JP2002098925A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002098925A
JP2002098925A JP2000286822A JP2000286822A JP2002098925A JP 2002098925 A JP2002098925 A JP 2002098925A JP 2000286822 A JP2000286822 A JP 2000286822A JP 2000286822 A JP2000286822 A JP 2000286822A JP 2002098925 A JP2002098925 A JP 2002098925A
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Tetsuo Takanashi
哲郎 高梨
Akihiko Koshimizu
晃彦 輿水
Masahiro Iwai
将裕 岩井
Shinobu Tokutake
忍 徳武
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度センサを用いることなく、簡易な構成
で、あらゆる変動要因に対して、確実にその変動誤差を
補正し、高画質な画像記録が得られる画像記録装置を提
供すること。 【解決手段】 画像記録装置において、記録ヘッドに
はレーザ照射用のレーザヘッドと、レーザヘッドとドラ
ムの表面との間の距離を測定する変位センサが一体に取
り付けられる。変位センサを用いてドラムの軸方向(副
走査方向)に渡ってレーザヘッドとドラムとの距離を複
数の位置で測定して予め補正値を設定し、さらに記録ヘ
ッドの機構部品のバックラッシュ、ドラムの膨張による
値の変化も補正して、画像記録時のレーザヘッドのフォ
ーカス位置を決定することにより、高精度の画像記録を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体であるプ
レートをドラムに巻き付け、レーザ光を照射して画像記
録を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷では、印刷版の表面に凹凸によ
る版面を形成する凸版印刷や凹版印刷とは異なり、印刷
版の表面に印刷インクに対して付着性のある領域と、付
着性のない領域とを形成しておき、付着性のない領域で
は印刷インクをはじき、付着性のある領域のみに印刷イ
ンクを付着させることで版面を構成する。
【0003】例えば印刷インクとして水性インクを用い
る場合には、印刷版には印刷パターンにしたがって親水
性領域と疎水性領域とが形成され、親水性を有する領域
に印刷インクを付着させることにより印刷版が形成され
る。
【0004】従来、このような平版印刷用の印刷版を形
成するために、表面部に感材をコーティングしたアルミ
プレートを外周部に巻き付けて固定したドラムを回転
し、このプレートにレーザ光を照射して画像記録(露
光)する装置がある。
【0005】このような画像記録装置において、ドラム
上に巻き付けられたアルミプレートへの画像の記録は、
レーザ光をオン/オフして、必要なパターンを露光する
ことにより行われる。一方高速に回転するドラムに対し
て設けられたレーザヘッドを基台のスケール上を移動さ
せることにより、副走査を行っている。
【0006】ところで、このような画像記録装置におい
ては、ドラムや基台のスケール等の部品は、画像記録時
に画質への影響が少なくなるように、高い組立精度で仕
上げられているが、環境の変化、特に温度変化による熱
膨張の誤差(5〜10μm程度)を許容できるものでは
なく、その誤差によりレーザ光の焦点ずれが発生する。
そこで従来は、温度センサを設けて、その温度情報に基
づき、変動分に対応した補正値を用いてレーザ光の照射
位置を制御することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の温度センサによる変動補正では、熱膨張率の異なる
各部材(アルミニウム、鉄など)の全ての変動を十分に
補正することができず、また熱膨張への応答においても
タイムラグが発生し、画像記録時の画質への影響は避け
られなかった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、温度センサを用いることなく、簡易な構成
で、あらゆる変動要因に対して確実にその変動誤差を補
正し、高画質な画像記録が得られる画像記録装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、保持台
