JPH10209596A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH10209596A
JPH10209596A JP645297A JP645297A JPH10209596A JP H10209596 A JPH10209596 A JP H10209596A JP 645297 A JP645297 A JP 645297A JP 645297 A JP645297 A JP 645297A JP H10209596 A JPH10209596 A JP H10209596A
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JP
Japan
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board unit
printed board
housing
guide member
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP645297A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kobayashi
清志 小林
Narutoshi Kondo
成俊 近藤
Kazuhide Murakami
和秀 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10209596A publication Critical patent/JPH10209596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/144Stacked arrangements of planar printed circuit boards

Landscapes

  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント板ユニットの挿入される筐体の高密
度実装を可能とする電子装置に関し、全幅のプリント板
ユニットの装着範囲に任意幅のプリント板ユニットを装
着可能とすること。 【解決手段】 プリント板ユニット挿入用ガイド1を有
する筐体21と、上記挿入されるプリント板ユニット1
31,133と平行する筐体の中間部にプリント板ユニ
ットの挿入方向に向けて設けられる基礎部材42と、上
記基礎部材に嵌まり合って挿入され端部が上記筐体開口
側で取り付け固定される結合用部材と、少なくとも一方
の側面にプリント板ユニット挿入用ガイド75が設けら
れてなり上記結合用部材に嵌まり合って挿入結合される
ガイド部材41と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント板ユニッ
トの挿入される筐体の高密度実装を可能とする電子装置
に関する。
【0002】各種の情報処理を行なう電子装置、または
通信装置、その他類似な装置など(この明細書において
は、これらを含んで単に電子装置と略称する)は、回路
機能を構成したプリント板ユニットを、架またはキャビ
ネットなどに取り付けられるシェルフ(筐体)、あるい
は、卓上などに設置される箱型の筐体内に併設させ、プ
リント板ユニット相互間ならびに、外部装置間との回路
接続をし、動作させるようにしている。
【0003】
【従来の技術】従来の電子装置は、図46のカバーを取
り外した状態の概略の斜視図に示されるように、筐体1
の底面板2上の両側に側面板3,4を並行状態に立設さ
せるとともに、側面板3,4におよぶプリント板ユニッ
トでなるバックパネル5が設けられてなる。
【0004】側面板3,4の内面側には、プリント板ユ
ニット6の両エッジを受け入れる溝からなる挿入用ガイ
ド7が、対向するように対をなして前後方向へ延びると
ともに、上下方向に並列して複数段に設けられている。
【0005】図の場合、プリント板ユニット6は、5ユ
ニット挿入されるように構成されており、理解を容易と
するために、最上部の1ユニットが取り出されている。
したがって、挿入用ガイド7は5列である。
【0006】プリント板ユニット6には、回路機能を構
成するための回路パターンならびに電子部品などが搭載
実装されているのであるが、図示煩雑となるために省略
してある。
【0007】それぞれのプリント板ユニット6の手前側
の両側には、側面板3,4の前面端部に係合する挿抜具
8が回動可能に取り付けられており、挿入方向の先端部
には、バックパネル5に設けられているバックパネル用
コネクタ9にプラグイン接続させるためのプリント板ユ
ニット用コネクタ11が突設されている。
【0008】プリント板ユニット6は、両側面板3,4
の挿入用ガイド7の溝内に両側のエッジ部分を挿入させ
て、溝内にそって矢印方向へ押し込むことで、バックパ
ネル用コネクタ9にプリント板コネクタ11の位置が自
動的に一致するから、挿抜具8を操作して、その梃子機
能によりコネクタどうしをプラグイン接続させることが
できる。
【0009】図示していないが、両側面板3,4には空
気を流通可能とする通気孔が設けられており、側面板4
の側面に併設されている電動ファン12による通風を可
能してあり、プリント板ユニット6の動作にともなう発
熱を空気とともに強制的に排出し得るように構成されて
いる。このことは、全体を覆うカバー13の両側面にも
通気孔14が多数形成されている。
【0010】図47を参照すると、電子装置の異なる基
本的な構成例について概略の正面図に示されている。図
(a)によると、Aで示される領域には4つのプリント
板ユニット6−1〜6−4が挿入搭載されており、Bで
示される領域には2つのプリント板ユニット6−5、6
−6が挿入搭載されている。
【0011】A領域に搭載されるプリント板ユニット6
−1〜6−4は、それぞれ4つの回線系回路ユニットで
ある。また、B領域に搭載されるプリント板ユニット6
−5は装置全体の制御回路ユニットであり、プリント板
ユニット6−6は装置全体の電源回路ユニットである。
【0012】側面板3,4に設けられている挿入用ガイ
ド7に挿入実装されるプリント板ユニットについて、こ
の明細書では、すべて、全幅のプリント板ユニットと称
することとする。
【0013】回線処理に大容量を必要とする場合には回
路パターン、ならびに、電子部品搭載領域がプリント板
ユニット6の全幅を必要とするが、小容量の場合には、
全幅を必要としないことから高密度実装として、図
(b)に示されるように、約半幅なプリント板ユニット
6−1A〜6−4Aとして、実装挿入することが可能と
なる。
【0014】この場合、筐体本体1の中間部に挿入用ガ
イド7Aを両側面に設けた、奥行き方向に長い棒状のブ
ロックでなる、ガイド部材15を設けることにより、こ
の挿入用ガイド7Aと側面板3、4の挿入ガイド7との
間に挿入させることで実装し得る。このようにすること
で、筐体本体1の高さをおさえ、電子装置を小型化し得
る。
【0015】小容量な4つの回線用のプリント板ユニッ
ト6−1A〜6−4Aと、大容量な2つの回線用のプリ
ント板ユニット6−7、6−8とを実装する場合には、
図(c)に示されるようなガイド部材15を設けた組み
合わせ構成となる。この場合には、筐体本体1の高さが
図(a)と同様となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の電子装置
によると、筐体本体1は、図47の、図(a)、図
(b)、図(c)に対応可能なような構成の筐体を、そ
れぞれの要求に応じてその都度製作するか、要求に応じ
得るように、それぞれに構成された筐体を、あらかじめ
多数用意しておかなければならないといった問題点があ
る。
【0017】一方で、すでに設置稼働されている電子装
置において、容量変更の生じた場合には、筐体を交換し
なければならず、大掛かりな交換作業とともに時間を要
するといった問題点もあった。
【0018】このようなことは、図(b)の電子装置に
おいても、全幅なプリント板ユニット6に置き換える場
合や、全幅なプリント板ユニット6を追加して、図
(c)に示されるように組み合わせる場合に、同様な問
題が生じる。
【0019】さらには、図(a)に示される構成の電子
装置において、図(b)に示されるような半幅なプリン
ト板ユニット6−1A〜6−4Aを組み合わせ可能とし
た場合には、全幅のプリント板ユニット6が実装されな
い場合、または実装されなくなった場合に、その箇所が
空きスペースとなり大型な筐体に空間が生じることにも
なる。
【0020】本発明は、以上のような従来の問題点にか
んがみて、全幅のプリント板ユニットの装着範囲に任意
幅のプリント板ユニットを装着可能とした筐体構成から
なる電子装置の提供を発明の課題とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところの、第1の手段
は、プリント板ユニット挿入用ガイドを有する筐体と、
上記挿入されるプリント板ユニットと平行する筐体の中
間部にプリント板ユニットの挿入方向に向けて設けられ
る基礎部材と、上記基礎部材に嵌まり合って挿入される
端部が上記筐体開口側で取り付け固定される結合用部材
と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿入用
ガイドが設けられてなり上記結合用部材に嵌まり合って
挿入結合されるガイド部材と、が取り付けられてなる電
子装置である。
【0022】上記第1の手段によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内所定位置に、基礎部材
をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて筐
体に基礎部材を取り付けるとともに、結合用部材を基礎
部材に挿入固定し、この結合用部材にガイド部材を挿入
して取り付けることにより、ガイド部材の側面のプリン
ト板ユニット挿入用ガイドと筐体内面の挿入用ガイドと
により、あるいは、複数のガイド部材の挿入用ガイド間
に、任意幅のプリント板ユニットを挿入装着し得ること
ができる。全幅のプリント板ユニットの要求に応じて
は、ガイド部材を取り外すか、結合用部材をも取り外し
て応じることができる。
【0023】本発明構成要旨の第2の手段は、プリント
板ユニット挿入用ガイドを有する筐体と、上記挿入され
るプリント板ユニットと平行する筐体の中間部にプリン
ト板ユニットの挿入方向に向けて設けられる基礎部材
と、上記基礎部材に嵌まり合って挿入される端部が上記
筐体開口側で取り付け固定される結合用部材と、少なく
とも一方の側面にプリント板ユニット挿入用ガイドが設
けられてなり上記結合用部材に嵌まり合って挿入結合さ
れるガイド部材と、上記ガイド部材の結合用部材に挿入
される面と対応する面に該ガイド部材とは異なるガイド
部材を挿入し得る連結用部材と、が設けられた電子装置
である。
【0024】上記第2の手段によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内所定位置に、基礎部材
をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて筐
体に基礎部材を取り付けるとともに、結合用部材を基礎
部材に挿入して固定し、この結合用部材にガイド部材を
挿入して取り付けること、さらに、ガイド部材に結合用
部材と同一な機能をそなえる連結用部材を取り付けるこ
とで、複数段にガイド部材を設けることができるから、
ガイド部材の側面のプリント板ユニット挿入用ガイドと
筐体内面の挿入用ガイドとにより、あるいは、複数のガ
イド部材の挿入用ガイド間に、複数段に任意幅のプリン
ト板ユニットを挿入装着し得ることができる。全幅のプ
リント板ユニットの要求に応じては、ガイド部材を取り
外すか、結合用部材でなる連結用部材をも取り外して応
じることができる。
【0025】本発明構成要旨の第3の手段は、プリント
板ユニット挿入用ガイドを有する筐体と、上記挿入され
るプリント板ユニットと平行方向に設けられ筐体内の両
端部におよぶ支持体と、上記支持体の中間部にプリント
板ユニットの挿入方向に向けて取り付け固定される基礎
部体と、上記基礎部材に嵌まり合って挿入され端部が上
記支持体に取り付け固定される結合用部材と、少なくと
も一方の側面にプリント板ユニット挿入用ガイドが設け
られてなり上記結合用部材に嵌まり合って挿入結合され
るガイド部材と、が取り付けられてなる電子装置であ
る。
【0026】上記第3の手段によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく支持体の位置に、基礎部材を
あらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて支持
体に基礎部材を取り付けるとともに、結合用部材を基礎
部材に挿入して固定し、この結合用部材にガイド部材を
挿入して取り付けることにより、ガイド部材の側面のプ
リント板ユニット挿入用ガイドと筐体内の挿入用ガイド
とにより、あるいは、複数のガイド部材の挿入用ガイド
間に、任意幅のプリント板ユニットを挿入装着し得るこ
とができる。全幅のプリント板ユニットの要求に応じて
は、ガイド部材を取り外すか、結合用部材をも取り外し
て応じることができる。
【0027】本発明構成要旨の第4の手段は、プリント
板ユニット挿入用ガイドを有する筐体と、上記挿入され
るプリント板ユニットと平行する筐体の中間部にプリン
ト板ユニットの挿入方向に向けて設けられる結合用部材
と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿入用
ガイドが設けられてなり上記結合用部材に嵌まり合って
