JP2002100091A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2002100091A
JP2002100091A JP2000291684A JP2000291684A JP2002100091A JP 2002100091 A JP2002100091 A JP 2002100091A JP 2000291684 A JP2000291684 A JP 2000291684A JP 2000291684 A JP2000291684 A JP 2000291684A JP 2002100091 A JP2002100091 A JP 2002100091A
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JP
Japan
Prior art keywords
turntable
motor case
fitting
spindle motor
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000291684A
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English (en)
Inventor
Yusuke Kishi
勇祐 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スピンドルモータにおいて、ターンテーブル
とモータケースとを簡単な手段により確実に固定する。 【解決手段】 ターンテーブル11に先端部が略L字形
に折れ曲がった複数個の弾性を有する爪12を備えると
共に、ケース13側に該爪を嵌挿する複数個の切欠部1
4aとこの切欠部に連続して前記爪を嵌着する複数個の
嵌着部14とを備え、前記爪を切欠部に嵌挿した後、回
動させることにより、ターンテーブルをモータケースに
一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルモータ
に係り、より具体的には磁気ディスクあるいは光ディス
ク等を搭載して回転するターンテーブルとスピンドルモ
ータのモータケースとを一体に構成したスピンドルモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来CD−ROM等のディスクを回転さ
せるスピンドルモータにおいて、ターンテーブルとモー
タケースとを一体に構成したスピンドルモータが提案さ
れている。以下図4を用いて説明する。図4は従来のス
ピンドルモータにおいて、ターンテーブルとモータケー
スとを一体化するところを説明するための模式図で、図
4において、組立に不要な部分は省略してある。1は樹
脂等で一体に成形された中心孔を有するターンテーブル
である。2はこのターンテーブル1の取り付け面に設け
られた取り付け用の突起部である。
【0003】3は金属で形成された中心孔を有する逆カ
ップ形のモータケース、3aは取り付け孔で、前記ター
ンテーブル1の突起部2と対応した位置に設けられてい
る。4はモータケース3の内周に固着されたマグネット
である。5は前記突起部2に対応して設けられ、略球条
に凹んだ鏝先5aを有する鏝である。このような従来の
スピンドルモータは、まず、ターンテーブル1の取り付
け用の突起部2をモータケース3の取り付け孔3aに挿
入し、鏝5を熱して圧接することにより潰し、溶着さ
せ、ターンテーブル1とモータケース3とを一体化し、
その後、中心孔にシャフトを通し、ステータコイル等を
装着して組み立てていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如
く、鏝により溶着すると、モータを組み立てたときには
ターンテーブルとモータケースとは強固に一体化してい
るが、その後温度変化に晒されると、樹脂と金属とに対
する熱膨張率の大きな差により、溶着部や取り付け孔に
おいて、また取り付け孔間において、加工寸法や取付寸
法の変化に対応できず、取付の緩みや樹脂の割れ等が発
生することになる。さらに、加工が複雑で組立に工数が
掛かり、コスト高となる欠点を有していた。そこで、本
件発明の目的は、ターンテーブルを簡単な手段により確
実に固定し、使用中にターンテーブルが離脱することの
ない安価なスピンドルモータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ターンテーブルとモータケースとに、弾
性を有する爪または切欠部に連続する嵌着部をそれぞれ
対応して設け、弾性を利用して機械的に固定することに
より、熱膨張差を吸収出来ると共に、モータの駆動方向
に嵌合させることにより、モータが回転すると一層嵌合
力が増すものである。すなわち、請求項1の発明は、C
D−ROM等のディスクを載置するターンテーブルをモ
ータケースに一体に構成したスピンドルモータにおい
て、前記ターンテーブルに先端部が略L字形に折れ曲が
った複数個の弾性を有する爪を備えると共に、ケース側
に該爪を嵌挿する複数個の切欠部とこの切欠部に連続し
て前記爪を嵌着する複数個の嵌着部とを備え、前記爪を
切欠部に嵌挿した後、回動せることにより達成出来る。
請求項2の発明は、前記複数個の爪をモータケース側に
設け、前記複数個の切欠部と複数個の嵌着部とをターン
テーブル側に設けたことにより達成出来る。請求項3の
発明は、前記複数個の爪、複数個の切欠部および複数個
の嵌着部をターンテーブルまたはモータケースの外周付
近に設けたことにより達成出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の第一の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第一の実施
の形態の要部を示す分解斜視図である。図2(a),
(b)は、図1のターンテーブルをモータケースに固定
する機構を示す模式図である。図1〜図2において、1
1はスピンドルモータのターンテーブル、12は固定用
の弾性を有する爪で、この実施の形態では略90度間隔
で4個設けてある例を示しているが2個以上であれば適
宜設けることが出来る。12aはこの固定用爪12の先
端を外側に向かって略L字形に折れ曲げた先端部であ
る。13はモータケースで短円筒状の筒部13aと、こ
の筒部13aの一端から中心方向に鍔状にのびる嵌着部
14を有している。嵌着部14は複数個に分かれて設け
られ、それぞれが、階段状に形成されて中心方向に延び
ている。すなわち、切欠部14aから第一段部14b、
第二段部14cと中心方向に張り出している。なお、こ
