JP2002107002A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2002107002A
JP2002107002A JP2000297825A JP2000297825A JP2002107002A JP 2002107002 A JP2002107002 A JP 2002107002A JP 2000297825 A JP2000297825 A JP 2000297825A JP 2000297825 A JP2000297825 A JP 2000297825A JP 2002107002 A JP2002107002 A JP 2002107002A
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JP2000297825A
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Hiromitsu Moriyama
浩光 森山
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
Masaaki Sugawa
昌晃 須川
Hajime Fujimoto
肇 藤本
Yuji Sata
裕士 佐多
Koichi Azuma
耕一 東
Hideki Ishikawa
英気 石川
Hirobumi Haraigawa
博文 原井川
Masao Kawasaki
雅夫 川崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンシングユニットの省スペース化を図
り、熱源体である液溜による圧縮機周囲温度の上昇を抑
えると共に、低圧側のアキュームレータにて圧縮機周囲
温度を抑制し、圧縮機並びに冷凍機油の寿命を延ばす。 【解決手段】 低圧シェル式圧縮機1と、圧縮機から吐
出された冷媒を凝縮する凝縮器3と、凝縮器によって凝
縮された液冷媒を収容する液溜4と、液溜から供給され
る液冷媒を減圧する絞り装置と、減圧された冷媒を蒸発
させる蒸発器と、蒸発器によって気化した冷媒を収容
し、気液分離すると共に、気化冷媒を圧縮機に吸入させ
るアキュームレータ7とを有し、冷凍サイクルを構成す
る冷凍装置において、アキュームレータ7を圧縮機1と
同レベルの高さに配置すると共に、液溜4を圧縮機1の
吐出管1Aより高い位置に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍装置、特に
冷凍サイクルにおいて凝縮された液冷媒を収容する液溜
と、蒸発によって気化した冷媒の気液分離を行なうアキ
ュームレータの配置及び構造を改良し、スーパーショー
ケース、冷蔵庫、恒温槽等に使用される冷凍装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の冷凍装置の構成を示す系
統図で、1台の圧縮機を搭載した例を示している。この
図において、1は圧縮機、2は油分離器で、圧縮機から
吐出される冷媒に混入している油を分離するものであ
る。3は凝縮器で、油分離器2を経て吐出された高温、
高圧の冷媒ガスを冷却して凝縮させ、液冷媒にするもの
である。4は液溜で、凝縮器3からの液冷媒を収容す
る。5は膨張弁で、液冷媒を蒸発しやすい気液2相状態
とするために減圧するものである。6は蒸発器で、気液
2相冷媒を蒸発させて周囲から熱をうばい、冷却を行な
うものである。7はアキュームレータで、蒸発器によっ
て気化した冷媒を収容し、気液分離を行なうと共に、気
化冷媒を圧縮機に吸入させることで冷凍サイクルを構成
している。
【0003】また、コンデンシングユニットとしては、
図9に示すように構成されていた。この図において、8
は取り付け用の台枠で、この台枠上に膨張弁5と蒸発器
6とを除く各装置、即ち圧縮機1、油分離器2、凝縮器
3、液溜4、アキュームレータ7が図示のように配置さ
れていた。特に、液溜4は横長の容器が台枠8に沿うよ
うにして圧縮機吐出管1Aよりも低い位置に設置され、
アキュームレータ7とも分離されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンデンシング
ユニットは以上のように構成され、高圧の液冷媒をその
容器内に収容していることで熱源体として作用する液溜
4が、圧縮機の吐出管1Aより低い位置に配置されてい
るため、液溜4により暖められた空気がコンデンシング
ユニット上方に移動する際に圧縮機の周囲温度が上昇し
やすくなり、圧縮機が過熱運転気味となって、圧縮機の
寿命が縮みやすくなると共に、圧縮機内に潤滑のために
保持されている冷凍機油の温度も上昇し、熱劣化による
スラッジ等が発生しやすくなるという問題点があった。
【0005】また、コンデンシングユニット内に液溜4
とアキュームレータ7とを分離して配置し、しかも液溜
4は横長容器を台枠8に沿うように設置しているため、
スペースがかさみ、コンデンシングユニットを小形化す
