JPH0446300Y2 - - Google Patents

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JPH0446300Y2
JPH0446300Y2 JP4821988U JP4821988U JPH0446300Y2 JP H0446300 Y2 JPH0446300 Y2 JP H0446300Y2 JP 4821988 U JP4821988 U JP 4821988U JP 4821988 U JP4821988 U JP 4821988U JP H0446300 Y2 JPH0446300 Y2 JP H0446300Y2
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crystal panel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は、回路基板の突起に硬質ゴム板の保持
ワクの切り欠き部を係合させると共にその保持ワ
クの穴に液晶パネルをはめ込み、その上から外ワ
クで覆うことによつて、確実な位置決めと振動吸
収が可能な液晶パネルの支持・固定手段としたも
のであり、また液晶パネルを覆う外ワクの側面板
の両端部に折り曲げ可能な水平方向の切り込みを
入れることによつて、加工が容易で確実な液晶パ
ネルの支持・固定手段としたものである。
〔産業上の利用分野〕
本考案は液晶パネルの支持機構に関し、特に液
晶パネルを確実かつ容易に支持・固定する液晶パ
ネルの支持機構に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来例の分解斜視図、第6図aとbは
従来の引つ掛け部の形状例を示す図である。
従来の液晶パネルの支持は、例えば第5図に示
す如く、液晶パネルの液晶表示を制御する回路基
板32上に導電性ゴム35のベルトが敷かれ、そ
の上に液晶パネル31が載置される。導電性ゴム
35は回路基板32からの制御電流を液晶パネル
31の端子に流す接続部であつて、これにより液
晶パネル31の位置がきまる。
また、導電性ゴムの代わりにヒートシールを使
用した場合、保持用ゴムで支持し位置決めした後
で固定する方法が用いられている。
さらに液晶パネル31は、側面に引つ掛け部3
3を備え表示部分が透明な外ワク37で上から押
さえ付けられて回路基板32上に固定・支持され
る。外ワク37の引つ掛け部33は、回路基板3
2の穴34に垂直方向に挿入後、破線矢印で示す
手前方向に水平移動させてL字部分を回路基板3
2に引つ掛けて固定する。
第5図のBに示す外ワク37の引つ掛け部33
は、第6図aとbに示すような種々の形状のもの
が用いられている。
従来例としては実開昭62−106286などがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来の液晶パネルの支持機構は、液
晶パネル31を回路基板32表面に配設した導電
性ゴム35上に接触をとるように載置し、その上
から外ワク37で押さえ付けて支持・固定するた
め、部品の加工精度を高くしないと液晶パネル3
1の位置決めが難しくなり、また位置ずれが起こ
り易くなるという問題がある。
また従来は外ワク37の固定手段として回路基
板32側に開けた穴34に外ワク37の引つ掛け
部33を係合させていたが、この引つ掛け部33
の形状が複雑で(第6図aとb参照)コストがか
かるという問題がある。
本考案はこのような点に鑑みて創作されたもの
で、回路基板上の液晶パネルの位置ずれが少な
く、低コストかつ容易な手段によつて確実な支
持・固定が可能な液晶パネルの支持機構を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の液晶パネル
の支持機構は、第1図に示す如く、液晶パネル1
1を回路基板12に支持・固定させる液晶パネル
の支持機構において、矩形の硬質ゴム板の四隅に
切り欠き部13を設け、中央に上記液晶パネル1
1の形状の穴14を形成した保持ワク15、該保
持ワク15の切り欠き部13に対応する位置に突
起16を設けた回路基板12、該回路基板12の
