JPH0717175Y2 - 筐体固定装置 - Google Patents

筐体固定装置

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JPH0717175Y2
JPH0717175Y2 JP1989075863U JP7586389U JPH0717175Y2 JP H0717175 Y2 JPH0717175 Y2 JP H0717175Y2 JP 1989075863 U JP1989075863 U JP 1989075863U JP 7586389 U JP7586389 U JP 7586389U JP H0717175 Y2 JPH0717175 Y2 JP H0717175Y2
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JP
Japan
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side wall
protruding plate
mounting table
plate
protruding
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JP1989075863U
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JPH0313775U (ja
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衛 木落
雄三 小林
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Furuno Electric Co Ltd
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Furuno Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、レーダ表示装置等の筐体の固定を行う筐体固
定装置に関する。
従来の技術 船舶において使用されるレーダの表示装置等は、船室の
壁際に沿って取り付けられることが多く、またその取り
付けスペースが筐体の挿入幅した確保できない場合が多
いことから、表示装置の取り付けに際しては、表示装置
が取り付けられた載置台を前面から壁際に向かって押し
やることと、載置台の前面を螺子等によって固定するこ
とが可能であるに過ぎない。
そのため従来においては、第3図に示すように、前面側
壁911にナット92が溶接され、船室の壁際の棚等に固定
される取付台91と、表示装置90の底板93に取り付けられ
る取付金具94、95とからなる構成が採用されている。
この構成とすることにより、表示装置の取り付けの際に
は、前面から背面方向に向かって底板93を押しやる(表
示装置を押しやる)のみで、その背面側の端部931が固
定されることになる(底板93は取付台91の側壁によって
下方より支持されており、取付金具95の背面側端部は、
取付台91により上部より押さえられる)ため、この押し
やった状態において、取付金具94の前面を取付台91の前
面側壁911に、螺子89によって固定する。
または、第4図に示すように、背面に固定される背面固
定金具97に一対の突出ピン98を設けると共に、表示装置
のシャーシ96の背面側壁961に、突出ピン98に対応する
挿入孔99を形成した構成とし、シャーシ96が背面に向か
って押しやられたときには、突出ピン98が挿入孔99に挿
入されることになるため、シャーシ96の前面を螺子を用
いて固定するのみで、シャーシ96が固定されることとな
る。
考案が解決しようとする課題 上記したように、第3図に示す構成を採用した場合に
は、そこにおいて使用される取付台91の形状が複雑であ
り、ナット92の溶接等が必要となることから、取付台91
の製作の工程が複雑になるという問題が生じていた。
また第4図に示す構成を採用した場合には、取り付け時
におけるガタを少なくする必要から、シャーシ96の背面
に形成された挿入孔99の径を小さくしなければならない
ため、取り付け時に僅かの位置ずれが生じた場合であっ
ても、突出ピン98の挿入孔99への挿入が困難となるた
め、取り付けの作業に手間を要するという問題が生じて
いた。
本考案は上記課題を解決するため創案されたものであ
り、その目的は、製作工程の複雑さを招くことなく筐体
の固定を簡単かつ確実に行うことのできる筐体固定装置
を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本考案に係る筐体固定装置は、
上面に筐体の取り付けが行われ、かつ、その上面より下
方へ延出した垂直な側壁を有する載置台本体と、この載
置台本体の背面側壁の下部に設けられ、かつ載置台本体
の底面と平行に、前記背面側壁より突出する水平な突出
