JP2002091727A - 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御システム、記録媒体および画像形成装置 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御システム、記録媒体および画像形成装置

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JP2002091727A
JP2002091727A JP2000279814A JP2000279814A JP2002091727A JP 2002091727 A JP2002091727 A JP 2002091727A JP 2000279814 A JP2000279814 A JP 2000279814A JP 2000279814 A JP2000279814 A JP 2000279814A JP 2002091727 A JP2002091727 A JP 2002091727A
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JP2000279814A
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English (en)
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Satoshi Matsuo
聡 松尾
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ジョブのパフォーマンスの測定を可能な
限り厳密に行い、効率的な割り込み処理を行うことがで
きる印刷制御装置を提供する。 【解決手段】 印刷ジョブデータに基づいて、先および
後の印刷ジョブについて、1ページ当たりのデータサイ
ズを算出し(S11)、先および後の印刷ジョブについ
ての総ページ数についての情報を取得し(S12)、先
の印刷ジョブにおける割り込み処理発生時までの印刷時
間に関する情報を取得する(S13)。そして、先の印
刷ジョブについての残りの印刷予想時間D1および、後
の印刷ジョブについての印刷予想時間D2を算出する
(S14)。その結果に基づいて、印刷予想時間D1お
よびD2の比較を行い(S15)、割り込み処理を実行
する(S16)。割り込み処理を実行した場合にはステ
ップS17において、割り込み履歴付加手段49が先の
印刷ジョブに対して割り込み履歴を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷制御装置に関
し、特に、複数の印刷ジョブの効率的な処理を実現した
印刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のプリンタ等の画像形成装置におい
ては、ネットワークに接続されることで同時に複数の印
刷ジョブを受ける場合が多い。しかし、一般的には印刷
順序はFIFO(First In First Out:先入れ先出し)
であり、スプールされた順番に印刷されるので、データ
量が多い、すなわち印刷量が多いジョブがプリンタを専
有すると、次の印刷ジョブはなかなか実行されず、印刷
量の少ないジョブであっても長時間待機しなければなら
ないという問題があった。
【0003】このような問題を解決する従来の方法とし
ては、例えば特開平10−111770号公報におい
て、印刷割り込み要求を検出し、実行中の印刷ジョブの
残りページ数よりも、割り込み要求のある印刷ジョブの
総ページ数が少ない場合には、印刷途中でも印刷を中断
し、割り込み印刷を優先的に実行する方法が開示されて
いるが、実行中の印刷ジョブの残りページ数や割り込み
要求のある印刷ジョブの総ページ数の取得方法について
は具体的ではなく、また、1ページの印刷に要する時間
はデータ内容によって異なるので、正確な割り込み判断
ができないという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を解消するためになされたもので、印刷ジョブの
パフォーマンスの測定を可能な限り厳密に行い、効率的
な割り込み処理を行うことができる印刷制御装置を提供
することを主たる目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の印刷制御装置は、複数のデータ処理装置にネットワ
ーク接続されたプリンタを制御する印刷制御装置であっ
て、複数の印刷ジョブデータを記憶する記憶手段と、前
記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の先の印
刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョブデー
タの各々1ページ当たりのデータサイズを算出する印刷
ジョブデータサイズ算出手段と、前記先の印刷ジョブデ
ータおよび後の印刷ジョブデータの総ページ数、および
前記先の印刷ジョブデータの印刷済みのページ数を取得
する印刷ジョブページ数取得手段と、前記先の印刷ジョ
ブデータの印刷において、割り込み処理の判断開始時間
である割り込み処理発生時間を計測する割り込み処理発
生時間計測手段と、前記印刷ジョブデータサイズ算出手
段、前記印刷ジョブページ数取得手段、前記割り込み処
理発生時間計測手段の出力を受け、先の印刷ジョブデー
タの残りの印刷予想時間と、後の印刷ジョブデータの印
刷予想時間とを算出する印刷予想時間算出手段と、前記
先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、前記後
の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較する印刷予
想時間比較手段と、前記先の印刷ジョブデータの残りの
印刷予想時間が前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時
間よりも長い場合に、前記先の印刷ジョブデータの印刷
を中断し、前記後の印刷ジョブデータの印刷を優先して
行う割り込み処理を実行する割り込み処理実行手段とを
備えている。
