JPH01318865A

JPH01318865A - 吸収冷凍機用発生器

Info

Publication number: JPH01318865A
Application number: JP15057288A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Furukawa; 雅裕古川
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-06-17
Filing date: 1988-06-17
Publication date: 1989-12-25
Anticipated expiration: 2012-07-16
Also published as: JP2632005B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は発生器に係り、特にバーナーからの燃焼ガスを
伝熱管内に通して伝熱管外の吸収液を加熱する吸収冷凍
機用発生器に関する。

（ロ）従来の技術吸収冷凍機用発生器の従来技術としては、実公昭４７−
２１４７４号公報にみられるように、バーナーと、伝熱
管とを備え、更に板体をねじって形成された乱流促進体
を伝熱管内に備えているものがある。そして、この発生
器は伝熱管内にバーナーからの燃焼ガスを通して伝熱管
外の吸収液を加熱している。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかし、前述した発生器においては、次の欠点があった
。伝熱管内を流れる燃焼ガスは伝熱管内壁側よりも伝熱
管の中心軸側の方が流速が速く、この流速の速い燃焼ガ
スの流れが乱流促進体によってせき止められるので、そ
の分、流れの抵抗が大きくなり、圧力損失が大きくなっ
ていた。

本発明は、前述した従来技術にかんがみてなされたもの
であり、乱流促進体の内蔵された伝熱管内を流れる燃焼
ガスの圧力損失を軽減することのできる吸収冷凍機用発
生器を提供するものである。

〈二〉課題を解決するための手段本発明は前述した従来技術の課題を解決する手段として
、板体をねじって形成した乱流促進体を伝熱管〔煙管〕
内に備えている吸収冷凍機用発生器において、前記乱流
促進体に孔を形成したものである。

（＊）作用本発明の吸収冷凍機用発生器においては、乱流促進体に
孔を形成することにより、流速の速い燃焼ガスの一部を
せき止めることなく前記孔に通過させることができる。

このため、本発明の吸収冷凍機用発生器では、乱流促進
体に孔が形成されていない従来の吸収冷凍機用発生器に
比べて、燃焼ガスの流れの抵抗、つまり圧力損失を小さ
くすることができる。

（へ）実施例第１図は本発明による吸収冷凍機用発生器の一実施例を
示した断面図である。また、第２図は第１図に示した発
生器のＸ−Ｘの断面図であり、第３図は第１図に示した
発生器のＹ−Ｙの断面図である。なお、これらの図にお
いて、同一の構成要素には同じ符号を付している。

第１図において、（１）は発生器の蒸胴であり、との蒸
胴内には燃焼室（２）が形成され、この燃焼室（２）に
臨ませてバーナー（３）が蒸胴（１）に装備されている
。（４）はバーナー（３）の炎へ空気を供給するブロア
である。（５）は燃焼室（２）の後方と連通し、かつ、
その上方に配置されている煙管で、この煙管は水平に、
かつ基盤目状に配列されている。（６）は煙室（２）と
煙管（５）を介して連通する煙室であり、この煙室には
煙突（７）が備えである。

り８）は吸収液の導入口であり、（９）は吸収液の流出
口である。また、（１０）は蒸気の流出口である。

そして、蒸胴（１）内壁と燃焼室（２）外壁、そして、
煙管（５）外壁とで囲まれたスペースには吸収液〔臭化
リチウム水溶液〕の液相部とその蒸気の気相部とが形成
されている。

なお、（１１）は蒸胴（１〉載置用の架台であり、（１
２）は蒸胴（１〉上部に形成した蒸気室である。

また、第２図ないし第３図において、（１３）　、　（
１４）　、　（１５）　、　（１６）は、それぞれ、上
記液相部としての溶液流通部である。

第２図に示した（１７）はバーナー（３）の取付は口で
ある。また、第１図、第２図に示した（１９）は煙室（
６）の蓋で、この蓋はボルトによって着脱可能なもので
ある。（１９）は蓋（１８〉に取り付けられている取っ
手である。

