JP3176787B2 - 空気調和機の取付装置 - Google Patents

空気調和機の取付装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機を壁面などに
埋め込んで据付けるのに使用される空気調和機の取付装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、居室の有効利用や美観向上の
ために、空気調和機を壁などの中へ埋め込む、いわゆる
ビルトイン化が急速に進んでいる。そのために、埋め込
むスペースをできる限り少なくし、据付工事の短縮化お
よび仕上り状態の向上が求められる取付装置の構造が必
要となってきた。
【0003】従来、このような取付装置としては図3と
図4に示すものが知られている。ここで壁面1に埋め込
むべき空気調和機は、本体ユニット3と前面グリル4と
で構成されており、本体ユニット3には熱交換器15、
水受皿16、送風機17などが組み込まれている。本体
ユニット3は壁面1に予め埋め込まれた据付枠18の内
側に装着され、据付枠18に前面グリル4が係止されて
いる。据付枠18の内側には、係合部19を取付けた金
具20がねじ21、21によって固定されていて、係止
部22がねじ23、23で固定されており、前面グリル
4は係合部19を取付けた金具20によって据付枠18
に係止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう構
成では、据付枠18を構造物14に取付けた後に壁面1
を塗って仕上げるため、据付枠18の前面Dと壁面1の
表面Eとが同一面に仕上がらないので、前面グリル4と
壁面1との間に隙間Fができる。また、据付枠18の内
側に本体ユニット3を置いているだけなので前面グリル
4と本体ユニット3との間に隙間Gができやすく、かつ
前面グリル4の係止を確実にするためには、ねじ21を
ゆるめて金具20の位置を調整する必要がある。そのた
め仕上り状態が悪く、風漏れによる露付きが起こる原因
となり、手直しのための時間が多くかかるという問題点
があった。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消し、据
付時間の短縮と仕上り状態の向上を図り、露付き等の生
じない取付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1発明では、壁面その他に固定された据
付枠の前方内周面に、空気調和機を挿入する方向に長孔
を有し、かつ本体ユニット固定用孔を有するL形あるい
はT形の形状をした仕切板を設け、この仕切板を前記長
孔の範囲で摺動し、調節した位置で固定した後、本体ユ
ニットを後方から挿入し、本体ユニット固定用孔で空気
調和機を固定するようにした空気調和機の取付装置とし
た。
【0007】第2発明では、壁面その他に固定された据
付枠の前方内周面に、空気調和機を挿入する方向に長孔
を有する仕切板を設け、この仕切板に空気調和機の前面
グリルを係止する係合部を取付け、空気調和機の前面グ
リルに係止部を設け、この係止部を前記係合部に挿入す
ることにより前面グリルを係止した空気調和機の取付装
置とした。
【0008】
【作用】本発明の第1発明では、空気調和機を挿入する
方向に長孔を有し、かつ空気調和機の本体ユニット固定
用孔を設けたL形あるいはT形の形状をした仕切板を設
け、この仕切板の固定を一旦ゆるめることにより、据付
枠に対して仕切板が前後に摺動し調節した位置で固定す
ることができる。従って、仕切板の先端Aと壁面1の表
面Bとを同一面に合わせることができ、後に取付けられ
る空気調和機の前面グリルと壁面との間の隙間をなくす
ことができる。また、空気調和機を固定する本体ユニッ
ト固定用孔により、本体ユニットが仕切板に固定でき、
前面グリルと本体ユニットとの前端との隙間をもなくす
ことができる。
【0009】第2発明では、係止部を取付けた空気調和
機の前面グリルを、係合部を取付けた仕切板に挿入する
ことにより、空気調和機の前面グリルを据付枠に係止
し、空気調和機の前面グリルを確実に取付けることがで
き、空気調和機の前面グリルの背面と壁との隙間もなく
すことができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例として示した図1、図2に基づ
いて本発明を説明する。1は壁面、2は据付枠で壁面1
内に埋め込まれて固定されている。3は空気調和機の本
体ユニットで、前記据付枠2の後方から挿入して前記据
付枠2に装着される。4は前面グリルで、前記据付枠2
の前面に取付けられる。据付枠2の前方内周面には断面
をL形あるいはT形とした仕切板5がねじ6で固定され
ている。仕切板5は長孔7及び本体ユニット固定用孔8
を有し、この長孔7の範囲で、空気調和機の本体ユニッ
ト3が挿入される方向で摺動可能で固定位置を調節でき
る。また、本体ユニット固定用孔8は、例えば四隅に設
