JP2002092263A - 廃棄物処理作業の受注方法及び受注システム - Google Patents

廃棄物処理作業の受注方法及び受注システム

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JP2002092263A
JP2002092263A JP2000279067A JP2000279067A JP2002092263A JP 2002092263 A JP2002092263 A JP 2002092263A JP 2000279067 A JP2000279067 A JP 2000279067A JP 2000279067 A JP2000279067 A JP 2000279067A JP 2002092263 A JP2002092263 A JP 2002092263A
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Takemi Aizawa
健実 相沢
Yuji Niihori
祐司 新堀
Terumi Haraguchi
輝美 原口
Nobuhiko Aizawa
伸彦 相澤
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間や労力を少なくし、過去の受注実績等の
データを蓄積して有効利用することができる廃棄物処理
作業の受注方法及び受注システムを提供する。 【解決手段】 廃棄処理の対象となる廃棄物に関する情
報を処理業者のコンピュータシステム53に送信すると
共に、処理業者のコンピュータシステム53から廃棄処
理の可否についての回答を受信する排出事業者のコンピ
ュータ1と、排出事業者のコンピュータ1から送信され
た廃棄物に関する情報を受信すると共に、該情報に基づ
いて廃棄物処理の可否判断を行う処理業者のコンピュー
タシステム53と、これらの排出事業者のコンピュータ
1及び処理業者のコンピュータシステム53を接続する
ネットワーク3とを備えてなる廃棄物処理作業の受注シ
ステム、及びこのシステムを用いた受注方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の廃棄物を処
理する廃棄処理作業を効率的に受注する方法及びこの受
注方法に用いる受注システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業廃棄物等をはじめとする種々
の廃棄物を処理する場合には、排出事業者が処理業者の
担当者あてに、電話やFAX等により排出事業者名、廃
棄物の内容、数量、及び廃棄物の成分分析値等を伝えて
処理作業を申し込み、更には、処理費用等の交渉をする
ために各担当者同士が互いに何回も脚を運んでいる。
【0003】しかしながら、この方法では、人が介在し
ているため、廃棄物を処理できるか否かの可否判断が担
当者によって異なっていたり、処理作業の受注契約が成
約に至るされるまでに手間と時間がかかっていた。ま
た、過去に処理を依頼した企業でも、新たな処理作業を
発注する際には、再度、同様の申込み内容を伝えなけれ
ばならず、排出事業者にとっても手間がかかる受注方法
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決し、時間や労力を削減し、過去の受注実績等のデー
タを蓄積して有効利用することができ、さらには、不特
定多数の排出事業者を顧客として獲得することができる
廃棄物処理作業の受注方法及び受注システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る廃棄物処理
作業の受注方法は、上記目的を達成するため、排出事業
者のコンピュータから送信された廃棄物の処理作業の申
込みをネットワークを介して処理業者のコンピュータで
受けるステップと、この処理作業の可否判断についての
一次審査を行うステップと、該一次審査の結果に基づく
一次回答をネットワークを介して処理業者のコンピュー
タから排出事業者のコンピュータに送信するステップと
を含んでいる。また、本発明の一形態に係る廃棄物処理
作業の受注方法では、排出事業者のコンピュータからネ
ットワークを介して送信された廃棄物の属性データを処
理業者のコンピュータで受けるステップと、この属性デ
ータに基づき、処理作業の可否判断について更に詳細な
二次審査を行うステップと、該二次審査の結果に基づく
