JP2002102925A - バーヒータ又はエッジヒータ用レベラ - Google Patents

バーヒータ又はエッジヒータ用レベラ

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JP2002102925A
JP2002102925A JP2000294205A JP2000294205A JP2002102925A JP 2002102925 A JP2002102925 A JP 2002102925A JP 2000294205 A JP2000294205 A JP 2000294205A JP 2000294205 A JP2000294205 A JP 2000294205A JP 2002102925 A JP2002102925 A JP 2002102925A
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leveler
roll
bar
heater
rolls
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JP2000294205A
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Hiroshi Matsuoka
央 松岡
Toshiyuki Dojo
寿之 堂上
Hideaki Furumoto
秀昭 古元
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーヒータ又はエッジヒータ用のレベラを軽
量化可能なように、少ないロール数と駆動系で構成する
とともに、厚板バーへの噛込力、矯正力を向上可能に構
成すること。 【解決手段】 熱間圧延設備ライン中のバーヒータ又は
エッジヒータの入側に配置される厚板バー56の端又は
エッジを矯正するためのレベラである。このレベラは、
レベラ架台1上に2本の上部レベラロール2と2本の駆
動式下部レベラロール2と、上部レベラロール2に対し
押下げ力を与える圧下手段3とを備えている。上部レベ
ラロール2と下部レベラロール2は、上下千鳥形式に配
置されている。上下部レベラロール2の入側、出側には
ガイド板4、5がそれぞれ配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延設備ライ
ンで使用されるバーヒータ又はエッジヒータ用のレベラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】粗圧延されたバーをバーヒータ又はエッ
ジヒータに通す場合、バーヒータ又はエッジヒータにお
ける加熱用のトンネル開口にバーを衝突させることなく
進入させるよう、バーヒータ又はエッジヒータの入側
で、搬送されて来た粗圧延後のバー先端の反り、エッジ
部の厚さの不均一、及び後端の反りを矯正するためにレ
ベラが設置される。
【0003】熱間圧延設備ライン上におけるバーヒータ
又はエッジヒータ用の従来のレベラの配置例を図9、図
10に示してある。図9において、61、62、63
は、熱間圧延設備ライン上に3段階に配置して設けられ
た3台のバーヒータ、65はバーヒータ63に続けて配
置した1台のエッジヒータである。50はレベラで、こ
のレベラ50は最初のバーヒータ61の入側に設けられ
ている。このレベラ50は、バーヒータ61、62、6
3又はエッジヒータ65の入側で、搬送されて来る粗圧
延された厚板バーの先端の反り、エッジ部の厚さの不均
一、後端の反り、を矯正する。
【0004】図9及び図10は、従来使用されている2
つの型式のレベラを示し、図9のレベラ50では、レベ
ラ架台51内に、下側5本と上側4本の計9本の駆動型
レベラロール52を上下に千鳥形式に配置し、下側5本
のレベラロール52で下向きの反りを押上げて矯正し、
上側4本のレベラロール52で上向きの反りを押下げて
矯正する。上側4本のレベラロール52のドライブ側と
作業側の各軸受箱は架台51上部のドライブ側、作業側
に各2本ずつ装着した計4本の圧下シリンダ53で各レ
ベラロール52間をバランスさせながら圧下しレベラロ
ール52間を通過する厚板バーを平坦化するようにして
いる。
【0005】一方、図10のレベラ50では、レベラ架
台51の内の入側寄り区画に1組のピンチロール54を
設け、続く区画内に上下各3本、計6本のレベラロール
52を上下に千鳥形式に配置し、ピンチロール54の上
