JP2002091618A - 据え置き形電子機器 - Google Patents

据え置き形電子機器

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JP2002091618A JP2000281772A JP2000281772A JP2002091618A JP 2002091618 A JP2002091618 A JP 2002091618A JP 2000281772 A JP2000281772 A JP 2000281772A JP 2000281772 A JP2000281772 A JP 2000281772A JP 2002091618 A JP2002091618 A JP 2002091618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、カバーの上に置かれたCRTディスプ
レイ装置を移動することなく制御回路モジュールや機能
部品を開放することができ、機器本体の内部のメンテナ
ンス等を容易に行えるとともに、安価な据え置き形電子
機器を得ることにある。 【解決手段】デスクトップ形のパーソナルコンピュータ
1のような電子機器は、制御回路モジュール15および電
源ユニット16等の機能部品を内蔵したコンピュータ本体
2を有している。コンピュータ本体は、制御回路モジュ
ールや機能部品を支持するフレーム4と、フレームを取
り出し可能に収容するとともに、CRTディスプレイ装置5
2が置かれる天板42を有する中空箱状のカバー5とで構成
されている。カバーは、天板上にCRTディスプレイ装置
が置かれた状態でも箱形状を維持し得るような強度を有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクトップ形の
パーソナルコンピュータのような電子機器に係り、特に
その制御回路モジュールや各種の機能部品を内蔵する機
器本体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】デスクトップ形のパーソナルコンピュー
タは、机の天板のような載置面に置かれるコンピュータ
本体と、このコンピュータ本体に電気的に接続されたデ
ィスプレイ装置とを備えている。
【0003】コンピュータ本体は、四角形の箱状をなす
筐体を有し、この筐体の内部にCPUを搭載したシステム
基板、ハードディスク駆動装置およびCD−ROM駆動装置
のような主要な構成要素が一括して収容されている。
【0004】筐体は、シャーシと、このシャーシを覆う
トップカバーとを備えている。シャーシは、板金プレス
加工された鋼板にて構成され、このシャーシに上記シス
テム基板のような主要な構成要素や付属品がねじ止めさ
れている。トップカバーは、少なくとも筐体の外郭とな
る天板および左右の側板を有し、上記シャーシに取り外
し可能にねじ止めされている。そのため、コンピュータ
本体の内部のメンテナンス時やシステム基板の機能を拡
張するに当たっては、トップカバーをシャーシから取り
外し、このシャーシに支持された各種の構成要素を外方
に露出させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、デスクトップ形
のパーソナルコンピュータを例えば机の天板上に設置す
る場合に、コンピュータ本体とディスプレイ装置とを並
べて配置すると、天板上の作業スペースが狭くなる。そ
のため、通常ディスプレイ装置は、スペース的な制約か
ら筐体の天板の上に設置して使用することが多い。
【0006】このような使用形態によると、ディスプレ
イ装置が筐体の天板上に置かれたままでは、このディス
プレイ装置が邪魔となってトップカバーをシャーシから
取り外すことができない。したがって、例えばコンピュ
ータ本体の内部のメンテナンス作業を実施するには、デ
ィスプレイ装置を筐体の天板から一旦他の場所に移動す
る必要がある。
【0007】すると、特にCRTディスプレイ装置のよう
に、装置自体が重く大きなものでは、CRTディスプレイ
装置の移動に多大な手間と労力を要するとともに、コン
ピュータ本体の周囲にCRTディスプレイ装置を一時的に
置いておけるだけの広いスペースを確保しなくてはなら
ない。そのため、コンピュータ本体のメンテナンスを開
始する以前に大掛かりな準備作業を実施しなくてはなら
ず、これが原因で作業性が悪くなるといった問題があ
る。
【0008】なお、業務用の比較的大規模なコンピュー
タシステムにおいて、その制御部のメンテナンスを容易
に行うための構成が「特開平10−207575号公
報」に開示されている。
【0009】この先行技術に示された筐体は、外側筐体
と内側筐体とを備えている。外側筐体は、その上部に他
の筐体を積載可能な構成となっている。内側筐体は、外
側筐体に出し入れ可能に支持されており、この内側筐体
に制御部となるシステム基板やハードディスク駆動装置
