JPH11175186A - 取り外し可能なキーボードを有する携帯形情報機器 - Google Patents

取り外し可能なキーボードを有する携帯形情報機器

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JPH11175186A
JPH11175186A JP9347804A JP34780497A JPH11175186A JP H11175186 A JPH11175186 A JP H11175186A JP 9347804 A JP9347804 A JP 9347804A JP 34780497 A JP34780497 A JP 34780497A JP H11175186 A JPH11175186 A JP H11175186A
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JP
Japan
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keyboard
housing
mounting portion
wall
holder
Prior art date
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Application number
JP9347804A
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English (en)
Inventor
Masa Seto
雅 瀬戸
Atsushi Tatemichi
篤史 立道
So Kotegawa
創 小手川
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、キーボードホルダを手作業で簡単に
取り外すことができ、キーボードの脱着作業を容易に行
える携帯形情報機器を得ることにある。 【解決手段】携帯形情報機器1 は、筐体4 を有してい
る。筐体の上壁4bには、筐体の内側に向けて凹むキーボ
ード取り付け部9 が形成されている。キーボード取り付
け部に設置されるキーボード10は、多数のキー58を支持
するキーボードパネル57を有している。キーボード取り
付け部には、キーボードホルダ65が取り外し可能に係止
されている。キーボードホルダは、キーボードパネルの
縁部61b に沿って延びるとともに、この縁部をキーボー
ド取り付け部との間で挟み込むことでキーボードをキー
ボード取り付け部に保持している。キーボードホルダ
は、筐体の上壁に略面一に連続して配置されるととも
に、その少なくとも一端に指掛け部83を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボードの下方
にメモリカードのような周辺機器を増設可能とした携帯
形情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ブック形あるいはノート形のポータブル
コンピュータにおいては、記憶容量を増大させるために
メモリカードを増設可能とした構成が採用されている。
この種のポータブルコンピュータは、キーボードを有す
る箱状の筐体を有し、この筐体の内部にメモリカードを
装着可能なカード収容部が形成されている。そして、従
来、上記カード収容部をキーボードの下方に配置し、こ
のキーボードを筐体から取り外すことでカード収容部を
筐体の外方に露出させて、メモリカードの増設を可能と
したポータブルコンピュータが知られている。
【0003】この従来のポータブルコンピュータは、筐
体の上面にこの筐体の内側に向って凹むキーボード取り
付け部を有している。キーボード取り付け部は、筐体の
上面から下向きに延びる周壁と、この周壁の下端に連な
る底壁とを有している。底壁は、筐体の内部に連なる開
口部を有し、この開口部を通じてカード収容部がキーボ
ード取り付け部に開放されている。
【0004】また、キーボード取り付け部に設置される
キーボードは、底壁に重ねられるキーボードパネルと、
このキーボードパネルの上面に配置された多数のキーと
を有している。キーボードパネルの前縁部又は後縁部
は、キーボード取り付け部の周壁に取り外し可能に係止
されているとともに、この係止部分とは反対側の前縁部
又は後縁部は、キーボードホルダを介してキーボード取
り付け部の底壁に保持されている。
【0005】キーボードホルダは、キーボードパネルの
前縁部又は後縁部に沿って延びる細長い棒状をなしてい
る。このキーボードホルダは、キーボードをキーボード
取り付け部に設置した後に、キーボード取り付け部の周
壁に沿うようにしてこのキーボード取り付け部の内側に
嵌め込まれるようになっている。この嵌め込みにより、
キーボードパネルの前縁部又は後縁部が底壁との間で挟
み込まれ、キーボードがキーボード取り付け部に保持さ
れるようになっている。
【0006】したがって、キーボードホルダをキーボー
ド取り付け部から引き出して、キーボードパネルの挟み
込みを解除すれば、このキーボードをキーボード取り付
け部から取り外すことができ、キーボード取り付け部を
通じてカード収容部が筐体の外方に露出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記キーボ
ードホルダは、キーボードパネルの前縁部又は後縁部と
キーボード取り付け部の周壁との間の隙間を上方から覆
うカバー壁を有している。このカバー壁は、最前列のキ
ー又は最後列のキーに隣接した位置において、筐体の上
面に略面一に連続されており、筐体の上面の一部を兼ね
ている。
【0008】しかしながら、キーボードホルダをキーボ
ード取り付け部に嵌め込むと、そのカバー壁が筐体の上
面に略面一に連続するので、キーボードホルダに指先を
引っかけ難くなる。そのため、キーボードホルダをキー
ボード取り付け部から取り外す際には、カバー壁の周縁
とキーボード取り付け部との境界部分に、ドライバのよ