挿入結合されるガイド部材と、が取り付けられてなる電
子装置である。
【0028】上記第4の手段によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内所定位置に、結合用部
材をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて
筐体に結合用部材を取り付け固定し、この結合用部材に
ガイド部材を挿入して取り付けることにより、ガイド部
材の側面のプリント板ユニット挿入用ガイドと筐体内面
の挿入用ガイドとにより、あるいは、複数のガイド部材
の挿入用ガイド間に、任意幅のプリント板ユニットを挿
入装着し得ることができる。全幅のプリント板ユニット
の要求に応じては、ガイド部材を取り外すか、結合用部
材をも取り外して応じることができる。
【0029】本発明構成要旨の第5の手段は、プリント
板ユニット挿入用ガイドを有する筐体と、挿入されるプ
リント板ユニット面とは直交する方向に筐体内部に設け
られ筐体の開口方向に向けた位置決めならびに取り付け
手段をそなえる基礎部材と、少なくとも一方の側面にプ
リント板ユニット挿入用ガイドが設けられてなり上記筐
体の開口側から挿入され先端部が上記基礎部材の位置決
めならびに取り付け手段に係合し取り付けられるガイド
部材と、が取り付けられてなる電子装置である。
【0030】上記第5の手段によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内に設けられた基礎部材
に、筐体開口側からガイド部材を挿入して取り付けるこ
とにより、ガイド部材の側面のプリント板ユニット挿入
用ガイドと筐体内面の挿入用ガイドとにより、あるい
は、複数のガイド部材の挿入用ガイド間に、任意幅のプ
リント板ユニットを挿入装着し得ることができる。
【0031】この第5の手段によると、並列する全幅の
プリント板ユニット間の任意位置においても、任意幅の
プリント板ユニットを装着することができるものであ
る。全幅のプリント板ユニットの要求に応じては、ガイ
ド部材を取り外して応じることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明電子装置について、
構成要旨にもとづいた実施形態により、それぞれ図を参
照しながら具体的詳細に説明する。なお、全図を通じて
同様部分には同一符号を付してある。
【0033】図1は、本発明電子装置第1の一実施形態
に適用される筐体21の斜視図である。筐体21は、底
面板22のフレーム23上に左右の両側面板24、25
が並行状態に立設され、左右の両側面板24、25間の
背面側を塞ぐように、プリント板ユニットからなるバッ
クパネル26が取り付けられている。
【0034】バックパネル26と対応する前面側開口2
7は、門構え状の枠体フレーム28により開口27が構
成される。両側面板24、25の上側は、要所に配置さ
れる補強を兼ねた上面フレーム29で連結されている。
【0035】両側面板24、25の内面側には、対向す
るようにして前後方向に延び、上下方向に並列された対
のプリント板ユニット挿入用ガイド31が複数対設けら
れている。バックパネル26には上下方向に並列して複
数のバックパネル用コネクタ32が配置実装されてい
る。これらのプリント板ユニット挿入用ガイド31と、
バックパネル用コネクタ32とは、それぞれ対応するよ
うに設けられている。
【0036】両側面板24、25には、それぞれ通気用
の孔33、34が形成されており、プリント板ユニット
挿入用ガイド31が孔33、34を横切るように覗いて
いる。
【0037】右側の側面板25の外側の空間は、図46
に示されたと同様な電動ファン12取り付け用スペース
35である。図示しないが、上面と両側面とを覆うカバ
ーが取り付けられるとともに、開口27部分には前面パ
ネル板が取り付けられ、全体としては箱体状となり、カ
バー側面の通気孔により内部の空気が側面の電動ファン
で換気されるようになる。
【0038】筐体21の上面中央部分には、プリント板
ユニットの挿入方向に延びる、二段でなるガイド部材4
1が取り付けられている。このガイド部材41の構成に
ついて以下詳細に説明する。
【0039】図2には、二段でなるガイド部材41の分
離状態の斜視図が示され、上側のガイド部材41には基
礎部材42が組み合わせられて示される。図3には図2
に示される上側のガイド部材41と基礎部材42とが分
離された状態の斜視図であり、図に明らかに示されてい
るように、実際には、その間に結合用部材43が介在さ
れており、ガイド部材41の下面には連結用部材44が
取り付けられるようになっている。
【0040】基礎部材42は、図4の図(a)の斜視
図、図(b)の図(a)のA部の拡大斜視図、図(c)
の拡大正面図、によく示されるように、プリント板ユニ
ットの挿入方向に延びる帯状の基板51と、基板51の
上側に所定間隔で、正面視、基板51の幅よりも狭い幅
の第1の間隔部材52と、その上に、さらに基板51の
幅よりも広く左右方向に延びた第2の間隔部材53と、
が積層されるように一体的に設けられており、それらを
貫通してねじ孔54が形成されている。
【0041】基礎部材42は、構造用鋼板などを溶接す
るなどして一体に形成され、防錆のためのニッケルめっ
きなどが施される。軽量化が要求される場合には、アル
ミニウム合金などが適用される。
【0042】結合用部材43は、図5の図(a)の斜視
図、図(b)の図(a)のB部の拡大斜視図、図(c)
の拡大正面図、によく示されるように、プリント板ユニ
ットの挿入方向に延びる、断面視ハット型の結合部55
と、背面側先端部分には下方に延びて手前側に折り曲げ
られた位置決め部56と、手前側の端部に左右に延びる
傾斜面57に取り付け用のねじ挿通孔58と、端部から
下方に折り曲げられた端面板59に形成されたねじ孔6
1と、を有する取り付け部62と、からなる。
【0043】結合部55は、上面板63に背面側先端に
開口64し、手前側に向かって延びる開口溝65と、両
側面板66に所定間隔で開口する通気孔67と、両側面
板66下端の両側に張り出されて広がり前後方向に延び
る縁板68と、からなる。
【0044】結合用部材43は、一枚の構造用鋼板など
をプレス装置で打ち抜き、ならびに、折り曲げ加工によ
り一体成型し防錆のためのニッケルめっきなどが施され
る。軽量化が要求される場合には、アルミニウム合金な
どが適用される。
【0045】ガイド部材41は、図6の図(a)の挿入
用ガイドを分離するとともに一部破断の斜視図、図
(b)の分離状態の斜視図、図(c)の断面図、に示さ
れるように、プリント板ユニットの挿入方向に延びる、
凹状の本体部71と、背面側先端を塞ぐように折り曲げ
られた位置決め部72と、手前側の端面に取り付けられ
る補強用の枠体73と、その前面に取り付けられる端面
板74と、本体部71の両側面に取り付けられるプリン
ト板ユニット挿入用ガイド75と、からなる。
【0046】本体部71は、底面板76の中央部に所定
間隔でねじ孔77が設けられ、両側面板78が大きく開
口79されており、開口79間の脚部81に挿入用ガイ
ド75取り付け用孔82が設けられている。
【0047】背面側先端は位置決め部72上が開口83
されており、手前側に向かって延びる開口溝84の両側
は、両側面板78の上面が折り曲げられて対向する縁板
85に形成されている。
【0048】手前側の端部は両側面板78の帯状の延長
部86と、底面板76の延長部87の先端部が上側に折
り曲げられた取り付け面88と、に形成されており、延
長部86と取り付け面88とに枠体73が溶接して取り
付けられ、枠体73の前面に端面板74が同様にして取
り付けられる。端面板74の中央部にねじ孔89が設け
られている。
【0049】本体部71は、一枚の構造用鋼板などをプ
レス装置で打ち抜き、ならびに、折り曲げ加工により一
体成型するとともに、枠体73および端面板74を取り
付け後に、防錆のためのニッケルめっきなどが施され
る。同様に軽量化を要求される場合には、アルミニウム
合金などが適用され得る。
【0050】プリント板ユニット挿入用ガイド75は、
合成樹脂成成型品として一体形成されさたものであり、
一側面にプリント板ユニットのエッジを受け入れてガイ
ドするガイド溝91と、他の側面に本体部71の脚部8
1の孔82の位置に対応した箇所に、溝92の設けられ
た紡錘形の突起93と、が形成されたものでなる。
【0051】プリント板ユニット挿入用ガイド75の突
起93を、本体部71の脚部81の孔82に合わせ、押
し込むことにより突起93は溝92の存在により、孔8
2の径よりも大径な紡錘形の直径部分が弾性的に縮小さ
れて、孔82を通過し、復元拡大することにより取り付
けることができる。
【0052】このプリント板ユニット挿入用ガイド75
は、本体部71の両側面に対して、必要に応じていずれ
かの一方とするか、両面に取り付けるものとする。一方
であったとしても、孔82が形成されていることから、
後日、必要に応じて両側とすることは容易に可能であ
る。
【0053】連結用部材44は、図7の図(a)の右側
斜視図、図(b)の左側斜視図、図(c)の拡大断面
図、に示されるように、プリント板ユニットの挿入方向
に延びる、断面視ハット型の結合部96と、背面側先端
部分には下方に延びて手前側に折り曲げられた位置決め
部97と、手前側の端部に下方に折り曲げられた端面部
98と、からなる。
【0054】結合部96の上面板99の中央部に所定間
隔で、ねじ挿通孔101が設けられており、両側面板1
02に所定間隔で開口する通気孔103と、両側面板1
02下端の両側に張り出されて広がり前後方向に延びる
縁板104と、からなる。手前側の端面部98の中央部
分には、ねじ孔105が設けられている。
【0055】連結用部材44は、一枚の構造用鋼板など
をプレス装置で打ち抜き、ならびに、折り曲げ加工によ
り一体成型し防錆のためのニッケルめっきなどが施され
る。軽量化の要求には、アルミニウム合金が適用され得
る。
【0056】ついで、組み立て手順について、図8以降
を参照して説明する。図8は筐体への基礎部材42の取
り付ける準備段階であり、開口27から基礎部材42を
図示されるように位置させて内部に挿入させるととも
に、筐体の3箇所の上面フレーム29上に、それぞれ取
り付け用ねじ111を配置させる。
【0057】上面フレーム29の中央部には、ねじ挿通
孔112が形成されているから、ねじ111を挿入させ
るとともに、基礎部材42のねじ孔54にねじ込み、締
めつけることにより、取り付け固定される。この状態
が、図9に示される。図(a)は要部破断の全体斜視図
であり、図(b)は、図(a)のC部の部分拡大図、で
ある。
【0058】上面フレーム29は、上下方向の機械的な
剛性強度を与えるために、比較的に浅いハット形に折り
曲げられているから、このハット形の凹面内に第2の間
隔部材53が嵌まり込み、第1の間隔部材52は上面フ
レーム29の下面よりも下側に位置される結果、基板5
1の上面は、上面フレーム29の内側の下面よりも、第
1の間隔部材52の厚さ分間隔が隔てられた空間位置と
なる。
【0059】図9の、図(b)に示されるように、枠体
フレーム28の開口27側の上面には基礎部材42の基
板51の両側に位置する部分に、コの字状の切り欠きに
より、手前側から背面方向に向けて下がるような傾斜面
113が折り曲げにより形成され、傾斜面113の中央
部に、それぞれねじ孔114が設けられている。
【0060】図10は、結合用部材43の斜視図である
が、D部の拡大斜視図が図(b)に、E部の拡大斜視図
が図(c)に、それぞれ示される。図(b)の部分は、
図5の図(c)にも示されるように、背面側先端部の開
口64幅は、開口溝65の幅よりも広い。
【0061】この開口64を、図9のように取り付けら
れた基礎部材42の基板51の手前側の端部に嵌め合わ
せることで、基板51を開口溝65の下側に入り込ませ
ることができるから、結合用部材43を基板51に懸垂
させるような状態で、そのまま押し込ませる。
【0062】図4の図(c)に示されるように、第2の
間隔部材52の幅は基板51の幅よりも狭く、基板51
の中央部分に位置されている。結合用部材43の開口溝
65幅は、第1の間隔部材52の幅にほぼ等しいように
設定されている。
【0063】第1の間隔部材52の厚さは、結合用部材
43の上面板63の厚さにほぼ等しい。しかしながら、
挿入させるに支障のないように設定されている。以上の
ことから、結合用部材43の開口溝65の両側は、第1
の間隔部材52の両側面に接触し、上面板63の上下面
は、基板51の上面と第2の間隔部材53の下面間に挟
まれるように接し、基礎部材42に挿入された結合用部
材43は、大きくがたついたりすることがない。
【0064】挿入された状態は、枠体フレーム28上面
の傾斜面113の下面に、結合用部材43の手前側の傾
斜面57の上面が接する位置となるから、ねじ挿通孔5
8から、図10に示されるねじ115を挿入して、ねじ
孔114にねじ込み締めつけ固定させる。この状態が図
11に示される。
【0065】図10の図(c)に示される取り付け部6
2の正面側の端面板59の中央部には、ねじ孔61が設
けられている。図12を参照し、ガイド部材41と連結
用部材44との組み立て手順を説明すると、図(a)は
組み立てのための配置斜視図、図(b)は、図(a)の
F部の拡大斜視図、である。
【0066】図示されるように、ガイド部材41の端面
板74と、連結用部材44の端面部98と、の方向を同
じ側として、ガイド部材41の底面板76と連結用部材
44の上面板99とを合わせる。
【0067】連結用部材44の下方から、上面板99の
ねじ挿通孔101にねじ117を嵌めるとともに、ガイ
ド部材41の底面板に設けられているねじ孔(図6に示