のような主要な構成要素が組み込まれている。
【0010】このため、外側筐体から内側筐体を引き出
すことで制御部を開放することができ、筐体を移動する
ことなく制御部のメンテナンスを実施することができ
る。
【0011】ところで、上記先行技術では、外側筐体の
内側面および内側筐体の外側面に夫々スライドレールが
取り付けられており、内側筐体はスライドレールに沿っ
てスライドされるようになっている。
【0012】しかしながら、この構成によると、内側筐
体をスライドさせる専用のスライドレールを必要とする
ので、このスライドレールの分だけ部品点数が多くな
る。それととともに、スライドレールを内側筐体および
外側筐体に取り付ける作業が必要となり、筐体の製造コ
ストが高くなる。
【0013】しかも、制御部を内蔵した筐体の上に重ね
られる他の筐体は、単なる引き出しキャビネットである
から、比較的軽量であり、この他の筐体を下方から支え
る外側筐体に大きな荷重負担が生じることはない。すな
わち、上記先行技術では、筐体の上にCRTディスプレイ
装置のような重く大きな物品を載置することを何ら想定
しておらず、それ故、外側筐体の上面にCRTディスプレ
イ装置を載置した場合に、この上面が下向きに反り返る
ように変形する虞があり得る。
【0014】よって、CRTディスプレイ装置の姿勢が不
安定となったり、外側筐体の変形により内側筐体を引き
出すことができなくなるといった問題が生じてくる。
【0015】本発明の第1の目的は、カバーの上に物品
が置かれていても、この物品を移動することなく制御回
路モジュールや機能部品を開放することができ、これら
制御回路モジュールや機能部品のメンテナンスや拡張等
を容易に行えるとともに、構造簡単でコストを低減でき
る据え置き形電子機器を得ることにある。
【0016】本発明の第2の目的は、上記第1の目的に
加えて、フレームの誤った取り出しを未然に防止するこ
とができ、信頼性に優れた据え置き形電子機器を得るこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に係る本発明の据え置き形電子機器
は、制御回路モジュールおよび複数の機能部品を内蔵し
た機器本体を有している。この機器本体は、上記制御回
路モジュールおよび機能部品を支持するフレームと、こ
のフレームを取り出し可能に収容するカバーとを含み、
このカバーは、床板と、物品が置かれる天板と、これら
床板と天板とに跨るように起立する一対の起立板とを有
する中空の箱状をなすとともに、上記天板上に上記物品
が置かれた状態でも箱形状を維持し得るような強度を有
している。また、上記フレームは、上記カバーの床板お
よび起立板に摺動可能に支持され、これら床板および起
立板により上記フレームの移動方向がガイドされている
ことを特徴としている。
【0018】このような構成によれば、カバーは物品の
重量に耐え得るだけの強度を有しているので、カバーの
天板上に物品を残したまま、制御回路モジュールや機能
部品をフレームと共にカバーの外方に取り出すことがで
きる。このため、例えば制御回路モジュールのメンテナ
ンス時に天板上の物品を一時的に他の場所に移すといっ
た面倒で手間のかかる準備作業を省略できるとともに、
機器本体の周囲に物品を置く専用のスペースを確保する
必要もない。
【0019】しかも、カバーの床板および起立板によっ
てフレームの移動方向がガイドされるので、従来のガイ
ドレールに相当する専用の部品が一切不要となる。その
ため、機器本体の構造が複雑化することもなく、フレー
ムを取り出し可能とした構成でありながら、機器本体の
製造コストを抑えて安価な電子機器を提供することがで
きる。
【0020】上記第2の目的を達成するため、請求項9
に係る本発明の据え置き形電子機器は、制御回路モジュ
ールおよび複数の機能部品を内蔵した機器本体を有し、
この機器本体は、制御回路モジュールおよび機能部品を
支持するフレームと、このフレームを取り出し可能に収
容するカバーとを含んでいる。上記カバーは、床板と、
物品が置かれる天板と、これら床板と天板とに跨る一対
の側板とを有する中空の箱状をなしており、このカバー
は、一端に上記フレームを出し入れするための開口部を
有するとともに、上記天板上に上記物品が置かれた状態
でも箱形状を維持し得るような強度を有している。ま
た、上記フレームは、上記カバーの床板および側板に摺
動可能に支持され、これら床板および側板により上記フ
レームの移動方向がガイドされているとともに、このフ
レームは、上記カバーの内側に収容された時に、上記カ
バーに解除可能に引っ掛かるラッチ装置を備えているこ
とを特徴としている。
【0021】このような構成によれば、フレームがカバ
ーの内側に収容されると、このフレームのラッチ装置が
カバーに引っ掛かり、フレームがカバーに取り出し不能
にロックされる。そのため、カバーからフレームを取り
出すには、ラッチ装置を解除方向に操作するといった意