【0006】本発明に係る請求項2記載の印刷制御装置
は、前記割り込み処理の実行後に、割り込みを受けた前
記先の印刷ジョブデータに対して、割り込み履歴を付加
する、割り込み履歴付加手段をさらに備え、前記割り込
み履歴に基づいて、前記割り込み処理に制限を与える。
【0007】本発明に係る請求項3記載の印刷制御装置
は、前記割り込み処理発生時間が、前記先の印刷ジョブ
データの印刷において、前記後の印刷ジョブデータの存
在が判明した時点で印刷が終了しているページまでの印
刷に費やした時間で規定される。
【0008】本発明に係る請求項4記載の印刷制御装置
は、前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間が、前記
先の印刷ジョブデータに対する後の印刷ジョブデータの
1ページ当たりのデータサイズの比率を、前記先の印刷
ジョブデータの印刷済みのページ数に対する後の印刷ジ
ョブデータの総ページ数との比率に乗じて算出される。
【0009】本発明に係る請求項5記載の印刷制御方法
は、複数のデータ処理装置にネットワーク接続されたプ
リンタを制御する印刷制御方法であって、複数の印刷ジ
ョブデータを記憶するステップ(a)と、前記複数の印刷
ジョブデータのうち、印刷進行中の先の印刷ジョブデー
タおよび印刷待機中の後の印刷ジョブデータの各々1ペ
ージ当たりのデータサイズを算出するステップ(b)と、
前記先の印刷ジョブデータおよび後の印刷ジョブデータ
の総ページ数、および前記先の印刷ジョブデータの印刷
済みのページ数を取得するステップ(c)と、前記先の印
刷ジョブデータの印刷において、割り込み処理の判断開
始時間である割り込み処理発生時間を計測するステップ
(d)と、前記ステップ(b)、(c)、(d)の結果に基づい
て、先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、後
の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを算出するステッ
プ(e)と、前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想
時間と、前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを
比較するステップ(f)と、前記先の印刷ジョブデータの
残りの印刷予想時間が前記後の印刷ジョブデータの印刷
予想時間よりも長い場合に、前記先の印刷ジョブデータ
の印刷を中断し、前記後の印刷ジョブデータの印刷を優
先して行う割り込み処理を実行するステップ(g)とを備
えている。
【0010】本発明に係る請求項6記載の印刷制御方法
は、前記ステップ(g)の後に、割り込みを受けた前記先
の印刷ジョブデータに対して、割り込み履歴を付加する
ステップをさらに備え、前記割り込み履歴に基づいて、
前記割り込み処理に制限を与える。
【0011】本発明に係る請求項7記載の印刷制御方法
は、前記割り込み処理発生時間が、前記先の印刷ジョブ
データの印刷において、前記後の印刷ジョブデータの存
在が判明した時点で印刷が終了しているページまでの印
刷に費やした時間で規定される。
【0012】本発明に係る請求項8記載の印刷制御方法
は、前記ステップ(e)が、前記先の印刷ジョブデータに
対する後の印刷ジョブデータの1ページ当たりのデータ
サイズの比率を、前記先の印刷ジョブデータの印刷済み
のページ数に対する後の印刷ジョブデータの総ページ数
との比率に乗じて前記後の印刷ジョブデータの印刷予想
時間を算出するステップを含んでいる。
【0013】本発明に係る請求項9記載の印刷制御シス
テムは、複数のデータ処理装置にネットワーク接続され
たプリンタを制御する印刷制御システムであって、前記
プリンタが、複数の印刷ジョブデータを記憶するステッ
プ(a)と、前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進
行中の先の印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印
刷ジョブデータの各々1ページ当たりのデータサイズを
算出するステップ(b)と、前記先の印刷ジョブデータお
よび後の印刷ジョブデータの総ページ数、および前記先
の印刷ジョブデータの印刷済みのページ数を取得するス
テップ(c)と、前記先の印刷ジョブデータの印刷におい
て、割り込み処理の判断開始時間である割り込み処理発
生時間を計測するステップ(d)と、前記ステップ(b)、
(c)、(d)の結果に基づいて、先の印刷ジョブデータの
残りの印刷予想時間と、後の印刷ジョブデータの印刷予
想時間とを算出するステップ(e)と、前記先の印刷ジョ
ブデータの残りの印刷予想時間と、前記後の印刷ジョブ
データの印刷予想時間とを比較するステップ(f)と、前
記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が前記後
の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場合に、
前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記後の印
刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処理を実
行するステップ(g)とを備える印刷制御プログラムによ
って制御される。
【0014】本発明に係る請求項10記載の記録媒体
は、複数のデータ処理装置にネットワーク接続されたプ
リンタを制御する印刷制御プログラムが記載されたコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記印刷制
御プログラムが、複数の印刷ジョブデータを記憶するス
テップ(a)と、前記複数の印刷ジョブデータのうち、印
刷進行中の先の印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後
の印刷ジョブデータの各々1ページ当たりのデータサイ
ズを算出するステップ(b)と、前記先の印刷ジョブデー
タおよび後の印刷ジョブデータの総ページ数、および前
