JP2002102118A - トイレ室内のキャビネットの設置構造 - Google Patents
トイレ室内のキャビネットの設置構造Info
- Publication number
- JP2002102118A JP2002102118A JP2000301160A JP2000301160A JP2002102118A JP 2002102118 A JP2002102118 A JP 2002102118A JP 2000301160 A JP2000301160 A JP 2000301160A JP 2000301160 A JP2000301160 A JP 2000301160A JP 2002102118 A JP2002102118 A JP 2002102118A
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- Japan
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- front panel
- cabinet
- cabinets
- groove
- toilet room
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場のトイレ室内のサイズに応じてキャビネ
ットのサイズの違うものを設置する際にも、良好にキャ
ビネット間を前パネルで繋ぐことができる。 【構成】 一対のキャビネット4,5間を前パネル6で
繋いだ構成のキャビネットの設置構造において、トイレ
室内のサイズに応じてキャビネット4,5のサイズの違
うものを設置する際に、前パネル6を化粧アングル9の
挿入溝M内でズラして調整して設置することができる。
ットのサイズの違うものを設置する際にも、良好にキャ
ビネット間を前パネルで繋ぐことができる。 【構成】 一対のキャビネット4,5間を前パネル6で
繋いだ構成のキャビネットの設置構造において、トイレ
室内のサイズに応じてキャビネット4,5のサイズの違
うものを設置する際に、前パネル6を化粧アングル9の
挿入溝M内でズラして調整して設置することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トイレ室内における
キャビネットの設置構造に関するものである。
キャビネットの設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、トイレ室内に一対の
キャビネットを設置して、両キャビネット間を前パネル
で繋ぐ際に、設置されるキャビネットのサイズに合わせ
て複数のサイズの前パネルを用意する必要があり、現場
での対応が面倒であり、部品点数も増大してしまうとい
う問題点があった。
キャビネットを設置して、両キャビネット間を前パネル
で繋ぐ際に、設置されるキャビネットのサイズに合わせ
て複数のサイズの前パネルを用意する必要があり、現場
での対応が面倒であり、部品点数も増大してしまうとい
う問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、現場のトイレ室内のサ
イズに応じて良好に設置できるキャビネットの設置構造
を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、一対の
キャビネット間を前パネルで繋いだ構成のトイレ室内の
キャビネットの設置構造において、前記トイレ室内サイ
ズに応じて前記キャビネットのサイズの違うものを設置
する際に、前記前パネルをズラして調整可能に構成した
ことである。また、第2の要旨は、前記キャビネットと
前パネルの側端縁を繋ぐ化粧アングルに、前パネルの側
端縁が挿入される溝を形成し、該溝内への前パネルの挿
入代を調整して設置できるように構成したことである。
また、第3の要旨は、前記化粧アングルには、前記前パ
ネルをビス止めするためのビス孔が前記溝に沿って横長
状に形成されていることである。
点に鑑み案出したものであって、現場のトイレ室内のサ
イズに応じて良好に設置できるキャビネットの設置構造
を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、一対の
キャビネット間を前パネルで繋いだ構成のトイレ室内の
キャビネットの設置構造において、前記トイレ室内サイ
ズに応じて前記キャビネットのサイズの違うものを設置
する際に、前記前パネルをズラして調整可能に構成した
ことである。また、第2の要旨は、前記キャビネットと
前パネルの側端縁を繋ぐ化粧アングルに、前パネルの側
端縁が挿入される溝を形成し、該溝内への前パネルの挿
入代を調整して設置できるように構成したことである。
また、第3の要旨は、前記化粧アングルには、前記前パ
ネルをビス止めするためのビス孔が前記溝に沿って横長
状に形成されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、トイレ室内におけるキャビネットの設置
状態の正面構成図であり、また図2は、図1の平面拡大
構成図である。
する。図1は、トイレ室内におけるキャビネットの設置
状態の正面構成図であり、また図2は、図1の平面拡大
構成図である。
【0005】図において、トイレ室内1の左壁面2には
当接状に左キャビネット4が設置され、また、トイレ室
内の右壁面3には当接状に右キャビネット5が設置され
て、左キャビネット4と右キャビネット5間に、ロータ
ンクを収納するためのロータンク収納空間7が形成され
ており、ロータンク収納空間7の前面側を覆蓋するため
に、左キャビネット4と右キャビネット5間に前パネル
6が設けられて、この前パネル6の前側に便器8が設置
されるものである。前パネル6の左右の側端縁には、そ
れぞれ化粧アングル9,9が配置され、各化粧アングル
9には、図3に拡大平面図で示すように、L字状の差込
部材10がビス11で連結されている。
当接状に左キャビネット4が設置され、また、トイレ室
内の右壁面3には当接状に右キャビネット5が設置され
て、左キャビネット4と右キャビネット5間に、ロータ
