JP3221249B2 - 出力装置およびジョブ管理装置 - Google Patents

出力装置およびジョブ管理装置

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JP3221249B2
JP3221249B2 JP24009394A JP24009394A JP3221249B2 JP 3221249 B2 JP3221249 B2 JP 3221249B2 JP 24009394 A JP24009394 A JP 24009394A JP 24009394 A JP24009394 A JP 24009394A JP 3221249 B2 JP3221249 B2 JP 3221249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を出力する出
力装置および印刷ジョブを管理するジョブ管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク等を介して複数のホ
ストコンピュータと1台の出力装置が接続されるシステ
ムにおいては、複数の印刷ジョブの処理がほぼ同時に要
求されることが多々ある。しかし、いずれの場合でも、
ホストコンピュータとのコネクションを確立し、印刷処
理が開始されると、その印刷処理が終了するまで他の印
刷処理を行うことができなかった。これを改善するため
に、従来、特開平5−143256号公報や特開平5−
162415号公報等に開示される技術が提案されてい
る。
【0003】すなわち、特開平5−143256号公報
には、複数のインタフェースを具備し、各インタフェー
ス毎に優先順位を決める技術が開示されている。これ
は、あるインタフェースからのデータを処理中に、優先
順位の高い別のインタフェースからデータを受信した場
合には、インタフェースを切り換えて印刷処理するもの
である。一方、特開平5−162415号公報には、印
字要求を受けたときに、印刷処理中のジョブと新たに印
字要求されたジョブの優先順位を比較し、その比較結果
に応じて優先順位を変更する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術では、ジョブの優先処理は可能であるが、イン
タフェース毎に優先順位を設定するため、同一インタフ
ェースにて複数のジョブを受信した場合には、そのジョ
ブの印刷処理が終了するまで他のジョブの印刷処理が行
えないという問題があった。また、後者の従来技術で
は、ジョブ単位で優先順位を設定することは可能である
が、印字待ち時間に関係なく優先順位の高いジョブが優
先的に処理されるため、優先順位の高い複数のジョブの
印刷処理だけが実行され、先にスプールされた優先順位
の低いジョブは後回しとなり、いつまでたっても印刷処
理が行われないことになるという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、優先順位の低いジョ
ブがいつまでも出力されないというような状況の発生を
未然に回避できる出力装置およびジョブ管理装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の出力装置
は、入力された印字データをジョブ単位で蓄積する蓄積
手段を有する出力装置であって、この蓄積手段に蓄積さ
れるジョブに対応した優先順位を設定する優先順位設定
手段と、受け付けた複数のジョブをグループ化し、その
グループ内での優先順位に従ってジョブの処理順序をグ
ループ毎に管理するジョブ管理手段とを備えた構成とな
っている。
【0007】請求項2記載のジョブ管理装置は、送出さ
れる印字データをジョブ毎に管理して当該ジョブに設定
された優先順位に応じた印刷処理順序を管理するジョブ
管理装置であって、複数のジョブをグループ化し、その
グループ内での優先順位に従ってジョブの処理順序をグ
ループ毎に管理する構成となっている。
【0008】
【作用】請求項1記載の出力装置において、優先順位設
定手段は、蓄積手段に蓄積されるジョブに対応した優先
順位を設定する。ジョブ管理手段は、受け付けたジョブ
をグループ化し、そのグループ内のジョブについては、
優先順位設定手段によって設定された優先順位に従って
ジョブの処理順序を入れ換える。この処理順序を入れ換
える際に、他のグループのジョブの処理順序を越えない
ようにする。そして、グループ毎に入れ換えられた処理
順序に基づいて出力処理を行う。
【0009】請求項2記載のジョブ管理装置において、
複数のジョブをグループ化し、そのグループ内のジョブ
については、優先順位に従ってジョブの処理順序を入れ
換える。この処理順序を入れ換える際に、他のグループ
のジョブの処理順序を越えないようにする管理する。
【0010】
【実施例】以下、共有プリンタや多機能複写機などの出
力装置に適用された本発明の実施例について、図面を参
照しつつ説明する。
【0011】図1は、本発明の第1実施例を示すブロッ