ることができないという問題点があった。更に、コンデ
ンシングユニットを長期停止する場合には、低圧シェル
である圧縮機1に多量の液冷媒が寝込み、その後の圧縮
機の起動時に液圧縮が発生して圧縮機1が破壊する恐れ
があった。また、コンデンシングユニットの運転中に外
気温度が上昇した場合、圧縮機1の吐出ガス温度が上昇
して圧縮機1の寿命を縮める恐れがあった。
【0006】また、液溜4内には、凝縮器3から液冷媒
がかなりの流速で流れ込んでくるので、液溜4内の液面
が不均一になりやすい。また、液溜4からインジェクシ
ョン(図示せず)を取り出した場合のインジェクション
流量が圧力とヘッジ差の関係から、液溜の液面が乱れる
と不均一になりやすくなるという問題点があった。更
に、液溜内の液面が低い場合は、ガス冷媒が混入するこ
とがあり、インジェクションの役目をなさないこともあ
る。また、低圧容器であるアキュームレータ7は、気液
分離という目的に使用されているが、その吸入部には、
液冷媒とガス冷媒のミスト状態での流れ込みがあるの
で、分離効率を上げる意味でも直管で容器内に流し込む
のは問題がある。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、コンデンシングユニットの省
スペース化を図り、熱源体である液溜による圧縮機周囲
温度の上昇を抑えると共に、低圧側のアキュームレータ
にて圧縮機周囲を冷却し、圧縮機並びに冷凍機油の寿命
を延ばすことができる冷凍装置を提供することを第1の
目的とする。
【0008】また、コンデンシングユニットの長期停止
時に、圧縮機への多量の冷媒寝こみを防止すると共に、
運転中に外気温度が上昇しても圧縮機の吐出ガス温度の
上昇を抑制することができる冷凍装置を提供することを
第2の目的とする。更に、液溜内での液面の不均一を防
止すると共に、アキュームレータの気液分離効率を上げ
ることのできる冷凍装置を提供することを第3の目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍装置
は、低圧シェル式圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒
を凝縮する凝縮器と、凝縮器によって凝縮された液冷媒
を収容する液溜と、液溜から供給される液冷媒を減圧す
る絞り装置と、減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器と、
蒸発器によって気化した冷媒を収容し、気液分離すると
共に、気化冷媒を圧縮機に吸入させるアキュームレータ
とを有し、冷凍サイクルを構成する冷凍装置において、
アキュームレータを圧縮機と同レベルの高さに配置する
と共に、液溜を圧縮機の吐出管より高い位置に配置した
ものである。
【0010】この発明に係る冷凍装置は、また、アキュ
ームレータと液溜とを上下に一体化し、液溜を上部に配
置したものである。この発明に係る冷凍装置は、また、
アキュームレータの出口と圧縮機の入口とを接続する配
管から、圧縮機の入口よりも低い位置で枝管を取り出
し、アキュームレータと接続して均液管を構成するよう
にしたものである。この発明に係る冷凍装置は、また、
液溜の底部から枝管を取り出し、インジェクション回路
を経て圧縮機に接続したものである。
【0011】この発明に係る冷凍装置は、また、液溜内
にバッフルプレートを設けたものである。この発明に係
る冷凍装置は、また、バッフルプレートがリング状に形
成されているものである。
【0012】この発明に係る冷凍装置は、また、液溜を
構成する容器と、この容器内に端部が差し込まれた吸入
管とを有し、吸入管の端部を折曲して吸入管の開口部が
容器の内壁近傍に位置するようにしたものである。この
発明に係る冷凍装置は、また、アキュームレータを構成
する容器と、この容器内に端部が差し込まれた吸入管と
を有し、吸入管の端部を折曲して吸入管の開口部が容器
の内壁近傍に位置するようにしたものである。
【0013】この発明に係る冷凍装置は、また、冷凍サ
イクルで使用される冷媒を、HCFC系またはHFC系
冷媒とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施
の形態1によるコンデンシングユニットの構成を示す概
略図である。この図において、8は取り付け用の台枠、
1は圧縮機で、1台のみが示されているが必要に応じて
複数台設置し、並列に配管接続して使用することもでき
る。1Aは圧縮機の吐出管、2は油分離器、3は凝縮
器、4は液溜で、従来装置と同様に横長の容器とされて
いるが、支持台4Aを背の高いものにして圧縮機1の吐
出管1Aよりも上方に位置するようにされている。7は
アキュームレータで、圧縮機1と同レベルの高さとなる
よう台枠8に設置されている。
【0015】実施の形態1は以上のように構成され、熱
源体である液溜4が圧縮機1の吐出管1Aよりも上方に
設置されているため、圧縮機周囲温度の上昇が抑制さ