と、前記保持台に取り付けられる軸受に回転可能に支持
され、画像を記録するプレートを巻き付けて装着される
ドラムと、前記ドラムを回転させるためのドラム駆動用
モータと、前記ドラムに対峙して前記ドラムの軸方向に
直線的に移動可能に前記保持台に支持されたキャリッジ
と、前記キャリッジを前記ドラムの軸方向に直線的に移
動させるためのキャリッジ移動用モータと、前記キャリ
ッジに支持され、前記ドラムに装着されたプレートに画
像を記録するためにレーザを照射する記録ヘッドとを備
える画像記録装置において、前記記録ヘッドが、レーザ
を照射するためのレーザヘッドと、前記ドラムとの距離
に応じて出力が変化する変位センサと、前記ドラムに対
するレーザヘッドのフォーカス調整を行うフォーカス調
整手段と、前記変位センサの出力を前記フォーカス調整
手段のためのフォーカス調整信号に変換する手段とを備
える画像記録装置が提供される。このように、変位セン
サでドラムとの間の距離を測定し、センサ出力をフォー
カス調整信号に変換することにより、キャリッジに支持
された記録ヘッドのフォーカスをフォーカス調整手段で
調整しながら、キャリッジ移動用モータを用いてドラム
の軸方向に移動させて画像記録を行うことができる。
【0010】本発明の一実施形態では、フォーカス調整
手段が、前記レーザヘッドを前記キャリッジ上で前記ド
ラムに対して近接離反するためのガイド機構と、前記レ
ーザヘッドを前記ドラムに対して近接離反方向に駆動す
るためのフォーカス駆動機構とを備え、前記変位センサ
が前記レーザヘッドと一体に取り付けられている画像記
録装置が提供される。この実施形態によれば、フォーカ
ス駆動機構によりレーザヘッドをドラムに表面に対して
進退させる際に、ドラムに対して変位センサ及びレーザ
ヘッドの距離を一定の関係に保つことができるため、変
位センサの出力とフォーカス調整信号との関係を単純化
することができる。
【0011】また本発明によれば、上記画像記録装置に
おいて、フォーカス誤差を補正するための方法であっ
て、前記ドラムに対する前記変位センサの基準距離を設
定する過程と、前記変位センサと前記ドラムとの距離
を、前記ドラムの軸方向(副走査方向)に渡って複数の
測定位置で測定する過程と、前記各測定位置における変
位センサと前記ドラムとの距離の前記基準距離に対する
偏差を求め、記憶する過程と、画像記録時に前記記憶し
た偏差に基づいて、前記複数の測定位置においてフォー
カス調整を行う過程とを有する方法が提供される。この
ように、ドラム上の複数の位置で変位センサとドラムと
の距離の測定値を、基準距離に対する偏差として記憶し
ておくことにより、画像記録時のフォーカス調整の制御
を単純化することができる。
【0012】また本発明の一実施形態では、フォーカス
調整手段が、前記レーザヘッドを前記キャリッジ上で前
記ドラムに対して近接離反するためのガイド機構と、前
記レーザヘッドを前記ドラムに対して近接離反方向に駆
動するためのフォーカス駆動機構とを備え、前記変位セ
ンサが前記レーザヘッドと一体に取り付けられており、
前記変位センサの基準距離が、前記キャリッジ上の基準
位置により規定される方法が提供される。この実施形態
によれば、フォーカス駆動機構によりレーザヘッドをド
ラムに表面に対して進退させる際に、ドラムに対して変
位センサ及びレーザヘッドの距離を一定の関係に保つこ
とができるため、変位センサの出力とフォーカス調整信
号との関係を単純化することができる。キャリッジ上に
変位センサの基準位置を規定することにより、熱膨張に
よりドラムの径が変化したことを検出することができ
る。
【0013】また各画像記録の直前に、前記変位センサ
の基準位置における前記変位センサの出力の、前記変位
センサの基準出力に対する初期偏差を求め、前記初期偏
差を、前記記憶した複数の位置の偏差に加算して、前記
フォーカス調整を行ってもよい。この場合には、予め複
数の位置の偏差を格納しておき、ドラムの膨張による径
の変化を所定の一箇所のみで測定することにより、画像
記録時に複数の箇所でドラムの径の変化を補正しながら
画像を記録することができる。
【0014】また変位センサの出力の変位量と前記フォ
ーカス調整信号の変位量との関係の較正曲線を予め求め
て記憶し、前記フォーカス調整信号を、前記変位センサ
の出力から一意的に求められるようにしてもよい。この
場合には、変位センサの出力をフォーカス調整信号に簡
単に変換することができ、複数の位置において迅速に基
準位置との偏差を検出することができる。
