JP2001014120A - 印刷システム及び記録媒体 - Google Patents
印刷システム及び記録媒体Info
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- JP2001014120A JP2001014120A JP11188506A JP18850699A JP2001014120A JP 2001014120 A JP2001014120 A JP 2001014120A JP 11188506 A JP11188506 A JP 11188506A JP 18850699 A JP18850699 A JP 18850699A JP 2001014120 A JP2001014120 A JP 2001014120A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の印刷システムでは、URLプリントの
際の文書データの取得状況が分からないので利便性が低
いという問題点があったが、本発明では、取得状況を報
知でき、利便性を向上できる印刷システム及び記録媒体
を提供する。 【解決手段】 プリンタ1が文書データの格納場所を表
す参照情報の入力を受けて、当該格納場所から文書デー
タを取得するとともに、その取得速度を検出し、取得速
度を表示出力する印刷システム及び記録媒体である。
際の文書データの取得状況が分からないので利便性が低
いという問題点があったが、本発明では、取得状況を報
知でき、利便性を向上できる印刷システム及び記録媒体
を提供する。 【解決手段】 プリンタ1が文書データの格納場所を表
す参照情報の入力を受けて、当該格納場所から文書デー
タを取得するとともに、その取得速度を検出し、取得速
度を表示出力する印刷システム及び記録媒体である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等を含む
印刷システムに係り、特にネットワークを経由して取得
したデータを印刷する印刷システムの改良に関する。
印刷システムに係り、特にネットワークを経由して取得
したデータを印刷する印刷システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続され、複数の
コンピュータ等の外部装置によって共用されるネットワ
ークプリンタ等が知られている。このようなプリンタで
は、コンピュータから印刷対象となる文書データを受信
して印刷を行なう。ここで、文書データには、テキスト
データのみならず、画像データ等をも含む。また、以下
では、文書データは通常、1ページを単位とするものと
して説明する。
コンピュータ等の外部装置によって共用されるネットワ
ークプリンタ等が知られている。このようなプリンタで
は、コンピュータから印刷対象となる文書データを受信
して印刷を行なう。ここで、文書データには、テキスト
データのみならず、画像データ等をも含む。また、以下
では、文書データは通常、1ページを単位とするものと
して説明する。
【0003】このプリンタでWWW(World Wide Web)やFTP
(File Transfer Protocol)などで提供されている文書デ
ータを印刷させたい場合は、まずコンピュータを用い
て、情報を提供しているサーバ装置(HTTPサーバ等)か
ら当該文書データを取得し、文書データを画像イメージ
として表示し、この画像イメージをプリンタに送信して
印刷を行なっている。すなわち、表示を行うことなく、
印刷物として当該情報を得たい場合でもコンピュータが
介在する必要があるため、印刷に手間がかかり、かつコ
ンピュータの処理負荷が増大するという問題点があっ
た。
(File Transfer Protocol)などで提供されている文書デ
ータを印刷させたい場合は、まずコンピュータを用い
て、情報を提供しているサーバ装置(HTTPサーバ等)か
ら当該文書データを取得し、文書データを画像イメージ
として表示し、この画像イメージをプリンタに送信して
印刷を行なっている。すなわち、表示を行うことなく、
印刷物として当該情報を得たい場合でもコンピュータが
介在する必要があるため、印刷に手間がかかり、かつコ
ンピュータの処理負荷が増大するという問題点があっ
た。
【0004】そこで、コンピュータから印刷をしたい情
報の所在を表す情報(参照情報)を例えば、URL(Un
iform Resource Locators)で指定すれば、自らネット
ワークを介して情報を要求し、そのURLで特定される
文書データを取得して印刷出力する(以下、この印刷手
順を「URL印刷」と称する)プリンタが、特開平10
−207658号公報、「ネットワーク対応型印刷装置
及び印刷方法及びネットワーク印刷システム」等に開示
されている。このプリンタでは、文書データを取得する
際に、その取得状況を測定し、ネットワークが混雑して
いると判断した場合は一旦接続を切断し、一定時間経過
後に再度接続を試みることにより、URL印刷以外の、
通常の印刷キューを先に実行し、ネットワーク経由の印
刷の待ち時間による印刷処理の遅延を防止して、ネット
ワークの利用効率を向上できるようになっている。ま
た、このような技術により、コンピュータの処理負荷を
増大させることなく、ネットワーク上に存在する情報を
印刷物として取得可能である。
報の所在を表す情報(参照情報)を例えば、URL(Un
iform Resource Locators)で指定すれば、自らネット
ワークを介して情報を要求し、そのURLで特定される
文書データを取得して印刷出力する(以下、この印刷手
順を「URL印刷」と称する)プリンタが、特開平10
−207658号公報、「ネットワーク対応型印刷装置
及び印刷方法及びネットワーク印刷システム」等に開示
されている。このプリンタでは、文書データを取得する
際に、その取得状況を測定し、ネットワークが混雑して
いると判断した場合は一旦接続を切断し、一定時間経過
後に再度接続を試みることにより、URL印刷以外の、
通常の印刷キューを先に実行し、ネットワーク経由の印
刷の待ち時間による印刷処理の遅延を防止して、ネット
ワークの利用効率を向上できるようになっている。ま
た、このような技術により、コンピュータの処理負荷を
増大させることなく、ネットワーク上に存在する情報を
印刷物として取得可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタでは、ユーザが、印刷指示した文書データ
の取得状況を知ることができず、いつ印刷出力されるの
かが分からないので、利便性が低いという問題点があっ
た。
来のプリンタでは、ユーザが、印刷指示した文書データ
の取得状況を知ることができず、いつ印刷出力されるの
かが分からないので、利便性が低いという問題点があっ
た。
【0006】また、この従来のプリンタでは、通常、U
RL印刷しようとする文書データの取得が完了するま
で、取得中の文書データをハードディスクなどの記憶装
置に一時的に保存し、文書データ全体の受信が完了して
から印刷を行なうが、印刷しようとする文書データのサ
イズが大きかったり、ネットワークが混雑して、伝送速
度が遅い場合は、文書データ全体の取得を完了するまで
の時間が長くなり、RAM等の記憶装置の記憶領域を長
