JP2002097500A - 起泡性美容クリーム - Google Patents

起泡性美容クリーム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚、頭皮及び/もしくは毛髪の洗浄及び/
またはメイクアップ除去のための製品として使用するこ
とができ、45℃まで安定であって、その環境温度にお
けるクリーム状の外観が、より高温にした後も維持さ
れ、優れた起泡特性を有する起泡性クリームを提供す
る。 【解決手段】 水性媒質中に、少なくとも一の水溶性界
面活性剤と少なくとも一の水不溶性界面活性剤とを含む
界面活性剤系を含む、クリームを成す局所適用のための
起泡性組成物を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の界面活性剤
系を含み、少なくとも45℃までは優れた物理特性を呈
する、局所適用のためのクリームを構成する、濯ぎ落と
し可能な起泡性組成物に関し、さらに化粧品または皮膚
科の分野における、特に皮膚、頭皮及び/または髪の洗
浄もしくはメイクアップ除去のための製品としてのその
使用に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚のクレンジングは、顔の手入れのた
めに非常に重要である。これは、脂性の残留物、例えば
過剰な皮脂、日々使用される化粧品の残り、及びメイク
アップ製品、特に耐水性製品等は、皮膚の皺内に蓄積し
て、皮膚の毛穴を塞ぎ、結果として吹き出物が出現する
可能性があるため、できる限り効果的であらねばならな
い。
【0003】数タイプの主な皮膚クレンジング製品が知
られている。起泡性洗浄剤水性ローション及びゲル、濯
ぎ落とし可能なクレンジング用無水オイル及びゲル、及
び起泡性クリームである。
【0004】濯ぎ落とし可能な無水オイル及びゲルは、
これらの製剤中に存在するオイルによって、クレンジン
グ作用を有する。これらのオイルにより、脂肪残留物を
溶解させ、メイクアップ顔料を分散させることが可能と
なる。これらの製品は、有効且つ非常に耐性である。こ
れらは、重く、起泡性でなく、適用時に爽やかな感触を
与えないという欠点を示すが、これは化粧品としての観
点からは不利である。
【0005】さらに、起泡性洗浄剤水性ローション及び
ゲルは、界面活性剤によってクレンジング作用を有する
が、これらは脂肪残留物及びメイクアップ製品の顔料を
懸濁させるものである。これらは起泡し、また除去が容
易であるため、有効且つ快適に使用される。しかしなが
ら、ローションは一般的にかなり流動性であり、このた
め取り扱いが困難なことがあり、ゲルは優れた起泡特性
を保持する一方で増粘が困難である。
【0006】濃厚組成物である一方で優れた起泡性を得
るために、起泡性クリームを得るための試みが成されて
きた。しかしながら、起泡性クリームは熱に対して不安
定であるという欠点を示す。
【0007】 「起泡性クリーム」なる語は、不透明且
つ粘性の組成物であって、しばしばチューブに入って市
販され、一般的に、脂肪酸塩(石鹸)またはアニオン
性、非イオン性または両性の合成界面活性剤等の界面活
性剤と、例えばポリマー、ポリオールまたは充填剤等の
他の添加剤との混合物を含む、水性媒質を含む組成物を
意味する。
【0008】これらのクリームは、特に皮膚のクレンジ
ングを企図したものであり、水と混合されると泡を発生
させる。これらは、下記の二つの方式で使用可能であ
る。 ・第一の使用は、当該クリームを手に延ばし、これを顔
もしくは身体に適用した後、水の存在下において、顔又
は身体の表面に直接泡を発生させることからなり; ・このタイプの製品の、別の可能な使用は、顔または身
体に適用する前に、掌で泡を発生させることからなる。
いずれの場合も、その後泡は濯ぎ落とされる。
【0009】現在市販されている起泡性クリームの多く
は、40℃より高温では不安定である。これは、これら
をその温度にて数日間貯蔵するとすれば、これらは巨視
的相分離を呈し、その結果少なくとも二相に分離するこ
とを意味する。こうして環境温度よりも著しく高い温度
にて相分離したクリームは、環境温度に戻った後も不均
一であって、テクスチャー及び起泡特性における劣化の
ため、使用不能となる可能性がある。「環境温度」なる
語は、ここでは穏やかな温度、即ちおよそ20乃至25
℃を意味すると理解される。
【0010】実際、このタイプの製品には、広い温度範
囲に渡って安定であることが必須である。これは、その
貯蔵の間に、当該製品は、天候、貯蔵及び/または輸送
条件によって、−20℃から、最低でも+45℃までの
範囲の温度に曝され得るためである。例えば、長時間日
光に曝され続ける、換言すると容易に50℃に達する温
度に曝され続ける危険性を被りがちな車で輸送されるク
リームには、その安定性を維持することが必要である。
これらの起泡性クリームには、その輸送及び貯蔵に問題
を提することなく、暑い国においても使用できる必要が
ある。
【0011】起泡性クリームのこうした相分離は、ポリ
マーまたは充填剤の添加によって、+40乃至+45℃
の温度に曝される製品の稠度を増大させることにより回
避可能なことが公知である。しかしながら、この場合
は、該製品は、穏やかな環境温度にて非常に硬質とな
り、皮膚への適用に望まれる特性にもはや該当しなくな
る。特に、これを泡立てるために水と混合することが困
難になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】少なくとも45℃まで
安定であって、その環境温度におけるクリーム状の外観
が、より高温にした後も維持され、優れた起泡特性を有
する起泡性クリームが、依然として望まれている。
【0013】出願人は、驚くべきことに、30℃を超え
る温度に加熱すると直接六方晶及び/または立方タイプ
の少なくとも一のパラ結晶相が現れ、且つこのパラ結晶
相が少なくとも45℃まで存在し続けるような界面活性
剤系を使用することにより、本発明の目的を達成し、ク
リームの形態で与えられ、+40乃至+45℃の温度に
おいてさえも優れた安定性を有する起泡性組成物を得る
ことが可能であることを見出した。
【0014】30℃を超える温度に加熱すると直接六方
