース18の後面には、ズーム最大スピード調節ツマミ38が設けられ、このツマミ38を回動操作することによって、シーソスイッチ22を最も深く押し込み操作した場合のズームスピード(ズーム最大スピード)を適宜変更することができる。例えば、ズーム最大スピード調節ツマミ38を図中時計回転方向に回すほどズーム最大スピードは高速に設定され、逆に、反時計回転方向に回すほどズーム最大スピードは低速に設定される。また、上述のように、プリセットスイッチ34が押されたときのズームスピードも、このズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置に応じて可変される。尚、ズーム最大スピード調節ツマミ38の作用についての詳細は後述する。
【0020】
また、図2に示した符号39はエクステンダ切替レバーであり、該レバー39を回動操作することによって、2倍のエクステンダを撮影光路中に挿脱することができるようになっている。
図3は、上記駆動ユニット12においてズームリング6をモータ駆動する回路の構成を示したブロックである。上記シーソスイッチ22は、例えばインクリメンタル型ロータリーエンコーダ50(以下、エンコーダ50という)の回転軸に連結され、シーソスイッチ22が操作されるとその押し込み方向と押し込み量に応じた数と位相(2相パルス出力としたときの各相間のパルスの位相)のパルスがそのエンコーダ50から出力される。エンコーダ50から出力されたパルスは、カウンタ52によって計数され、シーソスイッチ22の押し込み方向と押し込み量が所定範囲内の数値でCPU54に与えられる。CPU54はカウンタ52から与えられた数値に基づいてズーム駆動用モータ60(以下、モータ60という)の回転方向及び回転速度を決定する。このとき、CPU54は、ポテンショメータ68から出力されるズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置(アナログ電圧)をA/D変換器70を介して取得し、シーソスイッチ22の押し込み量が最大となったときのズームスピードがズーム最大スピード調節ツマミ38で設定された最大スピードとなるようにモータ60の回転速度を決定する。尚、ズームスピードに関するCPU54の処理についてには後述する。
【0021】
このようにしてモータ60の回転方向及び回転速度を決定すると、CPU54は、これに基づいて速度制御信号(モータ駆動信号)を生成し、その速度制御信号をD/A変換器56に出力する。速度制御信号はD/A変換器56によってアナログ信号に変換された後、アンプ58に入力され、その速度制御信号の示す回転速度と、タコジェネレータ62によってフィードバックされるモータ60の実際の回転速度との差分に応じた電圧がアンプ58からモータ60に印加される。これにより、モータ60は、CPU54で設定された回転方向及び回転速度で駆動される。従って、モータ60に連結されたズームリング6はシーソスイッチ22の押し込み方向及び押し込み量に応じた回転方向及び速度で回転され、この回転によって変倍レンズ64が移動される。
【0022】
また、上記CPU54は、駆動ユニット12のケース18に配設されたシーソスイッチ22以外の各種操作部材72の操作も同様に検出し、それらの操作に応じて各種処理を実行する。図3に示す操作部材72には、シーソスイッチ22とプリセット機能に関する操作部材のみを示し、ここでは、プリセット機能に関する操作部材が操作されたときのCPU54の処理について説明する。
【0023】
CPU54は、上記プリセットスイッチ34と上記プリセット位置メモリスイッチ36が同時に押されたことを検出すると、そのときのズーム位置をズーム位置検出用のポテンショメータ74からA/D変換器76を介して取得する。そして、そのズーム位置をプリセット位置としてメモリ78に記憶させる。
一方、プリセットスイッチ34のみが押されたことを検出した場合には、メモリ78に記憶されているプリセット位置を読み出すと共に、上記ポテンショメータ74からズーム位置を取得し、このズーム位置がプリセット位置に等しくなるように速度制御信号を上述と同様にD/A変換器56に出力する。即ち、CPU54は、ズーム位置がプリセット位置に近づく方向となるようにモータ60の回転方向を速度制御信号によって指示すると共に、上記ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置に対応するズームスピードを上限としてズーム位置とプリセット位置との差分に応じた速度となるようにモータ60の回転速度を速度制御信号によって指示する。これにより、ズームリング6がその速度制御信号に基づいて回転される。ポテンショメータ74によって取得されるズーム位置がプリセット位置に一致すると、モータ60の回転が停止され、ズーム位置がプリセット位置で停止される。尚、このプリセット再生時におけるズームスピードに関するCPU54の処理についての詳細は後述する。
