JP2583182B2 - 内燃機関用のマフラー - Google Patents
内燃機関用のマフラーInfo
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Description
他の内燃機関用のマフラーに関し、特に、排圧低損失型
のマフラーに関する。
は、図5及び図6に示すようなものが知られている。図
5に示されたマフラー1においては、仕切られた4つの
室2,3,4,5を有しており、エンジン(図示せず)
から排出される排気は、導入管6を介して室4に流入
し、室4から多数の小孔を設けた連通管7を通って室2
内に流入し、更に、室2から導出管8に流入し、排出さ
れるようになっている。また、室4は管9を介して室5
に連通している。この構成により、音波の拡張、共鳴、
干渉、抵抗等の作用が生じ、排気音を消音することがで
きる。この場合、室4から管9を介して室5に連通する
構成はレゾネータとなっており、主に所定の低周波数帯
域(例えば200Hz〜300Hz)の消音を行なう。
また、連通管7の多数の小孔は室3に通じており、これ
により所定の中高域(例えば1kHz〜2kHz)の消
音を行なう。従って、消音特性は例えば図7の実線に示
すようになる。
1と導出管12を1直線状に連通した多孔管13を具備
し、この多孔管13の周囲をフィルタ14で蔽い、その
周囲の室内にグラスウール等の吸音材15を充填してな
る構成からなる。この場合、吸音材15の吸音特性によ
って所定周波数帯域の消音を行なう。従って、消音特性
は例えば図6の破線に示すようになる。
ー1においては、排気の経路を複雑かつ長くすることに
よって音圧レベルの低減を図るものである。従って、消
音特性は良好であるが、その反面、排圧の損失と抵抗が
高まり、高回転、高負荷時には著しい悪影響が生じる。
これに対して、図6に示されたマフラー10において
は、直線状に排気できるため排圧低損失型となっている
が、吸音材の持つ特定周波数帯域の消音しか行なえず、
特に低周波帯域の消音はできなかった。特に、車室内空
洞共振の加振周波数である70Hz〜90Hzの帯域の
消音は全くできなかった。
は、図5に示されたようなマフラーの改良として、排気
のUターン経路をなくし、一直線状とすることにより排
圧低損失をはかり、かつ3室構造として両端の2室でレ
ゾネータを構成し、2つの異なる低周波帯域(例えば7
0Hz〜90Hz帯域と200Hz〜300Hz帯域)
の消音を図るとともに、中央の1室を通る排気管には小
孔を設けることにより、所定の中高域の消音を図ること
が示されている。しかし、それでは、3室構造であるた
めに、構造が複雑になるという問題点があった。また、
中高域の消音をきれいに行なうことが困難であるという
問題点もあった。この発明は上述の点に鑑みてなされた
もので、排圧低損失型であり、しかも消音特性の良好な
内燃機関用のマフラーを提供しようとするものである。
用のマフラーは、仕切られた第1及び第2の室と、排気
を導入するための導入管と、前記導入管に略直線状につ
ながっており、多数の小孔を有し、該小孔を介して前記
第1の室に通じている多孔管と、前記多孔管に略直線状
につながっており、排気を導出するための導出管と、一
端が前記第1の室内に入り込み、他端が前記第2の室内
に入り込んだ所定長さの管部とを具え、前記導入管、多
孔管及び導出管からなる管路の内部空間が略直線状につ
ながっていて、その内部を流れる排気流を低損失で排気
することを特徴とすると共に、前記多孔管の多数の小孔
から前記第1の室内への排気音波の拡散及び干渉によっ
て第1の消音特性を示し、前記管部を通した前記第1の
室から第2の室への排気音波の拡散及び干渉によって第
2の消音特性を示すことを特徴とする。更に、吸音材を
収納してなると共に多数の小孔を有する略直線状の排気
管を収納してなる吸音室を具えてもよい。
らなる管路の内部空間が略直線状につながっていて、そ
の内部を流れる排気流を低損失で排気するので、排圧に
及ぼす抵抗や損失を格段に抑制することができる。従っ
て、省燃費と動力性能の向上に大きく寄与することがで
きる。また、多孔管の多数の小孔が第1の室に通じた構
成により、振動波の拡散、干渉等の作用が生じ、所定の
第1の消音特性すなわち所定の中高帯域の消音に寄与す
る。また、一端が前記第1の室内に入り込み、他端が前
記第2の室内に入り込んだ所定長さの管部(実施例の連
通管28)によって、ヘルムホルツのレゾネータを構成
するので、この該管部を通した前記第1の室から第2の
室への排気音波の拡散及び干渉により所定の第2の消音
特性を示すこととなり、所定の低周波帯域の消音に寄与
する。第2の消音特性により除去する排気音波の低域周