晶及び/または立方タイプの少なくとも一のパラ結晶相
が現れ、且つこのパラ結晶相が少なくとも45℃まで存
在し続けるという事実は、この相が、30℃乃至45℃
の範囲の温度にて存在することを意味する。
【0015】要求される安定性を得るためには、生成す
るパラ結晶相(または液晶)が、直接六方晶相タイプの
ものであることが好ましい。このパラ結晶相は、環境温
度にて存在する必要はないが、30℃乃至45℃の温度
を超えると必ず出現せねばならない。
【0016】上述の相構成を示さない起泡性クリーム
は、一般的に45℃において安定であるとは限らない。
これらは、この温度にて少なくとも二相間の巨視的相分
離を経た後、再度環境温度となった際には所望の使用の
ためには不適当となる。
【0017】
【課題を解決するための手段】このように、本願の主題
は、局所適用のためのクリームを構成する起泡性組成物
であって、水性媒質中に、温度が30℃を超えると直接
六方晶及び/または立方タイプの少なくとも一のパラ結
晶相が現れ、且つこのパラ結晶相が少なくとも45℃に
おいても維持されるような界面活性剤系が含まれる組成
物である。
【0018】
【発明の実施の形態】得られる組成物は、非常に優れた
化粧品特性(滑らかさ、クリーミーさ)を有し、優れた
起泡を与え、上昇温度にて長時間に渡って優れた安定性
を有する、不透明なクリームを構成する。
【0019】+30℃より高温にて存在するパラ結晶相
は、直接六方晶及び/または立方タイプあるいは、これ
らの二相の混合物あるいは、これらの相の一つまたはこ
れらの相両方とラメラタイプの相との混合物であってよ
い。パラ結晶相は、少なくとも一の直接六方晶相を含む
ことが好ましい。
【0020】「ラメラ相」、「直接六方晶相」及び「立
方相」なる語には、本願においては、当業者が通常これ
らに与える意味を持たせる。
【0021】したがって、「ラメラ相」(Ekwallによれ
ばD相、Advances in Liquid Crystals, vol. 1, page
1-143, Acad. Press, 1975, edited by G.H. Brown参
照)なる語は、平行に並び、一般的には水である液体媒
質によって分離された、幾つかの両親媒性二重層を含む
面対称をもつ液晶相を意味することと理解される。
【0022】「直接六方晶相」(EkwallによればF相、
Advances in Liquid Crystals, vol. 1, page 1-143, A
cad. Press, 1975, edited by G.H. Brown参照)なる語
は、両親媒(amphiphil)を含み、一般的には水である
液体媒質によって分離された、平行な円筒の六方配列に
相当する液晶相を意味することと理解される。
【0023】「立方相」なる語は、立方対称をもつ、熱
力学的に安定な三次元ネットワークを形成する、密に接
触した別々の親水性ドメイン及び親油性ドメインに二極
式に組織される相を意味することと理解される。こうし
た組織は、特に、"La Recherche", Vol. 23, pp. 306-3
15, March 1992及び"Lipid Technology", Vol. 2, No.
2, pp. 42-45, April 1990に記載されている。親水性及
び親油性のドメインの配置によって、立方相は、通常ま
たは逆のタイプとなるとされている。本発明に使用され
る「立方相」なる語は、むろん、様々なタイプの立方相
を含む。
【0024】これらの相のより詳細な説明は、Revue Fr
ancaise des Corps Gras, No. 2, February 1969, pp.
87 to 111(Lachampt and Vila, "Textures des phases
paracristallines"[Textures of paracrystalline phas
es])に見出される。
【0025】クリームの成分相を識別するために、多様
な技術が使用可能であるが、特に、(1)小角及び広角
のX線回折測定及び(2)偏光中での光学顕微鏡検査に
よる観察がある。
【0026】(X線回折技術)X線回折技術は、パラ結
晶相の組織を、特に試料中で示すには最適なものの一つ
として既知である。X線回折測定は、対称トランスミッ
ションにインストールされた線形集束チャンバ(linear
focusing chamber)及びCu対陰極を含むInel管(Inel
tube)を取り付けた、CGR Sigma 2060ジェネレータを使
用して実行可能である。試料を、環境温度にて、Mylar
またはCaptonウインドウによって隔離した測定セルに導
入し、温度制御された試料ホルダーにおく。
【0027】波長λ=1.54オングストローム(銅の
α線)で得られる回折スペクトルを、Molecular Dynami
cs Phosphor Imager PSIレーザースキャンモジュールに
よって走査される光刺激蛍光スクリーンを使用して記録
した。検出器/試料の距離を133mmに調整し、これによ
って、およそ3乃至110オングストロームの格子距離
に近づける。該スペクトルは、様々な規定温度にて記録
される。
【0028】この技術では、パラ結晶相は、小回折角に
おいて、以下の距離、例えば"La structure des colloi
des d'association I. Les phase liquides cristallin
es des systemes amphiphile-eau"[The structure of a
ssociation colloids, I. The crystalline liquid pha
ses of amphiphile-water systems], V. Luzzati, H.Mu
stachi, A. Skoulios and F. Husson, Acta Cryst. (19
60), 13, 660-667またはBiochimica et Biophysica Act
a (1990), 1031, pp. 1 to 69, by J.M. Seddonに記載
の通り、各タイプの相の特徴である、距離比d1/d