される)77にねじ込み、締めつけガイド部材41に連
結用部材44を結合固定させる。
【0068】ガイド部材41の側面には、プリント板ユ
ニット挿入用ガイド75が取り付けられている。以上の
ようにして、図1、図2に示される上側のガイド部材4
1と連結用部材44との組み立て体41Aが得られるか
ら、図11の状態に筐体に取り付けられた結合用部材4
3の縁板68手前側の上側に、ガイド溝84の背面側先
端を合わせ、縁板85の部分を乗せるようにして嵌め込
ませ懸垂状態にし、押し込み挿入させる。
【0069】この状態が図13に示される。図(a)は
全体の斜視図、図(b)は、図(a)のG部の拡大図、
である。図12に示されるガイド部材41と連結用部材
44との組み立て体41Aが、筐体に取り付けられた結
合用部材43に押し込まれると、結合用部材43の端面
板59の前面に、ガイド部材41の端面板74の背面側
が接して位置決めされる。
【0070】ガイド部材41の端面板74のねじ挿通孔
89に、ねじ118(図12に示される)を挿入し、結
合用部材43の端面板59のねじ孔61にねじ込み、締
めつけて固定させる。このようにすることで、前面側は
前後方向ならびに面方向のすべての位置が規定される。
【0071】図5の図(c)に示される結合用部材43
の断面図と、図7の図(c)に示される連結用部材の断
面図と、を比較すると、結合用部材43のハット形形状
の両側面板66外側間の幅、両縁板68の外側の幅、
と、連結用部材44のハット形形状の両側面板102外
側間の幅、両縁板104の外側の幅、とは同じであり、
それぞれの縁板68と104に対する位置決め部56と
97との位置関係も同じに設定されている。このこと
は、きわめて重要な意味を有することである。
【0072】図14は、下側のガイド部材41の斜視図
であり、図(a)は全体図、図(b)は、図(a)のH
部の拡大図、に示される。ガイド部材41の側面には、
プリント板ユニット挿入用ガイド75が取り付けられて
いる。
【0073】ガイド部材41は既述のとおりであるが、
概略、背面側の先端部の位置決め部72上から手前側の
前面に延びる開口溝84と、開口溝84の両側に縁板8
5と、が設けられており、手前側の端面板74のねじ挿
通孔89には、取り付け用のねじ119が配置される。
【0074】底面板76には、連結用部材44取り付け
用のねじ孔(図6に示される)77が設けられている
が、本実施形態においては、連結用部材44は取り付け
られない。
【0075】上記したことは、各部材を個々に説明する
とともに組み立て順序のみを述べたが、図15および図
16を参照して全体の総合的な相互関係について、より
一層の理解を確実なものとするために説明する。図15
は要部を分離状態とした正面視断面図であり、図16は
分離状態の各部材のみの側面図である。
【0076】図17の図(a)には図15に対応した組
み立て状態を、図(b)には図(a)のI部の部分拡大
図、図(c)には図(a)のJ部の部分拡大図、を、図
18には図16に対応した組み立て状態を図(a)に挿
入過程、図(b)に組み立て状態を、それぞれ示した。
【0077】筐体21の上面フレーム29の、皿もみさ
れたねじ挿通孔112に、皿ねじ111を挿入し、基礎
部材42のねじ孔54にねじ込み、締めつけて結合固定
させる。
【0078】基礎部材42の第1の間隔部材52の両側
に、結合用部材43背面側先端の開口64から上面の開
口溝65を嵌め込み、押し込んで挿入させる。図17の
図(b)に示されるように、基礎部材42の第1の間隔
部材52の厚さで決められる、基板51と第2の間隔部
材53との間隔は、結合部材43の板厚さを挟むような
間隔に、しかも、挿入に差し支えない程度に設定されて
いる。
【0079】第1の間隔部材52の幅についても、結合
部材43の開口溝65の幅と同程度で、挿入に支障ない
程度に設定されている。したがって挿入状態は機能上問
題となるような、がたつきは生じない。結合部材43前
面の傾斜面57は筐体21の枠体フレーム28上面の傾
斜面113(図9に示される)に、ねじ止め固定される
ことからも、一層安定状態となる。
【0080】連結用部材44の上面板99のねじ挿通孔
に、ねじ117を挿通させて、上側のガイド部材41の
底面板76のねじ孔77に、ねじ込み締めつけ結合固定
させた状態の組み立て体41Aとし、このガイド部材4
1上面の縁板85を、結合用部材43両側の縁板68の
上面に載置させるように、先端の開口83を挿入させ
て、開口溝84を結合用部材43の側面板66の両側に
嵌め合わせ、押し込み挿入させる。
【0081】図17の図(b)に示されるように、結合
用部材43の両側面板66の外側面と、ガイド部材41
の開口溝84の側面との間、ならびに、結合用部材43
の縁板68の両外側の端面と、ガイド部材41の縁板8
5下側の内面両側の側面との間、には必要最小限度の隙
間が与えられているのみであるから、左右方向へのがた
つきは、きわめて少ないものとなっている。
【0082】上側のガイド部材41を結合用部材43に
挿入させた状態では、図17に示されるように、ガイド
部材41背面側先端の位置決め部72上面が、結合用部
材43背面側先端の位置決め部56下面に位置するか
ら、これによって、ガイド部材41の上方向への移動が
阻止され、結合用部材43の縁板68の上面に位置され
る、ガイド部材41の縁板85との関係によって、ガイ
ド部材41の下方向への移動は阻止される。
【0083】また、ガイド部材41の手前側は、ガイド
部材41の端面板74が結合用部材43の端面板59の
前面に位置し、端面板74、59どうしが、ねじ118
(図12に示される)により締めつけ結合固定されるこ
とにより、面方向のすべての方向、ならびに、引き抜き
方向への移動は阻止される。
【0084】連結用部材44の下側に挿入連結される、
下側のガイド部材41上面の縁板85を、連結用部材4
4両側の縁板104の上面に載置させるように、背面側
先端の開口83を挿入させて、開口溝84を連結用部材
44の側面板102の両側に嵌め合わせ、押し込み挿入
させる。
【0085】図17の図(c)に示されるように、連結
用部材44の両側面板102の外側面と、ガイド部材4
1の開口溝84の側面との間、ならびに、連結用部材4
4の縁板104の両外側の端面と、ガイド部材41の縁
板85下側の内面側の側面との間、には必要最小限度の
隙間が与えられているのみであるから、左右本体へのが
たつきは、きわめて少ないものとなっている。
【0086】下側のガイド部材41を連結用部材44に
挿入させた状態では、図17に示されるように、ガイド
部材41背面側先端の位置決め部72上面が、連結用部
材44背面側先端の位置決め部97下面に位置するか
ら、これによって、ガイド部材41の上方向への移動が
阻止され、連結用部材44の縁板104の上面に位置さ
れる、ガイド部材41の縁板85との関係によって、ガ
イド部材41の下方向への移動は阻止される。
【0087】また、ガイド部材41の手前側は、ガイド
部材41の端面板74が連結用部材44の端面板98の
前面に位置し、端面板74、98どうしが、ねじ119
(図14に示される)により締めつけ結合固定されるこ
とにより、面方向のすべての方向、ならびに、引き抜き
方向への移動は阻止される。
【0088】以上のようにして、図17に示される状
態、すなわち、図1に示される状態となる。図19に、
基礎部材42の改善された一実施形態が示される。図
(a)は平面図、図(b)は斜視図、図(c)は図
(a)のK部を一部破断した状態の拡大図、である。な
お、図示左側を手前(前面)側、右側を先端(背面)
側、と称することとする。
【0089】この基礎部材42は、基本的に図4に示さ
れるものと同じである。背面側の第1の間隔部材52−
1を図示されるように、前面側の幅方向をテーパ形状部
121としたことにある。
【0090】前面側の幅よりも背面側の幅を広くし、こ
れによって、図5に示される結合用部材43の開口溝6
5の先端部を押し込む程度にしている。前面側2箇所の
第1の間隔部材52の幅は等幅として、開口溝65の挿
入通過を容易としており、最終位置の第1の間隔部材5
2−1の拡大された不等幅部分に、結合部材43を強制
的に押し込むことで左右方向への移動、すなわち、がた
つくこと、をまったくないものにできることを可能とし
ている。
【0091】なお、この発明は必要に応じて適用するこ
とにより、きわめて有効な作用、効果が奏されるもので
ある。図20に、結合用部材43の改善された一実施形
態が示される。図(a)は平面図、図(b)は斜視図、
図(c)は図(a)のL部を拡大した底面図、である。
なお、本図においても、図示左側を手前(前面)側、右
側を先端(背面)側、と称することとする。
【0092】この結合用部材43は、基本的に図5に示
されるものと同じである。結合部55の縁板68の背面
側先端を、図(c)によく示されるように、前面側より
も広幅とするとともに、テーパ形状部122としたこと
にある。
【0093】前面側の幅よりも背面側の幅を広くし、こ
れによって、図12に示されるガイド部材41Aの開口
溝84の先端部を押し込む程度にしている。両側の縁板
68の幅を前面側は等幅として、開口溝84の挿入通過
を容易としており、最終位置の拡大された不等幅部分
で、ガイド部材41Aを強制的に押し込むことで左右方
向への移動、すなわち、がたつくこと、をまったくない
ものにできることを可能としている。
【0094】なお、この発明にあっても、必要に応じて
適用することにより、きわめて有効な作用、効果が奏さ
れるものである。図21に、連結用部材44の改善され
た一実施形態が示される。図(a)は平面図、図(b)
は斜視図、図(c)は図(a)のM部を拡大した底面
図、である。本図においても、図示左側を手前(前面)
側、右側を先端(背面)側、と称する。
【0095】この連結用部材44は、基本的に図7に示
されるものと同じである。結合部96の縁板104の背
面側先端を、図(c)によく示されるように、前面側よ
りも広幅とするとともに、テーパ形状部123としたこ
とにある。
【0096】前面側の幅よりも背面側の幅を広くし、こ
れによって、図14に示されるガイド部材41の開口溝
84の先端部を押し込む程度にしている。両側の縁板1
04の前面側は等幅として、開口溝84の挿入通過を容
易としており、最終位置の拡開された不等幅部分で、ガ
イド部材41を強制的に押し込むことで左右方向への移
動、すなわち、がたつくこと、をまったくないものにで
きることを可能としている。
【0097】なお、この発明にあっても、必要に応じて
適用することにより、きわめて有効な作用、効果が奏さ
れる。図22を参照すると、本発明電子装置第1の一実
施形態の、図示省略のカバーなどを取り付けない状態
で、プリント板ユニットを挿入しない状態の斜視図が示
され、図23には挿入状態の正面図、が示される。
【0098】筐体21は既述した状態であり、主要部分
について説明すると、左右の両側面板24、25には、
対称位置に前後方向へプリント板ユニット挿入用ガイド
31が取り付けられており、前面側の枠体フレーム28
ならびに、上面フレーム29には上下二段にガイド部材
41が取り付けられている。背面側のバックパネル26
には、それぞれのプリント板ユニット挿入用ガイド31
に対応する位置に、バックパネル用コネクタ32が配置
実装されている。
【0099】左右の側面板24、25の上二段のプリン
ト板ユニット挿入用ガイド31の位置と、ガイド部材4
1のプリント板ユニット挿入用ガイド75の位置とは、
それぞれが対向するように位置が設定されている。
【0100】下段の電源回路搭載のプリント板ユニット
131と、その上の制御回路搭載のプリント板ユニット
132とは、筐体21に対して全幅であり、上二段の回
線回路搭載のプリント板ユニット133は、筐体21に
対して半幅である。
【0101】ここで、全幅とは、筐体21の側面板2
4、25に取り付けられている左右のプリント板ユニッ
ト挿入用ガイド31に挿入可能な寸法幅であり、半幅と
は、筐体21の側面板24、25に取り付けられている
左右のプリント板ユニット挿入用ガイド31と、中間に
取り付けられているガイド部材41のプリント板ユニッ
ト挿入用ガイド75との間に挿入可能な寸法幅である。
【0102】したがって、図23に示されるように、筐
体21の下二段のプリント板ユニット挿入用ガイド31
には、電源回路搭載のプリント板ユニット131と、制
御回路搭載のプリント板ユニット132と、が挿入実装
され、それぞれのプリント板ユニット用コネクタ134
は、バックパネル用コネクタ32にプラグイン挿入接続
される。
【0103】上二段の回線回路実装のプリント板ユニッ
ト133は、筐体21の側面板24、25の上二段のプ
リント板ユニット挿入用ガイド31と、中間のガイド部
材41のプリント板ユニット挿入用ガイド75との間に
挿入実装され、それぞれのプリント板ユニット用コネク
タ134は、対応するバックパネル用コネクタ32にプ
ラグイン挿入接続される。
【0104】上記、それぞれのプリント板ユニット13
1,132,133の前面側の左右には、梃子式のプリ
ント板ユニット挿抜具135が回動自在に取り付けられ
ており、内側のレバー部を回動動作させることにより、
外側の嘴部が筐体21の前面側枠体フレーム28の側面
に噛み合うか、枠体フレーム28の側面ならびにガイド
部材41の端面板74(図6に示される)の側面に噛み
合って、その梃子作用により、バックパネル用コネクタ
32へのプラグイン挿入接続が確実容易に行なわれる。
【0105】以上のようにして、電子装置141が構成
される。なお、図23は双方のコネクタ32、134は
都合で図示省略して示してある。また、符号の142
は、電子装置141を卓上などの台上に設置させるため
