JP2002092939A - 多層光学式記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
多層光学式記録媒体及びその製造方法Info
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリフォーマットエリアの位置ずれが小さ
く、安定した記録及び再生を行うことが可能で高性能な
書き換え可能な多層光学式記録媒体を提供する。 【解決手段】 複数の記録層のうち少なくとも照射光ビ
ームを集光する対物レンズから最も遠い記録層のプリフ
ォーマット領域は、トラッキング方向の両端に設けられ
データが記録されないガード領域を有し、ガード領域の
各々の長さをGL、当該最も遠い記録層及び他の記録層
のプリフォーマット領域のトラッキング方向における位
置ずれの許容最大値をYL、対物レンズの開口数をN
A、当該最も遠い記録層及び他の記録層の間隔をT、記
録層間の媒質の屈折率をnとしたとき、ガード領域の長
さGLは、 GL≧ YL+T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 を満たすように定められる。
く、安定した記録及び再生を行うことが可能で高性能な
書き換え可能な多層光学式記録媒体を提供する。 【解決手段】 複数の記録層のうち少なくとも照射光ビ
ームを集光する対物レンズから最も遠い記録層のプリフ
ォーマット領域は、トラッキング方向の両端に設けられ
データが記録されないガード領域を有し、ガード領域の
各々の長さをGL、当該最も遠い記録層及び他の記録層
のプリフォーマット領域のトラッキング方向における位
置ずれの許容最大値をYL、対物レンズの開口数をN
A、当該最も遠い記録層及び他の記録層の間隔をT、記
録層間の媒質の屈折率をnとしたとき、ガード領域の長
さGLは、 GL≧ YL+T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 を満たすように定められる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録層を有
する多層光学式記録媒体、特に、プリフォーマット領域
によってデータ記録領域が分割された多層光学式記録媒
体に関する。
する多層光学式記録媒体、特に、プリフォーマット領域
によってデータ記録領域が分割された多層光学式記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の記録媒体として、1面あ
たりの記録容量を増大させることが可能な多層光ディス
クが知られている。かかる多層光ディスクは、比較的小
さな所定の間隔を置いた複数の記録層を積層した構造を
有している。また、例えば、相変化媒体等の記録媒体を
用いた書き換え可能な多層光ディスクの開発が進められ
ている。
たりの記録容量を増大させることが可能な多層光ディス
クが知られている。かかる多層光ディスクは、比較的小
さな所定の間隔を置いた複数の記録層を積層した構造を
有している。また、例えば、相変化媒体等の記録媒体を
用いた書き換え可能な多層光ディスクの開発が進められ
ている。
【0003】以下においては、説明の簡便さのため、相
変化媒体を用いた2つの記録層を有する2層DVD(Di
gital Versatile Disc)の場合を例に説明する。かかる
2層DVDディスクは、上層又は第1記録層(すなわ
ち、光ピックアップの対物レンズに近い層)および下層
又は第2記録層に相変化記録膜を形成した構造を有して
いる。このような2層ディスクの記録時においては、い
ずれかの記録層にレーザ光をフォーカシングし、その記
録層に信号を記録又はその記録層から信号を再生する。
変化媒体を用いた2つの記録層を有する2層DVD(Di
gital Versatile Disc)の場合を例に説明する。かかる
2層DVDディスクは、上層又は第1記録層(すなわ
ち、光ピックアップの対物レンズに近い層)および下層
又は第2記録層に相変化記録膜を形成した構造を有して
いる。このような2層ディスクの記録時においては、い
ずれかの記録層にレーザ光をフォーカシングし、その記
録層に信号を記録又はその記録層から信号を再生する。
【0004】上記した2層DVDディスク等において、
第2記録層(以下、単に第2層と称する)に照射光ビー
ムの焦点を合わせて記録再生を行う場合を例に考える。
すなわち、光ビームを第1記録層(以下、単に第1層と
称する)を透過させつつ第2層に照射してデータ信号の
記録及び/又は再生を行う場合を考える。かかる記録再
生時において、第1層による影響は、第1層から反射さ
れて受光系に至る反射光量の変化及び第1層を透過して
第2層に至る透過光量の変化である。第1層からの反射
光量の変化に対しては、検出系等の構成を工夫すること
によってその影響を低減することができる。しかしなが
ら、第1層の透過光量の変化は、記録時においては記録
光強度の変動として、また、再生時においては再生信号
レベルの変動として現れ、無視できない場合がある。
第2記録層(以下、単に第2層と称する)に照射光ビー
ムの焦点を合わせて記録再生を行う場合を例に考える。
すなわち、光ビームを第1記録層(以下、単に第1層と
称する)を透過させつつ第2層に照射してデータ信号の
記録及び/又は再生を行う場合を考える。かかる記録再
生時において、第1層による影響は、第1層から反射さ
れて受光系に至る反射光量の変化及び第1層を透過して
第2層に至る透過光量の変化である。第1層からの反射
光量の変化に対しては、検出系等の構成を工夫すること
によってその影響を低減することができる。しかしなが
ら、第1層の透過光量の変化は、記録時においては記録
光強度の変動として、また、再生時においては再生信号
レベルの変動として現れ、無視できない場合がある。
【0005】記録層に相変化媒体、例えば、ゲルマニウ
ムアンチモンテルル(GeSbTe)等を用いた場合、
結晶部とアモルファス部とでは透過率が異なり、結晶部
の透過率はアモルファス部の透過率よりも低い。相変化
媒体の未記録領域ではほぼ100%が結晶部となり、記
録領域では結晶部とアモルファス部とが混在する。ま
た、第1層の記録領域には焦点が合っていないため、記
録信号そのものは再生されないが、光ビームの透過率は
結晶部とアモルファス部の平均透過率となる。従って、
第2層の再生時においては、第1層が記録領域である場