期間に亘って占有するため、記憶装置の使用効率が低下
するという問題点があった。
RL印刷しようとする文書データの取得が完了するま
で、取得中の文書データをハードディスクなどの記憶装
置に一時的に保存し、文書データ全体の受信が完了して
から印刷を行なうが、印刷しようとする文書データのサ
イズが大きかったり、ネットワークが混雑して、伝送速
度が遅い場合は、文書データ全体の取得を完了するまで
の時間が長くなり、RAM等の記憶装置の記憶領域を長
期間に亘って占有するため、記憶装置の使用効率が低下
するという問題点があった。
【0007】さらに、URL印刷では、印刷対象となる
文書データが、取得中に更新されてしまう可能性があ
る。具体的には、ニュース情報や天気予報情報を提供す
るWWWサーバでは、最新の情報を供給するために内容
が頻繁に更新されるので、文書データの取得に時間がか
かると、記憶装置に保存されている取得済み部分と新た
に取得した部分とで不整合を生じ、取得した文書データ
が無駄になり、更新後の情報を得たいときには、この文
書データの取得を中止して、再度印刷指示を与える必要
があって、利便性が低いという問題点があった。
文書データが、取得中に更新されてしまう可能性があ
る。具体的には、ニュース情報や天気予報情報を提供す
るWWWサーバでは、最新の情報を供給するために内容
が頻繁に更新されるので、文書データの取得に時間がか
かると、記憶装置に保存されている取得済み部分と新た
に取得した部分とで不整合を生じ、取得した文書データ
が無駄になり、更新後の情報を得たいときには、この文
書データの取得を中止して、再度印刷指示を与える必要
があって、利便性が低いという問題点があった。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みて為されたもの
で、URL印刷を行うプリンタにおいて、情報の取得状
況を表示出力可能として利便性を高め、また取得状況や
情報の更新状況により適切な処理を行い、記憶装置の使
用効率を向上できるプリンタを提供することを目的とす
る。
で、URL印刷を行うプリンタにおいて、情報の取得状
況を表示出力可能として利便性を高め、また取得状況や
情報の更新状況により適切な処理を行い、記憶装置の使
用効率を向上できるプリンタを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、印刷する文書デー
タの格納場所を示す参照情報の入力を受けて、当該格納
場所に格納されている文書データを取得する情報取得手
段と、前記情報取得手段が取得中の文書データを順次蓄
積する記憶手段と、前記情報取得手段が取得を完了する
と、前記記憶手段に蓄積された文書データを印刷出力す
る印刷手段とを具備する印刷システムにおいて、前記情
報取得手段の取得状況を検出する取得状況検出手段と、
前記取得状況を報知する報知手段とを有することを特徴
としている。
決するための請求項1記載の発明は、印刷する文書デー
タの格納場所を示す参照情報の入力を受けて、当該格納
場所に格納されている文書データを取得する情報取得手
段と、前記情報取得手段が取得中の文書データを順次蓄
積する記憶手段と、前記情報取得手段が取得を完了する
と、前記記憶手段に蓄積された文書データを印刷出力す
る印刷手段とを具備する印刷システムにおいて、前記情
報取得手段の取得状況を検出する取得状況検出手段と、
前記取得状況を報知する報知手段とを有することを特徴
としている。
【0010】また、上記従来例の問題点を解決するため
の請求項2記載の発明は、請求項1記載の印刷システム
において、前記取得状況検出手段が検出した取得状況に
基づいて、前記情報取得手段に情報の取得を一時的に中
断する指示を出力する取得制御手段と、前記情報取得手
段が情報の取得を一時的に中断したときには、前記記憶
手段に蓄積されている文書データを破棄する記憶制御手
段を有することが好適である。
の請求項2記載の発明は、請求項1記載の印刷システム
において、前記取得状況検出手段が検出した取得状況に
基づいて、前記情報取得手段に情報の取得を一時的に中
断する指示を出力する取得制御手段と、前記情報取得手
段が情報の取得を一時的に中断したときには、前記記憶
手段に蓄積されている文書データを破棄する記憶制御手
段を有することが好適である。
【0011】さらに、前記情報取得手段が情報の取得を
一時的に中断したときには、前記格納場所に格納されて
いる文書データが更新されたか否かを検出し、前記文書
データが更新されていると、前記記憶制御手段に、蓄積
した文書データを破棄する指示を出力する更新検出手段
を有することが好適である。
一時的に中断したときには、前記格納場所に格納されて
いる文書データが更新されたか否かを検出し、前記文書
データが更新されていると、前記記憶制御手段に、蓄積
した文書データを破棄する指示を出力する更新検出手段
を有することが好適である。
【0012】さらに、前記記憶制御手段は、前記記憶手
段の記憶容量の残りが予め設定されている所定値以下に
なると、前記記憶手段に蓄積されている文書データを破
棄することとするのも好ましい。
段の記憶容量の残りが予め設定されている所定値以下に
なると、前記記憶手段に蓄積されている文書データを破
棄することとするのも好ましい。
【0013】また、報知手段は、情報の取得状況を表示
出力してもよい。さらに、報知手段は、情報の取得状況
を表すデータを外部の装置に送信出力することも好まし
い。さらにここで、情報の取得状況に基づいて、取得完
了までの予測時間を算出する手段を有することも好適で
ある。
出力してもよい。さらに、報知手段は、情報の取得状況
を表すデータを外部の装置に送信出力することも好まし
い。さらにここで、情報の取得状況に基づいて、取得完
了までの予測時間を算出する手段を有することも好適で
ある。
【0014】さらに、前記取得制御手段は、取得してい
る情報の単位時間あたりの取得量が予め設定されている
所定値以下になると、情報の取得を一時的に中断する指
示を出力することとしてもよい。
る情報の単位時間あたりの取得量が予め設定されている
所定値以下になると、情報の取得を一時的に中断する指
示を出力することとしてもよい。
【0015】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの請求項9記載の発明は、プリンタを含むコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、印刷する文書デー
タの格納場所の入力を受けて、当該格納場所に格納され
ている文書データを取得するステップと、取得中の前記
文書データを順次蓄積するステップと、前記文書データ
の取得を完了すると、蓄積した文書データを印刷出力す
るステップと、前記文書データの取得状況を検出するス
テップと、前記検出した取得状況を報知するステップと
を含む印刷処理プログラムを格納することを特徴として
いる。
めの請求項9記載の発明は、プリンタを含むコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、印刷する文書デー
タの格納場所の入力を受けて、当該格納場所に格納され
ている文書データを取得するステップと、取得中の前記