ロール1本及び続く区画内の上3本のレベラロール52
の両端軸受箱に対応する圧下シリンダ53をドライブ
側、作業側に各4本ずつ装着し、計8本の圧下シリンダ
53を調整しながら通過する厚板バーを平坦化させるよ
うにしている。この図10のレベラ50では各レベラロ
ール52に強い矯正力を与えるために、ピンチロール5
4で厚板バーの通板力を高め、各レベラロール52毎に
適正な矯正力を作用させるように構成している。55は
テーブルローラ、56は通板される厚板バーである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のバーヒ
ータ又はエッジヒータ用のレベラ50は、図9、図10
のいずれのものも使用しているロール数が多く、ロール
数に比例してロール駆動系、圧下シリンダ系の数が多く
なり、装置が大型化し構造が複雑になる問題があった。
【0007】本発明は、上述した従来のレベラが有して
いた問題点に鑑み、バーヒータ又はエッジヒータ用のレ
ベラを軽量化可能なように、少ないロール数と駆動系で
構成するとともに、バーへの噛込力、矯正力を向上可能
に構成することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、熱間圧延設備ライン中のバーヒータ又はエ
ッジヒータの入側に配置されるバーの端又はエッジを矯
正するためのレベラであって、前記レベラが、レベラ架
台上に2本の上部レベラロール及び2本又は3本の駆動
式下部レベラロールと、上部レベラロールに対する圧下
手段とを備えているバーヒータ又はエッジヒータ用レベ
ラを提供する。
【0009】このように構成した本発明のバーヒータ又
はエッジヒータ用レベラでは、レベラロールの数が、2
本の上部レベラロールと、2本又は3本の駆動式下部レ
ベラロールからなる4本又は5本のレベラロールを有す
るにすぎず、従来のレベラが8本又は9本のレベラロー
ルを有しているのに比べレベラロールの数は半減してい
る。
【0010】このように、レベラロールの本数を従来の
レベラにおけるレベラロールの数より半減させても、必
要なバーの通板力、その速さ、レベラロールの圧下力、
及び回転駆動力の関係を予じめ知ることによってレベラ
としての所定の機能を行なわせることができる。本発明
のバーヒータ又はエッジヒータ用レベラによると、レベ
ラロールとその回転駆動系が減少していて装置が軽量化
されるともに、その運転と保守が容易になり、また、設
備費用が低減される。
【0011】本発明のバーヒータ又はエッジヒータ用レ
ベラに設けられる上部レベラロールに対する圧下手段と
しては、前記レベラ架台のライン方向柱間の中央線上の
片側に設けられたスクリュウ駆動部と、同駆動部から反
対架台柱間まで延長された駆動軸と、同駆動軸上のウオ
ームにより定位置で回転される駆動ナットによって昇降
されるスクリュウ軸とで構成され、同スクリュウ軸の下
端が前記2本の上部レベラロールの軸受箱に連結された
ビームに結合されている構成のものを採用するのが好ま
しい。
【0012】前記した構成の上部レベラロールに対する
圧下手段を備えたレベラでは、上部レベラロールに対し
て圧下力を与えるための駆動側と作業側に各1個、計2
個設けられたスクリュウ軸を1本の駆動軸に機械的に連
結して同期させて昇降移動させることができる。このよ
うに、圧下手段の駆動系を1つとすることによって圧下
手段の数とその駆動系が減少されるので、レベラの構造
が更に簡素化されたものとなる。
【0013】また、本発明のバーヒータ又はエッジヒー
タ用レベラにおいては、前記2本の上部レベラロールの
うち入側の上部レベラロールが、他のレベラロールより
大径にされた構成とするのが望ましい。このように入側
の上部レベラロールの径を大きくすることによって、レ
ベラへ搬送されて来るバーの先端が上反りしていた場
合、上反りしたバーの先端が接触する上部レベラロール
の円周面傾斜が緩やかとなっているので、バーに対する
押下力と、摩擦力による引込力が大きくなり、噛み込み
力が向上する。
【0014】更に、本発明のバーヒータ又はエッジヒー
タ用レベラにおいては、入側の上部レベラロールが、隣
接する出側の上部レベラロールのロール最低面高さより
上方へ或る距離オフセットして設けられた構成とするの
が好ましい。このように、入側の上部レベラロールを出
側の上部レベラロールよりロール最低面高さを上方へオ
フセットさせておくと、レベラに搬入されて来るバーの
先端が大きく上反りしている場合も、バーはレベラ内へ
