JPH07239154A - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPH07239154A JPH07239154A JP5292094A JP5292094A JPH07239154A JP H07239154 A JPH07239154 A JP H07239154A JP 5292094 A JP5292094 A JP 5292094A JP 5292094 A JP5292094 A JP 5292094A JP H07239154 A JPH07239154 A JP H07239154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- sound
- combustion
- sound absorbing
- absorbing material
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- Pending
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】確実で且つ良好な吸音構造によって、燃焼音が
静かで使用勝手が良い給湯装置を提供する。 【構成】給水加熱後の排気ガスを排気する排気経路11
を、内壁に吸音材15を備えると共に、中央部には蛇行
路を形成するように吸音バッフル18を設けたサイレン
サ−部13と、内方に吸音材で囲まれた複数の排気路2
2を備えた排気筒14とで構成したことで、燃焼音の音
波を吸音材で確実に吸音することが出来、静かで使用勝
手の良い給湯装置を提供出来るものである。
静かで使用勝手が良い給湯装置を提供する。 【構成】給水加熱後の排気ガスを排気する排気経路11
を、内壁に吸音材15を備えると共に、中央部には蛇行
路を形成するように吸音バッフル18を設けたサイレン
サ−部13と、内方に吸音材で囲まれた複数の排気路2
2を備えた排気筒14とで構成したことで、燃焼音の音
波を吸音材で確実に吸音することが出来、静かで使用勝
手の良い給湯装置を提供出来るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は石油又はガスを燃料と
する給湯機或いは、風呂の追い焚きが可能な風呂釜内蔵
給湯機等の給湯装置に関するものである。
する給湯機或いは、風呂の追い焚きが可能な風呂釜内蔵
給湯機等の給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、図8
に示す如くサイレンサ−部aには、内周壁に吸音材bを
備えると共に排気ガスが衝突する中央部分にはステンレ
ス製のバッフル板cを備え、内方を蛇行路dとしている
ものであり、又このサイレンサ−部aに連通する排気筒
eには周囲を吸音材bで囲んで1本の排気路fが形成さ
れ、バッフルの振動による共鳴消音と吸音材による消音
構造とで、着火時の着火音や連続燃焼時の燃焼音を極力
抑えるようにしているものであった。
に示す如くサイレンサ−部aには、内周壁に吸音材bを
備えると共に排気ガスが衝突する中央部分にはステンレ
ス製のバッフル板cを備え、内方を蛇行路dとしている
ものであり、又このサイレンサ−部aに連通する排気筒
eには周囲を吸音材bで囲んで1本の排気路fが形成さ
れ、バッフルの振動による共鳴消音と吸音材による消音
構造とで、着火時の着火音や連続燃焼時の燃焼音を極力
抑えるようにしているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、全体的なコンパクト化が求められているので、
サイレンサ−部aを大きく取れずバッフル板はその容積
制限を受けて充分な共鳴消音の機能を発揮出来ず、又吸
音材bによる消音部も音波との接触長さが短く充分な効
果が得難く、更に排気筒部はその1通路構成で吸音距離
が短く全周波数領域での吸音量特性が低く、全体として
の騒音レベルは図9・10に示す如く、着火初期55.
2db、連続燃焼時は56.3dbで良好な消音効果は
得られないものであった。
のでは、全体的なコンパクト化が求められているので、
サイレンサ−部aを大きく取れずバッフル板はその容積
制限を受けて充分な共鳴消音の機能を発揮出来ず、又吸
音材bによる消音部も音波との接触長さが短く充分な効
果が得難く、更に排気筒部はその1通路構成で吸音距離
が短く全周波数領域での吸音量特性が低く、全体として
の騒音レベルは図9・10に示す如く、着火初期55.