識的な操作を必要とし、電子機器の使用中あるいは電源
投入時に制御回路モジュールや機能部品を開放するとい
った誤操作を未然に防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をデスク
トップ形のパーソナルコンピュータに適用した図面にも
とづいて説明する。
【0023】図1は、デスクトップ形のパーソナルコン
ピュータ1を開示している。パーソナルコンピュータ1
は、機器本体としてのコンピュータ本体2を備えてい
る。コンピュータ本体2は、例えば机の天板のような水
平な載置面に置かれる筐体3を有している。
【0024】図2に示すように、筐体3は、フレーム4
と、このフレーム4を取り出し可能に収容するカバー5
とを備えている。フレーム4は、例えば厚みが1mm程度
の鋼板を用いた板金プレス加工品にて構成されている。
このフレーム4は、フラットな矩形状の底板7と、この
底板7の左右両側縁部から上向きに延びる一対の側板8
a,8bと、底板7の前縁から上向きに延びる前板9
(図12に示す)と、底板7の後縁から上向きに延びる
後板10(図6に示す)とを一体に有している。これら
側板8a,8b、前板9および後板10は、スポット溶
接により互いに結合されている。そのため、フレーム4
は、上方に向けて開放するような箱状をなしている。
【0025】フレーム4の前板9の上縁部には、後向き
に直角に折り曲げられたフランジ部11が形成されてい
る。フランジ部11は、フレーム4の幅方向に沿って延
びており、このフランジ部11に弾性変形が可能な多数
の接触片12が一列に並べて配置されている。
【0026】フレーム4は、その底板7上に側板8a,
8b、前板9および後板10とで囲まれる実装領域13
を有している。この実装領域13には、制御回路モジュ
ール15と、機能部品としての電源ユニット16、フロ
ッピー(登録商標)ディスク駆動装置17、ハードディ
スク駆動装置18、CD−ROM駆動装置19および拡張用
サポートカード20が収容されている。
【0027】制御回路モジュール15は、実装領域13
の後半部に位置されている。制御回路モジュール15
は、システム基板としての回路基板23と、この回路基
板23に実装された多数の回路部品24とを備えてい
る。回路基板23は、フレーム4の底板7の上にねじ止
めされ、この底板7に沿って水平に配置されている。
【0028】電源ユニット16およびフロッピーディス
ク駆動装置17は、実装領域13の前半部の右端部にお
いて上下に積み重ねて配置されている。ハードディスク
駆動装置18およびCD−ROM駆動装置19は、実装領域
13の前半部の左端部において上下に積み重ねて配置さ
れている。これら電源ユニット16、フロッピーディス
ク駆動装置17、ハードディスク駆動装置18およびCD
−ROM駆動装置19は、フレーム4に取り外し可能に支
持されているとともに、夫々ケーブル25を介して回路
基板23に電気的に接続されている。
【0029】拡張用サポートカード20は、複数のPCI
カードを増設するためのものである。この拡張用サポー
トカード20は、ブラケット21にねじ止めされてい
る。ブラケット21は、実装領域13の後半部の左端部
において、フレーム4に取り外し可能に支持されてい
る。拡張用サポートカード20は、回路基板23に対し
垂直に起立した姿勢で配置されており、その下端の端子
部(図示せず)が回路基板23上のコネクタ26に接続
されている。
【0030】また、回路基板23上には、CPUに熱的に
接続されたヒートシンク28と、このヒートシンク28
を強制的に冷却するクーリングユニット29とが配置さ
れている。クーリングユニット29は、ブラケット21
の右側に位置されている。このクーリングユニット29
は、電動ファン(図示せず)が内蔵された排気ダクト3
0を有している。排気ダクト30は、その吸い込み端が
ヒートシンク28の上面と向かい合っているとともに、
排気端がフレーム4の後板10に開口された多数の排気
口31(図6に示す)に連なっている。排気口31は、
後板10の上端部において、フレーム4の幅方向に沿っ
て並べられている。
【0031】図6に示すように、フレーム4の後板10
には、電源スイッチ33や電源コネクタ34を始めとし
て、プリンタのような各種の周辺機器を接続するための
複数のコネクタ35が配置されている。これらコネクタ
35は、排気口31の下方に位置されている。
【0032】図2および図3に示すように、フレーム4
の前端には、合成樹脂製の化粧パネル37がねじ止めさ
れている。化粧パネル37は、フレーム4の幅方向に沿
って延びており、このフレーム4の前板9を前方から覆
っている。化粧パネル37は、フロッピーディスク駆動
装置17に連なる第1のディスク挿入口38と、CD−RO
M駆動装置19に連なる第2のディスク挿入口39とを
有している。
【0033】一方、上記カバー5は、例えば厚みが1.