1、d1/d2、...、d1/dnを伴う距離d1、
d2...dnに相当するブラッグ反射による幾つかの
細い線の存在により特徴付けられる。従って、一般的に
αによって示され、またニート相としても既知の、ラメ
ラ構造を有する相、特に流動ラメラタイプのパラ結晶相
については、距離比は1、2、3、4、に等しい。H1
またはEによって示され、中間層としても既知の、直接
六方晶タイプのパラ結晶相については、距離比は1、√
3、2、√7に等しい。大きな回折角では、パラ結晶相
は、4.5オングストロームのオーダーの距離に渡って
集中したバンドを示すのに対し、結晶相は細い線とな
る。
【0029】(光学顕微鏡測定による観察)偏光中での
光学顕微鏡測定による観察もまた、特にX線回折によっ
て観察される線の数が、存在するパラ結晶相の性質を明
白に確立させるためには不十分である場合に、パラ結晶
相の識別に貢献する。
【0030】偏光中での光学顕微鏡測定は、例えば、1
0倍の対物レンズ、交差偏波剤の系、及び加熱ステージ
(Mettler FP80/FP82)を取り付けたLaborlux S (Leit
z)顕微鏡を使用して行われる。試料を、顕微鏡スライド
とカバーガラスとの間に置き、第二のスライドでカバー
し、アセンブリを、Parafil(登録商標)シールをによ
って密閉した。観察は、様々な規定温度にて、または、
環境温度とおよそ95℃との間で2℃/分にて温度スキ
ャンすることによって行われる。
【0031】例えば、等方性のミセル性溶液は、非複屈
折性であり、立方タイプのパラ結晶相もまた非複屈折性
であり、直接または逆の六方晶流動ラメラタイプのパラ
結晶相が、偏光中で、例えば"Textures des phases par
afrystallines rencontreesdans les diagrammes d'equ
ilibre: agents de surface, lipides, eau"[Textures
of paracrystalline phases encountered in equilibri
um diagrams: surfactants, lipids, water], F. Lacha
mpt and R. M. Vila, Revue Francaise des corps gras
(1969), 2, 87-111または"The aquaous phase behavio
r of surfactants", Robert G. Laughlin, Academic Pr
ess, (1966), pp. 521-546.に記載された様々な特徴的
テクスチャーを示すことは既知である。
【0032】(界面活性剤系)少なくとも30℃に加熱
する間にパラ結晶相を出現させることを可能にする、本
発明の組成物に使用される界面活性剤系は、好ましく
は、少なくとも一の水溶性界面活性剤及び少なくとも一
の水不溶性界面活性剤を含む。
【0033】「水溶性界面活性剤」なる語は、およそ2
5℃の温度で脱塩水中20g/lの濃度にて、透明な等方性
溶液を与える界面活性剤を意味することと理解される。
【0034】逆に、「水不溶性界面活性剤」なる語は、
およそ25℃の温度で脱塩水中20g/lの濃度にて、当該
界面活性剤の水への非溶解性を示す、混泥溶液を与える
界面活性剤を意味すると理解される。水不溶性界面活性
剤は、水性媒質中で分散相を形成するが、この分散相は
水不溶性化合物を全て含む。水不溶性界面活性剤を有す
ることにより、得られる泡の質及び該組成物のクリーミ
ィさが向上する。
【0035】(水溶性界面活性剤)あらゆる水溶性界面
活性剤を使用することができる。これらは好ましくは起
泡性界面活性剤であり、換言すれば、水の存在下で起泡
することのできる界面活性剤である。これらは主に、ア
ニオン性、非イオン性または両性の誘導体であって、こ
れらの生成物が環境温度にて当該組成物の水性溶媒媒質
に完全に溶解性となるために、充分に短い脂肪鎖を有す
る、ある。水溶性界面活性剤またはこうした界面活性剤
の混合物を使用することができる。
【0036】水溶性界面活性剤としては、例えば以下の
ものを挙げることができる。 1.アニオン性界面活性剤 本発明の固有の実施態様によれば、使用される界面活性
剤系は、好ましくは少なくとも一の水溶性アニオン性界
面活性剤、特に少なくとも一の水溶性カルボン酸または
少なくとも一の水溶性カルボン酸塩を含み、この塩は、
前記酸と塩基から得られるものである。使用可能なカル
ボン酸は、飽和または不飽和の直鎖状または分枝状のア
ルキル鎖を含み、6乃至16の炭素原子、好ましくは1
0乃至14の炭素原子を有する脂肪酸である。こうした
脂肪酸の塩は、石鹸を構成する。石鹸が水溶性であるか
否かという事実は、アルキル鎖の長さ及び塩を構成する
カウンターイオンに依存する。塩としては、例えば、ア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、
アミノアルコール塩及びアミノ酸塩、特にナトリウム、
カリウム、マグネシウム、トリエタノールアミン、N-
メチルグルカミン、リシン及びアルギニン塩を使用する
ことができる。これらの塩を製造するために使用可能な
塩基は、例えば、アルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリ
ウム及び水酸化カリウム)、アルカリ土類金属水酸化物
(水酸化マグネシウム)または水酸化アンモニウム等の
無機塩基、あるいは、トリエタノール、N-メチルグル
カミン、リシン及びアルギニン等の有機塩基であってよ
い。該カルボン酸は、特にラウリン酸またはミリスチン
酸であるとよい。
【0037】水溶性石鹸としては、例えば、C10からC
14の脂肪酸のカリウム塩、及び特にラウリル酸のカリウ
ム塩、ミリスチン酸のカリウム塩、及びこれらの混合物
を挙げることができる。
【0038】石鹸は、通常、組成物中に、一方では塩基
の形態で導入され、他方では脂肪酸の形態で導入され
て、ここで塩の生成が起こる。従って、水溶性石鹸が、
ラウリン酸のカリウム塩及び/またはミリスチン酸のカ
リウム塩を含む場合、該組成物はラウリン酸及び/また
はミリスチン酸を、ラウリン酸及び/またはミリスチン