のゴム製の脚である。
【0106】プリント板ユニット131,132,13
3を取り出す必要に応じては、プリント板ユニット挿抜
具135のレバー部を挿入方向とは逆方向に回動させ
て、その梃子作用により、プラグイン接続されているコ
ネクタ接続を容易に抜き外し、取り出すことができる。
【0107】この電子装置141の回線回路搭載のプリ
ント板ユニット133は、回線容量が比較的に小容量、
ないしは、高密度実装し得るものであることから、全幅
を要することなく半幅のプリント板ユニットに十分に実
装することができる場合に適用される。
【0108】電子装置141には、図示していないが、
側面側の電動ファン取り付け用スペース35に、図46
に示されるような電動ファン12を取り付け実装すると
ともに、カバー、前面板などを取り付けて覆い、動作さ
せることにより内部回路の動作にともなう発熱を、カバ
ーの通気孔をとおして換気し、内部回路を冷却維持する
ことができる。
【0109】この際、ガイド部材41の開口79、結合
用部材43の通気孔67、連結用部材44の通気孔10
3などにより、回線回路搭載のプリント板ユニット13
3上の換気が、なんらの支障なく行なわれ得る。
【0110】図24を参照すると、本発明電子装置第2
の一実施形態の、図示省略のカバーなどを取り付けない
状態で、プリント板ユニットを挿入しない状態の斜視図
が示され、図25には挿入状態の正面図、が示される。
【0111】筐体145は、既述した筐体21と基本的
には同様であるが、主要部分について説明すると、左右
の両側面板24、25には、対称位置に前後方向へプリ
ント板ユニット挿入用ガイド31が取り付けられてお
り、前面側の枠体フレーム28ならびに、上面フレーム
29には一段のガイド部材41が取り付けられている。
【0112】背面側のバックパネル26には、それぞれ
のプリント板ユニット挿入用ガイド31に対応する位置
に、バックパネル用コネクタ32が配置実装されてい
る。左右の側面板24、25の上一段のプリント板ユニ
ット挿入用ガイド31の位置と、ガイド部材41のプリ
ント板ユニット挿入用ガイド75の位置とは、それぞれ
が対向するように位置設定されている。
【0113】下段の電源回路搭載のプリント板ユニット
131と、その上の制御回路搭載のプリント板ユニット
132および回線用回路搭載のプリント板ユニット14
6とは、筐体145に対して全幅であり、上段の回線用
回路搭載のプリント板ユニット133は、筐体145に
対して半幅である。
【0114】ここで、全幅とは、筐体145の側面板2
4、25に取り付けられている左右のプリント板ユニッ
ト挿入用ガイド31に挿入可能な寸法幅であり、半幅と
は、筐体145の側面板24、25に取り付けられてい
る左右のプリント板ユニット挿入用ガイド31と、中間
に取り付けられているガイド部材41のプリント板ユニ
ット挿入用ガイド75との間に挿入可能な寸法幅であ
る。
【0115】したがって、図25に示されるように、筐
体145の下三段のプリント板ユニット挿入用ガイド3
1には、電源回路搭載のプリント板ユニット131と、
制御回路搭載のプリント板ユニット132と、回線回路
搭載のプリント板ユニット146と、が挿入実装され、
それぞれのプリント板ユニット用コネクタ134は、対
応するバックパネル用コネクタ32にプラグイン挿入接
続される。
【0116】上一段の回線回路搭載のプリント板ユニッ
ト133は、筐体145の側面板24、25の上一段の
プリント板ユニット挿入用ガイド31と、中間のガイド
部材41のプリント板ユニット挿入用ガイド75との間
に挿入実装され、それぞれのプリント板ユニット用コネ
クタ134は、バックパネル用コネクタ32にプラグイ
ン挿入接続される。
【0117】上記、それぞれのプリント板ユニット13
1,132,146,133の前面側の左右には、梃子
式のプリント板ユニット挿抜具135が回動自在に取り
付けられており、内側のレバー部を回動動作させること
により、外側の嘴部が筐体145の前面側枠体フレーム
28の側面に噛み合うか、枠体フレーム28の側面なら
びにガイド部材41の端面板74(図6に示される)の
側面に噛み合って、その梃子作用により、バックパネル
用コネクタ32へのプラグイン挿入接続が確実容易に行
なわれる。
【0118】以上のようにして、電子装置147が構成
される。なお、図25は双方のコネクタ32、134は
都合で図示省略してある。また符号の142は、電子装
置147を卓上などの台上に設置させるためのゴム製の
脚である。
【0119】プリント板ユニット131,132,13
3,146を取り出す必要に応じては、プリント板ユニ
ット挿抜具135のレバー部を挿入方向とは逆方向に回
動させて、その梃子作用により、プラグイン接続されて
いるコネクタ接続を容易に抜き外し、取り出すことがで
きる。
【0120】この電子装置147の半幅な回線回路実装
のプリント板ユニット133は、回線容量が比較的に小
容量、ないしは、高密度実装し得るものであることか
ら、全幅を要することなく半幅のプリント板ユニットに
十分に実装することができるものである。
【0121】また、全幅な回線回路実装のプリント板ユ
ニット146は、回線容量が大きく大容量で半幅では実
装処理しきれなず、全幅を要するものである。このよう
に、本電子装置147によれば、容量の混在する装置、
あるいは、稼働後の容量変更に対応し得ることができ
る。
【0122】このために、図25の図(a)によれば、
ガイド部材は図12に示されるガイド部材41と連結用
部材44との組み立て体41Aが適用され得る。このよ
うにすることで、図23に示される電子装置141か
ら、下側のガイド部材41を単に取り外すことで容易に
対応可能なものである。
【0123】逆に図25の図(a)の状態から、下側の
ガイド部材41を取り付けることにより、バックパネル
26の用意とともに、容易に図23の電子装置に対応可
能であるなど、要求に応じた選択対応を容易に行なうこ
とができる。
【0124】全幅の回線回路実装のプリント板ユニット
146を実装するに対して、そのプリント板ユニット上
の部品実装の高さが連結用部材44の存在により、制限
されたり支障のある場合には、連結用部材44を取り外
した図(b)に示した状態とすることも、これまた、容
易に可能なことである。必要に応じて取り付けることも
容易なことである。
【0125】図26を参照すると、本発明電子装置第3
の1実施形態の、図示省略のカバーなどを取り付けない
状態で、プリント板ユニットを挿入しない状態の斜視図
が示され、図27には挿入状態の正面図、が示される。
【0126】筐体151は、既述した筐体21と基本的
には同様であるが、主要部分について説明すると、左右
の両側面板24、25には、対称位置に前後方向へプリ
ント板ユニット挿入用ガイド31が取り付けられてお
り、前面側の枠体フレーム28ならびに、上面フレーム
29には基礎部材42が取り付けられ、図9に示される
と同じ状態である。
【0127】背面側のバックパネル26には、それぞれ
のプリント板ユニット挿入用ガイド31に対応する位置
に、バックパネル用コネクタ32が配置実装されてい
る。下段の電源回路搭載のプリント板ユニット131
と、その上の制御回路搭載のプリント板ユニット132
および、上二段の回線回路搭載のプリント板ユニット1
46とは、筐体151に対して全幅である。
【0128】全幅とは、筐体151の側面板24、25
に取り付けられている左右のプリント板ユニット挿入用
ガイド31に挿入可能な寸法幅である。したがって、図
27に示されるように、筐体151の下から順にプリン
ト板ユニット挿入用ガイド31には、電源回路搭載のプ
リント板ユニット131と、制御回路搭載のプリント板
ユニット132と、回線回路搭載のプリント板ユニット
146を2ユニットと、が挿入実装され、それぞれのプ
リント板ユニット用コネクタ134は、対応するバック
パネル用コネクタ32にプラグイン挿入接続される。
【0129】上記、それぞれのプリント板ユニット13
1,132,146の前面側の左右には、梃子式のプリ
ント板ユニット挿抜具135が回動自在に取り付けられ
ており、内側のレバー部を回動動作させることにより、
外側の嘴部が筐体151の前面側枠体フレーム28の側
面に噛み合って、その梃子作用により、バックパネル用
コネクタ32へのプラグイン挿入接続が確実容易に行な
われる。
【0130】以上のようにして、電子装置152が構成
される。なお、図27は双方のコネクタ32、134は
都合で図示省略してある。また、符号の142は、電子
装置152を卓上などの台上に設置させるためのゴム製
の脚である。
【0131】プリント板ユニット131,132,14
6を取り出す必要に応じては、プリント板ユニット挿抜
具135のレバー部を挿入方向はは逆方向に回動させ
て、その梃子作用により、プラグイン接続されているコ
ネクタ接続を容易に抜き外し、取り出すことができる。
【0132】この電子装置152の全幅な回線回路搭載
のプリント板ユニット146は、回線容量が大きく大容
量で半幅では実装処理しきれず、全幅を要する必要から
である。
【0133】筐体151の上面に基礎部材42を取り付
けておくことにより、図27の図(a)に示されるよう
に、結合用部材43を取り付けた状態として、稼働後の
容量変更に対応してガイド部材41を容易に挿入装着し
得るから、半幅なプリント板ユニットを挿入実装するこ
とに応じ得ることができる。
【0134】このような対応は、バックパネル26の用
意とともに、図24の状態ないしは図22の状態となし
得ることである。逆には、図24または図22の状態か
ら、半幅のプリント板ユニット133を、全幅のプリン
ト板ユニット146とする要求に対応させた状態である
と、もいえる。
【0135】図27の図(a)のように、結合用部材4
3を取り付けておくことにより、回線回路搭載のプリン
ト板ユニット146を実装するのに対して、そのプリン
ト板ユニット上の部品実装の高さが結合用部材43の存
在により、制限されたり支障のある場合には、結合用部
材43を取り外した図(b)に示した状態とすること
も、容易に可能なことである。必要に応じて取り付ける
ことも容易なことである。
【0136】図28を参照すると、本発明電子装置第4
の一実施形態の正面図、が示される。この電子装置15
5によると、筐体の構成は基本的に図1と同様である
が、左右の側面板24、25に取り付けられたプリント
板ユニット挿入用ガイド31が、1ユニット分多く、そ
の分高さが高く構成されている。
【0137】また、各部の基本構成も、既述の各発明部
分と同じであり容易に理解されようことから、あえて、
斜視図ならびに、その説明は省略するので、必要に応じ
て該当する箇所の既述した説明ならびに図を参照された
い。
【0138】電子装置155の最下段には、筐体156
の側面板24、25のプリント板ユニット挿入用ガイド
31に挿入装着される全幅なプリント板ユニット131
が実装されている。
【0139】枠体フレーム28ならびに上面フレーム2
9の中央部に取り付けられた、基礎部材42および結合
用部材43に、ガイド部材41と連結用部材44との組
み立て体41Aが3ユニット連続して挿入連結固定さ
れ、その下部にガイド部材41が挿入連結固定されてい
る。
【0140】すなわち、上側の4段分について、半幅な
プリント板ユニット133を左右に挿入実装し得るもの
となるので、きわめて、高密度実装を可能としている。
本実施形態によると、半幅なプリント板ユニット133
がすべての箇所に挿入実装されると、プリント板ユニッ
ト133相互の支持作用により機械的な不安定さは、ほ
とんど心配ないが、プリント板ユニット133が挿入実
装されない状態では、ガイド部材41の連結懸垂状態に
よっては、がたつき傾く、といった現象が生じることも
あるので、その連結数の限度は機械的精度にもより、個
別に決定されるべきである。
【0141】以上のことは、構成について詳細説明をす
ることなく上述したように、既述の各部の構成説明から
理解されよう。また、バックパネル用コネクタ32なら
びにプリント板ユニット用コネクタ134については、
煩雑となることから図示省略してある。
【0142】図29を参照すると、本発明電子装置第5
の一実施形態の正面図、が示される。この電子装置16
1によると、筐体の構成は基本的に図1と同様である
が、図示されるように、より多くのプリント板ユニット
を挿入実装可能としてあり、その分高さが高く構成され
ている。
【0143】それ以外にも、筐体162の高さ方向の中
間部の要所に、筐体内の両端部である側面板24、25
におよぶ支持体163が、プリント板ユニットと平行方
向に本実施形態の場合、2箇所に設けられている。
【0144】この支持体163は、図1に示される枠体
フレーム28の上面部分と、上面フレーム29と、に相
当するものである。したがって、その中央部に基礎部材
42を取り付け得るように構成されている。
【0145】支持体163以外の各部の基本構成につい
ても、既述の各発明部分と同じであり容易に理解されよ
うことから、あえて、斜視図ならびに、その説明は省略
するので、必要に応じて該当する箇所の既述した説明な
らびに図を参照されたい。
【0146】以上で、枠体フレーム28ならびに上面フ
レーム29の中央部に取り付けられた、図示されない基
礎部材42および結合用部材43に、ガイド部材41が
挿入装着されている。
【0147】筐体162の中間上側の支持体163中央
の下面側に取り付けられた、図示されない基礎部材42
および結合用部材43に、ガイド部材41と連結用部材
44との組み立て体41Aと、その下部にガイド部材4
1が、それぞれ挿入装着されている。
【0148】筐体162の中間下側の支持体163中央
の下面側に取り付けられた、図示されない基礎部材42