文書データを順次蓄積するステップと、前記文書データ
の取得を完了すると、蓄積した文書データを印刷出力す
るステップと、前記文書データの取得状況を検出するス
テップと、前記検出した取得状況を報知するステップと
を含む印刷処理プログラムを格納することを特徴として
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0017】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係る印刷システムは、プリンタ1と、外部の装置
としてのコンピュータ2と、情報提供コンピュータ3と
を含む。これらのコンピュータ2と、情報提供コンピュ
ータ3とは、ネットワーク4を介してプリンタ1に接続
されている。ここでは、ネットワーク4はLAN(Loca
l Area Network)として図示しているが、インターネッ
トであっても構わない。
形態に係る印刷システムは、プリンタ1と、外部の装置
としてのコンピュータ2と、情報提供コンピュータ3と
を含む。これらのコンピュータ2と、情報提供コンピュ
ータ3とは、ネットワーク4を介してプリンタ1に接続
されている。ここでは、ネットワーク4はLAN(Loca
l Area Network)として図示しているが、インターネッ
トであっても構わない。
【0018】また、第1の実施の形態に係るプリンタ1
は、図2に示すように、コントローラ11と、印刷部2
0と、操作パネル21とから主に構成されている。ま
た、コントローラ11は、CPU(中央処理装置)12
と、記憶手段としてのRAM(ランダムアクセスメモ
リ)13と、ROM(リードオンリーメモリ)14と、
HDD(ハードディスク装置)15と、プリンタインタ
フェース16と、パネルインタフェース17と、ネット
ワークインタフェース18とから構成され、各々が内部
バス19を介して相互に接続されている。
は、図2に示すように、コントローラ11と、印刷部2
0と、操作パネル21とから主に構成されている。ま
た、コントローラ11は、CPU(中央処理装置)12
と、記憶手段としてのRAM(ランダムアクセスメモ
リ)13と、ROM(リードオンリーメモリ)14と、
HDD(ハードディスク装置)15と、プリンタインタ
フェース16と、パネルインタフェース17と、ネット
ワークインタフェース18とから構成され、各々が内部
バス19を介して相互に接続されている。
【0019】以下、各部を具体的に説明する。CPU1
2は、ROM14又はHDD15に格納されているプロ
グラムに従って、操作パネル21を介して入力された指
示に基づいて、ネットワーク4を介して接続されている
コンピュータ等の情報処理装置からの指示コマンドによ
り、コントローラ11の各部を制御する。尚、本実施の
形態では、このCPU12の処理により、請求項にい
う、情報取得手段と、印刷手段と、取得状況検出手段
と、報知手段と、取得制御手段と、記憶制御手段と、更
新検出手段とを実現している。このように、ここでいう
プリンタ1は、コンピュータと同等の処理を実行可能で
ある。さらに、プリンタ1には、記憶媒体を読みとるた
めのメモリカードスロットやフロッピードライブ等を備
えてもよく、この場合には、処理プログラムを記録媒体
から読みとって実行する。
2は、ROM14又はHDD15に格納されているプロ
グラムに従って、操作パネル21を介して入力された指
示に基づいて、ネットワーク4を介して接続されている
コンピュータ等の情報処理装置からの指示コマンドによ
り、コントローラ11の各部を制御する。尚、本実施の
形態では、このCPU12の処理により、請求項にい
う、情報取得手段と、印刷手段と、取得状況検出手段
と、報知手段と、取得制御手段と、記憶制御手段と、更
新検出手段とを実現している。このように、ここでいう
プリンタ1は、コンピュータと同等の処理を実行可能で
ある。さらに、プリンタ1には、記憶媒体を読みとるた
めのメモリカードスロットやフロッピードライブ等を備
えてもよく、この場合には、処理プログラムを記録媒体
から読みとって実行する。
【0020】RAM13は、本発明の記憶手段に相当
し、CPU12のワークメモリ及び入出力データのバッ
ファとして利用されるほか、ダウンロードフォントを格
納するメモリとして動作する。ROM14及びHDD1
5には、制御プログラムや、画像データ、フォントデー
タ等が格納されている。
し、CPU12のワークメモリ及び入出力データのバッ
ファとして利用されるほか、ダウンロードフォントを格
納するメモリとして動作する。ROM14及びHDD1
5には、制御プログラムや、画像データ、フォントデー
タ等が格納されている。
【0021】プリンタインタフェース16は、内部バス
19と、印刷部20とを相互に接続し、印刷部20に対
してコマンドや制御データを出力するとともに、CPU
12の指示により、RAM13に形成された画像データ
を出力して、印刷部20に印刷を行わせる。パネルイン
タフェース17は、内部バス19と、操作パネル21と
を相互に接続して、操作パネル21で行われた操作に基
づく指示をCPU12に出力する。ネットワークインタ
フェース18は、内部バス19とネットワーク4とを相
互に接続し、ネットワーク4を介してCPU12とコン
ピュータ2や情報提供コンピュータ3等の外部の装置と
コマンド、制御データ、形成した画像データの通信処理
を行う。
19と、印刷部20とを相互に接続し、印刷部20に対
してコマンドや制御データを出力するとともに、CPU
12の指示により、RAM13に形成された画像データ
を出力して、印刷部20に印刷を行わせる。パネルイン
タフェース17は、内部バス19と、操作パネル21と
を相互に接続して、操作パネル21で行われた操作に基
づく指示をCPU12に出力する。ネットワークインタ
フェース18は、内部バス19とネットワーク4とを相
互に接続し、ネットワーク4を介してCPU12とコン
ピュータ2や情報提供コンピュータ3等の外部の装置と
コマンド、制御データ、形成した画像データの通信処理
を行う。
【0022】印刷部20は、図示していないがコントロ
ーラ11から入力されるコマンド及び画像データに従っ
て給紙トレイに供給されている用紙に印刷出力するプリ
ンタエンジンと、印刷された用紙を排出するトレイとし
ての排紙トレイとを含む。
ーラ11から入力されるコマンド及び画像データに従っ
て給紙トレイに供給されている用紙に印刷出力するプリ
ンタエンジンと、印刷された用紙を排出するトレイとし
ての排紙トレイとを含む。
【0023】次に、図2のプリンタ1の動作について、
印刷の対象となる情報のネットワーク上での格納場所を
URLにて入力を受けた場合を例として、図3のフロー
チャートを参照しつつ説明する。尚、本実施の形態で
は、プリンタ1のネットワークインタフェース18は、
HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキ
スト転送プロトコル)を用いているとする。
印刷の対象となる情報のネットワーク上での格納場所を
URLにて入力を受けた場合を例として、図3のフロー
チャートを参照しつつ説明する。尚、本実施の形態で
は、プリンタ1のネットワークインタフェース18は、
HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキ
スト転送プロトコル)を用いているとする。
【0024】ユーザは、プリンタ1の操作パネル21又
はネットワーク4を介してコンピュータ2から文書デー
タの格納場所を表す参照情報としてのURLを、例えば
「http://www.fuji.co.jp/abc/def.html」のように指定
して印刷の指示を出力する。すると、プリンタ1のCP
U12が図3に示した処理を実行する。すなわち、この
CPU12は、URLに示された文書データの格納場所
からネットワークインタフェース18及びネットワーク
4を介して指定された文書データの一部を(以下及び請
求項において、紛らわしい場合には、この文書データの
一部分を「情報」と称する)取得する(S1)。また、
ここでは図示していないが、ここで文書データの最終更
新日時やデータサイズ等の属性情報を取得しておくこと
が好適である。さらに、この処理S1では、情報の取得
は順次行われるのが普通である。具体的にHTTPで
は、Rangeヘッダを付加して情報の要求を行うことによ
り、取得したい文書データの任意の一部分を選択可能に
なっている。例えば、Range:bytes=0-99というヘッダを
付加すると、文書データの先頭100バイトの情報を取
得したいとの要求になる。さらに、引き続く100バイ
ト分の情報を要求するには、Range:bytes=100-199とい
うヘッダを付加すればよい。
はネットワーク4を介してコンピュータ2から文書デー
タの格納場所を表す参照情報としてのURLを、例えば
「http://www.fuji.co.jp/abc/def.html」のように指定
して印刷の指示を出力する。すると、プリンタ1のCP
U12が図3に示した処理を実行する。すなわち、この
CPU12は、URLに示された文書データの格納場所
からネットワークインタフェース18及びネットワーク
4を介して指定された文書データの一部を(以下及び請
求項において、紛らわしい場合には、この文書データの
一部分を「情報」と称する)取得する(S1)。また、
ここでは図示していないが、ここで文書データの最終更
新日時やデータサイズ等の属性情報を取得しておくこと
が好適である。さらに、この処理S1では、情報の取得
は順次行われるのが普通である。具体的にHTTPで
は、Rangeヘッダを付加して情報の要求を行うことによ
り、取得したい文書データの任意の一部分を選択可能に
なっている。例えば、Range:bytes=0-99というヘッダを
付加すると、文書データの先頭100バイトの情報を取
得したいとの要求になる。さらに、引き続く100バイ
ト分の情報を要求するには、Range:bytes=100-199とい
うヘッダを付加すればよい。
【0025】このように、処理S1において、CPU1
2は、文書データをいくつかの部分に分割して順次取得
し、取得速度を算出して操作パネル21に表示出力する
(S2)。ここで、データ取得速度を算出するには、具
体的には、所定のデータサイズの文書データの一部を取
得するのに要した時間を計測し、これらからデータ取得
速度を算出する。
2は、文書データをいくつかの部分に分割して順次取得
し、取得速度を算出して操作パネル21に表示出力する
(S2)。ここで、データ取得速度を算出するには、具
体的には、所定のデータサイズの文書データの一部を取
得するのに要した時間を計測し、これらからデータ取得
速度を算出する。
【0026】この処理S2で、操作パネル21に対する
データ取得速度の表示は、例えば図4のようなウインド
ウ表示による。ここで、図4に示すように、文書データ
の全体のサイズがわかっているときには、データ取得終
了までの残りのデータ量や予測時間等を併せて表示出力
することが、ユーザがデータの取得状況をより把握しや
すくなるので、好ましい。これらの予測時間等は、残り
のデータ量をデータの取得速度で除して算出すればよ
い。尚、ここでは、操作パネル21に表示出力するよう
にしているが、プリンタ1が近くにない場合には、CP
U12は、この算出したデータ取得速度をネットワーク
4を介してURL印刷の要求をしたコンピュータに送信
して、そのコンピュータの画面上に取得速度を表示出力
させてもよい。
データ取得速度の表示は、例えば図4のようなウインド
ウ表示による。ここで、図4に示すように、文書データ
の全体のサイズがわかっているときには、データ取得終
了までの残りのデータ量や予測時間等を併せて表示出力
することが、ユーザがデータの取得状況をより把握しや
すくなるので、好ましい。これらの予測時間等は、残り
のデータ量をデータの取得速度で除して算出すればよ
い。尚、ここでは、操作パネル21に表示出力するよう
にしているが、プリンタ1が近くにない場合には、CP
U12は、この算出したデータ取得速度をネットワーク
4を介してURL印刷の要求をしたコンピュータに送信
して、そのコンピュータの画面上に取得速度を表示出力
させてもよい。
【0027】CPU12は、処理S2で算出したデータ
取得速度が予め設定されたしきい値以上であるか否かを
調べ(S3)、データ取得速度が予め設定されたしきい
値以上であれば(Yesであれば)、プリンタ1と情報
提供コンピュータ3との間の通信回線は混雑していない
と考えられるので、取得した情報をRAM13の所定領
域に格納する(S4)。ここで、既に取得された部分が
あるときには、その直後に追加して格納する。
取得速度が予め設定されたしきい値以上であるか否かを
調べ(S3)、データ取得速度が予め設定されたしきい
値以上であれば(Yesであれば)、プリンタ1と情報
提供コンピュータ3との間の通信回線は混雑していない
と考えられるので、取得した情報をRAM13の所定領
域に格納する(S4)。ここで、既に取得された部分が
あるときには、その直後に追加して格納する。
【0028】さらにCPU12は、文書データの取得を
完了したか否かを調べ(S5)、取得が完了していない
と(Noであると)、処理S1に戻って処理を続行す
る。また、処理S5において、取得が完了したと判断す
ると、取得した文書データをビットマップに展開して
(S6)、プリンタインタフェース16を介してビット
マップを出力し、印刷部20にて印刷処理を実行する
(S7)。そして、CPU12は、RAM13の所定領
域に格納した文書データを破棄して(S8)、処理終了
する。
完了したか否かを調べ(S5)、取得が完了していない
と(Noであると)、処理S1に戻って処理を続行す
る。また、処理S5において、取得が完了したと判断す
ると、取得した文書データをビットマップに展開して
(S6)、プリンタインタフェース16を介してビット
マップを出力し、印刷部20にて印刷処理を実行する
(S7)。そして、CPU12は、RAM13の所定領
域に格納した文書データを破棄して(S8)、処理終了
する。
【0029】また、CPU12は、処理S3において、
データの取得速度が予め設定されたしきい値よりも小さ
い場合には(Noであると)、プリンタ1と情報提供コ
ンピュータ3との間の通信回線が混雑していると判断で
きるので、通信を一時的に中断し(S10)、RAM1
3の残り容量を検出して、この残り容量が予め設定され
た値(以下、「最小要求値」と称する)よりも小さいか