入り易くなり、噛み込み性が向上する。
【0015】更にまた、本発明のバーヒータ又はエッジ
ヒータ用レベラにおいては、入側の上部レベラロール
が、オフセット量を調節可能なように偏心ブッシュを内
蔵した構成とするのが好ましい。このように構成するこ
とによって、偏心ブッシュを回転させると入側の上部レ
ベラロールのオフセット量を所望の大きさに調節でき、
圧延ラインで処理するバーの板厚、材質などに応じ、所
望のオフセット量を適宜選択できるものとなる。
【0016】また、本発明によるバーヒータ又はエッジ
ヒータ用レベラにおいては、入側の上部レベラロールの
回転駆動系にフライホイールが備えられた構造とするの
が好ましい。入側の上部レベラロールは強い噛込力を必
要とするが、前記したようにその回転駆動系にフライホ
イールを備えた構成とすることによって入側の上部レベ
ラロールの回転力がそのフライホイールでバックアップ
されるので噛込性が向上されたものとなる。
【0017】更に、本発明によるバーヒータ又はエッジ
ヒータ用レベラでは、圧下手段の下端と上部レベラロー
ル側との結合部に、過負荷発生時に上部レベラロールを
上へ急速移動可能にする油圧シリンダ機構を設けた構成
とするのが好ましい。このように構成することにより圧
下手段は、油圧シリンダ機構の油圧力を介して各上部レ
ベラロールに圧下力を加えるので、レベラロール間への
バー噛込みと通板を容易にするとともに、レベラロール
は弾力的にバーの板面変形を圧下することにより矯正で
きる。
【0018】また、レベラロールとバーとの間に過大な
圧力が掛ったときは、油逃がし弁などによって油圧シリ
ンダの圧を抜いて装置の安全を確保できる。更に、また
レベラに通すバーの状況に応じて、バーの先端部と後端
部が通過するときだけ油圧シリンダにより圧下を行な
い、中間部の通板時には油圧シリンダの油圧力を開放す
る運転などを行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明によるバーヒータ又は
エッジヒータ用レベラを図示した実施形態に基づいて具
体的に説明する。
【0020】(第1実施形態)まず、図1、図2に示す
第1実施形態によるバーヒータ又はエッジヒータ用レベ
ラについて説明する。図1(a)図に示すレベラは、レ
ベラ架台1内に、下3本、上2本の計5本の同一径の駆
動式レベラロール2を上下千鳥形式に配置した構成であ
る。一方図1の(b)はレベラ架台1内に、下2本、上
2本の計4本の同一径の駆動式ロール2を上下千鳥形式
に配置した構成である。3は圧下手段で、この圧下手段
3は、上2本の駆動式のレベラロール2をレベラロール
2の両側の軸受箱側で、それぞれ2個の軸受箱を一緒に
圧下するように駆動側(図の手前側)、作業側(奥側)
を合わせて計2個設けてある。
【0021】図1(b)を詳細に示す図2において、5
5はレベラ架台1外側のテーブルローラ、56はテーブ
ルローラ55上を左から右へ矢印方向へ通板する厚さ4
0mm程度の厚板バーである。図2では、レベラ架台1
の左側が厚板バー56の入側、右側が厚板バー56の出
側である。レベラ架台1は、ラインの駆動側と作業側の
一対のフレーム構造を上部でビーム結合して形成され、
下端をテーブルロール55部分よりも低い基礎面に固定
しテーブルローラ55上を跨ぐ形で設けられる。
【0022】レベラ架台1の柱部には、2本の上部レベ
ラロール2の作動時の下向き外側周面近くに先端を位置
させ、入側及び出側に向かって緩く上へ傾斜した上側の
入側及び出側ガイド板4が上面側をガセット4aでレベ
ラ架台1の柱部に固着して設けられている。同様に、2
本の下部レベラロール2の上向き周面外側近くに一端を
位置させ、入側から出側へ緩く上へ傾斜した下側の入側
及び出側ガイド板5が下面側をガセット5aでレベラ架
台1の柱部に固着して設けられている。
【0023】2本の上部レベラロール2の両端軸受箱は
1個のビーム6で一体に支持され、レベラロール2の両
端側のビーム6の中央部が、駆動部側をレベラ架台1の
上部に支持されて下向きに伸縮駆動される圧下手段3の
端に結合支持されている。2本の下部レベラロール2
は、テーブルローラ55と上面を同一高さに支持して軸
受箱部をレベラ架台1に固定支持している。
【0024】図1、図2に示されたレベラは以上説明し
た構造を有しており、厚板バー56の先端が点線のよう
な上反状態でテーブルローラ55上をレベラに進入して
来ると、先端の上反部が上部の入側のガイド板4に当た