ンクを収納するためのロータンク収納空間7が形成され
ており、ロータンク収納空間7の前面側を覆蓋するため
に、左キャビネット4と右キャビネット5間に前パネル
6が設けられて、この前パネル6の前側に便器8が設置
されるものである。前パネル6の左右の側端縁には、そ
れぞれ化粧アングル9,9が配置され、各化粧アングル
9には、図3に拡大平面図で示すように、L字状の差込
部材10がビス11で連結されている。
【0006】図3の拡大図において説明すると、右キャ
ビネット5の前面には扉5aが開閉可能に設けられてお
り、右キャビネット5の側面板5bの扉5a側には予め
溝5cを形成させておき、この溝5cに前記差込部材1
0の先端を差し込んで取り付けることができ、この差込
部材10にビス11を介し連結される前記化粧アングル
9は、化粧処理された化粧片9aの裏側に平行状に裏側
片9bが設けられて、この裏側片9bと化粧片9a間
で、前パネル6の側端縁を挿入できる挿入溝Mが形成さ
れている。この化粧片9aと裏側片9bは垂直片9cで
一体化されており、垂直片9cの外側には平行状に外側
片9dが一体形成されたものとなっている。
ビネット5の前面には扉5aが開閉可能に設けられてお
り、右キャビネット5の側面板5bの扉5a側には予め
溝5cを形成させておき、この溝5cに前記差込部材1
0の先端を差し込んで取り付けることができ、この差込
部材10にビス11を介し連結される前記化粧アングル
9は、化粧処理された化粧片9aの裏側に平行状に裏側
片9bが設けられて、この裏側片9bと化粧片9a間
で、前パネル6の側端縁を挿入できる挿入溝Mが形成さ
れている。この化粧片9aと裏側片9bは垂直片9cで
一体化されており、垂直片9cの外側には平行状に外側
片9dが一体形成されたものとなっている。
【0007】前記挿入溝Mの挿入代c(挿入深さ)は、
本例では25mmに設定されており、前パネル6の右側端
縁を25mmの範囲内で適宜調節して挿入できるものであ
る。なお、左キャビネット4側でも同様に側面板4bの
扉4a側に溝を形成させて、差込部材10を差込み固定
させて化粧アングル9が配置されている。従って、左右
両側の化粧アングル9,9で、50mmの挿入代cが確保
されている。
本例では25mmに設定されており、前パネル6の右側端
縁を25mmの範囲内で適宜調節して挿入できるものであ
る。なお、左キャビネット4側でも同様に側面板4bの
扉4a側に溝を形成させて、差込部材10を差込み固定
させて化粧アングル9が配置されている。従って、左右
両側の化粧アングル9,9で、50mmの挿入代cが確保
されている。
【0008】従って本例では、前パネル6はその左右側
端縁を50mmの範囲内で横方向にズラして挿入代を調整
して設置できるものとなっており、前パネル6を調整し
た後に、裏側片9bの裏側からビス12を通して前パネ
ル6に螺合させて、前パネル6と化粧アングル9を固定
できるように構成されている。即ち、化粧アングル9の
裏側から見た図を図4に示すが、裏側片9bには上下に
それぞれ横長状のビス孔9e,9eが形成されており、
この横長状のビス孔9eの横方向寸法分だけビス12の
位置をズラして、化粧アングル9に前パネル6を固定で
きるものである。
端縁を50mmの範囲内で横方向にズラして挿入代を調整
して設置できるものとなっており、前パネル6を調整し
た後に、裏側片9bの裏側からビス12を通して前パネ
ル6に螺合させて、前パネル6と化粧アングル9を固定
できるように構成されている。即ち、化粧アングル9の
裏側から見た図を図4に示すが、裏側片9bには上下に
それぞれ横長状のビス孔9e,9eが形成されており、
この横長状のビス孔9eの横方向寸法分だけビス12の
位置をズラして、化粧アングル9に前パネル6を固定で
きるものである。
【0009】なお、本例では前記左キャビネット4の幅
寸法aは140mmであり、また、右キャビネット5の幅
寸法bは220mmであるが、キャビネット4,5は40
mmピッチで140mm,180mm,220mmの幅寸法の異
なるものが用意されていて、現場のトイレ室内1の左壁
面2と右壁面3間のサイズに応じて、例えば左キャビネ
ット4を180mmのサイズのものに変更して設置せねば
ならない場合も生ずるが、そのような場合に、前パネル
6は、化粧アングル9の挿入溝M内への挿入代cを50
mmの範囲内で調整できるため、キャビネット4,5の幅
寸法が40mm拡大したり縮小したりしても、前パネル6
は1種類のもので対応することができ、現場のトイレ室
内のサイズに応じてキャビネットのサイズの違うものを
良好に設置できるものとなる。
寸法aは140mmであり、また、右キャビネット5の幅
寸法bは220mmであるが、キャビネット4,5は40
mmピッチで140mm,180mm,220mmの幅寸法の異
なるものが用意されていて、現場のトイレ室内1の左壁
面2と右壁面3間のサイズに応じて、例えば左キャビネ
ット4を180mmのサイズのものに変更して設置せねば
ならない場合も生ずるが、そのような場合に、前パネル
6は、化粧アングル9の挿入溝M内への挿入代cを50
mmの範囲内で調整できるため、キャビネット4,5の幅
寸法が40mm拡大したり縮小したりしても、前パネル6
は1種類のもので対応することができ、現場のトイレ室
内のサイズに応じてキャビネットのサイズの違うものを
良好に設置できるものとなる。
【0010】なお、本例では、便器8を設置するための
前パネル6について説明しているが、便器設置用の前パ
ネル6に限らず、一対のキャビネット間を繋ぐような他
のパネルにおいても、同様な構造を採用して、現場でパ
ネルをズラして調整できるように構成することができる
ものである。
前パネル6について説明しているが、便器設置用の前パ
ネル6に限らず、一対のキャビネット間を繋ぐような他
のパネルにおいても、同様な構造を採用して、現場でパ
ネルをズラして調整できるように構成することができる
ものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、一対のキャビネット間を前パ
ネルで繋いだ構成のトイレ室内のキャビネットの設置構
