JP2632005B2 - 吸収冷凍機用発生器 - Google Patents

吸収冷凍機用発生器

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JP2632005B2
JP2632005B2 JP63150572A JP15057288A JP2632005B2 JP 2632005 B2 JP2632005 B2 JP 2632005B2 JP 63150572 A JP63150572 A JP 63150572A JP 15057288 A JP15057288 A JP 15057288A JP 2632005 B2 JP2632005 B2 JP 2632005B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は発生器に係り、特にバーナーからの燃焼ガス
を伝熱管内に通して伝熱管外の吸収液を加熱する吸収冷
凍機用発生器に関する。
(ロ)従来の技術 吸収冷凍機用発生器の従来技術としては、実公昭47−
21474号公報にみられるように、バーナーと、伝熱管と
を備え、更に板体をねじって形成された乱流促進体を伝
熱管内に備えているものがある。そして、この発生器は
伝熱管内にバーナーからの燃焼ガスを通して伝熱管外の
吸収液を加熱している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、前述した発生器においては、次の欠点があっ
た。伝熱管内を流れる燃焼ガスは伝熱管内壁側よりも伝
熱管の中心軸側の方が流速が速く、この流速の速い燃焼
ガスの流れが乱流促進体によってせき止められるので、
その分、流れの抵抗が大きくなり、圧力損失が大きくな
っていた。
本発明は、前述した従来技術にかんがみてなされたも
のであり、乱流促進体の内蔵された伝熱管内を流れる燃
焼ガスの圧力損失を軽減することのできる吸収冷凍機用
発生器を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は前述した従来技術の課題を解決する手段とし
て、板体をねじって形成した乱流促進体を伝熱管〔煙
管〕内に備えている吸収冷凍機用発生器において、乱流
促進体には燃焼ガスの流れ方向に沿って孔を複数個形成
し、燃焼ガスの流れの上流側の孔の大きさがその下流側
の孔の大きさよりも大きく設定されている。
(ホ)作用 本発明の吸収冷凍機用発生器においては、伝熱管の内
部に収納させる乱流促進体はねじって形成されており、
燃焼ガスの流れ方向に沿って孔を複数個形成し、燃焼ガ
スの流れの上流側の孔の大きさがその下流側の孔の大き
さよりも大きくしたので、温度が高く体積の大きい燃焼
ガスは大きな孔を通過し、温度が低くなって体積の小さ
い燃焼ガスは小さな孔を通過する。このため本発明の吸
収冷凍機用発生器では、乱流促進体に孔が形成されてい
ない従来の吸収冷凍機発生器に比べて燃焼ガスの流れ抵
抗、つまり圧力損失を小さくすることができる。しか
も、伝熱管の下流に行くに従って孔を流れる燃焼ガスの
量を減らしたので、伝熱管の上流側下流側いずれにおい
てもほぼ均一に吸収液が加熱される。
(ヘ)実施例 第1図は本発明による吸収冷凍機用発生器の一実施例
を示した断面図である。また、第2図は第1図に示した
発生器のX−Xの断面図であり、第3図は第1図に示し
た発生器のY−Yの断面図である。なお、これらの図に
おいて、同一の構成要素には同じ符号を付している。
第1図において、(1)は発生器の器胴であり、この
器胴内には燃焼室(2)が形成され、この燃焼室(2)
に臨ませてバーナー(3)が器胴(1)に装備されてい
る。(4)はバーナー(3)の炎へ空気を供給するブロ
アである。(5)は燃焼室(2)の後方と連通し、か
つ、その上方に配置されている煙管で、この煙管は水平
に、かつ碁盤目状に配列されている。(6)は煙室
(2)と煙管(5)を介して連通する煙室であり、この
煙室には煙突(7)が備えてある。
(8)は吸収液の導入口であり、(9)は吸収液の流
出口である。また、(10)は蒸気の流出口である。そし
て、器胴(1)内壁と燃焼室(2)外壁、そして、煙管
(5)外壁とで囲まれたスペースには吸収液〔臭化リチ