の先端部12aは、反時計方向に進むに従ってターンテ
ーブル11の下面から遠ざかるように形成しても、また
先端部12aのターンテーブル11の下面と対向する面
に突起を設けてもよい。
【0007】また、図2では、爪12が嵌着部14に係
合する状態を説明しており、まず、図2(a)に示す位
置で爪12が嵌着部14に当接しない位置、すなわち、
切欠部14aに対応する位置でターンテーブル11をモ
ータケース13に押しつけ、そのまま相対的に反時計回
り方向に回動させる。すると、先端部12aが嵌着部1
4の第一段部14bの内側に入り込み、さらに回動させ
ると爪12は第二段部14cに当接して図2(b)に示
す位置で止まる。この状態で、ターンテーブル11の第
二段部14cに対する面と固定用爪12の先端部12a
とにより、モータケース13が挟持され、ターンテーブ
ル11とモータケース13とを一体化出来る。なお、こ
こでは、嵌着部14を反時計回り(矢印A)の方向にね
じったときに先端部12aが嵌着部14と嵌合するよう
に構成しているが、時計回り方向にねじったときに先端
部12aが嵌着部14と嵌合するように、第一段部14
b、第二段部14cを逆廻りに順に設けても同様であ
る。なお、爪12は、その嵌合面が嵌着部14と嵌合し
たときに、その嵌合面全体が嵌着部14の張り出した縁
に密着する形状に形成すると、モータの動作時に安定し
た嵌合が保たれる。また、ターンテーブル11と固定用
爪12とを樹脂で一体成形すると、加工・組立が容易に
なる。
【0008】次に本発明の第二の実施の形態を図面に基
づいて説明する。図3(a),(b)は、本発明の第二
の実施形態の要部を示す模式図で、図1のターンテーブ
ルをモータケースに固定する機構を示すものである。図
3において、23はモータケースで図示せぬ短円筒状の
筒部と、この筒部の一端から中心方向に鍔状にのびる嵌
着部24を有している。この嵌着部24は切欠部24a
から張出部24bに向かって順次連続して張り出してい
る。22は図示せぬターンテーブルに植設された爪で、
22aは、この爪の先端を外側に向かって略L字形に折
れ曲げた先端部である。
【0009】この様に構成されたターンテーブルを切欠
部24aに対応させて押しつけたまま反時計回り(矢印
A)の方向に回動させると先端部22aが嵌着部24の
内側に入り込み嵌合される。この場合も逆に時計回り方
向に回動したときに先端部22aが嵌着部24と嵌合す
るようにしても良いことは当然である。さらに、嵌合用
の爪との向きを円周方向に設けて、嵌合凹部を爪と逆向
きの円周方向にしても良いことは勿論である。
【0010】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載した発明によれば、CD−ROM等のディスクを
載置するターンテーブルをモータケースに一体に構成し
たスピンドルモータにおいて、前記ターンテーブルに先
端部が略L字形に折れ曲がった複数個の弾性を有する爪
を備えると共に、ケース側に該爪を嵌挿する複数個の切
欠部とこの切欠部に連続して前記爪を嵌着する複数個の
嵌着部とを備え、前記爪を切欠部に嵌挿した後、回動さ
せることにより、ターンテーブルをモータケースに一体
化できるので、簡単な手段により確実に固定し、使用中
にターンテーブルが離脱せず、加工が簡単で組立に工数
が掛からない、安価なスピンドルモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の要部を示す分解斜
視図である。
【図2】図1のターンテーブルをモータケースに固定す
る機構を示す模式図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の要部を示す模式図
である。
【図4】従来のスピンドルモータにおいて、ターンテー
ブルとモータケースとを一体化するところを説明するた
めの模式図である。
【符号の説明】
1,11 ターンテーブル 12,22 爪 13,23 モータケース 14,24 嵌着部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD−ROM等のディスクを載置するタ
    ーンテーブルをモータケースに一体に構成したスピンド
    ルモータにおいて、前記ターンテーブルに先端部が略L
    字形に折れ曲がった複数個の弾性を有する爪を備えると
    共に、ケース側に該爪を嵌挿する複数個の切欠部とこの
    切欠部に連続して前記爪を嵌着する複数個の嵌着部とを
    備え、前記爪を切欠部に嵌挿した後、回動させることに
    より、ターンテーブルをモータケースに一体化してなる
    スピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブルを樹脂で成形した請
    求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】 前記複数個の爪をモータケース側に設
    け、前記複数個の切欠部と複数個の嵌着部とをターンテ
    ーブル側に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 前記複数個の爪、複数個の切欠部および
    複数個の嵌着部をターンテーブルまたはモータケースの
    外周付近に設けたことを特徴とする請求項1、請求項2
    又は請求項3に記載のスピンドルモータ。
JP2000291684A 2000-09-26 2000-09-26 スピンドルモータ Pending JP2002100091A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8243384B2 (en) 2010-09-09 2012-08-14 Nidec Corporation Motor and disk drive apparatus
JP2013025846A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Minebea Motor Manufacturing Corp スピンドルモータ

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US8243384B2 (en) 2010-09-09 2012-08-14 Nidec Corporation Motor and disk drive apparatus
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