2db、連続燃焼時は56.3dbで良好な消音効果は
得られないものであった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、燃焼バ−
ナの燃焼で発生した燃焼熱を、給水が流通する熱交換器
で熱交換させ、熱交換後の排気ガスを排気経路を介して
排気口より排出するものに於いて、前記排気経路は、内
壁に吸音材を備えると共に、排気ガスが衝突する内方中
央部には、全周に多数の小孔を穿ちたパンチング枠に吸
音材を収納して形成した吸音バッフルを備え、該吸音バ
ッフルで排気ガスの蛇行路を形成したサイレンサ−部
と、該サイレンサ−部と排気口とを結ぶ複数の排気路を
吸音材で囲んで形成した排気筒とで構成したものであ
る。
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、燃焼バ−
ナの燃焼で発生した燃焼熱を、給水が流通する熱交換器
で熱交換させ、熱交換後の排気ガスを排気経路を介して
排気口より排出するものに於いて、前記排気経路は、内
壁に吸音材を備えると共に、排気ガスが衝突する内方中
央部には、全周に多数の小孔を穿ちたパンチング枠に吸
音材を収納して形成した吸音バッフルを備え、該吸音バ
ッフルで排気ガスの蛇行路を形成したサイレンサ−部
と、該サイレンサ−部と排気口とを結ぶ複数の排気路を
吸音材で囲んで形成した排気筒とで構成したものであ
る。
【0005】
【作用】燃焼バ−ナ1の燃焼で発生した燃焼熱は、熱交
換器6で給水と熱交換し設定温度の給湯水とするもので
あり、そして熱交換後の排気ガスは燃焼音と共に排気経
路11を通り、排気口12より屋内或いは屋外へと排出
されるものである。この時排気経路11を流通する燃焼
音は、先ずサイレンサ−部13で吸音バッフル18に直
接ぶつかり、その内方の吸音材15にその音波の一部が
吸音され、更にサイレンサ−部13内の蛇行路21を流
通する事によって内周壁の吸音材15にもその一部が吸
音されることとなる。
換器6で給水と熱交換し設定温度の給湯水とするもので
あり、そして熱交換後の排気ガスは燃焼音と共に排気経
路11を通り、排気口12より屋内或いは屋外へと排出
されるものである。この時排気経路11を流通する燃焼
音は、先ずサイレンサ−部13で吸音バッフル18に直
接ぶつかり、その内方の吸音材15にその音波の一部が
吸音され、更にサイレンサ−部13内の蛇行路21を流
通する事によって内周壁の吸音材15にもその一部が吸
音されることとなる。
【0006】次にサイレンサ−部13通過後の燃焼音
は、排気筒14部分で2つの排気路22に分割されて流
通し、各排気路22を形成する吸音材15との接触面積
が拡大して良好な吸音が行われた後、排気口12より排
出されるものである。従って、サイレンサ−部13と排
気筒14との組み合せで、常に良好な吸音効果が得ら
れ、着火音や燃焼音が気にならない給湯装置を提供出来
るものである。
は、排気筒14部分で2つの排気路22に分割されて流
通し、各排気路22を形成する吸音材15との接触面積
が拡大して良好な吸音が行われた後、排気口12より排
出されるものである。従って、サイレンサ−部13と排
気筒14との組み合せで、常に良好な吸音効果が得ら
れ、着火音や燃焼音が気にならない給湯装置を提供出来
るものである。
【0007】
【実施例】次にこの発明に係る給湯装置を図面に示され
た好適な一実施例で説明する。1は電磁ポンプ2によっ
て供給される燃油を燃焼させるガンタイプ式の燃焼バ−
ナで、外周に給水パイプ3を巻回し最下端部には複数枚
のフィン4を該給水パイプ3が貫通して形成された吸熱
部5を備えた熱交換器6上方に下向きに設けられてい
る。
た好適な一実施例で説明する。1は電磁ポンプ2によっ
て供給される燃油を燃焼させるガンタイプ式の燃焼バ−
ナで、外周に給水パイプ3を巻回し最下端部には複数枚
のフィン4を該給水パイプ3が貫通して形成された吸熱
部5を備えた熱交換器6上方に下向きに設けられてい
る。
【0008】7は熱交換器6で加熱された高温水を適所
に備えた給湯栓(図示せず)より適宜供給する出湯パイ
プで、高温水を一旦ミキシングタンク8で給水とミキシ
ングして所望温度とした後、器具本体9の左右より突出
した出湯口10より各所に供給するものである。
に備えた給湯栓(図示せず)より適宜供給する出湯パイ
プで、高温水を一旦ミキシングタンク8で給水とミキシ
ングして所望温度とした後、器具本体9の左右より突出
した出湯口10より各所に供給するものである。
【0009】11は上記熱交換器6での熱交換後の排気
ガスを、器具本体9正面上方に備えられた複数の横長ス
リットより構成された排気口12まで案内する排気経路
で、熱交換器6下端に連通する箱形のサイレンサ−部1
3と該サイレンサ−部13と排気口12とを結ぶ排気筒
14とで構成されており、排気ガスの案内と共に燃焼音
の吸音作用も行うものである。
ガスを、器具本体9正面上方に備えられた複数の横長ス
リットより構成された排気口12まで案内する排気経路
で、熱交換器6下端に連通する箱形のサイレンサ−部1
