JP2002106971A - 燃焼器の消音器 - Google Patents
燃焼器の消音器Info
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Abstract
領域の騒音低減を可能とすることを課題とする。 【解決手段】 消音器1は、外観が略直方体であり、消
音器1の内部は、仕切り10,11,12を有し、これ
らの仕切り10,11,12が空隙13,14,15を
おいて平行に設けられ、排気ガス導入口2から排気口3
に至るジグザグ状に屈曲した通路が形成されている。消
音器1では、排気ガス導入口2に多数の小孔が設けられ
たガス導入部材38が設けられているため、排気ガスは
多数の小孔40を通過して消音器1の内部に入る。そし
て排気ガスの音は、排気ガス導入部材38の多数の小孔
40を通過する際に音域が低音領域から高音領域(いず
れも可聴範囲)にシフトする。高音領域にシフトした音
は、排気ガスが前記したジグザグ状の流路を通る内に吸
音部材に吸収される。
Description
配して騒音を逓減する消音器に関するものである。本発
明の燃焼器の消音器は、特に燃料噴射式のバーナを備え
た燃焼器に好適である。
噴射式のバーナが多用されている。燃料噴射式のバーナ
は、都市ガスが普及していない地域でも使用できる点で
有利であるばかりでなく、燃料コストが低いという利点
があり好ましい。しかしながら燃料噴射式のバーナは、
ガスを燃料とするものに比べて騒音が大きいという問題
がある。そのため燃料噴射式のバーナを内蔵する燃焼器
には、消音器が欠かせない。
観が円筒状または直方体状をしており、内部がラビリン
ス構造となっていて燃焼音や排気音を軽減させるもので
ある。
術の消音器は、性能が十分ではなく、燃焼器から耳障り
な音が発生する。すなわち燃料噴射式のバーナを熱源と
する燃焼器は、発生する騒音の総量が大きいばかりでな
く、発生する音の中に低音領域(可聴範囲での低音領
域)の音を多く含む。ところが従来技術の消音器は、発
生する騒音の内、高音領域(可聴範囲の高音領域)の騒
音は比較的よく除去できるものの、低音領域の騒音に対
しては殆ど機能しない。そのため従来技術の消音器をも
ってしては、可聴範囲での低音領域の騒音を除去するこ
とができず、周囲の者は、耳障りな可聴範囲での低音領
域の音に悩まされる。そのため従来技術の消音器を使用
した燃焼器は、居間や寝室から離れた位置に配置せざる
を得ないという問題があった。
点に注目し、燃焼器の消音器を改良して可聴範囲での低
音領域の騒音低減を可能とすることを課題とする。
決するため本発明者らが鋭意研究を重ねたところ、小さ
な孔に排気ガスを通過させることにより、排気ガスの可
聴範囲での低音領域の音が少し高い音域にシフトするこ
とが分かった。そこで本発明者らは、小さな孔に燃焼器
から発生する排気ガスを通過させ、騒音を一旦、可聴範
囲での高音領域にシフトさせ、吸音壁等によって高音領
域にシフトした騒音を吸収することを考えた。
請求項1に記載の発明は、燃焼器の下流側に設けられ、
排気ガスを通過させて騒音を逓減する燃焼器の消音器に
おいて、排気ガスの導入部またはその近傍に複数の小孔
を設けたガス導入部材が設けられ、当該ガス導入部材を
通過して内部に排気ガスが導入されることを特徴とする
燃焼器の消音器である。
導入部またはその近傍に複数の小孔を設けたガス導入部
材が設けられ、当該ガス導入部材を通過して内部に排気
ガスが導入される。そのためガス導入部材を通過する際
に、燃焼ガスの騒音が、可聴範囲での低音領域から高音
領域にシフトする。そしてシフトされた高音領域の騒音
を公知の吸音技術によって逓減させる。
に記載の発明は、燃焼器の下流側に設けられ、排気ガス
を通過させて騒音を逓減する燃焼器の消音器において、
排気ガスが通過する屈曲した通路を有し、当該通路には
吸音部材が設けられ、さらに排気ガスの導入部またはそ
の近傍に複数の小孔を設けたガス導入部材が設けられ、
当該ガス導入部材を通過して内部に排気ガスが導入され
ることを特徴とする燃焼器の消音器である。
ガスの導入部またはその近傍に複数の小孔を設けたガス
導入部材が設けられ、当該ガス導入部材を通過して内部
に排気ガスが導入される。そのためガス導入部材を通過
する際に、燃焼ガスの騒音が、低音領域から高音領域
(いずれも可聴範囲)にシフトする。そして本発明の燃
焼器の消音器では、排気ガスが通過する屈曲した通路を
有し、当該通路には吸音部材が設けられている。そのた
め導入された排気ガスは、排出されるまでの間に比較的
長時間、吸音部材と接する。そしてシフトされて可聴範
