JP2941161B2 - 組込み型電子機器と該電子機器における機器脱着方法 - Google Patents

組込み型電子機器と該電子機器における機器脱着方法

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JP2941161B2 JP6012699A JP1269994A JP2941161B2 JP 2941161 B2 JP2941161 B2 JP 2941161B2 JP 6012699 A JP6012699 A JP 6012699A JP 1269994 A JP1269994 A JP 1269994A JP 2941161 B2 JP2941161 B2 JP 2941161B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばノート型パソコ
ンをデスクトップ型の機器に組み込んで使用する組込み
型電子機器と、該電子機器における機器脱着方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型の、例えばノート型パソコン(ノ
ートPC)をデスクトップ型の機器本体(ドッキングス
テーション)に収容し、そのノート型パソコンに内蔵さ
れているCPUにより、このノート型パソコン及びデス
クトップ型の機器全体を制御する組込み型のコンピュー
タ機器が知られている。このように機器が組み込まれた
状態では、デスクトップ型の機器のハードディスクやキ
ーボード等が使用可能となり、その表示部に各種データ
が表示される。一方、ノート型パソコンでは、そのキー
ボードや表示器が動作しないだけで、他のハードディス
クやメモリ等は使用可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにノート型パ
ソコンをデスクトップ型の機器本体に収容して稼働して
いる状態で強制的にノート型パソコンを脱着すると、現
在実行中のファイルシステムが破壊される等の虞があ
る。また、ノート型パソコン等のコンピュータ機器は携
帯可能で、しかも高価なものであるため、例えばデスク
トップ型の機器本体に収容したまま使用者がその場を離
れることにより、そのパソコンが抜き取られて盗まれる
等の虞がある。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、第1の電子機器を第2の電子機器より脱着するよう
に指示されると、ハードウェアとソフトウェアの必要な
切り離しを行った後に脱着可能にすることにより、デー
タファイルの破壊或いはシステムの破壊を防止した組込
み型電子機器と該電子機器における機器脱着方法を提供
することを目的とする。
【0005】また、本発明は、不正な使用者による機器
の脱着を防止できる組込み型電子機器と該電子機器にお
ける機器脱着方法を提供することを目的とする。
【0006】又本発明は、簡単な操作で機器の脱着を指
示できる組込み型電子機器と該電子機器における機器脱
着方法を提供することを目的とする。
【0007】更に本発明は、種々の機器脱着方法を指定
できる組込み型電子機器と該電子機器における機器脱着
方法を提供することを目的とする。
【0008】尚、上記目的以外の他の目的や効果は、以
下添付図面を参照して説明される実施例より明らかにな
るであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の組込み型電子機器は以下のような構成を備え
る。即ち、第1の電子機器を、該第1の電子機器とは別
体の第2の電子機器に組み込んで動作する組込み型電子
機器であって、前記第1の電子機器を前記第2の電子機
器より脱着するように指示する指示手段と、前記指示手
段による脱着指示に応答して、パスワードの入力を指示
するパスワード入力指示手段と、前記パスワード入力指
示手段による指示に応答して入力されたパスワードが適
正かどうかを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り、入力されたパスワードが適正であると判定される
と、前記第1の電子機器で起動状態にあるアプリケーシ
ョンを終了する終了手段と、前記終了手段によるアプリ
ケーションの終了後、前記第2の電子機器に設けられた
ハードウェア資源をソフトウェア上で前記第1の電子機
器より切り離す手段と、前記切り離しの後、所定時間を
計時する計時手段により計時が終了した場合、前記第1
の電子機器を切り離す第1切り離し手段と、前記切り離
しの後、バスの動作を監視するバス監視手段によりバス
の動作が停止したことを検知した場合、前記第1の電子
機器を切り離す第2切り離し手段と、前記第1及び第2
切り離し手段のいずれにより切り離しを行うかを設定す
る設定手段とを有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の組込み
型電子機器における機器脱着方法は以下のような工程を
備える。即ち、第1の電子機器を、該第1の電子機器と
は別体の第2の電子機器に組み込んで動作する組込み型
電子機器における機器の脱着方法であって、前記第1の
電子機器を前記第2の電子機器より脱着するように指示
する指示工程と、この脱着指示に応答してパスワードの
入力を指示し、入力されたパスワードが適正かどうかを
判定する工程と、前記判定工程で、入力されたパスワー
ドが適正であると判定されると、前記第1の電子機器で
起動状態にあるアプリケーションを終了する終了工程