合と未記録領域である場合とで受光量、すなわち、再生
時におけるRF信号レベルが変動する。
ムアンチモンテルル(GeSbTe)等を用いた場合、
結晶部とアモルファス部とでは透過率が異なり、結晶部
の透過率はアモルファス部の透過率よりも低い。相変化
媒体の未記録領域ではほぼ100%が結晶部となり、記
録領域では結晶部とアモルファス部とが混在する。ま
た、第1層の記録領域には焦点が合っていないため、記
録信号そのものは再生されないが、光ビームの透過率は
結晶部とアモルファス部の平均透過率となる。従って、
第2層の再生時においては、第1層が記録領域である場
合と未記録領域である場合とで受光量、すなわち、再生
時におけるRF信号レベルが変動する。
【0006】このような場合、第1層におけるビーム内
で結晶部の占める面積とアモルファス部の占める面積の
割合が常に一定であれば、その透過率も一定となり、上
記した変動は回避される。しかしながら、一般的な書き
換え可能な多層光ディスクにおいては、データ信号が記
録されないプリフォーマット領域が設けられている。図
1及び図2を参照してDVD−RAM(Random Access
Memory)の場合を例に説明する。この光ディスク3は、
記録領域がトラッキング方向(すなわち、タンジェンシ
ャル方向)にプリフォーマットエリア5によって分割さ
れ、複数のデータエリア6が同心円状に形成されてい
る。また、1つのプリフォーマットエリア5及びこれに
隣接する1つのデータエリア6でセクタ7が構成されて
いる。
で結晶部の占める面積とアモルファス部の占める面積の
割合が常に一定であれば、その透過率も一定となり、上
記した変動は回避される。しかしながら、一般的な書き
換え可能な多層光ディスクにおいては、データ信号が記
録されないプリフォーマット領域が設けられている。図
1及び図2を参照してDVD−RAM(Random Access
Memory)の場合を例に説明する。この光ディスク3は、
記録領域がトラッキング方向(すなわち、タンジェンシ
ャル方向)にプリフォーマットエリア5によって分割さ
れ、複数のデータエリア6が同心円状に形成されてい
る。また、1つのプリフォーマットエリア5及びこれに
隣接する1つのデータエリア6でセクタ7が構成されて
いる。
【0007】図2に、プリフォーマットエリア5の近傍
部分(A部)の模式的な拡大図、及びこれらのエリアに
おける透過率を示す。プリフォーマットエリア5には、
アドレス等の情報がエンボスピット8として記録されて
いる。データエリア6はランド(L)及びグルーブ
(G)からなり、データが記録された部分には記録マー
ク9が形成されている。
部分(A部)の模式的な拡大図、及びこれらのエリアに
おける透過率を示す。プリフォーマットエリア5には、
アドレス等の情報がエンボスピット8として記録されて
いる。データエリア6はランド(L)及びグルーブ
(G)からなり、データが記録された部分には記録マー
ク9が形成されている。
【0008】図2に示すように、データエリア6の平均
透過率(TD)はプリフォーマットエリア5の透過率
(TP)よりも大きい。すなわち、第1層のプリフォー
マットエリア5における透過率は変動し、従って、第2
層の記録再生時における記録光強度又は再生信号強度は
変動する。プリフォーマットエリアを有する多層光学式
記録媒体において記録再生時の悪影響を回避するために
は、図3に示すように、第1層及び第2層の各プリフォ
ーマットエリアの位置が一致することが必要である。す
なわち、透過光量が減少する第1層のプリフォーマット
エリアの下を必ず第2層のプリフォーマットエリアとす
れば記録再生時に影響を与えることがない。しかしなが
ら、製造時においてプリフォーマットエリアの位置を一
致させることは実際上、困難であった。
透過率(TD)はプリフォーマットエリア5の透過率
(TP)よりも大きい。すなわち、第1層のプリフォー
マットエリア5における透過率は変動し、従って、第2
層の記録再生時における記録光強度又は再生信号強度は
変動する。プリフォーマットエリアを有する多層光学式
記録媒体において記録再生時の悪影響を回避するために
は、図3に示すように、第1層及び第2層の各プリフォ
ーマットエリアの位置が一致することが必要である。す
なわち、透過光量が減少する第1層のプリフォーマット
エリアの下を必ず第2層のプリフォーマットエリアとす
れば記録再生時に影響を与えることがない。しかしなが
ら、製造時においてプリフォーマットエリアの位置を一
致させることは実際上、困難であった。
【0009】従って、プリフォーマットエリアの位置を
一致した光ディスク、あるいは、プリフォーマットエリ
アの位置ずれを可能な限り小さくすることが可能な光デ
ィスクの製造方法が望まれる。また、製造上、各記録層
間にプリフォーマットエリアの位置ずれが生じた場合で
あっても、上記した透過率の変動に起因する再生RF信
号の変動やSN(信号対雑音比)の低下等の記録再生動
作における悪影響を回避することが必要である。
一致した光ディスク、あるいは、プリフォーマットエリ
アの位置ずれを可能な限り小さくすることが可能な光デ
ィスクの製造方法が望まれる。また、製造上、各記録層
間にプリフォーマットエリアの位置ずれが生じた場合で
あっても、上記した透過率の変動に起因する再生RF信
号の変動やSN(信号対雑音比)の低下等の記録再生動
作における悪影響を回避することが必要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
プリフォーマットエリアの位置ずれを低減させることが
可能な光ディスクの製造方法を提供することにある。ま
た、プリフォーマットエリアの位置ずれが生じた場合で
あっても、安定した記録及び再生を行うことが可能で高
性能な書き換え可能な多層光学式記録媒体を提供するこ
とにある。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
プリフォーマットエリアの位置ずれを低減させることが
可能な光ディスクの製造方法を提供することにある。ま
た、プリフォーマットエリアの位置ずれが生じた場合で
あっても、安定した記録及び再生を行うことが可能で高
性能な書き換え可能な多層光学式記録媒体を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による多層光学式
記録媒体は、プリフォーマット領域によってトラッキン
