JPH0648948Y2 - プリント基板用シールド構造 - Google Patents

プリント基板用シールド構造

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JPH0648948Y2
JPH0648948Y2 JP1990005366U JP536690U JPH0648948Y2 JP H0648948 Y2 JPH0648948 Y2 JP H0648948Y2 JP 1990005366 U JP1990005366 U JP 1990005366U JP 536690 U JP536690 U JP 536690U JP H0648948 Y2 JPH0648948 Y2 JP H0648948Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
shield plate
board
printed
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JP1990005366U
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JPH0396096U (ja
Inventor
哲朗 野呂
豊 久保田
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント基板のシールド構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、このようなシールド構造を有するプリント基板
は、例えば第2図に示すように構成されている。
図において、プリント基板1は、その表面に導電パター
ン(図示せず)が備えられていて、該導電パターンに対
して各種回路部品を実装することにより、所定の回路が
構成されていると共に、その表面から所定距離の位置
に、該回路を覆うように、シールド板2が設けられてい
る。
このシールド板2は、第2図(B)の展開図に示すよう
に、その側縁から外方へ突出するように一体に成形され
た複数個、図示の場合3個の支持部2a,2b,2cを有してお
り、各支持部2a,2b,2cは、それぞれクランク状の屈曲せ
しめられて、その先端部2a′,2b′,2c′の裏面が上記プ
リント基板1の表面に当接して固定されるようになって
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このように構成されたプリント基板1に
おいては、シールド板2の各支持部2a,2b,2cの先端部2
a′,2b′,2c′の裏面が、プリント基板1の導電パター
ンが形成されている表面に当接するような場合が生じ
る。
したがって、該先端部2a′,2b′,2c′の裏面が当接する
領域においては、プリント基板1の表面に導電パターン
を形成し、または回路部品を実装することができず、こ
れによりプリント基板1が大きくなってしまい、コスト
が高くなってしまうという問題があった。
本考案は、以上の点に鑑み、プリント基板の表面が有効
に利用され得るようにし、プリント基板のシールド構造
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、本考案によれば、表面に導電パターン及び
各種回路部品による回路が構成されており、該回路を覆
うように上記表面から所定処理に保持されているシール
ド板を備えているプリント基板において、上記シールド
板が、一側では、クランク状に屈曲せしめられた支持部
の端部の裏面が該プリント基板の表面に当接するように
して固定されており、且つ他側では、少なくとも一つの
隅部が下方に屈曲せしめられることにより、その三角形
状の先端が上記プリント基板の表面に対して点状に接す
ることにより、所定距離に保持されているようにしたプ
リント基板用シールド構造により、達成される。
〔作用〕
この考案によれば、シールド板の一側については、従来
と同様にクランク状の支持部がその先端部の裏面におい
てプリント基板表面に当接することにより固定される
が、該シールド板の他側については、該シールド板の隅
部を下方に屈曲せしめた屈曲部の尖った先端が該プリン
ト基板に接触することになる。これにより、シールド板
が上記プリント基板に対して所定距離に保持されるの
で、その屈曲部の尖った先端がプリント基板表面に対し
て接触する面積は僅かなものとなる。従って、プリント
基板の表面が導電パターンの形成や回路部品の実装のた
めに有効に利用され得ることになり、プリント基板が大
型化するようなことはなくコストが低減され得る。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案をさらに詳
細に説明する。
第1図は本考案によるプリント基板を示しており、プリ
ント基板10は、その表面に導電パターン(図示せず)が
備えられていて、この導電パターンに対して各種回路部
品を実装することにより所定の回路が構成されていると
共に、その表面から所定距離を隔てた位置に、該回路を
覆うようにシールド板11が設けられている。
このシールド板11は、第1図(B)に示すように、その
一つの側縁、図示の場合上縁から外方へ突出するように