3と該サイレンサ−部13と排気口12とを結ぶ排気筒
14とで構成されており、排気ガスの案内と共に燃焼音
の吸音作用も行うものである。
【0010】前記サイレンサ−部13は、内壁にシリ
カ、アルミナ系セラミックウ−ルやロックウ−ルから成
る吸音材15を備え、これを多数の小孔を穿ちたステン
レス材から成るパンチング板16で覆い全体として断面
略U字状に形成され、更に燃焼音が直線的にぶつかる中
央部には上記と同種の吸音材15をステンレス製のパン
チング枠17内に収納して形成した吸音バッフル18を
備え、該吸音バッフル18は排気ガスの流れを規制する
バッフルの役目を果たすと共に、サイレンサ−部13内
に流入口19から流出口20に向かう蛇行路21を形成
することで、燃焼音の流れを極力抑えると共に吸音材1
5との接触面積を増やしている。
カ、アルミナ系セラミックウ−ルやロックウ−ルから成
る吸音材15を備え、これを多数の小孔を穿ちたステン
レス材から成るパンチング板16で覆い全体として断面
略U字状に形成され、更に燃焼音が直線的にぶつかる中
央部には上記と同種の吸音材15をステンレス製のパン
チング枠17内に収納して形成した吸音バッフル18を
備え、該吸音バッフル18は排気ガスの流れを規制する
バッフルの役目を果たすと共に、サイレンサ−部13内
に流入口19から流出口20に向かう蛇行路21を形成
することで、燃焼音の流れを極力抑えると共に吸音材1
5との接触面積を増やしている。
【0011】一方サイレンサ−部13の流出口20と連
通する排気筒14は、上記同様な吸音材15とパンチン
グ板16とで構成される複数個の直線的な排気路22を
有し、流出口20より放出される燃焼音を複数に分割し
ながら燃焼音と吸音材15との接触面積の拡大を計り、
吸音効果を向上させたものであり、排気路22は多けれ
ば多い程効果は上がるものであるが、排気筒15が大き
くなってスペ−ス的な面及びコストアップにもつながる
ので、この実施例では最小限の2つとし器具本体9のコ
ンパクト化及びコストの低下を計っているものである。
通する排気筒14は、上記同様な吸音材15とパンチン
グ板16とで構成される複数個の直線的な排気路22を
有し、流出口20より放出される燃焼音を複数に分割し
ながら燃焼音と吸音材15との接触面積の拡大を計り、
吸音効果を向上させたものであり、排気路22は多けれ
ば多い程効果は上がるものであるが、排気筒15が大き
くなってスペ−ス的な面及びコストアップにもつながる
ので、この実施例では最小限の2つとし器具本体9のコ
ンパクト化及びコストの低下を計っているものである。
【0012】更に吸音材15は、耐熱性良好なセラミッ
クウ−ルやロックウ−ルを使用するもので、セラミック
ウ−ルには容易にその比重の変更が可能で、吸音効率の
調節が簡単に行われると言う効果を有するが、反面高価
でコストアップにつながる欠点を有しており、一方ロッ
クウ−ルは容易にその比重の変更は出来ないが安価であ
ると言う利点を有し、この実施例ではコスト的な面を考
え吸音材15は全てロックウ−ルで構成している。
クウ−ルやロックウ−ルを使用するもので、セラミック
ウ−ルには容易にその比重の変更が可能で、吸音効率の
調節が簡単に行われると言う効果を有するが、反面高価
でコストアップにつながる欠点を有しており、一方ロッ
クウ−ルは容易にその比重の変更は出来ないが安価であ
ると言う利点を有し、この実施例ではコスト的な面を考
え吸音材15は全てロックウ−ルで構成している。
【0013】又パンチング板16及びパンチング枠17
をステンレス材で構成しているのは、耐熱性が必要であ
る点と、耐食性にも優れているので、排気ガスと直接接
触する排気経路11を構成するものには好適であり、長
期の使用に充分耐えられるからである。尚サイレンサ−
部13もスペ−ス的な制限を受けなければ、排気筒14
と同様に複数通路構成とすることで消音効果は更に上が
るものであるが、この実施例では採用していないもので
ある。
をステンレス材で構成しているのは、耐熱性が必要であ
る点と、耐食性にも優れているので、排気ガスと直接接
触する排気経路11を構成するものには好適であり、長
期の使用に充分耐えられるからである。尚サイレンサ−
部13もスペ−ス的な制限を受けなければ、排気筒14
と同様に複数通路構成とすることで消音効果は更に上が
るものであるが、この実施例では採用していないもので
ある。
【0014】23は給水パイプ3に連通する給水口で、
器具本体9の左右に1つずつ突出しており、一方を水道
管に連結した後は、他方を盲蓋で閉塞するもので、左右
どちらの配管も可能として配管作業の容易さを計ってい
る。24は各電装部品を制御するプリント基板、25は
給湯要求を検知して燃焼を開始させるフロ−センサ−で
ある。
器具本体9の左右に1つずつ突出しており、一方を水道
管に連結した後は、他方を盲蓋で閉塞するもので、左右
どちらの配管も可能として配管作業の容易さを計ってい
る。24は各電装部品を制御するプリント基板、25は
給湯要求を検知して燃焼を開始させるフロ−センサ−で
ある。
【0015】26は温水の異常高温を検知して燃焼を停