波数帯域は、該管部の長さを適宜に設定することによ
り、適宜に設定できる。こうして、この発明によれば、
排圧低損失の効率的な排気を達成することができるのみ
ならず、消音特性の面においても、2つの消音特性の組
合せによって、低域から中高域に至る広範囲の帯域の排
気音波の消音を、きわめて簡単な2室構造によって達成
することができる、という優れた利点を持つものであ
る。一端が前記第1の室内に入り込み、他端が前記第2
の室内に入り込んだ所定長さの第2の管部(実施例の分
岐管27)をさらに有し、この第2の管部の長さは前記
管部の長さとは異なっていて、前記第2の消音特性とは
異なる第3の消音特性を示すものとするとよい。この第
2の管部(実施例の分岐管27)によっても、その管長
に応じた特定周波数帯域の排気音波を第2の室に通すこ
とにより、ヘルムホルツのレゾネータを構成し、特定周
波数帯域の排気音波の拡散・干渉により、所定の第3の
消音特性を示すこととなり、所定の低周波帯域の消音に
寄与する。これにより、2つの管部(実施例の連通管2
8と分岐管27)による2種類のレゾネータにより、2
種類の異なる低周波帯域の消音に寄与することができる
ものである。例えば、一方のレゾネータを構成する第2
の管部の実施例である分岐管27の分岐位置(つまり、
該第2の管部の一端側の終端位置、すなわち第2の管部
全体からみると管の長さ)や管径を適切に設定すること
により、車室内空洞共振の加振周波数である70Hz〜
90Hzの帯域の消音を達成することができるものであ
る。これに対して、他方のレゾネータを構成する管部
(連通管28)の管長や管径を適宜に設定することによ
り、例えばそれより上の所定の低周波数帯域(例えば2
00Hz〜300Hz)の消音を達成するよう設定する
ことができるものである。更に、この発明によれば、吸
音室を具備することにより、吸音材特有の吸音特性によ
って中高域の消音をきれいに行なうことができるように
なり、より一層の消音効果を上げることができる。
例を詳細に説明しよう。図1において、マフラー20
は、隔壁23によって仕切られた2つの室すなわち第1
の室21と第2の室22を有する2室構造からなるもの
である。図示しないエンジンからの排気は導入管24に
導入され、多数の小孔を有する多孔管25がこの導入管
24に直線状につながっている。そして、排気を導出す
るための導出管26が多孔管25に直線状につながって
いる。従って、排気ガスはマフラー20内を直線状に通
過するので、極めて効率的な排圧低損失構造となってい
る。多孔管25は第1の室21に対応して設けられてお
り、多孔管25の多数の小孔を介して第1の室21に通
じている。これにより、排気音振動波の拡散(拡張)、
干渉等が生じ、多孔共鳴型消音作用により所定の中高域
(例えば気流音)の消音を行なうことができる。
2に通じる分岐管27が設けられている。これにより、
ヘルムホルツのレゾネータ(第1のレゾネータ)を構成
し、所定の低周波帯域の消音に寄与する。また、第1の
室21から第2の室22に通じる連通管28が設けられ
ている。これによっても、ヘルムホルツのレゾネータ
(第2のレゾネータ)を構成し、所定の低周波帯域の消
音に寄与する。この2種類のレゾネータにより、2種類
の異なる低周波帯域の消音に寄与することができる。例
えば、第1のレゾネータにおける分岐管27の分岐位置
や管径を適切に設定することにより、いわゆるこもり音
といわれる車室内空洞共振の加振周波数である70Hz
〜90Hzの帯域の消音を達成することができるもので
ある。また、第2のレゾネータをそれより上の所定の低
周波数帯域(例えば200Hz〜300Hz)の消音を
達成するよう設定することができるものである。
であり、実線はこの発明の実施例に従う特性を示し、破
線は図5のような従来例に従う特性を示す。この発明の
実施例における排圧低損失特性のマフラーの採用によっ
て、エンジン出力特性が向上することが理解できる。図
4は、この発明の実施例に従う消音特性を示すものであ
り、実線が図1の実施例に従う例を示す。
ある。この実施例において第1のマフラー20は、図1
に示した実施例と同一の構成である。第1のマフラー2
0の導入管24の前段階に第2のマフラー30が設けら
れている。第2のマフラー30は、吸音材33を収納し
てなる吸音室32からなり、多数の小孔を有する排気管
31がこの吸音室32を直線状に貫通している。排気管
31の多数の小孔から中高域の排気音が吸音室32内に
拡散し、吸音材33によって吸音される。従って、吸音
材33の吸音特性によって所定の中高域の消音を効果的
に行なうことができる。図4における破線は図2の実施
例による消音特性を例示するものである。図1の実施例
のみでは取りきれなかった所定の中高域のノイズをきれ