【0015】また前記フォーカス駆動機構のバックラッ
シュを予め測定しておき、画像記録時、前記記憶した複
数の位置の偏差に基づきフォーカス調整を行う際に、前
記フォーカス駆動機構の移動方向が反転する度に前記偏
差に前記バックラッシュを加算して前記フォーカス駆動
機構を制御するようにしてもよい。この場合には、画像
記録時にフォーカス駆動機構のバックラッシュを補正す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1〜図3を参照すると、本発明による画
像記録装置は、保持台1に一対の軸受4及び5を介して
ドラム2が回転可能に支持される。ドラム2の一端には
ドラムモータ3が連結される。画像記録時には、ドラム
1の外周面に画像記録用のプレートを巻き付けて装着す
る。
【0018】ドラム2には画像を記録するための記録ヘ
ッド7が対置される。記録ヘッド7はリニアモータキャ
リッジ11に支持される。リニアモータキャリッジ11
には記録ヘッド7を支持するためのガイド15が設けら
れる。リニアモータキャリッジ11はスライダ14を介
してリニアモータ支持台6に載置される。リニアモータ
支持台6の上側には、その長手方向(ドラム1の軸方
向)に沿ってスライダ14を摺動させるためのレール2
5が配設される。リニアモータキャリッジ14にはリニ
アモータ可動子を構成する2個のコイル13が取り付け
られる。コイル13はリニアモータ支持台6の2つの溝
にそれぞれ1つずつ挿入される。溝はリニアモータ支持
台6の長手方向に沿って形成され、各溝の両側にはリニ
アモータ固定子を構成する一対の磁石12が、コイル1
3を挟むように配置される。各溝内の一対磁石12は、
異極同士が対向して構成され、N、S磁極の磁石が溝の
長手方向に沿って順次交互に配列される。またリニアモ
ータ支持台6にリニアエンコーダ10で位置検出するた
めのリニアエンコーダスケール26が長手方向に沿って
配設される。
【0019】画像記録時には、ドラム2を回転させるこ
とにより主走査方向、リニアモータキャリッジ11に支
持された記録ヘッド7をドラム2の軸方向に移動させる
ことにより副走査方向の記録が行われる。副走査方向の
位置は、リニアエンコーダ10により検出され、その検
出された位置に応じて、コイル13に流す電流を制御す
ることにリニアモータ可動子の動きを制御することがで
きる。その際可動子に固定されたリニアモータキャリッ
ジ14が、スライダ14を介してレール25上を走行
し、リニアモータキャリッジ14に支持された記録ヘッ
ド7からドラム2に装着されたプレートにレーザを照射
することにより、画像を記録することができる。
【0020】図1の記録ヘッド7では、ドラム2にレー
ザを照射するためのレーザヘッド7が光学台17に支持
される。光学台17の下側は、リニアモータキャリッジ
11のガイド15と係合するようになされている。レー
ザヘッド7にレーザ生成装置からレーザを伝送するため
のファイバ16が接続される。光学台7にはドラム2と
の距離を測定するための変位センサ9も支持されてお
り、この実施形態では、レーザヘッド8と変位センサ9
は光学台7に一体に支持されている。変位センサ9の出
力は制御装置を介してフォーカスセンサ(19、20
a、20b)に入力される。フォーカスセンサは発光素
子20a、20bと、遮光板19と、受光素子(図示せ
ず)からなる。フォーカスセンサの出力はフォーカスモ
ータ18に入力される。フォーカスモータ18はフォー
カス調整手段を形成する送りネジ21に連結される。送
りネジ21と一体にフォーカス調整手段を形成する送り
ナット22は、送りネジ21に螺嵌される。また送りナ
ット22はその一端が光学台17に固定されている。送
りネジの先端にはレーザヘッド8をリニアモータキャリ
ッジ11上の基準位置に合わせるためのフォーカス原点
センサ(23、24)が取り付けられている。
【0021】変位センサ9によるフォーカス調整動作の
概要を以下に記載する。ドラム2の表面に画像を記録す
るためのレーザは、ファイバ16によりレーザヘッド8
に伝送され、レーザヘッド8の先端に位置するレンズを
介して照射される。光学台17にレーザヘッド8と一体
に取り付けられた変位センサ9の出力は、レーザのフォ
ーカスがドラム2の表面上にある場合に基準値をとるよ
うに調整されている。例えば所与の位置において、レー
ザヘッド8のフォーカスがドラム2の表面からずれた場
合には、変位センサ9の出力にも基準値からのずれが生
じる。変位センサ9の出力は制御装置を介してフォーカ