うな先の尖った工具を差し込んでカバー壁を引き上げね
ばならず、キーボードホルダを手で簡単に取り外すこと
ができない。
【0009】この結果、キーボードを取り外してメモリ
カードの増設や交換作業を行う際に、多大な手間と労力
を要することになり、この点においていま一歩改善の余
地が残されている。
【0010】また、キーボードホルダのカバー壁に工具
を引っかける必要があることから、このカバー壁や筐体
に傷が付き易いといった問題もある。本発明の第1の目
的は、キーボードホルダを専用の工具類を用いることな
く手で簡単に取り外すことができ、キーボードの脱着作
業を容易に行える携帯形情報機器を得ることにある。
【0011】本発明の第2の目的は、キーボードを筐体
から手で簡単に取り外すことができ、周辺機器の増設あ
るいは交換作業を速やかに行える携帯形情報機器を得る
ことにある。
【0012】本発明の第3の目的は、キーボードを筐体
から手で簡単に取り外すことができ、メモリカードの増
設作業を速やかに行えるとともに、メモリカード専用の
電磁シールド対策が不要となる携帯形情報機器を得るこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載された携帯形情報機器は、上壁
およびこの上壁に連なる周壁を有する筐体と;この筐体
の上壁に形成され、筐体の上方に向けて開放されるとと
もに、この筐体の内側に向けて凹むキーボード取り付け
部と;このキーボード取り付け部に入り込む大きさを有
するキーボードパネルと、このキーボードパネルの上面
に配置された多数のキーとを有し、上記キーボード取り
付け部に取り外し可能に設置されたキーボードと;上記
キーボード取り付け部に取り外し可能に係止され、上記
キーボードパネルの縁部に沿って延びるとともに、この
キーボードパネルの縁部をキーボード取り付け部との間
で挟み込むことによりキーボードをキーボード取り付け
部に保持するキーボードホルダと;を備えている。そし
て、上記キーボードホルダは、筐体の上壁に略面一に連
続して配置されるとともに、その少なくとも一端に指掛
け部を備えていることを特徴としている。
【0014】このような構成によれば、指掛け部の存在
により、キーボードホルダに指先を容易に引っかけるこ
とができ、ドライバのような専用の工具を用いなくとも
キーボードホルダをキーボード取り付け部から手で取り
出すことができる。このため、キーボード取り付け部に
対するキーボードの保持を簡単に解除することができ、
キーボードの取り外し作業を容易に行うことができる。
【0015】上記第2の目的を達成するため、請求項2
に記載された携帯形情報機器は、上壁およびこの上壁に
連なる周壁を有する筐体と;この筐体の上壁に形成さ
れ、筐体の上方に向けて開放されるとともに、この筐体
の内側に向けて凹むキーボード取り付け部と;上記筐体
の内部に形成され、上記キーボード取り付け部に開放さ
れるとともに、機能拡張用の周辺機器が取り出し可能に
収容されるユーザ開放エリアと;上記キーボード取り付
け部に入り込む大きさを有するキーボードパネルと、こ
のキーボードパネルの上面に配置された多数のキーとを
有し、上記キーボード取り付け部に取り外し可能に設置
されるとともに、上記ユーザ開放エリアを覆い隠すキー
ボードと;上記キーボード取り付け部に取り外し可能に
係止され、上記キーボードパネルの縁部に沿って延びる
とともに、このキーボードパネルの縁部をキーボード取
り付け部との間で挟み込むことによりキーボードをキー
ボード取り付け部に保持するキーボードホルダと;を具
備している。そして、上記キーボードホルダは、筐体の
上壁に略面一に連続して配置されるとともに、その少な
くとも一端に指掛け部を備えていることを特徴としてい
る。
【0016】このような構成によれば、指掛け部の存在
により、キーボードホルダに指先を容易に引っかけるこ
とができ、ドライバのような専用の工具を用いなくとも
キーボードホルダをキーボード取り付け部から手で取り
出すことができる。このため、キーボード取り付け部に
対するキーボードの保持を簡単に解除することができ、
キーボードの取り外し作業に手間を要しない。したがっ
て、キーボードの下方のユーザ開放エリアを筐体の外方
に速やかに開放することができ、周辺機器の増設作業や
交換作業を簡単に行うことができる。
【0017】上記目的を達成するため、請求項13に記
載された携帯形情報機器は、上壁およびこの上壁に連な
る周壁を有する合成樹脂製の筐体と;この筐体の上壁に
形成され、筐体の上方に向けて開放されるとともに、こ
の筐体の内側に向けて凹むキーボード取り付け部と;上
記筐体の内部に形成され、キーボード取り付け部に開放
されるとともに、機能拡張用のメモリカードが取り出し
可能に収容されるユーザ開放エリアと;上記キーボード
取り付け部に入り込む大きさを有するキーボードパネル
と、このキーボードパネルの上面に配置された多数のキ
ーと、上記キーボードパネルの下面を覆う金属製のシー
ルド板とを有し、上記キーボード取り付け部に取り外し
可能に設置されるとともに、上記ユーザ開放エリアを覆
い隠すキーボードと;上記キーボード取り付け部に取り
外し可能に係止され、キーボードパネルの縁部に沿って
延びるとともに、このキーボードパネルの縁部をキーボ
ード取り付け部との間で挟み込むことによりキーボード
をキーボード取り付け部に保持するキーボードホルダ
と;を具備している。そして、上記キーボードホルダ
は、筐体の上壁に略面一に連続して配置されるととも
に、その少なくとも一端に筐体の上壁と周壁とで規定さ
れた角部に露出される指掛け部を備えていることを特徴
としている。
【0018】このような構成によれば、指掛け部の存在
により、キーボードホルダに指先を容易に引っかけるこ
とができ、ドライバのような専用の工具を用いなくとも
キーボードホルダをキーボード取り付け部から手で取り
出すことができる。このため、キーボード取り付け部に
対するキーボードの保持を簡単に解除することができ、
キーボードの取り外し作業に手間を要しない。この結
果、キーボードの下方のユーザ開放エリアを筐体の外方
に速やかに開放することができ、メモリカードの増設作
業や交換作業を簡単に行うことができる。
【0019】しかも、メモリカードをユーザ開放エリア
に収容した状態では、このメモリカードを含むユーザ開
放エリアが上方からキーボードのシールド板で覆われ
る。そのため、キーボードのスイッチングノイズが筐体
の内部に漏洩するのを防ぐシールド板を、ユーザ開放エ
リアのシールド部材として活用することができ、このユ
ーザ開放エリア用の電磁ノイズ対策を省略することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、ポー
タブルコンピュータに適用した図面にもとづいて説明す
る。図1は、ブック形のポータブルコンピュータ1を開
示している。このポータブルコンピュータ1は、コンピ
ュータ本体2と、このコンピュータ本体2に支持された
ディスプレイユニット3とを備えている。
【0021】コンピュータ本体2は、合成樹脂製の箱状
の筐体4を有している。この筐体4は、底壁4aと、こ
の底壁4aと向かい合う上壁4bと、これら底壁4aと
上壁4bとを結ぶ前壁4c、左右の側壁4dおよび後壁
4eとを有している。これら前壁4c、側壁dおよび後
壁4eは、筐体4の周壁を構成している。
【0022】筐体4は、底壁4a、前壁4c、側壁4d
および後壁4eを有するロアハウジング5と、上壁4b
を有するアッパハウジング6とを備えている。アッパハ
ウジング6は、ロアハウジング5に連結されている。
【0023】筐体4の上壁4bは、パームレスト8とキ
ーボード取り付け部9とを有している。パームレスト8
は、上壁4bの前半部において、筐体4の幅方向に沿っ
て延びている。キーボード取り付け部9は、パームレス
ト8の後方に位置されており、このキーボード取り付け
部7にキーボード10が取り外し可能に設置されてい
る。
【0024】図3や図4に示すように、筐体4の内部に
は、ハードディスク収容部12が形成されている。ハー
ドディスク収容部12は、筐体4の前半部の略中央に位
置されている。このハードディスク収容部12は、筐体
の底壁4aに開口された挿入口13と、この挿入口13
と向かい合う天井壁14と、この天井壁14の周縁から
底壁4aに向けて延びる周壁15とを備えている。ハー
ドディスク収容部12には、挿入口13を通じてハード
ディスク駆動装置16(HDD)が取り外し可能に収容
されている。このHDD16は、フレーム17を備えて
いる。
【0025】ハードディスク収容部12の挿入口13
は、カバー18で覆われている。カバー18は、上記フ
レーム17と共に筐体4に取り外し可能にネジ止めされ
ており、このカバー18により上記フレーム17やHD
D16が覆い隠されている。
【0026】図3に示すように、筐体4の内部には、回
路基板20が収容されている。回路基板20は、上記キ
ーボード取り付け部9の下方において、この筐体4の底
壁4aと平行に配置されている。回路基板20の前端部
は、上記ハードディスク収容部12の天井壁14の上面
に重ねられている。そのため、回路基板20は、ハード
ディスク収容部12の深さ寸法に対応する分だけ筐体4
の底壁4aから離れており、この回路基板20の上面2
0aがキーボード取り付け部9に隣接されている。
【0027】回路基板20の下面20bには、HDDコ
ネクタ21とCPUを構成する半導体パッケージ22と
が実装されている。HDDコネクタ21は、ハードディ
スク収容部12に臨んでおり、このHDDコネクタ21
にHDD16が電気的に接続されている。半導体パッケ
ージ22は、ポータブルコンピュータ1の多機能化や処
理速度の向上に伴って発熱量が非常に大きなものとなっ
ている。そのため、回路基板20の下面20bには、半
導体パッケージ22の放熱性能を高めるためのヒートシ
ンク23が取り付けられている。
【0028】図1に示すように、筐体4の上壁4bの後
端部には、上向きに突出する突出部25が形成されてい
る。突出部25は、キーボード10の後方において筐体
4の幅方向に沿って延びている。突出部25は、一対の
ディスプレイ支持部26a,26bを有している。ディ
スプレイ支持部26a,26bは、筐体4の上壁4bに
連なるような凹所にて構成され、筐体4の幅方向に互い
に離間して配置されている。
【0029】図1に示すように、上記ディスプレイユニ
ット3は、偏平な箱状のディスプレイハウジング30
と、このディスプレイハウジング30に収容された液晶
表示装置31とを備えている。ディスプレイハウジング
30は、表示用開口部32が形成された前面を有し、こ
の表示用開口部32を介して液晶表示装置31の表示画
面31aがディスプレイハウジング30の外方に露出さ
れている。
【0030】ディスプレイハウジング30は、一対の脚
部33a,33bを有している。脚部33a,33b
は、ディスプレイ支持部26a,26bに導かれている
とともに、夫々水平なヒンジ軸34(図3に示す)を介
して筐体4に回動可能に連結されている。そのため、デ
ィスプレイユニット3は、上記パームレスト8やキーボ
ード10を覆うように倒される閉じ位置と、パームレス
ト8、キーボード10および表示画面31aを露出させ
るように起立される開き位置とに亘って選択的に回動し
得るようになっている。
【0031】図2、図4および図6に示すように、筐体
4のキーボード取り付け部9は、筐体4の内側に向けて
凹むような凹所にて構成されている。すなわち、このキ
ーボード取り付け部9は、筐体4の上壁4に開口された
開口部37と、この開口部37の開口縁部から下向きに
延びる第1ないし第4の周壁38a〜38dと、これら
周壁38a〜38dの下端に連なる底壁39とを有して
いる。
【0032】開口部37は筐体4の略全幅に亘るような
矩形の開口形状を有している。第1および第2の周壁3
8a,38bは、筐体4の幅方向に沿って互いに平行に
延びている。第1の周壁38aは、開口部37の前端に
位置されているとともに、第2の周壁38bは、開口部
37の後端に位置されている。第3および第4の周壁3
8c,38dは、筐体4の奥行き方向に沿って互いに平
行に延びている。第3および第4の周壁38c,38d
は、第1および第2の周壁38a,38bの両端部間を
結んでいる。底壁39は、平坦な板状をなしており、上
記回路基板20と略平行に配置されている。
【0033】第1の周壁38aと底壁39とで規定され
る角部には、複数の第1の係止孔40(図3に一つのみ
を図示する)が形成されている。これら第1の係止孔4
0は、筐体4の幅方向に間隔を存して配置されている。
同様に第2の周壁38bと底壁39とで規定される角部
には、複数の第2の係止孔41が形成されている。これ
ら第2の係止孔40は、筐体4の幅方向に間隔を存して
配置されている。
【0034】図2および図6に示すように、キーボード
取り付け部9の底壁39には、複数の係合孔42が形成
されている。係合孔42は、第2の周壁38bに隣接し
た位置において、筐体4の幅方向に間隔を存して一列に
並べて配置されている。この底壁39の上面には、上向
きに延びる複数のガイド凸部44が形成されている。こ
れらガイド凸部44は、第2の周壁38bに隣接した位
置において、筐体4の幅方向に間隔を存して一列に並べ
て配置され、上記係合孔42の間に位置されている。
【0035】また、第3の周壁38cと底壁39とで規
定される角部と、底壁39における第4の周壁38dに
隣接された端部とには、夫々嵌合孔45a,45bが形
成されている。これら嵌合孔45a,45bは、筐体4
の幅方向に互いに離間されているとともに、上記第2の
周壁38bに隣接されている。
【0036】図3に示すように、キーボード取り付け部
9の底壁39は、上記回路基板20の上面に隣接されて
いる。これら底壁39と回路基板20との間には、隙間
47が形成されている。この隙間47に臨む回路基板2
0の上面20aには、増設コネクタ48が実装されてい
る。増設コネクタ48は、周辺機器としてのメモリカー
ド49(図5に示す)を接続するためのものであり、上
記隙間47に収められている。
【0037】メモリカード49は、一端に端子部49a
を有している。端子部49aは、増設コネクタ48に取
り外し可能に接続されており、この接続により、メモリ
カード49が上記回路基板20と平行な姿勢で上記隙間
47に収められている。このため、隙間47のうち増設
コネクタ48に対応する部分は、カード収容部50とし
て機能している。
【0038】キーボード取り付け部9の底壁39は、上
記カード収容部50に対応した位置にカード挿入口51
を有している。カード挿入口51は、メモリカード49
の平面形状よりも大きな開口形状を有し、上記カード収
容部50に連なっている。そのため、カード収容部50
は、カード挿入口51を通じてキーボード取り付け部9
に開放されており、本実施形態の場合は、このカード収
容部50がユーザ開放エリアとなっている。
【0039】図2および図5に示すように、増設コネク
タ48を含む回路基板20の上面は、電気絶縁性を有す
る柔軟なリリースシート53によって覆われている。リ
リースシート53は、カード収容部50に対応する位置
に切り込み54を有している。切り込み54は、カード
収容部50をコ字形に取り囲むように配置されている。
そして、リリースシート53における切り込み54によ
って囲まれた部分は、弾性変形可能に切り起こされるカ
ード保護部55を構成しており、このカード保護部55
が上記カード挿入口51に露出されている。
【0040】一方、上記キーボード取り付け部9に設置
されるキーボード10は、図3や図4に示すように、合
成樹脂製のキーボードパネル57と、このキーボードパ
ネル57の上面に配置された多数のキー58と、上記キ
ーボードパネル57の下面を覆う金属製のシールド板5
9とを有している。
【0041】キーボードパネル57は、上記キーボード
取り付け部9に嵌まり込むような大きさを有する矩形状
をなしている。キー58は、上記開口部37を通じて筐
体4の上方に露出されている。シールド板59は、キー
58の操作に伴うスイッチングノイズが筐体4の内部に
漏洩するのを防止するためのものである。このシールド
板59は、キーボードパネル57の下面全面を覆ってお
り、上記キーボード取り付け部9の底壁39に重ね合わ
されている。そのため、上記カード収容部50に連なる
カード挿入口51は、キーボード10によって覆い隠さ
れている。
【0042】なお、キーボード10は、フレキシブルな
プリント配線板60を介して上記回路基板10に電気的
に接続されている。図2に示すように、キーボードパネ
ル57およびシールド板59は、第1ないし第4の縁部
61a〜61dを有している。これら第1ないし第4の
縁部61a〜61dは、夫々上記キーボード取り付け部
9の第1ないし第4の周壁38a〜38dに沿って延び
ている。
【0043】第1の縁部61aは、キーボード取り付け
部9の第1の周壁38aに接している。この第1の縁部
61aは、複数の第1の係止片62を有している。第1
の係止片62は、キーボード10の幅方向に間隔を存し
て配置されている。これら係止片62は、キーボード取
り付け部9の第1の係止孔40に取り外し可能に嵌合さ
れている。
【0044】第2の縁部61bは、第2の周壁38bと
向かい合うとともに、上記底壁39上のガイド凸部44
に接している。このため、キーボードパネル57および
シールド板59は、第1の周壁38aとガイド凸部44
との間に介在されており、このことにより、筐体4の幅
方向へのキーボード10の位置決めがなされている。
【0045】第2の縁部61bは、複数の第2の係止片
63を有している。第2の係止片63は、キーボード1
0の幅方向に間隔を存して配置されている。これら第2
の係止片63は、上記ガイド凸部44を避けた位置にお
いて、第2の周壁38bに向けて延びている。
