JPH0126153Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126153Y2 JPH0126153Y2 JP2682482U JP2682482U JPH0126153Y2 JP H0126153 Y2 JPH0126153 Y2 JP H0126153Y2 JP 2682482 U JP2682482 U JP 2682482U JP 2682482 U JP2682482 U JP 2682482U JP H0126153 Y2 JPH0126153 Y2 JP H0126153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- horizontal
- shield
- circuit board
- shield plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 8
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、高周波回路等をシールドするシー
ルド板に関し、特に1枚の金属板を折曲げ形成す
るシールド板の改良に関する。
ルド板に関し、特に1枚の金属板を折曲げ形成す
るシールド板の改良に関する。
最近のシールド板は、そのコスト面等を考慮し
て1枚の金属板を折曲げ形成する方法により作ら
れている。しかし、この方法によれば、折曲げた
シールド板のたて板とよこ板が突き当たる部分に
すき間ができ、このすき間から電波が洩れるので
シールド板としてのシールド性能は不完全なもの
であつた。
て1枚の金属板を折曲げ形成する方法により作ら
れている。しかし、この方法によれば、折曲げた
シールド板のたて板とよこ板が突き当たる部分に
すき間ができ、このすき間から電波が洩れるので
シールド板としてのシールド性能は不完全なもの
であつた。
ゆえに、この考案は、上記欠点を除去した、完
全なシールドのできるシールド板を提供すること
にある。
全なシールドのできるシールド板を提供すること
にある。
この考案は、要約すれば、金属板を折曲げてT
字状に延びるたて板とよこ板を有するよう形成さ
れたシールド板において、そのたて板のよこ板に
突き当たる部分をよこ板の端縁に向かつて湾曲さ
せ、たて板がよこ板に接するよう形成されたシー
ルド板である。
字状に延びるたて板とよこ板を有するよう形成さ
れたシールド板において、そのたて板のよこ板に
突き当たる部分をよこ板の端縁に向かつて湾曲さ
せ、たて板がよこ板に接するよう形成されたシー
ルド板である。
以下にこの考案の構成を図面を参照しつつ実施
例に基づき説明する。第1図はこの考案の一実施
例のシールド板の斜視図であり、第2図はその展
開図、第3図ないし第5図はそれぞれその正面
図、平面図、右側面図を示している。第2図にお
いて、金属板1には2本の切り込み2がつけら
れ、その切り込み方向およびその切り込みと直角
方向にそれぞれ延びる折曲げ線3,4(点線で示
す)が形成される。この第2図の金属板展開図を
折曲げ線3,4に従つて同一方向へ折曲げたもの
が第1図である。第1図においてよこ板5はたて
板6に突き当たり、よこ板5の端縁7はたて板6
の接触面8に接触している。ここに接触面8はよ
こ板5の端縁7方向に湾曲している。この湾曲に
よつて、接触面8とよこ板5の端縁7との接触が
保たれ、すき間がなくなる。また、スリツト10
は接触面8を湾曲容易にするために設けられたも
ので、接触面8上に折曲げ線3に沿つて設けられ
ている。11はこのシールド板に装着する回路基
板への取付用凸部である。この取付用凸部11が
第6図のように回路基板13の穴に挿入され、回
路基板13にはんだ等で接続されるのである。
例に基づき説明する。第1図はこの考案の一実施
例のシールド板の斜視図であり、第2図はその展
開図、第3図ないし第5図はそれぞれその正面
図、平面図、右側面図を示している。第2図にお
いて、金属板1には2本の切り込み2がつけら
れ、その切り込み方向およびその切り込みと直角
方向にそれぞれ延びる折曲げ線3,4(点線で示
す)が形成される。この第2図の金属板展開図を
折曲げ線3,4に従つて同一方向へ折曲げたもの
が第1図である。第1図においてよこ板5はたて
板6に突き当たり、よこ板5の端縁7はたて板6
の接触面8に接触している。ここに接触面8はよ
こ板5の端縁7方向に湾曲している。この湾曲に
よつて、接触面8とよこ板5の端縁7との接触が
保たれ、すき間がなくなる。また、スリツト10
は接触面8を湾曲容易にするために設けられたも
ので、接触面8上に折曲げ線3に沿つて設けられ
ている。11はこのシールド板に装着する回路基
板への取付用凸部である。この取付用凸部11が
第6図のように回路基板13の穴に挿入され、回
路基板13にはんだ等で接続されるのである。
さらに、第1図に示すように、取付用凸部11
の少なくとも1個に、波状の凹凸12を形成して
もよい。この凹凸12は取付用凸部11が回路基
板13上の穴に挿入装着されたときのがたつきを
防ぎ、シールド板と回路基板13とをより密接に
結合するという利点がある。
の少なくとも1個に、波状の凹凸12を形成して
もよい。この凹凸12は取付用凸部11が回路基
板13上の穴に挿入装着されたときのがたつきを
防ぎ、シールド板と回路基板13とをより密接に
結合するという利点がある。
また、シールド板を装着する回路基板が複雑に
なり、シールドすべき回路が多くなれば、たて板
とよこ板の数を増やして、装着する回路基板に適
応するシールド板とすることができるのは当然で
ある。
なり、シールドすべき回路が多くなれば、たて板
とよこ板の数を増やして、装着する回路基板に適
応するシールド板とすることができるのは当然で
ある。
なお、回路基板に装着されたシールド板は、第
6図のようにケース14内に入れられ使用され
る。
6図のようにケース14内に入れられ使用され
る。
以上のように、この考案によれば、たて板とよ
こ板の間にすき間が生じないので、シールド空間
相互間に電波の洩れがなくなりシールド特性の良
好なシールド板を提供することができる。さら
に、金属板自体には弾性があるので、湾曲した接
触面8は弾性変形し、回路基板への装着後シール
ド板ががたつかないという効果もあり、加えてシ
ールド板および回路基板は量産される結果微小な
寸法誤差が生じるとしても、当該誤差は前記湾曲
部分の弾性を吸収するため、不良品が少なく安定
した商品を提供することができる。
こ板の間にすき間が生じないので、シールド空間
相互間に電波の洩れがなくなりシールド特性の良
好なシールド板を提供することができる。さら
に、金属板自体には弾性があるので、湾曲した接
触面8は弾性変形し、回路基板への装着後シール
ド板ががたつかないという効果もあり、加えてシ
ールド板および回路基板は量産される結果微小な
寸法誤差が生じるとしても、当該誤差は前記湾曲
部分の弾性を吸収するため、不良品が少なく安定
した商品を提供することができる。
第1図はこの考案の一実施例シールド板の斜視
図であり、第2図はその展開図、第3図ないし第
5図はそれぞれその正面図、平面図、右側面図を
示す。第6図は前記実施例シールド板を回路基板
に装着しケースに納めた場合の説明図である。 図において、1は金属板、2は切り込み、3,
4は折曲げ線、5はよこ板、6はたて板、7はよ
こ板端縁、8はたて板接触面、10はスリツト、
13は回路基板、14はケースを示す。
図であり、第2図はその展開図、第3図ないし第
5図はそれぞれその正面図、平面図、右側面図を
示す。第6図は前記実施例シールド板を回路基板
に装着しケースに納めた場合の説明図である。 図において、1は金属板、2は切り込み、3,
4は折曲げ線、5はよこ板、6はたて板、7はよ
こ板端縁、8はたて板接触面、10はスリツト、
13は回路基板、14はケースを示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属板に少なくとも1本の切り込みをつけ、そ
の切り込み方向およびその切り込みと直角方向に
それぞれ延びる2本の折曲げ線によつて金属板を
折曲げ、T字状に延びるたて板とよこ板とを有す
るように形成されたシールド板において、 前記たて板の前記よこ板に突き当たる部分をよ
こ板の端縁に向かつて湾曲させ、たて板がよこ板
に接するよう形成されたことを特徴とするシール
ド板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2682482U JPS58129695U (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | シ−ルド板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2682482U JPS58129695U (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | シ−ルド板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58129695U JPS58129695U (ja) | 1983-09-02 |
JPH0126153Y2 true JPH0126153Y2 (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=30038756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2682482U Granted JPS58129695U (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | シ−ルド板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58129695U (ja) |
-
1982
- 1982-02-25 JP JP2682482U patent/JPS58129695U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58129695U (ja) | 1983-09-02 |
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