酸のカリウム塩を生成するに十分な量の水酸化カリウム
と共に、含有可能である。
【0039】本発明の組成物において水溶性界面活性剤
として使用可能な、他のアニオン性界面活性剤として
は、例えば、エトキシル化カルボン酸及びこれらの塩;
サルコシネート及びアシルサルコシネート及びこれらの
塩、例えばナトリウムラウロイルサルコシネート;タウ
レート及びメチルタウレート及びこれらの塩;イセチオ
ネート及びアシルイセチオネート、10乃至22の炭素
原子を含む脂肪酸の、イセチオン酸との反応生成物及び
これらの塩、例えばナトリウムイセチオネート及びナト
リウムココイルイセチオネート;スルホスクシネート及
びこれらの塩;アルキルスルフェート及びアルキルエー
テルスルフェート及びこれらの塩、特にナトリウムもし
くはトリエテノールアミンラウリルスルフェート及びナ
トリウムもしくはカリウムラウリルエーテルスルフェー
ト;リン酸のモノアルキルエステル及びジアルキルエス
テル並びにこれらの塩、例えば、ナトリウムモノ-及び
ジ-ラウリルホスフェート、カリウムモノ-及びジ-ラウ
リルホスフェート、トリエタノールアミンモノ-及びジ-
ラウリルホスフェート、ナトリウムモノ-及びジ-ミリス
チルホスフェート、カリウムモノ-及びジ-ミリスチルホ
スフェート、ジエタノールアミンモノ-及びジ-ミリスチ
ルホスフェート、あるいはトリエタノールアミンモノ-
及びジ-ミリスチルホスフェート;アルカンスルホネー
ト及びこれらの塩;胆汁酸塩、例えばコレート、デオキ
シコレート、タウロコレートまたはタウロデオキシコレ
ート;リポアミノ酸及びこれらの塩、例えばモノ-及び
ジ-ナトリウムアシルグルタメート;あるいは双極性ジ
ェミナル界面活性剤、例えばKrister Hombergによって
出版された、Surfactant Science series, Vol. 74に記
載のもの等を挙げることができる。
【0040】2.両性及び双性イオン性界面活性剤 使用可能な両性または双性イオン性の界面活性剤として
は、例えば、ベタイン、例えばジメチルベタイン、ココ
ベタイン及びコカミドプロピルベタイン;スルホベタイ
ン、例えばコカミドプロピルヒドロキシスルテイン;ア
ルキルアンフォアセテート、例えばココアンフォジアセ
テート;及びこれらの混合物を挙げることができる。
【0041】3.非イオン性界面活性剤 水溶性界面活性剤として使用可能な非イオン性界面活性
剤としては、例えば、脂肪鎖(8乃至30の炭素原子)
を含むポリオールエーテル、例えばオキシエチレン化ソ
ルビトールまたはグリセリン脂肪エーテル;ポリグリセ
リンのエーテル及びエステル;エチレンオキシドユニッ
トと、10乃至22の炭素原子を有する少なくとも一の
脂肪アルコール鎖とから生成するエーテルであって、そ
の溶解度がエチレンオキシド数と脂肪鎖の長さに依存す
る、ポリオキシエチレン化脂肪アルコール;例えば、1
2の炭素原子を含む脂肪鎖については、エチレンオキシ
ド数が7より大でなければならず、ポリオキシエチレン
化脂肪アルコールの例としては、7より大なるオキシエ
チレン基を含むラウリルアルコールエーテルを挙げるこ
とができる;アルキルポリグルコシド、そのアルキル基
が1乃至14の炭素原子を含むもの(アルキル-C1-C
14ポリグルコシド)、例えば、デシルグルコシド、ラウ
リルグルコシドまたはココイルグルコシド;アルキルグ
ルコピラノシド及びアルキルチオグルコピラノシド;ア
ルキルマルトシド;、アルキル-N-メチルグルカミド;
一般的に1乃至100のエチレングリコールユニット及
び好ましくは2乃至40のエチレンオキシド(OE)ユ
ニットを含む、ポリオキシエチレン化ソルビタンエステ
ル;アミノアルコールエステル;及びこれらの混合物を
挙げることができる。
【0042】本発明の組成物において使用される界面活
性剤系は、例えば該組成物全重量に対して、10乃至5
0重量%(活性剤として)、好ましくは15乃至35重
量%の含量の水溶性界面活性剤を含む。本発明の好まし
い実施態様によれば、本発明の組成物における界面活性
剤系は、組成物全重量に対して、少なくとも10重量
%、好ましくは少なくとも15重量%、更に好ましくは
少なくとも20重量%の水溶性界面活性剤を含む。
【0043】(水不溶性界面活性剤)水不溶性界面活性
剤は、特に最終組成物のテクスチャー(稠度)に寄与す
る。さらにまた、およそ25℃乃至45℃の温度範囲で
は、これらの界面活性剤は水溶性界面活性剤と部分的に
結合して、当該生成物の少なくとも45℃までの安定性
の源であるパラ結晶相(好ましくは直接六方晶相)の形
成に寄与する。
【0044】本発明による組成物に使用される、水不溶
性界面活性剤としては、水不溶性カルボン酸及び当該酸
と塩基から得られるこれらの塩、並びに水不溶性の石
鹸、換言すれば、飽和若しくは不飽和の、直鎖状もしく
は分枝状の、6乃至30の炭素原子、好ましくは12乃
至22の炭素原子を有するアルキル鎖を含むカルボン酸
塩を挙げることができる。単一の飽和脂肪鎖を含む誘導
体については、当該鎖は12乃至32の炭素原子を含む
と有利であり、好ましくは14乃至22の炭素原子を含
み、16乃至20の炭素原子を含むと更に良い。一価の
不飽和または多価の不飽和または分枝状の脂肪鎖を含む
誘導体については、該鎖は、16乃至34の炭素原子を
含むと有利であり、好ましくは18乃至24の炭素原子
を含む。
【0045】カルボン酸としては、特に、パルミチン酸
及びステアリン酸を挙げることができる。
【0046】塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩、アンモニウム塩、アミノアルコール塩及びア
ミノ酸塩、特にナトリウム、カリウム、マグネシウム、
トリエタノールアミン、N-メチルグルカミン、リシン
及びアルギニン塩を使用することができる。これらの塩
を製造するために使用可能な塩基は、アルカリ金属水酸
化物(水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム)、アルカ
リ土類金属水酸化物(水酸化マグネシウム)または水酸
化アンモニウム等の無機塩基、あるいは、トリエタノー
ル、N-メチルグルカミン、リシン及びアルギニン等の
有機塩基であってよい。