記先の印刷ジョブデータの印刷済みのページ数を取得す
るステップ(c)と、前記先の印刷ジョブデータの印刷に
おいて、割り込み処理の判断開始時間である割り込み処
理発生時間を計測するステップ(d)と、前記ステップ
(b)、(c)、(d)の結果に基づいて、先の印刷ジョブデ
ータの残りの印刷予想時間と、後の印刷ジョブデータの
印刷予想時間とを算出するステップ(e)と、前記先の印
刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、前記後の印刷
ジョブデータの印刷予想時間とを比較するステップ(f)
と、前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が
前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場
合に、前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記
後の印刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処
理を実行するステップ(g)とを備えている。
【0015】本発明に係る請求項11記載の画像形成装
置は、複数の印刷ジョブデータを記憶する記憶手段と、
前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の先の
印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョブデ
ータの各々1ページ当たりのデータサイズを算出する印
刷ジョブデータサイズ算出手段と、前記先の印刷ジョブ
データおよび後の印刷ジョブデータの総ページ数、およ
び前記先の印刷ジョブデータの印刷済みのページ数を取
得する印刷ジョブページ数取得手段と、前記先の印刷ジ
ョブデータの印刷において、割り込み処理の判断開始時
間である割り込み処理発生時間を計測する割り込み処理
発生時間計測手段と、前記印刷ジョブデータサイズ算出
手段、前記印刷ジョブページ数取得手段、前記割り込み
処理発生時間計測手段の出力を受け、先の印刷ジョブデ
ータの残りの印刷予想時間と、後の印刷ジョブデータの
印刷予想時間とを算出する印刷予想時間算出手段と、前
記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、前記
後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較する印刷
予想時間比較手段と、前記先の印刷ジョブデータの残り
の印刷予想時間が前記後の印刷ジョブデータの印刷予想
時間よりも長い場合に、前記先の印刷ジョブデータの印
刷を中断し、前記後の印刷ジョブデータの印刷を優先し
て行う割り込み処理を実行する割り込み処理実行手段と
を備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】<A.本発明のポイント>本発明
に係る印刷制御装置においては、印刷待機中の印刷ジョ
ブと、印刷実行中の印刷ジョブのパフォーマンスを比較
して、割り込み処理を実行するか否かを判断するもので
あり、印刷ジョブのパフォーマンスの測定には、印刷ジ
ョブのデータサイズ、印刷開始からの時間および印刷済
みのページ数についての情報を使用する。
【0017】<B.システム構成>図1に本発明の実施
の形態に係る印刷制御装置を実現するシステム構成の一
例を示す。図1に示すように、本システムは内部にCP
U(CENTRAL PROCESSING UNIT)を有し、システム全体
を制御する制御装置であるコンピュータ1を中心として
構成される。
【0018】図1において、コンピュータ1にはネット
ワークを構成する複数のデータ処理装置2、3および4
が接続されるとともに、データ処理装置2〜4が出力す
る印刷ジョブを実行するプリンタ(画像形成装置)5が
接続されている。
【0019】コンピュータ1は、プリンタ5にデータ処
理装置2〜4からの印刷ジョブを実行させるためにプリ
ンタ5の制御を行うネットワーク上のプリンタコントロ
ールユーティリティであり、プリント・サーバとして機
能する。
【0020】このコンピュータ1に印刷制御プログラム
をインストールすることで、本発明に係る印刷制御装置
が実現する。このプログラムはCD−ROM6等の光デ
ィスクやその他、磁気ディスク、光磁気ディスク等の記
録媒体を介してコンピュータ1内にインストールされ
る。
【0021】図2はコンピュータ1の内部構成を接続さ
れた機器とともに示すブロック図である。コンピュータ
1は通常のコンピュータと同様の構成となっており、そ
の内部には演算処理を行うCPU21、基本プログラム
を記憶するROM22、印刷制御プログラム31等のソ
フトウエアの作業領域となるRAM23がバスラインB
Lに接続された構成となっている。
【0022】また、バスラインBLには所定のインター
フェースを介して、各種データを記録する固定ディスク
24、CD−ROM6等の記録媒体6からプログラム等
を読み出すディスクドライブ25が接続され、さらに、
データ処理装置2〜4およびプリンタ5等を接続するた
めのインターフェース(I/F)が接続される。
【0023】<C.機能構成>図3に、本発明の実施の
形態に係る印刷制御装置の機能構成をブロック図として
示す。図3に示すように、印刷ジョブデータ記憶手段4
1に格納された印刷ジョブデータが、印刷ジョブデータ
サイズ算出手段42および印刷ジョブページ数算出取得
手段43に与えられる構成となっている。
【0024】そして、印刷ジョブデータサイズ算出手段
42および印刷ジョブページ数取得手段43からの印刷
ジョブデータサイズおよび印刷ジョブページ数に関する
情報は印刷予想時間算出手段45に与えられて、後述す
る算出式に基づいて印刷予想時間が算出される。
【0025】なお、印刷予想時間算出手段45には、割
り込み処理発生時間計測手段44から割り込み処理の判
断開始時間である割り込み処理発生時間に関する情報も
与えられ、印刷予想時間算出に使用される。
【0026】印刷予想時間算出手段45で算出された、
印刷待機中の印刷ジョブと、印刷実行中の印刷ジョブの