突起16に前記液晶パネル11をはめ込んだ保持
ワク15の切り欠き部13を係合させて回路基板
12上に載置し、その上から覆つて液晶パネル1
1を支持・固定する外ワク17を備えてなること
を特徴とする構成、および第4図各図に示す如
く、液晶パネル11を回路基板12に支持・固定
させる液晶パネルの支持機構において、上記回路
基板12上に載置した液晶パネル11を覆つて支
持・固定する外ワク17、該外ワク17の側面板
18が回路基板12の下まで伸び、該回路基板1
2よりも下に出た側面板18の両端部19を折り
曲げ可能に形成する水平方向の切り込み20を入
れてなることを特徴とする構成をとる。
〔作用〕
本考案の液晶パネルの支持機構は、第1図に示
す如く、硬質ゴム板を用いた矩形の保持ワク15
の四隅に位置合わせ用の切り欠き部13を設け、
中央に液晶パネル11の形に穴14を形成し、保
持ワク15の切り欠き部13に対応する位置に設
けた回路基板12の突起16に係合させて液晶パ
ネル11をはめ込んだ保持ワク15を回路基板1
2上に載置し、その上から外ワク17で覆つて液
晶パネル11を支持・固定することにより、変形
しにくい硬質ゴム板の保持ワク15で液晶パネル
11の周囲を囲うため、正確な位置ぎめが容易で
位置ずれが少なくなり、さらにゴムによる振動吸
収によつて液晶パネルへの影響を少なくすること
ができる。このため部品の加工精度をそれほど上
げる必要がなく低コスト化することができる。
また第3図に示す如く、液晶パネル11を覆う
外ワク17の側面板18が回路基板12の下まで
伸び、回路基板12より下に出た側面板18の両
端部19を折り曲げ可能に形成する水平方向の切
り込み20を入れることにより、端部19を回路
基板12の内側に折り曲げるだけで容易かつ確実
に外ワク17を回路基板12に固定させることが
可能となり、低コスト化が実現できる。
〔実施例〕
以下、本考案実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は第1請求項の実施例の支持機構を示す
分解斜視図、第2図は回路基板上に保持ワクおよ
び液晶パネルを載置した状態を示す平面図、第3
図各図は第2請求項の実施例を示す斜視図で、そ
のaは固定前の状態図、bは固定時の状態図、第
4図各図は第2請求項の実施例を示す図で、その
aは平面図、bは正面図、cは側面図である。
図において、11は液晶パネル、12は回路基
板、13は切り欠き部、14は穴、15は保持ワ
ク、16は突起、17は外ワク、18は側面板、
19は端部、20は切り込みを示す。
第1請求項の実施例は第1図および第2図に示
される如く、まず液晶パネル11の位置ぎめを行
う保持ワク15は緩衝材としての弾力性を備えつ
つ変形の少ない矩形の硬質ゴム板で形成され、四
隅部分に小さな矩形の切り欠き部13をそれぞれ
設ける。保持ワク15の中央部には液晶パネル1
1と同一形状の穴14を形成し、その穴14に液
晶パネル11をはめ込むことによつて液晶パネル
11の水平方向の位置ずれをなくすことができ
る。その保持ワク15を載置する回路基板12上
には、保持ワク15の四隅に設けた切り欠き部1
3に対応する位置に立法体の突起16を設ける。
突起16と切り欠き部13とを係合させて液晶パ
ネル11をはめ込んだ保持ワク15の位置決めを
行い回路基板12上に載置する。これで液晶パネ
ル11の水平方向の位置は固定される。この状態
を平面方向から見たのが第2図である。
再び第1図に戻ると、回路基板12上に載置さ
れた保持ワク15および液晶パネル11は、さら
にその上から外ワク17で覆われて液晶パネル1
1を確実に支持・固定する。外ワク17は保持ワ
ク15の穴14にはめ込んだ液晶パネル11が垂
直方向に抜け出ることも防止している。
このように液晶パネル11の保持ワク15を変
形の少ない硬質ゴム板で構成することにより、位
置ずれの少ない正確かつ容易な位置決めと、液晶
パネル11へ伝わる振動吸収が可能になつた。
従来は位置ずれを少なくするため部品の加工精
度を上げる必要があつたが、本実施例では通常の
加工精度で足りるのでコストを低減化できる。
次に第2請求項の実施例は、第3図aに示す如
く、回路基板12上に載置した液晶パネル11を