二次回答をネットワークを介して処理業者のコンピュー
タから排出事業者のコンピュータに送信するステップと
を更に含んでいる。
【0006】上記廃棄物処理作業の受注方法によれば、
排出事業者は一度に全ての廃棄物等に関する情報を開示
する必要がなく、少しずつ段階的に開示すれば良いの
で、排出事業者側の機密保持についてリスクや負担が少
ない。つまり、廃棄物の種類によっては、排出事業者が
その成分分析値などの情報をいきなり処理業者に提示す
ることは抵抗があるが、本発明によれば、まず、廃棄物
に関する基本的な情報を通知し、例えば処理量が多すぎ
るという理由のみで一次回答によって処理作業を断られ
た場合には、上記成分分析値等の詳細な情報を提示しな
くて済み、最小限度の開示にとどめることができる。
【0007】上記ネットワークとしては、インターネッ
トをはじめ、構内通信網(ローカルエリアネットワー
ク:LAN)、広域通信網(ワイドエリアネットワー
ク:WAN)、イントラネット、エクストラネットなど
の種々の通信網を用いることができる。また、上記一次
審査、二次審査は、人手にて行うこともできるが、事前
に作成したプログラムに基づいて処理業者のコンピュー
タにおいて自動で行うことも可能である。コンピュータ
にてこれらの審査を行うことにより、排出事業者に送信
する廃棄処理の可否判断に関する回答を迅速にすること
ができ、人員削減によって人件費等のコスト低減にも寄
与できる。そして、上記処理業者は、廃棄物処理を行う
ことが可能な設備を保有する業者であれば、特に専門の
処理業者に限らずに、種々の業者が含まれる。例えば、
セメント製造設備を保有するゼメント製造業者や、製鉄
の設備を有する製鉄業者などである。また、本発明の別
の形態に係る廃棄物処理作業の受注方法では、上記廃棄
物のサンプル品を用いた廃棄処理の試用テストを含む三
次審査を処理業者が行うステップと、この三次審査の結
果に基づいてなされた三次回答を処理業者のコンピュー
タから排出事業者のコンピュータに送信するステップと
を更に含んでいる。上記三次審査では、サンプル品を用
いた試用テストを行うことも含んでいるため、処理作業
の可否について、成分分析値等のデータによる判断より
も、更に精度及び確実性の高い判断をすることができ
る。
【0008】また、本発明の更に別の形態に係る廃棄物
処理作業の受注方法では、上記処理作業の申込みを、上
記排出事業者の企業名称、業種、電子メールアドレス、
担当者名、電話番号、FAX番号、事業所名、事業所の
所在地、廃棄物の種類、廃棄物の発生時期、月次発生
量、希望処理単価の群から選択される一又は二以上の項
目を排出事業者のコンピュータ画面に入力して行うこと
ができる。そして、上記属性データは、廃棄物の形状や
廃棄物の性状などである。この廃棄物の形状としては、
例えば、塊状、粒状、粉状、液状、泥状などであり、廃
棄物の性状は、例えば、油分、異臭、引火性、発塵性、
付着性、腐食性、発酵腐敗性、成分分析値、溶出試験
値、成分分析結果などである
【0009】そして、本発明の更に別の形態に係る廃棄
物処理作業の受注方法では、上記廃棄物の処理作業の申
込みから得られる基本情報と、上記廃棄物の属性データ
から得られる情報と、上記一次審査、二次審査及び三次
審査の結果から得られる情報とを蓄積してデータベース
を作成するステップを更に含んいる。
【0010】これらのデータベースによれば、一度申込
みをした排出事業者の企業データ、処理を依頼した廃棄
物の内容や量などのデータを整理して蓄積するため、定
期的に処理を依頼する排出事業者に対しては、次回の申
込み時期、廃棄物の種類や量などを予め予測することが
できて非常に効率的である。また、本発明の更に別の形
態に係る廃棄物処理作業の受注方法では、上記処理業者
を、排出事業者から処理作業の申込みを受け付ける一の
仲介企業と該仲介企業から委託された処理作業を行う複
数の登録企業とから構成することもできる。この受注方
法によれば、排出事業者側が上記仲介企業に対して廃棄
物処理の依頼をし、該仲介企業がその廃棄物の種類や量
及び廃棄物の保管場所などから総合的に判断し、最も適
した登録企業に対して処理作業を委託する。
【0011】なお、上記受注方法は産業廃棄物等の種々
の廃棄物に適用することができ、上記処理作業をセメン
ト製造装置に用いる付帯を用いて行うことも可能であ
る。通常、セメントは約1450℃という高温で処理さ