スセンサ(19、20a、20b)に入力される。フォ
ーカスセンサは、互いに90°をなして配置された発光
素子の出力を、半月形の遮光板19が回転して繰り返し
遮断することにより、受光素子でパルス信号を生成する
ように構成される。変位センサ9の出力とフォーカスセ
ンサの出力との関係は予め所定の関係を有するように較
正される。変位センサ9の出力が基準値をとる場合に
は、パルスは生成されないが、変位センサ9の出力が基
準値からずれる場合には、フォーカスセンサはそのずれ
を補償するためのパルスを生成する。フォーカスセンサ
のパルス出力はフォーカスモータ18に入力され、フォ
ーカスモータ18が入力されたパルス数に応じて回転す
る。フォーカスモータ18の回転数は、送りナット22
とともにフォーカス調整手段を構成している送りネジ2
1に伝達される。送りネジ21は、フォーカスモータの
回転数及び回転方向に応じて回動し、それにより送りネ
ジ21に螺嵌された送りナット22が、ドラム2の表面
に対して進退する方向に移動する。送りナット22の一
端に取り付けられた光学台17の下側は、リニアモータ
キャリッジ11のガイド15に係合している。ガイド1
5は光学台17を進退自在に支持し、左右方向への移動
を規制するように構成されている。この構造により、送
りナット22が移動することにより、光学台17がドラ
ム2に対する進退方向に移動することができ、光学台1
7に取り付けられたレーザヘッド8もドラム2に対する
距離を調整して、フォーカスを調整することができる。
【0022】図4は、本発明による画像記録誤差を補正
する方法の概略的なフロー図である。一連の流れとして
示されているが、例えばST1及びST2は製造時に、
ST3及び4は装置の設置時に、ST5は画像記録時に
それぞれ行うことができる。いずれの場合でも、各画像
記録時に画像の精度を確保しつつ、著しく時間をかける
ことなく、ユーザの取り扱いが複雑にならないようにす
ることが望ましい。センサの出力対フォーカスモータパ
ルス数の測定(ST2)は、ドラム2とレーザヘッド8
との距離を変位センサ4の出力のダイナミックレンジ
(リニアリティが確保できる領域)において測定かつ較
正し、センサ出力に対して、フォーカスモータ18の回
転数を制御するパルスの数が一意的に確定できるように
する(図5を参照されたい)。バックラッシュの測定
(ST3)は、画像記録時に、フォーカス駆動機構とし
て動作する送りネジ21及び送りナット22の移動方向
が反転する度に、そのバックラッシュを補正するために
測定される。バックラッシュはフォーカスモータ18を
駆動するパルス数に換算されて記憶される。補正テーブ
ル1の作成(ST4)では、ドラム2の所定の位置(周
方向及び軸方向)において、ドラム2とレーザヘッド8
との間の距離を測定して、一次的な補正テーブルを作成
する。この値も変位センサ4の出力がフォーカスモータ
18のパルス数に換算されて格納される。補正テーブル
2の作成(ST5)では、補正テーブル1の各値間の値
が、調整かつ補間されて補正テーブル2の値が算出され
る。ドラム膨張の測定(ST6)では、所定の位置にお
いて、ドラム2とレーザヘッド8との間の距離を測定
し、ドラム2の膨張を測定する。膨張補正値は同じくパ
ルスに換算されて格納される。
【0023】次に各補正処理を詳述する。
【0024】図6は、本発明の一実施形態によるバック
ラッシュ補正のフロー図である。まずレーザヘッド8の
フォーカス位置を基準位置に移動する。基準位置はフォ
ーカス原点センサ23により決定されるレーザヘッド8
のホーム位置である。次に記録ヘッド7をドラム軸の方
向(副走査方向)の所定の位置に移動する(ST1
2)。そのドラム軸方向の所定位置に記録ヘッド7を位
置決めした後、ドラム2を規定した位置に回転する(S
T13)。その位置においてドラム2とレーザヘッド8
との間の距離が測定され、その時の変位センサ9の出力
Aが測定される(ST14)。次にレーザヘッド8のフ
ォーカス位置を、ドラムの表面から離反する方向に20
パルス分移動する(ST15)。その位置において再び
ドラム2とレーザヘッド8との間の距離が測定され、そ
の時の変位センサ9の出力Bが測定される(ST1
6)。この出力A及びBを用いて、以下の式からバック
ラッシュ補正パルスを算出する(ST17)。
【0025】
【数1】 ただしこの実施形態では、1パルス当たり変位センサの
値が2変化するように設定している。ここでバックラッ
シュが全くない場合には(|A−B|/2)が20パル
スになるため、バックラッシュにより生じる補正値は0
である。