板と、前記載置台本体の背面側壁に対応する垂直な支持
側壁およびこの支持側壁の下端から裏側へ延出する水平
固定部を有し、前記突出板が水平方向に挿入される挿入
スリットが前記支持側壁の下部に形成されて、挿入スリ
ットに挿入された突出板を前記水平固定部で支承するよ
うにした背面支持具と、前記挿入スリットに挿入された
突出板の両側部のみが前記水平固定部で支承されるよう
に挿入スリットの両側部位置を残して支持側壁から水平
固定部に渡って切り抜いた舌部を支持側壁の裏側へ折り
曲げて形成され、挿入スリットの上辺部より突出板の挿
入方向に突出して、挿入スリットに挿入された突出板の
押さえを行う突出板押板とを備えた構成を採用し、更に
前記突出板の幅を、先端に向かう程に狭く形成し、かつ
前記突出板押板の先端側を下方に向かって傾斜させるよ
うにした。
作用 背面支持具には、突出板の底面からの高さ、および幅に
対応する挿入スリットが形成されていること、および突
出板の先端部は幅が狭く形成されていることから、載置
台本体を前面から背面に向かって押しやったときには、
突出板の先端部が挿入スリットに簡単に挿入され、さら
に押しやると、突出板の幅が広くなることから、載置台
本体の挿入位置にずれがある場合には、突出板に横方向
の力が加えられることとなり、位置ずれの補正が与えら
れる。
また押しやった状態においては、突出板は、背面支持具
の挿入スリットの両側部位置を残して舌片を切り抜いた
後に残った水平固定部の両側支持部により両側部が下方
から支承されると共に、先端側が下方に向かって傾斜し
た突出板押板により中央部が上方から押圧されることに
より、確実に固定される。また、その背面支持具は、舌
片の切り抜きにより突出板押板を形成したので、一体成
形が可能である。
実施例 第1図は本考案の一実施例を示す外観斜視図である。
図において、厚さ3mm程度の板金を折曲加工することに
より形成された載置台本体11は、レーダ装置の一部とし
て使用される表示装置(図示されていない)等がその上
面112に取り付けられる偏平な直方体状の載置部113と、
この載置部113の前面側壁に連なって形成された平面部
を、その側壁下辺に沿って折り曲げることにより、前方
に張り出された前部固定板114、および載置部113の背面
側壁111の下部の中央部分に設けられた舌部を、背面側
壁111の下辺より僅か上部位置において、載置部113の底
面と平行となるように折り曲げ、背面側に突出させた突
出板12とにより構成されている。
載置部113の両側壁115の端部には折り曲げのための平面
部が設けられており、この平面部は、載置部113の強度
を補い、かつ載置台本体11に摺動作用を行わせるため、
内側に折り込まれている(116により示す)。また前部
固定板114の両側端近傍の前縁には、この前部固定板114
を固定する際に使用される螺子のための切り込み117が
形成されており、背面側壁111の両側部近傍には、螺子
山が形成された螺子孔118が設けられている。
また突出板12の先端の両側部は、その角の部分が斜め45
度の角度でもって切り取られている(121により示
す)。そして上面112には、表示装置を固定するための
螺子を挿通させる挿通孔119が、四隅の近傍にそれぞれ
設けられている。
この載置台本体11と対となって使用されるLアングルで
ある背面支持具14は、載置台本体11と同様に、約3mmの
厚さの板金を折曲加工することによって形成されてお
り、その垂直部である支持側壁141の両端部には、背面
側壁111に設けられた螺子孔118に対応させて、螺子を挿
通させるための挿入孔143が設けられている。そして支
持側壁141の中央下部には、突出板12の幅に対応する幅
の挿入スリット13が形成されている。
またこの挿入スリット13の上辺の中央部に連なり、背面
支持具14の水平固定部144に渡って切り抜かれた舌部
を、挿入スリット13の上部において、支持側壁裏面142
側に、その先端部151が下方に傾斜した状態に折り曲げ
ることにより、突出板押板15は構成されている。そして
水平固定部144の両側端部近傍の後縁には、固定用の螺
子のための切り込みが145が形成されている。
以上の構成からなる本考案の一実施例の動作について以
下に説明する。
水平固定部144に形成された切り込み145に挿通する螺子
を用いて、背面支持具14を所定の取り付け位置に固定す
る。また載置台本体11の上面112に載置された表示装置
を、載置台本体11の裏面より、挿通孔119を挿通する4
つの螺子を用いて固定する。そして表示装置が取り付け
られた載置台本体11を、前方より背面側に向かって(矢
印Aにより示す)押しやる。
そのため突出板12が、その先端部122より挿入スリット1
3に挿入される。このとき、突出板12の先端部122は、エ
ッジがテーパー状に加工されると同時に、角が45度に切
り落とされている(121により示されている)ことか
