JP2002099825A5 - 印刷制御装置、システム、制御方法、プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、インク等の記録剤収納されたカートリッジで、メモリが搭載されたメモリカートリッジ、を利用した仕組みに関する。

本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的は、メモリカートリッジ或は印刷装置本体に設けられた記憶部に記憶された情報の印刷状況、活用情報、を簡易に把握することのできる仕組みを提供することにある。

また、本発明の他の目的は、情報／宣伝広告情報の印刷状況、メモリカートリッジ或は印刷装置本体に設けられた記憶部に記憶された活用状況に応じてサービスを算出し、例え
ば、ユーザが新規に商品を購入する場合などにユーザにとってのメリットを容易に実現できる仕組みを提供すると共に、商品の提供側にとっても販売促進を容易に実施することができる仕組みを提供することにある。

【０００９】
【課題を解決するための手段】
本願発明は上記何れかの目的を鑑みてなされたものであり、第１記憶部に記憶される宣伝情報を読み出し、該読み出された宣伝情報を指定された宣伝出力方法で印刷制御し、第１記憶部に記憶される宣伝情報に基づく宣伝の付与状況を示す、サービスを決定するための履歴情報を、印刷装置に脱着可能なカートリッジに設けられた第２記憶部に記憶させことを特徴とする仕組みを提供する。

また、記憶部に記憶された宣伝情報のユーザによる印刷状況を記憶する第２記憶手段をカートリッジに設けることにより、ユーザがどれほど宣伝情報を印刷したかの記録を残せることができ、カートリッジ提供側がカートリッジ回収時等に当該印刷状況を示す情報を知ることができる。

また、第２記憶手段に記憶された印刷状況を示す情報に基づき、例えばユーザが新たに商品を購入する際のサービスを決定することができ、ユーザの購入意欲を増進させ、販売を促進することができる。

また、第２記憶手段に記憶された印刷状況を示す情報は、外部装置から読み出し可能であるために、該読み出された情報をユーザに対するサービス決定に利用することができ、ユーザの購入意欲を増進させ、販売を促進することができ、さらに第２記憶手段に記憶された印刷状況を示す情報を店頭にカートリッジを持ってきた時に外部装置から読み出すこととすると、カートリッジ回収も促進され、環境・リサイクルに貢献する効果を得ることができる。

また、宣伝情報を、他の画像情報と共に印刷制御することができ、ユーザは、所望の画像と共に該宣伝情報を印刷することができる。

また、ユーザは宣伝情報の印刷をするか否かの選択を行うことができ、宣伝情報を必要とするときに、印刷することができる。

Claims (22)

1. 印刷制御装置であって、
   第１記憶部に記憶される宣伝情報を読み出す読出手段と、
   前記読出手段で読み出された前記宣伝情報を指定された宣伝出力方法で出力するよう制御する印刷制御手段と、
   前記第１記憶部に記憶される宣伝情報に基づく宣伝の付与状況を示す履歴情報を、印刷制御装置に脱着可能なカートリッジに設けられた第２記憶部に記憶させる記憶制御手段と、を有し、
   前記履歴情報は、サービスを決定するためのものであることを特徴とする印刷制御装置。
2. 前記印刷制御手段は、前記読出手段により読み出された宣伝情報を、何れの印刷データと共に出力するようにし、前記記憶制御手段は前記何れの印刷データと共に出力された宣伝の付与状況を示す履歴情報を前記第２記憶部に記憶させることを特徴とする請求項１に記載の印刷制御装置。
3. 前記印刷制御手段は、前記履歴情報に基づいて商品購入時における割引券を出力するよう制御することを特徴とする請求項１又は２に記載の印刷制御装置。
4. 前記印刷制御手段は、前記カートリッジが装着されていた印刷制御装置のＩＤを前記割引券に記録させることを特徴とする請求項３に記載の印刷制御装置。
5. 前記記憶制御手段により前記第２記憶部に記憶された履歴情報は、前記サービスを決定すべく外部装置により読み出し可能であることを特徴とする請求項１から４の何れかに記載の印刷制御装置。
6. 前記印刷制御手段は、前記カートリッジに設けられた第１記憶部に記憶される宣伝情報を出力するよう制御することを特徴とする請求項１から５の何れかに記載の印刷制御装置。
7. 前記宣伝情報に基づく印刷を行うか否かの選択をする選択手段を有することを特徴とする請求項１から６の何れかに記載の印刷制御装置。
8. 前記宣伝出力方法は、出力される宣伝のレイアウトであることを特徴とする請求項１から７の何れかに記載の印刷制御装置。
9. 前記レイアウトには、出力される宣伝の大きさ、或いは、出力される宣伝の個数、或いは、記録媒体上における宣伝の出力位置が含まれることを特徴とする請求項８に記載の印刷制御装置。
10. 請求項１から９の何れかに記載の印刷制御装置と、外部装置とを含むシステムであって、
    前記第１記憶部に記憶される宣伝情報は宣伝提供者から提供されたものであり、前記外部装置は前記決定されたサービスに応じて前記宣伝提供者が負担する宣伝料を算出する算出手段を備えたことを特徴とするシステム。
11. 前記第１記憶部が予め記憶する宣伝情報は、複数の宣伝提供者から提供された複数の宣伝情報であり、前記算出手段は、各々の宣伝の履歴情報に基づいて各々の宣伝提供者が負担する料金を個別に算出することを特徴とする請求項１０に記載のシステム。
12. 印刷制御装置における制御方法であって、
    第１記憶部に記憶される宣伝情報を読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにおいてで読み出された前記宣伝情報を指定された宣伝出力方法で出力するよう制御する印刷制御ステップと、
    前記第１記憶部に記憶される宣伝情報に基づく宣伝の付与状況を示す履歴情報を、印刷制御装置に脱着可能なカートリッジに設けられた第２記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、を有し、
    前記履歴情報は、サービスを決定するためのものであることを特徴とする制御方法。
13. 前記印刷制御ステップは、前記読出ステップにおいて読み出された宣伝情報を、何れの印刷データと共に出力するようにし、前記記憶制御ステップは前記何れの印刷データと共に出力された宣伝の付与状況を示す履歴情報を前記第２記憶部に記憶させることを特徴とする請求項１２に記載の制御方法。
14. 前記印刷制御ステップは、前記履歴情報に基づいて商品購入時における割引券を出力させることを特徴とする請求項１２又は１３に記載の制御方法。
15. 前記印刷制御ステップは、前記カートリッジが装着されていた前記印刷制御装置のＩＤを前記割引券に記録させることを特徴とする請求項１４に記載の制御方法。
16. 前記記憶制御ステップにおいて前記第２記憶部に記憶された履歴情報は、前記サービスを決定すべく外部装置により読み出し可能であることを特徴とする請求項１２から１５の何れかに記載の制御方法。
17. 前記印刷制御ステップは、前記カートリッジに設けられた第１記憶部に記憶される宣伝
    情報を出力するよう制御することを特徴とする請求項１２から１６の何れかに記載の制御方法。
18. 前記宣伝情報に基づく印刷を行うか否かの選択を行う選択部による選択ステップを有することを特徴とする請求項１２から１７の何れかに記載の制御方法。
19. 前記宣伝出力方法は、出力される宣伝のレイアウトであることを特徴とする請求項１２から１８の何れかに記載の制御方法。
20. 前記レイアウトには、出力される宣伝の大きさ、或いは、出力される宣伝の個数、或いは、記録媒体上における宣伝の出力位置が含まれることを特徴とする請求項１９に記載の制御方法。
21. 請求項１２から２０の何れかに記載の制御方法を実現することを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
22. 請求項２１に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。