JP4843281B2 - 高温再生器及び吸収冷凍機 - Google Patents

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Description

本発明は高温再生器及び吸収冷凍機に関し、特に低NO化と高効率化を同時に低コストのもとで実現する高温再生器、及びこの高温再生器を備える吸収冷凍機に関する。
吸収冷凍機を構成する再生器における加熱源としては、主として外部のボイラより供給される蒸気か、燃料としてのガス又は油を燃焼させて得られる燃焼ガスが用いられている。後者を採用した再生器として、炉筒煙管式の再生器がある。炉筒煙管式の再生器の一例として、次のようなものがある。
内部に燃焼室が形成される水平に設置された円筒状の炉筒と、炉筒の上部に水平に配設された炉筒とほぼ同じ長さの複数の煙管と、炉筒及び複数の煙管を取り囲む筒状の缶胴とを備える炉筒煙管式再生器を構成する。そして、炉筒の一端には燃焼室内に火炎を送るバーナーを設け、他端に炉筒と煙管とを連通する後部煙室を形成する。後部煙室の反対側の煙管端部は、煙突につながる前部煙室に開口している。上記構成の炉筒煙管式再生器においては、缶胴内の炉筒及び煙管の周囲を、下方から上方へと溶液が流れる。そして、炉筒内でバーナーによりガスなどを燃焼させると、火炎が炉筒の奥に向かって形成され、高温の燃焼ガスが後部煙室で反転し、煙管を経由して前部煙室に接続された煙突から装置の外に排出される。この過程で、火炎の熱により炉筒や煙管の周囲を流れる缶胴内の溶液が加熱され、溶液から冷媒蒸気を分離して溶液濃度が高められる(例えば特許文献1参照)。
特開平4−313655号公報(段落0007、0009、図1等)
高温再生器のように燃焼器(バーナー)と熱交換器(煙管)を備えた機器においては、低NO化と高効率化は社会要請である。従来の炉筒煙管式高温再生器においては、低NO化は燃焼器の改良に依存し、高効率化は熱交換器の改善に依存していて、構造の複雑化に伴うコスト上昇や大型化等の課題があった。
本発明は上述の課題に鑑み、低NO化と高効率化を同時に低コストのもとで実現する高温再生器、及びこの高温再生器を備える吸収冷凍機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る高温再生器は、例えば図1に示すように、一端にバーナー16が配設され、バーナー16で発生した燃焼ガスGbを流す筒状の燃焼室20と;バーナー16が配設された側とは反対側の燃焼室20の端部に形成され、燃焼ガスGbを受け入れる後部煙室22と;後部煙室22の燃焼ガスGbを流す煙管12と;煙管12を通過した燃焼ガスGbを受け入れて燃焼ガスGbを排出する煙突28が接続された前部煙室21であって、燃焼室20と直接連通していない前部煙室21と;後部煙室22の燃焼ガスを導入し、導入した燃焼ガスのすべてを燃焼室20内のバーナー16が配設された端部の近傍の燃焼室20の側面に導く連通管13とを備え;煙管12及び連通管13、燃焼室20の周囲に、導入した希溶液Swを加熱し、希溶液Swから冷媒を蒸発させて希溶液Swよりも濃度が高い高温濃溶液Saとする液体空間23が形成される。ここで「バーナーが配設された端部の近傍」は、典型的には、バーナー内を流れる燃料ガス又は空気がその流れによって、あるいは、バーナーから吹き出した燃焼気や空気又は火炎がその吹き出し流によって、燃焼室内に火炎を形成する領域である。また、希溶液Swは冷媒が混ざった溶液であり、典型的には、吸収冷凍機の吸収器31(例えば図2参照)から導入する。
このように構成すると、後部煙室の燃焼ガスを燃焼室内のバーナーが配設された端部の近傍の燃焼室の側面に導く連通管を備え、連通管の周囲に導入した希溶液を加熱する液体空間が形成されるので、希溶液との熱交換で温度が低下した後部煙室からの燃焼ガスがバーナーからの燃焼気や空気又は火炎に取り込まれ、燃焼ガス量が増大することにより燃焼終了時の火炎温度の上昇が抑制されて低NOx化を図ることができる。また、煙管に加えて連通管を流れる燃焼ガスによっても液体空間内の溶液が加熱されるので熱効率が向上する。さらに、バーナーからの燃焼気に取り込まれる燃焼ガスは、通常、燃焼用空気よりも高温度であるので、バーナー出口部の気体温度を上昇させ、この領域における希溶液への熱伝達を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明に係る高温再生器は、例えば図1に示すように、請求項1に記載の高温再生器32Aにおいて、連通管13が、燃焼室20の最も煙管12に近い端部よりも煙管12側、かつ、煙管12の最も燃焼室20に近い端部よりも燃焼室20側に配設されている。