って押下げられ、続いて反時計回りに回転駆動される入
側の上部レベラロール2に接して押下力と巻込力が加わ
り、厚板バー56先端が入側の上下のレベラロール2間
に噛み込まれ、入側の下部レベラロール2の時計回りの
駆動力が加わって、厚板バー56が出側方向へ送られ
る。同時に各2本の上下部レベラロール2の圧下力で先
端部、両側部の反り、変形が矯正される。
【0025】このとき、必要な厚板バー56の通板力、
速さと、レベラロール2の圧下力、回転駆動力の関係を
予じめ知ることによって、この構成によると通板力増加
用のピンチロールが不要になり、レベラロール数とその
回転駆動系が減少して装置が軽量化し、運転及び保守が
容易になり、設備費用が低減される効果が得られる。
【0026】(第2実施形態)次に、図3に示された第
2実施形態によるレベラについて説明する。この第2実
施形態は、第1実施形態によるレベラにおける圧下手段
3として独特の構成のものを採用したものであり、図3
にはその圧下手段3の部分を示してある。図2の側面図
を参照しつつ図3について説明すると、レベラ架台1は
4本の柱部の上端部を4辺形のビーム1a、1bで結合
され、駆動側DSと作業側WSの間の柱部材間はレベラ
ロール2と平行方向の複数の中間結合部材7で剛結合さ
れている。
【0027】ビーム1aの中央下部に棚8が設けられ、
駆動側の棚8上にモータなどのスクリュウ駆動部9が設
けられている。スクリュウ駆動部9の回転駆動軸10が
作業側WSの柱間の棚8上まで延長して設けられ、回転
駆動軸10にはウオームネジ(図示していない)が取り
付けられていて、柱間の棚8上でそのウオームネジに噛
合い定位置で回転するナット(図示していない)の回転
により下向きに昇降するスクリュウ軸11の下端をビー
ム6中央部に結合している。すなわち、駆動側DSと作
業側WSの計2本のスクリュウ軸11は、1つの駆動系
を構成するスクリュウ駆動部9と回転駆動軸10で連動
され、2本の上部レベラロール2の両端軸受箱を一緒に
同調昇降移動させるよう構成している。
【0028】なお、図3中、12は駆動側DS作業側W
S間の対称位置で上ビーム1bと中間結合部材7間に接
続して設けた一対の圧下力バランス用のシリンダ、13
は中間結合部材7から上へ延びるロック用垂直部材、1
4は垂直部材13上部とピン結合するよう上ビーム1b
上に設けたピンロック手段である。
【0029】以上説明した構造をもつ圧下手段を備えた
レベラにおいては、片側の棚8に設けたスクリュウ駆動
部9の回転駆動軸10よって、駆動側DSと作業側WS
に設けた各1個、計2個の圧下手段3が機械的に連動さ
れ、圧下手段3の駆動系が1つで済むため、従来のレベ
ラに比較し、圧下手段3の数及び圧下手段3の駆動系が
更に減少する効果が得られ、装置の構成が更に簡素化さ
れる。この作用効果は、図1の(a)に示すレベラロー
ルを5個もつ構成のレベラに適用した場合においても、
同様である。
【0030】(第3実施形態)次に、図4に示す第3実
施形態によるレベラについて説明する。この第3実施形
態は、第1実施形態のレベラにおけるレベラロールの径
に変更を加えたものであり、図4には、レベラの側面図
におけるロール部分を中心に示してある。図4に示すよ
うに、この実施形態によるレベラでは、入側の上部レベ
ラロール2aを、出側の上部レベラロール2より約30
%程度大径に構成し、上部の入側及び出側レベラロール
2a及び2の下端面が共に厚板バー56の上面と接する
高さを維持するよう設置している。入側の上部レベラロ
ール2aの大径化の程度は、処理される厚板バー56の
板厚等により適宜に選定可能である。その他の構成は第
1実施形態(図2)と同様である。また、図1の(a)
に示すレベラロールを5個もつ構成のレベラにも同様に
適用できる。
【0031】この第3実施形態によるレベラへ厚さ40
mm程度の厚板バー56の先端が上反りして進入して来
る場合、入側の上部レベラロール2aの径が大きい程、
上反りした厚板バー56の先端と接する上部レベラロー
ル2aの円周面傾斜が緩やかになり、厚板バー56を押
さえる力と、摩擦力による引込力が大きくなる。このた
めこの第3実施形態の構成によれば、大径の入側の上部
レベラロール2aは、緩い円周面で進入する厚板バー5
6と接する面が増加し、噛み込み力が向上する効果があ
る。
【0032】(第4実施形態)次に、第4実施形態によ
るレベラを図5を用いて説明する。この第4実施形態の
レベラは、第3実施形態によるレベラにおけるレベラロ