なお、第４図に示した（２１〉は金属製の板をねじって
形成きれた乱流促進体で、この乱流促進体には孔（２２
）が形成諮れている。

本発明の発生器においては、その使用中において、乱流
促進体（２１）が煙管（５）内壁側の燃焼ガスの流れを
乱して煙管（５）における熱交換量を向上させる。更に
、本発明の発生器における乱流促進体（２１）には孔（
２２）が形成されているので、この孔（２２）に燃焼ガ
スの一部をせき止めることなく通し、孔が形成きれてい
ない従来の乱流促進体に比べて、燃焼ガスの流れの抵抗
、つまり発生器の圧力損失を軽減できる。このため、本
発明の発生器においては、燃焼ガスをスムーズに発生器
外へ排出できる。よって、本発明においてはバーナーの
燃焼が良好であり、かつ、バーナーの燃焼炎へ空気を供
給するブロアを小さくすることができる等の効果がある
。

第５図に示す乱流促進体（２３）は本発明の発生器用乱
流促進体の他の実施例であり、これは煙管内のほぼ中心
軸上に孔（２４）が形成されている。この乱流促進体（
２３）を煙管内に挿入して発生器を使用した場合、燃焼
ガスの流速の速い煙管内のほぼ中心軸側を流れる燃焼ガ
スを孔（２４）に通して、煙管内を流れる燃焼ガスの発
生器内の圧力損失を軽減することができる。

また、第６図に示す乱流促進体（２５）のように、燃焼
ガス上流側の孔（２６）を燃焼ガス下ＨＥ側の孔（２６
）の面積より大きく形成した場合、温度が高く、かつ、
体積の大きい燃焼ガスを煙管向上流側で孔（２６）を通
過きせることができるので、圧力損失も大幅に低下させ
ることができる。また、この乱流促進体（２５）を煙管
内に挿入して発生器を使用した場合、煙管下流側の燃焼
ガスの流れを乱して熱交換量を増大することができるの
で、煙管下流側の管外での吸収液を煙道上流側の管外で
の吸収液とをほぼ同様に加熱することができる。つまり
、煙管外の吸収液を煙管上流側下流側でほぼ均等に加熱
できる。このため、本発明の発生器においては、煙管下
流側も煙管上流側とほぼ同様に吸収液を流動させること
ができ、発生器での腐食を極力軽減できる効果も期待で
きる。

（ト）発明の効果以上のとおり本発明の吸収冷凍機用発生器では、乱流促
進体に孔が形成されていない従来の吸収冷凍機用発生器
に比べて、燃焼ガスの一部をせき止めることなく孔に通
過させることができるので、燃焼ガスの流れの抵抗、つ
まり圧力損失を小さくすることができる。このため、本
発明の発生器においては、燃焼ガスを発生器外へスムー
ズにυト出できる。よって、本発明においてはバーナー
の燃焼が良好であり、また、バーナーの炎へ空気を供給
するブロアを小さくすることができる等の吸収冷凍機用
発生器を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による吸収冷凍機用発生器の断面図、第
２図は第１図のＸ−Ｘの断面図、第３図は第１図のＹ−
Ｙ断面図、第４図は乱流促進体の説明図、第５図は乱流
促進体の他の実施形態の説明図、第６図は乱流促進体の
他の実施形態の説明図である。（３）・・・バーナー、　（４）・・・ブロア、（５）
・・・煙管、　（２１）・・・乱流促進体、　（２２）
・・・孔、　（２３）・・・乱流促進体、　（２４）・
・・孔、　（２５）・・・乱流促進体、（２６）・・・
孔。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）バーナーを備え、かつ、伝熱管を備え、かつ、板
体をねじって形成されている乱流促進体を前記伝熱管内
に備えて成り、前記バーナーからの燃焼ガスを伝熱管内
に通して伝熱管外の吸収液を加熱する吸収冷凍機用発生
器において、前記乱流促進体には孔が形成されているこ
とを特徴とする吸収冷凍機用発生器。