また、発明に係る高温再生器は、例えば図1に示すように、請求項1に記載の高温再生器32Aにおいて、液体空間23を覆う缶胴14を備え;連通管13が、缶胴14の壁の近傍に配設されていてもよい
このように構成すると、液体空間内の溶液が流動しやすい場所に連通管が配設されることとなり、連通管内を流れる燃焼ガスと液体空間内の溶液との熱交換効率が向上すると共に、火炎温度上昇抑制の確実性が増大する。
また、請求項3に記載の発明に係る高温再生器は、請求項1又は請求項2に記載の高温再生器32A(例えば図1参照)において、連通管13(例えば図1参照)の前記溶液が接する表面に凹凸が形成されている。
このように構成すると、溶液沸騰時の気泡の発生を促進させることとなり、連通管表面からの気泡上昇に伴う溶液の上昇流を誘引して溶液の局部過熱を防止することができる。
上記目的を達成するために、請求項に記載の発明に係る吸収冷凍機は、例えば図2に示すように、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の高温再生器32Aと;高温再生器32Aから冷媒を導入する凝縮器33と;凝縮器33で凝縮した冷媒液Vfを導入し被冷却媒体pの熱で冷媒液Vfを蒸発させる蒸発器34と;高温再生器32Aで前記溶液から冷媒蒸気Vaが除かれて濃度が高くなった濃溶液Saを導入し、蒸発器34で蒸発した冷媒Veを濃溶液Scで吸収し濃度が低下した希溶液Swを高温再生器32Aに向けて導出する吸収器31とを備える。
このように構成すると、低NO化と高効率化を同時に実現する高温再生器を備えるので、排出ガスが低NOで、かつ高効率な吸収冷凍機となる。
本発明に係る高温再生器によれば、後部煙室の燃焼ガスを燃焼室内のバーナーが配設された端部の近傍に導く連通管を備え、連通管の周囲に導入した希溶液を加熱する液体空間が形成されるので、希溶液との熱交換で温度が低下した後部煙室からの燃焼ガスがバーナー内に、あるいはバーナーからの燃焼気や空気又は火炎に取り込まれ、燃焼ガス量が増大することにより燃焼終了時の火炎温度の上昇が抑制されて低NO化を図ることができる。また、煙管に加えて連通管を流れる燃焼ガスによっても液体空間内の溶液が加熱されるので熱効率が向上する。
また、本発明に係る吸収冷凍機によれば、低NO化と高効率化を同時に実現する高温再生器を備えるので、排出ガスが低NOで、かつ高効率な吸収冷凍機となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一又は相当する装置等には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る高温再生器32Aの構成を説明する。図1は、高温再生器32Aを説明する模式図であり、(a)は高温再生器の縦断面図、(b)は(a)におけるB−B断面図、(c)は缶胴上部に形成された気液分離部の詳細図である。高温再生器32Aは炉筒煙管式再生器であり、内部で火炎を形成して燃焼ガスGbを生成する炉筒11と、燃焼ガスGbを流して周囲の溶液を加熱する煙管12と、同様に燃焼ガスGbを流して周囲の溶液を加熱する連通管13と、炉筒11・煙管12・連通管13を内部に収容する缶胴14とを備えている。
炉筒11は、典型的には円筒状の部材であり、内部に燃焼室20が形成されている。炉筒11は、円筒状の軸がほぼ水平になるように配設されている。円筒状の一方の端面11aは塞がれており、塞がれた端面11aのほぼ中央に貫通孔が形成されている。貫通孔には火炎を取り込む火炎取込管19が取り付けられている。火炎取込管19の他端には、バーナー16が設けられている。バーナー16には燃焼用燃料及び燃焼用空気が供給され、燃焼用燃料が点火されて燃焼することにより燃焼室20内に火炎が形成される。火炎は端面11a寄りの燃焼室20内で形成される。なお、炉筒11は、円筒状以外の三角柱状や四角柱状、あるいは多角柱状の部材であってもよい。また、バーナー16は、炉筒11内部の一端に配設されていてもよい。