れるため、この高温を有効利用して廃棄物の処理を効率
的に行うことができる。また、高温のために、ダイオキ
シン等の有害物質が発生することなく、その廃棄処理さ
れた最終処理物をセメントの原料として有効にリサイク
ルでき、環境保護の観点から非常に有効である。また、
本発明に係る廃棄物処理作業の受注システムは、廃棄処
理の対象となる廃棄物に関する情報を処理業者のコンピ
ュータに送信すると共に、該処理業者のコンピュータか
ら送られてきた廃棄処理の可否についての回答を受信す
る排出事業者のコンピュータと、該排出事業者のコンピ
ュータから送信された上記廃棄物に関する情報を蓄積し
てデータベース化すると共に、該情報に基づいて廃棄物
処理の可否について一次審査、二次審査及び三次審査を
行い、これらの審査の結果を排出事業者のコンピュータ
に回答するデータベースサーバと、該データベースサー
バ内の情報を表示する処理業者のコンピュータと、これ
らの排出事業者のコンピュータ及び処理業者のコンピュ
ータを接続するネットワークとを備えている。
【0012】上記データベースサーバは、メールサーバ
等を介して処理業者のコンピュータに接続されており、
排出事業者から送られた廃棄物等の情報を効率よく処理
し、廃棄処理に関する一次審査、二次審査、及び三次審
査の少なくともいずれかを自動的に行うことができる。
また、これらの審査によって処理が可能か否かについて
の回答をデータベースサーバから排出事業者のコンピュ
ータに自動的に送信される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る廃棄物処理
作業の受注方法及び受注システムの実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。 〔廃棄物処理作業の受注方法〕まず、廃棄物処理作業の
受注方法についての実施の形態を段階1〜段階7に分け
て説明する。なお、以下では、コンピュータ同士を接続
するネットワークとしてインターネットを用いた例につ
いて説明するが、該インターネット以外にも、構内通信
網(ローカルエリアネットワーク:LAN)、広域通信
網(ワイドエリアネットワーク:WAN)、イントラネ
ット、エクストラネットなどを用いることができる。
【0014】[段階1(廃棄処理の申込み)]図1に示
すように、排出事業者が自己のコンピュータ1からイン
ターネット3を介して、処理業者が保有するホームペー
ジ5にアクセスする。このホームページ5には、例え
ば、処理業者の内部機関の一つであるゼロミッション事
業部のページがあり、ホームページ5上の相談申し込み
ボタンをクリックすると、廃棄物処理に関する相談窓口
7に移行し、図2に示す相談申込シート9の入力画面に
なる。
【0015】この画面においては、排出事業者である申
込会社の名称、業種、担当者の所属や名前や電子メール
アドレス、事業所名、事業所の所在地、廃棄物の種類、
発生時期、月次発生量、希望処理費単価などを入力す
る。これら以外にも、廃棄物の荷姿、輸送方法、現在の
処理方法などを入力情報としても良い。
【0016】上記廃棄物の種類についての入力内容は、
図2に示すように、大分類と小分類とに分かれており、
廃タイヤを例にとると、該廃タイヤは大分類では「ゴム
くず」に属するため、「ゴムくず」の欄をクリックする
と共に、小分類では「タイヤ」に属するため、図の右側
の黒い逆三角形ボタンをクリックし、複数のアイテムか
ら「タイヤ」を選択入力する。また、上記相談申込シー
ト9の入力内容は、後述するデータベースサーバ57に
その都度蓄積される。
【0017】[段階2(一次審査)]上記申込みを受け
た処理業者は、上記相談申込シート9の入力内容に基づ
き、廃棄物の処理が可能かどうかを一次審査11によっ
て判断する。この一次審査11は、技術的に処理可能な
廃棄物の種類かどうか、発生量が処理可能な範囲かどう
か、及び希望単価が処理業者が要する処理コストに見合
うかどうかなどを総合的に考慮して行う。この一次審査
11は、担当者が行っても良いが、予め作成したプログ
ラムによって処理業者のコンピュータ13にて自動的に
処理するようにしても良い。また、一次審査11の結果
も、逐一、データベースサーバ57に整理して蓄積され
る。
【0018】[段階3(一次可否判断)]上記一次審査
11を行い、処理作業を受注できると判断した場合は、
図1の矢印(YES)に示すように、処理業者のコンピ