5mm程度の鋼板を用いた板金プレス加工品にて構成され
ている。カバー5は、フラットな矩形状の床板41と、
この床板41と向かい合う天板42と、床板41の左右
の側縁部と天板42の左右の側縁部との間に跨るように
起立する一対の側板43a,43b(起立板)とを備え
ている。
【0034】カバー5は、フレーム4を取り囲むような
四角形の中空箱状をなしており、このフレーム4の前方
および後方に向かって開口されている。そのため、カバ
ー5は、前端に上記フレーム4を出し入れするための開
口部44を有するとともに、後端に開口部44と向かい
合う導出口45を有している。この導出口45の開口縁
部には、内向きに張り出すフランジ状のストッパ部46
が形成されている。
【0035】また、図7に最も良く示されるように、カ
バー5は、ロアパネル47とアッパパネル48とで構成
されている。ロアパネル47は、図8に見られるよう
に、上記床板41を有するフラットな板状をなしてお
り、この床板41の左右の側縁部に上向きに直角に折り
返されたフランジ部49が形成されている。アッパパネ
ル48は、天板42と左右の側板43a,43bとを一
体に有し、これら側板43a,43bの下端部がロアパ
ネル47のフランジ部49の外側面に重ね合わせてスポ
ット溶接されている。このため、カバー5は、ロアパネ
ル47とアッパパネル48とを組み合わせることで、中
空の箱状に形成されている。
【0036】カバー5の天板42の上面は、水平な支持
面51となっており、この支持面51に例えば重く大き
なCRTディスプレイ装置52のような物品を置けるよう
になっている。天板42は、カバー5の幅方向に延びる
複数の凹所52を有している。凹所52は、天板42を
補強するためのもので、この天板42の奥行き方向に間
隔を存して配置されている。
【0037】そのため、中空箱状のカバー5は、素材と
なる鋼板の厚み寸法を適切に設定したことと相まって、
天板42の支持面51にCRTディスプレイ装置52が置
かれた状態でも、このCRTディスプレイ装置52の重量
に耐え得る充分な強度を有し、箱形状を維持し得るよう
になっている。
【0038】図7ないし図10に示すように、カバー5
の床板41は、その上面に複数の凸条55を有してい
る。凸条55は、床板5に板金プレス加工を施すことに
より形成され、カバー5の奥行き方向に沿って一直線状
に延びているとともに、このカバー5の幅方向に間隔を
存して配置されている。
【0039】そのため、フレーム4を開口部44からカ
バー5の内側に挿入すると、図10の(A)に見られる
ように、円弧状に彎曲された凸条55の頂部がフレーム
4の底板7の下面に摺動可能に接触し、フレーム4を下
方から支えるようになっている。
【0040】フレーム4をカバー5の内側に挿入した状
態では、このフレーム4の側板8a,8bがカバー5の
側板43a,43bの内面と向かい合っている。フレー
ム4の側板8a,8bの下端部には、図3や図10の
(B)に示すような複数の凸部56がプレス加工により
形成されている。凸部56は、フレーム4の奥行き方向
に沿って一列に並んでいる。これら凸部56の先端は、
側板43a,43bの内面に摺動可能に接しており、こ
の接触によりカバー5に対するフレーム4の幅方向の位
置決めがなされている。したがって、フレーム4は、カ
バー5の内側に取り出し可能に嵌合されている。
【0041】フレーム4を開口部44からカバー5の内
側に挿入していくと、このフレーム4がカバー5で完全
に覆われた時点でフレーム4の後板10がカバー5のス
トッパ部46に突き当たり、それ以上のフレーム4の挿
入が制限される。そして、この状態では、図6に見られ
るように、電源スイッチ33、電源コネクタ34および
各種のコネクタ35がカバー5の導出口45を通じてコ
ンピュータ本体2の後方に向けて露出される。そのた
め、電源スイッチ33のON・OFF操作が可能となるとと
もに、コネクタ34,35に電源ケーブルや周辺機器に
連なるケーブルを接続することができる。
【0042】また、フレーム4の後板10がストッパ部
46に突き当たると、フレーム4の前端の化粧パネル3
7がカバー5の開口部44の開口縁部に突き当たり、こ
の開口部44を前方から覆い隠す。
【0043】それとともに、フレーム4の前端上部のフ
ランジ部11が天板42の前端部の下方に入り込み、複
数の接触片12が天板42の下面に弾性的に接触する。
このため、フレーム4の後板10がカバー5のストッパ
部46に突き当たることと合わせて、フレーム4とカバ
ー5との電気的な導通が確実になされ、電源ユニット1
6のような各種の機能部品や制御回路モジュール15の
電磁的なシールド効果が高められている。
【0044】図4および図7に示すように、ロアパネル
47は、その前端部に開口部44の前方に突出する延出
部61を有している。延出部61の両端部61a,61
bは、上向きに直角に折り返されて上記フランジ部49
に連なっており、これら両端部61a,61bに夫々係
合孔62が開口されている。そして、両端部61a,6
1bは、カバー5の開口部44が化粧パネル37によっ
て覆われた時に、この化粧パネル37の両側部の内側に
入り込むようになっている。
【0045】図11に示すように、フレーム4は、一対
のラッチ装置64を装備している。ラッチ装置64は、
フレーム4の前端の左右両側部に配置されており、その
構成については互いに同一であるため、右側のラッチ装
置64を代表して説明する。
【0046】ラッチ装置64は、フレーム4がカバー5
の内側に収容された時に、上記係合孔62に引っ掛かる
ラッチ片65と、このラッチ片65を係合孔62から離
脱させるためのリリース機構66とを備えている。
【0047】ラッチ片65は、弾性変形が可能な合成樹
脂材料にて構成されている。図12に示すように、ラッ
チ片65は、フレーム4の前板9の高さ方向に延びるレ
バー部67を有し、このレバー部67の上端がねじ68
を介してフレーム4の前板9に固定されている。このた
め、レバー部67の下端は、フレーム4の幅方向に沿っ
て変位可能な自由端となっている。
【0048】レバー部67の下端部には、爪部70が形
成されている。爪部70は、フレーム4の側板8bより
も側方に突出されており、この爪部70の後端部に、図
14に示すようなガイド面71が形成されている。ガイ
ド面71は、フレーム4の後方に進むに従いこのフレー
ム4の側板8bに近づく方向に傾斜されている。ガイド
面71は、フレーム4の化粧パネル37がカバー5の開
口部44に近接された時に、カバー5の両端部61a,
61bの前縁部と向かい合うようになっている。
【0049】ラッチ片65は、爪部70が係合孔62に
嵌まり込む係合位置(図14の(A)に示す)と、この
爪部70が係合孔62から離脱される係合解除位置(図
14の(B)に示す)とに亘って弾性的に変位可能とな
っており、常にラッチ片65の固有の弾性により上記係
合位置に保持されている。
【0050】リリース機構66は、化粧パネル37の左
右の側面に取り付けられている。リリース機構66は、
図13に示すような合成樹脂製のホルダ73を有してい
る。ホルダ73は、化粧パネル37の高さ方向に延びる
細長い形状を有し、その外周縁部に複数の係止爪74が
一体に形成されている。
【0051】また、ホルダ73は、側方に向けて開放さ
れた凹所75を有している。凹所75は、化粧パネル3
7の高さ方向に延びる楕円形状をなしており、この凹所
75の底75aに第1および第2の係合孔76a,76
bと貫通孔77とが形成されている。第1の係合孔76
aは凹所75の上端に位置されているとともに、第2の
係合孔76bは、凹所75の中間部に位置されている。
また、貫通孔77は第2の係合孔76bの下方に位置さ
れ、凹所75の下端側に偏っている。
【0052】ホルダ73の凹所75には、合成樹脂製の
押圧レバー78が収容されている。押圧レバー78は、
凹所75にきっちりと嵌まり込むような楕円形状をなし
ており、その一端に第1の係合爪79aが形成されてい
るとともに、中間部に一対の第2の係合爪79b,79
cが形成されている。そして、押圧レバー78は、第1
の係合爪79aを第1の係合孔75aの開口縁部に引っ
掛け、第2の係合爪79b,79cを第2の係合孔76
bの開口縁部に引っ掛けることで、ホルダ73に一体的
に組み付けられている。
【0053】また、押圧レバー78は、ガイド突起81
(図11に示す)と押圧突起82とを有している。ガイ
ド突起81は、押圧レバー78の上端に位置され、その
先端が凹所75の底75aに突き当たっている。押圧突
起82は、押圧レバー78の下端側に偏っているととも
に、上記凹所75の貫通孔77を貫通している。
【0054】このため、押圧レバー78は、ガイド突起
81と底75aとの接触部を支点として、押圧突起82
が貫通孔77に押し込まれたり、逆に貫通孔77から引
き出される方向に揺動可能にホルダ73に支持されてい
る。
【0055】ホルダ73は、化粧パネル37の側面に開
けた取り付け孔83に嵌め込むとともに、この取り付け
孔83の開口縁部に係止爪74を引っ掛けることで化粧
パネル73に保持されている。取り付け孔83は、ホル
ダ73の凹所75に合致するような開口形状を有し、上
記ラッチ片65のレバー部67と向かい合っている。こ
のため、凹所75の底75aを貫通する押圧突起82
は、その先端がレバー部67に接しており、これによ
り、押圧レバー78が凹所75から押し出す方向に付勢
されている。
【0056】したがって、押圧レバー78を指先で凹所
75内に押し込むと、図11に矢印で示すように、押圧
突起82を介してラッチ片65のレバー部67が押圧さ
れ、このラッチ片5が係合位置から係合解除位置に向け
て変位される。
【0057】このような構成のパーソナルコンピュータ
1において、例えばコンピュータ本体2の内部のメンテ
ナンスを実施する手順について説明する。
【0058】フレーム4のラッチ片65は、このフレー
ム4がカバー5の内部に収容されている限り係合位置に
保持され、このラッチ片65の下端の爪部70がカバー