【0046】図1ないし図3に示すように、キーボード
10は、合成樹脂製のキーボードホルダ65を介してキ
ーボード取り付け部9に取り外し可能に支持されてお
り、以下このキーボード10の支持構造について説明す
る。
【0047】キーボードホルダ65は、キーボード取り
付け部9の第2の周壁38bとキーボード10の最後列
のキー58との間に取り外し可能に挿入されるものであ
り、筐体4の幅方向に沿って延びる細長い棒状をなして
いる。このキーボードホルダ65は、筐体4の幅方向に
延びるとともに、互いに平行に配置された第1および第
2の保持壁66,67と、これら保持壁66,67の上
端の間に跨る化粧壁68とを一体に有している。
【0048】図7の(A)〜(D)に示すように、第1
の保持壁66は、キーボード取り付け部9の第2の周壁
38bに接している。この第1の保持壁66の下端部に
は、複数の係合突起70(図7の(A)に一つのみを図
示する)が一体に形成されている。係合突起70は、キ
ーボードホルダ65の長手方向に間隔を存して配置され
ている。これら係合突起70は、第2の周壁38bの第
2の係止孔41に取り外し可能に係合されている。
【0049】第2の保持壁67は、キーボード10の最
後列のキー58と向かい合っている。この第2の保持壁
67は、図6に示すような下向きに延びる複数の係合片
71を有している。係合片71は、キーボードホルダ6
5の長手方向に間隔を存して配置されている。これら係
合片71は、上記底壁39の係合孔42に弾性的に取り
外し可能に引っかかっている。
【0050】図2および図6に示すように、キーボード
ホルダ65は、キーボード取り付け部9の右端部に位置
される第1の端部73と、キーボード取り付け部9の左
端部に位置される第2の端部74とを有している。第1
および第2の端部73,74は、夫々下向きに延びる係
止爪75a,75bを有している。これら係止爪75
a,75bは、上記底壁39の嵌合孔45a,45bに
弾性的に取り外し可能に引っかかっている。
【0051】したがって、キーボードホルダ65は、上
記係合突起70、係合片71および係止爪75a,75
bを介してキーボード取り付け部9に取り外し可能に保
持されている。この場合、キーボードホルダ65の化粧
壁68は、キーボード10の最後列のキー58の直後か
ら筐体4の上壁4bに向けて延びており、この化粧壁6
8がキーボードホルダ65とキーボード取り付け部7と
の係止部分を覆い隠している。そして、化粧壁68の上
面は、上壁4bの上面に略面一に連続されている。
【0052】図2および図6に示すように、キーボード
ホルダ65の第2の保持壁67は、キーボードパネル5
7の第2の縁部61bに隣接する下端部を有している。
この第2の保持壁67の下端部には、複数の凹部77が
形成されている。凹部77は、上記キーボード10の第
2の係止片63に対応するものであり、キーボードホル
ダ65の長手方向に間隔を存して配置されている。これ
ら凹部77には、キーボードホルダ65をキーボード取
り付け部9に挿入した時に、上記第2の係止片63が取
り外し可能に嵌まり込むようになっている。
【0053】そのため、凹部77は、上記底壁39と協
働してキーボード10の第2の係止片63を挟み込んで
おり、このことにより、キーボード10の第2の縁部6
1bがキーボード取り付け部9に保持されている。
【0054】キーボードホルダ65の第2の保持壁67
は、複数の逃げ凹部78を有している。逃げ凹部78
は、上記底壁39のガイド凸部44に対応するものであ
り、キーボードホルダ65の長手方向に間隔を存して配
置されている。そのため、キーボードホルダ65をキー
ボード取り付け部9に挿入すると、ガイド凸部44に逃
げ凹部78に入り込み、このガイド凸部44と第2の保
持壁67との干渉が阻止されている。
【0055】そして、図7の(A)に示すように、上記
第1の保持壁66および化粧壁68の内面には、上記逃
げ凹部78に臨む複数のリブ壁79が形成されている。
リブ壁79は、キーボードホルダ65をキーボード取り
付け部9に挿入した時に上記ガイド凸部44の後面に接
触するようになっている。
【0056】図2、図6および図7の(D)に示すよう
に、第2の保持壁67は、一対の押圧片80a,80b
を有している。これら押圧片80a,80bは、キーボ
ードホルダ65の第1および第2の端部73,74に隣
接した位置において、キーボードパネル57の第2の縁
部61bと向かい合っている。押圧片80a,80b
は、第2の縁部61bに接離する方向に弾性変形が可能
となっており、各押圧片80a,80bの前面には、第
2の縁部61bに接する凸部81が形成されている。こ
れら押圧片80a,80bは、キーボード10をキーボ
ード取り付け部9の第1の周壁38aに向けて強制的に
押圧しており、この押圧により、キーボードパネル57
の第1の縁部61aが第1の周壁38aに押し付けられ
ている。そのため、キーボード取り付け部9内でのキー
ボード10のがたつきが阻止されている。
【0057】図6および図8に示すように、キーボード
ホルダ65の第1の端部73には、指掛け部83が一体
に形成されている。指掛け部83は、キーボード取り付
け部9の第4の周壁38dを乗り越えて、筐体4の上壁
4bと側壁4dとで規定される角部86に露出されてい
る。この指掛け部83は、筐体4の側壁4dに沿うよう
に下向きに曲げられた先端部83aを有している。
【0058】上記筐体4の角部86には、図2に示すよ
うな溝部84が形成されている。溝部84は、キーボー
ド取り付け部9に連なっており、この溝部84に上記指
掛け部83が取り外し可能に嵌合されている。そのた
め、指掛け部83は、筐体4の角部に略面一に連続され
ており、この指掛け部83の先端部83aと溝部84の
底面との間には、指先が入り込めるような窪み85が形
成されている。
【0059】このような構成のポータブルコンピュータ
1において、メモリカード49を筐体4のカード収容部
50に増設する際の手順について説明する。カード収容
部50は、キーボード10の下方に位置されているの
で、ここにメモリカード49を増設するに当っては、ま
ず、キーボード取り付け部9からキーボードホルダ65
を取り外す。具体的には、キーボードホルダ65は、筐
体4の上壁4bと側壁4dとで規定される角部86に露
出された指掛け部83を有するので、この指掛け部83
の先端部83aと筐体4の溝部84との間の窪み85に
指先を差し入れ、この指先で先端部83aを押し上げ
る。
【0060】この押し上げ操作により、キーボードホル
ダ65の第1の端部73の係止爪75aが嵌合孔45a
から離脱されるとともに、係合突起70と第2の係止孔
41および係合片71と係合孔42との係合が第1の端
部73から第2の端部74の方向に向けて順々に外れて
いき、最後に第2の端部74の係止爪75bが嵌合孔4
5bから外れる。これにより、キーボードホルダ65が
キーボード取り付け部9から離脱し、このキーボードホ
ルダ65によるキーボードパネル57の第2の縁部61
bの挟み込みが解除される。
【0061】キーボードホルダ65が取り外されると、
キーボード10の最後列のキー58とキーボード取り付
け部9の第2の周壁38bとの間に隙間が生じるので、
この隙間に指先を差し入れ、キーボード10を手前に引
き起こす。この結果、キーボード10が第1の縁部61
aを支点として上向きに回動し、その大部分がキーボー
ド取り付け部9から取り出される。この際、キーボード
10は、プリント配線板60を介して回路基板20に接
続されているので、図3に示すように、キー58が下向
きとなるような姿勢に反転させた状態でパームレスト8
に載置し、プリント配線板60が回路基板20から外れ
ないようにする。
【0062】キーボード10がキーボード取り付け部9
から離脱されると、図2に示すように、キーボード取り
付け部9の底壁39にカード挿入口51が現れる。そし
て、図5に示すように、カード挿入口51を通じてリリ
ースシート53のカード保護部55を上向きに捲り、カ
ード収容部50をキーボード取り付け部9に露出させ
る。
【0063】次に、メモリカード49の端子部49aを
カード収容部50の増設コネクタ48に接続し、このメ
モリカード49を回路基板20と平行な姿勢でカード収
容部50に収容する。
【0064】メモリカード49の増設が完了したなら
ば、リリースシート53のカード保護部55を元に戻
し、このカード保護部55でメモリカード49や増設コ
ネクタ48を覆う。次に、パームレスト8上のキーボー
ド10を上下に反転させつつキーボード取り付け部9に
移し換える。この時、キーボード10は、図4に示すよ
うに、キーボードパネル57の第1の縁部61aを先頭
にした斜めの姿勢で開口部37に挿入し、第1の縁部6
1aをキーボード取り付け部9の第1の周壁38aに突
き当てるとともに、第1の係止片62をキーボード取り
付け部9の第1の係止孔40に差し込む。
【0065】引き続き、キーボードパネル57の第1の
縁部61aと第1の周壁38aとの接触部を支点にキー
ボード10を下向きに回動させ、そのシールド板59を
底壁39に重ね合わせる。これにより、カード収容部5
0のカード挿入口51がキーボード10によって覆い隠
されるとともに、シールド板59によってメモリカード
49と増設コネクタ48との接続部分が上方から覆われ
る。
【0066】シールド板59が底壁39に重ねられる
と、第2の係止片63が底壁39上のガイド凸部44の
前面に接触し、筐体4の奥行き方向へのキーボード10
の位置決めがなされる。
【0067】キーボード10の位置が決定したならば、
キーボードホルダ65の第2の端部74をキーボード取
り付け部9の開口部37を通じて第2の周壁38bと最
後列のキー58との間の隙間に挿入し、この第2の端部
74の係止爪75bを底壁39の嵌合孔45bに引っか
ける。
【0068】次に、キーボードホルダ65をその第2の
端部74から第1の端部73の方向に向けて順次上記隙
間に押し込む。これにより、係合突起70が第2の係止
孔41に、また、係合片71が係合孔42に順々に引っ
かかるとともに、最後に第1の端部73の係止爪75a
が嵌合孔45aに引っ掛かり、キーボードホルダ65が
キーボード取り付け部9に保持される。
【0069】この結果、キーボードホルダ65の第2の
保持壁67とキーボード取り付け部9の底壁39との間
でキーボード10の第2の係止片63が挟み込まれ、キ
ーボード10がキーボード取り付け部9に保持される。
このことにより、一連のメモリカード49の増設作業が
完了する。
【0070】このようなポータブルコンピュータ1によ
れば、キーボード10をキーボード取り付け部9に保持
するキーボードホルダ65は、筐体4の上壁4bと側壁
4dとで規定された角部86に露出される指掛け部83
を備えている。このため、指掛け部83に指先を引っか
けることで、キーボードホルダ65をキーボード取り付
け部9から手で簡単に引き出すことができ、従来のよう
に先の尖ったドライバ等でキーボードホルダ65を引き
出すといった面倒な作業を要しない。
【0071】したがって、キーボードホルダ65の取り
外し、ひいてはキーボード取り付け部9に対するキーボ
ード10の保持を簡単に解除することができ、キーボー
ド10の下方のカード収容部50を筐体4の外方に速や
かに開放することができる。よって、メモリカード49
の増設作業や交換作業を容易に行うことができ、作業性
が向上する。
【0072】また、キーボードホルダ65を手で簡単に
取り外せるので、従来の工具を用いた時のようにキーボ
ードホルダ65や筐体4に傷が付いたり、これらが部分
的に変形することもない。
【0073】しかも、メモリカード49をカード収容部
50に収容した状態では、このメモリカード49と増設
コネクタ48との接続部分がキーボード10のシールド
板59で覆われる。そのため、キー操作時のスイッチン
グノイズが筐体4の内部に漏洩するのを防ぐシールド板