れ、圧縮機1が過熱気味になることも防止されるため、
圧縮機の寿命に対する悪影響もなくなる。
【0016】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図にもとづいて説明する。図2は、実施の形態2
によるコンデンシングユニットの一部の構成を示す概略
斜視図である。この図において、図1と同一または相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。図1と異な
る点は、液溜4とアキュームレータ7とを上下に一体化
し、液溜4を上部に配置すると共に、圧縮機1の吐出管
1Aよりも上方に設置させている点である。なお、アキ
ュームレータ7の配置レベルは図1の場合と同じであ
る。
【0017】実施の形態2は以上のように構成され、液
溜4とアキュームレータ7とを上下に一体化して縦長の
構成となるようにしたため、大幅な省スペースを図るこ
とができ、かつ、液溜4及びアキュームレータ7と圧縮
機1との設置レベル関係は実施の形態1と変わらないた
め、圧縮機周囲温度の上昇についても効果的に抑制でき
る。
【0018】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図にもとづいて説明する。図3は、実施の形態3
の構成を示す概略斜視図である。この図において、図2
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図2と異なる点は、アキュームレータ7の出口と
圧縮機1の入口とを接続する配管から、圧縮機の入口よ
りも低い位置で枝管を取り出し、アキュームレータ7と
接続して均液管を構成した点である。即ち、図3におい
て、7Aはアキュームレータ7の出口、1Bは圧縮機1
の入口、10はアキュームレータの出口と圧縮機の入口
とを接続する配管、7Bは均液管で、一端が圧縮機の入
口1Bより低い位置で配管10に結合され、他端がアキ
ュームレータ7に接続されている。
【0019】実施の形態3は以上のように構成され、均
液管7Bによってアキュームレータ7と圧縮機1とを接
続し、ヘッド差が生じた場合に液冷媒が移動し得るよう
にしたため、コンデンシングユニットを長期停止する場
合でも、圧縮機への多量の冷媒寝込みを防止することが
できる。
【0020】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を図にもとづいて説明する。図4は、実施の形態4
の構成を示す概略図である。この実施の形態は、コンデ
ンシングユニットの運転中に外気温度が高くなった場
合、圧縮機の吐出ガス温度が上昇して圧縮機の寿命を縮
める恐れがあるので、このような場合に、圧縮機の異常
な吐出ガス温度の上昇を抑制するインジェクション回路
を設けるようにしたものである。即ち、図4において、
4Bは液溜4から導出された枝管、11は上記枝管4B
に接続され、インジェクション回路を構成するインジェ
クションブロックで、液溜4からの液冷媒の流入をオ
ン、オフする電磁弁11Aと、キャピラリー11Bと協
働して液冷媒の流量を制御する電磁弁11Cと、流量制
御された液冷媒が流通し、圧縮機1に接続されたキャピ
ラリー11Dとを有している。
【0021】インジェクションブロック11の電磁弁1
1Aは、圧縮機1の運転中、常時開とされ、電磁弁11
Cは圧縮機1の吐出温度が高い時に開となり、液冷媒を
キャピラリー11Bを介さずにキャピラリー11Dのみ
を経て大量に圧縮機1へ注入する。また、圧縮機1の吐
出温度が低い時は、電磁弁11Cは閉となり、液冷媒は
キャピラリー11B及び11Dを経て電磁弁11Cの開
の時よりは少ない量が圧縮機1に注入される。また、液
溜4をアキュームレータ7の上方に設置していることに
より、圧縮機と液溜との間にヘッド差がつくため、これ
によってインジェクション流量を確保することができ
る。更に、一体化された容器を介して低圧側のアキュー
ムレータ7と高圧側の液溜4とが熱交換して、液溜内の
液冷媒が冷やされるため、サブクールのついた液冷媒が
圧縮機にインジェクションされることになり、圧縮機の
吐出ガス温度の冷却効率を向上させることができる。
【0022】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を図にもとづいて説明する。図5は、実施の形態5
の構成を示す概略図である。この図において、4は液溜
で、アキュームレータ7の上方に一体的に設けられてい
るものの一部を断面して示している。12は液溜4内に
設けられたバッフルプレートで、リング状に形成され、
外周縁の数ヶ所で液溜4の内壁に溶接されて固定されて
いる。一方、液溜4には、上述したように、凝縮器3か
ら液冷媒がかなりの流速で流れ込んでくるため、液面が
不均一になりやすく、また、液面が不均一になるとイン
ジェクション流量も不均一となりやすいが、バッフルプ