および結合用部材43に、ガイド部材41と連結用部材
44との組み立て体41Aが3ユニット連続して挿入連
結固定され、その下部にガイド部材41が挿入装着され
ている。
【0149】以上で、上側の支持体163上の領域に
は、上部に半幅なプリント板ユニット133を、ガイド
部材41の両側に2ユニット挿入実装可能とし、その下
方に全幅なプリント板ユニット146を3段に挿入実装
可能としている。
【0150】中間部の上下の支持体163に囲まれた領
域には、上部に半幅なプリント板ユニット133を2
段、ガイド部材41の両側に4ユニット挿入実装可能と
し、その下方に全幅なプリント板ユニット146を2段
に挿入実装可能としている。
【0151】下側の支持体163と筐体162の底面板
22との間の領域には、上部に半幅なプリント板ユニッ
ト133を、ガイド部材41の両側に8ユニット挿入実
装可能とし、その下方に全幅なプリント板ユニット13
1を1段挿入実装可能としている。
【0152】以上のことは、構成について詳細説明をす
ることなく上述したように、既述の各部の構成説明から
理解されよう。また、バックパネル用コネクタ32なら
びにプリント板ユニット用コネクタ134については、
煩雑となることから図示省略してある。
【0153】図30は、本発明電子装置第6の一実施形
態の筐体165の斜視図である。筐体165は、基本的
な構成は図1に示されると同様であり、同様部分には同
一符号を付して示してあるので、既述の説明ならびに該
当箇所の図を参照されたい。
【0154】以下に、概略説明すると、底面板22のフ
レーム23上に左右の両側面板24、25が並行状態に
立設され、左右の両側面板24、25間の背面側を塞ぐ
ように、プリント板ユニットからなるバックパネル26
が取り付けられている。バックパネル26と対応する前
面側開口27は、門構え状の枠体フレーム28により開
口27が構成される。両側面板24、25の上側は、要
所に配置される補強を兼ねた上面フレーム29で連結さ
れている。
【0155】両側面板24、25の内面側には、対向す
るようにして前後方向に延び、上下方向に並列された対
のプリント板ユニット挿入用ガイド31が複数対設けら
れている。バックパネル26には上下方向に並列して複
数のバックパネル用コネクタ32が配置実装されてい
る。これらのプリント板ユニット挿入用ガイド31と、
バックパネル用コネクタ32とは、それぞれ対応するよ
うに設けられている。
【0156】両側面板24、25には、それぞれ通気孔
33、34が形成されており、プリント板ユニット挿入
用ガイド31が通気孔33、34を横切るように覗いて
いる。
【0157】右側の側面板25の外側の空間は、図46
に示されたと同様な電動ファン12の取り付け用スペー
ス35である。図示しないが、上面と両側面とを覆うカ
バーが取り付けられるとともに、開口27部分には前側
パネル板が取り付けられ、全体としては箱体状となり、
カバー側面の通気孔により内部の空気が側面の電動ファ
ンで換気されるようになる。
【0158】筐体165の上面中央部分には、枠体フレ
ーム28と上面フレーム29とに、図8および図9に示
された、ねじ孔114を有する傾斜面113およびねじ
挿通孔112とが形成されているが、本実施形態にあっ
ては、その左右両側にも、所定間隔を介して同じ傾斜面
113とねじ挿通孔112とが形成されており、都合3
列分が設けられている。
【0159】本実施形態では、図4に示される基礎部材
42を中央部分には取り付けずに、左右の部分に、ねじ
111で取り付け、さらに、図5に示される結合用部材
43を挿入し、それぞれを、ねじ115で取り付け締め
つけて固定させるのであるが、図30にあっては図示右
側に基礎部材42を取り付け、左側にガイド部材41と
連結用部材44との組み立て体41A、ならびに、その
下方にガイド部材41を挿入し取り付けた状態が示され
る。
【0160】図31には、図示右側の基礎部材42に結
合用部材43を取り付け、ガイド部材41と連結用部材
44との組み立て体41A、ならびに、その下側にガイ
ド部材41を挿入し取り付けた状態が示される。
【0161】この、電子装置第6の実施形態は、図32
の正面図を参照すると明確なものとなる。すなわち、電
子装置166の右側のガイド部材41は2段のままであ
るが、左側にはガイド部材41が4段に連結された状態
である。
【0162】最下段には、既述したと同様な、両側面板
24、25間に相当する全幅なプリント板ユニット13
1が挿入実装されているが、最上段と、その下段には、
両側面板24、25間を3等分するに相当する幅の3三
分の一幅のプリント板ユニット167が装置実装され
る。
【0163】その下の2段には、図示左側に、同じく三
分の一幅のプリント板ユニット167が挿入実装される
ことは同じであるが、図示右側には三分の二幅に相当す
るプリント板ユニット168が挿入実装され得るように
している。
【0164】三分の二幅のプリント板ユニット168の
幅は、三分の一幅のプリント板ユニット167の幅の二
倍幅よりも、実際には、ガイド部材41の幅分広いもの
となる。逆には、三分の一幅のプリント板ユニット16
7の幅は三分の二幅のプリント板ユニット168の幅の
半分よりも、ガイド部材41の半幅分狭いものとなる。
【0165】三分の一幅のプリント板ユニット167
は、既述した半幅のプリント板ユニット133よりも、
回線容量が少なく搭載実装可能な場合、または、より高
密度化されて、同容量搭載実装可能な場合などに適用さ
れ得る。
【0166】三分の二幅のプリント板ユニット168
は、半幅のプリント板ユニット133(図22に示され
る)と全幅のプリント板ユニット146(図26に示さ
れる)との中間のサイズとして搭載実装し得るものであ
る。
【0167】図31または図32の状態としてプリント
板ユニットを搭載実装し得ることに代えて、図30の筐
体165の状態は、図示右側の上側すべてに、三分の二
幅のプリント板ユニット168を挿入実装し得ることが
できる状態とすることができるものとするか、右側に取
り付けられている基礎部材42にガイド部材41を4段
連結して取り付け、三分の一幅のプリント板ユニット1
67を8ユニット挿入実装可能な状態とすることがで
き、たとえば、回線容量の多少、または、増減要求に容
易に応じることができる。
【0168】図33を参照すると、本発明電子装置第7
の一実施形態の正面図、が示される。この電子装置17
1によると、筐体の構成は基本的に図30と同様である
が、図示されるように、より多くのプリント板ユニット
を挿入実装可能としてあり、その分高さを高く構成され
ている。
【0169】それ以外にも、筐体172の高さ方向の中
間部の要所に、筐体内の両端部である側面板24、25
におよぶ支持体173が、プリント板ユニットと平行方
向に本実施形態の場合、2箇所に設けられている。
【0170】この支持体173は、図30に示される枠
体28の上面部分と、上面フレーム29と、に相当する
ものである。したがって、その中央部に基礎部材42を
取り付け得る以外に、中央部の左右両側にも、基礎部材
42を取り付け得るように構成されている。
【0171】支持体173以外の各部の基本構成は、既
述の各発明部分と同じであり容易に理解されようことか
ら、あえて、斜視図ならびに、その説明は省略するの
で、必要に応じて該当する箇所の既述した説明ならびに
図を参照されたい。
【0172】以上で、枠体28ならびに上面フレーム2
9の中央部の左右両側に取り付けられた、図示されない
基礎部材42および結合用部材43に、ガイド部材41
が挿入装着されている。
【0173】筐体172の中間上側の支持体173中央
の下面側に取り付けられた、図示されない基礎部材42
および結合用部材43に、ガイド部材41と連結用部材
44との組み立て体41Aと、その下部にガイド部材4
1が、それぞれ挿入装着されている。
【0174】筐体172の中間下側の支持体173中央
部左側の下面側に取り付けられた、図示されない基礎部
材42および結合用部材43に、ガイド部材41と連結
用部材44との組み立て体41Aが3ユニット連続して
挿入連結固定され、その下部にガイド部材41が挿入装
着されている。
【0175】以上で、上側の支持体173上の領域に
は、上部に三分の一幅のプリント板ユニット133を、
ガイド部材41間と両側とに3ユニット挿入実装可能と
し、その下方に全幅なプリント板ユニット146を3段
に挿入実装可能としている。
【0176】中間部の上下の支持体173に囲まれた領
域には、上部に半幅なプリント板ユニット133を2
段、ガイド部材41の両側に4ユニット挿入実装可能と
し、その下方に全幅なプリント板ユニット146を2段
に挿入実装可能としている。
【0177】下方の支持体173と筐体172の底面板
22との間の領域には、上部に三分の一幅のプリント板
ユニット167と、三分の二幅のプリント板ユニット1
68とを、ガイド部材41の両側に、それぞれ4ユニッ
トずつ挿入実装可能とし、その下方に全幅なプリント板
ユニット131を1段挿入実装可能としている。
【0178】以上のことは、構成について詳細説明をす
ることなく上述したように、既述の各部の構成説明から
理解されよう。また、バックパネル用コネクタ32なら
びにプリント板ユニット用コネクタ134については、
煩雑となることから図示省略してある。
【0179】図34に、本発明電子装置第8の一実施形
態に適用される、結合用部材181、ならびにガイド部
材182の2段分、が斜視図に示される。結合用部材1
81は、プリント板ユニットの挿入方向に延びる帯状の
基板183の上面に所定間隔で間隔部材184が突設さ
れており、それぞれにねじ孔185が形成されている。
【0180】基板183の下側には、断面鳩尾形のあり
溝186が長手方向に延びて形成されており、正面側の
端面には、あり溝の左右2箇所にねじ孔187が設けら
れている。
【0181】2段のガイド部材182は同一形状のもの
である。ガイド部材182は断面視方形をなし結合用部
材181と同方向に延び、上面にあり溝186に嵌まり
合う断面鳩尾型の突条191が長手方向の前後方向に延
在されている。
【0182】両側面には、下方に前後方向に延びる溝で
なるプリント板ユニット挿入用ガイド192と、その上
側に左右を貫通する長方形の通気孔193が、この実施
形態にあっては3箇所に設けられている。
【0183】ガイド部材182の下側には、基板183
と同様のあり溝194が前後方向に延びて形成されてお
り、上面に設けられている鳩尾型の突条191に対応し
て嵌まり合える(ただし、別のガイド部材182の)よ
うに構成されている。
【0184】前面側には、平面視狭幅な首部195を介
して端面板196が一体形成されており、上側の左右に
ねじ挿通孔197と、その背面側に段差198とが形成
されている。
【0185】端面板196の下側には前面側に段差19
9と、段差面の両側にねじ孔201と、が形成されてい
る。この、結合用部材181とガイド部材182との結
合状態が、図35に示される。図35の図(a)は組み
合わせ結合状態の側面図が示され、図(b)に図(a)
の矢視N−Nの断面図、図(c)に図(b)のP部の拡
大図が、それぞれ示される。
【0186】図34をも参照し、まず、結合用部材18
1の、あり溝186の前面側から、上側のガイド部材1
82の鳩尾型の突条191の背面側先端を嵌め込み、押
し込んで挿入させることにより、結合用部材181の基
板183前端面に、ガイド部材182の端面板196上
側の背面側の段差198面が接触して位置決めされる。
【0187】ついで、結合用部材181に挿入された上
側のガイド部材182の下面の、あり溝194前面側か
ら、下側のガイド部材182の鳩尾型の突条191の背
面側先端を嵌め込み、押し込んで挿入させることによ
り、上側のガイド部材182の端面板196下側の前面
側の段差199面に、下側のガイド部材182の端面板
196上側の背面側の段差198面が接触して位置決め
される。
【0188】結合部材181とガイド部材182とは、
端面板196の前面から挿入されるねじ202により締
めつけ固定され、上側のガイド部材182と下側のガイ
ド部材182とは、下側のガイド部材182の端面板1
96の前側から挿入されるねじ203により締めつけ固
定される。
【0189】以上の状態が、図35に示される。ガイド
部材182は2段に連結されることを説明したが、図な
らびに説明から、より多段に連結可能であることは、あ
えて説明するまでもなく容易に理解されよう。
【0190】図36は、本発明電子装置第8の一実施形
態に適用される筐体205の斜視図である。筐体205
は基本的に、図1に示されると同様であるが、概略説明
すると、底面板22のフレーム23上に左右の両側面板
24、25が平行状態に立設され、左右の両側面板2
4、25間の背面側を塞ぐように、プリント板ユニット
からなるバックパネル26が取り付けられている。
【0191】バックパネル26と対応する前面側開口2
7は、門構え状の枠体フレーム28により開口27が構
成される。両側面板24、25の上側は、要所に配置さ
れる補強を兼ねた上面フレーム29で連結されている。
【0192】両側面板24、25の内面側には、対向す
るようにして前後方向に延び、上下方向に並列された対
のプリント板ユニット挿入用ガイド31が複数対設けら
れている。バックパネル26には上下方向に並列して複
数のバックパネル用コネクタ32が配置実装されてい
る。これらのプリント板ユニット挿入用ガイド31と、
バックパネル用コネクタ32とは、それぞれ対応するよ
うに設けられている。
【0193】両側面板24、25には、それぞれ通気孔
33、34が形成されており、プリント板ユニット挿入
用ガイド31が通気孔34、34を横切るように覗いて
いる。
【0194】右側の側面板25の外側の空間は、図46
に示されたと同様な電動ファン12取り付け用スペース
35である。図示しないが、上面と両側面とを覆うカバ
ーが取り付けられるとともに、開口27部分には前面パ
ネル板が取り付けられ、全体として箱体状となり、カバ
ー側面の通気孔により内部の空気が電動ファンで換気さ
れるようになる。
【0195】本実施形態における、ガイド部材の取り付
け手順について、以下詳細に説明すると、開口27から
結合用部材181を図示されるように位置させるととも
に、筐体205の3箇所の上面フレーム29上に、それ
ぞれ取り付け用のねじ111を配置させる。
【0196】上面フレーム29の中央部には、ねじ挿通
孔112が形成されているから、ねじ111を挿入させ
るとともに、結合用部材181のねじ孔185にねじ込
み、締めつけることにより、取り付け固定される。この
状態が、図37に示される。図(a)は要部断面の全体
斜視図であり、図(b)は図(a)のQ部の部分拡大
図、である。
【0197】上面フレーム29は、上下方向の機械的な
剛性強度を与えるために、比較的に浅いハット形に折り
曲げられているから、このハット形の内部に間隔部材1
84の部分が嵌まり込み、基板183の上面は上面フレ
ーム29の下面よりも、僅かに下側に位置される。
【0198】図37の、図(b)に示されるように、結
合用部材181の基板183の前端面は、筐体205の
枠体28の前端よりも僅かに内側位置である。図35を
参照して説明したと同様にして、結合用部材181の、
あり溝186の前面側から、ガイド部材182の鳩尾状
の突条191の背面側先端を嵌め込み、押し込んで挿入
させることにより、結合用部材181の基板183前端
面に、ガイド部材182の端面板196上側の背面側の
段差198が接触して位置決めされる。
【0199】端面板196の、ねじ挿通孔197から、
ねじ202を挿入するとともに、基板183端面のねじ
孔187にねじ込み、締めつけて固定させる。この状態
が図38に示される。図(a)は要部断面の全体斜視図
であり、図(b)は図(a)のR部の部分拡大図、であ
る。
【0200】ついで、やはり図35を参照して説明した
と同様にして、結合用部材181に挿入結合された上側
のガイド部材182の下面の、あり溝194の前面側か
ら、下側のガイド部材182の鳩尾型の突条191の背
面側先端を押し込み挿入させることにより、上側のガイ
ド部材182の端面板196下側の段差199面に、下
側のガイド部材182の端面板196上側の背面側の段
差198が接触して位置決めされる。
【0201】下側のガイド部材182の端面板196
の、ねじ挿通孔197から、ねじ203を挿入するとと
もに、上側のガイド部材182の端面板196のねじ孔
201にねじ込み、締めつけて固定させる。
【0202】以上のようにして連結結合された、2段の
ガイド部材182は、図23に示される電子装置141
と、実質同一であり同様の機能を有するものである。こ
のような図23の電子装置141に限定されるものでは
なく、その他の既述したような、すべての各種実施の形
態を含み、応用変形され得る実施の形態に適用可能なこ
とは、説明するまでもなく容易に理解されるべきであ
り、本発明に含まれることである。
【0203】しかしながら、ガイド部材182は、上記
電子装置141に適用されるガイド部材41Aまたは4
1とは、好ましい方向で異なる。すなわち、前述のガイ
ド部材の組み立て体41Aは、筐体に、まず基礎部材4
2ならびに結合部材43を取り付けるに対して、本実施
形態によれば、結合用部材181のみで構成されるもの
である。
【0204】また、ガイド部材の組み立て体41Aが、
図6を参照して、本体部71にプリント板ユニット挿入
用ガイド75と連結部材44とを取り付け組み立てるに
対して、ガイド部材182のみで構成されるものであ
る。したがって、本実施形態のガイド部材182は、ガ
イド部材41に連結部材44をそなえた一体型なことに
ほかならない。
【0205】このような、結合用部材181、ガイド部
材182、は合成樹脂成型品により、それぞれ一体形成
されるものであり、寸法精度の安定性と熱膨張率の低
い、公知なエンジニアリング・プラスチック材が適す
る。とりわけ、ガラス繊維や炭素繊維、または、これら
粉末の強化材の混入された材料から選択適用されるのが
好ましい。
【0206】しかしながら、結合用部材181を金属材
とすることは、熱膨張の影響を受けることが少ないの
で、より好ましいことである。なお、結合用部材18
1、ガイド部材182、の結合ならびに連結手段として
あり溝186,194と鳩尾型の突条191としたが、
このような手段に限定されるものではなく、T溝とT型
の突条との結合手段、その他の同様な挿入結合ならびに
連結手段が適用され得ることも、本発明に含まれること
である。
【0207】本発明第9の一実施形態に適用される筐体
について、以下に説明する。図36において、筐体20
5の上面フレーム29をハット形として、結合用部材1
81の間隔部材184の部分を、ハット形の凹部に嵌ま
り込むとしたが、上面フレーム29のハット形を上下逆
とし、ハット形の頂面を筐体205の両側面板24、2
5の上面と接触させて取り付けるようにすると、結合用
部材181の取り付け面は側面板24、25の上面と同
一面となることになる。
【0208】したがって、凹部に嵌まり込ませる部分、
すなわち、間隔部材184の部分を必要としなことか
ら、結合用部材181の間隔部材184の部分を無くし
て、ストレートな基板183そのものとすることができ
る。
【0209】このような点に着目すると、図1に関連し
て図4に示される基礎部材42の第2の間隔部材53を
要することなく、第1の間隔部材52のみとして基礎部
材42を上下逆な上面フレーム29の下面に取り付ける
ことができるものとなる。
【0210】さらには、図4の基礎部材42と図5の結
合用部材43とを一体化し、結合用部材43の開口溝6
5を無くして平坦面とするとともに、基礎部材42の第
1の間隔部材52を平坦面上に配置して設けるととも
に、ねじ孔54を形成するようにもできることが可能で
ある。このようにして、直接結合用部材を筐体に取り付
け得ることができる。
【0211】図39は、本発明電子装置第10の一実施
形態に適用される基礎部材の概略の斜視図が示される。
基礎部材211は、バックパネル26を上下方向にまた
ぐような断面方形の柱状をなし、上下の脚部212でバ
ックパネル26と接するようであるとともに、図示省略
の筐体フレームならびにバックパネル26を貫通するね
じ213により、取り付け固定されるようになってい
る。
【0212】基礎部材211の正面側に所定間隔、すな
わち、具体的には挿入されるプリント板ユニットの並列
される間隔ごとに、取り付け手段であるところの、円錐
形の凹孔215とねじ孔216との組み合わせ対が上下
の位置関係に形成されている。
【0213】図40を参照すると、本発明電子装置第1
0の一実施形態に適用される筐体221の一部断面した
状態の斜視図が示される。本実施形態の筐体221の主
要部は、基本的に、図1に示されると同様であるが、概
略説明すると、底面板22のフレーム23上に左右の両
側面板24、25が平行状態に立設され、左右の両側面
板24、25間を塞ぐように、プリント板ユニットから
なるバックパネル26が取り付けられている。
【0214】バックパネル26と対応する前面側開口2
7は、門構え状の枠体フレーム28により開口27が構
成される。両側面板24、25の上側は、要所に配置さ
れる補強を兼ねた上面フレーム29で連結されている。
【0215】両側面板24、25の内面側には、対向す
るようにして前後方向に延び、上下方向に並列された対
のプリント板ユニット挿入用ガイド31が複数対設けら
れている。バックパネル26には上下方向に並列して複
数のバックパネル用コネクタ(図示省略)32が配置実
装されている。これらのプリント板ユニット挿入用ガイ
ド31と、バックパネル用コネクタ32とは、それぞれ
対応するように設けられている。
【0216】両側面板24、25には、それぞれ通気孔
33、34が形成されており、プリント板ユニット挿入
用ガイド31が通気孔33、34を横切るように覗いて
いる。
【0217】右側の側面板25の外側の空間は、図46
に示されたと同様な電動ファン12取り付け用スペース
である。図示しないが、上面と両側面とを覆うカバーが
取り付けられるとともに、開口27部分には前面パネル
板が取り付けられ、全体として箱体状となり、カバー側
面の通気孔により内部の空気が電動ファンで換気される
ようになる。
【0218】図39で説明した、本実施形態になる基礎
部材211がバックパネル26の中央部分に取り付けら
れる。この基礎部材211の凹孔215と対のねじ孔2
16とにより、任意な所望位置にガイド部材225が取
り付けられる。ガイド部材225は方形の柱状をなしプ
リント板ユニットの挿入される方向に延び、その背面側
端面が基礎部材211の正面に接して取り付けられる。
【0219】ガイド部材225の両側面には、溝でなる
プリント板ユニット挿入用ガイド226と、その上側に
側面間を貫通する通気孔227と、が設けられており、
前面端から背面端に貫通するねじ挿通孔228には、長
いねじ229が貫通して嵌められている。
【0220】この状態は図41の要部を示す概略の側断
面図を参照すると理解し易い。なお、図41は基礎部材
211を取り付け固定するための、筐体のフレーム部分
は図示省略してあり、図示上側のガイド部材225は取
り付けられていない状態を、下側のガイド部材225は
取り付けられた状態、にそれぞれ示されている。
【0221】図に示されるように、ガイド部材225の
背面側先端面には、取り付け手段である、基礎部材21
1の凹孔215に対応する円錐形の係合突起231が形
成されている。
【0222】基礎部材211の正面にガイド部材225
の背面側の端面を当てがうように、凹孔215に係合突
起231を嵌め込ませることにより、基礎部材211に
対するガイド部材225の取り付け位置が、円錐形すな
わち、テーパ嵌合によって正確に設定される。
【0223】ねじ229を基礎部材211のねじ孔21
6に合わせ、先端のねじ部232をねじ込み締めつける
ことにより、ガイド部材225の端面が基礎部材211
の面に押しつけられるとともに、テーパ嵌合も一層緊密
な係合状態となり、強固にして安定な直交姿勢が得られ
る。このようなことは、テーパ角度が浅いほど、緊密な
係合関係が得られるものとなる。
【0224】取り付け手段である、係合突起231とね
じ229との離間した位置関係により、ガイド部材22
5が係合突起231を中心に回転することなく、位置決
めされることとなる。
【0225】基礎部材211は、好ましくは金属、たと
えば、構造用鋼材に適当なめっき処理を施したものであ
ってもよいが、アルミニウム合金、あるいは、強固な合
成樹脂材などとすることで、軽量化を図ることができ
る。
【0226】ガイド部材225は、アルミニウム合金の
ダイカスト成型品、あるいは、強固な合成樹脂材の成型
品などから、選択される。本実施形態によれば、基礎部
材211の凹孔215とねじ孔216とのみにより、基
礎部材211に対して、ガイド部材225の取り付け位
置を任意に選択設定することができるので、きわめて好
都合である。
【0227】図42は、本発明電子装置第10の一実施
形態の分離状態の斜視図が示される。なお、筐体221
の枠体28を一部破断して示されている。本実施形態に
よると、筐体221の側面板24、25には、それぞれ
4段分のプリント板ユニット挿入用ガイド31が取り付
けられている。
【0228】基礎部材211には、同様に4段分のガイ
ド部材225が取り付けられるように、取り付け手段で
ある、対の凹孔215とねじ孔216とが設けられてい
る。この、基礎部材211に図41で説明のようにし
て、ガイド部材225を取り付けると、ガイド部材22
5のプリント板ユニット挿入用ガイド226は、それぞ
れ、側面板24、25のプリント板ユニット挿入用ガイ
ド31と対応し対向するように設定されている。
【0229】しかして、本実施形態にあっては、上から
2段目と3段目との位置に、ガイド部材225を取り付
けたことにある。このようにすることで、図から明らか
なように、最上段の位置に全幅のプリント板ユニット1
46を挿入実装し、2段目と3段目との位置にガイド部
材225の両側に、半幅なプリント板ユニット133
を、合計で4ユニット挿入実装し、最下段に全幅なプリ
ント板ユニット131を挿入実装することができる。
【0230】なお、図42においても、バックパネル用
コネクタ32ならびにプリント板ユニット用コネクタ1
34とは、図示煩雑となることから、都合により省略し
て示してある。
【0231】以上のように、半幅なプリント板ユニット
133の挿入実装領域に対して、その上下両側に全幅な
プリント板ユニット146、131を挿入実装すること
を可能としている。もちろん、すべての各段に半幅なプ
リント板ユニット133を挿入実装することも、ガイド
部材225を取り付けることにより可能である。
【0232】より、多段なプリント板ユニットを実装可
能とした筐体において、交互に、あるいは、任意間隔に
半幅なプリント板ユニットと、全幅なプリント板ユニッ
トと、を組み合わせ実装することも可能なことである。
このようなことは、図33などに示されるような、支持
体173を要することのないものである。
【0233】本発明電子装置233における実施形態に
よれば、基礎部材211を筐体221の幅方向の中央部
に設けたが、幅方向の任意位置、たとえば、三分の一の
位置に設定することで、図32などに示されるようなこ
とが可能である。
【0234】ガイド部材225の前面に図34で説明の
ような、ガイド部材182の首部195と、端面板19
6に相当する左右への張り出し部分を一体形成すること
により、プラグイン接続の挿抜にともなう、プリント板
ユニット挿抜具135の操作を可能とすることができ
る。
【0235】図43は、図39に示される基礎部材21
1の改善された基礎部材211Aであり、図(a)は斜
視図、図(b)はガイド部材225との組み合わせ状態
の要部平面図、である。
【0236】基礎部材211Aは、図39をも参照し
て、バックパネル26を上下方向にまたぐような断面方
形の柱状の左右両側に、前面側に突出するガイド235
が上下方向に設けられ、上下の脚部212でバックパネ
ル26と接するようであり、筐体フレームならびにバッ
クパネル26を貫通するねじ213により、取り付け固
定されるようになっている。
【0237】基礎部材211Aの正面側に所定間隔、す
なわち、具体的には挿入されるプリント板ユニットの並
列される間隔ごとに、取り付け手段である、円錐形の凹
孔215とねじ孔216との組み合わせ対が上下の位置
関係に形成されている。
【0238】図40、図41に示されるように、基礎部
材211Aを基礎部材211に代えて取り付け、図
(b)に示されるようにガイド部材225を取り付ける
と、ガイド部材225の背面側端部はガイド235の間
に丁度嵌まり込み、位置決めされる。
【0239】このようなことは、図41におけるガイド
部材225の、ねじ孔228とねじ229との嵌まり合
いを緩和させることを可能とし、係合突起231を中心
に回転することなく、正確な位置決め状態が得られる。
【0240】図44は、図41に対応した側断面図であ
り、図41に示される基礎部材211とガイド部材22
5との関係の一層改善された、基礎部材211Bとガイ
ド部材225Aとの要部概略の側断面図であり、図示上
側のガイド部材225Aは取り付けされていない状態
を、下側のガイド部材225Aは取り付けられた状態、
にそれぞれ示されている。
【0241】なお、図41においても、基礎部材211
Bを取り付け固定するための、筐体のフレーム部分は図
示省略してある。基礎部材211Bは、図39、図41
ならびに図43をも参照して、バックパネル26を上下
方向にまたぐような断面方形の柱状の左右両側に、前面
側に突出するガイド235が上下方向に設けられ、上下
の脚部212でバックパネル26と接するようであり、
筐体フレームならびにバックパネル26を貫通するねじ
213により、取り付け固定されるようになっている。
【0242】基礎部材211Bの正面側に所定間隔、す
なわち、具体的には挿入されるプリント板ユニットの並
列される間隔ごとに、取り付け手段であるところの、正
確な円形の貫通孔237とねじ孔216との組み合わせ
対が上下の位置関係に形成されている。
【0243】ガイド部材225Aは、方形の柱状をなし
プリント板ユニットの挿入される方向に延び、その背面
側端面が基礎部材211Bの正面に接して取り付けられ
る。ガイド部材225Aの両側面には、溝でなるプリン
ト板ユニット挿入用ガイド226と、その上側に側面間
を貫通する通気孔227と、が設けられており、前面端
から背面端に貫通するねじ挿通孔228には、長いねじ
229が貫通して嵌められている。
【0244】ガイド部材225Aの背面側先端側には、
基礎部材211Bの円形の貫通孔237に対応して精密
に嵌まり合える、取り付け手段である、円柱形の係合突
起238と、その周囲に凹所である窪み239により上
下端に横方向の突条241,242と、が形成されてい
る。
【0245】図40を参照して、基礎部材211Bを基
礎部材211に代えて取り付け、図44に示されるよう
に、基礎部材211Bの正面にガイド部材225Aを背
面側の端面を当てがうように、貫通孔237に係合突起
238を嵌め込ませることにより、基礎部材211Bに
対するガイド部材225Aの取り付け位置が、貫通孔2
37と係合突起238との嵌合によって正確に設定され
る。
【0246】ねじ229を基礎部材211Bのねじ孔2
16に合わせ、先端のねじ部232をねじ込み締めつけ
ることにより、ガイド部材225Aの端面の上下の突条
241,242面が、窪み239の存在によって効果的
に基礎部材211Bの面に押しつけられ、強固にして安
定な直交姿勢が得られる。
【0247】また、ガイド部材225Aの背面側端部の
両側面は、図43の図(b)に示されるように、ガイド
235の間に丁度嵌まり込み、位置決めされるから、ガ
イド部材225Aの、ねじ孔228とねじ229との嵌
まり合いに余裕を与えることができ、係合突起238を
中心に回転することなく、正確な位置決め状態が得られ
る。
【0248】図45は、本発明電子装置第11の一実施
形態の正面図が示される。この電子装置245による
と、筐体の構成は基本的に図1を正面視方向で横転させ
た状態と同様であるが、図示されるように、プリント板
ユニットを水平方向ではなく垂直方向とするとともに、
より多くのプリント板ユニットを挿入実装可能としてい
る。
【0249】それ以外にも、筐体246の幅方向の中間
部に、筐体内の両端部である高さ方向の上下の側面板2
4、25におよぶ支持体163が、プリント板ユニット
と平行方向に本実施形態の場合、1箇所に設けられてい
る。
【0250】図では見えないが、側面板24、25の内
面側には、プリント板ユニット挿入用ガイド31が横方
向へ所定間隔に並列し、上下で対向して平行に取り付け
られている。
【0251】また、このような構成は、図29の電子装
置161を横転させて示されると同様であることから、
各部の符号は、理解を容易とするために、代表的に図1
ならびに図29を引用して同一部分に同一符号を付与す
る。
【0252】筐体246の下方側には、内部に電源装置
ならびに、エアフイルタが収容されている追加の部分2
47であり、上方側には、内部空気を外部に排出させる
ための電動ファン248が収容されている部分である。
【0253】支持体163は、図29で説明と同じであ
り、中央部に基礎部材42を取り付け得る。枠体28な
らびに、この実施形態にあっては側面フレーム29と、
支持体163と、の中央部に取り付けられた、図示され
ない基礎部材42および結合用部材43と、にガイド部
材と連結用部材44の組み立て体41Aが横方向へ3ユ
ニット連続して挿入連結固定され、その側方にガイド部
材41が挿入装着されている。
【0254】以上で、支持体163の図示左側の領域に
は、ガイド部材41の上下に半幅なプリント板ユニット
133を4列に、都合8ユニットを挿入実装可能とし、
その右側に全幅なプリント板ユニット146を4列、4
ユニット挿入実装可能としている。
【0255】支持体136の図示右側の領域にも同じ状
態にプリント板ユニット133、146を挿入実装可能
としている。この電子装置245の実施形態から明らか
なように、本発明電子装置は既述した、すべての電子装
置の実施形態に限定されることなく、本実施形態のよう
に、プリント板ユニットを垂直姿勢とした電子装置とし
て適用し得るものであり、そのための格別な構成を、と
くに要するものでないことにある。
【0256】このようなことは、ガイド部材を筐体に対
して懸垂する方向に取り付けることなく、下側から積み
上げる方向に取り付けるようにすることも、可能なこと
を意味している。
【0257】以上のことから、本発明のすべての実施形
態に関して、各構成要素を組み合わせ各種の応用、変形
例を組み合わせて勘案することも含まれることは、いう
までもないことである。
【0258】本明細書では、前面、背面、左右などと指
定し説明したが、このようなことは、図との関係を明確
とするためのことであり、実体においては、このような
ことに限定されるものではない。プリント板ユニットを
水平姿勢とすること、垂直姿勢とすること、などは任意
に適用し得ることであり、また、たとえば、背面側を実
体において前面側となし得ることも、同様に可能なこと
からである。
【0259】
【発明の効果】以上、詳細に説明のように本発明電子に
よると、第1に、プリント板ユニット挿入用ガイドを有
する筐体と、挿入されるプリント板ユニットと平行する
筐体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向けて
設けられる基礎部材と、基礎部材に嵌まり合って挿入さ
れる端部が筐体開口側で取り付け固定される結合用部材
と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿入用
ガイドが設けられてなり結合用部材に嵌まり合って挿入
結合されるガイド部材と、が取り付けられてなる電子装
置である。
【0260】上記、第1発明によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内所定位置に、基礎部材
をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて筐
体に基礎部材を取り付けるとともに結合用部材を基礎部
材に挿入固定し、この結合用部材にガイド部材を挿入し
て取り付けることにより、ガイド部材の側面のプリント
板ユニット挿入用ガイドと筐体内面の挿入用ガイドとに
より、あるいは、複数のガイド部材の挿入用ガイド間
に、任意幅のプリント板ユニットを挿入装着し得る。全
幅のプリント板ユニットを挿入装着するには、ガイド部
材を取り外すか、結合用部材をも取り外して応じ得る。
【0261】第2に、プリント板ユニット挿入用ガイド
を有する筐体と、挿入されるプリント板ユニットと平行
する筐体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向
けて設けられる基礎部材と、基礎部材に嵌まり合って挿
入される端部が筐体開口側で取り付け固定される結合用
部材と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿
入用ガイドが設けられてなり結合用部材に嵌まり合って
挿入結合されるガイド部材と、ガイド部材の結合用部材
に挿入される面と対応する側に該ガイド部材とは異なる
ガイド部材を挿入し得る連結用部材と、が設けられた電
子装置である。
【0262】上記、第2発明によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内所定位置に、基礎部材
をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて筐
体に基礎部材を取り付けるとともに結合用部材を基礎部
材に挿入固定し、この結合用部材にガイド部材を挿入し
取り付けること、さらに、ガイド部材に結合用部材と同
一な機能をそなえる連結用部材を取り付けることで、複
数段にガイド部材を設けることができ、ガイド部材の側
面のプリント板ユニット挿入用ガイドと筐体内面の挿入
用ガイドとにより、あるいは、複数のガイド部材の挿入
用ガイド間に、複数段に任意幅のプリント板ユニットを
挿入装着することができる。全幅のプリント板ユニット
に対しては、ガイド部材を取り外すか、結合用部材であ
る連結用部材をも取り外して応じ得る。
【0263】第3に、プリント板ユニット挿入用ガイド
を有する筐体と、挿入されるプリント板ユニットと平行
方向に設けられ筐体内の両端部におよぶ支持体と、支持
体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向けて取
り付け固定される基礎部材と、基礎部材に嵌まり合って
挿入され端部が支持体に取り付け固定される結合用部材
と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿入用
ガイドが設けられてなり結合用部材に嵌まり合って挿入
結合されるガイド部材と、が取り付けられてなる電子装
置である。
【0264】上記、第3の発明によると、任意幅のプリ
ント板ユニットを装着すべく支持体の位置に、基礎部材
をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて支
持体に基礎部材を取り付けるとともに、結合用部材を基
礎部材に挿入固定し、結合用部材にガイド部材を挿入し
取り付けることで、ガイド部材の側面のプリント板ユニ
ット挿入用ガイドと筐体内の挿入用ガイドにより、ある
いは、,複数のガイド部材の挿入用ガイド間に、任意幅
のプリント板ユニットを挿入装着し得る。全幅のプリン
ト板ユニットに対しては、ガイド部材を取り外すか、結
合用部材をも取り外して応じ得る。
【0265】第4に、プリント板ユニット挿入用ガイド
を有する筐体と、挿入されるプリント板ユニットと平行
する筐体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向
けて設けられる結合用部材と、少なくとも一方の側面に
プリント板ユニット挿入用ガイドが設けられてなり結合
用部材に嵌まり合って挿入結合されるガイド部材と、が
取り付けされてなる電子装置である。
【0266】上記、第4発明によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内所定位置に、結合用部
材をあらかじめ取り付け可能としておき、必要に応じて
筐体に結合用部材を取り付け固定し、結合用部材にガイ
ド部材を挿入し取り付けることで、ガイド部材の側面の
プリント板ユニット挿入用ガイドと筐体内面の挿入用ガ
イドとにより、あるいは、複数のガイド部材の挿入用ガ
イド間に、任意幅のプリント板ユニットを挿入装着し得
る。全幅のプリント板ユニットに対しては、ガイド部材
を取り外すか、結合用部材をも取り外して応じ得る。
【0267】第5に、プリント板ユニット挿入用ガイド