5側の係合孔62に引っ掛かっている。このため、フレ
ーム4はカバー5に取り出し不能にロックされている。
【0059】この状態からフレーム4を引き出すには、
まず、コンピュータ本体2の電源スイッチ33をOFFす
るとともに、電源コネクタ34に接続されている電源ケ
ーブルやコネクタ35に接続されているケーブルを取り
外す。
【0060】次に、化粧パネル37の側面に露出されて
いる押圧レバー78を指先で押圧し、この押圧レバー7
8の押圧突起82を介してラッチ片65のレバー部67
を強制的に彎曲させる。これにより、ラッチ片65が係
合位置から係合解除位置に弾性的に変位され、図14の
(B)に見られるように、レバー部67の下端の爪部7
0がカバー5側の係合孔62から離脱する。
【0061】このため、フレーム4とカバー5とのロッ
クが解除され、このフレーム4をカバー5の開口部44
から外方に引き出したり、カバー5から取り出すことが
できる。このフレーム4には、制御回路モジュール15
やハードディスク駆動装置18のような各種の機能部品
が一括して支持されているので、これら制御回路モジュ
ール15や機能部品を筐体3の外方に開放することがで
き、各種のメンテナンス作業あるいは拡張作業を実施す
ることができる。
【0062】制御回路モジュール15や機能部品をカバ
ー5の内部に格納するには、フレーム4をその後板10
を先頭にした姿勢でカバー5の開口部44に挿入し、こ
のカバー5の内部に押し込んでいく。この押し込みによ
り、フレーム4の前端の化粧パネル37が開口部44の
直前に達すると、図14の(C)に示すように、カバー
5の延出部61の両端部61a,61bがラッチ片65
の爪部70の後端と向かい合う。爪部70の後端は、後
方に進むに従いフレーム4の側板8a,8bに近づく方
向に傾斜されたガイド面71をなしている。
【0063】このため、フレーム4の押し込みに伴って
両端部61a,61bの前端縁がガイド面71に接する
と、爪部70は、ガイド面71の傾斜に基づいて側板8
a,8bよりも内側に引っ込む方向に押圧される。
【0064】よって、ラッチ片65が係合位置から係合
解除位置に向けて自動的に変位し、フレーム4の押し込
みを妨げない。
【0065】フレーム4がカバー5の内側に完全に押し
込まれて、このフレーム4の後板10がカバー5のスト
ッパ部46に突き当たると、化粧パネル37によってカ
バー5の開口部44や両端部61a,61bが覆い隠さ
れる。それとともに、ラッチ片65の爪部70がカバー
5の両端部61a,61bを乗り越して係合孔62と合
致する。これにより、レバー部67の弾性によりラッチ
片65が係合位置に復帰し、その爪部70が係合孔62
に係合する。よって、フレーム4がカバー5に取り出し
不能にロックされる。
【0066】このようなパーソナルコンピュータ1によ
ると、制御回路モジュール15や電源ユニット16等の
各種の機能部品を支持するフレーム4は、中空箱状のカ
バー5に取り出し可能に収容され、このカバー5は、天
板42の上に置かれたCRTディスプレイ装置52の重量
に充分に耐え得るだけの強度を有している。
【0067】このため、天板42の上にCRTディスプレ
イ装置52を残したままの状態でフレーム4をカバー5
の開口部44から引き出したり、このカバー5の外方に
取り出すことができる。よって、例えばコンピュータ本
体2の内部のメンテナンス時や拡張時において、重く大
きなCRTディスプレイ装置52を一時的に他の場所に移
すといった面倒で手間のかかる準備作業が不要となり、
制御回路モジュール15や各種の機能部品を速やかに開
放することができる。したがって、制御回路モジュール
15や機能部品のメンテナンス作業や拡張作業を容易に
行うことができる。
【0068】それとともに、コンピュータ本体2の周囲
にCRTディスプレイ装置52を置く専用のスペースを確
保する必要はなく、スペース的な面で苦慮することもな
い。
【0069】しかも、取り出し可能なフレーム4は、カ
バー5の床板41および左右の側板43a,43bによ
って摺動可能に支えられ、その移動方向が床板41およ
び側板43a,43bによりガイドされているので、フ
レーム4の出し入れをガイドするための専用のガイドレ
ール等が一切不要となる。そのため、筐体3の構造が複
雑化することもなく、フレーム4を取り出し可能とした
構成でありながら、筐体3の製造コストを抑えて安価な
パーソナルコンピュータ1を提供することができる。
【0070】また、上記構成によると、フレーム4を支
えるカバー5の床板41に、このカバー5の奥行き方向
に延びる複数の凸条55が形成され、これら凸条の55
の先端がフレーム4の底板7に接しているので、フレー
ム4とカバー5の床板41との接触面積が少なく抑えら
れる。
【0071】同様にフレーム4の側板8a,8bにして
も、その下端部から突出する複数の凸部56の先端がカ
バー5の側板43a,43bに接しているにすぎないの
で、このフレーム4とカバー5の側板43a,43bと
の接触面積が少なく抑えられる。