ールの配置に変更を加えたもので、図5にはレベラロー
ルを側面で示してある。すなわち、本実施形態によるレ
ベラでは、第3実施形態のレベラと同様に、入側の上部
レベラロール2aを大径に構成すると共に、出側の上部
レベラロール2のロール最低面高さより上方へ或る距離
だけオフセットして設けている。この場合、入側の上部
レベラロール2aに付属する固定傾斜されたガイド板4
を同様に上昇させても良い。
【0033】この構成は、図1の(a)に示すようにレ
ベラロールを5個もつ構成のレベラにも同様に適用する
ことができる。この第4実施形態によるレベラにおける
他の部分の構成は第3実施形態の構成と同じであり、そ
の説明を省略する。
【0034】以上説明したレベラロールの構成をもつ第
4実施形態によるレベラでは、入側の上部レベラロール
2aを或る量(図中Hで示している)、上方へオフセッ
トして設けている。また、それに合わせて入側のガイド
板4を同様に上昇位置に移設すると、テーブルローラ上
を通板する厚板バー56の先端等が大きく上反している
場合にも、厚板バー56はレベラ内へ入り易くなり、同
時に入り込んだ厚板バー56の大きい上反り部分は、大
径の入側の上部レベラロール2aの圧下操作で板の反り
が矯正され易くなり、また、レベラへの厚板バー56の
噛込性を向上できる。
【0035】(第5実施形態)次に、本発明の第5実施
形態によるレベラを図6によって説明する。この第5実
施形態のレベラは、第3実施形態によるレベラにおける
入側の上部レベラロール2aのオフセット量を調整可能
なように構成したものである。第6実施形態によるレベ
ラにおける上部レベラロール2aは大径に構成されてい
る。入側の上部レベラロール2aの構成を示す図6にお
いて、15はレベラロール2aの端軸、16はベアリン
グ、17は軸受箱を示している。ベアリング16は、軸
受箱17内に設けられていて端軸15を支持している。
【0036】18は偏心ブッシュで、この偏心ブッシュ
18は、ベアリング16の外周部に偏心位置を回転自由
に嵌合支持され、且つ、円形外周部を入側の上部レベラ
ロール2aと回転方向へ角度調整及び固定可能に結合さ
せて設けられている。19は入側の上部レベラロール2
aの回転中心、20は偏心ブッシュ18の回転中心であ
る。その他の部分の構成は、第3実施形態によるレベラ
の構成と同じであり、その説明を省略する。
【0037】以上のように構成された入側の上部レベラ
ロール2aにおける偏心ブッシュ18による入側の上部
レベラロール2aのオフセット量調整機能について図6
によって説明すると、図6(a)は、偏心ブッシュ18
の張出部を上に向けて入側の上部レベラロール2aと固
定結合した状態、図6(b)は、偏心ブッシュ18と入
側の上部レベラロール2aとの結合を外し、(a)の状
態からブッシュ18を90°時計回りに回動して入側の
上部レベラロール2aと再結合した状態、図6(c)は
偏心ブッシュ18と入側の上部レベラロール2aとの結
合を外し(b)の状態から更に90°時計回りに回動し
て入側の上部レベラロール2aと再結合した状態であ
る。
【0038】(a)の状態では通板する厚板バー56の
面からの上部レベラロール2aのオフセット量S1 は最
小になり、(b)の状態ではオフセット量S2 が倍程度
に増加し、(c)の状態ではオフセット量S3 が最大に
なる。(a)の状態から(c)の状態までの間の任意位
置で偏心ブッシュ18と入側の上部レベラロール2aと
を調整結合することで、入側の上部レベラロール2aの
最も好ましいオフセット量を得ることができる。このた
め、この構成の装置では、ラインで処理する厚板バー5
6の板厚、材質等に応じた、必要オフセット量の調節が
駆動系を使用せず容易に行えるようになり、厚板バー噛
込性向上に役立つ。この第5実施形態の構成は、図1の
(a)に示されたレベラロールを5個もつ構成のレベラ
にも同様に適用できる。
【0039】(第6実施形態)次に、本発明の第6実施
形態によるレベラを図7によって説明する。この第6実
施形態のレベラは、図4に示した第3実施形態によるレ
ベラにおいて、レベラロールの噛込性を補強するよう
に、入側の上部レベラロールの駆動系にフライホイール
を設けたものである。図7において、レベラ架台1内に
は4本のレベラロールが設けられており、2aが入側上
部レベラロール、2bが出側の上部レベラロール、2
c、2dが下部の入側、出側レベラロールである。22
はレベラ架台1の作業側WSに設けられたロール交換時
の引出用レールである。
