JP4077228B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品を認識カメラで撮像し、その撮像結果に基づき認識処理部で認識処理してプリント基板に装着する電子部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
斯かる電子部品装着装置は特開平8−78893号公報に開示されているが、従来コネクタなどのリード付き部品は通常リード(電極、ボール)のみを認識処理するか、モールドのみを認識処理して部品の位置決めを行う。この場合、あらかじめ登録したリードやモールド等の情報は全て認識処理して、全ての認識処理結果から、電子部品の位置、角度を求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特に部品最外形がカメラ視野に入らない大きな部品の場合には、部品最外形の対角2点を教示し、その中心位置の値から装着データとのずれを算出し、装着データにフィードバックしている。しかしながら、図10に示したように電子部品60が上記のように最外形が大きくモールド61とこのモールド61から延びた複数本のリード62を備えている場合には、その形状により対角2点(例えばモールド61の対角2点)が部品最外形の中心を求めるための目標にならない場合が発生し、上記対角の2点を教示してその中心位置を基準にして例えば認識カメラを移動させ、基板を撮像した場合には、認識カメラの視野7Bにリードとランドとが入らないときがある。このため、基板上のランド位置と装着データ或いは装着された電子部品のリードと比較してずれ量を算出することが困難になり、、正確なずれ量を算出することができなく、部品装着時にモールド61から延びたリード62あるいはモールドから突出したピンや突起がプリント基板上のランドに合わない、あるいはプリント基板に開設した孔に嵌らない場合がある。
【0004】
そこで本発明は、部品最外形が大きな部品、例えばコネクタなどのリード付き電子部品のリードやモールドに突出したピンとプリント基板上のランド或いは基板に開設した孔との認識を確実に行い、位置合わせを正確することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、リードを備えた電子部品をプリント基板に装着する電子部品装着装置において、前記電子部品の部品データに基づいて電子部品の最外形が基板認識カメラの視野外か否かを判断し、最外形が視野内に入らない場合には、前記部品データ及び部品の装着データに基づいて電子部品の中心に位置したリードの中心位置を算出し、算出した中心位置に基づいて基板認識カメラを移動させ電子部品装着用のランドを備えた基板上の前記ランドを撮像させると共に、前記電子部品の部品データに基づいて前記電子部品の部品形状を作成し、作成した前記電子部品の部品形状を前記中心位置にて前記ランドと重ねる制御部と、前記ランドの撮像結果と前記部品形状とに基づいて前記ランドとリード位置とのずれ量を算出する認識処理部とを備えたものである。
【0006】
また本発明は、複数のリードを備えた電子部品をプリント基板に装着する電子部品装着装置において、前記電子部品の部品データに基づいて電子部品の最外形及びリードが基板認識カメラの視野内に入るか否かを判断し、最外形及びリードが視野内に入らない場合には、前記部品データ及び部品の装着データに基づいて複数のリードのうち両端のリードそれぞれの中心位置を算出し、算出したそれぞれの中心位置に基づいて基板認識カメラを移動させ電子部品装着用のランドを備えた基板上の前記ランドを撮像させると共に、前記電子部品の部品データに基づいて前記電子部品の部品形状を作成し、作成した前記電子部品の部品形状を前記中心位置にて前記ランドと重ねる制御部と、前記ランドの撮像結果と前記部品形状とに基づいて前記ランドとリード位置とのずれ量を算出する認識処理部とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による電子部品装着装置の一実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図1は電子部品装着装置1の平面図で、該装置1の基台2上には種々の電子部品を夫々その部品取出し部(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が複数並設されている。対向するユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。供給コンベア4は上流より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に搬送し、位置決め部5で図示しない位置決め機構により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送される。