【0024】
図4は、上述のプリセット機能に関するCPU54の処理手順を示したフローチャートである。CPU54はまず初期設定を行なった後(ステップS10)、プリセットスイッチ34がオンされたか否かを判定する(ステップS12)。NOと判定した場合にはシーソスイッチ22や図示しない操作部材の操作に応じた通常の撮影処理(ズーム制御、絞り制御、フォーカス制御等)を実行し(ステップS14)、上記ステップS12に戻る。
【0025】
一方、ステップS12においてYESと判定した場合には、続いて、プリセット位置メモリスイッチ36がオンされたか否かを判定する(ステップS16)。このとき、YESと判定した場合には、上記ズーム位置検出用のポテンショメータ74からズーム位置を取得し、そのズーム位置をプリセット位置としてメモリ78に記憶させる(ステップS18)。そして、上記ステップS12に戻る。一方、ステップS16においてNOと判定した場合には、プリセット動作処理を行なう。このプリセット動作処理は、上述のようにメモリ78に記憶されているプリセット位置を読み出し、そのプリセット位置にズーム位置を移動させる処理である(ステップS20)。そして、ズーム位置がプリセット位置に移動したことを検出すると上記ステップS12に戻る。CPU54は以上の処理を繰り返し実行する。
【0026】
以上の処理により、プリセット位置の記憶及び再生の処理が実行される。プリセットスイッチ34及びプリセット位置メモリスイッチ36の操作に基づいて実行される。
尚、上記説明では、駆動ユニット12のケース18にプリセットスイッチ34とプリセット位置メモリスイッチ36を設け、プリセットスイッチ34とプリセット位置メモリスイッチ36とが同時に押されたときにプリセット位置の記憶を行い、プリセットスイッチ34のみが押されたときにプリセット再生を行なうようにしたが、これらのプリセット機能を実行するためのスイッチの構成及び操作はこれに限らない。例えば、プリセット位置をメモリ78に記憶させる場合にプリセット位置メモリスイッチ36のみを押すようにしてもよいし、更に、プリセットスイッチ34のみを設けるようにし、そのプリセットスイッチ34が所定時間以上押されたときにはプリセット位置の記憶を行い、プリセットスイッチ34が前記所定時間より短いときには、プリセット再生を行なうようにしてもよい。この場合、プリセットスイッチ34を長く押しても、プリセット位置の記憶が行なわれたか否かを判断するのは困難なため、例えば、LED等の表示手段を設け、プリセット位置の記憶が終了した場合には、そのLEDを点灯させるようにしてもよい。図5は、駆動ユニット12にプリセットスイッチ34のみを設けた場合の上記CPU54の処理手順を示したフローチャートである。尚、図4に示したフローチャートのステップと同一処理内容のステップには同一符号を付している。CPU54はまず初期設定を行なった後(ステップS10)、プリセットスイッチ34がオンされたか否かを判定する(ステップS12)。NOと判定した場合にはシーソスイッチ22や図示しない操作部材の操作に応じた通常の撮影処理を実行し(ステップS14)、上記ステップS12に戻る。
【0027】
一方、ステップS12においてYESと判定した場合には、続いて、そのプリセットスイッチ34の押されている時間を所定時間経過したか否かを判定する(ステップS30)。このとき、YESと判定した場合には、プリセット位置の記憶処理を行なう(ステップS18)。そして、駆動ユニット12の所定位置に設置したLEDを点灯表示させ(ステップS32)、上記ステップS12に戻る。一方、ステップS30においてNOと判定した場合には、プリセット動作処理を行なう(ステップS20)。そして、ズーム位置がプリセット位置に移動したことを検出すると上記ステップS12に戻る。CPU54は以上の処理を繰り返し実行する。以上のように、プリセットスイッチ34のみでもプリセット機能を適切に実行することができる。
【0028】
また、上記実施の形態では、プリセット位置をメモリ78に記憶させるようにしたが、メモリ78を用いなくても、プリセット位置は、例えば位置調節ツマミ等によって焦点距離等を予め指定することによって設定できるようにしてもよい。即ち、位置調節ツマミを操作すると、位置調節ツマミに直結されたポテンショメータの電圧信号がCPU54に入るようにし、その電圧信号に対応する位置に変倍レンズ64が移動するようにしてもよい。