ウム水溶液〕の液相部とその蒸気の気相部とが形成され
ている。
なお、(11)は器胴(1)載置用の架台であり、(1
2)は器胴(1)上部に形成した蒸気室である。
また、第2図ないし第3図において、(13),(1
4),(15),(16)は、それぞれ、上記液相部として
の溶液流通部である。
第2図に示した(17)はバーナー(3)の取付け口で
ある。また、第1図,第2図に示した(19)は煙室
(6)の蓋で、この蓋はボルトによって着脱可能なもの
である。(19)は蓋(18)に取り付けられている取っ手
である。
本発明の発生器においては、その使用中において、乱
流促進体(21)が煙管(5)内壁側の燃焼ガスの流れを
乱して煙管(5)における熱交換量を向上させる。更
に、本発明の発生器における乱流促進体(21)には孔
(22)が形成されているので、この孔(22)に燃焼ガス
の一部をせき止めることなく通し、孔が形成されていな
い従来の乱流促進体に比べて、燃焼ガスの流れの抵抗、
つまり発生器の圧力損失を軽減できる。このため、本発
明の発生器においては、燃焼ガスをスムーズに発生器外
へ排出できる。よって、本発明においてはバーナーの燃
焼が良好であり、かつ、バーナーの燃焼炎へ空気を供給
するブロアを小さくすることができる等の効果がある。
特に本発明は、第4図に示す乱流促進体(21)を、燃
焼ガスの流れの上流側の孔(26)の大きさがその下流側
の孔(27)の大きさよりも大きくしたので、温度が高
く、かつ、体積の大きい燃焼ガスを煙管内上流側で孔
(26)を通過させることができるので、圧力損失も大幅
に低下させることができる。また、この乱流促進体(2
5)を煙管内に挿入して発生器を使用した場合、煙管下
流側の燃焼ガスの流れを乱して熱交換量を増大すること
ができるので、煙管下流側の管外での吸収液を煙道上流
側の管外での吸収液とをほぼ同様に加熱することができ
る。つまり、煙管外の吸収液を煙管上流側下流側でほぼ
均等に加熱できる。このため、本発明の発生器において
は、煙管下流側も煙管上流側とほぼ同様に吸収液を流動
させることができ、発生器での腐食を極力軽減できる効
果も期待できる。
(ト)発明の効果 以上の通り本発明の吸収冷凍機用発生器では、乱流促
進体に設ける孔の大きさを、燃焼ガスの流れの上流側の
孔を大きく、その下流側の孔を小さくして、孔を通過す
るガス量を燃焼ガスの温度や体積に応じて調整し、伝熱
管の上流側下流側いずれにおいてもほぼ均一に吸収液を
加熱でき、発生器での腐食を極力低減できる。又、燃焼
ガスの流れの抵抗(圧力損失)を小さくすることができ
る。このため、本発明の発生器においては、燃焼ガスを
発生器外へスムーズに排出できる。よって、本発明にお
いてはバーナーの燃焼が良好であり、また、バーナーの
炎へ空気を供給するブロアを小さくすることができる等
の吸収冷凍機用発生器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による吸収冷凍機用発生器の断面図、第
2図は第1図のX−Xの断面図、第3図は第1図のY−
Y断面図、第4図は乱流促進体の説明図である。 (3)……バーナー、(4)……ブロア、(5)……煙
管、(21)……乱流促進体、(26)(27)……孔、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナからの燃焼ガスが流入される伝熱管
    の内部に板体をねじって形成した乱流促進体を収納させ
    て、この伝熱管に流入した前記燃焼ガスに乱流を発生さ
    せながらこの伝熱管の外部の吸収液を加熱する吸収冷凍
    機用発生器において、前記乱流促進体には前記燃焼ガス
    の流れ方向に沿って孔が複数個形成され、前記燃焼ガス
    の流れの上流側の孔の大きさがその下流側の孔の大きさ
    よりも大きく設定されていることを特徴とする吸収冷凍
    機用発生器。
JP63150572A 1988-06-17 1988-06-17 吸収冷凍機用発生器 Expired - Fee Related JP2632005B2 (ja)

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