【0009】
8はX方向に長い一対のビームであり、Y軸モータ9の駆動によりネジ軸10を回転させ、左右一対のガイド11に沿ってプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出し部(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。
【0010】
各ビーム8にはその長手方向、即ちX方向にX軸モータ12によりガイド(図示せず)に沿って移動する装着ヘッド7が夫々設けられている。夫々の装着ヘッド7には2本の吸着ノズル(図示せず)を上下動させるための上下軸モータ14が2個搭載され、また鉛直軸周りに回転させるためのθ軸モータ15が2個搭載されている。したがって、2個の装着ヘッド7の各吸着ノズルはX方向及びY方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。また、各装着ヘッド7には基板認識用のカメラ(以下、基板認識カメラという)7Aが設けられている。尚、装着ヘッドを垂直線回りに回転可能とするθ軸モータを1個設け、また装着ヘッドを上下動させる上下軸モータを1個設けることにより、結果として選択された吸着ノズルのみを上下動させることも可能である。
【0011】
16は部品位置認識用の認識カメラで、前記各装着ヘッド7に対応してそれぞれ2個ずつ計4個設けられ、電子部品が吸着ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために電子部品を撮像するが、それぞれ同時に2個の電子部品を撮像可能である。17はノズルを収納するノズルストッカで、最大10本収納可能であるが9本収納している。
【0012】
図2は本電子部品装着装置1の制御ブロック図であり、便宜上X軸モータ12、Y軸モータ9、θ軸モータ15及び上下軸モータ14は、各1個のみ図示して以下説明する。
【0013】
20は本装着装置1を統括制御する制御部としてのCPU(装着制御部)で、該CPU20にはバスラインを介して、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)22及びROM(リ−ド・オンリー・メモリ)23が接続されている。そして、CPU20は前記RAM22に記憶されたデータに基づき、前記ROM23に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置1の部品装着動作に係る動作及び基板認識に係る動作を統括制御する。
【0014】
即ち、CPU20は、インターフェース24及び駆動回路25を介して前記X軸モータ12の駆動を、インターフェース24及び駆動回路28を介して前記Y軸モータ9の駆動を、またインターフェース24及び駆動回路32を介して前記θ軸モータ15の駆動を、更にインターフェース24及び駆動回路30を介して前記上下軸モータ14の駆動を制御している。
【0015】
前記RAM22には、図3に示すような部品装着に係る装着データが記憶されており、その装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板内でのX方向(Xで示す)、Y方向(Yで示す)及び角度位置(θで示す)情報や、各部品供給ユニット3の配置番号情報等が記憶されている。また前記RAM22には、図4に示すような装着データである部品配置データが記憶されており、これは前記各部品供給ユニット3の配置番号に対応して各電子部品の種類(部品ID)が記憶されている。更に前記RAM22には、図5に示すような各電子部品の特徴を表す部品認識用のデータである部品データ(パーツライブラリデータ)が記憶されており、部品データの詳細は後述する。
【0016】
33はインターフェース24を介して前記CPU20に接続される認識処理部で、基板認識カメラ7Aにより撮像して取込まれた基板上の電子部品、ランドなどの画像の認識処理が前記部品データに基づき認識処理部33にて行われ、CPU20に処理結果が送出される。即ち、CPU20は、基板認識カメラ7Aにより撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理部33に出力すると共に、認識処理結果を認識処理部33から受取るものである。
【0017】
また、認識カメラ16により撮像して取込まれた画像の認識処理が前記パーツライブラリデータに基づき認識処理部33にて行われ、CPU20に処理結果が送出される。即ち、CPU20は、認識カメラ16に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理部33に出力すると共に、認識処理結果を第2の認識処理部33から受取るものである。
【0018】