ク図である。図1において、本実施例に係る出力装置1
には、ホスト装置2から印字データが、さらに公衆回線
(電話回線)3を通して一般のファクシミリ(FAX)
などの外部装置(図示せず)から画像データがそれぞれ
入力される。ホスト装置2としては、パーソナルコンピ
ュータ上でワードプロセッサを使用する場合などが考え
られる。ホストインタフェース(I/F)4及びFAX
インタフェース5は、本出力装置1とホスト装置2及び
公衆回線3の各々とを接続するためのものである。これ
らのインタフェース4,5としては、セントロニクス、
RS232C、イーサネット等のインタフェースが用い
られる。
【0012】出力装置1は、上記のインタフェース4,
5に加え、画像読み取り部6と、画像圧縮部7と、印刷
ジョブ管理部8と、印刷ジョブテーブル部9と、時間計
測部10と、印字データ蓄積部11と、処理時間予測部
12と、フォントデータ部13と、フォントキャッシュ
部14と、画像展開部15と、画像伸長部16と、ペー
ジメモリ17と、画像記録部18とを備えた構成となっ
ている。この出力装置1において、画像読み取り部6
は、記録紙やOHPパネルなどの記録媒体上の画像情報
を読み取り、その読み取った画像情報を印字データとし
て画像圧縮部7に送出する。画像圧縮部7は、データ量
の削減を目的として画像データを圧縮する処理を行う。
この画像圧縮処理には、MH,MR,MMR,ADCT
等の周知の画像圧縮技術が用いられる。
【0013】印刷ジョブ管理部8は、ホストインタフェ
ース4、FAXインタフェース5又は画像圧縮部7から
送出される印字データを印字データ蓄積部11に格納す
るとともに、印刷ジョブ毎の優先順位及びその優先順位
に応じた印刷処理順序を印刷ジョブテーブル部9に格納
されているジョブテーブルに設定し、さらに印字データ
蓄積部11に格納されている印字データをジョブテーブ
ルで指定される印刷処理順序にしたがって画像展開部1
5へ送出する。印刷ジョブテーブル部9は、印字データ
蓄積部11に格納された印刷ジョブに対して、優先順
位、受付時刻、予測処理時間等を一覧表にしてジョブテ
ーブルとして記憶する。
【0014】時間計測部10は、ホストインタフェース
4、FAXインタフェース5、画像読み取り部6で発生
した処理の発生時刻及び各処理に要する時間等を計測
し、ジョブの受付時刻を認識する受付時刻認識手段とし
て機能する。その計測値データは、印刷ジョブ管理部8
によって印刷ジョブテーブル部9に格納される。印字デ
ータ蓄積部11は、ホストインタフェース4、FAXイ
ンタフェース5又は画像圧縮部7から送出される印字デ
ータをジョブ単位(画像データの1まとまり)で格納す
る。処理時間予測部12は、入力された印字データの処
理に要する時間を予測する。この予測値(予測処理時
間)は、印刷ジョブ管理部8によって印刷ジョブテーブ
ル部9に格納される。
【0015】フォントデータ部13には、印字データか
らページメモリ17上に画像データを生成するためのア
ウトラインフォントデータが記憶されている。フォント
キャッシュ部14は、画像展開部15の処理を高速化す
るためにアウトラインフォントデータから生成されたビ
ットマップデータを一時的に記憶している。画像展開部
15は、ホスト装置2から受信したコードデータやPD
L(Page DescriptionLanguage) データをビットマップ
データに変換してページメモリ17に与える。画像伸長
部16は、ホスト装置2以外から供給される圧縮された
画像データを伸長してページメモリ17に与える。
【0016】ページメモリ17は、画像展開部15又は
画像伸長部16からのビットマップデータを画像記録部
18での印字中に一時的に保存しておくメモリであり、
処理速度の要求によって複数ページ分所有する場合から
1ページ未満で処理する場合など様々である。画像記録
部18は、レーザゼログラフィの如き技術により、ペー
ジメモリ17に保持されたビットマップデータに基づい
て記録紙などの記録媒体(図示せず)に像を形成する。
【0017】図2は、ホストインタフェース4及びFA
Xインタフェース5における外部装置との接続関係を示
す接続構成図である。同図から明らかなように、外部装
置とのインタフェース手段には、イーサネットによる複
数のホストコンピュータHST1,HST2とのネット
ワーク接続と、RS232Cによるホストコンピュータ
HST3との接続と、セントロニクスによるホストコン
ピュータHST4との接続と、公衆回線によるファクシ
ミリFAXなどの外部装置との接続が示されている。
【0018】図3(a)は、ジョブの各優先順位毎の処
理終了時間の条件の一例を示す図である。優先順位は
A,B,C,Dの順に優先度の高いジョブとし、各優先
順位毎に処理時間の条件を設け、それぞれ規定された処
理時間内に処理できないものから順に処理を行うものと
する。
【0019】図3(b)は、ジョブテーブル内に格納さ
れたデータの一例を示す図である。優先順位は各上位装