と、前記終了工程によるアプリケーションの終了後、前
記第2の電子機器に設けられたハードウェア資源をソフ
トウェア上で前記第1の電子機器より切り離す工程と、
前記切り離しの後、所定時間の計時が終了した場合、前
記第1の電子機器を切り離す第1切り離し手段と、前記
切り離しの後、バスの動作が停止したことを検知した場
合、前記第1の電子機器を切り離す第2切り離し工程
と、前記第1及び第2切り離し工程のいずれにより切り
離しを行うかを設定する設定工程とを有することを特徴
とする。
【0011】
【作用】以上の構成において、第1の電子機器を第2の
電子機器より脱着する脱着指示に応答して、パスワード
の入力を指示し、その指示に応答して入力されたパスワ
ードが適正かどうかを判定する。ここで入力されたパス
ワードが適正であると判定されると第1の電子機器で起
動状態にあるアプリケーションを終了し、このアプリケ
ーションの終了後、第2の電子機器に設けられたハード
ウェア資源をソフトウェア上で第1の電子機器より切り
離す。その後、所定時間を計時する計時手段により計時
が終了した場合に第1の電子機器を切り離す第1切り離
し手段と、入力されたパスワードが適正であると判定さ
れ、バスの動作を監視するバス監視手段によりバスの動
作が停止したことを検知した場合に第1の電子機器を切
り離す第2切り離し手段とのいずれにより切り離しを行
うかを設定することができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本実施例におけるノートPC10
0をドッキングステーション1000に接続させる様子
を示す外観斜視図である。
【0014】図1において、100はノートPC(表示
部分を閉じた状態)であり、1000はドッキングステ
ーションである。ドッキングステーション1000は、
図示の如く、ドッキングステーション本体(以下、ドッ
ク本体という)200と、これに接続されているCRT
表示装置300、キーボード400、そしてポインティ
ングデバイス500で構成されている。このドック本体
200の前面には収納口600が設けられていて、この
収納口600に図示のようにノートPC100を閉じた
状態で挿入する。この結果、ノートPC100の背面に
設けられた不図示のインターフェースが、ドック本体2
00内部に設けられた不図示のインターフェースに接続
され、あたかも、ドッキングステーション1000がデ
スクトップタイプの電子機器として機能するようにな
る。
【0015】尚、ドック本体200の前面には、図示の
如く、フロッピーディスクドライブや、CDROMが設
けられており、これらを操作者が活用することができ
る。また、ドック本体200の背面には、各種拡張ボー
ドが挿入されるようになっている。また、ドック本体2
00の内部には、ハードディスク装置、ノートPC10
0のメモリ容量を増強するためのメモリ等が収納されて
いるが、詳細は追って説明する。
【0016】図2に実施例におけるノートPC100の
構成を、図3にドック本体200の構成を示す。
【0017】ノートPC100の構成を図2を用いて説
明すると、次の通りである。
【0018】図2において、101はノートPC100
及び後述するようにドック本体200に接続した場合に
はそれをも制御するCPUである。102はメインメモ
リ(ROM及びRAMで構成される)であり、OS及び
各種アプリケーションがロードされて実行される。10
3は個々のノートPC100のID情報(製品単位に異
なる値)を記憶しているROMであり、図示の如くPC
Iバス(ローカルバスの1つ)上に接続されている。C
PU101とメインメモリ102を接続するバスとPC
Iバスは、バスブリッジ104を介して接続されてい
る。
【0019】PCIバスには次に示すユニットが接続さ
れている。105は表示画像データを展開するビデオメ
モリ(VRAM)、106はVRAM105に展開され
たイメージを表示する液晶表示器(LCD)である。1
07はVRAM105への描画処理及びVRAM106
から表示データを取り出してLCD106にビデオ信号
として出力するグラフィックコントローラである。尚、
このグラフィックコントローラ107は、VRAM10
5に展開されたデジタルビットイメージデータをアナロ
グ信号に変換するD/Aコンバータも備えており、この
出力は後述する拡張コネクタ125に供給されている。
108は電力管理ユニット(POWERMGMT)であ
り、バッテリ126(充電可能)の供給電力を管理し、
その供給能力が落ちてきた場合にCPU101にその旨
を知らせる。また、消費電力を抑えるために各デバイス
への電力供給を制御する。109はIDEコントローラ
であり、IDE方式のハードディスク110の書き込み
及びそれからの読み込みを制御する。
【0020】更に、このPCIバスには、ISAバスと
の調停を行うバス調停部111が接続されている。この
バス調停部111には、文字通りPCIバスとISAバ
スとのデータ転送を制御する部分と、DMA機能、割り
込み制御(例えばキーボードからの入力をCPUに知ら
しめるため等)、タイマが含まれている。タイマは定期
的に割り込み信号を発生する場合等に使用される。
【0021】次にISAバスには、リアルタイムクロッ
ク及び不揮発性RAMを含んだクロック部、各種ICカ
ードが装着された場合にそのICカードとのデータの授
受を行うためのPCMCIAコントローラ113が接続
されている。114,1155はそのICカードであ
る。また、116はI/Oコントローラであり、ノート