【0047】不溶性石鹸としては、例えば、C12からC
22脂肪酸のナトリウム塩及びC16からC22脂肪酸のカリ
ウム塩、及び特にパルミチン酸のカリウム塩及びステア
リン酸のカリウム塩を挙げることができる。
【0048】石鹸は、通常、組成物中に、一方では塩基
の形態で導入され、他方では脂肪酸の形態で導入され
て、ここで塩の生成が起こる。従って、水不溶性石鹸
が、パルミチン酸のカリウム塩及び/またはステアリン
酸のカリウム塩を含む場合、該組成物はパルミチン酸及
び/またはステアリン酸を、パルミチン酸及び/または
ステアリン酸のカリウム塩を生成するに十分な量の水酸
化カリウムと共に、含有可能である。
【0049】本発明の組成物において不溶性界面活性剤
として使用可能な、他の界面活性剤としては、例えば不
溶性の非イオン性またはアニオン性界面活性剤、例えば
グリセリンと14乃至30の炭素原子を含む脂肪酸との
エステル、例えばグリセリルステアレート等;そのアル
キル基が15乃至30の炭素原子を含む、アルキルポリ
グルコシド(アルキル-C15-C30ポリグルコシド)、例
えばセトステアリールグルコシド;任意にオキシエチレ
ン化されたステロール及びフィトステロールの誘導体;
コレステロールスルフェートのアルカリ塩、特にナトリ
ウム塩;コレステロールホスフェートのアルカリ塩、特
にナトリウム塩;少数のオキシエチレン基、特に10未
満のオキシエチレン基を有するオキシエチレン鎖を含
む、ポリオキシエチレン化脂肪アルコール;ジアルキル
ホスフェート、例えばジセチルホスフェートのアルカリ
塩、特にナトリウム及びカリウムの塩;ジミリスチルホ
スフェートのアルカリ塩、特にナトリウム及びカリウム
の塩;レシチン、スフィンゴミエリン;セラミド及びこ
れらの混合物を挙げることができる。
【0050】本発明の組成物において使用される界面活
性剤系は、該組成物全重量に対して、5乃至50重量%
(活性剤として)、好ましくは5乃至30重量%の含量
の水不溶性界面活性剤を含む。
【0051】該界面活性剤系(水溶性及び不溶性の界面
活性剤)は、本発明の組成物中に、活性剤として、例え
ば、組成物全重量に対して、20乃至65重量%、好ま
しくは30乃至65重量%、更に好ましくは40乃至6
0重量%の量で存在する。該界面活性剤系は、好ましく
は、該組成物全重量に対して少なくとも10重量%の量
の水溶性石鹸を含み、石鹸(水溶性及び不溶性)を総量
で、好ましくは、該組成物全重量に対して少なくとも2
0重量%、好ましくは該組成物全重量に対して30乃至
40重量%含む。
【0052】本発明の起泡性クリームの水性媒質は、水
に加えて、1乃至6の炭素原子を含む低級アルコール、
例えばエタノール;ポリオール、例えばグリセリン;グ
リコール、例えばブチレングリコール、イソプレングリ
コール、プロピレングリコールまたはポリエチレングリ
コール、例えばPEG−8;ソルビトール;糖、例えば
グルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースま
たはスクロース;及びこれらの混合物より選択される一
以上の溶媒を含有可能である。本発明の組成物中の溶媒
の量は、該組成物の全重量に対して、0.5乃至30重
量%、好ましくは5乃至20重量%の範囲をとりうる。
【0053】多少によらず流動性の組成物を得るために
は、一以上の増粘剤、特にポリマーを、本発明の組成物
に、好ましくは該組成物の全重量に対して0.05乃至
2重量%の範囲の濃度で導入することができる。
【0054】増粘剤の例としては、 ・多糖類生体高分子、例えばキサンタンガム、グアーガ
ム、アルギネートまたは変性セルロース; ・合成ポリマー、例えばポリアクリレート(polyacryli
cs)、例えばGoodrich社により市販のCarbopol(登録商
標)980、またはアクリレート/アクリロニトリルコポ
リマー、例えばKingston社より市販のHypan(登録商
標)SS201; ・無機増粘剤、例えばスメクタイトまたは変性もしくは
非変性のヘクトライト、例えばRheox社により市販のベ
ントン生成物、Southern Clay Products社により市販の
ラポナイト生成物またはR.T.Vanderbilt社により市販の
Veegum(登録商標)HS生成物; ・これらの混合物;を挙げることができる。
【0055】本発明による組成物は、多少によらず流動
性のクリームを構成し、その|G*|変数が25℃にお
いて102乃至105Paの範囲の値を有し、その損失角δ
が10-2乃至10Hzの範囲の周波数について10乃至4
5°の範囲である。
【0056】|G*|及びδは、 "An introduction to
rheology" by H.A.Barnes, J. F. Hutton and K. Walte
rs, pages 46 to 54 (published by Elsevier-1989)に
説明されているように、粘弾性の流動体の物理特性を測
定するために使用される、粘弾性パラメーターである。
【0057】|G*|は、複素係数G*の係数であり、δ
は損失角である。G’及びG”は、G*:G*=G’+i
G”の成分である。G’及びG”はそれぞれ貯蔵係数及
び損失角であり、iは(−1)1/2である。複素係数の
成分G’及びG”は、振動応力と振動ひずみとの間の関
係から得られる。
【0058】|G*|及びδは、のレオロジー測定は、
通常、Haake RS150レオメーターを使用し、25℃の温
度にて、円錐−平面形状寸法を有し、円錐の直径及び平
面のサイズが60mmであり、円錐のテーパ角が2°であ
り、円錐と平面との差が0.1mmである測定体を用いて行
われる。
【0059】粘弾性の力学的測定(振動測定)を行うた
めには、まず試料に、増加する振幅及び一定の周波数の
振動応力をかけることによって、線形粘弾性範囲を決定
する。係数は、線形粘弾性範囲の限界を決定するため
に、応力の振幅とひずみの振れ幅の関数として記録され
る。線形粘弾性範囲を識別した後、線形粘弾性域におい
て、該線形粘弾性範囲に存する一定のひずみ値につい
て、様々な周波数において力学的測定を行う。Haake RS
150レオメーターは0.01乃至10Hz(すなわち0.