レート12を設けたことにより、液面を均一化すること
ができる。なお、バッフルプレートの形状は、リング状
に限られるものではなく、液面の不均一を防止できるも
のであれば、どのようなものでもよい。
【0023】実施の形態6.次に、この発明の実施の形
態6を図にもとづいて説明する。図6は、実施の形態6
の構成を示す概略図である。この図において、4は液溜
で、アキュームレータ7の上方に一体的に設けられてい
るものの一部を断面して示している。4Cは液溜4の容
器、4Dは上記容器に差し込まれた吸入管で、図示のよ
うに、容器内で端部が折曲され、吸入管の開口部4Eが
容器の内壁近傍に位置するようにされている。このよう
な構成とすることにより、吸入管4Dから容器4C内に
流入する液冷媒は、吸入管の開口部4Eから容器の内壁
に向けて吹き出され、内壁面に沿って流れ落ちるため、
液溜内の液面の乱れを防止することができる。
【0024】実施の形態7.次に、この発明の実施の形
態7を図にもとづいて説明する。図7は、実施の形態7
の構成を示す概略図である。この図において、7はアキ
ュームレータで、液溜4の下方に一体的に設けられてい
るものの一部を断面して示している。7Cはアキューム
レータの容器、7Dは上記容器に差し込まれた吸入管
で、図示のように、容器内で端部が折曲され、吸入管の
開口部7Eが容器の内壁近傍に位置するようにされてい
る。このような構成とすることにより、吸入管7Dから
容器7C内に流入するミスト状態の気液混合冷媒は、吸
入管の開口部7Eから容器の内壁に向けて吹き出され、
液冷媒が内壁面に沿って流れ落ちるため、気液分離効率
を向上することができる。
【0025】
【発明の効果】この発明に係る冷凍装置は、低圧シェル
式圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮する凝縮
器と、凝縮器によって凝縮された液冷媒を収容する液溜
と、液溜から供給される液冷媒を減圧する絞り装置と、
減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって
気化した冷媒を収容し、気液分離すると共に、気化冷媒
を圧縮機に吸入させるアキュームレータとを有し、冷凍
サイクルを構成する冷凍装置において、アキュームレー
タを圧縮機と同レベルの高さに配置すると共に、液溜を
圧縮機の吐出管より高い位置に配置したため、圧縮機周
囲温度の上昇を抑制することができ、圧縮機並びに冷凍
機油の寿命を延ばすことができる。
【0026】この発明に係る冷凍装置は、また、アキュ
ームレータと液溜とを上下に一体化し、液溜を上部に配
置したため、コンデンシングユニットのスペースを小さ
くすることができ、ユニットを小型化することができ
る。
【0027】この発明に係る冷凍装置は、また、アキュ
ームレータの出口と圧縮機の入口とを接続する配管か
ら、圧縮機の入口よりも低い位置で枝管を取り出し、ア
キュームレータと接続して均液管を構成するようにした
ため、コンデンシングユニットを長期間停止する場合に
おける液冷媒の寝込み量を緩和し、圧縮機破壊を防止す
ることができる。
【0028】この発明に係る冷凍装置は、また、液溜の
底部から枝管を取り出し、インジェクション回路を経て
圧縮機に接続したため、ヘッド差と圧力差によりインジ
ェクション流量を確保することができると共に、サブク
ールのついた液冷媒を圧縮機にインジェクションするこ
とができ、圧縮機の吐出ガス温度の上昇を抑制すること
ができる。
【0029】この発明に係る冷凍装置は、また、液溜内
にバッフルプレートを設けたため、液溜内の液面の均一
化が図れ、安定したインジェクションを確保することが
できる。
【0030】この発明に係る冷凍装置は、また、液溜を
構成する容器と、この容器内に端部が差し込まれた吸入
管とを有し、吸入管の端部を折曲して吸入管の開口部が
容器の内壁近傍に位置するようにしたため、液溜内の液
面の均一化が図れ、安定したインジェクションを確保す
ることができる。
【0031】この発明に係る冷凍装置は、また、アキュ
ームレータを構成する容器と、この容器内に端部が差し
込まれた吸入管とを有し、吸入管の端部を折曲して吸入
管の開口部が容器の内壁近傍に位置するようにしたた
め、気液分離効率を上げることができる。
【0032】この発明に係る冷凍装置の各実施の形態
は、HCFC系の冷媒の使用を前提として説明したが、
HFC系の冷媒を使用しても同様の効果を期待すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるコンデンシン
グユニットの構成を示す概略図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるコンデンシン
グユニットの一部の構成を示す概略斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の構成を示す概略斜
視図である。
【図4】 この発明の実施の形態4の構成を示す概略図