グ方向にデータ記録領域が分割された複数の記録層を有
する書き換え可能な多層光学式記録媒体であって、複数
の記録層のうち少なくとも照射光ビームを集光する対物
レンズから最も遠い記録層のプリフォーマット領域は、
トラッキング方向の両端に設けられデータが記録されな
いガード領域を有し、ガード領域の各々の長さをGL、
当該最も遠い記録層及び他の記録層のプリフォーマット
領域のトラッキング方向における位置ずれの許容最大値
をYL、対物レンズの開口数をNA、当該最も遠い記録
層及び他の記録層の間隔をT、記録層間の媒質の屈折率
をnとしたとき、ガード領域の長さGLは、 GL≧ YL+T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 を満たすことを特徴としている。
記録媒体は、プリフォーマット領域によってトラッキン
グ方向にデータ記録領域が分割された複数の記録層を有
する書き換え可能な多層光学式記録媒体であって、複数
の記録層のうち少なくとも照射光ビームを集光する対物
レンズから最も遠い記録層のプリフォーマット領域は、
トラッキング方向の両端に設けられデータが記録されな
いガード領域を有し、ガード領域の各々の長さをGL、
当該最も遠い記録層及び他の記録層のプリフォーマット
領域のトラッキング方向における位置ずれの許容最大値
をYL、対物レンズの開口数をNA、当該最も遠い記録
層及び他の記録層の間隔をT、記録層間の媒質の屈折率
をnとしたとき、ガード領域の長さGLは、 GL≧ YL+T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 を満たすことを特徴としている。
【0012】本発明による多層光学式記録媒体の製造方
法は、プリフォーマット領域によってトラッキング方向
にデータ記録領域が分割された複数の記録層を有する書
き換え可能な多層光学式回転記録媒体の製造方法であっ
て、少なくとも1つの記録層を含む第1基板に第1基板
の回転中心に実質的に中心が一致した同心円状の凸部を
設けるステップと、少なくとも1つの記録層を含む第2
基板に、第2基板の回転中心に実質的に中心が一致し、
当該凸部に嵌合する凹部を設けるステップと、当該凸部
及び当該凸部を嵌合せしめて第1基板及び第2基板を接
着するステップと、を有することを特徴としている。
法は、プリフォーマット領域によってトラッキング方向
にデータ記録領域が分割された複数の記録層を有する書
き換え可能な多層光学式回転記録媒体の製造方法であっ
て、少なくとも1つの記録層を含む第1基板に第1基板
の回転中心に実質的に中心が一致した同心円状の凸部を
設けるステップと、少なくとも1つの記録層を含む第2
基板に、第2基板の回転中心に実質的に中心が一致し、
当該凸部に嵌合する凹部を設けるステップと、当該凸部
及び当該凸部を嵌合せしめて第1基板及び第2基板を接
着するステップと、を有することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照しつ
つ詳細に説明する。尚、以下に説明する図において、実
質的に同等な構成要素には同一の参照符を付している。 [第1の実施例]図4は、本発明による2層光ディスク
のトラッキング方向における構造を模式的に示す断面図
である。2層光ディスク3には、情報データ信号の記録
又は再生のためのレーザ光ビームの照射側から、順に第
1記録層(上層)11及び第2記録層(下層)12が形
成されている。すなわち、第2層がレーザ光ビームを集
光する対物レンズから遠い側の記録層である。
つ詳細に説明する。尚、以下に説明する図において、実
質的に同等な構成要素には同一の参照符を付している。 [第1の実施例]図4は、本発明による2層光ディスク
のトラッキング方向における構造を模式的に示す断面図
である。2層光ディスク3には、情報データ信号の記録
又は再生のためのレーザ光ビームの照射側から、順に第
1記録層(上層)11及び第2記録層(下層)12が形
成されている。すなわち、第2層がレーザ光ビームを集
光する対物レンズから遠い側の記録層である。
【0014】第1記録層(第1層)11は、プリフォー
マットエリア5及びデータエリア6を有している。一
方、第2記録層(第2層)12は、プリフォーマットエ
リア5、データエリア6、及びトラッキング方向におい
てプリフォーマットエリア5の両端に設けられ、データ
が記録されないガードエリア14を有している。図4に
示すように、第1及び第2層11,12のプリフォーマ
ットエリア5は、互いにトラッキング方向において位置
がずれている。この位置ずれ(YL)は、光ディスク3
の製造時において生じるものである。
マットエリア5及びデータエリア6を有している。一
方、第2記録層(第2層)12は、プリフォーマットエ
リア5、データエリア6、及びトラッキング方向におい
てプリフォーマットエリア5の両端に設けられ、データ
が記録されないガードエリア14を有している。図4に
示すように、第1及び第2層11,12のプリフォーマ
ットエリア5は、互いにトラッキング方向において位置
がずれている。この位置ずれ(YL)は、光ディスク3
の製造時において生じるものである。
【0015】また、第1及び第2層11,12の各々
は、例えば、ゲルマニウム・アンチモン・テルル(Ge
SbTe)等の相変化記録媒体を含んでいる。かかる相
変化記録媒体は、膜が生成された状態においては反射率
が低く、透過率が高いアモルファス状態となっている。
記録を行う前の初期化の際にレーザ光を照射することに
よって照射された部分の温度が上昇し、結晶化温度を超
えた後冷却されることによって反射率が高く、透過率が
低い結晶状態に変化する。次にデータ記録を行う際に、
光ピックアップからレーザ光を照射することによって照
射された部分の温度が上昇し、融点を超えた後急速に冷
却されることによって反射率が低く、透過率が高いアモ
ルファスマークが形成される。
は、例えば、ゲルマニウム・アンチモン・テルル(Ge
SbTe)等の相変化記録媒体を含んでいる。かかる相
変化記録媒体は、膜が生成された状態においては反射率
が低く、透過率が高いアモルファス状態となっている。
記録を行う前の初期化の際にレーザ光を照射することに
よって照射された部分の温度が上昇し、結晶化温度を超
えた後冷却されることによって反射率が高く、透過率が
低い結晶状態に変化する。次にデータ記録を行う際に、
光ピックアップからレーザ光を照射することによって照