囲での高音領域となって騒音が、吸音部材によって逓減
される。
材の複数の小孔は、通過する排気ガスの騒音の音程を上
方にシフトし得る大きさ及び個数であることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の燃焼器の消音器である。
材の複数の小孔は、通過する排気ガスの騒音の音程を可
聴範囲での高音領域にシフトし得る大きさ及び個数であ
る。そのため騒音は、低音領域から高音領域(いずれも
可聴範囲)にシフトし、吸音部材に吸収されて逓減され
る。
けられた吸音部材は、シフトされた周波数領域の音を吸
音可能であることを特徴とする請求項3に記載の燃焼器
の消音器である。
材は、シフトされた可聴範囲での高音領域の音を吸音す
る機能を持つ。そのためガス導入部材の複数の小孔を通
過して、高音領域にシフトした音が効率的に逓減する。
を設けたガス導入部材は、燃焼器のケーシングの一部又
は燃焼器の一部であることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載の燃焼器の消音器である。
を設けたガス導入部材は、燃焼器のケーシングの一部又
は燃焼器の一部によって形成されている。そのため本発
明の燃焼器の消音器は、構造が簡単であり製造が容易で
ある。
液体燃料噴霧式のバーナを有し、さらに貯湯式熱交換部
を有するものであることを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載の燃焼器の消音器である。
体燃料噴霧式のバーナを有し、さらに貯湯式熱交換部を
有する。すなわち液体燃料噴霧式のバーナを有し、さら
に貯湯式熱交換部を有する燃焼器の騒音は、比較的低音
領域(可聴範囲での低音領域)のものを多く含む。その
ため本発明の消音器の性能を遺憾なく発揮することがで
きる。
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の燃焼器の消
音器の斜視図である。図2は、図1の消音器の断面斜視
図である。なお図2においては、図示を容易にするため
に、ケースの天面のステンレススチール板と、グラスウ
ールの吸音壁を省略している。図3は、図1の消音器の
一段目を示す分解斜視図である。図4は、図1の消音器
の二段目を示す分解斜視図である。図5は、図1の消音
器の排気口周辺部の分解斜視図である。図6は、図1の
消音器のA−A断面図である。図7は、図1の消音器の
B−B断面図である。図8は、図1の消音器のC−C断
面図である。図9は、図1の消音器を内蔵した貯湯式給
湯器の正面図及び側面図である。図10は、図1の消音
器と従来技術の消音器の性能を比較するグラフであり、
外部に発生する音の周波数と音量との関係を示す。図1
1は、図1の消音器と従来技術の消音器の性能を比較す
るグラフであり、外部に発生する音の周波数と音量の累
積値を示す。
器の消音器を示す。本実施形態の消音器1は、外観が略
直方体であり、下面側に円形の排気ガス導入口2があ
り、正面に排気口3が設けられている。消音器1は、全
体がステンレススチールの薄板で作られたケース5で覆
われている。またケース5の内面は、MGボードと称さ
れるグラスウール製の吸音壁6によって内装されてい
る。ここでグラスウール製の吸音壁6は、厚さが厚いほ
ど吸音性能が良い。しかしその反面、吸音壁6の厚さが
厚くなると消音器1の全体形状が大きくなってしまうの
で、これらのバランスから13mm〜50mm程度のも
のが使用され、最も推奨される吸音壁6の厚さは、20
mm〜30mm程度である。この吸音壁6は、800H
z程度以上の音を吸収する能力に優れ、それ以下の可聴
範囲での低音領域の音を逓減する能力は比較的劣る。
ングメタル7等の多数の開口を有する多孔性金属板で覆
われている。なお消音器1の天面にパンチングメタルを
使用する場合は、孔の径は3〜20mm程度のものを使
用することが望ましい。天面31には切り欠き部31a
が設けられており、切り欠き部31aの辺には、折り下
げ部31b,31cが設けられている。切り欠き部31
aは、後記する流路規制部材32を挿入する為に設けら
れたものである。
路8が設けられている。すなわち消音器1の内部は、図
2,6,7の様に三段の仕切り10,11,12を有
し、これらの仕切り10,11,12が空隙13,1
4,15をおいて平行に設けられている。各仕切り1
0,11,12は吸音部材として機能するものであり、
いずれもグラスウールで作られた吸音壁16,17,1
8を持ち、図2〜5の様に下面及び側面がパンチングメ
タル20,21,22で覆われている。各仕切り10,