【0026】図7は補正テーブル1を作成するためのフ
ロー図であり、その結果作成される補正テーブルの実施
例が、図8の補正テーブル1に示される。本発明の一実
施形態によるドラム2は、プレートの吸着を考慮して5
本の溝を有しており、ドラム2は6分割されている。こ
の実施形態では、ドラム軸方向には各部で3箇所、ドラ
ム全体では計18箇所の測定が行われる。まずレーザヘ
ッド8のフォーカス位置を基準位置に移動する(ST2
1)。次に記録ヘッド7をドラム軸の方向(副走査方
向)の所定の位置に移動する(ST22)。そのドラム
軸方向の所定位置に記録ヘッド7を位置決めした後、ド
ラム2を規定した位置に回転する(ST23)。その位
置においてドラム2とレーザヘッド8との間の距離が測
定され、その時の変位センサ9の出力が測定される(S
T24)。この値は上記のセンサ出力対フォーカスモー
タパルス数の曲線からパルス数に換算され、基準位置に
対する増減パルス数として格納される。続いてドラム2
を次の規定位置に回転させる。この実施形態では、ドラ
ムの周方向に10箇所の測定を行う。ドラムの周方向の
測定は、その軸方向の補正値の中央値を求めるために行
われるものであり、10箇所のうちの中央値がその軸方
向の補正値として格納される。周方向において10箇所
全ての測定が終了した場合には(ST25)、次の所定
の副走査方向に記録ヘッド7を移動する。この位置でド
ラム2を回転して同様に10箇所の距離測定が行われ
る。これを順次行い、副走査方向の全18箇所の測定が
終了したなら(ST26)、ドラム2とレーザヘッド8
との距離を全てフォーカスモータ18を駆動するパルス
数に換算し、そのパルス数を補正テーブル1に格納する
(ST27)(図8の補正テーブル1を参照された
い)。
【0027】図8には補正テーブル2も示される。補正
テーブル2は補正テーブル1を拡張したものである。一
実施形態では、補正テーブル1の各位置の間(位置1と
位置2との間、位置2と位置3との間、…位置17と位
置18との間)が、14箇所追加され、合計で補正テー
ブル2は256値になる。一実施形態では、補正テーブ
ル2の作成は補正テーブル1の値に対して、設置者が実
際に試験用印刷パターンを印刷してその画像品質に基づ
いて値を加えるか、或いは各位置間をその両端の値を用
いて線形に補間するか、或いはその両方を組み合わせて
行うことができる。この結果、例えば溝が存在して実測
して補正できない箇所の補正値を決定することができ
る。この補正テーブル1及び補正テーブル2の値の数は
任意であるが、精度を確保するとともに、画像記録時の
補正箇所が多くなり、画像記録時間に影響を与えること
のない数を選択することが望ましい。
【0028】図9はドラム膨張の測定のフロー図であ
る。この測定はドラムの膨張が一般に全体的に一定の割
合で生じるため、1箇所のみで行われる。これにより精
度を確保するとともに、各画像記録前の補正時間を節約
することができる。まずレーザヘッド8のフォーカス位
置を基準位置に移動する(ST31)。この基準位置で
ドラム2とレーザヘッド8との距離が測定される(ST
32)。ドラム2の膨張がある場合には、基準位置から
距離のずれが存在するために変位センサ9の出力値は基
準値(基準位置におけるセンサ出力)と一致しない。従
ってフォーカス位置を算出し直して、再び移動する(S
T33)。移動した位置で再びドラム2とレーザヘッド
8との間の距離が測定される(ST34)。その際の変
位センサ9の出力が基準値と一致しない場合には、再び
フォーカス位置の算出し直して、同様の測定が繰り返さ
れる。変位センサ9の出力が基準値と一致した場合には
(ST35)、その一致した位置の変位センサの出力を
得るためにフォーカスモータ18を何パルス駆動する必
要があったかを算出する(ST36)。その時のパルス
数がドラム膨張パルス補正値として補正テーブルに加算
される(ST37)。
【0029】全ての測定が終了した後、画像記録を行う
前に、ドラム膨張による補正パルス数が補正テーブル2
の値に一律に加算され、最終的なテーブルが確定され
る。画像記録時には、その補正テーブルによりレーザヘ
ッド8の位置を調整するとともに、ドラム2に対してレ
ーザヘッド8の進退方向が変更される場合には、その変
更される方向に応じて、フォーカスモータ18を駆動す
るパルス数にバックラッシュ補正パルス数を加えてフォ
ーカス位置を確定する。
【0030】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、使用時に