ュータ13からインターネット3を介して排出事業者の
コンピュータ1に一次回答15を行う。なお、一次審査
11で受注不可能と判断した場合は、矢印(NO)に示
すように交渉が終了し、その旨を排出事業者のコンピュ
ータ1に送信する。
【0019】[段階4(属性データの提出)]上記一次
回答15を受け取った排出事業者は、廃棄物の属性デー
タ17を処理業者のコンピュータ13に送信する。この
属性データ17は、表1に示すように、例えば、廃棄物
の形状や廃棄物の性状などである。
【0020】
【表1】
【0021】この廃棄物の形状としては、例えば、塊
状、粒状、粉状、液状、泥状などであり、廃棄物の性状
は、例えば、油分、異臭、引火性、発塵性、付着性、腐
食性、発酵腐敗性、成分分析値、溶出試験値、成分分析
結果などである。また、上記成分分析値は、図3に示す
ように、廃棄物の付着水分、ig.loss、酸化ケイ
素、酸化アルミニウムなどの含有成分(%、ppm)で
ある。
【0022】[段階5(二次審査)]上記属性データ1
7を基にして、処理業者が廃棄物の処理作業の可否判断
について、上記一次審査11よりも更に詳細な検討を二
次審査19として行う。この二次審査19も担当者が行
っても良いが、予め作成したプログラムによって処理業
者用コンピュータ13にて自動的に処理するようにして
も良い。
【0023】ここで、例えば、廃棄処理したあとの最終
廃棄物をセメントの製造に用いる場合は、図3の成分分
析値のうち、特にClとMgOとP25 は、セメント
へのリサイクルのための管理項目として重要である。上
記二次審査19の結果も、逐一、データベースサーバ5
7に蓄積される。
【0024】[段階6(二次可否判断)]上記二次審査
19の結果に基づいて、廃棄物の処理の可否判断をし、
処理可能と判断した場合は、図1の矢印のように二次回
答21を行い、処理ができないと判断した場合は、その
旨を排出事業者のコンピュータ1に回答する。
【0025】[段階7(試用テスト)]上記二次回答2
1を得た排出事業者は、廃棄物のサンプル品を処理業者
に送付し、処理業者において該サンプル品を廃棄処理す
る試用テストを実際に処理施設を用いて行う。この試用
テストを含めた三次審査23の結果、処理が可能と判断
できた場合は、三次回答25を排出事業者のコンピュー
タ1に送信し、この三次回答25をもって処理作業の受
注についての契約締結となる。この三次審査23の結果
もデータベースとして、更新されながら蓄積されてい
く。
【0026】[廃棄物の種類]本発明によって処理の対
象となる廃棄物は、例えば、農業用機材であれば廃プラ
スチック、自動車用品であれば廃タイヤ、鋳物砂、化学
製品であれば廃プラスチック、パチンコ用品であれば廃
パチンコ台、食品であれば食品汚泥、廃白土、廃プラス
チック、非鉄金属であれば鋳物廃砂、アルミスラジ、製
紙関係であれば製紙スラジ、焼却灰、石油関係であれば
廃油、公共事業であれば浄水発生土、下水汚泥焼却灰、
下水汚泥脱水ケーキなどである。
【0027】上記廃棄物のうち、廃タイヤはセメント焼
成の補助燃料として活用しており、セメントキルン内で
高温燃焼するため、大気汚染の心配はなく、タイヤ中の
金属もセメントの成分として製品に取り込まれ、リサイ
クルされる。また、廃プラスチックは、塩化ビニールを
含まないプラスチックを破砕し、燃料として再資源化し
ている。高温燃焼による大気汚染の心配がない。廃パチ
ンコ台は、鉄やガラスなどを取り外してから、破砕及び
圧縮することにより、固形燃料(RDF)に加工し、補
助燃料として活用している。鋳物廃砂は、セメント原料
である珪石の成分補完材料としてリサイクルされる。浄
水発生土と下水汚泥焼却灰は、セメント原料として必要
な粘土の一部としてリサイクルされる。下水汚泥脱水ケ
ーキは密閉式コンテナを搭載した特殊車両により臭気を
漏らさずセメント工場に持ち込み、前処理をしたのち、
粘土原料の一部としてリサイクルされる。そして、フロ
ンは、セメントキルンに注入し、セメント焼成時の高温
下で破壊される。
【0028】〔廃棄物処理作業の受注システム〕次い
で、廃棄物処理作業を受注するシステムについての実施
の形態を説明する。この受注システム51は、図4に示
すように、廃棄処理をする廃棄物に関する情報を送信し
たり、処理業者のコンピュータシステム53から廃棄処
理の可否についての回答を受信する排出事業者のコンピ