34はキーボードドライバー35及びインターフェース24を介して前記CPU20に接続されるデータ登録手段としてのキーボードで、36は部品画像などを表示するモニターである。前記キーボード34はフォーマット画面に基づき電子部品の特徴を入力するためのものである。尚、前記RAM22には、部品データ作成用の複数のフォーマットが記憶されている。また、前記データ登録手段としてのキーボード34に代えてタッチパネルなどの手段を用いても良い。
【0019】
次に、電子部品のデータ作成装置としての電子部品装着装置1を用いて部品認識用データである部品データを登録する操作について説明する。先ず、部品IDがP1である電子部品40は、図10に示した電子部品60と同様に図6に示すような基板認識カメラ7Aの視野7Bに入らないような横長であり、かつ上下非対称であり、横長四角形で、モールド41の中央部から外方向へ延びる複数(例えば3本)のリード42を備えた形状を呈しており、モールド41の底面がフラットである。この電子部品40については、図7に示したような部品データが作成されてRAM22に記憶されている。尚、図7において、部品寸法Xは図6における最外形X、部品寸法Yは同じく最外形Y、外形寸法1は同じく寸法L1、外形寸法2は同じく寸法L2、外形寸法3は同じく寸法L3、外形寸法4は同じく寸法L4を表している。また、リード先端位置は中央のリード42のモールドとの接続位置から先端までの寸法を表している。
【0020】
そして、実際に電子部品を基板に装着して行う装着座標の教示動作の際には、まず電子部品装着装置1の動作し、部品40が部品装着データに基づいて基板上の装着位置に装着される。装着された電子部品40を基板認識カメラ7Aにより撮像するときには、基板認識カメラ7Aが装着された電子部品40の中央部の上方に位置するようにヘッド7が移動する。このとき、電子部品40についての部品データに基づいてCPU20が動作し、基板認識カメラ7Aの視野に電子部品40が入るか否か判断する。即ち、図6にて示した電子部品40の最外形のX方向寸法(最外形X)及びY方向寸法(最外形Y)と基板認識カメラ7Aの視野7BとをCPU20にて比較する。この比較により、電子部品40においては、最外形のX方向寸法が視野7Bより大きいため、CPU20は電子部品40が基板認識カメラ7Aの視野に入らないと判断する。
【0021】
そして、CPU20は、次に総てのリード42が視野7B内に入るか否かを部品データ及び視野7Bのデータから判断する。ここで、電子部品40の場合には、リード42の長さが視野7Bより小さく、且つ左右両端のリード42間の寸法が視野7Bより小さいため、総てのリード42が視野7B内に入ると判断する。尚、リードの長さが視野7Bより大きい場合、或いは左右両端のリード42間の寸法が視野7Bより大きい場合には、CPU20はリード42が視野7B内に入らないと判断し、下記にて詳述する電子部品50のようにリード位置を教示する。上記のように視野に入ると判断された場合には、次に、CPU20は電子部品40の部品データに基づいてリード位置(基板ランド位置)を算出する。即ち、図6に示した複数本のリード42の内、中央に位置したリード42の中心位置(図6における星印の位置)45の座標を上記リード位置として算出する。電子部品40では、リード42の中心位置45の部品中心46からのずれ量を求め、このずれ量と部品の装着データとからリード位置の座標を算出し、算出した座標データを中央のリード42の中心位置として教示し、この座標データをRAM22に記憶する。
【0022】
CPU20は上記のように教示された座標データに基づいてX軸モータ12及びY軸モータ9に運転信号を出力し、何れか一方のヘッド7は移動する。ヘッド7の移動に伴い、基板認識カメラ7Aは上記のように教示された座標データに基づいて視野7Bの中心がリード42の中心位置と一致するように移動し、位置が一致した状態で基板上に装着されている電子部品40を上方から撮像する。このとき、基板認識カメラ7Aの移動先が、中央のリード42の中心位置として教示されているため、基板認識カメラ7Aの視野が電子部品40の寸法より小さい場合であっても、基板認識カメラ7Aの視野をリード42の位置に合わせ、視野内にリード42を収めて撮像することができる。
【0023】
そして、撮像結果はモニター36に表示され、また、撮像結果により認識装置33はリード42の位置と基板上のランド48との位置関係を正確に認識することができ、それぞれの位置がずれている場合には、リード42とランド48との位置を合わせるために用いるずれ量を算出し、このずれ量をCPU20に送る。CPU20はずれ量に基づいて以後の電子部品40装着時の部品装着データを修正する。
【0024】