置から任意に設定可能であるし、インタフェース毎に設
定することも可能であり、また指定された優先順位にイ
ンタフェース毎の重み付けを行うことも可能である。こ
こでは、画像読み取り部6から送出されるジョブについ
ては優先順位をAとし、公衆回線3から送出されるジョ
ブについては優先順位をBとし、ホスト装置2から送出
されるジョブについてはオペレータがB,C,Dの3つ
の優先順位の中から任意に指定を行い、指定なき場合は
優先順位をCとする。
【0020】ジョブテーブルは、各ジョブ毎に処理要求
を受け付けた順に管理され、それぞれのジョブの受付時
刻、各ジョブが処理を開始してから終了するまでに要す
る予測処理時間、上位装置または画像読み取り部6より
指定された要求処理時間、蓄積されたデータが格納され
ているアドレス、ジョブのデータ形式(例えばMH,M
R,MMR等の圧縮方法、用紙サイズ、解像度、ページ
記述言語の種類等)の各種の情報を含んでいる。
【0021】待機中の複数のジョブに対して、各優先順
位毎に最も早く受け付けられたジョブについて、以下の
計算を行う。すなわち、図3(b)のジョブテーブルに
よると、処理要求順の1,2,3,4がそれそれ優先順
位C,A,B,Dで最も早く受け付けられたジョブであ
り、それぞれについて現在の時刻と受付時刻tから現在
までの待ち時間を得て、それに各ジョブ毎の予測処理時
間xを加えることにより、現在時点で各ジョブが処理を
開始した場合の処理終了時までの各ジョブ毎の待ち時間
が得られる。この待ち時間から、優先順位A,B,C,
Dそれぞれについて0,tb ,tc ,td を引いた値を
比較し、その値の大きいものから処理を行う。
【0022】ここで、各優先順位の中で、該当するジョ
ブが存在しない場合もあり得るが、その場合は該当する
ジョブの存在する優先順位のものについてのみ比較を行
うようにする。これにより、図3(a)に示される各優
先順位に指定されたジョブの平均待ち時間の規定から外
れたものを優先的に処理するため、0<tb <tc <t
d となるように値を設定すれば、優先順位を指定したと
きの効果を維持しつつ優先順位の低いものに対しても全
く出力されない状態は回避できる。また、ここでは各優
先順位を4段階に分けて処理を行ったが、この段階数は
任意の数でも実現可能であり、また、優先順位Aの上に
さらに上の優先度を規定して、そのジョブに関してはジ
ョブ受付時に直ちに処理を行い、それ以下の優先順位の
ものに対しては、上記比較により処理順序を決めるよう
にすることも可能である。
【0023】以上により、処理順序の確定したものにつ
いてそのジョブの予測終了時刻が確定するため、予測処
理時間の上位装置への通知が可能になる。また、予測処
理時間については随時上位装置への通知が可能であり、
また画像記録部18の異常等が発生した場合にも、予測
終了時刻を修正して上位装置への通知が可能になる。ま
た、上記説明においては、優先順位Aの処理条件につい
ては特に規定しなかったが、優先順位Aのものについて
も図3(a)に示す目標処理時間という規定を設けて、
その時間以内に処理が終われば良いものとして処理順序
を決めるものとすれば、各優先順位の目標処理時間を満
たす範囲内で比較的短い処理時間で終わるジョブについ
ては優先的に処理を行うことも可能である。
【0024】次に、図4を用いて各ジョブの予測処理時
間の求め方について説明する。本実施例における出力装
置1については、処理を大きく2つのステップに分け
る。以下、上位装置または画像読み取り部6から入力さ
れたデータをページメモリ17に蓄積するまでの第一ス
テップと、ページメモリ17に格納されたデータを画像
記録部18に転送し、処理を終了してページメモリ17
のデータが消去可能な状態になるまでの第二ステップに
分けてそれぞれの予測処理時間の求め方について説明す
る。
【0025】先ず、第一ステップの予測処理時間につい
て説明する。各ジョブの受付けの際に上位装置または画
像読み取り部6からデータ形式の情報を得る。これによ
り、データの形式をビットマップ、圧縮データ、ページ
記述言語、コードデータ等のいずれかに特定できる。こ
こで、上位装置からデータ形式が特定されずにデータ入
力があった場合には、データの先頭の所定サイズを読む
ことにより、どのようなデータ形式であるかを判断する
ことも可能である。また、上位装置または画像読み取り
部6より縮小、拡大等の指定を得る。さらに、印字デー
タ蓄積部11から格納されたデータのサイズを得る。以
上の情報から、図4(a)に示される各データ形式毎の
単位サイズ当りの処理時間を参照して第一ステップの処
理時間を予測する。また、ページ記述言語等の予測の場
合には、上記方法以外にも全データについて各コマンド
毎の予測処理時間に基づいてその累積により1つのジョ
ブの処理時間を予測する等の方法もある。
【0026】次に、第二ステップの予測処理時間につい
て説明する。各ジョブの受付けの際に上位装置または画
像読み取り部6から処理内容の情報を得る。これによ
り、印刷を行う際の用紙サイズ、印刷部数、ページ数及
び印刷時のオプション指定を得る。ここに、オプション
指定とは、例えば両面印刷機能、複数ページのものを縮
小して1ページにはめ込む機能等である。ここで、ペー
ジ記述言語、コードデータ等のページ数について特定で
きないものの場合は印字データの中から改行コード、改
ページコマンド等を検索し、その情報からページ数を判
断する。
【0027】このようにして得られた情報から、図4
(b)に示される各記録紙サイズ及び処理内容における
記録時間を参照して第二ステップの処理時間を予測す
る。ここで、図4(b)中で記録時間とは、その処理内
容のものを1枚だけ処理を行った際に要する時間t01で
あり、連続記録時間とは、その処理内容のものをn枚
(n>1)行う際に、処理に要した時間をtn とする
と、(tn −t01)をn−1で割ったものである。複数
部の出力の場合には記録時間と連続記録時間との組合せ
により求める。
【0028】各ジョブの予測処理時間は以上の第一ステ
ップ及び第二ステップで求めた値から得られるものであ
る。ここで、第一ステップの処理時間により、第二ステ
ップでの処理時間に影響を及ぼす場合も考えられる。各
ページ毎の第一ステップの処理が短ければ第二ステップ
は連続記録動作が可能になるが、ある一定の値を超えて
しまうと、第二ステップでは連続記録時間ではなく記録
時間の値をもとに予測しなければならない。この予測処
理時間は、処理が終了するまでジョブテーブルに格納さ
れていて、実際に処理を行う際に時間計測部10にて測
定された各処理時間との差分により、逐次図4に示され
たテーブルの内容を更新していくことにより、予測処理
時間のパラメータを更新可能である。
【0029】次に、上記第1実施例における印刷ジョブ
管理部8の動作について、図5のフローチャートにした
がって説明する。
【0030】ホストインタフェース4、FAXインタフ
ェース5又は画像圧縮部7から受け付けたジョブについ
て、その印字データを印字データ蓄積部11に格納する
とともに、優先順位の指定があるか否かを判断する(ス
テップS11)。優先順位の指定があった場合は、その
指定された値を受付時刻、データ形式、データアドレス
とともに、印刷ジョブテーブル部9に格納されているジ
ョブテーブルに登録し(ステップS12)、指定がなか
った場合には、例えば各インタフェース毎に決められた
値をそのジョブの優先順位として受付時刻、データ形
式、データアドレスとともにジョブテーブルに登録する
(ステップS13)。次いで、受け付けられたジョブに
ついて、指定された処理内容、データサイズ、データ形
式等から処理時間を予測し、この予測処理時間をジョブ
テーブルに登録する(ステップS14)。
【0031】次に、印字待ちのジョブについて、その優
先順位と予測処理時間から、その時点で受け付けられた
ジョブについて処理順序を確定する(ステップS1
5)。ここで、画像記録部18の状態を確認し、印字中
でない場合には確定された処理順序にしたがって印字を
開始する(ステップS16)。印字中である場合には、
現在印字中のジョブが割込み可能であるか否かを画像記
録部18に問い合わせ(ステップS17)、割込みでき
ない場合にはステップS16に戻り、割込み可能な場合
には現在印刷中のジョブと次に印刷処理を行うジョブの
優先順位等の比較を行うことによって割り込ませるか否
かを判断する(ステップS18)。そして、割込みの必
要がない場合にはステップS16に戻り、割込みの必要
がある場合には現在印刷中のジョブの処理を中断して必
要な情報を待避させておき(ステップS19)、次のジ
ョブの印刷処理を開始する。中断されたジョブについて
は、予測処理時間等について未処理部分についての値に
修正し、優先順位に基づいて処理順序を決めてジョブテ
ーブルに再登録しておく。
【0032】図6は、本発明の第2実施例を示すブロッ
ク図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付し
て示してある。この第2実施例に係る出力装置1'は、
第1実施例における処理時間予測部12に代えて、優先
条件を決定する関数の傾き及び切片を入力するコントロ
ールパネル19と、印刷ジョブの優先順位毎に処理待ち
時間に応じた優先条件を設定する優先条件設定部20と
を新たに備えた構成となっている。そして、印刷ジョブ
テーブル部9には、印字データ蓄積部11に格納された
印刷ジョブに対して、優先順位とその優先順位に応じた
印刷処理順位と優先条件を決定する関数の傾き及び切片
を記憶する。その他のブロックの機能については、基本
的に、第1実施例の場合と同様である。
【0033】時間計測部10は、出力処理待ち状態にあ
るジョブの処理待ち時間を計測する処理待ち時間計測手
段として機能し、ジョブの受付時刻及び受付時刻から現
在までの経過時間(処理待ち時間)を計算して印刷ジョ
ブ管理部8に通知する。印刷ジョブ管理部8は、ホスト
インタフェース4、FAXインタフェース5又は画像圧
縮部7から送出される印字データを印字データ蓄積部1
1に格納するとともに、印刷ジョブ毎の優先順位をジョ
ブテーブルに設定する。また、ジョブの優先順位と、優
先順位に対する優先条件と、時間計測部10から通知さ
れる処理待ち時間情報とに基づいて優先度を算出し、印
刷待ち状態にあるジョブの印刷処理順位の変更を行う。
このとき、印刷ジョブの優先順位に応じて印刷処理順位
を制御するために、ジョブテーブルの変更を行う。
【0034】図7は、優先条件未入力時における経過時
間と優先順位A,B,Cの印刷ジョブの優先度との関係
の一例を示す図である。ここで、A,B,Cは、各ジョ
ブの優先順位を表しており、本実施例では、画像読み取
り部6からのジョブを優先順位が最も高いAとし、イー
サネット、RS232C、セントロニクスなどのホスト
インタフェース4からのジョブを優先順位B、公衆回線
からのジョブを優先順位が最も低いCとしている。Tは
優先度に従いジョブ出力順序を見直す時間の周期、tは
ジョブ受付開始からの経過時間である。優先度は大きい
ほど優先度が高いものとし、本実施例では、Aにあらか
じめ優先度2を、Bには優先度1を、Cには優先度0を
割り当てている。各優先順位のジョブは、経過時間とと
ともに一定の割合で優先順位が高くなることを示してい
る。
【0035】図8は、時間差をおいて投入された優先順
位A,B,Cの印刷ジョブの優先条件未入力時における
優先度の変化の一例を示す図である。なお、優先順位の
添字0,1,2,……は、印刷ジョブの投入された順番
を示している。優先順位の違いと経過時間との兼ね合い
で印刷ジョブの優先順位が算出されるために、出力順序
の変更がなされている。ここでは、印刷ジョブ投入時に
は印刷処理順位の変更が行われるが、経過時間に応じた
印刷処理順位の変更は行われない。
【0036】図9は、優先条件入力時における経過時間
と優先順位A,B,Cの印刷ジョブの優先度との関係の
一例を示す図である。図7に示した優先順位A,B,C
のジョブの優先条件を入力することにより、A,B,C
はA',B',C'で示すように経過時間とともにそれぞ
れ異なった割合で優先順位が高くなることを示してい
る。本実施例における優先条件とは、それぞれの印刷ジ
ョブの優先度を算出する直線の傾きを指し、 f=at+b なる式におけるaに対応する。ここで、fが優先度、t
が経過時間、bは優先順位に基づいてあらかじめ与えら
れる優先度である。この優先条件aは、図6におけるコ
ントロールパネル19から入力される。
【0037】図10は、時間差をおいて投入された優先
順位A,B,Cの印刷ジョブの優先条件未入力時におけ
る優先度の変化の一例を示す図である。なお、優先順位
の添字0,1,2,……は、図8の場合と同様に、印刷
ジョブの投入された順番を示している。優先順位の違い
と経過時間との兼ね合いで印刷ジョブの優先順位が算出
され、印刷処理順位の変更がなされている。よって、印
刷ジョブ投入時に印刷ジョブの印刷処理順位の変更が行
われ、また経過時間によっても出力順序の変更が行われ
る。
【0038】図11及び図12は、本実施例において印
刷処理順位の変更が行われる際の説明図である。図11
は、優先条件未入力時の場合の説明図である。ここで
は、図7に示した優先順位と優先度を用い、図8に示し
た順にジョブを投入した場合の印刷処理順位の変更につ
いて詳細に説明する。優先度は、時間計測部10によっ
て計測された経過時間を用いて、印刷ジョブ管理部8に
よってすべての印刷待つジョブに対して計算される。こ
の場合、t=0でA0を投入後、t=3Tまでは印刷ジ
ョブの優先度が印刷待ちジョブの優先順位よりも低いの
で、該印刷ジョブは印刷ジョブテーブル部9に登録され
ている印刷待ちジョブの最後部に加えられる。
【0039】t=4TのときB4が投入されると、この
時点では図8に示すように、C3よりもB4の方が優先
度が高いため印刷処理順位が変更され、C4を追い越し
てB2の後ろに加えられる。t=5TのときにA5が投
入されると、Aの優先順位はB,Cよりも高いが、この
時点でC3,B4よりもA5の方が優先度が高く、B2
よりも低いため、印刷処理順位が変更され、C4,B4
を追い越してB2の後ろに加えられる。同様の処理にし
たがって、t=8Tの時のA7についても印刷処理順位
が変更される。
【0040】図12は、優先条件入力時の場合の説明図
である。ここでは、図9に示した優先順位と優先度を用
い、図10に示した順にジョブを投入した場合の印刷処
理順位の変更について詳細に説明する。優先度は、優先
順位未入力時の場合と同様に時間計測部10にて計測さ
れる。優先条件入力により、優先順位A,B,Cの印刷
ジョブの印刷待ち時間に応じた優先度上昇は異なるた
め、印刷待ち時間が長くなった場合に、経過時間に応じ
て印刷ジョブの印刷処理順位の変更を行い、さらに適切
な印刷処理順位をスケジュールする。本実施例では、t
=8Tの時に投入されたジョブがt=9Tの時にC3を
追い越す場合と、t=10TにおいてA5がB2を追い
越す場合が示されている。
【0041】次に、上記第2実施例において、印刷処理
順位を変更する際の処理動作について、図13のフロー
チャートにしたがって説明する。
【0042】ホストインタフェース4、FAXインタフ
ェース5又は画像圧縮部7から印字データを受信した場
合には、その印字データを印字データ蓄積部11にジョ
ブ単位で一時格納する(ステップS21)。このとき、
印刷ジョブ管理部8は、印刷ジョブに対応させて優先順
位を設定する(ステップS22)。次に、印刷ジョブテ
ーブル部9に格納されているジョブテーブルを参照し
て、印刷待ち状態のジョブが存在するか否かを判定する
(ステップS23)。すでに印刷待ち状態のジョブが存
在する場合は、印刷ジョブ管理部8はさらに時間計測部
10で計測される時間情報を基に、すべての印刷処理待
ちジョブの優先度を算出し(ステップS24)、算出し
た各印刷待ちジョブの優先度を比較し(ステップS2
5)、ジョブの出力順序の変更が有るか否かを判断する
(ステップS26)。
【0043】そして、優先順位の低い印刷ジョブが存在
しているときには、その印刷ジョブを追い越して印刷処
理順位をスケジュールし直してジョブテーブルに登録し
(ステップS27)、しかる後印刷処理順位にしたがっ
て印刷処理を開始する(ステップS28)。一方、ステ
ップS23において、印刷待ち状態のジョブが存在しな
い場合には、同様にジョブテーブルに登録し(ステップ
S29)、しかる後ステップS28に移行して印刷処理
順位にしたがって印刷処理を開始する。また、ステップ
S26において、印刷待ちジョブの中に該印刷ジョブよ
りも優先度の低い印刷ジョブが存在していないときに
は、ジョブテーブルの最後部に登録し(ステップS2
9)、しかる後ステップS28に移行して印刷処理順位
にしたがって印刷処理を開始する。
【0044】なお、上記実施例では、印刷ジョブの優先
順位毎に処理待ち時間に応じた優先条件を設定し、その
優先条件にしたがって処理待ち時間から算出される優先
度を一定時間毎に獲得し、その優先度に基づいて印刷ジ
ョブの処理順位の変更を行う構成としたが、これに限定
されるものではなく、例えば優先度を優先順位と同じく
A,B,Cの3種類とし、一定時間後にA≡A,B≡
A,C≡Aとして優先度を一律に上げるようにしても良
い。
【0045】図14は、本発明の第3実施例を示すブロ
ック図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付
して示してある。この第3実施例に係る出力装置1≡に
おいて、印刷ジョブテーブル部9は、印字データ蓄積部
11に格納された印刷ジョブに対して、優先順位とその
優先順位に応じた印刷処理順位と印刷処理グループとを
記憶する。時間計測部10は、ジョブの受付けを一定時
間毎に区切って管理する受付け時刻管理手段として機能
し、一定時間毎に印刷処理グループを区切るための信号
を印刷ジョブ管理部8に通知する。
【0046】印刷ジョブ管理部8は、ホストインタフェ
ース4、FAXインタフェース5又は画像圧縮部7から
送出される印字データを印字データ蓄積部11に格納す
るとともに、印刷ジョブに対する優先順位を設定する。
また、時間計測部10から通知される信号に基づいて印
刷処理グループを設定し、この印刷処理グループ内で印
刷ジョブの印刷処理順位の変更を行う。このとき、印刷
ジョブの優先順位に応じて印刷処理順位を制御するため
に、印刷ジョブテーブルの変更を行う。その他のブロッ
クの機能については、基本的に、第1実施例の場合と同
様である。
【0047】図15は、本実施例における印刷処理順位
の概略図である。以下、印刷処理待ち状態となっている
複数の印刷ジョブが存在している状態を示す図15を参
照しつつ印刷処理順位の変更動作の概略を説明する。図
15において、A,B,Cは各ジョブの優先順位を表し
ており、本実施例では、画像読み取り部6からのジョブ
を優先順位が最も高いAとし、イーサネット、RS23
2C、セントロニクスなどのホストインタフェース4か
らのジョブを優先順位B、公衆回線からのジョブを優先
順位が最も低いCとしている。
【0048】印刷処理グループNは、印刷処理順位を変
更する際に、印刷処理順位の変更可能な範囲を区切るた
めのパラメータとして印刷ジョブ管理部8によって管理
されている。印刷処理待ち状態にある印刷ジョブは、印
刷処理グループ番号の小さいグループの印刷処理順位の
高い印刷ジョブから順番に、画像展開部15又は画像伸
長部16にて処理された後、画像記録部18を通して記
録出力される。したがって、図15の場合には、AAB
BCACの順に処理される。
【0049】図16は、経過時間tに対応する印刷処理
グループを示している。本実施例では、ジョブ受付時間
の単位をTとするとき、経過時間が(N−1)T〜NT
の間に受け付けたジョブを印刷処理グループNとしてい
る。このように、印刷ジョブの優先順位に応じて印刷処