残り時間との比較は、印刷予想時間比較手段46におい
て行われ、割り込み処理の実行に関する判断は、割り込
み処理実行判断手段47において行われる。
【0027】そして、割り込み処理実行手段48におい
て割り込み処理が実行され、割り込みを受けた印刷ジョ
ブに対しては、割り込み履歴付加手段49において、割
り込み回数等の履歴が付加されることになる。
【0028】なお、図3では図示していないが、印刷ジ
ョブデータ記憶手段41、印刷ジョブデータサイズ算出
手段42、印刷ジョブページ数取得手段43、割り込み
処理発生時間計測手段44、印刷予想時間算出手段4
5、印刷予想時間比較手段46、割り込み処理実行判断
手段47、割り込み処理実行手段48および割り込み履
歴付加手段49の動作制御を行う全体制御手段が存在す
る。
【0029】また、本発明に係る印刷制御装置は、プリ
ンタの動作を制御するプリンタドライバと密接に関連
し、従来的なプリンタ制御はプリンタドライバにより行
われる。
【0030】次に、図3に示す印刷制御装置と図2に示
すシステムとの対応関係を説明する。まず、印刷ジョブ
データ記憶手段41は、RAM23あるいは固定ディス
ク24が該当し、印刷ジョブデータサイズ算出手段4
2、印刷ジョブページ数取得手段43、割り込み処理発
生時間計測手段44、印刷予想時間算出手段45、印刷
予想時間比較手段46、割り込み処理実行判断手段47
は後に詳述する印刷制御プログラムの割り込み処理サブ
ルーチンを実行するCPU21が該当する。
【0031】また、図示しない全体制御手段は、後に詳
述する印刷制御プログラムのメインルーチンを実行する
コンピュータ1のCPU21が該当する。
【0032】<D.メインルーチン>図4は本発明に係
る実施の形態の印刷制御装置で実行される印刷制御プロ
グラムのメインルーチンを示すフローチャートである。
【0033】図4に示すステップS1において、所定の
印刷ジョブ(これが先の印刷ジョブとなる)に従って印
刷を開始する。印刷ジョブはページ単位で実行され、例
えば1ページ分の印刷を終了した時点、あるいは1ペー
ジ分の印刷の終了が近づいた時点で、待機中の新しい印
刷ジョブ(これが後の印刷ジョブとなる)がRAM23
あるいは固定ディスク24に格納されていないかについ
て確認を行う(ステップS2)。
【0034】そして、待機中の新しい印刷ジョブが存在
する場合には、先の印刷ジョブについて割り込み処理を
実行することが可能か否かについて確認を行う。具体的
には、先の印刷ジョブの割り込み履歴を調べ、割り込み
を受けた回数が、割り込み制限回数を越えているか否か
について判断し、割り込み制限回数を越えている場合に
は割り込み処理不可とする。
【0035】一方、先の印刷ジョブが一度も割り込みを
受けていない、あるいは割り込み回数が、割り込み制限
回数に達していない場合には、割り込み処理サブルーチ
ンが実行される(ステップS4)。
【0036】なお、割り込み処理サブルーチンにおいて
は、先の印刷ジョブを途中で中断し、後の印刷ジョブを
優先的に実行する場合(すなわち割り込みを実行する場
合)と、先の印刷ジョブを継続する場合とがあるが、後
の印刷ジョブを優先的に実行した後は、先の印刷ジョブ
の残りについて印刷を実行し、ステップS5において
は、先の印刷ジョブについて印刷を終了したか否かにつ
いての判断を行う。
【0037】そして、先の印刷ジョブについての印刷が
終了するまでステップS2以下の動作を繰り返し、先の
印刷ジョブについての印刷が終了した場合には、印刷処
理を終了する。
【0038】なお、ステップS2において待機中の新し
い印刷ジョブが存在しない場合、およびステップS3に
おいて先の印刷ジョブの割り込み制限回数を越えている
場合にはステップS6に進んで先の印刷ジョブを継続す
ることになる。
【0039】<E.割り込み処理サブルーチン>図5は
割り込み処理サブルーチンの処理手順を示すフローチャ
ートである。以下、図3〜図5を参照しつつ割り込み処
理サブルーチンの詳細について説明する。
【0040】まず、図5に示すステップS11におい
て、印刷ジョブデータ記憶手段41から与えられた印刷
ジョブデータに基づいて、印刷ジョブデータサイズ算出
手段42で先の印刷ジョブおよび後の印刷ジョブについ
て、それぞれ1ページ当たりのデータサイズA1および
A2を算出する。
【0041】これは、印刷ジョブデータに含まれる総ペ
ージ数に関する情報と、全データサイズに関する情報と
から、1ページ当たりの平均値として求めるものであ
る。
【0042】次に、ステップS12において、印刷ジョ
ブデータ記憶手段41から与えられた印刷ジョブデータ
に基づいて、印刷ジョブページ数取得手段43が、先の
印刷ジョブおよび後の印刷ジョブについての総ページ数
B1およびB2についての情報を取得し、また、先の印
刷ジョブについては、印刷済みのページ数B11につい
ての情報を取得する。この印刷済みのページ数とは、図
4を用いて説明したステップS2において、待機中の新
しい印刷ジョブの存在が判明した時点で印刷が終了して
いるページ数であり、この情報はプリンタドライバから
取得することができる。
【0043】次に、ステップS13において、割り込み
処理発生時間計測手段44が、先の印刷ジョブにおける
割り込み処理発生時までの印刷時間C1に関する情報を
取得する。このステップにおける割り込み処理発生時ま
での印刷時間とは、待機中の新しい印刷ジョブの存在が
判明した時点で印刷が終了しているページまでの印刷に
費やした時間であり、例えば、CPU21内のクロック
信号に基づいて割り込み処理発生時間計測手段44が印
刷開始からの時間をモニターするように構成しておくこ
とで取得できる。
【0044】次に、ステップS14において、先の印刷
ジョブおよび後の印刷ジョブについての総ページ数B1
およびB2、先の印刷ジョブについての印刷済みのペー
ジ数B11、先の印刷ジョブにおける割り込み処理発生
時までの印刷時間C1に基づいて、印刷予想時間算出手
段45が、先の印刷ジョブについての残りの印刷予想時
間D1および、後の印刷ジョブについての印刷予想時間
D2を算出する。
【0045】印刷予想時間D1およびD2の算出式は、 D1=(B1−B11)/B11×C1、 D2=A2/A1×B2/B11×C1で与えられる。
