JP2002100897A - 電子部品装着装置及び電子部品装着方法 - Google Patents
電子部品装着装置及び電子部品装着方法Info
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- JP2002100897A JP2002100897A JP2000290793A JP2000290793A JP2002100897A JP 2002100897 A JP2002100897 A JP 2002100897A JP 2000290793 A JP2000290793 A JP 2000290793A JP 2000290793 A JP2000290793 A JP 2000290793A JP 2002100897 A JP2002100897 A JP 2002100897A
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Abstract
子部品の装着位置の補正をすることにより装着精度の向
上を図ること。 【解決手段】 教示キー36を押圧し、装着ヘッド1を
吸着ノズルからノズル治具10に交換して認識カメラ7
上方に移動させ、透過用照明装置15を点灯させ前記治
具10のA面13のシルエット像を撮像する。認識処理
部30はA面13の中心位置を認識し、その位置の座標
を算出しRAM21に記憶する。反射用照明装置16を
点灯させ、前記治具10のB面14の反射像を認識カメ
ラ7で撮像する。認識処理部30は前記B面14の中心
位置を認識し、その位置の座標を算出しRAM21に記
憶する。CPU20は、光軸の傾きを算出して、オフセ
ットデータとして前記RAM21に記憶し、電子部品の
厚みT1に応じて、認識処理部30による部品認識結果
に対して、光軸の傾きを考慮して補正して装着する。
Description
ノズルに吸着された電子部品を撮像カメラで撮像して、
認識処理装置で位置ずれを把握して、このずれ量を加味
して補正してプリント基板上に装着する電子部品装着装
置及び電子部品装着方法に関する。詳述すれば、装着ヘ
ッドに設けられた吸着ノズルにより電子部品を吸着した
後、透過用照明装置からの光を前記装着ヘッドに設けた
拡散板に当てることにより生成する前記吸着ノズルに吸
着された電子部品のシルエット像又は反射用照明装置か
らの光を前記吸着ノズルに吸着された電子部品に当てて
生成した該電子部品の反射像を部品認識カメラにより夫
々撮像して、認識処理部で位置認識して位置ずれ量を加
味してプリント基板に装着する電子部品装着装置及び電
子部品装着方法に関するものである。
は特開平11−289199号公報等で知られている。
従来のこの装着装置の電子部品認識光学系では、光軸の
傾きのオフセットをもっていなかった。
カスで電子部品の認識をする場合には、光軸の傾き分だ
け精度が悪化していた。また当然にオフセットの教示機
能はないので、光学メーカー等で測定してもらいデータ
入力することとなる。
の傾きを考慮して電子部品の装着位置の補正をすること
により装着精度の向上を図ることを目的とする。
装着ヘッドに設けられた吸着ノズルにより電子部品を吸
着した後、透過用照明装置からの光を前記装着ヘッドに
設けた拡散板に当てることにより生成する前記吸着ノズ
ルに吸着された電子部品のシルエット像又は反射用照明
装置からの光を前記吸着ノズルに吸着された電子部品に
当てて生成した該電子部品の反射像を部品認識カメラに
より夫々撮像して、認識処理部で位置認識して位置ずれ
量を加味してプリント基板に装着する電子部品装着装置
において、前記透過用照明装置からの光により前記拡散
板を介するシルエット像を形成するための長径部と前記
反射用照明装置からの光を反射させて反射像を形成する
ための細径部とを有し前記吸着ノズルに代えて前記装着
ヘッドに取付けられる治具ノズルと、前記認識処理部に
より前記長径部のシルエット像から該長径部の中心位置
を認識すると共に前記細径部の反射像から該細径部の中
心位置を認識して求められた光軸の傾きを記憶するメモ
リ部と、各電子部品の装着の際には前記認識処理部で位
置認識した位置ずれ量及び前記メモリ部に記憶された光
軸の傾きから前記各電子部品の厚みに応じた補正データ
を求めて該補正データに基づき前記プリント基板に各電
子部品を装着するように制御する制御部とを設けたこと
を特徴とする。
た吸着ノズルにより電子部品を吸着した後、透過用照明
装置からの光を前記装着ヘッドに設けた拡散板に当てる
ことにより生成する前記吸着ノズルに吸着された電子部
品のシルエット像又は反射用照明装置からの光を前記吸
着ノズルに吸着された電子部品に当てて生成した該電子
部品の反射像を部品認識カメラにより夫々撮像して、認
識処理部で位置認識して位置ずれ量を加味してプリント