造において、トイレ室内サイズに応じてキャビネットの
サイズの違うものを設置する際に、前パネルをズラして
調整可能に構成したことにより、サイズの違うキャビネ
ットを設置する際にも前パネルを現場でズラして調整
し、良好に一対のキャビネット間を前パネルで繋ぐこと
ができ、前パネルは1種類のものを用意すれば良く、施
工が容易で、部品点数を減少させることができるものと
なる。
ネルで繋いだ構成のトイレ室内のキャビネットの設置構
造において、トイレ室内サイズに応じてキャビネットの
サイズの違うものを設置する際に、前パネルをズラして
調整可能に構成したことにより、サイズの違うキャビネ
ットを設置する際にも前パネルを現場でズラして調整
し、良好に一対のキャビネット間を前パネルで繋ぐこと
ができ、前パネルは1種類のものを用意すれば良く、施
工が容易で、部品点数を減少させることができるものと
なる。
【0012】また、キャビネットと前パネルの側端縁を
繋ぐ化粧アングルに、前パネルの側端縁が挿入される溝
を形成し、該溝内への前パネルの挿入代を調整して設置
できるように構成したことにより、化粧アングルの溝内
への前パネルの挿入代を適宜調整して、良好に前パネル
を一対のキャビネット間に設置することができるものと
なる。
繋ぐ化粧アングルに、前パネルの側端縁が挿入される溝
を形成し、該溝内への前パネルの挿入代を調整して設置
できるように構成したことにより、化粧アングルの溝内
への前パネルの挿入代を適宜調整して、良好に前パネル
を一対のキャビネット間に設置することができるものと
なる。
【0013】また、化粧アングルには、前パネルをビス
止めするためのビス孔が溝に沿って横長状に形成されて
いることにより、前パネルを所定位置に調整した後に、
横長状のビス孔にビスを入れて、化粧アングルと前パネ
ルを連結固定することができるものとなる。
止めするためのビス孔が溝に沿って横長状に形成されて
いることにより、前パネルを所定位置に調整した後に、
横長状のビス孔にビスを入れて、化粧アングルと前パネ
ルを連結固定することができるものとなる。
【図1】キャビネットを前パネルで繋いだ状態のトイレ
室内の正面構成図である。
室内の正面構成図である。
【図2】図1の平面拡大断面構成図である。
【図3】図2の要部拡大平面断面構成図である。
【図4】化粧アングルの裏面図である。
1 トイレ室内 2 左壁面 3 右壁面 4 左キャビネット 4a 扉 4b 側面板 5 右キャビネット 5a 扉 5b 側面板 6 前パネル 7 ロータンク収納空間 9 化粧アングル 9a 化粧片 9b 裏側片 9c 垂直片 9d 外側片 9e ビス孔 10 差込部材 11,12 ビス a,b キャビネットの幅寸法 c 挿入溝の挿入代 M 挿入溝
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のキャビネット間を前パネルで繋い
だ構成のトイレ室内のキャビネットの設置構造におい
て、前記トイレ室内サイズに応じて前記キャビネットの
サイズの違うものを設置する際に、前記前パネルをズラ
して調整可能に構成したことを特徴とするトイレ室内の
キャビネットの設置構造。 - 【請求項2】 前記キャビネットと前パネルの側端縁を
繋ぐ化粧アングルに、前パネルの側端縁が挿入される溝
を形成し、該溝内への前パネルの挿入代を調整して設置
できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載
のトイレ室内のキャビネットの設置構造。 - 【請求項3】 前記化粧アングルには、前記前パネルを
ビス止めするためのビス孔が、前記溝に沿って横長状に
形成されていることを特徴とする請求項2に記載のトイ
レ室内のキャビネットの設置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301160A JP2002102118A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | トイレ室内のキャビネットの設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301160A JP2002102118A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | トイレ室内のキャビネットの設置構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002102118A true JP2002102118A (ja) | 2002-04-09 |
Family
ID=18782740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000301160A Pending JP2002102118A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | トイレ室内のキャビネットの設置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002102118A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017225486A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | Toto株式会社 | トイレ用キャビネット |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000301160A patent/JP2002102118A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017225486A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | Toto株式会社 | トイレ用キャビネット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |