JP2002104040A - 自動車用シート - Google Patents
自動車用シートInfo
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- JP2002104040A JP2002104040A JP2000300287A JP2000300287A JP2002104040A JP 2002104040 A JP2002104040 A JP 2002104040A JP 2000300287 A JP2000300287 A JP 2000300287A JP 2000300287 A JP2000300287 A JP 2000300287A JP 2002104040 A JP2002104040 A JP 2002104040A
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Abstract
ともに、機能性に優れた自動車用シートを提供する。 【解決手段】 室内ルーフに敷設されたガイドレール1
に沿って前後に移動可能にシートユニット10が吊下さ
れ、シートユニット10をルーフ部に格納可能とした。
シートユニット10は、ガイドレール1に回動可能に結
合するアーム11を介して支持されたシート本体12を
有し、このシート本体12がアーム11に対してスライ
ド可能である。シート本体12は、相互に折畳み可能に
結合するシートバック部14とシートクッション部15
を有し、シートバック部14のフレームがアーム11に
スライド可能に連結する。
Description
おけるシートに関するものである。
形式のシートでは、シートを格納したときフロアがフラ
ットになるように設定されている。たとえば図9に示さ
れるように、シート100はシートバック101とシー
トクッション102とを有し、通常の使用時には図示の
ようにフロア103上に配置され、格納時にはシートバ
ック101およびシートクッション102を折り畳ん
で、フロア103の下に収納するようにしている。
号公報に開示されるリヤシートの格納構造では、ルーフ
後部に取り付けた回転アーム端にリヤシートを取り付
け、格納時にはルーフに近接させて格納するようになっ
ている。この構造ではラッゲージスペースの拡大を図ろ
うとするものである。
シート100を格納することにより、その分スペースを
拡大することができるものの、フロア103の下に収納
するため、フロア103の高さ位置は自ずと高くなって
しまう。したがって、室内スペースの有効な確保や利用
が実質的に難しい。また、シート100を格納するため
の作業にはフロアボードの取外しや再度の取付けなどの
面倒な作業が含まれ、格納作業が煩雑化せざるを得な
い。
専らリヤシートのみを対象とするものであり、室内スペ
ース全体から見ると部分的なものに過ぎない。また従
来、フロア上に設置されたレールに沿ってスライドする
シートが知られているが、この場合フロアの段差等の構
造的制約からシートのスライド量は制限される。
を有効にかつ効果的に拡大するとともに、機能性に優れ
た自動車用シートを提供することを目的とする。
は、室内ルーフに敷設されたガイドレールに沿って前後
に移動可能にシートユニットが吊下され、このシートユ
ニットをルーフ部に格納可能としたことを特徴とする。
は、前記ガイドレールに回動可能に結合するアームを介
して支持されたシート本体を有し、このシート本体が前
記アームに対してスライド可能であることを特徴とす
る。
は、相互に折畳み可能に結合するシートバック部とシー
トクッション部とを有し、シートバック部のフレームが
前記アームにスライド可能に連結することを特徴とす
る。
て、前記シートバック部の上部および前記シートクッシ
ョン部の端部にそれぞれ着脱可能なシート支軸が横架さ
れ、各支軸にシート材の一端および他端が巻着されるこ
とを特徴とする。
の至近位置にシート支軸を装着可能なジョイント部を有
することを特徴とする。
は複数の前記シートユニットが吊下されるようにし得
る。
たガイドレールに沿って前後に移動可能にシートユニッ
トが吊下される。このシートユニットはガイドレールに
回動可能に支持され、その回動軸のまわりに回動させる
ことでルーフ部に格納することができる。その場合、シ
ートユニットのシートバック部およびシートクッション
部を折り畳んでコンパクトに格納することができ、これ
により室内スペースを大幅に拡大することができる。
よびシートクッション部のシート支軸にハンモック式に
装架される。そして、各シート支軸はそれぞれ着脱可能
に構成されているから、所望のシート支軸を外して所定
部位に装着することにより、シート材によりトノカバー
等を構成することができる。
る自動車用シートの好適な実施の形態を説明する。図1
は、この実施形態における全体構成を示している。図に
おいて、車両の室内ルーフに車両の前後方向に一対のガ
イドレール1が敷設されており、このガイドレール1に
沿って前後に移動可能に、この例では3つのシートユニ
ット10が吊下され、該シートユニット10をルーフ部
に格納可能となっている。なお、図示例は助手席側の配
置構成を示すものであるが、運転席側においてもその運
転席を除き実質的に同様な構成となっている。
構成を示している。図において、1は一対のガイドレー
ル、2はガイドレール1にスライド可能に装着されたス
ライダ、3はスライダ2を連結する連結バーである。ガ
イドレール1にはスライダ2を位置決めするための複数
の位置決め孔1aが所定ピッチに形成されている。
スライドロック4が内臓されており、このスライドロッ
ク4を位置決め孔1aに係合させることにより、スライ
ダ2を所望位置で固定することができる。なお、スライ
ドロック4は、たとえばワイヤケーブル5に接続された
操作ボタン(図示せず)によって遠隔操作可能に構成さ
れることができる。
回動可能に結合するアーム11を介して支持されたシー
ト本体12を有し、このシート本体12がアーム11に
対してスライド可能である。アーム11は、回動軸13
のまわりに回動可能である。
合するシートバック部14とシートクッション部15を
有する。シートバック部14およびシートクッション部