否かを調べる(S11)。
データの取得速度が予め設定されたしきい値よりも小さ
い場合には(Noであると)、プリンタ1と情報提供コ
ンピュータ3との間の通信回線が混雑していると判断で
きるので、通信を一時的に中断し(S10)、RAM1
3の残り容量を検出して、この残り容量が予め設定され
た値(以下、「最小要求値」と称する)よりも小さいか
否かを調べる(S11)。
【0030】処理S11において、RAM13の残り容
量が最小要求値よりも小さい場合には(Yesの場合に
は)、既にRAM13の所定領域に格納されている取得
済みの文書データの一部をRAM13から破棄して(S
12)、処理S13に移行する。処理S12において、
取得済みの文書データの全体を破棄してもよいが、RA
M13の残り容量が最小要求値よりも大きくなる程度
に、取得済みのデータの一部を破棄するようにしてもよ
い。このようにすれば、取得を一時的に中断している間
にも通常の印刷に必要なメモリ容量を確保でき、かつ、
後に取得を再開したときに、最初から取得し直す必要が
なくなるので、取得にかかる時間を短縮できる。
量が最小要求値よりも小さい場合には(Yesの場合に
は)、既にRAM13の所定領域に格納されている取得
済みの文書データの一部をRAM13から破棄して(S
12)、処理S13に移行する。処理S12において、
取得済みの文書データの全体を破棄してもよいが、RA
M13の残り容量が最小要求値よりも大きくなる程度
に、取得済みのデータの一部を破棄するようにしてもよ
い。このようにすれば、取得を一時的に中断している間
にも通常の印刷に必要なメモリ容量を確保でき、かつ、
後に取得を再開したときに、最初から取得し直す必要が
なくなるので、取得にかかる時間を短縮できる。
【0031】また、処理S11において、RAM13の
残り容量が最小要求値よりも大であれば(Noであれ
ば)、CPU12は、処理S12を実行せずに、処理1
3に移行し、予め設定された一定の時間だけ待機する
(S13)。この待機中には、別の印刷データの入力を
受けて印刷する通常印刷をしてもよいし、別のURLの
入力を受けて、別のURLプリントを実行しても構わな
い。
残り容量が最小要求値よりも大であれば(Noであれ
ば)、CPU12は、処理S12を実行せずに、処理1
3に移行し、予め設定された一定の時間だけ待機する
(S13)。この待機中には、別の印刷データの入力を
受けて印刷する通常印刷をしてもよいし、別のURLの
入力を受けて、別のURLプリントを実行しても構わな
い。
【0032】処理S13で一定時間が経過すると、CP
U12は、処理S14に移行して、取得しようとする文
書データのURLを参照して(S14)、文書データが
更新されているか否かを調べる(S15)。この処理
は、具体的にHTTPを用いる場合には、HEAD要求を送
信出力し、文書データそのものではなく、その文書デー
タの最終更新日時を含む、ヘッダ情報を取得して行う。
U12は、処理S14に移行して、取得しようとする文
書データのURLを参照して(S14)、文書データが
更新されているか否かを調べる(S15)。この処理
は、具体的にHTTPを用いる場合には、HEAD要求を送
信出力し、文書データそのものではなく、その文書デー
タの最終更新日時を含む、ヘッダ情報を取得して行う。
【0033】そして、CPU12は、処理S15におい
て、取得中の文書データが更新されていると判断すると
(Yesであると)、RAM13の所定領域に格納し
た、取得済みの文書データを破棄し(S16)、処理S
1に戻って再度文書データの全体を要求する処理から繰
り返す。このようなCPU12の処理により、処理S1
3で取得を待機している間に文書データが更新された場
合でも、最新の情報を取得し直すことができる。
て、取得中の文書データが更新されていると判断すると
(Yesであると)、RAM13の所定領域に格納し
た、取得済みの文書データを破棄し(S16)、処理S
1に戻って再度文書データの全体を要求する処理から繰
り返す。このようなCPU12の処理により、処理S1
3で取得を待機している間に文書データが更新された場
合でも、最新の情報を取得し直すことができる。
【0034】また、CPU12は、処理S15におい
て、取得中の文書データが更新されていないと判断する
と(Noであると)、取得済みの文書データを破棄する
ことなく、処理S1に戻って処理を続行する。
て、取得中の文書データが更新されていないと判断する
と(Noであると)、取得済みの文書データを破棄する
ことなく、処理S1に戻って処理を続行する。
【0035】尚、処理S10の中断には、文書データの
取得量を制限することも含まれる。例えば、文書データ
の取得量を1回につき50バイトに制限したり、要求を
送信する時間間隔を長くしてもよい。この場合には、C
PU12は、処理S10で停止せずに処理S1へ戻っ
て、文書データの取得を続行する。このようにすれば、
CPU12の処理負荷が軽減されるため、他の印刷要求
を優先的に処理することも可能である。
取得量を制限することも含まれる。例えば、文書データ
の取得量を1回につき50バイトに制限したり、要求を
送信する時間間隔を長くしてもよい。この場合には、C
PU12は、処理S10で停止せずに処理S1へ戻っ
て、文書データの取得を続行する。このようにすれば、
CPU12の処理負荷が軽減されるため、他の印刷要求
を優先的に処理することも可能である。
【0036】また、ここではネットワーク転送プロトコ
ルとしてHTTPを用いて文書データを取得する場合に
ついて説明しているが、他の転送プロトコル、例えばF
TP(File Transfer Protocol)等を用いてもよい。ま
た、処理S8において、印刷終了後に取得した文書デー
タを破棄しているが、そのままRAM13に蓄積してお
いてもよいし、HDD15に転送して蓄積しておいても
よい。このようにすれば、再度文書データを取得するこ
となく、再印刷を行うことができ、また、この文書デー
タを他のプリンタおよびコンピュータに転送できる。
ルとしてHTTPを用いて文書データを取得する場合に
ついて説明しているが、他の転送プロトコル、例えばF
TP(File Transfer Protocol)等を用いてもよい。ま
た、処理S8において、印刷終了後に取得した文書デー
タを破棄しているが、そのままRAM13に蓄積してお
いてもよいし、HDD15に転送して蓄積しておいても
よい。このようにすれば、再度文書データを取得するこ
となく、再印刷を行うことができ、また、この文書デー
タを他のプリンタおよびコンピュータに転送できる。
【0037】このように、本発明の第1の実施の形態に
係る印刷システムによれば、プリンタが文書データの取
得速度を算出して表示出力するので、ユーザが概略の印
刷完了時間を知ることができ、利便性を向上できる。ま
た、取得を中断している間にRAM13の容量が低下す
ると、取得済みの文書データを全体的又は部分的に破棄
するので、記憶装置としてのRAM13の利用効率を向
上できる。さらに、取得を中断している間に文書データ
が更新されると、これを検出して、再度更新後の文書デ
ータを取得し、印刷出力するので、更新後の文書データ
を取得するための指示を改めて行う必要がなく、利便性