基板に装着する電子部品装着方法において、前記透過用
照明装置からの光により前記拡散板を介するシルエット
像を形成するための長径部と前記反射用照明装置からの
光を反射させて反射像を形成するための細径部とを有し
前記吸着ノズルに代えて治具ノズルを前記装着ヘッドに
取付け、前記認識処理部により前記長径部のシルエット
像から該長径部の中心位置を認識すると共に前記細径部
の反射像から該細径部の中心位置を認識して求められた
光軸の傾きをメモリ部に記憶し、各電子部品の装着の際
には前記認識処理部で位置認識した位置ずれ量及び前記
メモリ部に記憶された光軸の傾きから前記各電子部品の
厚みに応じた補正データを求めて該補正データに基づき
制御部が前記プリント基板に各電子部品を装着するよう
に制御することを特徴とする。
を以下説明する。図1の電子部品装着装置における装着
ヘッド1には図示しない吸着ノズルが設けられ、該装着
装置の基台上には種々の電子部品を夫々その部品取出し
部(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニッ
トが複数並設される。そして、該装着装置は、供給コン
ベアが上流より受けたプリント基板を位置決め部に搬送
し、位置決め部で図示しない位置決め機構により位置決
めされた該プリント基板上に前記吸着ノズルに吸着され
た電子部品が装着された後、排出コンベアに搬送される
構成である。
転させ、左右一対のガイドに沿って前記プリント基板や
部品供給ユニットの部品取出し部(部品吸着位置)上方
をビームがY方向に移動する。該ビームにはその長手方
向、即ちX方向にX軸駆動モータ2によりガイド(図示
せず)に沿って移動する前記装着ヘッド1が設けられて
いる。該装着ヘッド1には吸着ノズルを上下動させるた
めの上下軸駆動モータ4が搭載され、また鉛直軸周りに
回転させるためのθ軸駆動モータ5が搭載されている。
したがって、装着ヘッド1の吸着ノズルはX方向及びY
方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、かつ
上下動可能となっている。
設けられる。7は部品位置認識用の部品認識カメラで、
前記吸着ノズルに吸着された電子部品が吸着ノズルに対
してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方
向及び回転角度につき、位置認識するために電子部品を
撮像する。そして、前記部品認識カメラ7で撮像される
と、表示回路8により撮像された画像がモニタ9に表示
される。
オフセットを前記装着ヘッド1に装着したノズル治具1
0の2つの面の中心位置を認識することにより教示する
が、以下詳述する。先ず、前記ノズル治具10は段差が
あり、長径の太い円筒部11と短径の細い円筒部12と
から構成されるため、長円径のA面13と短円径のB面
14とを備えている。
置で、その内方に複数の照明灯を有する反射用照明装置
16が設けられ、夫々照明点灯回路18により点灯制御
される。即ち、透過用照明装置15からの光は前記拡散
板6に当たり、前記ノズル治具10の前記A面13の透
過像(シルエット像)がスコープ17を介して前記部品
認識カメラ7により撮像され、また反射用照明装置16
からの光は前記ノズル治具10の前記B面14に当た
り、その反射像がスコープ17を介して前記部品認識カ
メラ7により撮像される。
ク図である。20は本装着装置の装着に係る動作を統括
制御する制御部としてのCPU、21は電子部品の装着
順序毎にプリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度
位置情報や、各部品供給ユニットの配置番号情報等から
成る装着データ(図3参照)、パーツライブラリデータ
(図4参照)等を格納するRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)、22はプログラムを格納するROM(リ−
ド・オンリー・メモリ)である。
憶されたデータに基づき、前記ROM22に格納された
プログラムに従い、電子部品装着装置の部品装着動作に
係る動作を統括制御する。即ち、CPU20は、駆動回
路23を介して前記X軸駆動モータ2、前記Y軸駆動モ
ータ3、前記上下軸駆動モータ4及び前記θ軸駆動モー
タ5の駆動を制御する。
CPU20に接続される認識処理部で、前記部品認識カ
メラ7により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認
識処理部30にて行われ、CPU20に処理結果が送出
される。即ち、CPU20は、部品認識カメラ7に撮像
された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するよ