また、図8に示したように部品IDがPnである電子部品50については、図9に示したような部品データが作成されてRAM22に記憶されている。尚、図9において、部品寸法Xは図8における最外形X、部品寸法Yは同じく最外形Y、外形寸法1は同じく寸法L1、外形寸法2は同じく寸法L2、外形寸法3は同じく寸法L3、外形寸法4は同じく寸法L4を表している。また、リード先端位置は中央のリード54のモールドとの接続位置から先端までの寸法を表している。電子部品50は、上下非対称な電子部品で、モールド51が上部52と左右両側部53とから構成され、左右両側部53、53間に複数のリード54が位置している場合には、左右の下部両端に合わせるための目標(リード)が無い。このため、部品50については、前記認識処理部33で図9に示した部品データから上記電子部品40と同様にまず、電子部品50についての部品データに基づいてCPU20が動作し、基板認識カメラ7Aの視野に電子部品50が入るか否か判断する。即ち、図8にて示した電子部品50の最外形のX方向寸法(最外形X)及びY方向寸法(最外形Y)と基板認識カメラ7Aの視野7BとをCPU20にて比較する。この比較により、電子部品50においては、最外形のX方向寸法が視野7Bより大きいため、CPU20は上記電子部品40と同様に電子部品50が基板認識カメラ7Aの視野に入らないと判断する。
【0025】
そして、CPU20は、次に総てのリード54が視野7B内に入るか否かを部品データ及び視野7Bのデータから判断する。ここで、電子部品50の場合には、リード42の長さは視野7Bより小さいが、左右両端のリード54間の寸法が視野7Bより大きいため、CPU20は総てのリード54が視野7B内に入らないと判断する。このように、左右両端のリード54間の寸法が視野7Bより大きい場合には、CPU20は電子部品40の部品データに基づいてリード位置(基板ランド位置)を算出する。即ち、図8に示した複数本のリード54の内、左右両端部に位置したリード54の中心位置(図8における星印の位置)55の座標を上記リード位置として算出する。
【0026】
ここで、CPU20にて上記左右のリード54の中心位置55の部品中心56からのずれ量(例えば図8において、部品中心56を原点として、この原点から各リード54の中心位置55までのずれ量である図面上の左右方向であるX方向及び上下方向であるY方向のずれ量)を求め、これらのずれ量と部品の装着データとから各リード位置の座標を算出し、算出した座標データを左右のリード54の位置として教示し、これらの座標データをRAM22に記憶する。
【0027】
CPU20は上記電子部品40のときと同様に教示された座標データに基づいてX軸モータ12及びY軸モータ9に運転信号を出力し、何れか一方のヘッド7は移動する。ヘッド7の移動に伴い、基板認識カメラ7Aは教示された座標データに基づいて移動し、停止後に基板上に装着されている電子部品50を上方から撮像する。このとき、基板認識カメラ7Aの移動先が、左右のリード54それそれの中心位置として教示されているため、基板認識カメラ7Aは視野7Bの中心が左右のリード54の中心位置と一致するように順番に移動する。したがって、視野が電子部品50の寸法より小さい場合であっても、視野内にリード54を収めて撮像することができる。
【0028】
そして、撮像結果はモニター36に表示され、また、撮像結果により認識装置33は、リード54とランド57との位置関係を正確に認識することができる。図8に示したようにそれぞれの位置がずれている場合には、認識装置33は、ずれ量を算出し、このずれ量をCPU20に送る。CPU20はずれ量に基づいて以後の電子部品40装着時の部品装着データを修正する。
【0029】
次に、電子部品装着装置1の生産運転動作について説明する。
【0030】
装着ヘッド7が部品供給ユニット3から電子部品P1、例えば電子部品40を取出すと、認識カメラ16上に搬送される。次に、該カメラ16が該電子部P1を撮像し、その像に基づき電子部品P1の吸着ノズルに対する位置ずれが認識処理部33で認識処理される。即ち、撮像された像についてRAM22に記憶された部品データに基づき、リ−ド方向、リード本数、リードピッチ、リード幅、リード長さが認識処理部33で認識される。
【0031】
そして、この認識結果は、X方向、Y方向及びθ方向の補正量の算出に使用されると共にリード検査(位置ずれやリード曲がり等の寸法検査等)に使用される。即ち、電子部品の位置ずれ分だけノズルは認識処理部33よりの認識結果に基づき、CPU20はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸モータ15によりθ回転させ、X,Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされる。この補正後に、上下軸モータ14が駆動して前記吸着ノズルが下降してプリント基板P上の所定位置に電子部品が装着される。
【0032】
前記認識処理部33の認識処理により、認識エラー(装着すべきでない)と判断されるとCPU20にその情報が送られ当該部品の廃棄処理がなさる。この認識エラーは、例えばリード曲がりが許容範囲外であると判断された場合であり、そのように廃棄処理される。
