JPH0623884Y2 - 直焚発生器 - Google Patents

直焚発生器

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JPH0623884Y2
JPH0623884Y2 JP11017187U JP11017187U JPH0623884Y2 JP H0623884 Y2 JPH0623884 Y2 JP H0623884Y2 JP 11017187 U JP11017187 U JP 11017187U JP 11017187 U JP11017187 U JP 11017187U JP H0623884 Y2 JPH0623884 Y2 JP H0623884Y2
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JP11017187U
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雅裕 古川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は直焚発生器に係り、特に吸収冷凍機に使用され
る直焚発生器(以下、単に発生器と記す)に関する。
(ロ)従来の技術 臭化リチウム−水系の吸収冷凍機に使用される発生器の
従来の技術として、例えば実公昭61−9317号公報
にみられるように、煙道内に縦方向に溶液管群を設け、
更に煙道下流側の溶液管にフィンを設けて、燃焼ガス温
度の低い煙道下流側においても吸収液への加熱量を煙道
上流側と同程度確保している発生器が公知となってい
る。
また、実開昭58−24649号公報にみられるよう
に、煙道内両側部にバッフルを設け、溶液と熱交換をし
ないで器外へ排出していた燃焼ガスを煙道中央側へ導き
熱交換量を向上させている発生器も公知となっている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、煙道下流側にフィンが設けられている発生器は
値段が高くなるという問題点が生じていた。
また、煙道内両側部にバッフルが設けられているだけの
発生器では、煙道下流側の熱交換量を向上させることが
できないという問題点が生じていた。
本考案は、これらの問題点に鑑み、値段が安く、かつ、
煙道下流側の熱交換量を向上させることが可能な発生器
の提供を技術的課題とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決する手段として、多数の溶液
管を縦方向、かつ、碁盤目状の配列にしてある直焚発生
器に、4本の溶液管で囲まれた各最小空間ごとに溶液管
の軸方向の支持部材と、この支持部材に取り付けられた
複数の板片とを配設し、かつ、上記支持部材を連結する
連結部材を煙道のガスの流れに沿って形成したものであ
る。
更に、前記板片と支持部材とを金属板一枚から一体に形
成し、煙道上部、または煙道下流部、あるいは煙道内両
側部のいずれかの部分を他の部分に設けられている板片
より面積を小さく形成したものである。
(ホ)作用 支持部材に形成されている板片は、4本の溶液管で囲ま
れた最小空間ごとに配設されているので、燃焼ガスにと
って大きな抵抗とならずに、かつ、容易に燃焼ガスの流
れを変化させる作用がある。
更に、前記支持部材を連結する連結部材が煙道のガスの
流れに沿って形成されているので、使用者はこの連結部
材と共に支持部材を煙道内から取り外すことができる。
(ヘ)実施例 第1図は本考案による吸収冷凍機用発生器の第1実施例
を示した要部切欠斜視図であり、第2図は案内板拡大斜
視図、第3図は第1図に示した発生器の側面から見た縦
断面図である。また、第4図は第3図に示した発生器の
X−X矢視の縦断面図、第5図は第3図に示した発生器
のY−Y矢視の縦断面図、第6図は第2図に示した発生
器のZ−Z矢視の断面図である。更に、第7図は第2実
施例の要部説明横断面図、第8図は第3実施例の要部説
明横断面図である。なお、これらの図において、同一の
構成要素には同じ符号を付している。
第1図において、(1)は発生器の器胴であり、この器胴
内には燃焼室(2)が形成され、この燃焼室(2)に臨ませて
バーナー(B)が器胴(1)に装備されている。(3)は燃焼室
(2)の後方と連通し、かつ、その上方に形成されている
煙道で、この煙道には溶液管(4),(4)…群が垂直に、か
つ、碁盤目状に配備されている。(5)は煙道(3)と連通す
る煙室であり、この煙室には煙突(6)が備えてある。
(7)は吸収液の導入口であり、(8)は吸収液の流出口であ
る。また、(9)は蒸気の流出口である。そして、器胴(1)
内側と燃焼室(2)外壁および煙道(3)外壁ならびに溶液管
(4)内壁とで囲まれたスペースには吸収液〔臭化リチウ
ム水溶液〕の液相部とその蒸気の気相部とが形成されて
いる。
なお、(10),(10)は器胴(1)載置用の架台であり、(R)は
器胴(1)上部に形成した蒸気室である。
また、第2図において、(23)は複数の板片であるバッフ
ル部分(21)と支持部分(22)を有する支持部材である案内
板で、この案内板(23)は第6図に示す四本の溶液管(25)
でつくる四角形のほぼ中心部に設置され〔2本の溶液管
(26)の間に案内板(23)を設けてもよいが、この場合、案
内板(23)は燃焼ガスにとってかなりの抵抗となる〕、更
に、連結材(24)に固定されている。前記案内板(23)は金
属板にて形成され、この金属板に複数の切れ込みを形成
し、この切り込みで挾まれている部分あるいは切り込み
と端部で挾まれている部分、すなわちバッフル部分(21)
の隣接するものの各々を反対方向に約90°折り曲げて
形成されている。また、連結材(24)は第2図に示したよ
うに燃焼ガスの流れに沿って設けられている。
尚、前述の折り曲げ角は約90°だけではなくすべて約
30°としたり、更に燃焼ガスの流れを考慮して煙道
(3)上流側では小さく、かつ、煙道(3)下流側では大きく
する等の種々の工夫が極めて簡単にできるのは勿論であ
る。
また、第3図、第4図および第5図において、(11),(1
2),(13),(14),(15),(16),(17)は、それぞれ、上記
液相部としての溶液流通部である。そして、溶液管
(4),(4)…内は前記溶液流通部(16),(17)と連通してい