射された部分の温度が上昇し、融点を超えた後急速に冷
却されることによって反射率が低く、透過率が高いアモ
ルファスマークが形成される。
【0016】第1及び第2層11,12の間には層間媒
質としてスペーサ層15が設けられている。スペーサ層
15は、光ビームの光路となるため、光ビームの波長帯
での透過率が高い材料、例えば、紫外線硬化樹脂材料等
が用いられる。図5に、第1及び第2層11,12のプ
リフォーマットエリア5A,5B及びデータエリア6
A,6B境界近傍部分の模式的な拡大図を示す。また、
第2層12に光ビームの焦点を合わせた場合の、トラッ
キング方向における第1層11の平均透過率、及び第2
層12からの反射光ビームのパワー変動をデータエリア
6Bを再生時のパワーで規格化して図の上側にグラフと
して示す。
質としてスペーサ層15が設けられている。スペーサ層
15は、光ビームの光路となるため、光ビームの波長帯
での透過率が高い材料、例えば、紫外線硬化樹脂材料等
が用いられる。図5に、第1及び第2層11,12のプ
リフォーマットエリア5A,5B及びデータエリア6
A,6B境界近傍部分の模式的な拡大図を示す。また、
第2層12に光ビームの焦点を合わせた場合の、トラッ
キング方向における第1層11の平均透過率、及び第2
層12からの反射光ビームのパワー変動をデータエリア
6Bを再生時のパワーで規格化して図の上側にグラフと
して示す。
【0017】第2層12に光ビームの焦点を合わせて第
2層12の再生を行った場合、第1層11の平均透過率
はデータエリア6Aで大きく、プリフォーマットエリア
5Aにおける透過率は小さい。また、光ビームが第1層
11のデータエリア6Aからプリフォーマットエリア5
Aに移行する領域では第1層11における光ビームの広
がりによって平均透過率は徐々に変化(低下)する。こ
こでは、計算を簡単にするため、第1層11における光
ビームの形状及び光ビーム内の光強度の分布は考えず、
平均透過率の変化の様子を直線で近似した。この第1層
11の平均透過率の変化に応じて、第2層12からの光
パワーも同様に低下する。
2層12の再生を行った場合、第1層11の平均透過率
はデータエリア6Aで大きく、プリフォーマットエリア
5Aにおける透過率は小さい。また、光ビームが第1層
11のデータエリア6Aからプリフォーマットエリア5
Aに移行する領域では第1層11における光ビームの広
がりによって平均透過率は徐々に変化(低下)する。こ
こでは、計算を簡単にするため、第1層11における光
ビームの形状及び光ビーム内の光強度の分布は考えず、
平均透過率の変化の様子を直線で近似した。この第1層
11の平均透過率の変化に応じて、第2層12からの光
パワーも同様に低下する。
【0018】第2層12に光ビームの焦点を合わせて第
2層12の再生を行う場合では、図5の下側の模式図に
示すように、第1層11における光ビームの半径(R)
に相当する分だけ第1層11の透過率変動の影響を受け
る範囲が広がる。従って、ガードエリア14のトラッキ
ング方向における長さ(GL)は、プリフォーマットエ
リア5A,5B間の位置ずれ(YL)に光ビームの半径
に相当する分(R)だけ長くする必要がある。すなわ
ち、 GL≧ YL+R (1) を満たすようにガードエリア14の長さを定めればよ
い。
2層12の再生を行う場合では、図5の下側の模式図に
示すように、第1層11における光ビームの半径(R)
に相当する分だけ第1層11の透過率変動の影響を受け
る範囲が広がる。従って、ガードエリア14のトラッキ
ング方向における長さ(GL)は、プリフォーマットエ
リア5A,5B間の位置ずれ(YL)に光ビームの半径
に相当する分(R)だけ長くする必要がある。すなわ
ち、 GL≧ YL+R (1) を満たすようにガードエリア14の長さを定めればよ
い。
【0019】なお、第2層12に光ビームの焦点を合わ
せた場合の第1層11における光ビームの半径(R)
は、図6に示すように、光ピックアップの光学系の対物
レンズの開口数(NA)、光ビームが透過するスペーサ
層15の屈折率(n)、及び記録層の間隔(T)に応じ
て変化する。光ビームの広がりの角度をθとすると、光
ビームの半径Rは、次式で表される。
せた場合の第1層11における光ビームの半径(R)
は、図6に示すように、光ピックアップの光学系の対物
レンズの開口数(NA)、光ビームが透過するスペーサ
層15の屈折率(n)、及び記録層の間隔(T)に応じ
て変化する。光ビームの広がりの角度をθとすると、光
ビームの半径Rは、次式で表される。
【0020】 R=T×tanθ (2) ここで、 sinθ=NA/n (3) cosθ=[1−(NA/n)2]1/2 (4) tanθ=(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 (5) である。
【0021】従って、ガードエリア14の長さGLは、 GL≧ YL+T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 (6) を満たすように定めればよい。かかる条件を満たしてい
れば、第2層12のデータエリア6Bにおいて第1層1
1のプリフォーマットエリア5Aの影響を受けることな
く記録及び再生を行うことができる。なお、上記した式
において、位置ずれYLとしては、製造上の許容最大値
に設定すればよい。 [第2の実施例]本発明による第2の実施例について、
図を参照して説明する。
れば、第2層12のデータエリア6Bにおいて第1層1
1のプリフォーマットエリア5Aの影響を受けることな
く記録及び再生を行うことができる。なお、上記した式
において、位置ずれYLとしては、製造上の許容最大値
に設定すればよい。 [第2の実施例]本発明による第2の実施例について、
図を参照して説明する。
【0022】図7は、第1及び第2層11,12のプリ
フォーマットエリア5A,5Bの近傍部分の模式的な拡
大図を示す。また、第2層12に光ビームの焦点を合わ
せた場合の、トラッキング方向における第1層11の平
均透過率、及び第2層12からの反射光ビームのパワー
変動をデータエリア6Bを再生時のパワーで規格化して
図の上側にグラフとして示す。ここで、実線及び一点鎖
線は計算を簡単にするために第1層11における光ビー
ムの形状を正方形、光ビーム内の強度分布が一定と仮定
した場合のものである。光ビームの形状を円とし、光ビ
ーム内の強度分布も考慮した場合の平均透過率及び第2