炉筒11の上方には、複数のパイプ状の煙管12が配設されている。煙管12は、その軸が円筒状の炉筒11の軸とほぼ平行になるように配設されている。また、煙管12は、隣り合う煙管12同士が接触しないように配設されている。本実施の形態では、図1(b)に示す断面において、複数の煙管12が長方形に配列されている。なお、煙管12を、長方形の内部にも配設したり、長方形以外の例えば千鳥状に配設してもよい。複数の煙管12の配列は、バーナー16の配設位置との取り合いや、後述する液体空間23内を流動する溶液を極力均一に加熱することができるようにする観点から決定するとよい。図1(a)に示すように、煙管12の端部の位置は、炉筒11の端面11a側が、炉筒11に取り付けられた火炎取入管19の端部の位置と同じになっている。その反対側の端部の位置は、端面11aとは反対側の炉筒11の端部の位置と同じになっている。
図1(b)に示す断面における、炉筒11の斜め上方で、煙管12の下方には、2本のパイプ状の連通管13が配設されている。本実施の形態では、炉筒11の円形断面の中心を通る水平線より斜め45°上方の2箇所の缶胴14内壁近傍に連通管13が配設されている。連通管13は、その軸が、円筒状の炉筒11の軸及び煙管12の軸とほぼ平行になるように配設されている。連通管13の端部の位置は、炉筒11及び煙管12の端部が揃っている側が、これらの端部と揃うような位置となっている。他方、反対側は、連通管13が炉筒11の端面11a近傍の位置まで延び、そこで炉筒11の円形断面の中心に向かって90°に曲がり、端面11aに近い円筒の側面で炉筒11に接続して、燃焼室20と連通している。連通管13の径は、燃焼容量及び低NO効果と熱効率の向上を総合的に勘案して最適化するのがよい。なお、連通管13は、炉筒11の端面11aに接続されていてもよい。つまり、端面11aも「バーナー16が配設された端部の近傍」に含まれることとする。
連通管13の外表面には、凹凸が形成されている。この外表面の凹凸は微細であることが好ましく、例えば、金属粒子の溶着もしくはショットブラスト加工によって形成される。微細な凹凸は、溶液沸騰の核となって外表面から沸騰気泡を離脱させるために効果的となる程度のものである。
上述の炉筒11・煙管12・連通管13は、缶胴14に収容されている。缶胴14が炉筒11・煙管12・連通管13を収容して炉本体を形成している。缶胴14は、典型的には断面が楕円形状の筒状部材であるが、断面は楕円以外の円形や四角形、その他の多角形であってもよい。しかしながら、炉筒11・煙管12・連通管13を収容しつつ大型化を回避して所定の強度を保つため、断面を楕円形状とするのが好ましい。缶胴14は、炉筒11や煙管12と平行に、かつ断面の楕円の長軸が鉛直方向で短軸が水平方向になるように配設されている。缶胴14の端部の位置は、炉筒11の端面11a側が、煙管12の端部及び火炎取入管19の端部と揃う位置となっている。他方、反対側の端部の位置は、缶胴14の長さが後述する後部煙室22が形成される分だけ煙管12の長さよりも長くなるような位置となっている。
炉筒11の端面11a側の缶胴14の端面は、煙管12の開口及び火炎取入管19の開口以外を塞ぐ前部壁14aが設けられている。前部壁14aの外側には、燃焼室20に送る火炎を発生させるバーナー16が、火炎取入管19の開口を塞ぐように取り付けられている。また、前部壁14aの外側には、すべての煙管12の開口を覆うように、前部煙室21を形成するチャンバーが取り付けられている。チャンバーには、煙管12を通過した燃焼ガスGbを排出する煙突28が接続されている。前部壁14aとは反対側の缶胴14の端面は、点検口22hが形成された後部壁14bが設けられている。後部壁14bの外側には、着脱自在の遮蔽板17が、点検口22hを塞ぐように取り付けられている。炉筒11の端面11aとは反対側の端部と後部壁14bとの間には、炉筒11内の燃焼ガスGbを煙管12及び連通管13に導入するために反転させるためのスペースである後部煙室22が形成されている。後部煙室22は、燃焼室20と連通している。点検口22hの下方には、後部壁14bよりも内側に点検口22hに接続される煙室壁14dが設けられている。後部壁14bとは反対側の後部煙室22には、炉筒11・煙管12・連通管13の開口以外を塞ぐ中間壁14cが設けられている。すなわち、後部煙室22は、中間壁14c及び中間壁14cが缶胴14の底部に当たるまで延長した仮想面と、後部壁14b及び煙室壁14dと、缶胴14の内壁とで囲まれる部分の空間である。