うに指示を認識処理部30に出力すると共に、認識処理
結果を認識処理部30から受取るものである。
り位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU20に
送られ、CPU20は前記ビームをY軸駆動モータ3の
駆動によりY方向に、装着ヘッド1をX軸駆動モータ2
の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸
駆動モータ5によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸
線回りへの回転角度位置の補正がなされるものである。
キー33、カーソルキー34、モードの設定等をするS
ETキー35、電子部品装着装置を教示モードにするた
めの教示キー36、同装置を自動運転モードにするため
の自動キー37、同装置を手動運転モードにするための
手動キー38、始動キー39、作動キー40及び停止キ
ー41とを備えている。
教示動作について説明する。先ず、作業者が教示キー3
6を押圧すると、CPU20がビームY軸駆動モータ3
及びX軸駆動モータ2を駆動させることにより、装着ヘ
ッド1をノズルストッカー部(図示せず)に移動させ、
次いで上下軸駆動モータ4を駆動させることにより、吸
着ノズルからノズル治具10にノズルチェンジして、当
該ノズル治具10を装着ヘッド1が保持する。
7上方に移動させて、照明点灯回路18を介して透過用
照明装置15を点灯させ、その光を拡散板6に当てて該
拡散板6を介して前記ノズル治具10のA面13のシル
エット像を撮像し、表示回路8を介してモニタ9にその
画像を表示する(図5参照)。認識処理部30は前記ノ
ズル治具10のA面13の中心位置を認識し、その位置
の座標(X1、Y1)を算出しRAM21に記憶する。
18を介して点灯させ、前記ノズル治具10のB面14
に光を照射し、その反射像を部品認識カメラ7が撮像
し、表示回路8を介してモニタ9にその画像を表示する
(図6参照)。認識処理部30は前記ノズル治具10の
B面14の中心位置を認識し、その位置の座標(X2、
Y2)を算出しRAM21に記憶する。従って、光軸が
傾いているために、各中心位置はDだけずれている。
下の式より算出して、オフセットデータとして前記RA
M21に記憶する。即ち、θx=ATAN((X2−X
1)/H)、θy=ATAN((Y2−Y1)/H)の
式により前記傾きθを算出する。尚、前記Hは前記ノズ
ル治具10のA面13とB面14の高さの差で固定値で
ある。
部(図示せず)に移動させ、当該ノズル治具10から所
定の吸着ノズルとノズルチェンジして、当該吸着ノズル
を装着ヘッド1が保持する。
後に、作業者は自動キー37を押圧して部品装着装置を
自動運転モードとし、始動キー39を押圧することによ
り部品装着装置の自動運転を行なう。
装置より供給コンベアを介して位置決め部に搬送され、
位置決め機構により位置決め固定され、RAM21に格
納されたプリント基板の装着すべきXY座標位置、鉛直
軸線回りへの回転角度位置及び各部品供給ユニット3の
配置番号等が指定された装着データ(図3参照)に従
い、電子部品の部品種に対応した吸着ノズルが装着すべ
き電子部品を所定の部品供給ユニットから吸着して取出
す。
テップ番号0001の装着すべき電子部品を収納する部
品供給ユニット上方に位置するよう移動するが、Y方向
は駆動回路23によりY軸駆動モータ3が駆動して一対
のガイドに沿ってビームが移動し、X方向は駆動回路2
3によりX軸駆動モータ2が駆動して装着ヘッド1が移
動し、既に所定の供給ユニットは駆動されて部品吸着位
置にて部品が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モ
ータ4が駆動回路23により駆動して前記ノズルが下降
して電子部品を吸着し取出し、次に装着ヘッド1は上昇
する。
方に位置するよう、前述の如くY軸駆動モータ3及びX
軸駆動モータ2により移動し、前記ノズルに吸着されて
いる電子部品は撮像され、電子部品が当該ノズルに対し
てどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向
及び回転角度につき、認識処理部30により認識結果が
算出される。
データ及びオフセットデータに基づいて、当該電子部品
の厚みT1に応じて、前記認識処理部30による部品認
識結果(X、Y)に対して、以下のような式で補正す
る。即ち、Xδ=X+T1×TANθx、Yδ=Y+T
1×TANθyの式に基づきCPU20が算出した座標
に装着する。
部品に対しても、同様に補正して装着するものである。
し、光軸の傾きを考慮して電子部品の装着位置の補正を