層12からの反射光ビームのパワー変動をデータエリア
6B再生時のパワーで規格化したものを、2点鎖線、3
点鎖線で示す。
フォーマットエリア5A,5Bの近傍部分の模式的な拡
大図を示す。また、第2層12に光ビームの焦点を合わ
せた場合の、トラッキング方向における第1層11の平
均透過率、及び第2層12からの反射光ビームのパワー
変動をデータエリア6Bを再生時のパワーで規格化して
図の上側にグラフとして示す。ここで、実線及び一点鎖
線は計算を簡単にするために第1層11における光ビー
ムの形状を正方形、光ビーム内の強度分布が一定と仮定
した場合のものである。光ビームの形状を円とし、光ビ
ーム内の強度分布も考慮した場合の平均透過率及び第2
層12からの反射光ビームのパワー変動をデータエリア
6B再生時のパワーで規格化したものを、2点鎖線、3
点鎖線で示す。
【0023】上記した第1の実施例においては、光ビー
ムが第2層12のガードエリア14に達した時点まで第
2層12からの光ビームのパワーが変動しないようにガ
ードエリア14の長さを定める場合について説明した。
しかしながら、実際のシステム設計において、一定のパ
ワー変動が許容される場合には、第1の実施例において
示した値よりもガードエリア14に要求される長さを低
減することが可能になる。
ムが第2層12のガードエリア14に達した時点まで第
2層12からの光ビームのパワーが変動しないようにガ
ードエリア14の長さを定める場合について説明した。
しかしながら、実際のシステム設計において、一定のパ
ワー変動が許容される場合には、第1の実施例において
示した値よりもガードエリア14に要求される長さを低
減することが可能になる。
【0024】図7のグラフに示すように、光ビームが第
1層11のデータエリア6Aからプリフォーマットエリ
ア5A方向に移動して光ビームの一部がプリフォーマッ
トエリア5Aに達した時点から光ビームのパワーは低下
し始める。この光ビームパワーの低下許容量をVP(例
えば、低下許容量が5%の場合では、VP=0.05)
とし、相変化媒体の結晶部の透過率をTC、アモルファ
ス部の透過率をTAとすると、光ビームの一部がプリフ
ォーマットエリア5Aに侵入してもよい距離(L)は、
次式で表される。
1層11のデータエリア6Aからプリフォーマットエリ
ア5A方向に移動して光ビームの一部がプリフォーマッ
トエリア5Aに達した時点から光ビームのパワーは低下
し始める。この光ビームパワーの低下許容量をVP(例
えば、低下許容量が5%の場合では、VP=0.05)
とし、相変化媒体の結晶部の透過率をTC、アモルファ
ス部の透過率をTAとすると、光ビームの一部がプリフ
ォーマットエリア5Aに侵入してもよい距離(L)は、
次式で表される。
【0025】 L= 2×R×VP×(TA+TC)/|TA−TC|] (7) なお、上式を導くにあたっては、計算を単純化するた
め、第1層11内における光ビームの形状を正方形、強
度分布を一定と仮定した。従って、ガードエリア14の
トラッキング方向における長さ(GL)は、 GL≧ YL+R−L =YL+R×[1−2×VP×(TA+TC)/|TA−TC|] (8) R=T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 (9) を満たすように定めればよい。
め、第1層11内における光ビームの形状を正方形、強
度分布を一定と仮定した。従って、ガードエリア14の
トラッキング方向における長さ(GL)は、 GL≧ YL+R−L =YL+R×[1−2×VP×(TA+TC)/|TA−TC|] (8) R=T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 (9) を満たすように定めればよい。
【0026】かかる条件を満たすようにガードエリア1
4の長さGLを設定すれば、第1層11のプリフォーマ
ットエリア5Aの影響を受けたとしても、光ビームパワ
ーの変動を所定の許容量内に収めることができ、安定な
記録及び再生を行うことができる。さらに光ビームの形
状及び光ビーム内の強度分布を考慮すると平均透過率の
変化の様子は図7の2点鎖線で示した形となり、許容さ
れるパワー変動の値によっては、式(7)で示したLの
長さを多少大きくすることができ、よりガードエリアに
要求される長さを低減することが可能となる。
4の長さGLを設定すれば、第1層11のプリフォーマ
ットエリア5Aの影響を受けたとしても、光ビームパワ
ーの変動を所定の許容量内に収めることができ、安定な
記録及び再生を行うことができる。さらに光ビームの形
状及び光ビーム内の強度分布を考慮すると平均透過率の
変化の様子は図7の2点鎖線で示した形となり、許容さ
れるパワー変動の値によっては、式(7)で示したLの
長さを多少大きくすることができ、よりガードエリアに
要求される長さを低減することが可能となる。
【0027】なお、上記した実施例においては、2層光
ディスクを例に説明したが、複数の相変化記録層を有す
る光ディスクについても適用が可能である。この場合、
複数の記録層のうち少なくとも照射光ビームを集光する
対物レンズから最も遠い記録層のプリフォーマットエリ
アにガードエリアを設ければよい。 [第3の実施例]本発明の第3の実施例について説明す
る前に、プリフォーマットエリアの位置ずれについて以
下に述べる。図8に示すように、プリフォーマットエリ
アの位置ずれが生じる原因は、第1記録層及び第2記録
層の中心のずれ、すなわち、偏心によるものと、回転方
向のずれによるものに分けられる。
ディスクを例に説明したが、複数の相変化記録層を有す
る光ディスクについても適用が可能である。この場合、
複数の記録層のうち少なくとも照射光ビームを集光する
対物レンズから最も遠い記録層のプリフォーマットエリ
アにガードエリアを設ければよい。 [第3の実施例]本発明の第3の実施例について説明す
る前に、プリフォーマットエリアの位置ずれについて以
下に述べる。図8に示すように、プリフォーマットエリ
アの位置ずれが生じる原因は、第1記録層及び第2記録
層の中心のずれ、すなわち、偏心によるものと、回転方
向のずれによるものに分けられる。
【0028】図9は、本発明の第3の実施例である、第
1記録層を含む第1基板31及び第2記録層を含む第2
基板41の構造を示す斜視図である。第1基板31に
は、第1基板31の回転中心に実質的に中心が一致した