063乃至62.8rad/秒)の周波数を網羅することが
できる。
【0060】下記の関係は、応力τ0とひずみγ0との振
れ幅の値及び損失角δから誘導される。 |G*|=τ0/γ0 G’=|G*|cosδ G”=|G*|sinδ G*=G’+iG”
【0061】本発明の組成物はまた、起泡性洗浄剤の分
野で通常使用される補助剤、例えばポリクアテルニウム
タイプのカチオン性ポリマーを含有可能であり、これら
は該起泡性クリームに滑らかさとクリーミィさを与え
る。これらのカチオン性ポリマーは、以下のポリマーか
ら選択すると良い: ・ポリクアテルニウム5、例えば、Calgon社により市販
の製品、Merquat(登録商標)5; ・ポリクアテルニウム6、例えば、Ciba社により市販の
製品Salcare(登録商標)SC 30及びCalgon社により市販
の製品、Merquat(登録商標)100; ・ポリクアテルニウム7、例えば、Calgon社により市販
の製品、Merquat(登録商標)S、Merquat(登録商標)2
200、及びMerquat(登録商標)550並びにCiba社により
市販の製品Salcare(登録商標)SC 10; ・ポリクアテルニウム10、Amerchol社により市販の製
品、Polymer JR400(登録商標); ・ポリクアテルニウム11、ISP社により市販の製品、G
afquat(登録商標)755、Gafquat(登録商標)755N及び
Gafquat(登録商標)734; ・ポリクアテルニウム15、Rohm社により市販の製品、
Rohagit(登録商標)KF270F; ・ポリクアテルニウム16、BASF社により市販の製品、
Luviquat(登録商標)FC905、Luviquat(登録商標)FC3
70、Luviquat(登録商標)HM552及びLuviquat(登録商
標)FC550; ・ポリクアテルニウム22、Calgon社により市販の製
品、Merquat(登録商標)280; ・ポリクアテルニウム28、ISP社により市販の製品、S
tyleze(登録商標)CC10; ・ポリクアテルニウム39、Calgon社により市販の製
品、Merquat(登録商標)Plus 3330; ・ポリクアテルニウム44、BASF社により市販の製品、
Luviquat(登録商標)Care; ・ポリクアテルニウム46、BASF社により市販の製品、
Luviquat(登録商標)Hold; ・ポリクアテルニウム47、Calgon社により市販の製
品、Merquat(登録商標)2001。
【0062】カチオン性ポリマーとしては、カチオン性
グアー、例えばRhodia社により市販の製品、Jaguar(登
録商標)等も使用して良い。
【0063】さらに、本発明の組成物は、オイル、活性
剤、香料、保存料、金属イオン封鎖剤(EDTA)、顔
料、パール剤、タルク、カオリン、シリカパウダーもし
くはポリエチレンパウダー等の無機または有機の充填
剤、可溶性染料またはサンスクリーン剤から選択され
る、化粧品分野において通常使用される補助剤を、更に
含有可能である。これら様々な補助剤の量は、懸かる分
野において従来使用されているものであり、例えば該組
成物全重量に対して、0.01乃至20重量%である。
これらの補助剤及びこれらの濃度は、本発明の組成物に
所望される特性を変性させないようでなければならな
い。
【0064】オイルとしては、例えば、植物起源のオイ
ル(ホホバオイル、アボカドオイル、ゴマ油、サンフラ
ワーオイル、コーン油、大豆油、サフラワーオイルまた
はグレープシードオイル)、鉱物油(ワセリン、任意に
水素化されたイソパラフィン)、合成オイル(イソプロ
ピルミリステート、セテアリールオクタノエート、ポリ
イソブチレン、エチルヘキシルパルミテートまたはアル
キルベンゾエート)、揮発性または不揮発性のシリコー
ンオイル、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)
及びシクロジメチルシロキサンまたはシクロメチコー
ン、及びフルオロオイルもしくはフルオロシリコーンオ
イル、並びにこれらのオイルの混合物を挙げることがで
きる。オイルの量は、本発明の組成物に所望される特性
を変性させてはならず、該組成物全重量に対して最高で
15%、好ましくは最高で10%であり、組成物全重量
に対して0.1乃至5%であると好ましく、0.1乃至
3%であると更に良い。
【0065】挙げることのできる活性剤には、例えばモ
イスチャライザー、及び例えば蛋白質水解物及び、グリ
セリン、グリコール、例えばポリエチレングリコール、
及び糖誘導体等のポリオール;天然抽出物;プロシアニ
ドールオリゴマー;ビタミン;尿素;カフェイン;コウ
ジ酸及びコーヒー酸等の脱色剤;乳酸及びグリコール酸
等のα-ヒドロキシ酸;レチノイド;スクリーン剤;海
藻、茸、植物、酵母またはバクテリアの抽出物;加水分
解した、部分的に加水分解した、または非加水分解の蛋
白質、酵素、共酵素Q10(coenzyme Q10)またはユビキ
ノン、ホルモン、ビタミン及びこれらの誘導体、フラボ
ノイド及びイソフラボン、及びこれらの混合物が含まれ
る。
【0066】本発明による組成物は、特に化粧品または
皮膚科の分野で、皮膚(全身または顔、目を含む)、頭
皮及び/または髪の洗浄またはメイクアップ除去のため
の製品として使用される、局所適用のための起泡性クリ
ームを構成可能である。局所使用のための組成物は、生
理学的に許容される、換言すれば皮膚、粘膜、頭皮、目
及び/または髪と適合性の媒質を含む。
【0067】本発明の別の主題は、皮膚、頭皮及び/ま
たは髪の汚れを洗浄するための美容方法であり、本発明
の組成物を水の存在下で皮膚、頭皮及び/または髪に適
用する工程、マッサージして起泡させる工程、並びに、
生成した泡及び汚れを、水で濯ぎ落とす工程をを特徴と
する。
【0068】以下の実施例は、本発明を、その限定的性
質を示すことなく詳説するためのものである。量は、特
記のない限り重量%で示される。
【0069】
【実施例】 (本発明による実施例:皮膚を洗浄するための起泡性クリーム) ・保存料 0.4% ・テトラナトリウムEDTA 0.2% ・水酸化カリウム 7% ・グリセリン 7% ・PEG−8 7% ・ラウリン酸 3% ・ミリスチン酸 20% ・パルミチン酸 3% ・ステアリン酸 3% ・グリセリルステアレート (INCT名:グリセリルステアレートSE) 5% ・ココイルグルコシド(50%の有効成分含有) 2% (すなわち、有効成分1%) ・水 100%とする残量
【0070】操作:水溶性成分(水、保存料、EDT
A、グリセリン及びPEG−8)を含む水相を、80℃
とした。脂肪酸とグリセリルステアレートを含む脂肪相
を加熱し、水相に攪拌しつつ加えた。次にココイルグル
コシド、その後水酸化カリウムを添加し、水の一部に溶
解させた。攪拌を10分間、80℃にて継続した後、混
合物を攪拌しつつ冷却した。得られた起泡性組成物は、
クリーミィ且つ滑らかであった。
【0071】ラウリン酸及びミリスチン酸のカリウム塩
並びにココイルグルコシドを含む水溶性界面活性剤は、
該組成物の29.5%を占め、一方では、パルミチン酸
及びステアリン酸のカリウム塩並びにグリセリンステア
レートを含む水不溶性界面活性剤は、該組成物の12.