止させる加熱防止サ−モ、27は水ガバナ、28は圧力
逃し弁、29は電磁ポンプ2に燃油を供給する送油管、
30は排水口である。
止させる加熱防止サ−モ、27は水ガバナ、28は圧力
逃し弁、29は電磁ポンプ2に燃油を供給する送油管、
30は排水口である。
【0016】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今給湯要求がありこれをフロ−センサ−25が検知
すれば、燃焼バ−ナ1が燃焼を開始し、熱交換器6内で
この燃焼熱で給水パイプ3内の給水を加熱し高温水とし
た後、出湯パイプ7より適宜給湯要求に応じて給湯する
ものである。
る。今給湯要求がありこれをフロ−センサ−25が検知
すれば、燃焼バ−ナ1が燃焼を開始し、熱交換器6内で
この燃焼熱で給水パイプ3内の給水を加熱し高温水とし
た後、出湯パイプ7より適宜給湯要求に応じて給湯する
ものである。
【0017】一方熱交換後の排気ガスは排気経路11を
通り排気口12より排出されるものであるが、この時排
気ガスと共に排出される燃焼音は、先ずサイレンサ−部
13の吸音バッフル18にぶつかり内方の吸音材15に
音波の一部が順次吸音され、次に吸音バッフル18によ
って形成された蛇行路21を流通することで、通常直進
する性質を有する音の進行方向を強制的に変える為、蛇
行路21の曲がり角で音のエネルギ−が吸収され易くな
り、そして蛇行路21を形成する吸音材15に良好に吸
音されるこことなる。
通り排気口12より排出されるものであるが、この時排
気ガスと共に排出される燃焼音は、先ずサイレンサ−部
13の吸音バッフル18にぶつかり内方の吸音材15に
音波の一部が順次吸音され、次に吸音バッフル18によ
って形成された蛇行路21を流通することで、通常直進
する性質を有する音の進行方向を強制的に変える為、蛇
行路21の曲がり角で音のエネルギ−が吸収され易くな
り、そして蛇行路21を形成する吸音材15に良好に吸
音されるこことなる。
【0018】次にサイレンサ−部13を通過した燃焼音
の音波は、排気筒14に流入する所で、2つに分割され
てそれぞれ弱い音波となって排気路22を流通すること
で、音波との接触面積の拡大も伴って音波は排気路22
を形成する吸音材15に吸音され、全体として排気口1
2より放出される燃焼音は極めて静かとなるものであ
る。
の音波は、排気筒14に流入する所で、2つに分割され
てそれぞれ弱い音波となって排気路22を流通すること
で、音波との接触面積の拡大も伴って音波は排気路22
を形成する吸音材15に吸音され、全体として排気口1
2より放出される燃焼音は極めて静かとなるものであ
る。
【0019】上記静音効果は図5に示す状態で器具A
を、RION社製で形式NA−20の騒音測定器B、同
RION社製形式SA−74の分析器Cによって、この
一実施例及び従来品の騒音値を測定し、その結果を示す
図6・7・9・10で明かである。
を、RION社製で形式NA−20の騒音測定器B、同
RION社製形式SA−74の分析器Cによって、この
一実施例及び従来品の騒音値を測定し、その結果を示す
図6・7・9・10で明かである。
【0020】即ち、この実施例の点火初期の騒音特性が
図6に示すように49.8dbに対し、図9に示す従来
では55.2dbであり、この発明のものの方が5.4
db騒音値が低く、又燃焼安定時(連続燃焼20分後)
の騒音特性では図7のこの実施例のものが52.0db
に対し、図10の従来品では56.3dbでこの発明の
ものの方が4.3db低いものであり、何れもこの発明
のものが消音効果大であることがわかるものである。
図6に示すように49.8dbに対し、図9に示す従来
では55.2dbであり、この発明のものの方が5.4
db騒音値が低く、又燃焼安定時(連続燃焼20分後)
の騒音特性では図7のこの実施例のものが52.0db
に対し、図10の従来品では56.3dbでこの発明の
ものの方が4.3db低いものであり、何れもこの発明
のものが消音効果大であることがわかるものである。
【0021】
【発明の効果】要するにこの発明は、燃焼バ−ナの燃焼
で発生した燃焼熱を、給水が流通する熱交換器で熱交換
させ、熱交換後の排気ガスを排気経路を介して排気口よ
り排出するものに於いて、前記排気経路は、内壁に吸音
材を備えると共に、排気ガスが衝突する内方中央部に
は、全周に多数の小孔を穿ちたパンチング枠に吸音材を
収納して形成した吸音バッフルを備え、該吸音バッフル
で排気ガスの蛇行路を形成したサイレンサ−部と、該サ
イレンサ−部と排気口とを結ぶ複数の排気路を吸音材で
囲んで形成した排気筒とで構成したものであるから、燃
焼音は確実にしかも良好に吸音され、燃焼音を気にする
ことなく静かで使用勝手の良い給湯装置を提供すること
が出来るものである。
で発生した燃焼熱を、給水が流通する熱交換器で熱交換
させ、熱交換後の排気ガスを排気経路を介して排気口よ
り排出するものに於いて、前記排気経路は、内壁に吸音
材を備えると共に、排気ガスが衝突する内方中央部に
は、全周に多数の小孔を穿ちたパンチング枠に吸音材を