である。
【図5】 この発明の実施の形態5の構成を示す概略図
である。
【図6】 この発明の実施の形態6の構成を示す概略図
である。
【図7】 この発明の実施の形態7の構成を示す概略図
である。
【図8】 従来の冷凍装置の構成を示す系統図である。
【図9】 従来のコンデンシングユニットの構成を示す
概略図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 1A 吐出管、 1B 圧縮機の入
口、 2 油分離器、 3 凝縮器、 4 液
溜、 4A 支持台、 4B 枝管、 7アキュ
ームレータ、 7A アキュームレータの出口、
7B 均液管、8 台枠、 10 配管、 11
インジェクションブロック、 11A,11C 電磁
弁、 11B,11D キャピラリー、 12 バ
ッフルプレート。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 43/00 F25B 43/00 C E (72)発明者 須川 昌晃 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 藤本 肇 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐多 裕士 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 東 耕一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石川 英気 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 原井川 博文 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 川崎 雅夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧シェル式圧縮機と、圧縮機から吐出
    された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器によって凝縮さ
    れた液冷媒を収容する液溜と、液溜から供給される液冷
    媒を減圧する絞り装置と、減圧された冷媒を蒸発させる
    蒸発器と、蒸発器によって気化した冷媒を収容し、気液
    分離すると共に、気化冷媒を上記圧縮機に吸入させるア
    キュームレータとを有し、冷凍サイクルを構成する冷凍
    装置において、上記アキュームレータを上記圧縮機と同
    レベルの高さに配置すると共に、上記液溜を上記圧縮機
    の吐出管より高い位置に配置したことを特徴とする冷凍
    装置。
  2. 【請求項2】 アキュームレータと液溜とを上下に一体
    化し、上記液溜を上部に配置したことを特徴とする請求
    項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 アキュームレータの出口と圧縮機の入口
    とを接続する配管から、上記圧縮機の入口よりも低い位
    置で枝管を取り出し、上記アキュームレータと接続して
    均液管を構成するようにしたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 液溜の底部から枝管を取り出し、インジ
    ェクション回路を経て圧縮機に接続したことを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 液溜内にバッフルプレートを設けたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の
    冷凍装置。
  6. 【請求項6】 バッフルプレートはリング状に形成され
    ていることを特徴とする請求項5記載の冷凍装置。
  7. 【請求項7】 液溜を構成する容器と、この容器内に端
    部が差し込まれた吸入管とを有し、上記吸入管の端部を
    折曲して上記吸入管の開口部が上記容器の内壁近傍に位
    置するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6
    のいずれか1項記載の冷凍装置。
  8. 【請求項8】 アキュームレータを構成する容器と、こ
    の容器内に端部が差し込まれた吸入管とを有し、上記吸
    入管の端部を折曲して上記吸入管の開口部が上記容器の
    内壁近傍に位置するようにしたことを特徴とする請求項
    1〜請求項7のいずれか1項記載の冷凍装置。
  9. 【請求項9】 冷凍サイクルで使用される冷媒は、HC
    FC系またはHFC系冷媒であることを特徴とする請求
    項1〜請求項8のいずれか1項記載の冷凍装置。
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