59を、カード収容部50のシールド部材として活用す
ることができ、このカード収容部50専用の電磁ノイズ
対策を省略することができる。したがって、部品点数の
削減やそれに伴う構造の簡略化が可能となり、ポータブ
ルコンピュータ1のコストを低減することができる。
【0074】なお、上記実施の形態においては、最後列
のキーに隣接されたキーボードパネルの第2の縁部をキ
ーボードホルダによって保持するようにしたが、本発明
はこれに限らず、最前列のキーに隣接されたキーボード
パネルの第1の縁部をキーボードホルダによって保持す
るようにしても良い。
【0075】また、上記実施の形態においては、キーボ
ードホルダの第1の端部に指掛け部を形成したが、この
指掛け部をキーボードホルダの第1および第2の端部の
両方に形成するようにしても良い。また、本発明におい
て、周辺機器はメモリカードに特定されるものではな
く、例えばハードディスク駆動装置であっても良い。
【0076】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、キ
ーボードホルダをキーボード取り付け部から手作業で簡
単に取り出すことができるので、キーボード取り付け部
に対するキーボードの保持を簡単に解除できる。そのた
め、キーボードの取り外し作業を速やかに行え、作業性
が向上する。
【0077】しかも、キーボードホルダの取り外しに先
の尖った工具類を必要としないので、キーボードホルダ
や筐体に傷が付いたり、これらが部分的に変形すること
もないといった利点がある。
【0078】請求項2に記載された発明によれば、上記
請求項1の効果に加えて、キーボードの下方のユーザ開
放エリアを筐体の外方に速やかに開放することができ
る。そのため、周辺機器の増設作業や交換作業を容易に
行うことができ、作業性が向上する。
【0079】請求項3に記載された発明によれば、キー
ボードの下方のユーザ開放エリアを筐体の外方に速やか
に開放することができ、メモリカードの増設作業や交換
作業を容易に行うことができる。しかも、キー操作時の
スイッチングノイズが筐体の内部に漏洩するのを防ぐシ
ールド板を、ユーザ開放エリアのシールド部材として活
用することができ、ユーザ開放エリア用の電磁ノイズ対
策を省略することができる。そのため、部品点数の削減
やそれに伴う構造の簡略化が可能となり、機器のコスト
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュ
ータの斜視図。
【図2】キーボードをキーボード取り付け部から取り外
して、カード挿入口をキーボード取り付け部に露出させ
た状態を示すポータブルコンピュータの斜視図。
【図3】ポータブルコンピュータの断面図。
【図4】キーボードをキーボード取り付け部から取り外
して、カード挿入口をキーボード取り付け部に露出させ
た状態を示すポータブルコンピュータの断面図。
【図5】メモリカードをカード収容部に増設する状態を
示す斜視図。
【図6】キーボードホルダの取り付け構造を示す断面
図。
【図7】(A)は、図6のA−A線に沿う断面図。
(B)は、図6のB−B線に沿う断面図。(C)は、図
6のC−C線に沿う断面図。(D)は、図6のD−D線
に沿う断面図。
【図8】キーボードホルダの指掛け部と筐体との関係を
示す断面図。
【符号の説明】
4…筐体 4b…上壁 4d…周壁(側壁) 9…キーボード取り付け部 10…キーボード 49…周辺機器(メモリカード) 57…キーボードパネル 58…キー 59…シールド板 61b…縁部(第2の縁部) 65…キーボードホルダ 83…指掛け部 86…角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立道 篤史 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小手川 創 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁およびこの上壁に連なる周壁を有す
    る筐体と;この筐体の上壁に形成され、筐体の上方に向
    けて開放されるとともに、この筐体の内側に向けて凹む
    キーボード取り付け部と;このキーボード取り付け部に
    入り込む大きさを有するキーボードパネルと、このキー
    ボードパネルの上面に配置された多数のキーとを有し、
    上記キーボード取り付け部に取り外し可能に設置された
    キーボードと;上記キーボード取り付け部に取り外し可
    能に係止され、上記キーボードパネルの縁部に沿って延
    びるとともに、このキーボードパネルの縁部をキーボー
    ド取り付け部との間で挟み込むことによりキーボードを
    キーボード取り付け部に保持するキーボードホルダと;
    を備えている携帯形情報機器において、 上記キーボードホルダは、筐体の上壁に略面一に連続し
    て配置されるとともに、その少なくとも一端に指掛け部
    を備えていることを特徴とする携帯形情報機器。
  2. 【請求項2】 上壁およびこの上壁に連なる周壁を有す
    る筐体と;この筐体の上壁に形成され、筐体の上方に向
    けて開放されるとともに、この筐体の内側に向けて凹む
    キーボード取り付け部と;上記筐体の内部に形成され、
    上記キーボード取り付け部に開放されるとともに、機能
    拡張用の周辺機器が取り出し可能に収容されるユーザ開
    放エリアと;上記キーボード取り付け部に入り込む大き
    さを有するキーボードパネルと、このキーボードパネル
    の上面に配置された多数のキーとを有し、上記キーボー
    ド取り付け部に取り外し可能に設置されるとともに、上
    記ユーザ開放エリアを覆い隠すキーボードと;上記キー
    ボード取り付け部に取り外し可能に係止され、上記キー
    ボードパネルの縁部に沿って延びるとともに、このキー
    ボードパネルの縁部をキーボード取り付け部との間で挟