同心円形状の凸部35が設けられている。また、第1基
板31の外周部には凸部37が設けられている。第2基
板41には、第2基板41の回転中心に実質的に中心が
一致し、第1基板31の凸部35に嵌合する同心円形状
の凹部45が設けられている。さらに、第2基板41の
外周部には第1基板31の凸部37に嵌合する凹部47
が設けられている。凹部47は凸部37の対応する位
置、すなわち、第1基板31及び第2基板41の貼り合
わせ時に嵌合する位置であって、かつ第1基板31のプ
リフォーマット領域及び第2基板41のプリフォーマッ
ト領域の位置が実質的に一致する位置に配されている。
1記録層を含む第1基板31及び第2記録層を含む第2
基板41の構造を示す斜視図である。第1基板31に
は、第1基板31の回転中心に実質的に中心が一致した
同心円形状の凸部35が設けられている。また、第1基
板31の外周部には凸部37が設けられている。第2基
板41には、第2基板41の回転中心に実質的に中心が
一致し、第1基板31の凸部35に嵌合する同心円形状
の凹部45が設けられている。さらに、第2基板41の
外周部には第1基板31の凸部37に嵌合する凹部47
が設けられている。凹部47は凸部37の対応する位
置、すなわち、第1基板31及び第2基板41の貼り合
わせ時に嵌合する位置であって、かつ第1基板31のプ
リフォーマット領域及び第2基板41のプリフォーマッ
ト領域の位置が実質的に一致する位置に配されている。
【0029】図10は、図9に示した第1基板31及び
第2基板41の貼り合わせ方法を模式的に示す断面図で
ある。前述したように、第1基板31及び第2基板41
には、それぞれ記録層である第1層38及び第2層48
が含まれている。また、第1基板31の接着面31Aと
第2基板41の接着面41Aを対向させて貼り合わせ
る。この際、上記したように、第1基板31の同心円形
状の凸部35は第2基板41の凹部45に嵌合するの
で、偏心量を低減することができる。
第2基板41の貼り合わせ方法を模式的に示す断面図で
ある。前述したように、第1基板31及び第2基板41
には、それぞれ記録層である第1層38及び第2層48
が含まれている。また、第1基板31の接着面31Aと
第2基板41の接着面41Aを対向させて貼り合わせ
る。この際、上記したように、第1基板31の同心円形
状の凸部35は第2基板41の凹部45に嵌合するの
で、偏心量を低減することができる。
【0030】第1基板31の外周部に形成された凸部3
7は、第2基板41の凹部47に嵌合する。また、上記
したように、凸部37及び凹部47は、嵌合によって第
1基板31及び第2基板41の各々のプリフォーマット
領域の位置が実質的に一致する位置に形成されているの
で、回転方向のずれを低減することができる。従って、
偏心及び回転方向のずれ、すなわち、プリフォーマット
領域の位置のずれが小さな光ディスクを実現できる。
7は、第2基板41の凹部47に嵌合する。また、上記
したように、凸部37及び凹部47は、嵌合によって第
1基板31及び第2基板41の各々のプリフォーマット
領域の位置が実質的に一致する位置に形成されているの
で、回転方向のずれを低減することができる。従って、
偏心及び回転方向のずれ、すなわち、プリフォーマット
領域の位置のずれが小さな光ディスクを実現できる。
【0031】なお、上記した実施例では、第1基板31
に同心円形状の凸部35及び外周部の凸部37を設け、
第2基板41にこれらに嵌合する凹部45及び凹部47
を設けた場合を例に説明したが、これらの組合せは任意
である。すなわち、例えば、第1基板31に同心円形状
の凸部及び外周部の凹部を設け、第2基板41にそれぞ
れこれらに嵌合する凹部及び凸部を設ける構成としても
よい。これらの凸部及び凹部は、記録層の障害とならな
い位置に設ければよい。 [第4の実施例]図11は、本発明の第4の実施例であ
る光ディスク3の製造方法を模式的に示している。第1
基板31に同心円形状の凸部35を、第2基板41に凸
部35に嵌合する凹部45を設けた構成は、上記した第
3の実施例の場合と同様である。すなわち、凸部35及
び凹部45の嵌合によって、偏心を小さく抑えることが
可能になる。
に同心円形状の凸部35及び外周部の凸部37を設け、
第2基板41にこれらに嵌合する凹部45及び凹部47
を設けた場合を例に説明したが、これらの組合せは任意
である。すなわち、例えば、第1基板31に同心円形状
の凸部及び外周部の凹部を設け、第2基板41にそれぞ
れこれらに嵌合する凹部及び凸部を設ける構成としても
よい。これらの凸部及び凹部は、記録層の障害とならな
い位置に設ければよい。 [第4の実施例]図11は、本発明の第4の実施例であ
る光ディスク3の製造方法を模式的に示している。第1
基板31に同心円形状の凸部35を、第2基板41に凸
部35に嵌合する凹部45を設けた構成は、上記した第
3の実施例の場合と同様である。すなわち、凸部35及
び凹部45の嵌合によって、偏心を小さく抑えることが
可能になる。
【0032】本実施例においては、第1基板31の内周
部又は外周部又は外周側面に第1基板31の記録層のプ
リフォーマット領域の位置を示すマーク39(図中、”
+”印)が設けられている。また、同様に、第2基板4
1の外周側面に第2基板41の記録層のプリフォーマッ
ト領域の位置を示すマーク49(図中、”+”印)が設
けられている。
部又は外周部又は外周側面に第1基板31の記録層のプ
リフォーマット領域の位置を示すマーク39(図中、”
+”印)が設けられている。また、同様に、第2基板4
1の外周側面に第2基板41の記録層のプリフォーマッ
ト領域の位置を示すマーク49(図中、”+”印)が設
けられている。
【0033】第1基板31及び第2基板41を貼り合わ
せは、マーク39及びマーク49が一致するようになさ
れる。これによって、回転方向のずれを低減することが
できる。なお、マーク39、49を付ける位置は、プリ
フォーマット領域の位置と必ずしも一致していなくても
よい。すなわち、プリフォーマット領域の位置との相対
的な位置関係が同じであればよく、マークを合わせて貼
り合わせることによって両基板のプリフォーマット領域
の位置が実質的に一致するように設けられていればよ
い。また、マークとしては、信号記録時に書き込まれた
目印や、例えば、基板の凹凸等、基板の製造工程におい
て生じた印を用いてもよい。 [第5の実施例]上記した実施例では、片面ディスクの