PC100に付加するフロッピーディスクドライブ用あ
るいはパラレルI/F用コネクタ117及び拡張コネク
タ125にも接続されている(ドック本体200に設け
られたシリアルインターフェースに接続するため等)。
118はノートPC100内部(外部であっても良い)
に備えられたスピーカ119、及びマイク120とのオ
ーディオデータの授受を行うオーディオ・インターフェ
ース、121はキーボード・インターフェースであり、
キーボード123の他に、マウス122、及び装置に設
けられた各LEDランプの制御をも行うことが可能にな
っている。また後述するように、ドック本体200に接
続した場合、ノートPC100は折りたたんで接続する
ために自身のキーボード等が使用できなくなる。そのた
め、キーボードインターフェース121は、ドック本体
200に接続される拡張コネクタ125にも接続されて
いる。
【0022】バッテリ126は、ノートPC100に電
力を供給している。ノートPC100をドック本体20
0に接続させた場合に、拡張コネクタ125を介してド
ック200側からバッテリ126を充電することと、ド
ック本体200との接続時には、原則としてドック本体
200からの電力を受けて上記各ユニットを動作させ
る。
【0023】この拡張コネクタ125は上記の説明から
容易に推察されるように、ノートPC100の背面に設
けられており、ドック本体200内のインターフェース
と接続を行い、ドック本体200のバス上に設けられた
各種デバイスをアクセスするためのものである。
【0024】次に、ドック本体200の構成を図3を用
いて説明する。
【0025】図示において、201は、先に説明したノ
ートPC100の拡張コネクタ125と電気的接続を行
うためのコネクタである。コネクタ201の信号線KB
D/MOUSEにはキーボード400及びマウス500
が接続され(図1参照)、結果としてノートPC100
のキーボードコントローラ121と接続される。また、
202はノートPC100のISAバスに接続されるI
/Oコントローラであり、ドック本体200に設けられ
たフロッピーディスクドライブ(FDD)203が接続
されている。これによって、ノートPC100をドック
本体200に接続させた後でも、フロッピーディスク2
03へのデータ保存や読出しが行なえるようになる。ま
た、このI/Oコントローラ202には、シリアルI/
F204、パラレルI/F205(それぞれのコネクタ
がドック本体200の背面に設けられている)が接続さ
れており、各種機器(例えばモデム等)と接続可能にな
っている。
【0026】206〜209はISAバス或はPCIバ
スに拡張ボードやカード等を接続するためのインターフ
ェース(コネクタ)であり、ドック本体200の背面に
設けられた拡張スロット内部に配設されており、各種カ
ードやボードを搭載することが可能になっている。尚、
ISAインターフェース206はISAバス用、207
はISAバス及びPCIの両バス兼用、208及び20
9はPCIバス用のインターフェースである。インター
フェース207がISAバス及びPCIバス兼用である
ので、インターフェースが合計4個であるにもかかわら
ず、ISAバスのための各種ボードやカードが2個ま
で、PCIバス用のボードやカードが3個まで装着する
ことが可能になっている。
【0027】図3では、ISA/PCIインターフェー
ス207にはLANカード212が、PCIインターフ
ェース208にはグラフィックコントローラカード21
3が装着されていることを示している。説明するまでも
ないが、LANカード212はローカルエリアネットワ
ークを構築させるための拡張カード(ボード)であり、
グラフィックコントローラ213は数メガバイトのVR
AMを搭載し、ビットマップイメージの展開処理や移動
等を高速にするためチップも搭載されている。
【0028】ノートPC100内のVRAM105の画
像(低解像度画像という)を表示させるためには、グラ
フィックコントローラボード213を動作させず、グラ
フィックコントローラカード213は入力されたビデオ
信号(CRT信号)をそのままCRT300に出力させ
る。この場合、CPU101は表示画像をノートPC1
00内のグラフィックコントローラ107に対して各種
描画命令を与え、VRAM105にイメージの展開を行
なわせる。
【0029】一方、グラフィックコントローラカード2
13の能力を使用した高解像度、高速な表示を行なわせ
る場合には、CPU101はグラフィックコントローラ
カード213に各種描画命令を与える。このとき、グラ
フィックコントローラ213は、ノートPC100側か
ら供給されてきたCRT信号を無視し、自身のVRAM
に格納されたイメージデータをビデオ信号としてCRT
300に出力する。
【0030】図3の構成の説明を続ける。
【0031】214はSCSIインターフェース211
に接続されたハードディスクドライブ(HDD)、21
5はCD−ROMドライブであり、これらの記憶装置は
ノートPC100をドック本体200に接続させた場合
にCPU101によりアクセスされて使用可能になって
いる。216はノートPC100のメインメモリ102
を増強するためのRAMであり、やはり、ノートPC1
00を装着した際のメモリ容量を増やし、大規模なアプ
ログラムやデータを処理することを可能にする。尚、こ
のRAM216はSIMMタイプのメモリであって、必
要に応じて増強することが可能になっている。217は
不揮発性メモリ(NVRAM)であり、NVRAM21
7への書き込み及び読み取りはNVRAMコントローラ
218を介して行われる。このNVRAM217には、
ドック本体200のID(製品単位に異なる)、パスワ
ード、接続し得るノートPCのIDとそのノートPCの
使用可のデバイス情報、デバイステーブル情報が確保さ
れている。219はライン入力端子、220はライン出
力端子であり、ノートPC100のオーディオインター
フェース118に接続されることになる。これらの端子
には、例えば外付けのスピーカ、マイク等が接続できる
ようになっている。また222は不図示のACプラグか
らAC商用電力を入力し、所定の直流電圧に変換してド
ック本体200へ電力を供給する電源であり、ノートP
C100を接続した場合にはノートPC100内のバッ
テリ126の充電及びノートPC100自身への電力供
給も行う。
【0032】225は本実施例の特徴部分であるリリー
スコントローラで、図5を参照して後述するように、ノ
ートPC100とドック本体200との分離(リリー
ス)を制御している。226はリリーススイッチで、使
用者がこのスイッチ226を押下することにより、ノー
トPC100のドック本体200よりの脱着が指示され
る。227はLEDで、使用者がノートPC100をド
ック本体200より脱着できる状態にある時に点滅す
る。228はリリースセンサで、ノートPC100がド
ック本体200に装着されている状態で、ノートPC1
00を抜き取るための力が印加されたことを検知する。
229はキーロックで、ノートPC100とドック本体
200とを物理的にロックしており、リリースコントロ
ーラ225からの信号によりそのロック状態を解除した
り、ロック状態に設定される。
【0033】尚、説明が前後するが、一般のノートPC
には、レジューム機能が付加されいるものが多い。レジ
ューム機能自身は公知であるので詳述はしないが、例え
ば、表示部を閉じた場合、或は、所定のスイッチを操作
させた場合に、消費電力を抑えるために、表示器への電
力ストップ、CPU等へのクロックの停止等を行い、表
示部を開けたときや所定のスイッチを操作した場合に直
前の状態で復帰し、処理を継続させる機能を言う。本実
施例では、ノートPC100の表示部を閉じるとこの省
電力状態になるものとして説明する。以下、この省電力
状態とサスペンド状態と呼び、再び動作を再開すること
をレジュームと呼ぶことにする。
【0034】さて、実施例のノートPC100とドック
本体の構造は上記の通りであるが、ノートPC100と
ドック本体200との接続を簡単に説明すると、次の通
りである。
【0035】先ず、ノートPC100で操作していた状
態で、その蓋を閉めることでサスペンドモードに移行さ
せる(図1の状態)。そして、この状態で、ドック本体
200内にその収納口600に挿入することで、それら
を電気的に接続させる。ノートPC100の背面には、
ドック本体200と接続されたことを検出するための不
図示のスイッチ(物理的なスイッチでも、電気信号のレ
ベルで検出するスイッチでも良い)があって、このスイ
ッチが作動すると、ノートPC100はレジュームす
る。
【0036】この場合、ノートPC100は、通常状態
で蓋を開けた場合にもレジュームするので、CPU10
1はどちらの状態でレジュームしたのかを判断しなけれ
ばならない。そこで、CPU101はレジュームすると
きの初期段階で、いずれの結果、処理を再開することに
なったのかを、前述したスイッチから出力される別個の
信号線の論理レベルで判断する。そして、ドック本体2
00に接続された結果によってレジュームされたと判断
した場合には、システム環境を再構築して、レジューム
する。
【0037】さて、ノートPC100がドック本体20
0に接続された場合(ノートPC100が収納口600
に挿入して一体化させた場合)、システムの構成概略は
図4に示す如くになる。尚、図示は概略であり、説明を
容易にするため、主要な部分のみを示している。また、
図示のノートPC100側の破線部分(キーボード12
3、LCD106)はノートPC側で使用できない状態
にあることを示している。図5は本実施例のリリースコ
ントローラ225の入出力信号を説明するための図で、
このリリースコントローラ225は例えばCPUやRO
M等により構成されていても、或いはロジック回路を備
えた専用のLSI等により構成されていても良い。
【0038】このリリースコントローラ225は、リリ
ーススイッチ226よりのノートPC100を脱着を指
示する信号402、リリースセンサ228よりのノート
PCが引っ張られた信号401を入力しており、これら
信号のいずれかが入力されるとPCIバスを介してCP
U101に割込み信号405を出力する。403はキー
ロック229のセット或いは解除を行う信号、404は
LED227を点灯するための信号である。406はリ
リースコントローラ225のレジスタを設定するための
信号で、このレジスタ設定指示はCPU101より入力
される。
【0039】このリリースコントローラ225の設定レ
ジスタに設定されるモードを以下に説明する。 リリースコントローラ225によるロック解除モード
の起動。これにより、リリースコントローラ225がロ
ックを解除するモードに移行する。 キーロックフリーモードのオン/オフ。キーロックフ
リーモードがセットされていると、CPU101が動作
停止中であれば無条件にノートPC100をドック本体
200より脱着できる。 ロック解除モードの設定。
【0040】(1) タイマ解除モード…所定時間経過後に
ロックを解除する。
【0041】(2) バス監視モード …バスの動作が停止
した後、ロックを解除する。 タイマ解除モード時におけるタイマ値(所定時間
値)。
【0042】以上の動作モードがCPU101より設定
でき、この設定動作は図9のフローチャートを参照して
詳しく後述する。407はバス監視モードが設定された
時、バスの動作を監視するための信号である。408は
リリースコントローラ225の内蔵タイマ410に時間
値を設定するための信号で、この設定されたタイマ値に
従ってキーロックを解除するタイミングが決定される。
尚、このバス監視モード及びタイマ解除モードでのリリ
ースコントローラ225の動作は図8のフローチャート
を参照して詳しく後述する。
【0043】図6は、CPU101が処理を実行時に脱
着モードが起動された時の、CPU101によるノート
PC100の脱着処理を示すフローチャートで、この処
理を実行する制御プログラムはメインメモリ102に記
憶されている。
【0044】この処理は、例えばCRT表示装置300
に表示されたノートPC100のアイコンをマウス等の
ポインティングデバイス500で指示し、同じ画面上に
表示されているごみ箱に移動することにより、又はキー
ボード400よりノートPC100の脱着を指示するコ
マンド等が入力されることによりCPU101の制御の
下に起動されるか、或いはリリーススイッチ226が押
下されるたことを、またはリリースセンサ228により
ノートPC100が脱着するように引っ張られたことを
リリースコントローラ225が検知するかのいずれかに
より、リリースコントローラ225よりCPU101に
割込みが発生されることにより起動される。
【0045】こうして脱着モードに入るとまずステップ
S1で、パスワードの入力を指示するメッセージをCR
T300に表示し、キーボード400或いはラインIN
219を介して、音声或いは文字又は数字でパスワード
が入力されるのを待ち、パスワードが入力されるとステ
ップS3に進み、そのパスワードがNVRAM217或
いはROM103に記憶されているパスワードと一致す
るかを判断する。一致する時はステップS4に進み、現
在起動されているアプリケーションがあれば、それを終
了し、ステップS5でドック本体200のハード資源を
アンマウント(ソフトウェア的に切り離す)する。そし
てステップS6に進み、リリースコントローラ225の
設定レジスタにロック解除モードを設定し、ステップS
7でCPU101の動作を停止する。これ以降は図8の
フローチャートに示すように、リリースコントローラ2
25が動作してロックが解除される。図8の説明は後述
する。
【0046】一方、ステップS3でパスワードが一致し
ない時はステップS8に進み、ラインOUT220を介
して音声或いは音響等で警告音を発生し、ステップS9
及びステップS10で再び前述のステップS2,S3と
同様にパスワードが入力されたかをみる。そしてパスワ
ードが一致すればステップS11に進み、ステップS8
で発せられた警告音や音声出力を停止してステップS4
に進む 又ステップS10で、再度パスワードが一致し
ない時はステップS12に進み、ハードディスク(HD
D)214に誤パスワード入力を示すタイムスタンプを
記録し、警告音の出力を停止して脱着動作を行うことな
く通常動作に進む。このようにHDD214にタイムス
タンプを記憶しておくことにより、ドック本体200に
パスワードの誤入力情報が記憶されるので、万が一ノー
トPC100が盗難される等の不測事態が発生しても、
その記録が残るので、より安全性及び盗難防止効果を高
めることができる。
【0047】図6のフローチャートで示された処理は、
装置の電源が投入されていてCPU101が動作中の処
理の例で示したが、例えばCPU101が動作を停止し
ている時、或いはドック本体200の電源がオフされて
CPU101がサスペンド状態にある場合等に、前述の
リリーススイッチ226がオンされたり、或いはノート
PC100が引き抜かれようとする力が加わったことが
センサ228により検知されるとリリースコントローラ
225が起動され、キーロックフリーモードでない時は
CPU101に割込みが発生される。これによりCPU
101はサスペンド状態から動作を開始し、電源222
をオン状態にして図6のフローチャートで示された脱着
処理に移行する。この場合の脱着処理は、図6のフロー
チャートと同様であるので、その説明を省略する。
【0048】図7は本実施例のリリースコントローラ2
25により実行される処理を示すフローチャートであ
る。なお、この処理はCPU101が動作中であるか、
或いは電源222がオフされて、CPU101が停止状
態にあるかに関係なく実行される。
【0049】ステップS21でリリーススイッチ226
がオンされるか、或いはステップS22でリリースセン
サスイッチ228がノートPC100に引き抜こうとす
る力が印加されたことが検知されるとステップS23に
進み、予めCPU101によりキーロックフリーモード
(無条件にノートPC100を引き出し可能にする)が
設定されているかを判断する。キーロックフリーモード
がセットされていない時はステップS25に進み、割込
み信号405を出力してCPU101に割込みをかけ
る。これによりCPU101が起動され、電源222が
オフされていれば電源222をオンし図6のフローチャ
ートで示す処理が実行される。
【0050】こうしてCPU101が起動されて図6の
フローチャートで示された処理を実行し、ステップS6
でロック解除モードを起動するコマンドがCPU101
よりリリースコントローラ225に出力される。
【0051】ステップS26では、図6のステップS6
でロック解除モードの起動(設定レジスタへのセット)
が指示されたかどうかを判断し、ロック解除モードの起
動コマンドがセットされるとステップS27に進み、ロ
ック解除モードに移行する。このロック解除モードでの
リリースコントローラ225の処理は図8のフローチャ
ートを参照して詳しく後述する。こうしてキーロック2
29が解除されてノートPC100が取り出し可能にな
るとステップS28に進み、LED227を点滅表示し
て、使用者にノートPC100が脱着可能であることを
知らせる。こうしてノートPC100が取り出されると
LED227を消灯して処理を終了する。
【0052】又、ステップS23でキーロックフリーモ
ードがセットされている時はステップS24に進み、無
条件にキーロック229を解除してステップS28に進
み、前述の同様の処理を行う。
【0053】図8は、図7のステップS27で実行され
るリリースコントローラ225におけるキーロック解除
処理を示すフローチャートである。
【0054】まずステップS31で、設定レジスタに前
述したタイマ解除モード或いはバス監視モードのいずれ
がセットされているかを判断する。タイマ監視モードの
時はステップS32に進み、予めCPU101より設定
されているタイマ値をタイマ410にセットし、タイマ
410による計時を開始する。そしてステップS33に
進み、タイマ410による計時が終了したかどうかを調
べ、計時が終了すると、即ち、タイムアウトになるとス
テップS34に進み、キーロック229を解除してノー
トPC100を取り出し(脱着)可能にする。
【0055】又、ステップS31でバス監視モードの時
はステップS35に進み、所定の時間値をタイマ410
にセットしてタイマ410による計時を開始する。こう
してステップS36でタイマ410がタイムアウトにな
るか、ステップS37でバスの動作が停止したことをバ
ス監視信号407により検知されるとステップS34に
進み、キーロックを解除してノートPC100を取り出
し可能にする。
【0056】図9は本実施例のCPU101によるリリ
ースコントローラ225へのモード設定処理を示すフロ
ーチャートで、この処理を実行する制御プログラムはメ
インメモリ102に記憶されている。
【0057】このリリースコントローラ225のモード
設定処理は、例えばCRT表示装置300に表示された
アイコンをポインティングデバイス500で指示するこ
とにより、或いはキーボード400よりモード設定コマ
ンドを入力することにより起動され、リリースコントロ
ーラ225へのモード設定処理が起動されるとステップ
S41に進み、パスワードの入力を指示するメッセージ
をCRT表示装置300に表示する。次にステップS4
2に進み、前述の図6のステップS2及びS3と同様に
してパスワードの入力を待ち、ステップS43でステッ
プS3と同様にしてパスワードが一致するかどうかを判
断し、パスワードが一致するとステップS44に進み、
リリースコントローラ225のモードを設定する。この
時に設定できるモードとしては、CPU101が脱着モ
ードに入ることなく無条件にノートPC100を脱着で
きるキーロックフリーモードの設定、キーロック229
を解除する時にタイマ解除モードにするか或いはバス監
視モードにするかの指定、更にはタイマ解除モード時等
のタイマ410による計時時間値(タイマ値)の設定等
が含まれる。
【0058】一方、ステップS43でパスワードが一致
しない時はステップS45に進み、ステップS8と同様
に警告音(音声)を発生し、ステップS46及びS47
で再度パスワードの入力を待つ。ステップS47で、再
度入力されたパスワードが一致する時はステップS48
に進み、警告音(音声)の出力を停止してステップS4
4に進む。ステップS47のパスワードが誤りである時
はステップS49に進み、前述のステップS12(図
6)と同様に、HDD214に誤パスワードの入力を示
すタイムスタンプを記憶して処理を終了する。
【0059】このように、リリースコントローラ225
のモード設定を行う際にもパスワードによるデータ入力
者のチェックを行うことにより、特定の人だけがノート
PC100の脱着モードを指定できるので、ノートPC
100が盗難されたり、誤って脱着される危険性が少な
くなる。
【0060】次に図10を参照して、本実施例のノート
PC100とドック本体200とのキーロック229の
機構を説明する。尚、図10において、前述の図面と共
通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略す
る。
【0061】図10において、901はソレノイド等の
電磁石で、リリースコントローラ225よりの電流信号
により磁力を発生し、可動片904に設けられた金属片
902を吸引する。903は、可動片904をノートP
C100側に付勢するバネである。905はノートPC
100に設けられた切欠部で、この切欠部905と可動
片904とがバネ903の付勢により係合することによ
りノートPC100がドック本体200より脱着できな
いようにしている。この状態でリリースコントローラ2
25より電磁石901に通電されると磁力が発生し、こ
の磁力により金属片902の吸引がバネ903の付勢力
を上回ることにより可動片904が矢示F方向に移動す
る。これにより可動片904とノートPCの切欠部90
5との係合が解除され、ノートPC100が脱着可能に
なる。
【0062】尚、キー906は、ロックを解除する他に
可動片904の矢示F方向への回動を物理的に不能にす
ることもできる。従って、このキー906によるキー設
定状態はコネクタ201,125を介してCPU101
に入力されているのが望ましい。この場合は、このキー
906の設定状態に応じて、例えばCRT表示装置30
0に、例えば『ノートPC100の脱着はできませ
ん』、あるいは『キーの設定を変更して下さい』等のメ
ッセージを表示するようにもできる。
【0063】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0064】尚、本実施例では、第1の電子機器をノー
トPCとし、第2の電子機器をディスクトップ型のコン
ピュータ機器(ドック本体)としたが本発明はこれに限
定されるものでなく、他の機器構成であってもよい。
【0065】以上説明したように本実施例によれば、電
源のオン・オフに関係なく脱着手続を立ち上げて、機器
の不正な脱着や不注意な脱着を防止できる効果がある。
【0066】本実施例によれば、ノートPCの脱着が指
示されると、パスワードの入力を促し、パスワードが一
致した時にのみ脱着動作を起動するようにしたので、不
正な使用者によるノートPCの脱着を防止できる。
【0067】又、本実施例によれば、ノートPCとドッ
ク本体との脱着は、アプリケーションの実行が終了さ
れ、かつソフトウェア的に2つの機器が分離された状態
で行われるので、脱着によるCPUの暴走やファイルシ
ステムの破壊やデータの破壊等を防止できる効果があ
る。
【0068】更に本実施例によれば、不正使用に対して
警告音やアラームを発生することにより、ノートPCの
盗難等を防止できる。
【0069】又、本実施例によれば、装着されている機
器を単に引っ張るだけで、或いは画面上でアイコン等を
指示するだけで機器の脱着を指示できる効果がある。
【0070】又、本実施例によれば、種々の脱着モード
を設定できるため、適正な使用者の都合に応じた脱着処
理を行うことができる。
【0071】又、無条件に機器を脱着できるモードが設
定できるので、抜き出し自由の誰もが使用できる組込み
型機器とすることもできる。
【0072】更に本実施例によれば、音声によりパスワ
ードを入力できるので、使い勝手が向上する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の電子機器を第2の電子機器より脱着するように指示
されると、ハードウェアとソフトウェアの必要な切り離
しを行った後に脱着可能にすることにより、データファ
イルの破壊或いはシステムの破壊を防止できる効果があ
る。
【0074】また、本発明によれば、不正な使用者によ
る機器の脱着を防止できる。
【0075】又本発明によれば、簡単な操作で機器の脱
着を指示できる。
【0076】更に本発明によれば、種々の機器脱着方法
を指定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のノートPCよりドック本体への装着
を説明するための外観斜視図である。
【図2】本実施例のノートPCの構成を示すブロック図
である。
【図3】本実施例のドック本体の構成を示すブロック図
である。
【図4】本実施例のノートPCとドック本体とが結合さ
れた状態を示すブロック図である。
【図5】本実施例のリリースコントローラの入出力信号
を説明する図である。
【図6】本実施例のノートPCのCPUにより実行され
る脱着処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施例のリリースコントローラにより実行さ
れるCPUの脱着モードの起動処理を示すフローチャー
トである。
【図8】本実施例の図7のステップS27のキーロック
解除処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施例のノートPCのCPUにより実行され
るリリースコントローラのモード設定処理を示すフロー
チャートである。
【図10】本実施例のキーロック部分を説明するための
図である。
【符号の説明】
100 ノート型パソコン(ノートPC) 101 CPU 102 メインメモリ 103 ROM 125,201 拡張コネクタ 126 バッテリ 200 デスクトップ型コンピュータ機器(ドック本
体) 225 リリースコントローラ 226 リリーススイッチ 227 LED 228 リリースセンサ 229 キーロック部 300 CRT表示装置 400 キーボード 500 ポインティングデバイス(マウス等)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−54242(JP,A) 特開 平5−99679(JP,A) 特開 平2−44414(JP,A) 実開 平4−86920(JP,U) 月刊アスキー、株式会社アスキー、平 成5年3月、第17巻、第3号、p293− 297 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/00 370 G06F 1/16 G06F 13/00 301 G06F 1/26 G06F 13/38 E05B 49/00 E05B 65/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子機器を、該第1の電子機器と
    は別体の第2の電子機器に組み込んで動作する組込み型