理順位を変更する際に、ある期間中に受け付けたジョブ
を印刷処理グループ毎に区切り、区切られたグループ内
で印刷処理順位の変更を行うことにより、優先順位の低
いジョブも確実に処理できることになる。
【0050】図17及び図18は、印刷処理順位の変更
動作の説明図である。図17には、印刷処理グループが
1つのときに、印刷処理待ち状態となっている複数の印
刷ジョブが存在している状態において、新たな印刷ジョ
ブが追加された場合における印刷処理順位の変更例が示
されている。ここでは、優先順位がA,B,Cである印
刷ジョブが1つずつ存在している状態を想定する。図1
7において、(a)は優先順位Aの印刷ジョブが格納さ
れた場合を示している。Aは優先順位がB,Cよりも高
いので、図に示すようにB,Cを追い越して格納され
る。(b)は優先順位Bの印刷ジョブが格納された場合
を示している。Bは優先順位がAよりも低く、Cよりも
高いので、図に示すようにCを追い越して格納される。
(c)は優先順位Cの印刷ジョブが格納された場合を示
している。Cは優先順位がA,Bよりも低いので、図に
示すように最後部に格納される。
【0051】図18には、印刷処理グループが複数存在
するときに、印刷処理待ち状態となっている印刷ジョブ
が複数存在している状態において、新たな印刷ジョブが
追加された場合における印刷処理順位の変更例が示され
ている。ここでは、図17の処理後、印刷処理グループ
1のジョブ受付期間が終了して、印刷処理グループ2の
受付が開始し、優先順位Cの印刷ジョブを2つ受け付け
た状態を想定する。
【0052】図18において、(a)は優先順位Aの印
刷ジョブが投入された場合を示している。このとき、格
納されている印刷ジョブは、Aが2つ、Bが2つ、Cが
4つであるが、印刷処理グループを越えて印刷ジョブの
出力順序を変更しないので、Aを投入しても印刷処理グ
ループ2内に格納されている優先順位Cのジョブ2つし
か追い越さない。(b)は優先順位Bの印刷ジョブが投
入された場合を示している。Bは優先順位がAよりも低
くCよりも高いので、処理グループ2内に格納されてい
る優先順位Cのジョブ2つを追い越すが、Aは追い越さ
ない。(c)は優先順位Cの印刷ジョブが格納された場
合を示している。Cは優先順位がA,Bよりも低いの
で、図17(c)の場合と同様に、最後部に格納され
る。
【0053】次に、上記第3実施例において、印刷処理
順位を変更する際の処理動作について、図19のフロー
チャートにしたがって説明する。
【0054】ホストインタフェース4、FAXインタフ
ェース5又は画像圧縮部7から印字データを受信した場
合には、その印字データを印字データ蓄積部11にジョ
ブ単位で一時格納する(ステップS31)。このとき、
印刷ジョブ管理部8は、印刷ジョブに対応させて優先順
位を設定し(ステップS32)、さらに時間計測部10
で計測される時間情報をもとに印刷処理グループの管理
・設定を行う(ステップS33)。この印刷処理グルー
プの設定処理の詳細については、後で詳細に説明する。
【0055】次に、印刷ジョブテーブル部9に格納され
ているジョブテーブルを参照して、同一の印刷処理グル
ープ内に印刷待ち状態のジョブが存在するか否かを判定
する(ステップS34)。そして、すでに印刷待ち状態
のジョブが存在する場合は、印刷ジョブの優先順位を比
較し(ステップS35)、ジョブの出力順序の変更が必
要か否かを判断する(ステップS36)。このとき、優
先順位の低い印刷ジョブが存在しているときには、その
印刷ジョブを追い越して印刷処理順位をスケジュールし
直してジョブテーブルに登録し(ステップS37)、し
かる後印刷処理順位にしたがって印刷処理を開始する
(ステップS38)。
【0056】一方、ステップS34において、印刷待ち
状態のジョブが存在しないと判定した場合は、同様にジ
ョブテーブルに登録し(ステップS39)、しかる後ス
テップS38に移行して印刷処理順位にしたがって印刷
処理を開始する。また、ステップS36において、同一
の印刷処理グループ内に優先度の低い印刷ジョブが存在
していないときには、ジョブテーブルの最後部に登録し
(ステップS39)、しかる後ステップS38に移行し
て印刷処理順位にしたがって印刷処理を開始する。
【0057】図20は、図19における印刷処理グルー
プの区切り設定の具体的な処理の流れを示すフローチャ
ートである。本出力装置1≡の起動時に先ず、ジョブテ
ーブル中に印刷ジョブ管理部8によって管理されている
印刷処理グループNをN=1として初期化しておく。そ
して、本出力装置1≡が印字データを受信して印字デー
タ蓄積部11に格納する際に、印刷ジョブ管理部8へ印
刷ジョブの受信を通知する(ステップS41)。印刷ジ
ョブ管理部8では、現在処理待ちのジョブがあるか否か
を検査する(ステップS42)。処理待ちのジョブがあ
る場合は、該印刷処理グループとして最初に受け付けら
れた印刷ジョブの受付時刻から現在までの経過時間tを