を有する筐体と、挿入されるプリント板ユニット面とは
直交する方向に筐体内部に設けられ筐体の開口方向に向
けた位置決めならびに取り付け手段をそなえる基礎部材
と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿入用
ガイドが設けられてなり筐体の開口側から挿入され先端
部が基礎部材の位置決めならびに取り付け手段に係合し
取り付けられるガイド部材と、が取り付けられてなる電
子装置である。
【0268】上記、第5発明によると、任意幅のプリン
ト板ユニットを装着すべく筐体内に設けられた基礎部材
に、筐体開口側からガイド部材を挿入して取り付けるこ
とにより、ガイド部材の側面のプリント板ユニット挿入
用ガイドと筐体内面の挿入用ガイドとにより、あるい
は、複数のガイド部材の挿入用ガイド間に、任意幅のプ
リント板ユニットを挿入装着し得る。
【0269】さらには、並列する全幅のプリント板ユニ
ット間の任意位置においても、任意幅のプリント板ユニ
ットを装着することができる。全幅のプリント板ユニッ
トに対しては、ガイド部材を取り外して応じ得る。
【0270】本発明は、説明の実施形態に限定されるも
のではなく、全幅のプリント板ユニットに対して、二分
の一幅、三分の一幅、三分の二幅、以外の任意幅に適用
し得るものである。
【0271】ガイド部材には、その両側面にプリント板
ユニット挿入用ガイドを、必ずしも要するものではな
く、必要に応じて何れかの一側面に設けられることが含
まれる。
【0272】本発明によると、バックパネル以外の各部
材の着脱を、筐体の前面側から容易簡単に行なえるもの
であり、機能の変更などの対応を筐体本体におよぼすこ
となく即座に対処し得る。
【0273】本発明は、各実施形態の説明を、都合で通
信装置を例示したが、このような装置に限定されことな
く各種電子装置全般に適用されるものである。以上のよ
うに、本発明電子装置によると種々の構成を設定し得る
以外に、それぞれの発明内容の構成単位を組み合わせる
ことも、任意かつ容易であり、その実用上の効果は、き
わめて顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電子装置第1の一実施形態の筐体であ
る。
【図2】図1に示されるガイド部材組み合わせ状態を分
離した状態の斜視図である。
【図3】図2に示される上側のガイド部材組み合わせ状
態を分離した状態の斜視図である。
【図4】基礎部材の斜視図および正面図である。
【図5】結合用部材の斜視図および断面図である。
【図6】ガイド部材の斜視図および断面図である。
【図7】連結用部材の斜視図および断面図である。
【図8】本発明電子装置第1の一実施形態の筐体組み立
て手順(その1)である。
【図9】本発明電子装置第1の一実施形態の筐体組み立
て手順(その2)である。
【図10】結合用部材の斜視図および要部拡大図であ
る。
【図11】本発明電子装置第1の一実施形態の筐体組み
立て手順(その3)である。
【図12】ガイド部材と連結用部材との組み立て手順で
ある。
【図13】本発明電子装置第1の一実施形態の筐体組み
立て手順(その4)である。
【図14】図2に示される下側のガイド部材の斜視図お
よび要部拡大図である。
【図15】本発明電子装置第1の一実施形態の要部を分
離状態に示す正面視断面図である。
【図16】本発明電子装置第1の一実施形態要部の各部
材のみを分離状態に示す側面図である。
【図17】図15に対応した組み立て図である。
【図18】図16に対応した組み立て図である。
【図19】基礎部材の改善に関する一実施形態である。
【図20】結合用部材の改善に関する一実施形態であ
る。
【図21】連結用部材の改善に関する一実施形態であ
る。
【図22】本発明電子装置第1の一実施形態の斜視図で
ある。
【図23】本発明電子装置第1の一実施形態の正面図で
ある。
【図24】本発明電子装置第2の一実施形態の斜視図で
ある。
【図25】本発明電子装置第2の一実施形態の正面図で
ある。
【図26】本発明電子装置第3の一実施形態の斜視図で
ある。
【図27】本発明電子装置第3の一実施形態の正面図で
ある。
【図28】本発明電子装置第4の一実施形態の正面図で
ある。
【図29】本発明電子装置第5の一実施形態の正面図で
ある。
【図30】本発明電子装置第6の一実施形態の筐体(そ
の1)である。
【図31】本発明電子装置第6の一実施形態の筐体(そ
の2)である。
【図32】本発明電子装置第6の一実施形態の正面図で
ある。
【図33】本発明電子装置第7の一実施形態の正面図で
ある。
【図34】本発明電子装置第8の一実施形態に適用され
る結合用部材とガイド部材との斜視図である。
【図35】図34の結合用部材とガイド部材との結合状
態である。
【図36】本発明電子装置第8の一実施形態の筐体組み
立て手順(その1)である。
【図37】本発明電子装置第8の一実施形態の筐体組み
立て手順(その2)である。
【図38】本発明電子装置第8の一実施形態の筐体組み
立て手順(その3)である。
【図39】本発明電子装置第10の一実施形態の基礎部
材である。
【図40】本発明電子装置第10の一実施形態の筐体で
ある。
【図41】本発明電子装置第10の一実施形態の基礎部
材とガイド部材との関係説明図である。
【図42】本発明電子装置第10の一実施形態の斜視図
である。
【図43】図39に示される基礎部材の改善された一実
施形態である。
【図44】図41に示された基礎部材とガイド部材との
改善にかかる説明図である。
【図45】本発明電子装置第11の一実施形態の正面図
である。
【図46】従来の電子装置の概略斜視図である。
【図47】従来の電子装置の基本的構成例の正面図であ
る。
【符号の説明】
21 筐体 22 底面板 23 フレーム 24,25 側面板 26 バックパネル 27 開口 28 枠体フレーム 29 上面フレーム 31 プリント板ユニット挿入用ガイド 32 バックパネル用コネクタ 33,34 通気孔 35 電動ファン取り付け用スペース 41 ガイド部材 41A ガイド部材と連結用部材との組み立て体 42 基礎部材 43 結合用部材 44 連結用部材 51 基板 52 第1の間隔部材 53 第2の間隔部材 54 ねじ孔 55 結合部 56 位置決め部 57 傾斜面 58 ねじ挿通孔 59 端面板 61 ねじ孔 62 取り付け部 63 上面板 64 開口 65 開口溝 66 側面板 67 通気孔 68 縁板 71 本体部 72 位置決め部 73 枠体 74 端面板 75 プリント板ユニット挿入用ガイド 76 底面板 77 ねじ孔 78 側面板 79 開口 81 脚部 82 孔 83 開口 84 開口溝 85 縁板 86,87 延長部 88 取り付け面 89 ねじ孔 91 ガイド溝 92 溝 93 突起 96 結合部 97 位置決め部 98 端面部 99 上面板 101 ねじ挿通孔 102 側面板 103 通気孔 104 縁板 105 ねじ孔 111 ねじ 112 ねじ挿通孔 113 傾斜面 114 ねじ孔 115 ねじ 117,118,119 ねじ 121,122,123 テーパ形状部 131 電源回路搭載のプリント板ユニット 132 制御回路搭載のプリント板ユニット 133 回線回路搭載のプリント板ユニット 134 プリント板ユニット用コネクタ 135 プリント板ユニット挿抜具 141 電子装置 142 脚 145 筐体 146 回線回路搭載のプリント板ユニット 147 電子装置 151 筐体 152,155 電子装置 156 筐体 161 電子装置 162 筐体 163 支持体 165 筐体 166 電子装置 167 三分の一幅のプリント板ユニット 168 三分の二幅のプリント板ユニット 171 電子装置 172 筐体 173 支持体 181 結合用部材 182 ガイド部材 183 基板 184 間隔部材 185 ねじ孔 186 あり溝 187 ねじ孔 191 鳩尾型の突条 192 プリント板ユニット挿入用ガイド 193 通気孔 194 あり溝 195 首部 196 端面板 197 ねじ挿通孔 198 背面側の段差 199 前面側の段差 201 ねじ孔 202,203 ねじ 205 筐体 211,211A,211B 基礎部材 212 脚部 213 ねじ 215 凹孔 216 ねじ孔 221 筐体 225,225A ガイド部材 226 プリント板ユニット挿入用ガイド 227 通気孔 228 ねじ挿通孔 229 ねじ 231 係合突起 232 ねじ部 233 電子装置 235 ガイド部材 237 貫通孔 238 係合突起 239 窪み 241,242 突条 245 電子装置 246 筐体 247 部分 248 電動ファン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板ユニット挿入用ガイドを有す
    る筐体と、上記挿入されるプリント板ユニットと平行す
    る筐体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向け
    て設けられる基礎部材と、上記基礎部材に嵌まり合って
    挿入され端部が上記筐体開口側で取り付け固定される結
    合用部材と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニッ
    ト挿入用ガイドが設けられてなり上記結合用部材に嵌ま
    り合って挿入結合されるガイド部材と、が取り付けられ
    てなることを特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】 プリント板ユニット挿入用ガイドを有す
    る筐体と、上記挿入されるプリント板ユニットと平行す
    る筐体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向け
    て設けられる基礎部材と、上記基礎部材に嵌まり合って
    挿入され端部が上記筐体開口側で取り付け固定される結
    合用部材と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニッ
    ト挿入用ガイドが設けられてなり上記結合用部材に嵌ま
    り合って挿入結合されるガイド部材と、上記ガイド部材
    の結合用部材に挿入される面と対応する面に該ガイド部
    材とは異なるガイド部材を挿入し得る連結用部材と、が
    設けられてなることを特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】 プリント板ユニット挿入用ガイドを有す
    る筐体と、上記挿入されるプリント板ユニットと平行方
    向に設けられ筐体内の両端部におよぶ支持体と、上記支
    持体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向けて
    取り付け固定される基礎部材と、上記基礎部材に嵌まり
    合って挿入され端部が上記支持体に取り付け固定される
    結合用部材と、少なくとも一方の側面にプリント板ユニ
    ット挿入用ガイドが設けられてなり上記結合用部材に嵌
    まり合って挿入結合されるガイド部材と、が取り付けら
    れてなることを特徴とする電子装置。
  4. 【請求項4】 プリント板ユニット挿入用ガイドを有す
    る筐体と、上記挿入されるプリント板ユニットと平行す
    る筐体の中間部にプリント板ユニットの挿入方向に向け
    て設けられる結合用部材と、少なくとも一方の側面にプ
    リント板ユニット挿入用ガイドが設けられてなり上記結
    合用部材に嵌まり合って挿入結合されるガイド部材と、
    が取り付けられてなることを特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 プリント板ユニット挿入用ガイドを有す
    る筐体と、挿入されるプリント板ユニット面とは直交す
    る方向に筐体内部に設けられ筐体の開口方向に向けた位
    置決めならびに取り付け手段をそなえる基礎部材と、少
    なくとも一方の側面にプリント板ユニット挿入用ガイド
    が設けられてなり上記筐体の開口側から挿入され先端部
    が上記基礎部材の位置決めならびに取り付け手段に係合
    し取り付けられるガイド部材と、が取り付けられてなる
    ことを特徴とする電子装置。
JP645297A 1997-01-17 1997-01-17 電子装置 Pending JPH10209596A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2770147A1 (fr) 1997-10-24 1999-04-30 Tomy Co Ltd Jouet de capture d'un objet
US8041252B2 (en) 2007-06-14 2011-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN111526689A (zh) * 2019-02-05 2020-08-11 发那科株式会社 电子装置

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FR2770147A1 (fr) 1997-10-24 1999-04-30 Tomy Co Ltd Jouet de capture d'un objet
US8041252B2 (en) 2007-06-14 2011-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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