JP2002106248A - 電動スライドドアの制御装置 - Google Patents

電動スライドドアの制御装置

Info

Publication number
JP2002106248A
JP2002106248A JP2000296013A JP2000296013A JP2002106248A JP 2002106248 A JP2002106248 A JP 2002106248A JP 2000296013 A JP2000296013 A JP 2000296013A JP 2000296013 A JP2000296013 A JP 2000296013A JP 2002106248 A JP2002106248 A JP 2002106248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sliding door
control device
window
slide door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000296013A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yamaki
信一 八巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP2000296013A priority Critical patent/JP2002106248A/ja
Publication of JP2002106248A publication Critical patent/JP2002106248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で挟み込みを防止できる電動スラ
イドドアの制御装置を提供する。 【解決手段】 モータ3の駆動力を受けて全閉位置6及
び全開位置8まで開閉移動する制御装置であって、モー
タ3の電流を所定時間検知して挟み込みを検知し、スラ
イドドア4が閉移動中に挟み込みを検知したとき開放方
向に反転させ、挟み込み未検出位置7を通過したとき全
閉位置6まで移動させる挟み込み検知装置と、窓9に取
着された磁性体21、車体5側に取着された磁気センサ
22とからなり、開移動時に作動したときスライドドア
4を停止する窓の開度位置調節装置20とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のスライド
ドアを自働開閉する電動スライドドアの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電動スライドドアの制御装置にお
いては、スライドドアによる挟み込みを検出するためド
ア端部の弾性体内部に4個の電極を配置した感圧センサ
が使用されている。この感圧センサは、スライドドアが
人物などを挟んで弾性体が圧縮したときに内部の電極を
接触させることにより挟み込みが発生したことを検知し
ている。
【0003】また、ドアの位置を検知するためパルスセ
ンサを使用し、ドアの移動に応じて発するパルスをカウ
ントしてドアの位置を検知している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの感圧センサ及
びパルスセンサは何れもコストが高いという問題があ
り、より低廉で挟み込みを防止できる電動スライドドア
の制御装置の開発が要望されている。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡単な構成で挟み込みを防止できる
電動スライドドアの制御装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に請求項1の発明が採った手段は、実施例で使用する符
号を付して説明すると、モータ3の駆動力を受けて全閉
位置6及び全開位置8まで開閉移動するスライドドアの
制御装置であって、前記モータ3の電流を所定時間検知
してスライドドア4による挟み込みを検知し、前記スラ
イドドア4が閉移動中に挟み込みを検知したときスライ
ドドア4を開放方向に反転させ、スライドドア4が挟み
込み未検出位置7を通過したとき無効化されてスライド
ドア4を全閉位置6まで移動させる挟み込み検知装置
と、前記スライドドア4の窓9に取着された磁性体21
及び車体5側に取着され前記磁性体21と対向したとき
に作動する磁気センサ22とからなり、前記スライドド
ア4の開移動時に前記磁気センサ22が作動したときに
スライドドア4を停止する窓の開度位置調節装置20と
を備えたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明の磁性体21は、スライド
ドア4の窓9に車両の前部側が低く後部側に至るに従っ
て順次高くなるように斜めに取着されているところに特
徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照して説明する。先ず図1において、車両のハン
ドル部にはコントローラ1を作動状態にするメインスイ
ッチ2が配置されている。このコントローラ1の入力側
には図1に示すように、次の情報が入力されている。イ
グニッションスイッチ、車内操作スイッチ、内側ドアハ
ンドルスイッチ、外側ドアハンドルスイッチ、ドアロッ
ク信号、チャイルドロック信号、ドア全閉位置信号、挟
み込み未検出位置信号、窓開時、ドア全開位置信号、ド
ア全開位置信号、チェンジレバーP又はN、パーキング
ブレーキオン、ブレーキペダルオン、車速、エンジン回
転数、電源電圧。
【0009】そして、下記の条件が満足したときスライ
ドドアの開閉動作可能な状態になる(図2 STEP
1)。 ドア全閉位置信号=オン ドアロック =開状態 電源電圧 =10V以上 エンジン回転数 =0 エンジン回転数 >0の場合、車速<3km/hで、
下記のいずれかがオン状態である。 a)チェンジレバーP又はN b)パーキングブレーキオン c)ブレーキペダルオン このコントローラ1は、メインスイッチ2をオンすると
制御状態となり、駆動クラッチがセットされる。つぎ
に、ドア操作スイッチを1秒間押すと、モータが回転し
てスライドドア が開閉動作される(図2 STEP
2)。ドア操作スイッチはハンドル部及びスライドドア
の内側及び外側に取着されている。
【0010】スライドドア4は図3に示すように車体5
のレールに沿って移動する。その移動範囲を図4に示
す。そして、移動範囲の3箇所に位置スイッチを取付け
ている。即ち、全閉位置6に位置スイッチ6A、挟み込
み未検出位置7に位置スイッチ7A、全開位置8に位置
スイッチ8Aを設けている。
【0011】これら位置スイッチ6A,7A,8Aは、
車体5側に取付けられており、スライドドア4が通過す
るときにローラーにより作動される。
【0012】挟み込み検出装置は、コントローラ1内に
設けられており、スライドドア4が閉鎖動作中に人又は
物体を挟み込むことを検出するものである。この状態で
はモータ3がロックされた状態になるので、モータ3の
負荷電流が増加する。挟み込み検出装置は、モータ3の
負荷電流を所定時間カウントして過負荷状態が継続した
ときスライドドア4による挟み込みが発生したと判断す
る(図2 STEP3)。本実施例においては、 モータ負荷電流変位=5A以上 監視周期 =10ms 連続発生回数 =10回 で挟み込みが発生したと判断する。