1回の測定で画像記録位置を高精度に求めることができ
る。また精度を上げたり、補正を行うために専用の部品
や専用の治具も必要としないため、コストの上昇を招く
ことがなく、また使用時に一回の測定で十分であるため
に、画像記録時間に影響を与えることもない。
【0031】従って簡易な構成で、温度による変動のみ
ならず、あらゆる変動要因に対して、確実にその変動誤
差を補正し、高画質な画像記録が得られる画像記録装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による画像記録装置の記録
ヘッドの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による画像記録装置の平面
図である。
【図3】本発明の一実施形態による画像記録装置の側面
図である。
【図4】本発明の補正処理の全体的な流れを示すフロー
図である。
【図5】本発明の一実施形態による変位センサの出力対
フォーカスモータパルス数のグラフである。
【図6】本発明の一実施形態による記録ヘッド内の機構
部品の移動に伴うバックラッシュを算出するための流れ
を示すフロー図である。
【図7】本発明の一実施形態による、補正テーブル1を
作成するためにドラムと記録ヘッドとの距離を測定する
流れを示すフロー図である。
【図8】本発明の一実施形態による補正テーブル1及び
補正テーブル2を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態によるドラムの膨張を測定
するための流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1 保持台 2 ドラム 3 ドラムモータ 4、5 軸受 6 リニアモータ 7 記録ヘッド 8 レーザヘッド 9 変位センサ 10 リニアエンコーダ 11 リニアモータキャリッジ 12 磁石 13 コイル 14 スライダ 15 ガイド 16 ファイバ 17 光学台 18 フォーカスモータ 19 フォーカスセンサ遮光板 20a、20b フォーカスセンサ発光素子 21 送りネジ 22 送りナット 23 フォーカス原点センサ 24 フォーカス原点遮光板 25 レール 26 スケール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/20 501 G03F 7/23 G 5C072 7/23 7/24 G 5C074 7/24 H04N 1/036 Z H04N 1/036 1/06 1/06 1/29 F 1/29 B41J 3/00 D (72)発明者 輿水 晃彦 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 (72)発明者 岩井 将裕 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 (72)発明者 徳武 忍 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA43 AA46 AA48 BA29 BA90 2H045 AG09 CB04 CB22 2H084 AA30 AE05 AE07 CC05 2H097 AA03 AA16 AB06 BA01 CA17 KA38 LA09 5C051 AA02 CA07 DB09 DE09 DE26 FA05 5C072 AA03 BA12 BA15 HA02 JA02 JA06 JA20 RA12 UA11 XA03 5C074 AA10 BB03 BB26 CC26 DD08 DD15 EE04 GG08 GG12 GG19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持台と、前記保持台に取り付けられ
    る軸受に回転可能に支持され、画像を記録するプレート
    を巻き付けて装着されるドラムと、前記ドラムを回転さ
    せるためのドラム駆動用モータと、前記ドラムに対峙し
    て前記ドラムの軸方向に直線的に移動可能に前記保持台
    に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを前記ドラ
    ムの軸方向に直線的に移動させるためのキャリッジ移動
    用モータと、前記キャリッジに支持され、前記ドラムに
    装着されたプレートに画像を記録するためにレーザを照
    射する記録ヘッドとを備える画像記録装置であって、前
    記記録ヘッドが、 レーザを照射するためのレーザヘッドと、 前記ドラムとの距離に応じて出力が変化する変位センサ