覆つて支持・固定する外ワク17の側面板18が
回路基板12の下まで伸び、その回路基板12よ
りも下に出た側面板18の両端部19を折り曲げ
可能にする水平方向の切り込み20を入れて構成
したものである。そして第3図bに示す如く、切
り込み20が入つた端部19をそれぞれ矢印A方
向の内側へ折り曲げて回路基板12の下へ引つ掛
かりを形成する。
これにより回路基板12上に載置した液晶パネ
ル11を覆つて支持・固定する外ワク17を確実
かつ容易な手段により回路基板12へ固定させる
ことができる。
従来は第5図に示す如き複雑な形状の引つ掛け
部33を加工する必要があつたが、本実施例では
第3図の如く、下に長く構成した側面板18に切
り込み20を入れて端部19の折り曲げるだけで
外ワク17を確実に回路基板12に固定すること
ができるためコストの低減化が可能になつた。
〔考案の効果〕
上記したように、第1請求項の液晶パネルの支
持機構は、硬質ゴム板からなる保持ワクの中央の
穴に液晶パネルをはめ込むため、液晶パネルの正
確な位置ぎめが容易で位置ずれが少なくなり、さ
らにゴムによる振動吸収によつて液晶パネルへの
影響を少なくすることができる。さらに部品の加
工精度をそれほど上げる必要がないため、コスト
を低減化することができる。
また第2請求項の液晶パネルの支持機構は、外
ワクの側面板の端部に水平方向の切り込みを入
れ、回路基板の内側に折り曲げるだけで外ワク1
7を容易かつ確実に回路基板12へ固定させるこ
とが可能となり、コストを低減化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の支持機構を示す分解
斜視図、第2図は回路基板上に保持ワクおよび液
晶パネルを載置した状態を示す平面図、第3図は
本考案の実施例を示す斜視図で、そのaは固定前
の状態図、bは固定時の状態図、第4図は本考案
の実施例を示す図で、そのaは平面図、bは正面
図、cは側面図、第5図は従来例の分解斜視図、
第6図aとbは従来に引つ掛け部の形状例を示す
図である。 図において、11は液晶パネル、12は回路基
板、13は切り欠き部、14は穴、15は保持ワ
ク、16は突起、17は外ワク、18は側面板、
19は端部、20は切り込み、を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液晶パネル11を回路基板12に支持・固定
    させる液晶パネルの支持機構において、 矩形の硬質ゴム板の四隅に切り欠き部13を
    設け、中央に上記液晶パネル11の形状の穴1
    4を形成した保持ワク15、 該保持ワク15の切り欠き部13に対応する
    位置に突起16を設けた回路基板12、 該回路基板12の突起16に前記液晶パネル
    11をはめ込んだ保持ワク15の切り欠き部1
    3を係合させて回路基板12上に載置し、その
    上から覆つて液晶パネル11を支持・固定する
    外ワク17を備えてなることを特徴とする液晶
    パネルの支持機構。 (2) 液晶パネル11を回路基板12に支持・固定
    させる液晶パネルの支持機構において、 上記回路基板12上に載置した液晶パネル1
    1を覆つて支持・固定する外ワク17、 該外ワク17の側面板18が回路基板12の
    下まで伸び、該回路基板12よりも下に出た側
    面板18の両端部19を折り曲げ可能に形成す
    る水平方向の切り込み20を入れてなることを
    特徴とする液晶パネルの支持機構。
JP4821988U 1988-04-12 1988-04-12 Expired JPH0446300Y2 (ja)

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JP4974280B2 (ja) * 2007-02-28 2012-07-11 京セラディスプレイ株式会社 バックライトユニット及びその製造方法
JP6088249B2 (ja) * 2013-01-10 2017-03-01 シャープ株式会社 携帯端末

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