上述のように形成された缶胴14内の炉筒11・煙管12・連通管13の外周には、溶液が充満する液体空間23が形成されている。液体空間23は、炉筒11の上下の周囲のみならず、端面11aに面する火炎取入管19の周囲、及び後部壁14bと煙室壁14dとの間にも形成されている。液体空間23は、炉筒11・煙管12・連通管13の冷却と、溶液との熱交換とを兼ねたジャケットとなっている。また、缶胴14の底部には、液体空間23に低濃度の溶液である希溶液Swを導入するための希溶液管55Aが接続されている。缶胴14の上方には、希溶液Swが加熱されて高濃度となった高温濃溶液Saを導出するための高温濃溶液管56A(図1(c)参照)が配設されている。また、缶胴14の上部には、希溶液Swが加熱されて希溶液Sw中の冷媒が蒸発した高温冷媒蒸気Vaを導出する冷媒蒸気管58が接続されている。缶胴14は、周囲に断熱材が貼り付けられた上で、外板15で覆われている。なお、液体空間内に存在する希溶液Swと高温濃溶液Saを特に区別する必要のないときは、溶液Sと総称して説明する。
図1(c)に示すように、缶胴14の上方は、希溶液Swが加熱されて高濃度となった高温濃溶液Saと希溶液Sw中から蒸発した高温冷媒蒸気Vaとの混合流体から、高温濃溶液Saと高温冷媒蒸気Vaとを分離する気液分離部が形成されている。気液分離部は、冷媒蒸気管58が接続される缶胴14の頂部に形成された蒸気導出口14hと、蒸気導出口14hの下方に設けられたエリミネーター14eと、エリミネーター14eの下方の缶胴14内に配設された高温濃溶液管56Aの開口端56Aaとを含んで構成されている。
次に図2を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る吸収冷凍機30の構成を説明する。図2は吸収冷凍機30の系統図である。吸収冷凍機30は、二重効用吸収冷凍機であり、被冷却媒体としての冷水pの熱で冷媒液Vfを蒸発させて冷媒蒸気Veを発生させることにより冷水pを冷却する蒸発器34と、蒸発器34で発生した冷媒蒸気Veを混合濃溶液Scで吸収する吸収器31と、吸収器31で冷媒蒸気Veを吸収して濃度が低下した希溶液Swを導入し、希溶液Swを加熱し冷媒を蒸発させて濃度が上昇した高温濃溶液Saを生成する高温再生器32Aと、同様に吸収器31で冷媒蒸気Veを吸収して濃度が低下した希溶液Swを導入し、希溶液Swを加熱し冷媒を蒸発させて濃度が上昇した低温濃溶液Sbを生成する低温再生器32Bと、低温再生器32Bで希溶液Swから蒸発した低温冷媒蒸気Vbを冷却して凝縮させ、蒸発器34に送る冷媒液Vfを生成する凝縮器33とを備えている。吸収冷凍機30で使用される冷媒及び溶液は、典型的には、冷媒として水が、溶液として臭化リチウム(LiBr)が用いられるが、これに限らず他の冷媒、溶液(吸収剤)の組み合わせで使用してもよい。
蒸発器34には、冷却する対象である冷水pを流す冷水管34aが配設されている。冷水管34aは、エアハンドリングユニット等の冷水利用機器(不図示)と配管52を介して接続されている。また、蒸発器34には、冷媒液Vfを冷水管34aに向けて散布するための冷媒液散布ノズル34bが冷水管34aの上方に配設されている。蒸発器34の下部には、導入した冷媒液Vfを貯留する貯留部34cが形成されている。
吸収器31には、混合濃溶液Scで冷媒蒸気Veを吸収した際に発生する吸収熱を奪う冷却水qを流す冷却水管31aが内部に配設されている。冷却水管31aは、凝縮器33内の冷却水管33aと配管53を介して、及び冷却塔(不図示)と配管54を介して、それぞれ接続されている。また、吸収器31には、混合濃溶液Scを冷却水管31aに向けて散布する濃溶液散布ノズル31bが冷却水管31aの上方に配設されている。吸収器31は、冷却水管31aの下方に、冷媒蒸気Veを吸収して濃度が低下した希溶液Swを貯留する貯留部31cが形成されている。