15はそれぞれ、フレーム14a,15aを含んでお
り、シートバック部14のフレーム14aがアーム11
にスライド可能に連結している。フレーム14a,15
aは相互に回転軸16のまわりに回転可能である。
ッション部15の端部には、それぞれ着脱可能なシート
支軸17,18が横架されている。各支軸17,18に
シート材19の一端および他端が巻着され、シート材1
9は図示のようにハンモック式に装架される。ここで、
図4に示すようにシート支軸17にはゼンマイ式スプリ
ング20が装着されており、スプリング20の弾力によ
ってシート材19を巻込み方向へ付勢するようになって
いる。
21が備えられている。このジョイント部21には後述
するように、前後の別のシートユニット10のシート支
軸17を装着することができるようになっている。
はスライダ2を介して、ガイドレール1に沿って前後に
移動可能である。各シートユニット10を室内の所望の
位置に配置し、その位置に固定することができる。ま
た、図5において矢印で示すように、順次、シート本体
12を折り畳んでシートバック部14のフレーム14a
をアーム11に引っ込め、そしてアーム11を回動軸1
3のまわりに回動させることにより、点線で示されるよ
うにシートユニット10をルーフ部に格納することがで
きる。このようにシートユニット10はコンパクトに格
納されることができ、室内スペースを大幅に拡大するこ
とができる。
の上部およびシートクッション部15のシート支軸1
7,18にハンモック式に装架される。これにより通常
のシートとして適正に使用することができる。一方、シ
ート支軸18をフレーム15aから外して、図6に示す
ように、たとえば前側のシートユニット10のジョイン
ト部21に装着することにより、シート材19によりト
ノカバー等を構成することができる。なお、そのシート
支軸18を、バックドアに配置されたジョイント部21
に装着することでもトノカバー等を構成することができ
る。
している。図7(A)に示すようにシートクッション部
15を適度な角度だけ折り畳んでおくことにより、シー
ト材19をポケット状に構成する。この場合、フロア上
に置きたくない物品をシート材19の中に収納すること
ができる。あるいはまた、図7(B)に示すように、シ
ートユニット10をルーフ部に格納した際、シート材1
9を適度に引き出してその間に荷物等を保管することが
できる。
とで室内スペースを大幅に拡大するとともに、トノカバ
ー等の多機能性を具備するが、図8に示されるようにフ
ローリング床等を装備することで極めて商品性の高い完
全フラット低床フロアを実現することができる。このよ
うに室内空間の有効利用を図ることができるが、この場
合、運転席のみは一般的な固定式シートとするのがよ
い。
ト10を3つ連設する例を説明したが、その数量は必要
に応じて適宜増減してもよい。
ートの使用/格納状態にかかわらず、有効かつ適正にフ
ラットフロアを実現することができる。また、シートの
格納とは無関係にフロアの高さを設定することができる
ため、低床フロアを実現し、ルーフ部付近を格納スペー
スとして利用することでフロア付近をラッゲージスペー
スとして有効活用することができる。さらに、シートユ
ニットの配置位置を自由に設定することにより、シート
の配置構成の自由度を格段に広げることができることに
加え、トノカバー等の多機能性を実現する等の利点を有
している。
ある。
りの主要構成を示す斜視図である。
の構成を示す図2のA−A線に沿う断面図である。
構成を示す図2のB−B線に沿う断面図図である。
る。
示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 室内ルーフに敷設されたガイドレールに
沿って前後に移動可能にシートユニットが吊下され、該
シートユニットをルーフ部に格納可能としたことを特徴
とする自動車用シート。 - 【請求項2】 前記シートユニットは、前記ガイドレー
ルに回動可能に結合するアームを介して支持されたシー
ト本体を有し、このシート本体が前記アームに対してス
ライド可能であることを特徴とする、請求項1に記載の
自動車用シート。 - 【請求項3】 前記シート本体は、相互に折畳み可能に
結合するシートバック部とシートクッション部とを有
し、シートバック部のフレームが前記アームにスライド
可能に連結することを特徴とする、請求項2に記載の自
動車用シート。 - 【請求項4】 前記シートバック部の上部および前記シ
ートクッション部の端部にそれぞれ着脱可能なシート支
軸が横架され、各シート支軸にシート材の一端及び他端
が巻着されることを特徴とする、請求項3に記載の自動
車用シート。 - 【請求項5】 前記シート支軸の至近位置にシート支軸
を装着可能なジョイント部を有することを特徴とする、
請求項4に記載の自動車用シート。 - 【請求項6】 前記ガイドレールに複数の前記シートユ
ニットが吊下されることを特徴とする、請求項1に記載
の自動車用シート。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000300287A JP4016314B2 (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 自動車用シート |
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JP2002104040A true JP2002104040A (ja) | 2002-04-09 |
JP4016314B2 JP4016314B2 (ja) | 2007-12-05 |
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-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000300287A patent/JP4016314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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