て吸収液の通路(18),(18)…を形成し、かつ、煙道(3)
には燃焼ガスの通路(19),(19)…および(20),(20)…が
形成されている。
なお、第3図に示した(O)はバーナー(B)の取付け口であ
り、第3図に示した(P1),(P2)は、それぞれ、蒸気流出
用の管、吸収液導入用の管である。また、第3図および
第6図に示した(F)は煙室(5)の蓋で、この蓋は取り外し
の可能なものである。第5図に示した(27)はバッフル
で、このバッフル(27)はバッフル部分(21)と共に、煙道
(3)最下流の案内板(23)の上部に煙道(3)を塞ぐように設
けられている。
本考案の発生器において煙道(3)下流側の燃焼ガスは、
煙道(3)上流側の溶液管(4)内の吸収液との熱交換を行っ
た後なので温度が低い。しかし、本考案の発生器では、
面積の小さいバッフル部分(21)が煙道(3)下流側の燃焼
ガスの流れを乱し、集熱量を向上させる。このため、煙
道(3)上流側と同程度の熱交換量を煙道(3)下流側におい
ても確保する。よって、吸収液への加熱を煙道(3)下流
側も上流側と同様に行うので、吸収液への従来の装置よ
り均等な加熱が可能となり、このため煙道(3)下流側の
吸収液の流動をよくする作用が発揮される。
第7図は第2実施例の一部説明横断面図である。この発
生器でのバッフル部分(21)は煙道(3)上部側の面積を小
さく形成されてある。このため、第7図に示す発生器の
使用中において、燃焼ガスにとって煙道(3)上部側は下
部側より大きな抵抗となる。よって燃焼ガスの大部分は
煙道(3)下流側を通過する。つまり、この発生器では溶
液管(4)内の吸収液を煙道(3)下部側から加熱し、流動を
促進させる作用が大きい。
第8図は第3実施例の一部説明横断面図である。この発
生器でのバッフル部(21)は煙道(3)内両側部の面積を小
さく形成されてある。このため、第8図に示す発生器の
使用中において、熱交換を行わずに排出されていた燃焼
ガスの流れをバッフル部(21)にて乱し煙道(3)中央側の
溶液管(4)へ導く。この結果、発生器の集熱量が向上す
る。
本考案の実施例として3つの実施例について記述してき
たが、この3つの実施例のようにバッフル部(21)と支持
部分とを一枚の金属板から一体に形成すると溶接等の手
間が省けるだけではなく、切り込み間隔、切り込み長
さ、折り曲げ角等を可変させて種々の燃焼ガス流路をつ
くりだすことも極めて容易であるのは勿論である。
尚、バッフル部分と支持部分とを別々に形成してバッフ
ル部分を支持部分に接続しても良い。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如くであり、本考案の発生器では支持部
材に形成されている板片の面積や配置等を変化させるこ
とにより、前記板片が燃焼ガスの流れを変化させ燃焼ガ
スを特定部分の溶液管へ導いたり、特定部分の溶液管で
の熱交換量を向上させたりすることが容易となる。
また、板片を形成されてある支持部材とこの支持部材を
使用者が連結部材と共に煙道内から取り外すことができ
るので、使用者は溶液管及び煙道内の付着物等を容易に
除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による吸収冷凍機用直焚発生器の第1実
施例を示した要部切欠斜視図、第2図は案内板拡大斜視
図、第3図は第1図に示した発生器を側面から見た縦断
面図、第4図は第3図に示した発生器のX−X矢視の横
断面図、第5図は第3図に示した発生器のY−Y矢視の
横断面図、第6図は第3図に示した発生器のZ−Z矢視
の平面断面図、第7図は第2実施例の要部説明横断面
図、第8図は第3実施例の要部説明横断面図である。 (1)……器胴、(2)……燃焼室、(3)……煙道、(4)……溶
液管、(R)……蒸気室、(11),(12),(13),(14),(1
5),(16),(17)……溶液流通部、(21)……バッフル部分
(板片)、(22)……支持部分、(23)……案内板(支持部
材)、(24)……連結材、(25)……溶液管、(27)……バッ
フル。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の溶液管を縦方向、かつ、碁盤目状の
    配列にして胴内の煙道に配設し、この溶液管内の吸収液
    を燃焼ガスにて加熱、濃縮する直焚発生器において、4
    本の溶液管で囲まれた各最小空間ごとに溶液管の軸方向
    の支持部材と、この支持部材に形成された複数の板片と
    が配設され、かつ、上記支持部材を連結する連結部材が
    煙道のガスの流れに沿って形成されていることを特徴と
    する直焚発生器。
  2. 【請求項2】複数の切れ込みを有している金属板の隣り
    合う切れ込みで挟まれている部分あるいは切り込みと前
    記金属板の端部とで挟まれている部分をそれぞれ折り曲
    げて前記板片を形成し、この板片と支持部材とは一体形
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項記載の直焚
    発生器。
  3. 【請求項3】前記煙道上部に設けられている前記板片は
    煙道下部に設けられている板片より面積を小さく形成さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の直焚発生器。
  4. 【請求項4】前記煙道下流部に設けられている前記板片
    は煙道上流部に設けられている板片より面積を小さく形
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項あるいは第3項記載の直焚発生器。
  5. 【請求項5】前記煙道内両側部に設けられている前記板
    片は煙道中央部に設けられている板片より面積を小さく
    形成されている実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項または第3項あるいは第4項記載の直焚発生器。
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JPS6416570U JPS6416570U (ja) 1989-01-27
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