吸収器31と蒸発器34とは共に1つの缶胴内にシェルアンドチューブ型に形成され、両者の間には仕切壁31dが設けられている。吸収器31と蒸発器34とは仕切壁31dの上部で連通しており、蒸発器34で発生した冷媒蒸気Veを吸収器31に移動させることができるように構成されている。缶胴外側の蒸発器34側には、貯留部34cに貯留されている冷媒液Vfを上部の冷媒液散布ノズル34bに導く循環冷媒管51が配設されている。循環冷媒管51には、貯留部34cに貯留している冷媒液Vfを冷媒液散布ノズル34bに圧送する冷媒ポンプ39が配設されている。
吸収器31の底部には、貯留部31cの希溶液Swを高温再生器32A及び低温再生器32Bに導く希溶液管55が接続されている。希溶液管55には、希溶液Swを両再生器32A、32Bに圧送する溶液ポンプ38が配設されている。溶液ポンプ38は、典型的には、インバータ(不図示)により回転速度を調節することが可能なように構成されており、冷凍負荷に応じた流量の希溶液Swを圧送することができるように構成されている。溶液ポンプ38の下流側の希溶液管55には、希溶液Swと混合濃溶液Scとの間で熱交換を行わせる低温溶液熱交換器36が配設されている。低温溶液熱交換器36には、また、混合濃溶液Scを流す濃溶液管56が接続されている。低温溶液熱交換器36は、典型的にはプレート型熱交換器が用いられるがシェルアンドチューブ型やその他の熱交換器であってもよい。
希溶液管55は、低温溶液熱交換器36の下流側で、高温再生器32Aに接続される希溶液管55Aと、低温再生器32Bに接続される希溶液管55Bとに分岐している。希溶液管55Aには、希溶液Swと高温濃溶液Saとの間で熱交換を行わせる高温溶液熱交換器35が配設されている。高温溶液熱交換器35には、また、高温濃溶液Saを流す高温濃溶液管56Aが接続されている。高温溶液熱交換器35は、典型的にはプレート型熱交換器が用いられるがシェルアンドチューブ型やその他の熱交換器であってもよい。
希溶液管55Aは、高温再生器32Aに接続されている。高温再生器32Aには、高温濃溶液管56Aが接続されている。また、高温再生器32Aには、発生した高温冷媒蒸気Vaを流す冷媒蒸気管58が接続されている。
低温再生器32Bには、希溶液Swを加熱するための加熱源となる高温冷媒蒸気Vaを流す加熱蒸気管32Baが配設されている。加熱蒸気管32Baは、一端が冷媒蒸気管58に接続されている。他端は、凝縮冷媒管59に接続されている。凝縮冷媒管59は、加熱蒸気管32Ba内で高温冷媒蒸気Vaが凝縮した冷媒液Vdを凝縮器33へと導く配管である。低温再生器32Bには、導入した希溶液Swを加熱蒸気管32Baに向けて散布する希溶液散布ノズル32Bbが配設されている。希溶液散布ノズル32Bbは、希溶液管55Bに接続されている。
凝縮器33には、低温再生器32Bで発生した低温冷媒蒸気Vbを冷却するための冷却水qを流す冷却水管33aが配設されている。冷却水管33aは、一端が吸収器31内の冷却水管31aと配管53を介して、他端が冷却塔(不図示)と配管54を介して、それぞれ接続されている。
凝縮器33と低温再生器32Bとは共に1つの缶胴内にシェルアンドチューブ型に形成され、両者の間には仕切壁33dが設けられている。凝縮器33と低温再生器32Bとは仕切壁33dの上部で連通しており、低温再生器32Bで発生した低温冷媒蒸気Vbを凝縮器33に移動させることができるように構成されている。凝縮器33と低温再生器32Bとが形成された缶胴は、吸収器31と蒸発器34とが形成された缶胴よりも上方に配設されており、低温再生器32B内の低温濃溶液Sbを吸収器31に、凝縮器33内の冷媒液Vfを蒸発器34に、それぞれ圧力と重力によって送液することができるように構成されている。
低温再生器32Bの底部には、濃度が上昇した低温濃溶液Sbを通す低温濃溶液管56Bが接続されている。低温濃溶液管56Bには高温濃溶液管56Aが接続されて濃溶液管56となっている。濃溶液管56は、低温溶液熱交換器36を経由して濃溶液散布ノズル31bに接続されている。凝縮器33の底部には、冷媒液Vfを蒸発器34に向けて導出する冷媒液管60が接続されている。冷媒液Vfは、低温冷媒蒸気Vbが凝縮した冷媒液Vcと、加熱蒸気管32Ba内で高温冷媒蒸気Vaが凝縮し、凝縮器33で冷却された冷媒液Vdとが混合した冷媒液である。