【0013】挟み込み検出装置が「挟み込み」を検出し
たときは、モータ3を逆転させてスライドドア4を反転
し、スライドドア4を開放させる。
【0014】この挟み込み検出装置は、「全開位置8」
から「挟み込み未検出位置7」に至る区間(B+C)に
おいて動作する。そして、「挟み込み未検出位置7」を
通過して位置スイッチ7Aが動作した後(区間A)は、
無効化されてスライドドア4は引き続き同じ方向に移動
して「全閉位置6」において、位置スイッチ6Aが作動
したときに停止する。
【0015】窓の開度位置調節装置20は、図5〜図7
に示すように、スライドドア4の窓9が開いた状態でス
ライドドア4が開動作しているときに、腕、手又は指を
挟むことを防止するためスライドドアの開き位置を調節
するものである。
【0016】この窓の開度位置調節装置20は、窓9に
車両の前部側が低く後部側に至るに従って順次高くなる
ように斜めに取着された磁性体21と、車体5に取付け
た磁気センサ22とから構成されている。窓9が全閉の
場合は、スライドドア4は位置スイッチ8Aが動作する
まで開く。
【0017】窓9が開かれている場合は、開きの距離に
応じて磁性体21と磁気センサ22が交差する位置が変
化して、この磁気センサが動作した時点でスライドドア
4は停止する(図2 STEP4)。図6に示すように
窓9が大きく開かれてする場合は、スライドドア4の移
動距離が少ない状態で磁気センサ22が作動する。そし
て、スライドドア4が停止される。この場合、スライド
ドア4と窓9との間には、斜線で示す広い空間が確保さ
れる。
【0018】また、図7に示すように窓9の開きが少な
い場合は、スライドドア4の移動距離は大きくなり、全
開位置8に近い位置で磁気センサ22が作動して、スラ
イドドア4が停止される。この場合、スライドドア4と
窓9との間には、斜線で示す小さい空間が確保される。
何れの場合にも、必要空間が確保されるので、腕、手又
は指が挟まれることはない。
【0019】尚、コントローラ1は、スライドドア4の
閉鎖移動が完了して全閉位置スイッチ6Aが動作したと
き、モータ3の接続を開方向に切り換え、スライドドア
4の開放移動が完了して全開位置スイッチ8A又は窓の
開度位置調節装置20が動作したときモータ3の接続を
閉方向に切り換えるので、次回にドア操作スイッチを操
作すれば自動的に開放移動或いは閉鎖移動が行われる。
【0020】本実施例によれば効果を奏するものであ
る。 (1)挟み込み検出装置は、モータ3の負荷電流を所定
時間カウントする構成としたので、従来の感圧センサを
使用する構成に比して著しく簡単になり、コストを低減
できる。 (2)窓の開度位置調節装置20を、窓9に取着された
磁性体21と、車体5に取付けた磁気センサ22とから
構成したので、構造が簡単であり、コストを低減でき
る。 (3)磁性体21を窓9に車両の前部側が低く後部側に
至るに従って順次高くなるように斜めに取付けたので、
窓9の開き度合いに応じてスライドドア4の停止位置を
自在に選択でき、しかも、必要空間が確保されるので、
腕、手又は指が挟まれることはない。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、モータの駆動力を受
けて全閉位置及び全開位置まで開閉移動するスライドド
アの制御装置であって、前記モータの電流を所定時間検
知してスライドドアによる挟み込みを検知し、前記スラ
イドドアが閉移動中に挟み込みを検知したときスライド
ドアを開放方向に反転させ、スライドドアが挟み込み未
検出位置を通過したとき無効化されてスライドドアを全
閉位置まで移動させる挟み込み検知装置と、前記スライ
ドドアの窓に取着された磁性体及び車体側に取着され前
記磁性体と対向したときに作動する磁気センサとからな
り、前記スライドドアの開移動時に前記磁気センサが作
動したときにスライドドアを停止する窓の開度位置調節
装置とを備えたので、簡単な構成でスライドドアによる
挟み込みを確実に防止するとともにスライドドアと窓と
の間に手、腕、指が挟まれることを防止し得、コストを
低減できるという効果を奏するものである。
【0022】請求項2の発明は、磁性体をスライドドア
の窓に車両の前部側が低く後部側に至るに従って順次高
くなるように斜めに取着されているので、窓の開き度合
いに応じてスライドドアの停止位置を自在に選択でき、
しかも、必要空間が確保されるという効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コントローラの構成を示す図である。
【図2】 フローチャートである。
【図3】 位置スイッチの概要を示す図で、(a)は側
面図、(b)は縦断正面図である。
【図4】 スライドドアの移動範囲を示す図である。
【図5】 窓の開度位置調節装置を示す図である。
【図6】 窓が広く開放されている場合の全開位置を示
す図である。
【図7】 窓が小さく開放されている場合の全開位置を
示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ 2 メインスイッチ 3 モータ 4 スライドドア 5 車体 20 窓の開度位置調節装置 21 磁性体 22 磁気センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの駆動力を受けて全閉位置及び全
    開位置まで開閉移動するスライドドアの制御装置であっ
    て、 前記モータの電流を所定時間検知してスライドドアによ
    る挟み込みを検知し、前記スライドドアが閉移動中に挟
    み込みを検知したときスライドドアを開放方向に反転さ
    せ、スライドドアが挟み込み未検出位置を通過したとき
    無効化されてスライドドアを全閉位置まで移動させる挟
    み込み検知装置と、 前記スライドドアの窓に取着された磁性体及び車体側に
    取着され前記磁性体と対向したときに作動する磁気セン
    サとからなり、前記スライドドアの開移動時に前記磁気
    センサが作動したときにスライドドアを停止する窓の開
    度位置調節装置とを備えたことを特徴とする電動スライ
    ドドアの制御装置。
  2. 【請求項2】 磁性体は、スライドドアの窓に車両の前
    部側が低く後部側に至るに従って順次高くなるように斜
    めに取着されていることを特徴とする請求項2記載の電
    動スライドドアの制御装置。
JP2000296013A 2000-09-28 2000-09-28 電動スライドドアの制御装置 Pending JP2002106248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296013A JP2002106248A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 電動スライドドアの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296013A JP2002106248A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 電動スライドドアの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002106248A true JP2002106248A (ja) 2002-04-10