【0072】この結果、フレーム4をカバー5に出し入
れする際に、これら両者の接触部分に生じる摺動抵抗を
小さく抑えることができ、このフレーム4の出し入れ操
作を滑らかに行うことができる。
【0073】加えて、カバー5に出し入れ可能なフレー
ム4は、ラッチ装置64を装備しているので、フレーム
4がカバー5の内側に完全に入り込むと、ラッチ片65
の爪部70がカバー5の係合孔62に引っ掛かる。その
ため、フレーム4がカバー5に抜け止め保持され、この
フレーム4の不用意な引き出しを防止できる。
【0074】さらに、このフレーム4をカバー5から引
き出すためには、リリース機構66の押圧レバー78を
指先で押し込み、ラッチ片65を係合位置から係合解除
位置に変位させるといった意識的な操作を必要とする。
このため、パーソナルコンピュータ1の使用中あるいは
電源スイッチ33がONされている時に、フレーム4をカ
バー5から引き出して制御回路モジュール15や機能部
品を開放するといった誤操作を未然に防止することがで
きる。
【0075】なお、本発明において、カバーの天板の上
に置かれる物品は、CRTディスプレイ装置に特定される
ものではなく、例えばプリンタやスキャナのような周辺
機器であっても良い。
【0076】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、天板の上
に物品を残したままの状態でフレームをカバーから引き
出したり、このカバーの外方に取り出すことができる。
したがって、制御回路モジュールや各種の機能部品を速
やかに開放することができ、メンテナンス作業や拡張作
業を容易に行うことができる。
【0077】しかも、フレームの出し入れをガイドする
専用のガイドレール等が一切不要となるので、機器本体
の構造を簡略化することができ、フレームを取り出し可
能とした構成でありながら、機器本体の製造コストを抑
えて安価な電子機器を提供することができる。
【0078】加えて、フレームをカバーから引き出すた
めには、ラッチ装置を人為的に操作して、このラッチ装
置とカバーとの係合を解除するといった意識的な操作を
必要とし、電子機器の使用中あるいは電源投入時に制御
回路モジュールや機能部品を開放するといった誤操作を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデスクトップ形のパ
ーソナルコンピュータの斜視図。
【図2】カバーからフレームを引き出し、制御回路モジ
ュールや機能部品を開放した状態を示すコンピュータ本
体の斜視図。
【図3】制御回路モジュールおよび機能部品が組み込ま
れたフレームの斜視図。
【図4】カバーからフレームを取り外した状態を示すデ
スクトップ形のパーソナルコンピュータの斜視図。
【図5】カバーの後端部の斜視図。
【図6】コンピュータ本体の後端部の斜視図。
【図7】カバーの前端部の斜視図。
【図8】ロアパネルの斜視図。
【図9】カバー内にフレームを収容した時のコンピュー
タ本体の断面図。
【図10】(A)は、図9の10A部を拡大して示す断
面図。(B)は、図9の10B部を拡大して示す断面
図。
【図11】ラッチ装置の断面図。
【図12】フレームの前板にラッチ片を取り付けた状態
を示す斜視図。
【図13】ラッチ装置のリリース機構を分解して示す斜
視図。
【図14】(A)は、ラッチ片の爪部がカバーの係合孔
に引っ掛かる係合位置に移動された状態を示す断面図。
(B)は、ラッチ片の爪部がカバーの係合孔から離脱す
る係合解除位置に移動された状態を示す断面図。(C)
は、フレームをカバーの内側に挿入する時に、爪部のガ
イド面とカバーとの位置関係を示す断面図。
【符号の説明】
2…機器本体(コンピュータ本体) 4…フレーム 5…カバー 15…制御回路モジュール 16〜20…機能部品(電源ユニット、フロッピーディ
スク駆動装置、ハードディスク駆動装置、CD−ROM駆動
装置、拡張用サポートカード) 41…床板 42…天板 43a,43b…側板(起立板) 44…開口部 52…物品(CRTディスプレイ装置) 64…ラッチ装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御回路モジュールおよび複数の機能部
    品を内蔵した機器本体を有する据え置き形電子機器にお
    いて、 上記機器本体は、上記制御回路モジュールおよび機能部
    品を支持するフレームと、このフレームを取り出し可能
    に収容するカバーとを含み、 上記カバーは、床板と、物品が置かれる天板と、これら
    床板と天板とに跨るように起立する一対の起立板とを有
    する中空の箱状をなすとともに、上記天板上に上記物品
    が置かれた状態でも箱形状を維持し得るような強度を有
    し、 また、上記フレームは、上記カバーの床板および起立板
    に摺動可能に支持され、これら床板および起立板により
    上記フレームの移動方向がガイドされていることを特徴