を向上できる。
係る印刷システムによれば、プリンタが文書データの取
得速度を算出して表示出力するので、ユーザが概略の印
刷完了時間を知ることができ、利便性を向上できる。ま
た、取得を中断している間にRAM13の容量が低下す
ると、取得済みの文書データを全体的又は部分的に破棄
するので、記憶装置としてのRAM13の利用効率を向
上できる。さらに、取得を中断している間に文書データ
が更新されると、これを検出して、再度更新後の文書デ
ータを取得し、印刷出力するので、更新後の文書データ
を取得するための指示を改めて行う必要がなく、利便性
を向上できる。
【0038】尚、ここでは、プリンタ1が文書データの
取得速度を算出して表示出力しているが、プリンタ1を
制御するプリントサーバとしてのコンピュータが別個に
プリンタ1に接続され、このプリントサーバがプリンタ
1の文書データの取得速度を算出して、表示出力しても
構わない。すなわち、請求項にいう、情報の取得状況を
表示出力する手段は、プリンタ1とは別個のコンピュー
タにあってもよい。
取得速度を算出して表示出力しているが、プリンタ1を
制御するプリントサーバとしてのコンピュータが別個に
プリンタ1に接続され、このプリントサーバがプリンタ
1の文書データの取得速度を算出して、表示出力しても
構わない。すなわち、請求項にいう、情報の取得状況を
表示出力する手段は、プリンタ1とは別個のコンピュー
タにあってもよい。
【0039】さらに、ユーザによっては、文書データ全
体の取得が完了していなくても、取得済みの部分までの
文書データを印刷出力したい場合がある。また、処理動
作をより細かく指示したい場合もある。
体の取得が完了していなくても、取得済みの部分までの
文書データを印刷出力したい場合がある。また、処理動
作をより細かく指示したい場合もある。
【0040】そこで、本発明の第2の実施の形態に係る
印刷システムは、取得を一時的に中断したときに、処理
を選択する画面を表示出力し、ユーザの選択に応じた処
理を行うようにしている。すなわち、第2の本実施の形
態の印刷装置は、図2に示した第1の実施の形態の印刷
システムと同様であるが、プリンタ1のCPU12が行
う処理の内容が異なっている。
印刷システムは、取得を一時的に中断したときに、処理
を選択する画面を表示出力し、ユーザの選択に応じた処
理を行うようにしている。すなわち、第2の本実施の形
態の印刷装置は、図2に示した第1の実施の形態の印刷
システムと同様であるが、プリンタ1のCPU12が行
う処理の内容が異なっている。
【0041】以下、具体的に本発明の第2の本実施の形
態に係る印刷システムについて説明する。この第2の実
施の形態においては、プリンタ1は、図5に示す処理を
行う。この図5の処理で、処理S1〜処理S8までの処
理内容は図3に示した第1の実施の形態のプリンタ1の
処理と同じであるので、説明を省略する。
態に係る印刷システムについて説明する。この第2の実
施の形態においては、プリンタ1は、図5に示す処理を
行う。この図5の処理で、処理S1〜処理S8までの処
理内容は図3に示した第1の実施の形態のプリンタ1の
処理と同じであるので、説明を省略する。
【0042】図5に示した処理において特徴的なこと
は、処理S3において、取得速度がしきい値を超えてい
ない場合(Noである場合)には、文書データの取得を
一時的に中断するとともに(S21)、取得の処理を中
止するか否かや取得済みの部分までの文書データを印刷
出力するかどうかを問い合わせる表示を操作パネル21
に表示出力し、ユーザの操作を待機する(S22)こと
である。ここでの表示内容は、具体的には、図6に示す
ようなウインドウ表示である。
は、処理S3において、取得速度がしきい値を超えてい
ない場合(Noである場合)には、文書データの取得を
一時的に中断するとともに(S21)、取得の処理を中
止するか否かや取得済みの部分までの文書データを印刷
出力するかどうかを問い合わせる表示を操作パネル21
に表示出力し、ユーザの操作を待機する(S22)こと
である。ここでの表示内容は、具体的には、図6に示す
ようなウインドウ表示である。
【0043】例えば図6に示す問い合わせのインタフェ
ースを介して、ユーザが取得の処理をここで中止する
か、又は指定時間経過後に再試行するかの選択を行な
う。また取得の処理を中止する場合には、取得済みの部
分までの文書データを印刷せずに破棄するか、印刷出力
するかの選択を行なう。さらに、再試行する場合は、再
試行を行なうまでの待機時間の指定や、取得済みの文書
データを保持するかまたは破棄するかの選択を行なう。
ースを介して、ユーザが取得の処理をここで中止する
か、又は指定時間経過後に再試行するかの選択を行な
う。また取得の処理を中止する場合には、取得済みの部
分までの文書データを印刷せずに破棄するか、印刷出力
するかの選択を行なう。さらに、再試行する場合は、再
試行を行なうまでの待機時間の指定や、取得済みの文書
データを保持するかまたは破棄するかの選択を行なう。
【0044】処理S22において、ユーザが処理を選択
すると、CPU12は、選択の内容により、取得の処理
を中止するか否かを調べ(S23)、中止をする選択が
されていると(Yesであると)、続いて取得済みの部
分までの文書データを印刷出力する指示がされているか
否かを調べる(S24)。この処理S24において、取
得済みの部分までの文書データを印刷出力する指示がさ
れていれば(Yesであれば)、処理S6に移行して、
取得済みの部分までの文書データをビットマップに展開
して印刷出力し、文書データを印刷出力する指示がされ
ていなければ(Noであれば)、処理S8に移行して、
文書データを破棄して、処理終了する。
すると、CPU12は、選択の内容により、取得の処理
を中止するか否かを調べ(S23)、中止をする選択が
されていると(Yesであると)、続いて取得済みの部
分までの文書データを印刷出力する指示がされているか
否かを調べる(S24)。この処理S24において、取
得済みの部分までの文書データを印刷出力する指示がさ
れていれば(Yesであれば)、処理S6に移行して、
取得済みの部分までの文書データをビットマップに展開
して印刷出力し、文書データを印刷出力する指示がされ
ていなければ(Noであれば)、処理S8に移行して、
文書データを破棄して、処理終了する。
【0045】CPU12は、処理S23において、取得
の処理を中止しない選択がされていると(Noである
と)、続いて取得済みの文書データを破棄する選択がさ
れているか否かを調べ(S25)、破棄する選択がされ
ていると(Yesであると)、取得済みの文書データを
RAM13から破棄し(S26)、一定の時間待機する
(S27)。また、処理S25において、破棄する選択
がされていないと(Noであると)、そのまま処理S2
7に移行して、一定時間待機する。
の処理を中止しない選択がされていると(Noである
と)、続いて取得済みの文書データを破棄する選択がさ
れているか否かを調べ(S25)、破棄する選択がされ
ていると(Yesであると)、取得済みの文書データを
RAM13から破棄し(S26)、一定の時間待機する
(S27)。また、処理S25において、破棄する選択
がされていないと(Noであると)、そのまま処理S2