【0046】上記算出式において、印刷予想時間D1の
算出式は、先の印刷ジョブの残りのページ数の印刷時間
を、先の印刷ジョブにおける割り込み処理発生までに要
した印刷時間から算出するものであり、印刷予想時間D
2の算出式は、先の印刷ジョブの印刷済みのページ数に
対する後の印刷ジョブの総ページ数の比率と、先の印刷
ジョブにおける割り込み処理発生までに要した印刷時間
に基づいて、後の印刷ジョブの印刷予想時間を算出する
ものであり、さらに先の印刷ジョブに対する後の印刷ジ
ョブの1ページ当たりのデータサイズの比率を考慮する
ことで、後の印刷ジョブの印刷予想時間の算出に正確を
期するものである。
【0047】次に、ステップS15において、印刷予想
時間比較手段46が印刷予想時間D1およびD2の比較
を行い、割り込み処理実行判断手段47が先の印刷ジョ
ブについての残りの印刷予想時間D1の方が長いと判断
した場合にはステップS16に進んで、割り込み処理実
行手段48が割り込み処理、すなわち後の印刷ジョブを
優先的に実行する。
【0048】そして、割り込み処理を実行した場合には
ステップS17において、割り込み履歴付加手段49が
先の印刷ジョブに対して割り込み履歴を付加する。な
お、後の印刷ジョブについては一気に印刷を実行し、さ
らに後の印刷ジョブとのパフォーマンスの比較は行わな
いようにすることで、印刷順序が煩雑に入れ替わること
を防止する。
【0049】後の印刷ジョブが終了した後は、ステップ
S18において先の印刷ジョブの残りについて印刷を再
開する。この後は、図4を用いて説明したように、ステ
ップS5において、先の印刷ジョブについて印刷を終了
したか否かについての判断を行い、印刷が終了していな
ければステップS2以下の動作を繰り返す。
【0050】但し、先の印刷ジョブは少なくとも1回の
割り込みを受けており、ステップS2において待機中の
新しい印刷ジョブの存在していても、割り込み回数がス
テップS3における割り込み制限回数に達していれば割
り込み処理は実行されず、先の印刷ジョブが継続される
ので、先の印刷ジョブが後から与えられる印刷ジョブに
次々に抜かれ、いつまで経っても印刷が終了しないとう
問題は発生しない。
【0051】なお、割り込み制限回数は任意に設定で
き、例えば、1回に設定すれば、後の印刷ジョブに対し
て1回だけ割り込みの機会を与えることになる。
【0052】また、後の印刷ジョブが存在していても、
割り込み処理サブルーチンにおいて割り込み処理を行わ
ないと判断された場合は、後の印刷ジョブについては、
先の印刷ジョブが終了後に印刷が実行されることは言う
までもない。
【0053】<F.割り込み処理を実行するにあたって
の工夫>以上説明したように、本発明に係る印刷制御装
置を使用すれば、先の印刷ジョブを途中で中断して、後
の印刷ジョブを優先的に実行することができるが、その
場合、プリンタの出力トレイには途中まで印刷された先
の印刷ジョブの出力紙の上に、後の印刷ジョブの出力紙
が重なることになり、両者の区別が煩雑になる。
【0054】そこで、割り込みを実行した場合には、用
紙の向きを自動的に変更するように印刷制御装置に、例
えば用紙方向変更手段を設けるようにすれば良い。すな
わち、例えばA4サイズの用紙を使用する場合、縦向き
の給紙トレイと、横向きの給紙トレイをプリンタに装着
しておき、先の印刷ジョブについては縦向きの給紙トレ
イから用紙を供給して印刷し、後の印刷ジョブについて
は横向きの給紙トレイから用紙を供給して印刷するよう
に用紙方向変更手段により用紙方向を変更することで、
先の印刷ジョブの出力紙と後の印刷ジョブの出力紙とを
明確に区別することができる。
【0055】なお、用紙方向の設定は一般的にプリンタ
ドライバにより制御されるので、用紙方向変更手段はプ
リンタドライバの設定を変更するような構成を採ること
になる。
【0056】<G.変形例>以上説明した本発明の実施
の形態に係る印刷制御装置は、図1および図2を用いて
説明したようにネットワーク上のプリンタコントロール
ユーティリティであるコンピュータ1に印刷制御プログ
ラムをインストールすることで実現されていたが、プリ
ンタ(画像形成装置)自体が有する記憶装置に印刷制御
プログラムをインストールし、必要に応じて、プリンタ
自体が有するRAMに印刷制御プログラムを読み出し
て、プリンタに組み込まれたCPUによって実行するよ
うにしても良いし、プリンタドライバに印刷制御プログ
ラムを実装し、プリンタドライバとプリンタ間の通信を
利用して割り込み処理を実行するようにしても良い。
【0057】<H.作用効果>以上説明したように本発
明の実施の形態に係る印刷制御装置によれば、先の印刷
ジョブを途中で中断して、後の印刷ジョブを優先的に実
行するために、印刷待機中の印刷ジョブと、印刷実行中
の印刷ジョブのパフォーマンスを比較するが、印刷ジョ
ブのパフォーマンスの測定には、印刷ジョブのデータサ
イズ、印刷開始からの時間および印刷済みのページ数に
ついての情報を使用するので、印刷ジョブのパフォーマ
ンスの測定が正確にでき、例えば、先の印刷ジョブの残
りページ数よりも後の印刷ジョブのページ数の方が多
く、先の印刷ジョブが不当に長く中断されるということ
が防止でき、効率的な割り込み処理を行うことができ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載の印刷制御装
置によれば、印刷ジョブのパフォーマンスの測定には、
印刷ジョブのデータサイズ、割り込み処理の判断開始時
間である割り込み処理発生時間および印刷済みのページ
数についての情報を使用するので、印刷ジョブのパフォ
ーマンスの測定が正確にでき、例えば、先の印刷ジョブ
の残りページ数よりも後の印刷ジョブのページ数の方が
多く、先の印刷ジョブが不当に長く中断されるというこ
とが防止でき、効率的な割り込み処理を行う印刷制御装
置を得ることができる。
【0059】本発明に係る請求項2記載の印刷制御装置
によれば、割り込み処理の実行後に、割り込みを受けた
先の印刷ジョブデータに対して、割り込み履歴を付加す
る割り込み履歴付加手段を備え、割り込み履歴に基づい
て、割り込み処理に制限を与えるので、先の印刷ジョブ