一体に成形された複数個、本実施例では2個の支持部11
a,11bを有しており、各支持部11a,11bは、それぞれクラ
ンク状に屈曲せしめらえて(第1図(C)参照)、その
先端部11a′,11b′の裏面が上記プリント基板10の表面
に当接し、且つ固定されるようになっている。
以上の構成は、第2図に示した従来のプリント基板1と
同様の構成であるが、本考案によるプリント基板10にお
いては、シールド板11は、上記一つの側縁、即ち上縁と
は反対側の側縁、図示の場合下縁には、その隅部Aが第
1図(C)に示すように下方にほぼ垂直に屈曲せしめら
れて屈曲部12が形成されており、その尖った先端が該プ
リント基板10の表面に点状に接している。
本考案によるプリント基板10は以上のように構成されて
おり、シールド板11は、その上縁については、クランク
状の支持部11a,11bの先端部11a′,11b′がプリント基板
10の表面に当接して固定されることにより、該プリント
基板10に対して所定距離に保持され得る。
また、シールド板11の下縁については、隅部Aにおける
屈曲部12の尖端がプリント基板10の表面に接触すること
により、このプリント基板10の表面に対して所定距離、
即ち該屈曲部12の高さに保持され得ることとなる。
この際、上記屈曲部12はプリント基板10の表面に対して
点接触していることから、プリント基板10の表面が屈曲
部12の接触によりほとんど占有されないので、このプリ
ント基板10の表面が有効に利用され得る。
第3図はシールド板11の変形例を示すもので、屈曲部12
をシールド板11の下縁の隅部にて、三角形の板を外方へ
張り出すことにより一体的に形成したものである。
第1図のようにシールド板11の一部をその隅部で屈曲す
ることなく、このように屈曲部12をシールド板の隅部か
ら外方へ張り出して形成させた場合は、これを屈曲させ
たとき、該シールド板11にて下方のプリント基板10の全
体が覆われ得ることになり、一層好ましい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、シールド板の一側
については、従来と同様にクランク状の支持部の先端部
の裏面がプリント基板表面に当接することにより固定さ
れるが、該シールド板の他側については、該シールド板
の隅部を下方へ屈曲せしめた屈曲部の尖端がプリント基
板に点接触することになる。
このようにして、シールド板がプリント基板に対して所
定距離を隔てて保持されるので、該屈曲部の尖端のプリ
ント基板表面に対する接触面積は僅かなものであり、従
って該プリント基板の表面が導電パターンの形成や回路
部品の実装のために有効に利用され得ることになる。
したがって、プリント基板が大型化するようなことがな
く、コストが低減され得ることになる。かくして、本考
案によれば、プリント基板の表面が有効に利用され得る
ことにより、比較的小型に構成され且つコストが低減さ
れ得る、極めて優れたプリント基板のシールド構造が提
供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシールド構造を有するプリント基
板の一実施例を示しており、(A)は概略断面図,
(B)はシールド板の展開図,(C)はシールド板の平
面図である。 第2図は従来のプリント基板の一例を示しており、
(A)は概略断面,(B)はシールド板の展開図であ
る。 第3図は本考案によるシールド構造を有するプリント基
板の変形例を示しており、(A)は概略断面図,(B)
はシールド板の展開図,(C)はシールド板の平面図で
ある。 10……プリント基板;11……シールド板;11a,11b……支
持部;11a′,11b′……先端部;12……屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板の表面に導電パターン及び各
    種回路部品による回路が構成されており、該回路を覆う
    ように上記プリント基板の表面から所定距離に保持され
    ているシールド板を備えているプリント基板において、 上記シールド板が、一側では、クランク状に屈曲せしめ
    られた支持部の端部の裏面が該プリント基板の表面に当
    接するようにして固定されており、且つ他側では、少な
    くとも一つの隅部が、下方に屈曲せしめられることによ
    って、その三角形状の先端が該プリント基板の表面に対
    して点状に接することにより、所定距離に保持されてい
    ることを特徴とする、プリント基板用シールド構造。
JP1990005366U 1990-01-24 1990-01-24 プリント基板用シールド構造 Expired - Lifetime JPH0648948Y2 (ja)

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JPS516002U (ja) * 1974-07-01 1976-01-17
JPS60129197U (ja) * 1984-02-08 1985-08-30 株式会社ケンウッド シ−ルド板の取付構造

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