【0029】
次に、上記シーソスイッチ22の操作時とプリセット再生時におけるズームスピードに関する上記CPU54の処理について説明する。上述のように上記シーソスイッチ22の操作に基づいて変倍レンズ64を移動させる場合のズームスピード(ズーム最大スピード)と、プリセット再生時において変倍レンズ64を移動させる場合のズームスピードは共に、同一のズーム最大スピード調節ツマミ38によって調節されるようになっている。但し、シーソスイッチ22の操作時のズーム最大スピードは、図6の曲線aに示すように、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置の可変範囲Pmin 〜Pmax に対して1〜1/10の範囲に設定される。尚、ここに示すズーム最大スピードの値は、ズーム最大スピードの最大値との比(或いは最大値を1)として表したものである。
【0030】
一方、プリセット再生時のズームスピードは、図6の曲線bに示すように、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置の可変範囲Pmin 〜Pmax に対して1〜1/100の範囲に設定される。
従って、例えば、プリセット再生時のズームスピードを超低速に設定した場合であっても、シーソスイッチ22の操作時のズーム最大スピードを少なくとも最大値の1/10以上には確保することができ、シーソスイッチ22の操作時のズームスピードが遅すぎるという不具合が生じないようになっている。尚、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置の可変範囲Pmin 〜Pmax に対応する上記速度範囲は1〜1/10又は1〜1/100の範囲に限られず、他の範囲に設定してもよい。
【0031】
CPU54は、プリセットスイッチ34がオフの場合、即ち、シーソスイッチ22の操作に基づいてモータ60を制御しようとする場合、上述のようにズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置をポテンショメータ68及びA/D変換器70を介して取得し、その設定位置に基づいて図6の曲線aで示したように1〜1/10の範囲のズーム最大スピードを設定する。これにより、シーソスイッチ22が最大に押し込まれたときのズーム最大スピードが決定される。そして、CPU54は、シーソスイッチ22の操作量(制御データctrl)を上記エンコーダ50及びカウンタ52を介して取得し、その制御データctrlに上記ズーム最大スピードを乗算する。これにより、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置とシーソスイッチ22の操作量とに応じた大きさの速度データが算出される。尚、変倍レンズ64の移動方向(モータ60の回転方向)は、例えばシーソスイッチ22がテレ側とワイド側に押圧操作されたときの制御データctrlの符号を正負で表すことにより容易に識別することができ、以下、変倍レンズ64の移動方向についての説明は省略する。
【0032】
このようにして算出された速度データは上記速度制御信号としてCPU54からD/A変換器56に出力され、上述のようにこの速度制御信号によってモータ60がズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置とシーソスイッチ22の操作量とに応じた速度で回転されると共に、これと連動して変倍レンズ64が移動される。
【0033】
一方、CPU54は、プリセットスイッチ34がオンされた場合、即ち、モータ60を制御してプリセット位置に変倍レンズ64を移動させる場合、モータ60の制御を位置制御に切り替える。即ち、メモリ78からプリセット位置を読み出すと共に、ズーム位置検出用のポテンショメータ74から現在のズーム位置を取得し、プリセット位置と現在のズーム位置との差分に所定のゲインを掛けた値をモータ60の回転速度を制御する制御データとする。また、上述のようにズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置をポテンショメータ68及びA/D変換器70を介して取得し、その設定位置に基づいて図6の曲線bで示したように1〜1/100の範囲の速度(上限速度)を設定する。続いて上記制御データが上記ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置から求めた上限速度を越えているか否かを判定し、もし、越えていれば、制御データをズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置から求めた上限速度に変更する。即ち、モータ60の回転速度をズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置から求めた上限速度に制限し、モータ60がこの上限速度より速く回転しないようしている。