が後から与えられる印刷ジョブに次々に抜かれ、いつま
で経っても印刷が終了しないとう問題が生じることを防
止できる。
【0060】本発明に係る請求項3記載の印刷制御装置
によれば、割り込み処理発生時間が、先の印刷ジョブデ
ータの印刷において、後の印刷ジョブデータの存在が判
明した時点で印刷が終了しているページまでの印刷に費
やした時間で規定されるので、割り込み処理の判断開始
時間の確定が容易となる。
【0061】本発明に係る請求項4記載の印刷制御装置
によれば、先の印刷ジョブデータに対する後の印刷ジョ
ブデータの1ページ当たりのデータサイズの比率を考慮
することで、後の印刷ジョブの印刷予想時間の算出の精
度を高めることができる。
【0062】本発明に係る請求項5記載の印刷制御方法
によれば、印刷ジョブのパフォーマンスの測定には、印
刷ジョブのデータサイズ、割り込み処理の判断開始時間
である割り込み処理発生時間および印刷済みのページ数
についての情報を使用するので、印刷ジョブのパフォー
マンスの測定が正確にでき、例えば、先の印刷ジョブの
残りページ数よりも後の印刷ジョブのページ数の方が多
く、先の印刷ジョブが不当に長く中断されるということ
が防止でき、効率的な割り込み処理を行うことができ
る。
【0063】本発明に係る請求項6記載の印刷制御方法
によれば、割り込み処理の実行後に、割り込みを受けた
先の印刷ジョブデータに対して、割り込み履歴を付加す
るステップを備え、割り込み履歴に基づいて、割り込み
処理に制限を与えるので、先の印刷ジョブが後から与え
られる印刷ジョブに次々に抜かれ、いつまで経っても印
刷が終了しないとう問題が生じることを防止できる。
【0064】本発明に係る請求項7記載の印刷制御方法
によれば、割り込み処理発生時間が、先の印刷ジョブデ
ータの印刷において、後の印刷ジョブデータの存在が判
明した時点で印刷が終了しているページまでの印刷に費
やした時間で規定されるので、割り込み処理の判断開始
時間の確定が容易となる。
【0065】本発明に係る請求項8記載の印刷制御方法
によれば、先の印刷ジョブデータに対する後の印刷ジョ
ブデータの1ページ当たりのデータサイズの比率を考慮
することで、後の印刷ジョブの印刷予想時間の算出の精
度を高めることができる。
【0066】本発明に係る請求項9記載の印刷制御シス
テムによれば、印刷ジョブのパフォーマンスの測定に
は、印刷ジョブのデータサイズ、割り込み処理の判断開
始時間である割り込み処理発生時間および印刷済みのペ
ージ数についての情報を使用するので、印刷ジョブのパ
フォーマンスの測定が正確にでき、例えば、先の印刷ジ
ョブの残りページ数よりも後の印刷ジョブのページ数の
方が多く、先の印刷ジョブが不当に長く中断されるとい
うことが防止でき、効率的な割り込み処理を行うシステ
ムを得ることができる。
【0067】本発明に係る請求項10記載の記録媒体に
よれば、この記録媒体に記録されたプログラムを実行す
ることで、印刷ジョブのパフォーマンスの測定に、印刷
ジョブのデータサイズ、割り込み処理の判断開始時間で
ある割り込み処理発生時間および印刷済みのページ数に
ついての情報を使用することになり、印刷ジョブのパフ
ォーマンスの測定が正確にでき、例えば、先の印刷ジョ
ブの残りページ数よりも後の印刷ジョブのページ数の方
が多く、先の印刷ジョブが不当に長く中断されるという
ことが防止でき、効率的な割り込み処理を行うことがで
きる。
【0068】本発明に係る請求項11記載の画像形成装
置によれば、印刷ジョブのパフォーマンスの測定に、印
刷ジョブのデータサイズ、割り込み処理の判断開始時間
である割り込み処理発生時間および印刷済みのページ数
についての情報を使用することで、印刷ジョブのパフォ
ーマンスの測定が正確にでき、例えば、先の印刷ジョブ
の残りページ数よりも後の印刷ジョブのページ数の方が
多く、先の印刷ジョブが不当に長く中断されるというこ
とを防止して、効率的な割り込み処理を行う機能を画像
形成装置が有することになり、プリントサーバやコンピ
ュータに、この機能を持たせる必要がなくなり、システ
ムを簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る印刷制御装置を実
現するシステム構成を示す図である。
【図2】コンピュータの内部構成を接続された機器とと
もに示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る印刷制御装置の機
能構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る印刷制御装置で実
行される印刷制御プログラムのメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態に係る印刷制御装置で実
行される印刷制御プログラムのサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ 5 プリンタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ処理装置にネットワーク接
    続されたプリンタを制御する印刷制御装置であって、 複数の印刷ジョブデータを記憶する記憶手段と、 前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の先の
    印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョブデ
    ータの各々1ページ当たりのデータサイズを算出する印
    刷ジョブデータサイズ算出手段と、 前記先の印刷ジョブデータおよび後の印刷ジョブデータ
    の総ページ数、および前記先の印刷ジョブデータの印刷
    済みのページ数を取得する印刷ジョブページ数取得手段
    と、 前記先の印刷ジョブデータの印刷において、割り込み処
    理の判断開始時間である割り込み処理発生時間を計測す
    る割り込み処理発生時間計測手段と、 前記印刷ジョブデータサイズ算出手段、前記印刷ジョブ
    ページ数取得手段、前記割り込み処理発生時間計測手段