【0040】レベラ架台1の駆動側DSでは、レベラロ
ール2a〜2dの軸端が軸受箱から突出し、自在継手2
3、回転伝動軸24、自在継手25を介して各モータ2
6の駆動軸27に接続し回転駆動されるようになってい
る。レベラロール2a〜2dはそれぞれ駆動モータを備
えるが、入側の上部レベラロール2aの駆動系にはモー
タ26の駆動軸27上にフライホイール28を設けてあ
る。他のレベラロール2b〜2d用の駆動系は図示を省
略している。その他の構成は、第3実施形態で説明した
レベラの構成と同じであり、その説明を省略する。
【0041】以上の構成をもつ第6実施形態のレベラで
は、強い噛込力を必要とする入側の上部レベラロール2
aの回動力がフライホイール28の回転重量でバックア
ップされることで更に噛込性が向上される。
【0042】(第7実施形態)次に、本発明の第7実施
形態によるレベラを図8によって説明する。この第7実
施形態によるレベラは、図4に示した第3実施形態によ
るレベラにおける圧下手段と、上部レベラロールの軸受
箱を結合するビームとの結合部に油圧シリンダを介在さ
せて通板性に改良を加えたものである。図8において、
6は上部レベラロール2a、2bの軸受箱に結合された
ビーム、10は回転駆動軸、11は圧下手段を構成する
圧下用のスクリュウ軸である。ビーム6と圧下用のスク
リュウ軸11との間には油圧シリンダ30が介在されて
いる。
【0043】油圧シリンダ30は、圧下用のスクリュウ
軸11をロッドと見立てて、その下端に固着したピスト
ンリング31と、ピストンリング31に対応する内径で
ビーム6の中央部に埋込式に設けた短ストロークの鍋型
の油圧シリンダ室32と、ピストンリング31を油圧シ
リンダ室32に入れ圧力油を封入した状態でスクリュウ
軸11を上下自由に鍋型の油圧シリンダ室32を閉鎖す
る蓋33とから構成されている。油圧シリンダ室32に
は図示していないが、設定値以上の上下方向の力が上部
レベラロール2に作用した場合に急速に油圧力を逃がす
圧力逃し弁付き回路を設けて急速開放可能に構成してい
る。
【0044】以上のように構成された第7実施形態のレ
ベラにおいて、一対のスクリュウ軸11は、下端のピス
トンリング31を含む油圧シリンダ30の油圧力を介し
て、一対のスクリュウ軸11の圧下力をビーム6から上
部レベラロール2a、2bに加える。このため、上下部
レベラロール2a〜2dが弾力的に厚板バー56の板面
変形を圧下矯正し、厚板バー56の上下部レベラロール
間への噛込みと通板を容易にする。また、圧下設定をミ
スした場合等、上下部レベラロール2a〜2dと厚板バ
ー56間に過大な圧力が掛かった時には、油逃がし弁に
よる油圧シリンダ30の急速な短縮移動で、上部レベラ
ロール2a、2bを上昇させ、レベラ装置全体を安全に
保護できる。
【0045】また、バーヒータ用としてこのレベラを使
用するときには、厚板バー56の先端と後端部の通過時
にのみ、スクリュウ軸11及び油圧シリンダ30による
圧下で、厚板バー56の変形部を圧下矯正し、中間部の
通板時には油圧シリンダ30の油圧力を部分開放するこ
とで上部レベラロール2a、2bを50mm程度上昇さ
せ、矯正「OFF」運転を行うことも可能になる。この
ように構成することによって、レベラの圧下力の過負荷
が防止され、スクリュウ軸11の長さも短縮され、緊急
時の負荷の急速開放が容易になる。
【0046】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。例えば、前記第3実施形態では第1実施形
態のレベラにおける入側の上部レベラロールの径を大径
にしたものを示しているが、これは1実施形態以外のレ
ベラ、例えば第2実施形態のレベラに対して適用しても
よい。
【0047】同様に、他の実施形態も、図示して説明し
たもの以外、他の実施形態のレベラに適用してもよい
し、各実施形態に示された構成を適宜組合せて採用して
よい。一例として、第7実施形態は、第3実施形態のレ
ベラに対して適用したものを示したが、実施形態1、
2、4〜6のいづれのレベラに対し適用してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、熱間圧延設備
ライン中のバーヒータ又はエッジヒータの入側に配置さ
れるバーの端又はエッジを矯正するためのレベラであっ
て、前記レベラが、レベラ架台上に2本の上部レベラロ
ール及び2本又は3本の駆動式下部レベラロールと、上