11,12に設けられた吸音壁16,17,18は、グ
ラスウールで作られている点で前記したケース5の内面
に配されたものと同一であるが、前記したものに比べて
密度が低い。パンチングメタル20,21,22の素材
は、ケース5の内面に配されたものと同一である。
方形であるが、それぞれ一辺側が欠落していて上下の空
隙を連通している。各仕切り10,11,12は、前記
した様にパンチングメタル20,21,22と吸音壁1
6,17,18により構成されている。そして一段目及
び二段目のパンチングメタル20,21は、図3,4の
様に平面部20a,21bを持ち、3辺の部分が下側に
折り返されて折り下げ部20b,20c,20d,21
b,21c,21が設けられている。また残る一辺は、
折り上げ部20e,21eとなっている。三段目のパン
チングメタルは、一段目のそれと同一である。そして吸
音壁16,17は、パンチングメタル20,21の平面
部20a,21bに載置されている。なお各仕切り1
0,11,12は、順次積み上げられ、前記した、折り
下げ部20b,20c,20d,21b,21c,21
が及び折り上げ部20e,21eがスペーサとなって空
隙13,14,15が形成される。
互い違いの位置に配置され、排気ガス導入口2から排気
口3に至るジグザグ状に屈曲した通路が形成されてい
る。
底板部30の左寄りの部位に円形の排気ガス導入口2が
開口し、当該排気ガス導入口2によって外部と一段目の
空隙13が連通している。そして一段目の空隙13の先
端側(図面 右端側)に一段目の仕切り10の欠落部2
5が位置し、一段目の空隙13と二段目の空隙14が連
通している。また二段目の空隙14の先端部(図面 左
端側)には二段目の仕切り11の欠落部26が位置し、
二段目の空隙14と三段目の空隙15が連通している。
さらに三段目の空隙15の先端部(図面 右端側)には
三段目の仕切り12の欠落部27が位置し、天井面31
と三段目の仕切り12の間に形成された空隙30と連通
している。
30に前記した排気口3が設けられている。また最上部
に位置する天井面31と三段目の仕切り12によって形
成された空隙30には、扇型の流路規制部材32が設け
られている。そのため最上部の空隙30は、図面奥の隅
の部位が排気ガスの導入口34となっている。また最上
部の空隙30の前記した流路規制部材32と反対側の隅
には、円弧状に壁35が設けている。そのため天井面3
1と三段目の仕切り12によって形成された空隙30
は、奥隅の部分の排気ガスの導入口34から、正面側の
排気口3に至る曲線状の流路となっている。すなわち前
記した連通部27の近傍には扇型の流路規制部材32が
設けられ、さらに前記した連通部27に面した角には円
弧状に壁35が設けられており、最上部の空隙30は、
図2,8に示すように大きな曲路を描いて90°向きを
変え、しだいに広がる流路を構成している。この様に最
上部の空隙30によって形成される通路を大きな曲路を
描いて方向を変えるものとした理由は、排気ガスの衝突
を少なくして騒音の減少を図るためである。
流路を持ち、外部に開いている。
き事項は、消音器1の排気ガス導入口2に多数の小孔が
設けられたガス導入部材38が設けられている点であ
る。ガス導入部材は、具体的にはパンチングメタルであ
り、3〜20mm程度の丸い小孔40が複数設けられた
鋼板である。
る騒音の一部を可聴範囲での高音領域にシフトするもの
である。小孔40の大きさ及び個数、ガス導入部材38
の板厚等は、試行錯誤によって決定されるものである
が、設計の目安として流速が数m/s〜十数m/s程度
となる様にすると、好ましい結果が得られる場合が多
い。
別の部材で製作してもよいが、ケース5を構成するステ
ンレス板に、多数の小孔を穿孔してこれに代えることも
できる。また燃焼器側の部材の一部を利用して多数の小
孔を有するガス導入部材を形成してもよい。ガス導入部
材38の位置は、排気ガス導入口2の近傍であることが
望ましい。
けられた複数の小孔40を通って消音器1の中に入る。
そして排気ガスは、前記したジグザグ状の曲路を有する
通路を流れ、排気口3から排出される。
ス導入口2に多数の小孔40が設けられたガス導入部材
38が設けられているため、排気ガスは多数の小孔40
を通過して消音器1の内部に入る。そして排気ガスの音
は、排気ガス導入部材38の多数の小孔40を通過する
際に音域が低音領域から高音領域(いずれも可聴範囲)
側にシフトする。そして高音領域にシフトした音は、排
気ガスが前記したジグザグ状の流路を通る内に内壁およ
び仕切り10,11,12の吸音壁6,16,17,1
8やパンチングメタル7,20,21,22に吸収され