ュータ1と、該排出事業者のコンピュータ1から送信さ
れた廃棄物に関する情報を受信し、該情報に基づいて廃
棄物処理の可否判断を行う処理業者のコンピュータシス
テム53と、これらの排出事業者のコンピュータ1及び
処理業者のコンピュータシステム53を接続するインタ
ーネット3とを備えている。
【0029】また、上記処理業者のコンピュータシステ
ム53は、上記インターネット3に通信回線61を介し
て接続され、排出事業者のコンピュータ1から送信され
た廃棄物に関する情報を受信するメールサーバ55と、
該メールサーバ55が受信した情報をデータベース化し
て蓄積するデータベースサーバ57と、該データベース
サーバ57に接続され、データベースサーバ57に蓄積
された情報を表示する処理業者用コンピュータ13とを
備えている。そして、上記排出事業者のコンピュータ1
及び処理業者のコンピュータ13は、プロバイダー59
を介してインターネット3に接続されており、メールサ
ーバ55に至る通信回線61には、いわゆるハッカーの
侵入等を防御するためにファイヤーウォール(防火壁)
63が設けられている。また、上記インターネット3の
代わりに、LAN、WAN、イントラネット、エクスト
ラネットなどの種々の通信網を用いることができる。さ
らに、上述したホームページ5のデータは、図4に示す
処理業者のコンピュータシステム53のウェブサーバに
置くこともできるが、該コンピュータシステム53の外
部のウェブサーバに置いても良い。
【0030】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されることなく、種々の変形及び変更が可能である。上
記実施の形態においては、一の処理業者が、処理作業の
申込みを受け、廃棄物の処理の可否判断をし、かつ、最
終的に処理作業自体までも行う形態について説明した
が、上記処理業者自体が審査や処理を行なわずに、別の
処理業者に処理作業を紹介する仲介や斡旋を行っても良
い。例えば、複数の登録企業を集めて、廃棄物の処理団
体をつくり、処理作業を受注する窓口企業を決め、該窓
口企業が開設したホームページを介して排出事業者から
処理作業の依頼を受け、立地条件や処理能力に応じて最
も適した登録企業に処理作業を委託するという方法をと
っても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、排出事業者が廃棄処理
を申し込む場合に、一度に全ての情報を提示することな
く段階的に出せば良いので、排出事業者側の機密保持に
ついてリスクや負担が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物処理の受注方法の流れを示
すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態における段階1の処理申込
み内容を示す概略図である。
【図3】本発明の実施の形態における段階4の成分分析
値の入力内容を示す概略図である。
【図4】本発明に係る廃棄物処理の受注システムを示す
概略図である。
【符号の説明】
1 排出事業者のコンピュータ 3 インターネット 5 ホームページ 7 相談窓口 9 相談申込みシート 11 一次審査 13 処理業者のコンピュータ 15 一次回答 17 属性データ 19 二次審査 21 二次回答 23 三次審査 25 三次回答 51 受注システム 53 処理業者のコンピュータシステム 54 MTAサーバ 55 メールサーバ 57 データベースサーバ 59 プロバイダー 61 通信回線 63 ファイヤーウォール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原口 輝美 東京都千代田区西神田3−8−1 太平洋 セメント株式会社内 (72)発明者 相澤 伸彦 東京都千代田区西神田3−8−1 太平洋 セメント株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA50 BA10 CB50 DA04 DA16 DA17 5B049 BB00 CC05 DD01 FF01 GG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出事業者のコンピュータから送信され
    た廃棄物の処理作業の申込みをネットワークを介して処
    理業者のコンピュータで受けるステップと、この処理作