部レベラロールに対する圧下手段とを備えているバーヒ
ータ又はエッジヒータ用レベラを提供する。
【0049】本発明のバーヒータ又はエッジヒータ用レ
ベラでは、レベラロールの数が、2本の上部レベラロー
ルと、2本又は3本の駆動式下部レベラロールからなる
4本又は5本のレベラロールを有するにすぎず、従来の
レベラが8本又は9本のレベラロールを有しているのに
比べレベラロールの数は半減している。従って、レベラ
が軽量化されるともに、その運転と保守が容易になり、
また、設備費用が低減される。
【0050】本発明のバーヒータ又はエッジヒータ用レ
ベラにおける上部レベラロールに対する圧下手段とし
て、前記レベラ架台のライン方向柱間の中央線上の片側
に設けられたスクリュウ駆動部と、同駆動部から反対架
台柱間まで延長された駆動軸と、同駆動軸上のウオーム
により定位置で回転される駆動ナットによって昇降され
るスクリュウ軸とで構成され、同スクリュウ軸の下端が
前記2本の上部レベラロールの軸受箱に連結されたビー
ムに結合されている構成のものを採用したものでは、上
部レベラロールに対して圧下力を与えるための駆動側と
作業側に各1個、計2個設けられたスクリュウ軸を1本
の駆動軸に機械的に連結して同期させて昇降移動させる
ことができる。このように、圧下手段の駆動系を1つと
することによって圧下手段の数とその駆動系が減少さ
れ、レベラの構造が更に簡素化される。
【0051】また、本発明のバーヒータ又はエッジヒー
タ用レベラにおいて、前記2本の上部レベラロールのう
ち入側の上部レベラロールを、他のレベラロールより大
径にした構成としたものでは、レベラへ搬送されて来る
バーの先端が上反りしていた場合、上反りしたバーの先
端が接触する上部レベラロールの円周面傾斜が緩やかと
なっているので、バーに対する押下力と、摩擦力による
引込力が大きくなり、噛み込み力が向上する。
【0052】更に、本発明のバーヒータ又はエッジヒー
タ用レベラにおいて、入側の上部レベラロールが、隣接
する出側の上部レベラロールのロール最低面高さより上
方へ或る距離オフセットして設けられた構成としたもの
では、レベラに搬入されて来るバーの先端が大きく上反
りしている場合も、バーはレベラ内へ入り易くなり、噛
み込み性が向上する。
【0053】更にまた、本発明のバーヒータ又はエッジ
ヒータ用レベラにおいて、入側の上部レベラロールが、
オフセット量を調節可能なように偏心ブッシュを内蔵し
た構成とされたものでは、偏心ブッシュを回転させると
入側の上部レベラロールのオフセット量を所望の大きさ
に調節でき、圧延ラインで処理するバーの板厚、材質な
どに応じ、所望のオフセット量を適宜選択できるものと
なる。
【0054】また、本発明によるバーヒータ又はエッジ
ヒータ用レベラにおいて、入側の上部レベラロールの回
転駆動系にフライホイールが備えられた構造としたもの
では、入側の上部レベラロールの回転力がそのフライホ
イールでバックアップされるので噛込性が向上されたも
のとなる。
【0055】更に、本発明によるバーヒータ又はエッジ
ヒータ用レベラで、圧下手段の下端と上部レベラロール
側との結合部に、過負荷発生時に上部レベラロールを上
へ急速移動可能にする油圧シリンダ機構を設けた構成と
したものでは、圧下手段が、油圧シリンダ機構の油圧力
を介して各上部レベラロールに圧下力を加えるので、レ
ベラロール間へのバー噛込みと通板を容易にするととも
に、レベラロールは弾力的にバーの板面変形を圧下する
ことにより矯正できる。また、レベラロールとバーとの
間に過大な圧力が掛ったときは、油逃がし弁などによっ
て油圧シリンダの圧を抜いて装置の安全を確保でき、更
にまた、レベラに通すバーの状況に応じて、バーの先端
部と後端部が通過するときだけ油圧シリンダにより圧下
を行ない、中間部の通板時には油圧シリンダの油圧力を
開放する運転などを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるレベラの構成を示
す側面図で、(a)は5本のレベラロールで構成したも
の、(b)は4本のレベラで構成したものを示してい
る。
【図2】図1の(b)を拡大して示した側面図。
【図3】本発明の第2実施形態によるレベラの正面図。
【図4】本発明の第3実施形態によるレベラの側面図。
【図5】本発明の第4実施形態によるレベラにおけるレ
ベラロールの構成を示す説明図。
【図6】本発明の第5実施形態によるレベラにおける入
側の上部レベラロールの構成を示す図面で、(a)から