    み込むことによりキーボードをキーボード取り付け部に
    保持するキーボードホルダと;を具備し、 上記キーボードホルダは、筐体の上壁に略面一に連続し
    て配置されるとともに、その少なくとも一端に指掛け部
    を備えていることを特徴とする携帯形情報機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、上記キ
    ーボードホルダの指掛け部は、筐体の上壁と周壁とで規
    定された角部に露出されていることを特徴とする携帯形
    情報機器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2の記載において、上記キ
    ーボード取り付け部は、筐体の幅方向に延びる第1およ
    び第2の周壁と、筐体の奥行き方向に延びる第3および
    第4の周壁と、これら第1ないし第4の周壁の下端に連
    なるとともに上記キーボードパネルが載置される底壁
    と、上記第1の周壁と上記底壁とで規定される角部に形
    成された複数の係止孔と、を有し、 また、上記キーボードパネルは、第1の周壁と向かい合
    う第1の縁部と、第2の周壁と向かい合う第2の縁部と
    を有し、この第1の縁部に上記係止孔に取り外し可能に
    嵌合される複数の第1の係止片が形成されているととも
    に、第2の縁部に第2の周壁に向けて延びる複数の第2
    の係止片が形成されていることを特徴とする携帯形情報
    機器。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記キーボー
    ドホルダは、キーボードパネルの第2の縁部とキーボー
    ド取り付け部の第2の周壁との間に介在される保持壁を
    有し、この保持壁は、キーボードパネルの第2の縁部に
    沿うとともに、上記底壁の上面に接する下縁部を有し、
    この下縁部に上記第2の係止片が取り外し可能に嵌合さ
    れる凹部が形成されていることを特徴とする携帯形情報
    機器。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5の記載において、上記キ
    ーボード取り付け部の底壁は、キーボードパネルの第2
    の係止片の先端が突き当たる複数のガイド凸部を備えて
    いることを特徴とする携帯形情報機器。
  7. 【請求項7】 請求項4の記載において、上記キーボー
    ドホルダの保持壁は、キーボード取り付け部の底壁に取
    り外し可能に係止される複数の係合片を有し、これら係
    合片は、筐体の幅方向に間隔を存して配置されているこ
    とを特徴とする携帯形情報機器。
  8. 【請求項8】 請求項4の記載において、上記キーボー
    ドホルダの保持壁は、キーボードパネルの第2の縁部に
    弾性的に当接する複数の押圧片を有し、これら押圧片に
    よりキーボードパネルの第1の縁部がキーボード取り付
    け部の第1の周壁に押し付けられていることを特徴とす
    る携帯形情報機器。
  9. 【請求項9】 請求項4の記載において、上記キーボー
    ドホルダは、その保持壁とキーボード取り付け部の第2
    の周壁との間の隙間を上方から覆うカバー壁を有し、こ
    のカバー壁は、筐体の上壁に略面一に連続されているこ
    とを特徴とする携帯形情報機器。
  10. 【請求項10】 請求項4の記載において、上記キーボ
    ードホルダは、指掛け部に連なる一端およびこの指掛け
    部とは反対側の他端に、夫々キーボード取り付け部の底
    壁に取り外し可能に係止される係止爪を備えていること
    を特徴とする携帯形情報機器。
  11. 【請求項11】 請求項1の記載において、上記筐体
    は、機能拡張用の周辺機器が取り外し可能に収容される
    収容部を有し、この収容部は、キーボード取り付け部に
    開放されていることを特徴とする携帯形情報機器。
  12. 【請求項12】 請求項11の記載において、上記周辺
    機器は、増設用メモリカードであり、また、上記キーボ
    ードは、キーボードパネルの下面を覆う金属製のシール
    ド板を有し、このシールド板によってメモリカードが上
    方から覆われていることを特徴とする携帯形情報機器。
  13. 【請求項13】 上壁およびこの上壁に連なる周壁を有
    する合成樹脂製の筐体と;この筐体の上壁に形成され、
    筐体の上方に向けて開放されるとともに、この筐体の内
    側に向けて凹むキーボード取り付け部と;上記筐体の内
    部に形成され、キーボード取り付け部に開放されるとと
    もに、機能拡張用のメモリカードが取り出し可能に収容
    されるユーザ開放エリアと;上記キーボード取り付け部
    に入り込む大きさを有するキーボードパネルと、このキ
    ーボードパネルの上面に配置された多数のキーと、上記
    キーボードパネルの下面を覆う金属製のシールド板とを
    有し、上記キーボード取り付け部に取り外し可能に設置
    されるとともに、上記ユーザ開放エリアを覆い隠すキー
    ボードと;上記キーボード取り付け部に取り外し可能に
    係止され、キーボードパネルの縁部に沿って延びるとと
    もに、このキーボードパネルの縁部をキーボード取り付
    け部との間で挟み込むことによりキーボードをキーボー
    ド取り付け部に保持するキーボードホルダと;を具備
    し、 上記キーボードホルダは、筐体の上壁に略面一に連続し
    て配置されるとともに、その少なくとも一端に筐体の上
    壁と周壁とで規定された角部に露出される指掛け部を備
    えていることを特徴とする携帯形情報機器。
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