る。ここでグラスウール等によって作られた吸音壁等
は、可聴範囲での高音領域の音を良く吸着し、高音領域
にシフトした騒音を逓減することができる。そのため本
実施形態の消音器1を通過すると騒音が緩和され、外部
に騒音を発しない
給湯器に装備した例を示す。すなわち貯湯式給湯器10
0は、噴霧式バーナを内蔵するものであり、大きく本体
部101とバーナ部102及び消音器1によって構成さ
れている。また本体部1015は、大きく燃焼空間部1
04と熱交換部103に分かれている。すなわち本体部
101は、全体形状が円筒形であり、二重構造となって
いて内部に貯湯部105が構成されている。より具体的
には、本体部101は、外筒と内筒を持ち、その内部が
空洞であって水が貯えられる構造となっている。また特
に本体部101の上半分には、上大容量の水室が形成さ
れている。そして当該水室には複数の燃焼ガス通路11
6が形成されている。燃焼ガス通路116は、具体的に
は貯湯部105の上部の水室を軸方向に貫通する孔であ
り、さらに具体的には水室に円管を貫通させて形成した
ものである。
空間部104には、比較的大きな空間が設けられてい
る。当該空間は、燃焼室として機能する。そして本体部
101の上部には、消音器1が設けられている。消音器
1は、外観が直方体状をしており、内部がラビリンス構
造となっていて燃焼音を軽減させる。また排気ガス導入
口2に多数の小孔が設けられたガス導入部材38が設け
られている。そしてバーナ部102から灯油等の液体燃
料が噴射され、燃焼空間部102で火炎が発生する。燃
焼ガスは燃焼ガス通路116を通過して水室内の水を加
熱し、本体部101の上端から排出される。排気ガス
は、消音器1の排気ガス導入口2から内部に入り、その
際に排気ガスは、ガス導入部材38に設けられた多数の
小孔を通過し、音域が上がる。そして排気ガスは、図示
しない排気口から外部に排出されるが、消音器1を通過
する際に騒音が逓減され、外部に出る騒音は小さい。
実験について説明する。実験に使用した燃焼器は、図9
に示した貯湯式給湯器である。そして本発明の実施例と
して、消音器の排気ガス導入口に、10mmの円形の孔
を多数有するガス導入部材を設けたものを使用した。ま
た比較例として、同一の貯湯式給湯器であって、消音器
にガス導入部材を持たないものを使用した。実験では、
150〜1000Hzの可聴範囲での低音領域の騒音を
測定した。結果は、図10,11の通りであり、本実施
例の消音器を採用すると、500〜1000Hz程度の
可聴範囲での低音領域の騒音が、比較例と比べて3デシ
ベル程度下がることが分かる。なお、グラフでは、実施
例、比較例共に150〜500Hzの範囲の騒音が大き
いが、この周波数域の音は、低すぎて聴覚しにくく、あ
まり気にならない。
てパンチングメタルとグラスウール製板材を接合したも
のを使用した。しかしながら、本発明は、この構成に限
定されるものではなく、ロックウール等も普通に使用さ
れる。また他の多孔質体や石膏ボードその他の公知の吸
音部材を使用することもできる。
載の燃焼器の消音器は、排気ガスの導入部またはその近
傍に複数の小孔を設けたガス導入部材が設けられ、当該
ガス導入部材を通過して内部に排気ガスが導入すること
により、燃焼ガスの騒音を、低音領域から高音領域(い
ずれも可聴範囲)にシフトさせることができる。そのた
め耳障りな可聴範囲での低音領域での騒音を減少させる
効果がある。
排気ガスが通過する屈曲した通路を有し、当該通路には
吸音部材が設けられているので、ガス導入部材を通過す
る際にシフトされて可聴範囲での高音領域となって騒音
が、内部の吸音部材によって逓減される。そのため外部
に漏れる騒音は小さい。
は、ガス導入部材の複数の小孔は、通過する排気ガスの
騒音の音程を低音領域から高音領域(いずれも可聴範
囲)にシフトし得る大きさ及び個数である。そのため騒
音は、低音領域から高音領域(いずれも可聴範囲)にシ
フトし、吸音部材に吸収されて逓減される作用効果が確
実に発揮される。
は、内部の吸音部材が、シフトされた可聴範囲での高音
領域の音を吸音する機能を持ので、耳障りな可聴範囲で
の低音領域の音の音を確実に逓減させることができる。
は、複数の小孔を設けたガス導入部材は、燃焼器のケー
シングの一部又は燃焼器の一部によって形成されていた
め構造が簡単であり製造が容易であるという効果があ
る。
は、液体燃料噴霧式のバーナと組み合わせることによ
り、燃料費が低廉でかつ騒音の小さい燃焼装置を実現す
ることができる。
ある。
る。
る。
る。
及び側面図である。
較するグラフであり、外部に発生する音の周波数と音量