5%を占めていた。したがって、該組成物は、36%の
石鹸(KOH+ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸及びステアリン酸)を含む、合計42%の界面活性剤
を含むものであった。水溶性の石鹸は、該組成物の2
8.5%を占めていた。
【0072】得られた組成物は、環境温度において白色
クリームの外観を有しており;これは35乃至40℃に
て極めて粘性の半透明のゲルに変換され;このゲルは、
75−80℃まで存在するが、この温度では該組成物は
流動化した。25℃の環境温度に戻すと、このゲルは、
再度均質なクリームの外観を有していた。このクリーム
は、4℃、環境温度、及び45℃においては、少なくと
も2ヶ月間、完全に安定であった。このクリームについ
ては、|G*|値は0.01Hzにおいて2900Pa及び1Hzにお
いて25000Paであり、δの値は0.01Hzにおいて45°及
び1Hzにおいて40°であった。
【0073】(特徴付け) ・25°において、該クリームは、遠心分離(64000g、
すなわち30000回転/分において1時間、1210ローター
を取り付けた3K30 Sigma centrifuge使用)によって単
離可能なミセル相と、結晶相を含んでいた。ミセル相
は、透明で、流動性であり、偏光中またはX線解析にお
いて非複屈折性であった。この相は、d=49.8Åの
距離周辺に集中させた小角において幅広の線となり、d
=4.64Åの距離周辺に集中させた広角においてバン
ドとなった。
【0074】完成したクリームに行った測定に基づけ
ば、結晶相はDSCにより融点:M.p.=42℃を示し、X
線回折におけるd=42.7、21.4及び14.2Åの距離に相当
する小角を成す3の細い線、及びd=4.37、4.27、4.1
9、3.92、3.68、3.35及び3.07Åに相当する広角を成す
7の細い線によって特徴付けられる。
【0075】・35℃においては、該クリームは巨視的
スケールにおいて均質であり、X線回折においてd=48.
7及び24.3Åの距離に相当する小角を成す2の細い線に
よって特徴付けられる六方晶相と、d=42.0、21.0及び
14.0Åに相当する小角を成す3の細い線及びd=4.29、
3.92及び3.09Åに相当する広角を成す3の細い線によっ
て特徴付けられる結晶相との混合物を含んでいた。
【0076】・45℃においては、該クリームは巨視的
スケールにおいて均質であり、X線回折においてd=49.
6及び28.7Åの距離に相当する小角を成す2の細い線に
よって特徴付けられる六方晶相と、d=45.0Åに相当す
る小角を成す1の細い線に特徴付けられる流動ラメラ相
との混合物を含んでいた。広角では、4.60Å周辺に集中
したバンドが観察され、これはパラ結晶相の存在と一致
していた。
【0077】・55℃においては、該クリームは巨視的
スケールにおいて均質であり、X線回折においてd=47.
7及び27.5Åの距離に相当する小角を成す2の細い線に
よって特徴付けられる六方晶相と、d=36.5Åに相当す
る小角を成す1の微細な線に特徴付けられる流動ラメラ
相との混合物を含んでいた。広角では、4.70Å周辺に集
中したバンドが観察され、これはパラ結晶相の存在と一
致していた。
【0078】 (比較例) ・保存料 0.4% ・テトラナトリウムEDTA 0.2% ・水酸化カリウム 4% ・グリセリン 7% ・PEG−8 7% ・ラウリン酸 3% ・ミリスチン酸 3% ・パルミチン酸 8.7% ・ステアリン酸 8.7% ・グリセリルステアレート (INCT名:グリセリルステアレートSE) 0.75% ・ナトリウムラウロイルサルコシネート(約7%の有効成分含有)21.8% (すなわち、有効成分約7%) ・水 100%とする残量
【0079】操作は、実施例1と同様とした。ラウリン
酸及びミリスチン酸のカリウム塩並びにナトリウムラウ
リルサルコシネートを含む水溶性界面活性剤は、該組成
物の14%を占め、一方では、パルミチン酸及びステア
リン酸のカリウム塩並びにグリセリンステアレートを含
む水不溶性界面活性剤は、該組成物の21.15%を占
めていた。したがって、該組成物は、27.4%の石鹸
(KOH+ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸及
びステアリン酸)を含む、35.15%の界面活性剤を
含むものであった。水溶性の石鹸は、該組成物の7重量
%を占めていた。
【0080】得られた組成物は、環境温度において白色
クリームの外観を有していた。この組成物は、4℃にお
いて非常に安定であったが、45℃においては不安定で
あり、二相に分離した。環境温度に戻した際、これは不
均一であった。
【0081】・25℃において、該クリームは、遠心分
離(64000g、すなわち30000回転/分において1時間、1
210ローターを取り付けた3K30 Sigma centrifuge使用)
によって単離可能なミセル相と、結晶相を含んでいた。
ミセル相は、透明で、流動性であり、偏光中において非
複屈折性であった。X線回折においては、この相は、d
=50.0Åの距離周辺に集中させた小角において幅広の線
となり、d=4.53Åの距離周辺に集中させた広角におい
てバンドとなった。
【0082】完成したクリームに行った測定に基づけ
ば、結晶相はDSCにより融点:M.p.=45℃を示し、X
線回折におけるd=49.0、24.1、16.0、12.2及び9.64Å
の距離に相当する小角を成す5の細い線、及びd=4.3
7、4.28、4.20、3.94、3.66及び3.08Åに相当する広角
を成す6の細い線によって特徴付けられる。
【0083】・50℃においては、該クリームの巨視的
な混合分離(demixing)が起きて二相となった:流動ラ
メラタイプの上相は、偏光中で「マルタ十字機構」タイ
プの特徴的テクスチャーを示し、X線回折では、43.3Å
に相当する小角を成す細い線及び、4.78Å周辺に集中し
た広角ではバンドとなった。
【0084】ミセル溶液タイプの下相は、偏光中で流動
性、透明且つ非複屈折性であって、X線回折では、d=
58.0Åに相当する小角を成す拡散線及び4.80Å周辺に集
中した広角におけるバンドによって特徴付けられた。
【0085】
【発明の効果】本発明による実施例の組成物と比較例の
組成物との間の本質的な差異は、45℃より高温での巨
視的外観であり、本発明による組成物は均質な系を与え
る一方で、比較例の組成物は混合分離する結果となっ
た。
【0086】実施例1の本発明による組成物について
は、系は、45℃より高温において、ラメラ相を直接六
方晶相との混合物として含み、その高い粘度により、巨
視的な混合分離を回避することが可能である。
【0087】比較例の組成物については、系は、45℃
より高温において、ラメラ相をミセル相との混合物とし
て含み、その低い粘度では、巨視的な混合分離を回避す
ることが不可能であって、環境温度に戻った後に不均質
な組成物を生じる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01F 17/02 B01F 17/02 17/04 17/04 17/10 17/10 17/14 17/14 17/18 17/18 17/28 17/28 17/34 17/34 17/38 17/38 17/42 17/42 17/44 17/44 17/56 17/56 C11D 1/94 C11D 1/94 10/02 10/02 Fターム(参考) 4C083 AB03 AC10 AC12 AC18 AC23 AC42 AC44 AC53 AC71 AC79 AD04 AD19 AD39 BB05 CC05 CC23 CC38 4D077 AA09 AB11 AC07 BA01 BA07 BA12 BA13 BA15 DA02Y DC19Y DC22Y DC26Y DC27Y DC33Y DC35Y DC38Y DC48Y DC54Y DC59Y DC67Y DC68Y DD29Y DD32Y DD36Y DD63Y DE02Y DE07Y DE08Y DE09Y 4H003 AB03 AB05 AB10 AB14 AB21 AB22 AB23 AB24 AB27 AB31 AB35 AB38 AB40 AB41 AB42 AC03 AC05 AC08 AC10 AC13 AC21 AD04 AD05 AD09 BA15 DA02 EA21 EB04 EB05 EB16 EB36 EB41 ED02 FA16 FA17 FA18