時間計測部10にて計測する(ステップS43)。
【0058】そして、経過時間tとジョブ受付時間Tと
を比較し(ステップS44)、t>Tのとき、該印刷処
理グループの印刷ジョブ受付を終了し、印刷処理グルー
プ番号Nをインクリメントする(ステップS45)。こ
のとき、該印刷ジョブを新しい印刷処理グループに最初
に受け付けられたジョブと判断し、経過時間tの計測を
開始する(ステップS46)。そして、該ジョブの印刷
処理グループをジョブテーブルに登録し(ステップS4
7)、一連の処理を終了する。また、ステップS42で
処理待ちのジョブが無いと判定した場合はステップS4
6に移行し、ステップS44でt≦Tと判定した場合は
ステップS47に移行する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、入力されたジョブに対してその優先順位を
設定する一方、受け付けたジョブをグループ化し、その
グループ内において優先順位に従ってジョブの処理順位
を入れ換え、その入れ換えられた処理順位に基づいて出
力処理を行うようにしたので、優先順位の低いジョブの
印刷開始が永久に待たされる状況を回避することができ
るとともに、優先順位と処理待ち時間に応じた実用的な
印刷処理順序がユーザ操作の介入なしに得られることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】 インタフェースにおける外部装置との接続関
係を示す接続構成図である。
【図3】 ジョブテーブル及び処理条件を示す概略図で
ある。
【図4】 各ジョブの予測処理時間を求めるための説明
図である。
【図5】 本発明の第1実施例における動作説明ための
フローチャートである。
【図6】 本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】 経過時間と優先順位と優先度との関係図(そ
の1)である。
【図8】 印刷ジョブの優先度の変化を示す図(その
1)である。
【図9】 経過時間と優先順位と優先度との関係図(そ
の2)である。
【図10】 印刷ジョブの優先度の変化を示す図(その
2)である。
【図11】 優先条件未入力時の印刷処理順位変更の説
明図である。
【図12】 優先条件入力時の印刷処理順位変更の説明
図である。
【図13】 本発明の第2実施例における動作説明のた
めのフローチャートである。
【図14】 本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】 印刷処理順位の概念図である。
【図16】 経過時間と印刷処理グループの関係図であ
る。
【図17】 印刷処理順位の変更動作の説明図(その
1)である。
【図18】 印刷処理順位の変更動作の説明図(その
2)である。
【図19】 本発明の第3実施例における動作説明のた
めのフローチャートである。
【図20】 印刷処理グループの設定処理のための流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1',1≡…出力装置、4…ホストインタフェー
ス、5…FAXインタフェース、6…画像読み取り部、
7…画像圧縮部、8…印刷ジョブ管理部、9…印刷ジョ
ブテーブル部、10…時間計測部、11…印字データ蓄
積部、12…処理時間予測部、15…画像展開部、16
…画像伸長部、17…ページメモリ、18…画像記録
部、19…コントロールパネル、20…優先条件設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 嘉彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (72)発明者 倉田 正實 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (56)参考文献 特開 平5−233168(JP,A) 特開 平3−105421(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された印字データをジョブ単位で蓄
    積する蓄積手段を有する出力装置であって、 前記蓄積手段に蓄積されるジョブに対応した優先順位を
    設定する優先順位設定手段と、受け付けた複数のジョブをグループ化し、そのグループ
    内での前記優先順位に従ってジョブの処理順序をグルー
    プ毎に管理する ジョブ管理手段とを備えたことを特徴と
    する出力装置。
  2. 【請求項2】 送出される印字データをジョブ毎に管理
    し、前記ジョブに設定された優先順位に応じた印刷処理
    順序を管理するジョブ管理装置であって、 複数のジョブをグループ化し、そのグループ内での前記
    優先順位に従ってジョブの処理順序をグループ毎に管理
    することを特徴とするジョブ管理装置。
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