との関係を示す。
較するグラフであり、外部に発生する音の周波数と音量
の累積値を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 燃焼器の下流側に設けられ、排気ガスを
通過させて騒音を逓減する燃焼器の消音器において、排
気ガスの導入部またはその近傍に複数の小孔を設けたガ
ス導入部材が設けられ、当該ガス導入部材を通過して内
部に排気ガスが導入されることを特徴とする燃焼器の消
音器。 - 【請求項2】 燃焼器の下流側に設けられ、排気ガスを
通過させて騒音を逓減する燃焼器の消音器において、排
気ガスが通過する屈曲した通路を有し、当該通路には吸
音部材が設けられ、さらに排気ガスの導入部またはその
近傍に複数の小孔を設けたガス導入部材が設けられ、当
該ガス導入部材を通過して内部に排気ガスが導入される
ことを特徴とする燃焼器の消音器。 - 【請求項3】 ガス導入部材の複数の小孔は、通過する
排気ガスの騒音の音程を上方にシフトし得る大きさ及び
個数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃
焼器の消音器。 - 【請求項4】 通路に設けられた吸音部材は、シフトさ
れた周波数領域の音を吸音可能であることを特徴とする
請求項3に記載の燃焼器の消音器。 - 【請求項5】 複数の小孔を設けたガス導入部材は、燃
焼器のケーシングの一部又は燃焼器の一部であることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃焼器の
消音器。 - 【請求項6】 燃焼器は、液体燃料噴霧式のバーナを有
し、さらに貯湯式熱交換部を有するものであることを特
徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃焼器の消
音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000297668A JP2002106971A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 燃焼器の消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000297668A JP2002106971A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 燃焼器の消音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002106971A true JP2002106971A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18779751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000297668A Pending JP2002106971A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 燃焼器の消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002106971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185780A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Noritz Corp | 消音装置、並びに、燃焼装置 |
JP2014190570A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Noritz Corp | 潜熱回収型燃焼装置 |
-
2000
- 2000-09-28 JP JP2000297668A patent/JP2002106971A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185780A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Noritz Corp | 消音装置、並びに、燃焼装置 |
JP2014190570A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Noritz Corp | 潜熱回収型燃焼装置 |
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