    と、 前記ドラムに対するレーザヘッドのフォーカス調整を行
    うフォーカス調整手段と、 前記変位センサの出力を前記フォーカス調整手段のため
    のフォーカス調整信号に変換する手段とを備えることを
    特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記フォーカス調整手段が、前記レー
    ザヘッドを前記キャリッジ上で前記ドラムに対して近接
    離反するためのガイド機構と、前記レーザヘッドを前記
    ドラムに対して近接離反方向に駆動するためのフォーカ
    ス駆動機構とを備え、前記変位センサが前記レーザヘッ
    ドと一体に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 保持台と、前記保持台に取り付けられ
    る軸受に回転可能に支持され、画像を記録するプレート
    を巻き付けて装着されるドラムと、前記ドラムを回転さ
    せるためのドラム駆動用モータと、前記ドラムに対峙し
    て前記ドラムの軸方向に直線的に移動可能に前記保持台
    に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを前記ドラ
    ムの軸方向に直線的に移動させるためのキャリッジ移動
    用モータと、前記キャリッジに支持され、前記ドラムに
    装着されたプレートに画像を記録するためにレーザを照
    射する記録ヘッドとを備え、前記記録ヘッドが、レーザ
    を照射するためのレーザヘッドと、前記ドラムとの距離
    に応じて出力が変化する変位センサと、前記ドラムに対
    するレーザヘッドのフォーカス調整を行うフォーカス調
    整手段と、前記変位センサの出力を前記フォーカス調整
    手段のためのフォーカス調整信号に変換する手段とを備
    える画像記録装置において、フォーカス誤差を補正する
    ための方法であって、 前記ドラムに対する前記変位センサの基準距離を設定す
    る過程と、 前記変位センサと前記ドラムとの距離を、前記ドラムの
    軸方向(副走査方向)に渡って複数の測定位置で測定す
    る過程と、 前記各測定位置における変位センサと前記ドラムとの距
    離の前記基準距離に対する偏差を求め、記憶する過程
    と、 画像記録時に前記記憶した偏差に基づいて、前記複数の
    測定位置においてフォーカス調整を行う過程とを有する
    ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 前記フォーカス調整手段が、前記レー
    ザヘッドを前記キャリッジ上で前記ドラムに対して近接
    離反するためのガイド機構と、前記レーザヘッドを前記
    ドラムに対して近接離反方向に駆動するためのフォーカ
    ス駆動機構とを備え、前記変位センサが前記レーザヘッ
    ドと一体に取り付けられており、前記変位センサの基準
    距離が、前記キャリッジ上の基準位置により規定される
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 各画像記録の直前に、前記変位センサ
    の基準位置における前記変位センサの出力の、前記変位
    センサの基準出力に対する初期偏差を求め、前記初期偏
    差を、前記記憶した複数の位置の偏差に加算して、前記
    フォーカス調整を行うことを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記変位センサの出力の変位量と前記
    フォーカス調整信号の変位量との関係の較正曲線を予め
    求めて記憶し、前記フォーカス調整信号を、前記変位セ
    ンサの出力から一意的に求められるようにしたことを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記フォーカス駆動機構のバックラッ
    シュを予め測定しておき、画像記録時、前記記憶した複
    数の位置の偏差に基づきフォーカス調整を行う際に、前
    記フォーカス駆動機構の移動方向が反転する度に前記偏
    差に前記バックラッシュを加算して前記フォーカス駆動
    機構を制御するようにしたことを特徴とする請求項3に
    記載の方法。
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