引き続き図1及び図2を参照して、高温再生器32Aの作用について、吸収冷凍機30の作用と共に説明する。まず、図2を参照して、吸収冷凍機30の冷媒側のサイクルを説明する。凝縮器33では、低温再生器32Bで蒸発した低温冷媒蒸気Vbを受け入れて、冷却塔(不図示)から供給された、冷却水管33aを流れる冷却水qで冷却して凝縮し、冷媒液Vcとする。凝縮した冷媒液Vcは、冷媒液Vdと混合され冷媒液Vfとなって蒸発器34へと送られ、貯留部34cに冷媒液Vfとして貯留される。貯留部34cに貯留された冷媒液Vfは、冷媒ポンプ39により冷媒液散布ノズル34bに送液される。蒸発器34の冷媒液Vfが冷媒液散布ノズル34bから冷水管34aに散布されると、冷媒液Vfは冷水管34a内の冷水pから熱を受けて蒸発する一方、冷水pは冷やされる。冷やされた冷水pは冷熱を利用する場所(不図示)に送られて使われる。他方、蒸発器34で蒸発した冷媒液Vfは冷媒蒸気Veとなって、連通している吸収器31へと移動する。
次に吸収冷凍機30の溶液側のサイクルを説明する。吸収器31では、高濃度の溶液Scが濃溶液散布ノズル31bから散布され、蒸発器34で発生した冷媒蒸気Veを溶液Scが吸収して希溶液Swとなる。希溶液Swは、貯留部31cに貯留される。溶液Scが冷媒蒸気Veを吸収する際に発生する吸収熱は、冷却水管31aを流れる冷却水qによって除去される。貯留部31cの希溶液Swは、溶液ポンプ38で高温再生器32A及び低温再生器32Bへ、それぞれ圧送される。なお、貯留部31cに溜まった溶液を溶液循環ポンプ(不図示)により循環させて冷却水管31aに散布する構成としてもよい。このようにすると、冷却水管31aを溶液でより十分に濡らすことができ、より効果的に冷媒蒸気を吸収することができる。また、溶液ポンプ38が溶液循環ポンプを兼ねるように構成してもよい。この場合は、溶液ポンプ38と低温溶液熱交換器36との間の希溶液管55から配管を分岐して濃溶液散布ノズル31bに接続するとよい。
希溶液管55を流れる希溶液Swは、まず低温溶液熱交換器36で混合濃溶液Scと熱交換して熱回収した後に分流し、一部は希溶液管55Aを流れて高温溶液熱交換器35へと導かれ、残りは希溶液管55Bを流れて低温再生器32Bへと導かれる。希溶液管55Aを流れて高温溶液熱交換器35へ流入した希溶液Swは、高温再生器32Aから導出された高温濃溶液Saと熱交換して温度が上昇した後に希溶液管55Aを流れて高温再生器32Aへと導入される。
ここで図1を参照して、高温再生器32Aの作用について説明する。溶液ポンプ38によって希溶液管55A内を圧送されてきた希溶液Swは、缶胴14底部の液体空間23に流入する。液体空間23に流入した希溶液Swは、炉筒11・煙管12・連通管13の外周を覆うように充満し、缶胴14の上部に向かって流れて行く。液体空間23を流れる希溶液Swは、以下に説明する燃焼ガスGbにより加熱される。
希溶液Swを加熱する燃焼ガスGbは、燃焼用燃料をバーナー16で点火し、燃焼室20で火炎が形成されて発生する。ここで、連通管13の端部が接続されている炉筒11内の端面11a周辺では、バーナー16と連通する火炎取入管19から吹き出した燃焼気が火炎形成域にあって十分に広がっていない。そして、火炎取入管19から吹き出した火炎の噴出力に誘引されて、端面11a側の連通管13の開口が形成された位置の炉筒11内の静圧は、火炎が十分に発達した後部煙室22近傍の炉筒11内の静圧よりも低下している。燃焼室20で発生した燃焼ガスGbは、燃焼室20から後部煙室22に至り、後部煙室22で後部壁14bに衝突して反転した後、煙管12に流入する。上述のように、端面11a側の連通管13の開口が形成された位置の炉筒11内の静圧が低下している一方で、後部煙室22内では燃焼ガスGbが後部壁14bに衝突して動圧が減少することにより燃焼ガスGbの通過流速が低くなるため、燃焼ガスGbは後部煙室22内で十分に静圧を回復し、あるいは動圧が減少して静圧が増大した分静圧が高くなっている。燃焼ガスGbは、煙管12を通過して前部煙室21に至る。