収納して形成した吸音バッフルを備え、該吸音バッフル
で排気ガスの蛇行路を形成したサイレンサ−部と、該サ
イレンサ−部と排気口とを結ぶ複数の排気路を吸音材で
囲んで形成した排気筒とで構成したものであるから、燃
焼音は確実にしかも良好に吸音され、燃焼音を気にする
ことなく静かで使用勝手の良い給湯装置を提供すること
が出来るものである。
【図1】この発明一実施例を付した給湯装置の一部切欠
正面図。
正面図。
【図2】同要部概略説明図。
【図3】同サイレンサ−部の断面図。
【図4】同排気筒の断面図。
【図5】この発明器具と従来器具の騒音値測定状態を示
す説明図。
す説明図。
【図6】この発明器具の点火初期時の騒音特性図。
【図7】同燃焼安定時の特性図。
【図8】従来器具の要部概略説明図。
【図9】従来器具の点火初期時の騒音特性図。
【図10】従来器具の燃焼安定時の特性図。
1 燃焼バ−ナ 6 熱交換器 11 排気経路 12 排気口 13 サイレンサ−部 14 排気筒 15 吸音材 17 パンチング枠 18 吸音バッフル 21 蛇行路 22 排気路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 当山 朗 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内 (72)発明者 古舘 聡 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内 (72)発明者 神戸 正雄 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼バ−ナの燃焼で発生した燃焼熱を、
給水が流通する熱交換器で熱交換させ、熱交換後の排気
ガスを排気経路を介して排気口より排出するものに於い
て、前記排気経路は、内壁に吸音材を備えると共に、排
気ガスが衝突する内方中央部には、全周に多数の小孔を
穿ちたパンチング枠に吸音材を収納して形成した吸音バ
ッフルを備え、該吸音バッフルで排気ガスの蛇行路を形
成したサイレンサ−部と、該サイレンサ−部と排気口と
を結ぶ複数の排気路を吸音材で囲んで形成した排気筒と
で構成した事を特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5292094A JPH07239154A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5292094A JPH07239154A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07239154A true JPH07239154A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12928276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5292094A Pending JPH07239154A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07239154A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2444274A (en) * | 2006-12-01 | 2008-06-04 | Bbt Thermotechnology Uk Ltd | Thermal acoustic baffle |
US7449526B2 (en) | 2001-10-04 | 2008-11-11 | Supresta U.S. Llc | Oligomeric, hydroxy-terminated phosphonates |
JP2011069519A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Corona Corp | 燃焼器の消音装置 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP5292094A patent/JPH07239154A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7449526B2 (en) | 2001-10-04 | 2008-11-11 | Supresta U.S. Llc | Oligomeric, hydroxy-terminated phosphonates |
GB2444274A (en) * | 2006-12-01 | 2008-06-04 | Bbt Thermotechnology Uk Ltd | Thermal acoustic baffle |
JP2011069519A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Corona Corp | 燃焼器の消音装置 |
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