【0034】
このようにして求められた制御データは上記速度制御信号としてCPU54からD/A変換器56に出力され、上述のようにこの速度制御信号によってモータ60がズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置に応じた速度で回転されると共に、これと連動して変倍レンズ64が移動され、変倍レンズ64がプリセット位置に移動される。
【0035】
以上のCPU54の処理手順を図7のフローチャートに示す。まず、CPU54は初期設定を行なった後(ステップS40)、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置を取得し、その位置をspとする(ステップS42)。続いて、プリセットスイッチ34を監視し、プリセットスイッチ34がオンかオフかを判定する(ステップS44)。プリセットスイッチ34がオフと判定した場合、CPU54は、シーソスイッチ22の操作量をエンコーダ50及びカウンタ52を介して取得し、その操作量を制御データctrlとする(ステップS46)。次に、上記ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置spにより図6の曲線aに示したようにズーム最大スピードを1〜1/10の範囲の値に設定し、この値に上記制御データctrlを乗算して速度データを算出する(ステップS48)。そして、この速度データを速度制御信号としてD/A変換器56に出力し(ステップS50)、上記ステップS42に戻る。この処理により、モータ60がズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置とシーソスイッチ22の操作量とに応じた回転速度で回転されると共に、これらに応じた速度で変倍レンズ64が移動される。
【0036】
一方、上記ステップS44においてプリセットスイッチ34がオンと判定した場合、CPU54は、モータ60の制御を位置制御に切り替える(ステップS52)。そこで、まず、メモリ78に記憶されたプリセット位置を読み出すと共に、ズーム位置検出用のポテンショメータ74から現在のズーム位置を取得し、プリセット位置と現在のズーム位置との差分に所定のゲインを掛けて制御データを求める(ステップS54)。続いて、上記ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置spにより、図6の曲線bに示したようにズームスピードの上限速度を1〜1/100の範囲の値に設定し、上記制御データがこの上限速度を越えている場合には制御データをこの上限速度に変更し、越えていなければ制御データをそのままの値とする(ステップS56)。そして、その制御データを速度制御信号として上記D/A変換器56に出力する(ステップS58)。これにより、モータ60が制御データで指示された回転速度で回転され、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置に応じた速度で変倍レンズ64が移動される。そして、ズーム位置検出用のポテンショメータ74から現在のズーム位置を取得し、現在のズーム位置がプリセット位置に到達したか否かを判定し(ステップS60)、NOと判定した場合には、上記ステップS54からの処理を繰り返し実行する。これにより、変倍レンズ64がプリセット位置まで移動される。変倍レンズ64がプリセット位置に到達した場合には、ステップS42に戻る。
【0037】
以上の処理手順により、ズーム最大スピード調節ツマミ38の設定位置に応じてシーソスイッチ22の操作時におけるズーム最大スピードと、プリセット再生時におけるズームスピードとが、それぞれ別々の好適な速度に設定される。
尚、上記説明では、同一の速度調節手段(ズーム最大スピード調節ツマミ38)の設定位置によりシーソスイッチ22の操作時におけるズーム最大スピードと、プリセット再生時におけるズームスピードとを設定するようにしたが、シーソスイッチ22の操作時におけるズーム最大スピードを設定する速度調節手段と、プリセット再生時における速度調節手段とをそれぞれ別に設けてもよい。この場合のCPU54の処理手順を図8に示す。尚、シーソスイッチ22の操作時におけるズーム最大スピードを調節するツマミを速度調節手段Aとし、プリセット再生時におけるズームスピードを調節するツマミを速度調節手段Bとする。