上述のように、炉筒11内の静圧は、端面11a側の連通管13の開口が形成された位置の近傍が後部煙室22近傍よりも低い。このため、後部煙室22内の燃焼ガスGbは、連通管13の開口が形成された炉筒11内の燃焼室20に向かって逆流する。この際、燃焼ガスGbは、連通管13周囲の希溶液Swと熱交換して温度を下げ、連通管13の開口が形成された炉筒11内の燃焼室20に再循環する。後部煙室22内の燃焼ガスGbは、燃焼が完了した直後の高温状態にあるため、連通管13を流通する間に周囲の希溶液Swと熱交換して、高温再生器32Aの熱効率を向上させる。そして、希溶液Swとの熱交換により温度を下げた燃焼ガスGbは、端面11a近傍の炉筒11内の火炎形成域に再循環してバーナー16からの燃焼気や空気又は火炎内に取り込まれる。これにより、火炎温度の上昇が抑制されるため、空気中の窒素と酸素との反応の促進が抑制され、低NO化を図ることができる。また、バーナー16に供給される燃焼用空気よりも高温の燃焼ガスGbが再循環することに伴い、端面11a近傍の炉筒11内の火炎形成域に導入された燃焼用空気は、再循環してきた燃焼ガスGbから受熱して温度が上昇する。これにより、バーナー16出口部の気体温度を上昇させ、この領域における希溶液Swへの熱伝達を向上させることができる。また、火炎に取り込まれる燃焼ガスGb量が増大することにより、炉筒21後方の燃焼終了後の燃焼ガスGbの温度上昇が抑制されるため、炉筒11表面の局所的な伝熱面負荷の増大を回避することができる。この作用により、液体空間の溶液の局所過熱とこれに伴う溶液温度の局所的な上昇を抑制して、従来の炉筒煙管式再生器よりも、溶液をより均一濃度、より均一温度に加熱することが可能となり、熱効率の向上を図ることができる。なお、本実施の形態では、バーナー16が缶胴14の外側に配設され、バーナー16近傍に再循環した燃焼ガスGbはバーナー16から吹き出した燃焼気や空気又は火炎に取り込まれることとしたが、バーナー16を燃焼室20内に配設し、バーナー16内部を流れる燃焼用燃料のガス又は空気がその流れによって、バーナー16近傍に再循環した燃焼ガスGbをバーナー16内部に取り込んでもよいのは当然のことである。
上述のような燃焼ガスGbの流れにより、液体空間23内の希溶液Swは加熱され、希溶液Sw中の冷媒が蒸発し、高温冷媒蒸気Vaと高温濃溶液Saとの混合流体となって缶胴14の上方に形成された気液分離部(図1(c)参照)に移動する。なお、連通管13の外表面には微細な凹凸が施してあるので、希溶液Swの内部から冷媒が蒸発する際の気泡の発生を促進させ、連通管13表面からの気泡上昇に伴う高温濃溶液Saの上昇流を誘引して溶液の局部過熱を防止することができる。
高温冷媒蒸気Vaと高温濃溶液Saとの混合流体は、気液分離部で分離される。分離された高温冷媒蒸気Vaは、エリミネーター14eを通過して冷媒蒸気管58から導出される。他方、分離された高温濃溶液Saは、高温濃溶液管56Aの開口端56Aaを越えた分が高温濃溶液管56Aから導出される。なお、エリミネーター14eで捕捉された高温濃溶液Saの液滴は、気液分離部の液面に落下して高温濃溶液Saとなる。
再び図2に戻って、溶液側のサイクルの説明を続ける。高温再生器32Aから導出されて高温濃溶液管56Aを流れる高温濃溶液Saは、高温溶液熱交換器35に導かれて高温再生器32Aに向かう希溶液Swと熱交換を行い温度が低下する。他方、高温再生器32Aから導出されて冷媒蒸気管58を流れる高温冷媒蒸気Vaは、低温再生器32Bの加熱蒸気管32Baに流入する。
さて、希溶液管55Bを流れて低温再生器32Bに導かれた希溶液Swは、希溶液散布ノズル32Bbから散布される。希溶液散布ノズル32Bbから散布された希溶液Swは、加熱蒸気管32Baを流れる高温冷媒蒸気Vaによって加熱され、低温再生器32B内の希溶液Sw中の冷媒が蒸発して低温濃溶液Sbとなる。他方、希溶液Swから蒸発した冷媒は低温冷媒蒸気Vbとして凝縮器33へと送られる。高温冷媒蒸気Vaからの受熱により温度が上昇した低温濃溶液Sbは、低温再生器32B内の圧力や重力により低温濃溶液管56Bへ導出される。なお、加熱蒸気管32Baを流れる高温冷媒蒸気Vaは、希溶液Swに熱を奪われ凝縮して冷媒液Vdとなり、凝縮冷媒管59を流れて凝縮器33に導入される。