けられ、ねじ9で本体ユニットを固定するようになって
いる。10は係合部で、仕切板5の垂直辺の角孔11に
取付けられている。12は係止部で、前記グリル4にね
じ13で取付けられ、前面グリル4は係止部12が前記
係合部11に挿入されることにより、据付枠2に固定さ
れる。14は建築の構造物を示す。15は本体ユニット
3中の熱交換器、16は水受皿、17は送風機である。
【0011】据付枠2を構造物14に固定した後、まず
L形あるいはT形の形状をした仕切板5を固定している
ねじ6を一旦ゆるめて、仕切板5の先端Aと壁面1の表
面Bとが同一面になるように、仕切板5を摺動させて合
致させ、ゆるめたねじ6を締めて固定する。次に、本体
ユニット3を、L形あるいはT形の形状をした仕切板5
の内側に後方より挿入して装着し、本体ユニット固定用
孔8にねじ9を挿入し、締めつけて本体ユニット3を固
定する。
【0012】このようにして取付けられた本体ユニット
3の前面に係止部12を取付けた前面グリル4を、仕切
板5に取付けた係合部10に挿入し、係止して据付けが
完了する。したがって、L形あるいはT形の形状をした
仕切板5を固定しているねじ6をゆるめることにより仕
切板5の先端Aと壁面1の表面Bとを簡単に同一面にす
ることができ、仕切板5にあけられた本体ユニット固定
用孔8及び角孔11により、C寸法が常に前面グリル4
の厚み分を考慮した一定寸法に保つことができ、据付時
間の短縮、前面側からの作業性の向上、手直し時間の短
縮化を達成できる。
【0013】また、本体ユニット3と前面グリル4を隙
間なく取付けることができるので風漏れがなくなり、露
付きの弊害が改善されるなどの種々の利点を有する。
【0014】
【発明の効果】第1発明では、壁面その他に固定された
据付枠の前方内周面に空気調和機を挿入する方向に長孔
を有し、かつ本体ユニット固定用孔を有するL形あるい
はT形の形状をした仕切板を設け、この仕切板を長孔の
範囲で調節した位置に固定することができるので、仕切
板の先端と壁面とを同一面に合わせることができ、取付
けられた空気調和機の前面グリルと壁面の間の隙間をな
くすことができる。またL形あるいはT形の形状を一体
に成形することにより、仕切板の強度を上げることがで
き、固定用のねじの本数を減らすことができる。さら
に、本体ユニット固定用孔により空気調和機を固定する
ことにより空気調和機を常に一定の位置に固定できて、
空気調和機の本体ユニットの前端のシールが確実となっ
た。
【0015】第2発明によると、摺動可能で調節した位
置に固定したL形あるいはT形の形状をした仕切板に係
合部を設け、空気調和機の前面グリルに係止部を設けて
両者を係止させることにより、前面グリルを常に一定の
位置に係止できる。したがって、前面グリルと壁面及び
空気調和機の本体ユニットの前端と空気調和機の前面グ
リルの背面との間の隙間もなくすことができ、据付けの
仕上り状態が良好で、風漏れなども回避できて露付きが
発生することもなく、空気調和機の据付時間の短縮が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付装置を使用した空気調和機据付け
状態の側断面図
【図2】同取付装置に空気調和機を挿入する状態を示す
分解斜視図
【図3】従来の取付装置による空気調和機据付け状態の
側断面図
【図4】従来の取付装置に空気調和機を挿入する状態の
分解斜視図
【符号の説明】
1 壁面 2 据付枠 3 本体ユニット 4 前面グリル 5 仕切板 7 長孔 8 本体ユニット固定用孔 10 係合部 12 係止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面その他に固定された据付枠の前方内
    周面に、空気調和機を挿入する方向に長孔を有し、かつ
    本体ユニット固定用孔を有するL形あるいはT形の形状
    をした仕切板を設け、この仕切板を前記長孔の範囲で摺
    動し、調節した位置で固定した後、本体ユニットを後方
    から挿入し、本体ユニット固定用孔で空気調和機を固定
    するようにした空気調和機の取付装置。
  2. 【請求項2】 壁面その他に固定された据付枠の前方内
    周面に、空気調和機を挿入する方向に長孔を有する仕切
    板を設け、この仕切板に空気調和機の前面グリルを係止
    する係合部を取付け、空気調和機の前面グリルに係止部
    を設け、この係止部を前記係合部に挿入することにより
    前面グリルを係止したことを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機の取付装置。
JP30367793A 1993-12-03 1993-12-03 空気調和機の取付装置 Expired - Fee Related JP3176787B2 (ja)

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