【0038】
まず、CPU54は初期設定を行なった後(ステップS70)、速度調節手段Aの設定位置を取得し、その位置をspAとする(ステップS72)。続いて、プリセットスイッチ34を監視し、プリセットスイッチ34がオンかオフかを判定する(ステップS74)。プリセットスイッチ34がオフと判定した場合、CPU54は、シーソスイッチ22の操作量をエンコーダ50及びカウンタ52を介して取得し、その操作量を制御データctrlAとする(ステップS76)。次に、上記速度調節手段Aの設定位置spAにより図6の曲線aに示したようにズーム最大スピードを1〜1/10の範囲の値に設定し、この値に上記制御データctrlAを乗算して速度データを算出する(ステップS78)。そして、この速度データを速度制御信号としてD/A変換器56に出力し(ステップS80)、上記ステップS72に戻る。この処理により、モータ60が速度調節手段Aの設定位置とシーソスイッチ22の操作量とに応じた回転速度で回転されると共に、これらに応じた速度で変倍レンズ64が移動される。
【0039】
一方、上記ステップS74においてプリセットスイッチ34がオンと判定した場合、CPU54は、モータ60の制御を位置制御に切り替える(ステップS82)。そこで、まず、メモリ78に記憶されたプリセット位置を読み出すと共に、ズーム位置検出用のポテンショメータ74から現在のズーム位置を取得し、プリセット位置と現在のズーム位置との差分に所定のゲインを掛けて制御データを求める(ステップS84)。続いて、速度調節手段Bの設定位置を取得し、その位置をspBとする(ステップS86)。そして、速度調節手段Bの設定位置spBにより図6の曲線bに示したようにズームスピードの上限速度を1〜1/100の範囲の値に設定し、上記制御データがこの上限速度を越えている場合には制御データをこの上限速度に変更し、越えていなければ制御データをそのままの値とする(ステップS88)。そして、その制御データを速度制御信号として上記D/A変換器56に出力する(ステップS90)。これにより、モータ60が制御データで指示された回転速度で回転され、速度調節手段Bの設定位置に応じた速度で変倍レンズ64が移動される。そして、ズーム位置検出用のポテンショメータ74から現在のズーム位置を取得し、現在のズーム位置がプリセット位置に到達したか否かを判定し(ステップS92)、NOと判定した場合には、上記ステップS84からの処理を繰り返し実行する。これにより、変倍レンズ64がプリセット位置まで移動される。変倍レンズ64がプリセット位置に到達した場合には、ステップS72に戻る。
【0040】
以上の処理手順により、シーソスイッチ22の操作時におけるズーム最大スピードと、プリセット再生時におけるズームスピードとが、それぞれ別々の速度調節手段A、Bによって好適な速度に設定される。
尚、上記実施の形態では、シーソスイッチ22の操作時におけるズーム最大スピード及びプリセット再生時におけるズームスピードを回動自在のツマミ(ズーム最大スピード調節ツマミ)によって設定するようにしたが、これに限らず、どのような速度調節手段を用いてもよい。例えば、直線的にスライドするツマミの位置によりズームスピード(ズーム最大スピード)を設定できるようにしてもよいし、または液晶表示部を設けてその液晶表示部でスームスピードの値を確認しながらズームスピードの値を入力できるようにしてもよい。
【0041】
また、上記実施の形態では、変倍レンズ64に関するプリセット機能及び移動速度の制御について本発明を適用したが、本発明にはこれに限らずフォーカスレンズ等、他の移動レンズに関しても同様に適用できる。
また、上記実施の形態では、ENGレンズに装着される駆動ユニットに本発明を適用する場合について説明したが、本発明は、レンズ装置に接続して使用される外部コントローラにおいても同様に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るレンズ駆動装置によれば、1つの速度調節手段の設定値に対して、操作部材の操作時におけるレンズの最大移動速度(ズーム最大スピード)と、プリセット再生時におけるレンズの移動速度(ズームスピード)とをそれぞれ別々に対応させた速度に設定することにより、両方の動作時のズームスピードを同時に好適な速度に設定することができるようになる。また、速度調整手段が1つで足りるため、省スペース化が図れる。
【0043】