    電子機器であって、 前記第1の電子機器を前記第2の電子機器より脱着する
    ように指示する指示手段と、 前記指示手段による脱着指示に応答して、パスワードの
    入力を指示するパスワード入力指示手段と、 前記パスワード入力指示手段による指示に応答して入力
    されたパスワードが適正かどうかを判定する判定手段
    と、前記判定手段により、入力されたパスワードが適正であ
    ると判定されると、前記第1の電子機器で起動状態にあ
    るアプリケーションを終了する終了手段と、 前記終了手段によるアプリケーションの終了後、前記第
    2の電子機器に設けられたハードウェア資源をソフトウ
    ェア上で前記第1の電子機器より切り離す手段と、 前記切り離しの後、所定時間を計時する計時手段により
    計時が終了した場合、 前記第1の電子機器を切り離す
    切り離し手段と、前記切り離しの後、バスの動作を監視するバス監視手段
    によりバスの動作が停止したことを検知した場合、前記
    第1の電子機器を切り離す第2切り離し手段と、 前記第1及び第2切り離し手段のいずれにより切り離し
    を行うかを設定する設定手段と、 を有することを特徴とする組込み型電子機器。
  2. 【請求項2】 前記判定手段により、入力されたパスワ
    ードが適正でないと判定されると前記第2の電子機器の
    記憶部に前記入力されたパスワードに関する情報を記憶
    する手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載
    の組込み型電子機器。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は前記第2の電子機器の表
    示部に前記第1の電子機器を示すアイコンを表示し、前
    記アイコンによる取り出しが指示されることにより前記
    第1の電子機器の脱着が指示されることを特徴とする請
    求項1に記載の組込み型電子機器。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は前記第1の電子機器を取
    り出す力が印加されたことを検知する検知手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の組込み型電子機器。
  5. 【請求項5】 前記指示手段は脱着を指示するための機
    械的なスイッチを有することを特徴とする請求項1に記
    載の組込み型電子機器。
  6. 【請求項6】 前記第1の電子機器と前記第2の電子機
    器とを物理的にロックするロック手段を更に有し、前記
    第1及び第2切り離し手段は、前記第1の電子機器が脱
    着可能となった後、前記ロック手段を解除することを特
    徴とする請求項1に記載の組込み型電子機器。
  7. 【請求項7】 前記パスワード入力指示手段は音声によ
    るパスワードの入力を指示し、入力された音声パスワー
    ドを識別する識別手段を更に有することを特徴とする請
    求項1に記載の組込み型電子機器。
  8. 【請求項8】 前記判定手段がパスワードが適正でない
    と判定すると警告を発生する警告発生手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の組込み型電子機器。
  9. 【請求項9】 第1の電子機器を、該第1の電子機器と
    は別体の第2の電子機器に組み込んで動作する組込み型
    電子機器における機器の脱着方法であって、前記第1の
    電子機器を前記第2の電子機器より脱着するように指示
    する指示工程と、 この脱着指示に応答してパスワードの入力を指示し、入
    力されたパスワードが適正かどうかを判定する判定工程
    と、前記判定工程で、入力されたパスワードが適正であると
    判定されると、前記第1の電子機器で起動状態にあるア
    プリケーションを終了する終了工程と、 前記終了工程によるアプリケーションの終了後、前記第
    2の電子機器に設けられたハードウェア資源をソフトウ
    ェア上で前記第1の電子機器より切り離す工程と、 前記切り離しの後、所定時間の計時が終了した場合、
    記第1の電子機器を切り離す第1切り離し手段と、前記切り離しの後、バスの動作が停止したことを検知し
    た場合、前記第1の電子機器を切り離す第2切り離し工
    程と、 前記第1及び第2切り離し工程のいずれにより切り離し
    を行うかを設定する設定工程と、 を有することを特徴とする機器の脱着方法。
  10. 【請求項10】 入力されたパスワードが適正でないと
    判定されると前記第2の電子機器の記憶部に前記入力さ
    れたパスワードに関する情報を記憶する工程を更に有す
    ることを特徴とする請求項9に記載の電子機器の脱着方
    法。
  11. 【請求項11】 前記指示工程は前記第1の電子機器が
    脱着方向に引っ張られることにより指示されることを特
    徴とする請求項9に記載の電子機器の脱着方法。
  12. 【請求項12】 前記指示工程は前記第2の電子機器の
    表示部に表示されたアイコンを指示することにより指示
    されることを特徴とする請求項9に記載の電子機器の脱
    着方法。
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