    の出力を受け、先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想
    時間と、後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを算出
    する印刷予想時間算出手段と、 前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、前
    記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較する印
    刷予想時間比較手段と、 前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が前記
    後の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場合
    に、前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記後
    の印刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処理
    を実行する割り込み処理実行手段と、を備える印刷制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記割り込み処理の実行後に、割り込み
    を受けた前記先の印刷ジョブデータに対して、割り込み
    履歴を付加する、割り込み履歴付加手段をさらに備え、 前記割り込み履歴に基づいて、前記割り込み処理に制限
    を与える、請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記割り込み処理発生時間は、前記先の
    印刷ジョブデータの印刷において、前記後の印刷ジョブ
    データの存在が判明した時点で印刷が終了しているペー
    ジまでの印刷に費やした時間で規定される、請求項1記
    載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時
    間は、 前記先の印刷ジョブデータに対する後の印刷ジョブデー
    タの1ページ当たりのデータサイズの比率を、前記先の
    印刷ジョブデータの印刷済みのページ数に対する後の印
    刷ジョブデータの総ページ数との比率に乗じて算出され
    る、請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 複数のデータ処理装置にネットワーク接
    続されたプリンタを制御する印刷制御方法であって、 (a)複数の印刷ジョブデータを記憶するステップと、 (b)前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の
    先の印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョ
    ブデータの各々1ページ当たりのデータサイズを算出す
    るステップと、 (c)前記先の印刷ジョブデータおよび後の印刷ジョブデ
    ータの総ページ数、および前記先の印刷ジョブデータの
    印刷済みのページ数を取得するステップと、 (d)前記先の印刷ジョブデータの印刷において、割り込
    み処理の判断開始時間である割り込み処理発生時間を計
    測するステップと、 (e)前記ステップ(b)、(c)、(d)の結果に基づいて、
    先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、後の印
    刷ジョブデータの印刷予想時間とを算出するステップ
    と、 (f)前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間
    と、前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較
    するステップと、 (g)前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が
    前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場
    合に、前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記
    後の印刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処
    理を実行するステップと、を備える印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(g)の後に、 割り込みを受けた前記先の印刷ジョブデータに対して、
    割り込み履歴を付加するステップをさらに備え、 前記割り込み履歴に基づいて、前記割り込み処理に制限
    を与える、請求項5記載の印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記割り込み処理発生時間は、前記先の
    印刷ジョブデータの印刷において、前記後の印刷ジョブ
    データの存在が判明した時点で印刷が終了しているペー
    ジまでの印刷に費やした時間で規定される、請求項5記
    載の印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(e)は、 前記先の印刷ジョブデータに対する後の印刷ジョブデー
    タの1ページ当たりのデータサイズの比率を、前記先の
    印刷ジョブデータの印刷済みのページ数に対する後の印
    刷ジョブデータの総ページ数との比率に乗じて前記後の
    印刷ジョブデータの印刷予想時間を算出するステップを
    含む、請求項5記載の印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 複数のデータ処理装置にネットワーク接
    続されたプリンタを制御する印刷制御システムであっ
    て、 前記プリンタは、 (a)複数の印刷ジョブデータを記憶するステップと、 (b)前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の