7に移行して、一定時間待機する。
【0046】そして、一定時間が経過すると、CPU1
2は、取得しようとする文書データのURLを参照して
(S28)、取得しようとする文書データが更新されて
いるか否かを調べる(S29)。そして、CPU12
は、処理S29において、取得中の文書データが更新さ
れていると判断すると(Yesであると)、RAM13
の所定領域に格納した、取得済みの文書データを破棄し
(S30)、処理S1に戻って再度文書データの全体を
要求する処理から繰り返す。
2は、取得しようとする文書データのURLを参照して
(S28)、取得しようとする文書データが更新されて
いるか否かを調べる(S29)。そして、CPU12
は、処理S29において、取得中の文書データが更新さ
れていると判断すると(Yesであると)、RAM13
の所定領域に格納した、取得済みの文書データを破棄し
(S30)、処理S1に戻って再度文書データの全体を
要求する処理から繰り返す。
【0047】また、CPU12は、処理S29におい
て、取得中の文書データが更新されていないと判断する
と(Noであると)、取得済みの文書データを破棄する
ことなく、処理S1に戻って処理を続行する。
て、取得中の文書データが更新されていないと判断する
と(Noであると)、取得済みの文書データを破棄する
ことなく、処理S1に戻って処理を続行する。
【0048】この処理S26〜処理S29までの処理
は、図3に示した第1の実施の形態の印刷システムでの
プリンタ1の処理13〜処理S16に対応している。
は、図3に示した第1の実施の形態の印刷システムでの
プリンタ1の処理13〜処理S16に対応している。
【0049】このように、第2の本実施の形態の印刷シ
ステムでは、第1の実施の形態の印刷システムと同様
に、取得速度を算出して表示するので利便性を向上で
き、また、文書データの取得速度が所定の値よりも小さ
くなると、取得の処理を一時的に停止するとともに、取
得済みの文書データを破棄するか、そのまま印刷するか
をユーザが指示できるので、メモリ効率を向上でき、か
つ利便性を向上できる。さらに、処理S27〜処理S2
9の処理により、取得を一時的に停止している間に文書
データが更新されても、改めて取得の指示をする必要が
なく、利便性を向上できる。
ステムでは、第1の実施の形態の印刷システムと同様
に、取得速度を算出して表示するので利便性を向上で
き、また、文書データの取得速度が所定の値よりも小さ
くなると、取得の処理を一時的に停止するとともに、取
得済みの文書データを破棄するか、そのまま印刷するか
をユーザが指示できるので、メモリ効率を向上でき、か
つ利便性を向上できる。さらに、処理S27〜処理S2
9の処理により、取得を一時的に停止している間に文書
データが更新されても、改めて取得の指示をする必要が
なく、利便性を向上できる。
【0050】尚、ネットワークが混雑している場合等で
は、取得の一時的な中断が頻繁に発生すると予想され
る。この場合には、例えば指定回数だけ再試行を繰り返
して行うという選択肢を追加するようにしてもよい。こ
のようにすれば、ユーザが、処理S22の選択をその都
度指定を行なう必要がなく、利便性をさらに向上でき
る。
は、取得の一時的な中断が頻繁に発生すると予想され
る。この場合には、例えば指定回数だけ再試行を繰り返
して行うという選択肢を追加するようにしてもよい。こ
のようにすれば、ユーザが、処理S22の選択をその都
度指定を行なう必要がなく、利便性をさらに向上でき
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを介して
文書データを取得して印刷する印刷システムにおいて、
文書データの取得状況を検出し、取得状況を報知するの
で、印刷出力が行われる時期をユーザに知らせることが
でき、利便性を向上できる。
文書データを取得して印刷する印刷システムにおいて、
文書データの取得状況を検出し、取得状況を報知するの
で、印刷出力が行われる時期をユーザに知らせることが
でき、利便性を向上できる。
【0052】また、本発明によれば、取得状況に基づい
て情報の取得を一時的に中断し、取得済みの文書データ
を破棄するので、記憶装置の使用効率を向上できる。
て情報の取得を一時的に中断し、取得済みの文書データ
を破棄するので、記憶装置の使用効率を向上できる。
【0053】さらに、情報の取得を中断している間は、
文書データが更新されたか否かを検出し、更新されてい
ると、取得済みの文書データを破棄するので、そのまま
再度文書データの取得を開始すれば、簡便な処理で更新
後の文書データを取得でき、利便性を向上できる。
文書データが更新されたか否かを検出し、更新されてい
ると、取得済みの文書データを破棄するので、そのまま
再度文書データの取得を開始すれば、簡便な処理で更新
後の文書データを取得でき、利便性を向上できる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る印刷システムの概
要を表す説明図である。
要を表す説明図である。
【図2】 本発明のプリンタ1の構成ブロック図であ
る。
る。
【図3】 本発明の第1の実施の形態でのCPU12の
処理を表すフローチャート図である。
処理を表すフローチャート図である。
【図4】 データ取得速度の表示の一例を表す説明図で
ある。
ある。
【図5】 本発明の第2の実施の形態でのCPU12の
処理を表すフローチャート図である。
処理を表すフローチャート図である。
【図6】 問い合わせの表示の一例を表す説明図であ
る。
る。
1 プリンタ、2 コンピュータ、3 情報提供コンピ
ュータ、4 ネットワーク、11 コントローラ、12
CPU、13 RAM、14 ROM、15HDD、
16 プリンタインタフェース、17 パネルインタフ
ェース、18ネットワークインタフェース、19 内部
バス、20 印刷部、21 操作パネル。
ュータ、4 ネットワーク、11 コントローラ、12
CPU、13 RAM、14 ROM、15HDD、
16 プリンタインタフェース、17 パネルインタフ
ェース、18ネットワークインタフェース、19 内部
バス、20 印刷部、21 操作パネル。
Claims (9)
- 【請求項1】 印刷する文書データの格納場所を示す参
照情報の入力を受けて、当該格納場所に格納されている
文書データを取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段で取得中の文書データを順次蓄積する
記憶手段と、 前記情報取得手段が取得を完了すると、前記記憶手段に
蓄積された文書データを印刷出力する印刷手段とを具備
する印刷システムにおいて、 前記情報取得手段の取得状況を検出する取得状況検出手
段と、 前記取得状況を報知する報知手段とを有することを特徴
とする印刷システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷システムにおいて、 前記取得状況検出手段が検出した取得状況に基づいて、
前記情報取得手段に情報の取得を一時的に中断する指示
を出力する取得制御手段と、 前記情報取得手段が情報の取得を一時的に中断したとき
には、前記記憶手段に蓄積されている文書データを破棄
する記憶制御手段とを有することを特徴とする印刷シス