また、操作部材の操作時におけるレンズの最大移動速度(ズーム最大スピード)と、プリセット再生時におけるレンズの移動速度(ズームスピード)とを別々の設定手段によってに設定できるようにすることで、両方の動作時のズームスピードを同時に好適な速度に設定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用された駆動ユニットが装着されたENGレンズの外観を示した平面図である。
【図2】図2は、本発明が適用された駆動ユニットが装着されたENGレンズの外観を示した後面図である。
【図3】図3は、駆動ユニットにおいてズームリングをモータ駆動する回路の構成を示したブロックである。
【図4】図4は、プリセット機能に関するCPUの処理手順を示したフローチャートである。
【図5】図5は、プリセット位置の記憶と再生を1つのプリセットスイッチによって行なう場合のプリセット機能に関するCPUの処理手順を示したフローチャートである。
【図6】図6は、ズーム最大スピード調節ツマミの設定位置に対応する速度を示した説明図である。
【図7】図7は、シーソスイッチの操作時とプリセット再生時のCPUの処理手順を示したフローチャートである。
【図8】図8は、他の実施の形態におけるシーソスイッチの操作時とプリセット再生時のCPUの処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…ENGレンズ、2…レンズ鏡胴、6…ズームリング、12…駆動ユニット、22…ズームシーソコントロールスイッチ(シーソスイッチ)、34…プリセットスイッチ、36…プリセット位置メモリスイッチ、38…ズーム最大スピード調節ツマミ、54…CPU、変倍レンズ…64
Claims (3)
- レンズ鏡胴内のレンズを操作部材の操作に基づいてモータにより移動させると共に、プリセット再生の実行が指示されると予め設定したプリセット位置に前記レンズを前記モータにより移動させるプリセット機能を搭載したレンズ駆動装置において、
前記レンズの移動速度を変更する速度調節手段と、
前記速度調節手段の設定値を検出する設定値検出手段と、
前記速度調節手段の設定値の可変範囲の各値に対して速度を対応付けるための第1の対応関係と該第1の対応関係と異なる第2の対応関係とを用い、前記設定値検出手段によって検出された設定値に対して前記第1の対応関係により対応付けられた第1の速度を前記操作部材の操作時における前記レンズの最大移動速度として設定し、前記設定値検出手段によって検出された設定値に対して前記第2の対応関係により対応付けられた第2の速度を前記プリセット再生時における前記レンズの移動速度として設定する速度設定手段と、
前記操作部材の操作に基づいて前記レンズを移動させる場合には前記第1の速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させ、前記プリセット再生時に前記レンズを移動させる場合には前記第2の速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させる制御手段と、
を備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。 - レンズ鏡胴内のレンズを操作部材の操作に基づいてモータにより移動させると共に、プリセット再生の実行が指示されると予め設定したプリセット位置に前記レンズを移動させるプリセット機能が搭載されたレンズ駆動装置において、
前記操作部材の操作時における前記レンズの移動速度を設定する第1の速度設定手段と、
前記プリセット再生時における前記レンズの移動速度を設定する第2の速度設定手段と、
前記操作部材の操作に基づいて前記レンズを移動させる場合には前記第1の速度設定手段により設定された速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させ、前記プリセット再生時に前記レンズを移動させる場合には前記第2の速度設定手段により設定された速度となるように前記モータにより前記レンズを移動させる制御手段と、
を備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記プリセット再生時における前記レンズの移動速度は、設定可能な最大速度に設定される場合を除いて前記操作部材の操作時における前記レンズの最大移動速度よりも遅い速度となるように前記速度設定手段により設定されることを特徴とする請求項1のレンズ駆動装置。
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