(c)へとオフセット量が大きくなってゆく状態を示し
ている。
【図7】本発明の第6実施形態によるレベラにおけるレ
ベラロールの駆動系を示した平面図。
【図8】本発明の第7実施形態によるレベラにおけるス
クリュウ軸とビームとの結合部を一部断面で示す側面
図。
【図9】バーヒータ又はエッジヒータ用の従来のレベラ
の配置例を示す説明図。
【図10】バーヒータ又はエッジヒータ用の従来のレベ
ラの構成例を示す側面図。
【符号の説明】
1 レベラ架台 1a ビーム 1b ビーム 2 レベラロール 2a 入側の上部レベラロール 2b 出側の上部レベラロール 2c 入側の下部レベラロール 2d 出側の下部レベラロール 3 圧下手段 4 ガイド板 4a ガセット 5 ガイド板 5a ガセット 6 ビーム 7 中間結合部材 8 棚 9 スクリュウ駆動部 10 回転駆動軸 11 スクリュウ軸 12 圧下力バランス用のシリンダ 13 ロック用垂直部材 14 ピンロック手段 15 端軸 16 ベアリング 17 軸受箱 18 偏心ブッシュ 19 入側上部レベラロールの回転中心 20 偏心ブッシュの回転中心 22 引出用レール 23 自在継手 24 回転伝動軸 25 自在継手 26 モータ 27 駆動軸 28 フライホイール 30 油圧シリンダ 31 ピストンリング 32 油圧シリンダ室 33 蓋 55 テーブルローラ 56 厚板バー 61 バーヒータ 62 バーヒータ 63 バーヒータ 65 エッジヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古元 秀昭 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 4E003 AA01 BA12 BA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延設備ライン中のバーヒータ又は
    エッジヒータの入側に配置されるバーの端又はエッジを
    矯正するためのレベラであって、前記レベラは、レベラ
    架台上に2本の上部レベラロールと2本又は3本の駆動
    式下部レベラロールと、レベラロールに対する圧下手段
    とを備えていることを特徴とするバーヒータ又はエッジ
    ヒータ用レベラ。
  2. 【請求項2】 前記圧下手段が、前記レベラ架台のライ
    ン方向柱間の中央線上の片側に設けられたスクリュウ駆
    動部と、同駆動部から反対架台柱間まで延長された駆動
    軸と、同駆動軸上のウオームにより定位置で回転される
    駆動ナットにより昇降されるスクリュウ軸とで構成さ
    れ、同スクリュウ軸の下端が前記2本の上部レベラロー
    ルの軸受箱に連結されたビームに結合されていることを
    特徴とする請求項1に記載のバーヒータ又はエッジヒー
    タ用レベラ。
  3. 【請求項3】 前記2本の上部レベラロールのうち入側
    の上部レベラロールは、他のレベラロールより大径にさ
    れたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバーヒー
    タ又はエッジヒータ用レベラ。
  4. 【請求項4】 前記入側の上部レベラロールは、隣接す
    る出側の上部レベラロールのロール最低面高さより上方
    へ或る距離オフセットして設けられたことを特徴とする
    請求項3に記載のバーヒータ又はエッジヒータ用レベ
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記入側の上部レベラロールは、オフセ
    ット量を調節可能に偏心ブッシュを内蔵して構成された
    ことを特徴とする請求項4に記載のバーヒータ又はエッ
    ジヒータ用レベラ。
  6. 【請求項6】 前記入側の上部レベラロールの回転駆動
    系にフライホイールが備えられたことを特徴とする請求
    項1又は3に記載のバー又はエッジヒータ用レベラ。
  7. 【請求項7】 前記圧下手段の下端と上部レベラロール
    側との結合部に、過負荷発生時に上部レベラロールを上
    へ急速移動可能な油圧シリンダ機構を設けたことを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のバーヒータ又は
    エッジヒータ用レベラ。
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