いに取ることができることが示されている。
2つのマフラー部分からなるマフラーに適用するのに適
している。勿論、分離タイプに限らず、1個のマフラー
からなるタイプにおいても、吸音材を具備する吸音室を
設けるようにしてもよい。その場合、例えば、図1の第
1の室21の一部を仕切って吸音材を収納した吸音室を
構成し、分岐管27の長さはその分短くするとよい。そ
うすると、低周波域の消音特性が少し減少し、例えば図
4の一点鎖線のような特性となり、低周波領域のノイズ
を好くし目立たせたスポーツライクな排気音を出すこと
ができる。
体の流れをストレートに排気する構成であるため、排圧
に及ぼす抵抗や損失を格段に抑制することができ、省燃
費と動力性能の向上に大きく寄与することができる、と
いう優れた効果を奏する。また、多孔管による第1の消
音特性すなわち所定の中高帯域の消音特性と、ヘルムホ
ルツのレゾネータを構成する管部による第2の消音特性
すなわち所定の低周波帯域の消音特性との組合せによ
り、少なくとも第1及び第2の室の2室を具備すればよ
いという極めて簡単な室構造でありながら、低周波帯域
から中高帯域に至る広範囲の消音特性を実現することが
できる、という優れた効果を奏する。更に、吸音材を収
納した吸音室を設けることにより、吸音材特有の吸音特
性によって中高域の消音をきれいに行なうことができる
ようになり、より一層の消音効果を上げることができ
る。
略図。
面略図。
Claims (3)
- 【請求項1】 仕切られた第1及び第2の室と、 排気を導入するための導入管と、 前記導入管に略直線状につながっており、多数の小孔を
有し、該小孔を介して前記第1の室に通じている多孔管
と、 前記多孔管に略直線状につながっており、排気を導出す
るための導出管と、一端が前記第1の室内に入り込み、他端が前記第2の室
内に入り込んだ所定長さの管部と を具え、前記導入管、
多孔管及び導出管からなる管路の内部空間が略直線状に
つながっていて、その内部を流れる排気流を低損失で排
気することを特徴とすると共に、前記多孔管の多数の小
孔から前記第1の室内への排気音波の拡散及び干渉によ
って第1の消音特性を示し、前記管部を通した前記第1
の室から第2の室への排気音波の拡散及び干渉によって
第2の消音特性を示すことを特徴とする内燃機関用のマ
フラー。 - 【請求項2】 吸音材を収納してなると共に多数の小孔
を有する略直線状の排気管を収納してなる吸音室を更に
具えたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の
マフラー。 - 【請求項3】 一端が前記第1の室内に入り込み、他端
が前記第2の室内に入り込んだ所定長さの第2の管部を
さらに有し、この第2の管部の長さは前記管部の長さと
は異なっていて、前記第2の消音特性とは異なる第3の
消音特性を示すことを特徴とする請求項1に記載の内燃
機関用のマフラー。
Priority Applications (1)
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| JP5059360A JP2583182B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 内燃機関用のマフラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059360A JP2583182B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 内燃機関用のマフラー |
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Family
ID=13111029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5059360A Expired - Fee Related JP2583182B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 内燃機関用のマフラー |
Country Status (1)
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- 1993-02-25 JP JP5059360A patent/JP2583182B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH06280542A (ja) | 1994-10-04 |
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