    業の可否判断についての一次審査を行うステップと、該
    一次審査の結果に基づく一次回答をネットワークを介し
    て処理業者のコンピュータから排出事業者のコンピュー
    タに送信するステップとを含んでなる廃棄物処理作業の
    受注方法。
  2. 【請求項2】 上記排出事業者のコンピュータからネッ
    トワークを介して送信された廃棄物の属性データを処理
    業者のコンピュータで受けるステップと、この属性デー
    タに基づき、処理作業の可否判断について上記一次審査
    よりも詳細な二次審査を行うステップと、該二次審査の
    結果に基づく二次回答をネットワークを介して処理業者
    のコンピュータから排出事業者のコンピュータに送信す
    るステップとを含んでなる請求項1に記載の廃棄物処理
    作業の受注方法。
  3. 【請求項3】 上記廃棄物のサンプル品を用いた廃棄処
    理の試用テストを含む三次審査を処理業者が行うステッ
    プと、この三次審査の結果に基づいてなされた三次回答
    を処理業者のコンピュータから排出事業者のコンピュー
    タに送信するステップとを含んでなる請求項1又は2に
    記載の廃棄物処理作業の受注方法。
  4. 【請求項4】 上記処理作業の申込みを、上記排出事業
    者の企業名称、業種、電子メールアドレス、担当者名、
    電話番号、FAX番号、事業所名、事業所の所在地、廃
    棄物の種類、廃棄物の発生時期、月次発生量、希望処理
    単価の群から選択される一又は二以上の項目を排出事業
    者のコンピュータ画面に入力して行うことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の廃棄物処理作業の受注
    方法。
  5. 【請求項5】 上記一次審査、二次審査及び三次審査の
    少なくともいずれかを処理業者のコンピュータで自動的
    に行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の廃棄物処理作業の受注方法。
  6. 【請求項6】 上記廃棄物の処理作業の申込みから得ら
    れる基本情報と、上記廃棄物の属性データから得られる
    情報と、上記三次回答から得られる情報と、上記一次審
    査、二次審査及び三次審査の結果から得られる情報とを
    蓄積してデータベースを作成するステップを更に含んで
    なる請求項1〜5のいずれかに記載の廃棄物処理作業の
    受注方法。
  7. 【請求項7】 上記処理業者を、排出事業者から処理作
    業の申込みを受け付ける一の仲介企業と該仲介企業から
    委託された処理作業を行う複数の登録企業とから構成し
    たことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の廃
    棄物処理作業の受注方法。
  8. 【請求項8】 上記廃棄物が産業廃棄物であり、上記処
    理作業をセメント製造装置を用いて行うことを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載の廃棄物処理作業の受
    注方法。
  9. 【請求項9】 廃棄処理の対象となる廃棄物に関する情
    報を処理業者のコンピュータに送信すると共に、該処理
    業者のコンピュータから送られてきた廃棄処理の可否に
    ついての回答を受信する排出事業者のコンピュータと、
    該排出事業者のコンピュータから送信された上記廃棄物
    に関する情報を蓄積してデータベース化すると共に、該
    情報に基づいて廃棄物処理の可否について一次審査、二
    次審査及び三次審査の少なくともいずれかを行い、これ
    らの審査の結果を排出事業者のコンピュータに回答する
    データベースサーバと、該データベースサーバ内の情報
    を表示する処理業者のコンピュータと、これらの排出事
    業者のコンピュータ及び処理業者のコンピュータを接続
    するネットワークとを備えてなる廃棄物処理作業の受注
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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