    先の印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョ
    ブデータの各々1ページ当たりのデータサイズを算出す
    るステップと、 (c)前記先の印刷ジョブデータおよび後の印刷ジョブデ
    ータの総ページ数、および前記先の印刷ジョブデータの
    印刷済みのページ数を取得するステップと、 (d)前記先の印刷ジョブデータの印刷において、割り込
    み処理の判断開始時間である割り込み処理発生時間を計
    測するステップと、 (e)前記ステップ(b)、(c)、(d)の結果に基づいて、
    先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、後の印
    刷ジョブデータの印刷予想時間とを算出するステップ
    と、 (f)前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間
    と、前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較
    するステップと、 (g)前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が
    前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場
    合に、前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記
    後の印刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処
    理を実行するステップと、を備える印刷制御プログラム
    によって制御される、印刷制御システム。
  10. 【請求項10】 複数のデータ処理装置にネットワーク
    接続されたプリンタを制御する印刷制御プログラムが記
    載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記印刷制御プログラムは、 (a)複数の印刷ジョブデータを記憶するステップと、 (b)前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の
    先の印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョ
    ブデータの各々1ページ当たりのデータサイズを算出す
    るステップと、 (c)前記先の印刷ジョブデータおよび後の印刷ジョブデ
    ータの総ページ数、および前記先の印刷ジョブデータの
    印刷済みのページ数を取得するステップと、 (d)前記先の印刷ジョブデータの印刷において、割り込
    み処理の判断開始時間である割り込み処理発生時間を計
    測するステップと、 (e)前記ステップ(b)、(c)、(d)の結果に基づいて、
    先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、後の印
    刷ジョブデータの印刷予想時間とを算出するステップ
    と、 (f)前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間
    と、前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較
    するステップと、 (g)前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が
    前記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場
    合に、前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記
    後の印刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処
    理を実行するステップと、を備える記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数の印刷ジョブデータを記憶する記
    憶手段と、 前記複数の印刷ジョブデータのうち、印刷進行中の先の
    印刷ジョブデータおよび印刷待機中の後の印刷ジョブデ
    ータの各々1ページ当たりのデータサイズを算出する印
    刷ジョブデータサイズ算出手段と、 前記先の印刷ジョブデータおよび後の印刷ジョブデータ
    の総ページ数、および前記先の印刷ジョブデータの印刷
    済みのページ数を取得する印刷ジョブページ数取得手段
    と、 前記先の印刷ジョブデータの印刷において、割り込み処
    理の判断開始時間である割り込み処理発生時間を計測す
    る割り込み処理発生時間計測手段と、 前記印刷ジョブデータサイズ算出手段、前記印刷ジョブ
    ページ数取得手段、前記割り込み処理発生時間計測手段
    の出力を受け、先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想
    時間と、後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを算出
    する印刷予想時間算出手段と、 前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間と、前
    記後の印刷ジョブデータの印刷予想時間とを比較する印
    刷予想時間比較手段と、 前記先の印刷ジョブデータの残りの印刷予想時間が前記
    後の印刷ジョブデータの印刷予想時間よりも長い場合
    に、前記先の印刷ジョブデータの印刷を中断し、前記後
    の印刷ジョブデータの印刷を優先して行う割り込み処理
    を実行する割り込み処理実行手段と、を備えた画像形成
    装置。
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