【0033】
また、電子部品Pn(例えば電子部品50)についても認識カメラ16が電子部品Pn(例えば電子部品50)を撮像し、その像に基づき電子部品Pnが認識処理部33で認識処理され、認識結果は、リード検査(位置ずれやリード曲がり等の寸法検査等)、X方向及びY方向の補正量の算出及びθ方向の補正量の算出に使用される。従って、その後前述したような装着処理又は廃棄処理がなされる。
尚、上記の実施形態においては、実際に電子部品を基板に装着して行う装着座標の教示動作について説明したが、実際に電子部品を基板に装着せずに、基板のみを装着位置に移動させ、基板認識カメラ7Aにて基板上のランドを撮像し、撮像結果をモニター36に表示すると共に、部品データ及び部品装着データに基づいてCPU20にて部品形状を作成し、実際に電子部品を装着した場合と同様にリードの中心位置を算出し、この算出結果に基づいて電子部品をモニター36上にランドと重なるように表示し、リードとランドとのずれを認識処理部33にて認識するようにしても良い。
【0034】
また、基板認識カメラ7Aにて基板上のランドのみ、基板上に実際に電子部品を装着している場合には電子部品のリードとランドとの双方を撮像し、上記のように算出された結果に基づいた電子部品或いは実際に撮像した結果としての電子部品をモニター36上にランドと重なるように表示し、作業者によるキーボード34操作による認識処理部33の動作によりモニター36上にてリードとランドとが重なるようにリード或いはランドを移動させる。この移動量に基づいて認識処理部33によりリードとランドとのずれ量を算出し、ずれ量を認識処理部33にて認識するようにしても良い。
【0035】
更に、ピンを備えた電子部品の認識動作においても、上記リードの位置の認識時と同様にピン位置を算出し、基板認識カメラにて撮像することにより、同様の作用効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は部品最外形が大きな部品、例えばコネクタなどのリード付き電子部品のリードやモールドに突出したピンとプリント基板上のランド或いは基板に開設した孔との認識を確実に行い、それぞれのずれ量を正確に把握することができ、位置合わせを正確することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品装着装置の平面図である。
【図2】電子部品装着装置の制御ブロック図である。
【図3】装着データを示す図である。
【図4】部品配置データを示す図である。
【図5】部品データを示す図である。
【図6】電子部品40の認識時の平面図である。
【図7】電子部品40の部品データを示す図である。
【図8】電子部品50の認識時の平面図である。
【図9】電子部品50の部品データを示す図である。
【図10】電子部品60の平面図である。
【符号の説明】
1 電子部品装着装置
3 部品供給ユニット
7 装着ヘッド
7A 基板認識カメラ
20 CPU(制御部)
22 RAM
33 認識処理部
36 モニター
40 電子部品
42 リード
50 電子部品
54 リード

Claims (2)

  1. リードを備えた電子部品をプリント基板に装着する電子部品装着装置において、前記電子部品の部品データに基づいて電子部品の最外形が基板認識カメラの視野外か否かを判断し、最外形が視野内に入らない場合には、前記部品データ及び部品の装着データに基づいて電子部品の中心に位置したリードの中心位置を算出し、算出した中心位置に基づいて基板認識カメラを移動させ電子部品装着用のランドを備えた基板上の前記ランドを撮像させると共に、前記電子部品の部品データに基づいて前記電子部品の部品形状を作成し、作成した前記電子部品の部品形状を前記中心位置にて前記ランドと重ねる制御部と、前記ランドの撮像結果と前記部品形状とに基づいて前記ランドとリード位置とのずれ量を算出する認識処理部とを備えた電子部品装着装置。
  2. 複数のリードを備えた電子部品をプリント基板に装着する電子部品装着装置において、前記電子部品の部品データに基づいて電子部品の最外形及びリードが基板認識カメラの視野内に入るか否かを判断し、最外形及びリードが視野内に入らない場合には、前記部品データ及び部品の装着データに基づいて複数のリードのうち両端のリードそれぞれの中心位置を算出し、算出したそれぞれの中心位置に基づいて基板認識カメラを移動させ電子部品装着用のランドを備えた基板上の前記ランドを撮像させると共に、前記電子部品の部品データに基づいて前記電子部品の部品形状を作成し、作成した前記電子部品の部品形状を前記中心位置にて前記ランドと重ねる制御部と、前記ランドの撮像結果と前記部品形状とに基づいて前記ランドとリード位置とのずれ量を算出する認識処理部とを備えた電子部品装着装置。
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