ら、先端部122の幅は、挿入スリット13の幅より狭くな
っているため、挿入方向と直交する方向において僅かの
位置ずれがあった場合にも、突出板12は支持側壁141に
当たることなく挿入される。
そして切り落とし121の部分が挿入されるに従って突出
板12の幅が広くなることから、背面支持具14に対する載
置台本体11の位置関係にずれがある場合には、そのずれ
が補正されつつ、突出板12は挿入スリット13に挿入され
ることとなる。
第2図は、突出板12と突出板押板15との関係を示す断面
図である。以下においては、必要に応じて同図の参照を
行う。
突出板12の挿入スリット13への挿入において、突出板12
の両端部123は、水平固定部144の支持部146によって下
方から支持されることになるため、突出板12は水平に挿
入スリット13に挿入される。
一方、突出板押板15の先端部151が下方に向かって傾斜
していることから、載置台本体11の背面側壁111が支持
側壁141と接触する位置まで突出板12が挿入されたとき
には、突出板12は、突出板押板15の先端部151を上方に
押し上げることになる。
つまり突出板12は、突出板押板15により上方から押し付
けられると共に、水平固定部144の支持部146により下方
から支持されることとなり、上下方向から挟まれた状態
となる。つまり載置台本体11の背面側が背面支持具14に
よって固定されることになる。この状態において、前部
固定板114を螺子によって固定する。
なお背面側より作業することが可能な場合には、突出板
12を挿入スリット13に挿入すると共に、背面支持具14に
設けられた挿通孔143を挿通する螺子を、載置台本体11
の螺子孔118に螺子込むことにより、載置台本体11を背
面側において固定する。
なお本考案は上記実施例に限定されず、載置台本体11に
取り付けられる装置については、レーダー装置の表示装
置とした場合について説明したが、その他の任意の装置
として、例えば通信装置、あるいは航行装置等の取り付
けを行う場合にも同様に適用することが可能である。
また載置台本体11については、装置から独立した構成と
した場合について説明したが、載置台本体と装置のシャ
ーシとを兼用とした構成とすることが可能である。
考案の効果 本考案に係る筐体固定装置は、載置台本体の背面側に、
載置台本体の底面と平行に突出し、先端部に向かうに従
って幅の狭くなる突出板を設けると共に、この突出板に
対応する挿入スリットが形成された背面支持具を設け、
挿入スリットに挿入された突出板を、端部が下方に向か
って傾斜した突出板押板によって押さえ込む構成とした
ことから、固定のための突出板、および突出板押板は曲
げ加工により容易に作成されることとなるので、複雑な
製作工程が不要になると共に、筐体の固定を簡単かつ確
実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す外観斜視図、 第2図は、突出板と突出板押板との関係を示す断面図、 第3図は従来の技術を示す断面図、 第4図は従来の技術を示す外観斜視図である。 11……載置台本体 111……背面側壁 12……突出板 13……挿入スリット 14……背面支持具 141……支持側壁 142……支持側壁裏面 15……突出板押板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に筐体の取り付けが行われ、かつ、そ
    の上面より下方へ延出した垂直な側壁を有する載置台本
    体と、 この載置台本体の背面側壁の下部に設けられ、かつ載置
    台本体の底面と平行に、前記背面側壁より突出する水平
    な突出板と、 前記載置台本体の背面側壁に対応する垂直な支持側壁お
    よびこの支持側壁の下端から裏側へ延出する水平固定部
    を有し、前記突出板が水平方向に挿入される挿入スリッ
    トが前記支持側壁の下部に形成されて、挿入スリットに
    挿入された突出板を前記水平固定部で支承するようにし
    た背面支持具と、 前記挿入スリットに挿入された突出板の両側部のみが前
    記水平固定部で支承されるように挿入スリットの両側部
    位置を残して支持側壁から水平固定部に渡って切り抜い
    た舌部を支持側壁の裏側へ折り曲げて形成され、挿入ス
    リットの上辺部より突出板の挿入方向に突出して、挿入
    スリットに挿入された突出板の押さえを行う突出板押板
    とを備え、 更に前記突出板の幅を、先端に向かう程に狭く形成し、
    かつ前記突出板押板の先端側を下方に向かって傾斜させ
    たことを特徴とする筐体固定装置。
JP1989075863U 1989-06-27 1989-06-27 筐体固定装置 Expired - Lifetime JPH0717175Y2 (ja)

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