Family

ID=18778351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000296013A Pending JP2002106248A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 電動スライドドアの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002106248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005194786A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Mitsuba Corp 車両用自動開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005194786A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Mitsuba Corp 車両用自動開閉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3735333B2 (ja) ドア開閉装置
US7269924B2 (en) Notification control device for vehicle closure member and related notifying control method
JP3294121B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JPH11190168A (ja) 自動開閉装置
WO2015030043A1 (ja) 車両用開閉体制御装置及び車両用開閉システム
JP6142036B2 (ja) 車両用開閉体制御装置及び車両用開閉システム
JP2003148045A (ja) 車両用スライドドア装置
JPH084416A (ja) 自動窓開閉機構における挟込防止装置
JP2007138500A (ja) 車両用自動開閉装置
JPH05268720A (ja) 電気モータにより駆動されるカバー部材を監視する回路装置
JP2007009466A (ja) 車両用自動開閉装置およびその制御方法
JP2002106248A (ja) 電動スライドドアの制御装置
JP3206327B2 (ja) 車両用パワーウインドゥ装置
JP2002106252A (ja) 電動スライドドアの制御装置
JP3806355B2 (ja) 自動扉
JP2002188362A (ja) 電動スライドドアの制御装置
JP2004270142A (ja) 車両用自動開閉装置
JP3851116B2 (ja) 車両用電動開閉体の自動開閉装置
JP2561885Y2 (ja) パワーウインドの安全装置
JP3695113B2 (ja) 動力付窓開閉装置
CN211598199U (zh) 防夹塞拉门及客车
JPH08319762A (ja) 自動ドアの開閉制御方法及び装置
JP5406488B2 (ja) パワードア
JPH10220108A (ja) パワーウィンド制御装置
JP2003278445A (ja) 車両用スライドドア開閉装置及びその開閉方法