    とする据え置き形電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記フレーム
    は、上記カバーの床板の上面に摺動可能に載置される底
    板と、この床板の縁部から立ち上がるとともに、上記カ
    バーの起立板の内面に摺動可能に接する一対の側板とを
    有し、これら底板と側板とで囲まれる領域に上記制御回
    路モジュールおよび機能部品が配置されていることを特
    徴とする据え置き形電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記フレーム
    は、上記カバーの内側に収容された時に、このカバーに
    解除可能に引っ掛かるラッチ装置を備えていることを特
    徴とする据え置き形電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記ラッチ装
    置は、上記カバーに引っ掛かる係合位置と、上記カバー
    から離脱される係合解除位置とに亘って弾性変形が可能
    で常に上記係合位置に保持されたラッチ片と、このラッ
    チ片を上記係合解除位置に向けて人為的に押圧するリリ
    ース手段とを備えていることを特徴とする据え置き形電
    子機器。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記カバー
    は、一端に上記フレームを出し入れするための開口部を
    有し、上記フレームは、上記カバーの内側に収容された
    時に上記開口部を覆い隠した状態で上記カバーの外方に
    露出される化粧パネルを有していることを特徴とする据
    え置き形電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項5の記載において、上記ラッチ装
    置のラッチ片は、上記フレームに支持されているととも
    に、上記リリース手段は、上記化粧パネルに支持されて
    いることを特徴とする据え置き形電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6の記載において、
    上記カバーは、上記開口部とは反対側の他端に導出口を
    有し、上記フレームに支持された制御回路モジュール
    は、上記フレームと共に上記カバーの内側に収容された
    時に、上記導出口を通じて上記カバーの外方に露出され
    る複数のコネクタを有することを特徴とする据え置き形
    電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記カバー
    は、上記導出口の開口縁部に上記フレームが突き当たる
    フランジ状のストッパ部を有し、これらストッパ部とフ
    レームとの当接により、上記カバーに対する上記フレー
    ムの位置決めがなされていることを特徴とする据え置き
    形電子機器。
  9. 【請求項9】 制御回路モジュールおよび複数の機能部
    品を内蔵した機器本体を有する据え置き形電子機器にお
    いて、 上記機器本体は、上記制御回路モジュールおよび機能部
    品を支持するフレームと、このフレームを取り出し可能
    に収容するカバーとを含み、 上記カバーは、床板と、物品が置かれる天板と、これら
    床板と天板とに跨る一対の側板とを有する中空の箱状を
    なしており、このカバーは、一端に上記フレームを出し
    入れするための開口部を有するとともに、上記天板上に
    上記物品が置かれた状態でも箱形状を維持し得るような
    強度を有し、 また、上記フレームは、上記カバーの床板および側板に
    摺動可能に支持され、これら床板および側板により上記
    フレームの移動方向がガイドされているとともに、この
    フレームは、上記カバーの内側に収容された時に、この
    カバーに解除可能に引っ掛かるラッチ装置を備えている
    ことを特徴とする据え置き形電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項1又は請求項9の記載におい
    て、上記物品は、上記機器本体に電気的に接続されたデ
    ィスプレイ装置であることを特徴とする据え置き形電子
    機器。
  11. 【請求項11】 請求項1又は請求項9の記載におい
    て、上記制御回路モジュールは、上記フレームに支持さ
    れた回路基板と、この回路基板に実装された複数の回路
    部品とを備えていることを特徴とする据え置き形電子機
    器。
  12. 【請求項12】 請求項1又は請求項9の記載におい
    て、上記カバーは、肉厚が少なくとも1mmの鋼板にて構
    成されているとともに、このカバーの天板は、複数の補
    強用の凹所を有していることを特徴とする据え置き形電
    子機器。
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