場合について説明したが、両面ディスクの場合でも同様
に適用することが可能である。図12及び図13は、本
発明の第5の実施例である光ディスク3の製造方法を模
式的に示す断面図である。
せは、マーク39及びマーク49が一致するようになさ
れる。これによって、回転方向のずれを低減することが
できる。なお、マーク39、49を付ける位置は、プリ
フォーマット領域の位置と必ずしも一致していなくても
よい。すなわち、プリフォーマット領域の位置との相対
的な位置関係が同じであればよく、マークを合わせて貼
り合わせることによって両基板のプリフォーマット領域
の位置が実質的に一致するように設けられていればよ
い。また、マークとしては、信号記録時に書き込まれた
目印や、例えば、基板の凹凸等、基板の製造工程におい
て生じた印を用いてもよい。 [第5の実施例]上記した実施例では、片面ディスクの
場合について説明したが、両面ディスクの場合でも同様
に適用することが可能である。図12及び図13は、本
発明の第5の実施例である光ディスク3の製造方法を模
式的に示す断面図である。
【0034】まず、図12に示すように、上記した第3
の実施例の場合と同様に、記録層(第2層)38を有す
る第1基板31を準備する。従って、第1基板31に
は、同心円形状の凸部35及び外周部の凸部37が設け
られている。一方、これに貼り合わされる、記録層を含
まない基板51を準備する。基板51は、第3の実施例
の第2基板41と同様、第1基板31に貼り合わされる
接着面51A側に、第1基板31の同心円形状の凸部3
5及び外周部の凸部37にそれぞれ嵌合する凹部45及
び凹部47が設けられている。さらに、接着面51Aの
反対側の接着面61Aにも同心円形状の凹部65及び外
周部の凹部67が設けられている。
の実施例の場合と同様に、記録層(第2層)38を有す
る第1基板31を準備する。従って、第1基板31に
は、同心円形状の凸部35及び外周部の凸部37が設け
られている。一方、これに貼り合わされる、記録層を含
まない基板51を準備する。基板51は、第3の実施例
の第2基板41と同様、第1基板31に貼り合わされる
接着面51A側に、第1基板31の同心円形状の凸部3
5及び外周部の凸部37にそれぞれ嵌合する凹部45及
び凹部47が設けられている。さらに、接着面51Aの
反対側の接着面61Aにも同心円形状の凹部65及び外
周部の凹部67が設けられている。
【0035】第3の実施例の場合と同様にして、接着面
31A及び51Aを貼り合わせる。図13に示すよう
に、得られた基板61は、第3の実施例の場合における
記録層38を有する第2基板として用いる。すなわち、
基板61は、第1基板31の同心円形状の凸部35及び
外周部の凸部37に勘合する同心円形状の凹部65及び
外周部の凹部67が接着面61A側に設けられている。
従って、記録層68を有する第1基板31と貼り合わせ
ることによって、偏心及び回転方向のずれ、すなわち、
プリフォーマット領域の位置のずれが小さな両面光ディ
スクを実現することができる。
31A及び51Aを貼り合わせる。図13に示すよう
に、得られた基板61は、第3の実施例の場合における
記録層38を有する第2基板として用いる。すなわち、
基板61は、第1基板31の同心円形状の凸部35及び
外周部の凸部37に勘合する同心円形状の凹部65及び
外周部の凹部67が接着面61A側に設けられている。
従って、記録層68を有する第1基板31と貼り合わせ
ることによって、偏心及び回転方向のずれ、すなわち、
プリフォーマット領域の位置のずれが小さな両面光ディ
スクを実現することができる。
【0036】以上詳細に説明したように、各記録層間に
おけるプリフォーマットエリアの位置ずれを低減した光
ディスクを実現できる。また、プリフォーマットエリア
に僅かな位置ずれが生じた場合であっても、安定な記録
再生が可能な高性能な光ディスクを実現できる。また、
上記した実施例は例示であり、適宜改変して、または組
み合わせて適用することができる。
おけるプリフォーマットエリアの位置ずれを低減した光
ディスクを実現できる。また、プリフォーマットエリア
に僅かな位置ずれが生じた場合であっても、安定な記録
再生が可能な高性能な光ディスクを実現できる。また、
上記した実施例は例示であり、適宜改変して、または組
み合わせて適用することができる。
【0037】
【発明の効果】上記したことから明らかなように、本発
明によれば、安定した記録及び再生を行うことが可能な
多層光学式記録媒体を実現できる。また、プリフォーマ
ットエリアの位置ずれを低減させることが可能な光ディ
スクを実現できる。
明によれば、安定した記録及び再生を行うことが可能な
多層光学式記録媒体を実現できる。また、プリフォーマ
ットエリアの位置ずれを低減させることが可能な光ディ
スクを実現できる。
【図1】光ディスクにおけるプリフォーマットエリア、
データエリア及びセクタの構成を模式的に示す図であ
る。
データエリア及びセクタの構成を模式的に示す図であ
る。
【図2】プリフォーマットエリア及びデータエリアの模
式的な拡大図、及びこれらのエリアにおける透過率を示
す図である。
式的な拡大図、及びこれらのエリアにおける透過率を示
す図である。
【図3】第1層及び第2層の各プリフォーマットエリア
の位置が一致した場合を示す断面図である。
の位置が一致した場合を示す断面図である。
【図4】本発明による2層光ディスクのトラッキング方
向における構造を模式的に示す断面図である。
向における構造を模式的に示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例における、第1層及び第
2層のトラッキング方向におけるプリフォーマットエリ
ア及びデータエリア境界近傍部分の模式的な拡大図、及
び第1層の平均透過率及び第2層からの反射光ビームの
パワー変動を示すグラフである。
2層のトラッキング方向におけるプリフォーマットエリ
ア及びデータエリア境界近傍部分の模式的な拡大図、及
び第1層の平均透過率及び第2層からの反射光ビームの
パワー変動を示すグラフである。
【図6】第2層に光ビームの焦点を合わせた場合の第1
層における光ビームの半径Rを示す図である。
層における光ビームの半径Rを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例における、第1層及び第
2層のトラッキング方向におけるプリフォーマットエリ