低温再生器32Bから導出されて低温濃溶液管56Bを流れる低温濃溶液Sbは、高温溶液熱交換器35から導出されて高温濃溶液管56Aを流れてきた高温濃溶液管Saと合流して混合濃溶液Scとなって濃溶液管56を流れる。その後混合濃溶液Scは、低温溶液熱交換器36に流入して吸収器31から導出された希溶液Swと熱交換を行い温度が低下する。温度が低下した混合濃溶液Scは、吸収器31に導かれ、濃溶液散布ノズル31bから冷却水管31aに向けて散布される。以降、同様のサイクルを繰り返す。
以上で説明した本実施の形態に係る高温再生器32Aは、連通管13を2本備えていることとして説明したが、好適な火炎温度を形成するために必要な量の燃焼ガスGbを火炎形成域に送る観点から好適な本数を備えるとよい。このとき、連通管13の口径との関係も考慮すべきことはいうまでもない。また、溶液濃度の均一化に効果ある所望の液体空間23内の位置に連通管13を配置するのは当然のことである。
また、本発明はここで示した以外の冷凍サイクルに適用してもよいのは当然のことである。
以上の説明では、吸収冷凍機30が二重効用吸収冷凍機であるとして説明したが、単効用吸収冷凍機や三重効用吸収冷凍機であってもよい。単効用吸収冷凍機とした場合は、本実施の形態で説明した高温再生器32Aを再生器とすることができ、三重効用吸収冷凍機とした場合は、本実施の形態で説明した高温再生器32Aを最も作動温度が高い再生器とするとよい。
本発明の第1の実施の形態に係る高温再生器を説明する模式図である。(a)は高温再生器の縦断面図、(b)は(a)におけるB−B断面図、(c)は缶胴上部に形成された気液分離部の詳細図である。 本発明の第2の実施の形態に係る吸収冷凍機を説明する系統図である。
符号の説明
11 炉筒
12 煙管
13 連通管
14 缶胴
16 バーナー
20 燃焼室
22 後部煙室
23 液体空間
30 吸収冷凍機
31 吸収器
32A 高温再生器
32B 低温再生器
33 凝縮器
34 蒸発器
p 被冷却媒体
S 溶液
Sa 高温濃溶液
Sc 混合濃溶液
Sw 希溶液
Va 冷媒蒸気
Ve 冷媒蒸気
Vf 冷媒液

Claims (4)

  1. 一端にバーナーが配設され、前記バーナーで発生した燃焼ガスを流す筒状の燃焼室と;
    前記バーナーが配設された側とは反対側の前記燃焼室の端部に形成され、前記燃焼ガスを受け入れる後部煙室と;
    前記後部煙室の燃焼ガスを流す煙管と;
    前記煙管を通過した燃焼ガスを受け入れて前記燃焼ガスを排出する煙突が接続された前部煙室であって、前記燃焼室と直接連通していない前部煙室と;
    前記後部煙室の燃焼ガスを導入し、導入した前記燃焼ガスのすべてを前記燃焼室内の前記バーナーが配設された端部の近傍の前記燃焼室の側面に導く連通管とを備え;
    前記煙管及び前記連通管、前記燃焼室の周囲に、導入した希溶液を加熱し前記希溶液から冷媒を蒸発させて前記希溶液よりも濃度が高い高温濃溶液とする液体空間が形成される;
    高温再生器。
  2. 前記連通管が、前記燃焼室の最も前記煙管に近い端部よりも前記煙管側、かつ、前記煙管の最も前記燃焼室に近い端部よりも前記燃焼室側に配設された;
    請求項1に記載の高温再生器。
  3. 前記連通管の前記溶液が接する表面に凹凸が形成された;
    請求項1又は請求項2に記載の高温再生器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の高温再生器と;
    前記高温再生器から冷媒を導入する凝縮器と;
    前記凝縮器で凝縮した冷媒液を導入し被冷却媒体の熱で前記冷媒液を蒸発させる蒸発器と;
    前記高温再生器で前記溶液から前記冷媒蒸気が除かれて濃度が高くなった濃溶液を導入し、前記蒸発器で蒸発した冷媒を前記濃溶液で吸収し濃度が低下した希溶液を前記高温再生器に向けて導出する吸収器とを備える;
    吸収冷凍機。
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