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリームを成す、局所適用のための起
    泡性組成物であって、水性媒質中に、界面活性剤系が含
    まれ、このため、温度が30℃を超えると直接六方晶及
    び/または立方タイプの少なくとも一のパラ結晶相が現
    れ、且つこのパラ結晶相が少なくとも45℃までにおい
    ても維持される、組成物。
  2. 【請求項2】 パラ結晶相が、少なくとも一の直接六
    方晶相を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 25℃において102乃至105Paの範
    囲の|G*|変数、及び10-2乃至10Hzの範囲の周波
    数について10乃至45°の損失角δを有することを特
    徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 界面活性剤系が、少なくとも一の水溶
    性界面活性剤及び少なくとも一の水不溶性界面活性剤を
    含むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項
    に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 界面活性剤系が、少なくとも一の水溶
    性アニオン性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求
    項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 水溶性アニオン性界面活性剤が、カル
    ボン酸及びこれらの塩、エトキシル化カルボン酸及びこ
    れらの塩、サルコシネート及びアシルサルコシネート及
    びこれらの塩、タウレート及びメチルタウレート及びこ
    れらの塩、イセチオネート及びアシルイセチオネート及
    びこれらの塩、スルホスクシネート及びこれらの塩、ア
    ルキルスルフェート及びアルキルエーテルスルフェート
    及びこれらの塩、リン酸のモノアルキルエステル及びジ
    アルキルエステル並びにこれらの塩、アルカンスルホネ
    ート及びこれらの塩、胆汁酸塩、リポアミノ酸及びこれ
    らの塩、ジェミナル界面活性剤及びこれらの混合物から
    選択されることを特徴とする、請求項5に記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 水溶性界面活性剤が、ベタイン、スル
    ホベタイン、アルキルアンフォアセテート及びこれらの
    混合物から選択される、両性または双性イオン性の界面
    活性剤であることを特徴とする、請求項4に記載の組成
    物。
  8. 【請求項8】 水溶性界面活性剤が、ポリオールエー
    テル、ポリグリセリンのエーテル及びエステル、ポリオ
    キシエチレン化脂肪アルコール、アルキル-C1-C14
    リグルコシド、アルキルグルコピラノシド及びアルキル
    チオグルコピラノシド、アルキルマルトシド、アルキル
    -N-メチルグルカミド、ポリオキシエチレン化ソルビタ
    ンエステル、アミノアルコールエステル及びこれらの混
    合物から選択される、非イオン性界面活性剤であること
    を特徴とする、請求項4に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 水不溶性界面活性剤が、カルボン酸及
    びこれらの塩;グリセリンと脂肪酸とのエステル;アル
    キル-C15-C30ポリグルコシド、任意にオキシエチレン
    化されたステロール及びフィトステロールの誘導体;コ
    レステロールスルフェートのアルカリ塩;コレステロー
    ルホスフェートのアルカリ塩;ポリオキシエチレン化脂
    肪アルコール;ジアルキルホスフェート;レシチン;ス
    フィンゴミエリン;セラミド及びこれらの混合物から選
    択されることを特徴とする、請求項4に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 界面活性剤系が、活性剤として、当
    該組成物全重量に対して20乃至65重量%の範囲の量
    で存在することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれ
    か一項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 界面活性剤系が、当該組成物全重量
    に対して、10乃至50重量%の水溶性界面活性剤を含
    むことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項
    に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 界面活性剤系が、当該組成物全重量
    に対して、少なくとも15重量%の水溶性界面活性剤を
    含むことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一
    項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 界面活性剤系が、当該組成物全重量
    に対して、少なくとも10重量%の水溶性石鹸を含むこ
    とを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記
    載の組成物。
  14. 【請求項14】 界面活性剤系が、当該組成物全重量
    に対して、5乃至50重量%の水不溶性界面活性剤を含
    むことを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか一項
    に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 界面活性剤系が、当該組成物全重量
    に対して、全量で少なくとも20重量%の石鹸を含むこ
    とを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記
    載の組成物。
  16. 【請求項16】 低級アルコール、ポリオール、糖及
    びこれらの混合物から選択される、少なくとも一の溶媒
    を含むことを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか
    一項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 少なくとも一の増粘剤を含むことを
    特徴とする、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の
    組成物。
  18. 【請求項18】 皮膚のクレンジングのための組成物
    を構成することを特徴とする、請求項1乃至17のいず
    れか一項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 皮膚、頭皮及び/もしくは毛髪の洗
    浄及び/またはメイクアップ除去のための製品として
    の、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の組成物
    の、美容のための使用。
  20. 【請求項20】 皮膚、頭皮及び/もしくは毛髪の汚
    れを洗浄するための美容方法であって、請求項1乃至1
    7のいずれか一項に記載の組成物を、水の存在下で皮
    膚、頭皮及び/または髪に適用する工程、マッサージし
    て起泡させる工程、並びに、生成した泡及び汚れを、水
    で濯ぎ落とす工程を特徴とする方法。
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