ア及びデータエリア境界近傍部分の模式的な拡大図、及
び第1層の平均透過率及び第2層からの反射光ビームの
パワー変動を示すグラフである。
2層のトラッキング方向におけるプリフォーマットエリ
ア及びデータエリア境界近傍部分の模式的な拡大図、及
び第1層の平均透過率及び第2層からの反射光ビームの
パワー変動を示すグラフである。
【図8】プリフォーマットエリアの位置ずれが生じる原
因である記録層間の偏心及び回転方向のずれを示す図で
ある。
因である記録層間の偏心及び回転方向のずれを示す図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施例である、第1記録層を含
む第1基板31及び第2記録層を含む第2基板41を示
す斜視図である。
む第1基板31及び第2記録層を含む第2基板41を示
す斜視図である。
【図10】図9に示す第1基板及び第2基板の貼り合わ
せ方法を説明するための断面図である。
せ方法を説明するための断面図である。
【図11】本発明の第4の実施例である光ディスクの構
造及び貼り合わせ方法を説明するための斜視図である。
造及び貼り合わせ方法を説明するための斜視図である。
【図12】本発明の第5の実施例である両面光ディスク
の構造及び貼り合わせ方法を説明するための断面図であ
る。
の構造及び貼り合わせ方法を説明するための断面図であ
る。
【図13】本発明の第5の実施例である両面光ディスク
の構造及び貼り合わせ方法を説明するための断面図であ
る。
の構造及び貼り合わせ方法を説明するための断面図であ
る。
3 光ディスク 5 プリフォーマットエリア 6 データエリア 7 セクタ 8 エンボスピット 9 記録ピット 11 第1記録層 12 第2記録層 14 ガードエリア 15 スペーサ層 31,41 基板 31A,41A,51A,61A 接着面 35 同心円形状の凸部 37 凸部 38,48 記録層 39,49 マーク 45,55,65 同心円形状の凹部 47,57,67 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 宜義 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 (72)発明者 飯田 哲哉 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5D029 JB13 RA08 WA01 WA31 WC04 WC06 WC10 WD11 5D090 AA01 BB05 BB12 DD02 DD05 FF11 GG16 5D121 AA07 FF01 FF15
Claims (7)
- 【請求項1】 プリフォーマット領域によってトラッキ
ング方向にデータ記録領域が分割された複数の記録層を
有する書き換え可能な多層光学式記録媒体であって、 前記複数の記録層のうち少なくとも照射光ビームを集光
する対物レンズから最も遠い記録層のプリフォーマット
領域は、前記トラッキング方向の両端に設けられデータ
が記録されないガード領域を有し、前記ガード領域の各
々の長さをGL、前記最も遠い記録層及び他の記録層の
プリフォーマット領域の前記トラッキング方向における
位置ずれの許容最大値をYL、前記対物レンズの開口数
をNA、前記最も遠い記録層及び前記他の記録層の間隔
をT、記録層間の媒質の屈折率をnとしたとき、前記ガ
ード領域の長さGLは、 GL≧ YL+T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 を満たすことを特徴とする多層光学式記録媒体。 - 【請求項2】 前記複数の記録層はデータ信号記録のた
めの相変化媒体を含み、前記相変化媒体の結晶部の透過
率をTC、アモルファス部の透過率をTA、前記光ビー
ムの強度の許容最大変動率をVPとしたとき、前記ガー
ド領域の長さGLは、 GL≧ YL+R×[1−2×VP×(TA+TC)/|T
A−TC|] R=T×(NA/n) /[1−(NA/n)2]1/2 を満たすことを特徴とする請求項1記載の多層光学式記
録媒体。 - 【請求項3】 プリフォーマット領域によってトラッキ
ング方向にデータ記録領域が分割された複数の記録層を
有する書き換え可能な多層光学式回転記録媒体の製造方
法であって、 少なくとも1つの記録層を含む第1基板に前記第1基板
の回転中心に実質的に中心が一致した同心円状の凸部を
設けるステップと、 少なくとも1つの記録層を含む第2基板に、前記第2基
板の回転中心に実質的に中心が一致し、前記凸部に嵌合
する凹部を設けるステップと、 前記凸部及び前記凸部を嵌合せしめて前記第1基板及び
前記第2基板を接着するステップと、を有することを特
徴とする製造方法。 - 【請求項4】 前記第1基板の内周部又は外周部に凸部
を設けるステップと、前記第2基板のプリフォーマット
領域に前記凸部に嵌合する凹部を設けるステップと、を
更に有し、前記凸部及び前記凹部は、前記第1基板及び
前記第1基板の接着によって前記第1基板のプリフォー
マット領域及び前記第2基板のプリフォーマット領域が
実質的に一致する位置に配されたことを特徴とする請求
項3記載の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1基板の内周部又は外周部に凹部
を設けるステップと、前記第2基板のプリフォーマット
領域に前記凹部に嵌合する凸部を設けるステップと、を
更に有し、前記凸部及び前記凹部は、前記第1基板及び
前記第1基板の接着によって前記第1基板のプリフォー
マット領域及び前記第2基板のプリフォーマット領域が
実質的に一致する位置に配されたことを特徴とする請求
項3記載の製造方法。 - 【請求項6】 前記第1基板の内周部又は外周部又は外
周側面に前記第1基板のプリフォーマット領域の位置を
示すマークを設けるステップと、前記第2基板の内周部
又は外周部又は外周側面に前記第2基板のプリフォーマ
ット領域の位置を示すマークを設けるステップと、を更
に有し、 前記接着するステップは、前記第1基板のマーク及び前
記第2基板のマークを合わせるステップを含むことを特
徴とする請求項3記載の製造方法。 - 【請求項7】 前記請求項3ないし6のいずれか1項記
載の製造方法により製造された多層光学式回転記録媒
体。
Priority Applications (4)
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