することにより装着精度の向上を図ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 装着ヘッドに設けられた吸着ノズルによ
り電子部品を吸着した後、透過用照明装置からの光を前
記装着ヘッドに設けた拡散板に当てることにより生成す
る前記吸着ノズルに吸着された電子部品のシルエット像
又は反射用照明装置からの光を前記吸着ノズルに吸着さ
れた電子部品に当てて生成した該電子部品の反射像を部
品認識カメラにより夫々撮像して、認識処理部で位置認
識して位置ずれ量を加味してプリント基板に装着する電
子部品装着装置において、前記透過用照明装置からの光
により前記拡散板を介するシルエット像を形成するため
の長径部と前記反射用照明装置からの光を反射させて反
射像を形成するための細径部とを有し前記吸着ノズルに
代えて前記装着ヘッドに取付けられる治具ノズルと、前
記認識処理部により前記長径部のシルエット像から該長
径部の中心位置を認識すると共に前記細径部の反射像か
ら該細径部の中心位置を認識して求められた光軸の傾き
を記憶するメモリ部と、各電子部品の装着の際には前記
認識処理部で位置認識した位置ずれ量及び前記メモリ部
に記憶された光軸の傾きから前記各電子部品の厚みに応
じた補正データを求めて該補正データに基づき前記プリ
ント基板に各電子部品を装着するように制御する制御部
とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。 - 【請求項2】 装着ヘッドに設けられた吸着ノズルによ
り電子部品を吸着した後、透過用照明装置からの光を前
記装着ヘッドに設けた拡散板に当てることにより生成す
る前記吸着ノズルに吸着された電子部品のシルエット像
又は反射用照明装置からの光を前記吸着ノズルに吸着さ
れた電子部品に当てて生成した該電子部品の反射像を部
品認識カメラにより夫々撮像して、認識処理部で位置認
識して位置ずれ量を加味してプリント基板に装着する電
子部品装着方法において、前記透過用照明装置からの光
により前記拡散板を介するシルエット像を形成するため
の長径部と前記反射用照明装置からの光を反射させて反
射像を形成するための細径部とを有し前記吸着ノズルに
代えて治具ノズルを前記装着ヘッドに取付け、前記認識
処理部により前記長径部のシルエット像から該長径部の
中心位置を認識すると共に前記細径部の反射像から該細
径部の中心位置を認識して求められた光軸の傾きをメモ
リ部に記憶し、各電子部品の装着の際には前記認識処理
部で位置認識した位置ずれ量及び前記メモリ部に記憶さ
れた光軸の傾きから前記各電子部品の厚みに応じた補正
データを求めて該補正データに基づき制御部が前記プリ
ント基板に各電子部品を装着するように制御することを
特徴とする電子部品装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290793A JP3847070B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 電子部品装着装置及び電子部品装着方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3847070B2 JP3847070B2 (ja) | 2006-11-15 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014130053A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 光軸傾斜測定用治具、および、それを用いた光軸傾斜測定方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013031057A1 (ja) | 2011-08-29 | 2013-03-07 | パナソニック株式会社 | 部品実装装置、ノズル及び部品実装位置補正方法 |
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2000
- 2000-09-25 JP JP2000290793A patent/JP3847070B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014130053A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 光軸傾斜測定用治具、および、それを用いた光軸傾斜測定方法 |
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JP3847070B2 (ja) | 2006-11-15 |
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