テム。 - 【請求項3】 請求項2記載の印刷システムにおいて、 前記情報取得手段が情報の取得を一時的に中断したとき
には、前記格納場所に格納されている文書データが更新
されたか否かを検出し、前記文書データが更新されてい
ると、前記記憶制御手段に、蓄積した文書データを破棄
する指示を出力する更新検出手段を有することを特徴と
する印刷システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の印刷システムにおいて、 前記記憶制御手段は、前記記憶手段の記憶容量の残りが
予め設定されている所定値以下になると、前記記憶手段
に蓄積されている文書データを破棄することを特徴とす
る印刷システム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれかに記載の印
刷システムにおいて、 前記報知手段は、情報の取得状況を表示出力することを
特徴とする印刷システム。 - 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれかに記載の印
刷システムにおいて、 前記報知手段は、情報の取得状況を表すデータを外部の
装置に送信出力することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項7】 請求項1〜6のうちいずれかに記載の印
刷システムにおいて、 情報の取得状況に基づいて、取得完了までの予測時間を
算出する手段を有することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項8】 請求項2〜7のうちいずれかに記載の印
刷システムにおいて、 前記取得制御手段は、取得している情報の単位時間あた
りの取得量が予め設定されている所定値以下になると、
情報の取得を一時的に中断する指示を出力することを特
徴とする印刷システム。 - 【請求項9】 印刷する文書データの格納場所の入力を
受けて、当該格納場所に格納されている文書データを取
得するステップと、 取得中の前記文書データを順次蓄積するステップと、 前記文書データの取得を完了すると、蓄積した文書デー
タを印刷出力するステップと、 前記文書データの取得状況を検出するステップと、 前記検出した取得状況を報知するステップとを含む印刷
処理プログラムを格納することを特徴とするコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188506A JP2001014120A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 印刷システム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188506A JP2001014120A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 印刷システム及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014120A true JP2001014120A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16224923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188506A Pending JP2001014120A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 印刷システム及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014120A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7180615B2 (en) * | 2001-01-03 | 2007-02-20 | International Business Machines Corporation | One click printing in a web browser |
KR101309801B1 (ko) * | 2006-07-25 | 2013-09-23 | 삼성전자주식회사 | 데이터에 대한 정보를 제공하는 화상형성장치 및 이를이용한 방법 |
US9612785B2 (en) | 2006-12-13 | 2017-04-04 | The Toronto-Dominion Bank | Document output processing |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP11188506A patent/JP2001014120A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7180615B2 (en) * | 2001-01-03 | 2007-02-20 | International Business Machines Corporation | One click printing in a web browser |
KR101309801B1 (ko) * | 2006-07-25 | 2013-09-23 | 삼성전자주식회사 | 데이터에 대한 정보를 제공하는 화상형성장치 및 이를이용한 방법 |
US9355187B2 (en) | 2006-07-25 | 2016-05-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus to provide data information and an image forming method thereof |
US9612785B2 (en) | 2006-12-13 | 2017-04-04 | The Toronto-Dominion Bank | Document output processing |
US9612786B2 (en) | 2006-12-13 | 2017-04-04 | The Toronto-Dominion Bank | Document output processing |
US9766843B2 (en) | 2006-12-13 | 2017-09-19 | The Toronto-Dominion Bank | Document output processing |
US9854109B2 (en) | 2006-12-13 | 2017-12-26 | The Toronto-Dominion Bank | Document output processing |
US10178248B2 (en) | 2006-12-13 | 2019-01-08 | The Toronto-Dominion Bank | Computing device for generating a document by combining content data with form data |
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